JPH0919809A - スローアウェイチップ - Google Patents
スローアウェイチップInfo
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- JPH0919809A JPH0919809A JP16768795A JP16768795A JPH0919809A JP H0919809 A JPH0919809 A JP H0919809A JP 16768795 A JP16768795 A JP 16768795A JP 16768795 A JP16768795 A JP 16768795A JP H0919809 A JPH0919809 A JP H0919809A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- throw
- cutting
- cutting edge
- breaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切屑の分断処理性を良好にする。
【解決手段】 超硬合金製のチップ本体1aのノーズ5
に、超高圧焼結体からなる切刃チップ15をろう付けす
る。チップ本体1aのすくい面10には凸曲面12及び
立ち上がり面11からなる3次元ブレーカ13を形成す
る。切刃チップ15とチップ本体1aの接続部cは、凸
曲面12の隆起面12aの付け根付近に設ける。スロー
アウェイチップ1は、焼き入れ鋼等の高硬度材料または
アルミや銅等の非鉄材料を2mm程度以下の低切込みで
切削するのに用いる。
に、超高圧焼結体からなる切刃チップ15をろう付けす
る。チップ本体1aのすくい面10には凸曲面12及び
立ち上がり面11からなる3次元ブレーカ13を形成す
る。切刃チップ15とチップ本体1aの接続部cは、凸
曲面12の隆起面12aの付け根付近に設ける。スロー
アウェイチップ1は、焼き入れ鋼等の高硬度材料または
アルミや銅等の非鉄材料を2mm程度以下の低切込みで
切削するのに用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼き入れ鋼等の高
硬度材料や、アルミニウムや銅等軟質の非鉄材料等を切
削加工するのに用いられるスローアウェイチップに関す
る。
硬度材料や、アルミニウムや銅等軟質の非鉄材料等を切
削加工するのに用いられるスローアウェイチップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、工具本体に着脱可能なスローアウ
ェイチップを取り付けて、被削材の切削加工をする切削
工具が広く採用されている。このようなスローアウェイ
チップの一種に、炭素鋼や合金等の各種焼き入れ鋼等の
高硬度材料等を切削加工するものとして、平行平板状の
チップ本体のノーズにCBN焼結体等の超高圧焼結体か
らなる切刃チップをろう付け等によって固定したものが
ある。このような硬度の高い材質の被削材を、このスロ
ーアウェイチップを用いて切削加工する場合、被削材の
硬度が高いために、生成される切屑は自動的に切れたり
して分断され易く、スチール等を切削加工する場合と比
較して、その切屑処理が容易である。又、アルミニウム
や銅等の軟質の非鉄材料を切削加工する場合も、同様
に、生成される切屑は自動的に分断され易く、その処理
が容易である。
ェイチップを取り付けて、被削材の切削加工をする切削
工具が広く採用されている。このようなスローアウェイ
チップの一種に、炭素鋼や合金等の各種焼き入れ鋼等の
高硬度材料等を切削加工するものとして、平行平板状の
チップ本体のノーズにCBN焼結体等の超高圧焼結体か
らなる切刃チップをろう付け等によって固定したものが
ある。このような硬度の高い材質の被削材を、このスロ
ーアウェイチップを用いて切削加工する場合、被削材の
硬度が高いために、生成される切屑は自動的に切れたり
して分断され易く、スチール等を切削加工する場合と比
較して、その切屑処理が容易である。又、アルミニウム
や銅等の軟質の非鉄材料を切削加工する場合も、同様
に、生成される切屑は自動的に分断され易く、その処理
が容易である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな高硬度材料や非鉄材料等の被削材を切削加工する場
合でも、例えば焼き入れ鋼を2mm程度までの(低)切
込みで切削加工しようとすると、切屑は比較的薄いため
に切れずに線状又は帯状に延びてしまう。このような場
合、この種のスローアウェイチップでは、すくい面が平
面状とされているから、切屑の折れや分断が行われず、
切屑が工作機械に絡まったり、加工面を傷つけたりする
という問題があった。又、走行する切屑が切刃チップと
チップ本体との接続部を擦過することで、超硬合金製の
チップ本体の寿命が短くなったり、或いは切刃チップが
剥がれ易くなったりする欠点もあった。
うな高硬度材料や非鉄材料等の被削材を切削加工する場
合でも、例えば焼き入れ鋼を2mm程度までの(低)切
込みで切削加工しようとすると、切屑は比較的薄いため
に切れずに線状又は帯状に延びてしまう。このような場
合、この種のスローアウェイチップでは、すくい面が平
面状とされているから、切屑の折れや分断が行われず、
切屑が工作機械に絡まったり、加工面を傷つけたりする
という問題があった。又、走行する切屑が切刃チップと
チップ本体との接続部を擦過することで、超硬合金製の
チップ本体の寿命が短くなったり、或いは切刃チップが
剥がれ易くなったりする欠点もあった。
【0004】本発明は、このような課題に鑑みて、被削
材の切削加工時に切屑の折れや切断等による切屑処理が
良好な、切刃チップを固着したタイプのスローアウェイ
チップを提供することを目的とするものである。又、本
発明の他の目的は、高硬度材料や非鉄材料などの被削材
の切れずに延びる切屑の処理を良好に行えるようにし
た、切刃チップを固着したタイプのスローアウェイチッ
プを提供することである。
材の切削加工時に切屑の折れや切断等による切屑処理が
良好な、切刃チップを固着したタイプのスローアウェイ
チップを提供することを目的とするものである。又、本
発明の他の目的は、高硬度材料や非鉄材料などの被削材
の切れずに延びる切屑の処理を良好に行えるようにし
た、切刃チップを固着したタイプのスローアウェイチッ
プを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるスローアウ
ェイチップは、チップ本体のノーズに、超高圧焼結体か
らなる切刃チップが装着され、チップ本体の切刃チップ
のすくい面には3次元ブレーカが形成されて成ることを
特徴とするものである。又、切刃チップは、3次元ブレ
ーカの隆起部の付け根付近まで延在することを特徴とす
るものである。又、3次元ブレーカのノーズに位置する
部分は、垂直の面として形成されていてもよい。又、チ
ップ本体は、超硬合金からなっている。又、超高圧焼結
体は、CBN焼結体又はダイヤモンド焼結体からなって
いる。又、スローアウェイチップは、焼き入れ鋼等の高
硬度材料またはアルミや銅等の非鉄材料を切削するのに
用いられることを特徴とするものである。しかも、上述
のような被削材を2mm程度以下の低切込みで切削し
て、線状又は帯状に延びる切屑が生じる場合の切削に用
いられる。
ェイチップは、チップ本体のノーズに、超高圧焼結体か
らなる切刃チップが装着され、チップ本体の切刃チップ
のすくい面には3次元ブレーカが形成されて成ることを
特徴とするものである。又、切刃チップは、3次元ブレ
ーカの隆起部の付け根付近まで延在することを特徴とす
るものである。又、3次元ブレーカのノーズに位置する
部分は、垂直の面として形成されていてもよい。又、チ
ップ本体は、超硬合金からなっている。又、超高圧焼結
体は、CBN焼結体又はダイヤモンド焼結体からなって
いる。又、スローアウェイチップは、焼き入れ鋼等の高
硬度材料またはアルミや銅等の非鉄材料を切削するのに
用いられることを特徴とするものである。しかも、上述
のような被削材を2mm程度以下の低切込みで切削し
て、線状又は帯状に延びる切屑が生じる場合の切削に用
いられる。
【0006】従って、超高圧焼結体からなる切刃チップ
の刃先で、切屑が切れずに延びる程度の切込みで切削が
行われ、切屑が分断されずに延びても、すくい面の3次
元ブレーカに衝突して折曲げられ、順次分断されるの
で、切屑の処理が良好になる。又、切刃チップが3次元
ブレーカの隆起部の付け根付近まで延在するから、切屑
は3次元ブレーカの隆起部に衝突するまで、切刃チップ
とチップ本体との接続部を擦ることがなく、そのために
チップ本体の接続部が擦過されてその寿命が短くなった
り、切刃チップが剥がれ易くなるということがない。
又、0.5mm程度の低切込み時には、垂直の面をなす
3次元ブレーカで分断される。又、スローアウェイチッ
プは、焼き入れ鋼等の高硬度材料またはアルミニウムや
銅等の非鉄材料等の切削時に自動的に分断されやすい被
削材を、切屑が分断されずに延びるような切込みで切削
するのに用いられ、このような帯状又は線状に延びる切
屑を3次元ブレーカで容易に分断し、切屑処理できる。
の刃先で、切屑が切れずに延びる程度の切込みで切削が
行われ、切屑が分断されずに延びても、すくい面の3次
元ブレーカに衝突して折曲げられ、順次分断されるの
で、切屑の処理が良好になる。又、切刃チップが3次元
ブレーカの隆起部の付け根付近まで延在するから、切屑
は3次元ブレーカの隆起部に衝突するまで、切刃チップ
とチップ本体との接続部を擦ることがなく、そのために
チップ本体の接続部が擦過されてその寿命が短くなった
り、切刃チップが剥がれ易くなるということがない。
又、0.5mm程度の低切込み時には、垂直の面をなす
3次元ブレーカで分断される。又、スローアウェイチッ
プは、焼き入れ鋼等の高硬度材料またはアルミニウムや
銅等の非鉄材料等の切削時に自動的に分断されやすい被
削材を、切屑が分断されずに延びるような切込みで切削
するのに用いられ、このような帯状又は線状に延びる切
屑を3次元ブレーカで容易に分断し、切屑処理できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明の第一の実施の
形態によるスローアウェイチップの平面図、図2は図1
のノーズのA−A線断面図である。図中、スローアウェ
イチップ1のチップ本体1aは、例えば超硬合金等の硬
質材料を多角形板状(図ではひし形板状)に形成してな
るものであり、その中央に上面2と下面3を貫通するネ
ジ止め用の取付穴4が穿設されている。図1において、
対向する鋭角の一対のコーナーはノーズ5,5とされ、
チップ1の四周側面と上面2(及び下面3)との交差部
は稜線6とされている。
図面に基づいて説明する。図1は本発明の第一の実施の
形態によるスローアウェイチップの平面図、図2は図1
のノーズのA−A線断面図である。図中、スローアウェ
イチップ1のチップ本体1aは、例えば超硬合金等の硬
質材料を多角形板状(図ではひし形板状)に形成してな
るものであり、その中央に上面2と下面3を貫通するネ
ジ止め用の取付穴4が穿設されている。図1において、
対向する鋭角の一対のコーナーはノーズ5,5とされ、
チップ1の四周側面と上面2(及び下面3)との交差部
は稜線6とされている。
【0008】上面2において、取付穴4の周囲が平坦な
ボス面7とされ、ボス面7の外周側は、各コーナー方向
と各辺をなす稜線6の中央部方向とにそれぞれ突出して
延びている。四周の稜線6にはほぼ全周に亘って平坦ラ
ンド8が形成され、その中央側はほぼ全周に亘って、平
坦ランド8及びボス面7より低められたすくい面10が
形成され、平坦ランド8からボス面7側に漸次下面3方
向に近付く傾斜面とされている。そして、すくい面10
から、上り方向に急傾斜してボス面7に連結される立ち
上がり面11が形成されることで、すくい面10とボス
面7とが接続されている。
ボス面7とされ、ボス面7の外周側は、各コーナー方向
と各辺をなす稜線6の中央部方向とにそれぞれ突出して
延びている。四周の稜線6にはほぼ全周に亘って平坦ラ
ンド8が形成され、その中央側はほぼ全周に亘って、平
坦ランド8及びボス面7より低められたすくい面10が
形成され、平坦ランド8からボス面7側に漸次下面3方
向に近付く傾斜面とされている。そして、すくい面10
から、上り方向に急傾斜してボス面7に連結される立ち
上がり面11が形成されることで、すくい面10とボス
面7とが接続されている。
【0009】ノーズ5において、立ち上がり面11及び
ボス面7がコーナー方向に平面視略三角形状に延びてお
り、この三角形状の底辺側両側において、立ち上がり面
11は取付穴4側に凹部をなす湾曲部11a,11aが
形成されている。更に、ノーズ5のすくい面10には、
ボス面7と同等の高さを有する平面視略ハート形の凸曲
面12が形成されている。凸曲面12と一対の湾曲部1
1a間では、すくい面10は、その谷線10aから立ち
上がり面11方向に上り傾斜をなす傾斜面10bとされ
ている。これらすくい面10,10bから立ち上がり面
11にかけての領域、凸曲面12及び立ち上がり面11
は、3次元ブレーカ13を構成する。
ボス面7がコーナー方向に平面視略三角形状に延びてお
り、この三角形状の底辺側両側において、立ち上がり面
11は取付穴4側に凹部をなす湾曲部11a,11aが
形成されている。更に、ノーズ5のすくい面10には、
ボス面7と同等の高さを有する平面視略ハート形の凸曲
面12が形成されている。凸曲面12と一対の湾曲部1
1a間では、すくい面10は、その谷線10aから立ち
上がり面11方向に上り傾斜をなす傾斜面10bとされ
ている。これらすくい面10,10bから立ち上がり面
11にかけての領域、凸曲面12及び立ち上がり面11
は、3次元ブレーカ13を構成する。
【0010】そして、一方(両方でもよい)のノーズ5
においては、凸曲面12のコーナー側隆起面12aの付
け根まで切り欠かれて段部14が形成され、この段部1
4に略三角形板状の切刃チップ15がろう付け等で固定
されていて、その上面先端側のコーナーをなす稜線が切
刃15aとされている。この切刃15aによって被削材
の切削が行われる。本実施例による切刃チップ15は、
凸曲面12とすくい面10との境界領域と同等の高さに
切刃15a及び上面が位置するようにろう付けされてい
る。切刃チップ15は、CBN焼結体(又はダイヤモン
ド焼結体等の超高圧焼結体でもよい)によって構成され
ている。
においては、凸曲面12のコーナー側隆起面12aの付
け根まで切り欠かれて段部14が形成され、この段部1
4に略三角形板状の切刃チップ15がろう付け等で固定
されていて、その上面先端側のコーナーをなす稜線が切
刃15aとされている。この切刃15aによって被削材
の切削が行われる。本実施例による切刃チップ15は、
凸曲面12とすくい面10との境界領域と同等の高さに
切刃15a及び上面が位置するようにろう付けされてい
る。切刃チップ15は、CBN焼結体(又はダイヤモン
ド焼結体等の超高圧焼結体でもよい)によって構成され
ている。
【0011】本実施の形態は上述のように構成されてい
るから、このスローアウェイチップ1を用いて、切刃チ
ップ15の部分で被削材の切削をしようとする場合、被
削材が例えば焼き入れ鋼等の高硬度材料であって、凸曲
面12がコーナーに近接した位置に設けられているため
に、生成される切屑は線状又は帯状に延びる。例えば
0.5mm程度以下の低切込みの場合には、すくい面1
0上を走行し、凸曲面12の隆起面12aに当接して折
り曲げられる等して分断されて、切屑処理性が向上す
る。又、例えば2mm程度以下の高切込みの場合には、
切屑は凸曲面12から立ち上がり面11にかけてのブレ
ーカ13の領域で分断されることになる。
るから、このスローアウェイチップ1を用いて、切刃チ
ップ15の部分で被削材の切削をしようとする場合、被
削材が例えば焼き入れ鋼等の高硬度材料であって、凸曲
面12がコーナーに近接した位置に設けられているため
に、生成される切屑は線状又は帯状に延びる。例えば
0.5mm程度以下の低切込みの場合には、すくい面1
0上を走行し、凸曲面12の隆起面12aに当接して折
り曲げられる等して分断されて、切屑処理性が向上す
る。又、例えば2mm程度以下の高切込みの場合には、
切屑は凸曲面12から立ち上がり面11にかけてのブレ
ーカ13の領域で分断されることになる。
【0012】しかも、切刃チップ15とチップ本体1a
のすくい面10との接続部cが、凸曲面12の隆起面1
2aの付け根付近にあるために、走行する切屑はここで
カールされたり、折曲げられて分断されることによっ
て、この接続部cが擦過されることがほとんどなくな
る。そのために、チップ本体1aの寿命が短くなった
り、或いは切刃チップ15が剥がれ易くなることがな
い。このようにして、切削時に生成される切屑は、順次
3次元ブレーカ13に衝突して、折り曲げられる等して
分断され、工作機械に絡みついたり、被削材の加工面を
傷つけたりすることなく、良好に排出処理される。又、
被削材がアルミニウムや銅等の非鉄材料であっても、同
様の切込み量で、同様に切屑は延びるが、3次元ブレー
カ13によって切断して処理できる。
のすくい面10との接続部cが、凸曲面12の隆起面1
2aの付け根付近にあるために、走行する切屑はここで
カールされたり、折曲げられて分断されることによっ
て、この接続部cが擦過されることがほとんどなくな
る。そのために、チップ本体1aの寿命が短くなった
り、或いは切刃チップ15が剥がれ易くなることがな
い。このようにして、切削時に生成される切屑は、順次
3次元ブレーカ13に衝突して、折り曲げられる等して
分断され、工作機械に絡みついたり、被削材の加工面を
傷つけたりすることなく、良好に排出処理される。又、
被削材がアルミニウムや銅等の非鉄材料であっても、同
様の切込み量で、同様に切屑は延びるが、3次元ブレー
カ13によって切断して処理できる。
【0013】以上のように本実施の形態によれば、焼き
入れ鋼等の高硬度材料や、アルミニウムや銅等の軟質の
非鉄材料を、CBN焼結体からなる切刃チップ15を用
いて2mm程度以下の切込みで切削する場合に、長く延
びようとする切屑を3次元ブレーカ13で順次分断し
て、良好に排出処理することができる。しかも、切刃チ
ップ15とチップ本体1aとの接続部cを切屑が擦過し
ないから、チップ本体の損耗が少なく、切刃チップ15
が剥がれ易くなることもないので、チップ本体1a及び
切刃チップ15の寿命が長くなるという利点もある。
入れ鋼等の高硬度材料や、アルミニウムや銅等の軟質の
非鉄材料を、CBN焼結体からなる切刃チップ15を用
いて2mm程度以下の切込みで切削する場合に、長く延
びようとする切屑を3次元ブレーカ13で順次分断し
て、良好に排出処理することができる。しかも、切刃チ
ップ15とチップ本体1aとの接続部cを切屑が擦過し
ないから、チップ本体の損耗が少なく、切刃チップ15
が剥がれ易くなることもないので、チップ本体1a及び
切刃チップ15の寿命が長くなるという利点もある。
【0014】図3及び図4は第二の実施の形態を示すも
のであり、本形態においては、CBN焼結体で構成され
る切刃チップ17は、第一の実施の形態のものより大き
い、略三角形板状に形成されている。そのため、切刃チ
ップ17がろう付け等で装着される先端コーナーの段部
18は凸曲面12を略半分ほど切り欠く大きさとされて
いる。しかも、この切刃チップ17の上面は凸曲面12
より高さが低く、凸曲面12の切り欠かれた垂直な切断
面12aは3次元ブレーカ13の一部を構成する。本実
施の形態は、特に0.5mm程度の比較的低切込みに有
効であり、この場合、切刃チップ17の切刃17aで切
削生成された切屑は、凸曲面12の切断面12aに衝突
して折曲げられ、確実に分断されて、良好に排出され
る。
のであり、本形態においては、CBN焼結体で構成され
る切刃チップ17は、第一の実施の形態のものより大き
い、略三角形板状に形成されている。そのため、切刃チ
ップ17がろう付け等で装着される先端コーナーの段部
18は凸曲面12を略半分ほど切り欠く大きさとされて
いる。しかも、この切刃チップ17の上面は凸曲面12
より高さが低く、凸曲面12の切り欠かれた垂直な切断
面12aは3次元ブレーカ13の一部を構成する。本実
施の形態は、特に0.5mm程度の比較的低切込みに有
効であり、この場合、切刃チップ17の切刃17aで切
削生成された切屑は、凸曲面12の切断面12aに衝突
して折曲げられ、確実に分断されて、良好に排出され
る。
【0015】図5及び図6は第三の実施の形態を示すも
のであり、本実施の形態においては、CBN焼結体で構
成される切刃チップ20は、細長い板状に形成され、チ
ップ本体1aの稜線6から凸曲面12に接する程度の幅
で、ノーズ5の先端コーナーRから一方の稜線6に沿っ
て、立ち上がり面11の湾曲部11aあたり迄延在し
て、同様の長板形状の段部21にろう付け等で固着され
ている。本実施の形態による切刃チップ20は、凸曲面
12とすくい面10との境界領域と同等の高さに切刃2
0a及び上面が位置するようにろう付けされている。本
実施の形態では、2mm程度の比較的高切込みの場合に
特に有効であり、切刃20aが被削材に接触して負荷の
かかる領域に広く延在することになる。しかも、この切
刃20aに対応する3次元ブレーカ13が凸曲面12及
び立ち上がり面11として位置することで、切屑の分断
が確実に行われる。
のであり、本実施の形態においては、CBN焼結体で構
成される切刃チップ20は、細長い板状に形成され、チ
ップ本体1aの稜線6から凸曲面12に接する程度の幅
で、ノーズ5の先端コーナーRから一方の稜線6に沿っ
て、立ち上がり面11の湾曲部11aあたり迄延在し
て、同様の長板形状の段部21にろう付け等で固着され
ている。本実施の形態による切刃チップ20は、凸曲面
12とすくい面10との境界領域と同等の高さに切刃2
0a及び上面が位置するようにろう付けされている。本
実施の形態では、2mm程度の比較的高切込みの場合に
特に有効であり、切刃20aが被削材に接触して負荷の
かかる領域に広く延在することになる。しかも、この切
刃20aに対応する3次元ブレーカ13が凸曲面12及
び立ち上がり面11として位置することで、切屑の分断
が確実に行われる。
【0016】図7及び図8は第四の実施の形態を示すも
のであり、本実施の形態においては、CBN焼結体で構
成される切刃チップ23は、稜線6から凸曲面12に接
する程度の幅で、ノーズ5の両側の稜線6,6に沿って
略V字型板状に形成されて、これと同一形状の段部24
にろう付け等で固着されている。このような切刃チップ
23の構成によれば、両サイドの切刃23a,23aで
それぞれ第三の実施の形態と同様に切削することがで
き、経済性が向上してコストダウンにつながる利点があ
る。
のであり、本実施の形態においては、CBN焼結体で構
成される切刃チップ23は、稜線6から凸曲面12に接
する程度の幅で、ノーズ5の両側の稜線6,6に沿って
略V字型板状に形成されて、これと同一形状の段部24
にろう付け等で固着されている。このような切刃チップ
23の構成によれば、両サイドの切刃23a,23aで
それぞれ第三の実施の形態と同様に切削することがで
き、経済性が向上してコストダウンにつながる利点があ
る。
【0017】次に、本発明の第五の実施の形態を図9及
び図10により説明する。図9は本実施の形態によるス
ローアウェイチップのノーズの拡大平面図、図10は図
9のE−E線断面図である。図に示すスローアウェイチ
ップ26において、チップ本体26aの稜線6の中央側
には平坦ランド8が稜線6側から中央側に向けて上り傾
斜面で形成され、更にその中央側に平坦面27、下り方
向に第一傾斜面28、水平面29、緩やかな凹面状の第
二傾斜面30等が、中央側の取付穴4に向けて順次形成
されている。そして、図9及び図10に示すノーズ5に
おいて、第二傾斜面30上に平面視円形の凸曲面31が
形成され、3次元ブレーカを構成している。しかも、ノ
ーズ5は先端のコーナーRから凸曲面31の隆起面31
aの付け根にかけて略三角形板状に切り欠かれて、段部
32が形成され、この段部32に、同様に三角形板状の
CBN焼結体で構成された切刃チップ33がろう付けさ
れている。固着状態の切刃チップ33は、その上面がノ
ーズ5の先端方向に向けてチップ本体26の下面から離
れる方向に漸次傾斜するように配設されていて、先端コ
ーナーに沿う稜線に切刃33aが形成されている。
び図10により説明する。図9は本実施の形態によるス
ローアウェイチップのノーズの拡大平面図、図10は図
9のE−E線断面図である。図に示すスローアウェイチ
ップ26において、チップ本体26aの稜線6の中央側
には平坦ランド8が稜線6側から中央側に向けて上り傾
斜面で形成され、更にその中央側に平坦面27、下り方
向に第一傾斜面28、水平面29、緩やかな凹面状の第
二傾斜面30等が、中央側の取付穴4に向けて順次形成
されている。そして、図9及び図10に示すノーズ5に
おいて、第二傾斜面30上に平面視円形の凸曲面31が
形成され、3次元ブレーカを構成している。しかも、ノ
ーズ5は先端のコーナーRから凸曲面31の隆起面31
aの付け根にかけて略三角形板状に切り欠かれて、段部
32が形成され、この段部32に、同様に三角形板状の
CBN焼結体で構成された切刃チップ33がろう付けさ
れている。固着状態の切刃チップ33は、その上面がノ
ーズ5の先端方向に向けてチップ本体26の下面から離
れる方向に漸次傾斜するように配設されていて、先端コ
ーナーに沿う稜線に切刃33aが形成されている。
【0018】図11は、第二の実施の形態の構成を異な
る形状のスローアウェイチップに採用した図を示すもの
であり、この実施の形態では、スローアウェイチップ3
5のチップ本体35aは略ひし形板状に形成されてい
て、上面36の一対のコーナーにノーズ36a,36a
が設けられている。このノーズ36aには取付穴37の
周囲のボス面38が延在して、突部38aが設けられて
いる。上面36の稜線36bから中央側にはすくい面3
9が形成され、このすくい面39は、中央側で上り方向
に急傾斜して突部38aに接続されて、立ち上がり面4
0が形成されている。本形態においては、少なくとも一
方のノーズ36aに、この突部38aを切り欠いて形成
された段部に、例えばCBN焼結体で形成された切刃チ
ップ42がろう付けされている。しかも、この切刃チッ
プ42の切刃42a及び上面は突部38aの垂直の切断
面38bより低い位置に形成されている。本実施の形態
の構成においても、上述の第二の実施の形態と同様の作
用及び効果を得られる。
る形状のスローアウェイチップに採用した図を示すもの
であり、この実施の形態では、スローアウェイチップ3
5のチップ本体35aは略ひし形板状に形成されてい
て、上面36の一対のコーナーにノーズ36a,36a
が設けられている。このノーズ36aには取付穴37の
周囲のボス面38が延在して、突部38aが設けられて
いる。上面36の稜線36bから中央側にはすくい面3
9が形成され、このすくい面39は、中央側で上り方向
に急傾斜して突部38aに接続されて、立ち上がり面4
0が形成されている。本形態においては、少なくとも一
方のノーズ36aに、この突部38aを切り欠いて形成
された段部に、例えばCBN焼結体で形成された切刃チ
ップ42がろう付けされている。しかも、この切刃チッ
プ42の切刃42a及び上面は突部38aの垂直の切断
面38bより低い位置に形成されている。本実施の形態
の構成においても、上述の第二の実施の形態と同様の作
用及び効果を得られる。
【0019】尚、上述の実施の形態では、各スローアウ
ェイチップ1、35のチップ本体1a,35aの材質と
して超硬合金を用いているが、これに限定されることな
くサーメット等でもよい。又、凸曲面12,31の隆起
面12a,31aは隆起部を構成する。又、実施例で
は、各切刃チップ20,23,42としてCBN焼結体
を用いたが、これに限定されることなく、ダイヤモンド
焼結体等の超高圧焼結体を用いることができる。
ェイチップ1、35のチップ本体1a,35aの材質と
して超硬合金を用いているが、これに限定されることな
くサーメット等でもよい。又、凸曲面12,31の隆起
面12a,31aは隆起部を構成する。又、実施例で
は、各切刃チップ20,23,42としてCBN焼結体
を用いたが、これに限定されることなく、ダイヤモンド
焼結体等の超高圧焼結体を用いることができる。
【0020】
【発明の効果】上述のように本発明に係るスローアウェ
イチップは、チップ本体のノーズ部分に、超高圧焼結体
からなる切刃チップが装着され、チップ本体の切刃チッ
プのすくい面には3次元ブレーカが形成されて成ること
を特徴とするから、切刃チップの切刃で、低切込みの切
削が行われて切屑が切れずに線状又は帯状に延びても、
すくい面の3次元ブレーカに衝突して折曲げられ、順次
分断されるので、切屑の処理が良好になる。又、切刃チ
ップは、3次元ブレーカの隆起部の付け根付近まで延在
するから、切屑は切刃チップとチップ本体との接続部を
擦ることなく、3次元ブレーカの隆起部に衝突して分断
されるから、チップ本体と切刃チップとの接続部が擦過
されてチップ本体が損傷することがなく、切刃チップが
剥がれ易くなることもないので、切刃チップやチップ本
体の寿命が向上する。又、スローアウェイチップは、焼
き入れ鋼等の高硬度材料またはアルミや銅等の非鉄材料
を切削するのに用いられるから、これら自動的に分断さ
れ易い被削材の切削時に、切屑が分断されずに延びるよ
うな低切込みで切削され、このような帯状又は線状に延
びる切屑を3次元ブレーカで容易に分断し、切屑処理で
きる。
イチップは、チップ本体のノーズ部分に、超高圧焼結体
からなる切刃チップが装着され、チップ本体の切刃チッ
プのすくい面には3次元ブレーカが形成されて成ること
を特徴とするから、切刃チップの切刃で、低切込みの切
削が行われて切屑が切れずに線状又は帯状に延びても、
すくい面の3次元ブレーカに衝突して折曲げられ、順次
分断されるので、切屑の処理が良好になる。又、切刃チ
ップは、3次元ブレーカの隆起部の付け根付近まで延在
するから、切屑は切刃チップとチップ本体との接続部を
擦ることなく、3次元ブレーカの隆起部に衝突して分断
されるから、チップ本体と切刃チップとの接続部が擦過
されてチップ本体が損傷することがなく、切刃チップが
剥がれ易くなることもないので、切刃チップやチップ本
体の寿命が向上する。又、スローアウェイチップは、焼
き入れ鋼等の高硬度材料またはアルミや銅等の非鉄材料
を切削するのに用いられるから、これら自動的に分断さ
れ易い被削材の切削時に、切屑が分断されずに延びるよ
うな低切込みで切削され、このような帯状又は線状に延
びる切屑を3次元ブレーカで容易に分断し、切屑処理で
きる。
【図1】本発明の第一の実施の形態によるスローアウェ
イチップの平面図である。
イチップの平面図である。
【図2】図1のノーズのA−A線断面図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態によるスローアウェ
イチップの要部平面図である。
イチップの要部平面図である。
【図4】図3のノーズのB−B線断面図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態によるスローアウェ
イチップの要部平面図である。
イチップの要部平面図である。
【図6】図5のノーズのC−C線断面図である。
【図7】本発明の第四の実施の形態によるスローアウェ
イチップの要部平面図である。
イチップの要部平面図である。
【図8】図7のノーズのD−D線断面図である。
【図9】本発明の第五の実施の形態によるスローアウェ
イチップの要部平面図である。
イチップの要部平面図である。
【図10】図9のノーズのE−E線断面図である。
【図11】本発明の第六の実施の形態によるスローアウ
ェイチップの平面図である。
ェイチップの平面図である。
1,35 スローアウェイチップ 1a,35a チップ本体 10 すくい面 11 立ち上がり面 12,31 凸曲面 13 3次元ブレーカ 15,20,23,42 切刃チップ c 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一ノ関 修 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社筑波製作所内
Claims (5)
- 【請求項1】 チップ本体のノーズに、超高圧焼結体か
らなる切刃チップが装着され、前記チップ本体のすくい
面には3次元ブレーカが形成されて成るスローアウェイ
チップ。 - 【請求項2】 前記切刃チップは、前記3次元ブレーカ
の隆起部の付け根付近まで延在することを特徴とする請
求項1に記載のスローアウェイチップ。 - 【請求項3】 前記チップ本体は、超硬合金からなるこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載のスローアウェイ
チップ。 - 【請求項4】 前記超高圧焼結体は、CBN焼結体又は
ダイヤモンド焼結体であることを特徴とする請求項1乃
至3のいずれかに記載のスローアウェイチップ。 - 【請求項5】 前記スローアウェイチップは、焼き入れ
鋼等の高硬度材料またはアルミや銅等の非鉄材料を切削
するのに用いられることを特徴とする請求項1乃至4の
いずれかに記載のスローアウェイチップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16768795A JPH0919809A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | スローアウェイチップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16768795A JPH0919809A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | スローアウェイチップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0919809A true JPH0919809A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15854375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16768795A Withdrawn JPH0919809A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | スローアウェイチップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0919809A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008030196A (ja) * | 2007-10-18 | 2008-02-14 | Kyocera Corp | ロウ付けバイト |
CN102581326A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-07-18 | 成都一通密封有限公司 | 一种改进的聚晶金刚石刀片 |
JP6923854B1 (ja) * | 2021-02-26 | 2021-08-25 | 株式会社タンガロイ | 切削インサート |
-
1995
- 1995-07-03 JP JP16768795A patent/JPH0919809A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008030196A (ja) * | 2007-10-18 | 2008-02-14 | Kyocera Corp | ロウ付けバイト |
CN102581326A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-07-18 | 成都一通密封有限公司 | 一种改进的聚晶金刚石刀片 |
JP6923854B1 (ja) * | 2021-02-26 | 2021-08-25 | 株式会社タンガロイ | 切削インサート |
JP2022130806A (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-07 | 株式会社タンガロイ | 切削インサート |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |