JPH0919770A - 自動溶接用予熱装置 - Google Patents

自動溶接用予熱装置

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Publication number
JPH0919770A
JPH0919770A JP19431695A JP19431695A JPH0919770A JP H0919770 A JPH0919770 A JP H0919770A JP 19431695 A JP19431695 A JP 19431695A JP 19431695 A JP19431695 A JP 19431695A JP H0919770 A JPH0919770 A JP H0919770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welded
automatic welding
preheating
speed
rail
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19431695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kawachika
浩史 川近
Noriaki Murakami
憲明 村上
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP19431695A priority Critical patent/JPH0919770A/ja
Publication of JPH0919770A publication Critical patent/JPH0919770A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺の被溶接部材に沿って走行する自動溶接
機と同速度で先行して溶接部を高速で予熱することがで
き、従って予熱時間を短縮できて自動溶接速度を早める
ことができるとともに、溶接部長さ全域に亘って予熱ヒ
ータを配置する必要がなくなる自動溶接用予熱装置を提
供する。 【構成】 長尺の被溶接部材9に沿って敷設されたレー
ル3上を走行する台車1と、同台車1上に装備された高
周波予熱ヒータ5とで構成され、被溶接部材9に沿って
敷設されたレール7上を走行する自動溶接機6と同速度
でかつ同自動溶接機6に先行して走行して被溶接部材9
の溶接部9′を予熱するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動溶接時に長尺の被
溶接部材を予熱する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば橋桁などの長大構造物の製作には
一般に自動溶接が採用されるが、この自動溶接の施工に
当たっては溶接部の健全性を保証するために、長尺の被
溶接部材の溶接部を予熱して所定温度(普通50℃以
上)まで昇温させる必要があり、従来この被溶接部材の
予熱を行う予熱ヒータはガスバーナ又は電気パネルヒー
タが最も一般的である。ところがこれらの予熱ヒータ
は、特に厚板を溶接するような場合にはいずれも短時間
で被溶接部材温度を上昇させる能力が低いので、前もっ
て長尺の被溶接部材の溶接部長さの全域に亘って多数配
置して溶接機が接近するまで予熱を続けておく必要があ
り、従って多数の予熱ヒータの配置準備に多くの時間が
かゝるうえ、予熱温度を保持するために多くの手間を要
し、また長時間の通電が必要で消費電力も増えるなどの
欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、長尺の被溶接部材に沿
って走行する自動溶接機と同速度で先行して溶接部を高
速で予熱することができ、従って予熱時間が短縮できて
自動溶接速度を早めることができるとともに、溶接部長
さ全域に亘って予熱ヒータを配置する必要がなくなって
予熱ヒータの配置準備作業の短縮及び電力の節約がで
き、ひいては準備作業を含む全溶接作業の作業効率の大
幅な向上を図ることができる自動溶接用予熱装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、長
尺の被溶接部材に沿って敷設された第1のレール上を走
行する台車と、同台車上に装備された高速予熱ヒータと
で構成され、被溶接部材に沿って敷設された第2のレー
ル上を走行する自動溶接機と同速度でかつ同自動溶接機
に先行して走行して被溶接部材の溶接部を予熱するよう
にしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明自動溶接用予熱装置においては、第2の
レール上を走行する自動溶接機と同じ速度でかつ同自動
溶接機に先行して、台車を第1のレール上を走行させな
がら台車に装備した高速予熱ヒータで長尺の被溶接部材
の溶接部を順次予熱して行き、溶接部を短時間のうちに
所定の予熱温度に昇温し、同時に後続の自動溶接機で溶
接部を順次溶接する。
【0006】
【実施例】本発明自動溶接用予熱装置の一実施例を図面
について説明すると、図1は本予熱装置の正面図、図2
は同上の側面図、図3は同上の平面図、図4は高周波予
熱ヒータの配置要領の説明図、図5は被溶接部材の昇温
特性の説明図である。図1〜図3において、本予熱装置
は、台車1と高速予熱ヒータである高周波予熱ヒータ5
とで構成される。台車1は基礎8上に設置された橋桁用
部材などの長尺の被溶接部材9に沿って敷設された1対
のレール3上に車輪2を介して走行自在に設置され、そ
の台車本体1a上には門型の架台4を備えている。そし
て複数の高周波予熱ヒータ5が台車本体1aに設けた支
持台1b及び架台4に設けた支持バー4aによって支持
され、被溶接部材9の溶接部9′に近接設置される。ま
た被溶接部材9の水平部にはレール7が敷設され、この
レール7上に溶接熱による歪変形防止のため左右を同時
に溶接するよう2組の自動溶接機6が走行自在に設置さ
れるとともに、そこにトーチ6aが搭載されている。
【0007】次に高周波予熱ヒータ5の配置要領を図4
について説明すると、図4(a)は図1の場合を示し、
水平部材92 の両端に垂直部材91 を溶接する場合で、
4組の高周波予熱ヒータ5を図のように片側に2組づつ
配置して両端を同時予熱して同時溶接する。図4
(b),(c)は底部材93 と垂直部材91 を溶接する
場合で、各部材を傾けて設置し、また2組の高周波予熱
ヒータ5を図のように配置し、片側毎に予熱して個々に
溶接する。
【0008】このような予熱装置を適用した自動溶接手
順を図4(a)の場合を例に説明する。台車1上の4組
の高周波予熱ヒータ5がそれぞれ片側2組づつ配置さ
れ、また被溶接部材9の水平部材92 上に敷設したレー
ル7上には、高周波予熱ヒータ5の後方位置に2組の自
動溶接機6が前後に並んで配置される。作業が開始さ
れ、台車1と自動溶接機6とが連動し、かつ各レール
3,7上を同じ速度で走行を開始すると、先行する台車
1上の高周波予熱ヒータ5が作動して被溶接部材9の溶
接部9′は急速に昇温される。そして溶接部9′が所定
予熱温度に達すると同時に後続の自動溶接機6が作動
し、図では前側の溶接機のトーチ6aで左側溶接部が、
後側の溶接機のトーチ6aで右側溶接部がそれぞれ溶接
される。なおトーチ6aは被溶接部材9に応じ単極〜多
極方式のいずれかを選択するが図では溶接機1台に2組
を装備した2極方式を示している。
【0009】このように左右溶接部に対して予熱と自動
溶接とが同時進行状態で順次実施される。また図4
(b),(c)に示す部位についても、上記と同様の手
順によって予熱及び自動溶接を同時進行状態で実施する
ことができる。
【0010】図5は高周波予熱ヒータ5による被溶接部
材9の加熱部の温度上昇特性を示し、図示のように加熱
側測点m1 ,n1 と裏面側測点m2 ,n2 との間にはΔ
Tの温度差が生じるので、予熱温度はこの裏面温度を目
安とし、普通裏面温度T1 ≧50℃となるように予熱さ
れる。
【0011】かくしてこの自動溶接用予熱装置による
と、後続して走行する自動溶接機6と同速度でかつ自動
溶接機6に先行して台車1を走行させ、同台車1上の高
周波予熱ヒータ5により被溶接部材9の溶接部9′を順
次予熱すると同時に、自動溶接機6で溶接部9′を順次
溶接するようにしたので、短時間で溶接部9′を予熱す
ることができ、自動溶接速度を早めて作業効率の向上を
図ることができるとともに、溶接部9′長さ全域に亘っ
て高周波予熱ヒータ5を配置する必要がなく、準備作業
を含む全溶接作業時間が大幅に短縮されるうえに消費電
力量も大幅に節減される。
【0012】
【発明の効果】要するに本発明によれば、長尺の被溶接
部材に沿って敷設された第1のレール上を走行する台車
と、同台車上に装備された高速予熱ヒータとで構成さ
れ、被溶接部材に沿って敷設された第2のレール上を走
行する自動溶接機と同速度でかつ同自動溶接機に先行し
て走行して被溶接部材の溶接部を予熱するようにしたこ
とにより、長尺の被溶接部材に沿って走行する自動溶接
機と同速度で先行して溶接部を高速で予熱することがで
き、従って予熱時間が短縮できて自動溶接速度を早める
ことができるとともに、溶接部長さ全域に亘って予熱ヒ
ータを配置する必要がなくなって予熱ヒータの配置準備
作業の短縮及び電力の節約ができ、ひいては準備作業を
含む全溶接作業の作業効率の大幅な向上を図ることがで
きる自動溶接用予熱装置を得るから、本発明は産業上極
めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明自動溶接用予熱装置の一実施例の正面図
である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】高周波予熱ヒータの配置要領の説明図である。
【図5】被溶接部材の昇温特性の説明図である。
【符号の説明】
1 台車 1a 台車本体 1b 支持台 2 車輪 3 レール 4 架台 4a 支持バー 5 高周波予熱ヒータ 6 自動溶接機 6a トーチ 7 レール 8 基礎 9 被溶接部材 9′ 溶接部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の被溶接部材に沿って敷設された第
    1のレール上を走行する台車と、同台車上に装備された
    高速予熱ヒータとで構成され、被溶接部材に沿って敷設
    された第2のレール上を走行する自動溶接機と同速度で
    かつ同自動溶接機に先行して走行して被溶接部材の溶接
    部を予熱するようにしたことを特徴とする自動溶接用予
    熱装置。
JP19431695A 1995-07-06 1995-07-06 自動溶接用予熱装置 Withdrawn JPH0919770A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19431695A JPH0919770A (ja) 1995-07-06 1995-07-06 自動溶接用予熱装置

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JP19431695A JPH0919770A (ja) 1995-07-06 1995-07-06 自動溶接用予熱装置

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JPH0919770A true JPH0919770A (ja) 1997-01-21

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ID=16322581

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JP19431695A Withdrawn JPH0919770A (ja) 1995-07-06 1995-07-06 自動溶接用予熱装置

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JP (1) JPH0919770A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102672346A (zh) * 2011-10-27 2012-09-19 上海小糸车灯有限公司 一种摩擦焊预热机构
JP2016221525A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 ヤマネ鉄工建設株式会社 自動予熱装置
JP2020019052A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 株式会社加藤製作所 自動予熱装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016221525A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 ヤマネ鉄工建設株式会社 自動予熱装置
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Effective date: 20021001