JPH09196852A - 検査試料カード - Google Patents

検査試料カード

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JPH09196852A
JPH09196852A JP8120694A JP12069496A JPH09196852A JP H09196852 A JPH09196852 A JP H09196852A JP 8120694 A JP8120694 A JP 8120694A JP 12069496 A JP12069496 A JP 12069496A JP H09196852 A JPH09196852 A JP H09196852A
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する培養ウェル相互の混合を防ぎ、ウェ
ルの気泡を確実に除去する構造の検査試料カードを提供
する。 【解決手段】 カードの両面に液体チャンネルネットワ
ークを備え、隣接する培養ウェル間の分離距離を最大に
した検査試料カードであり、カードには隣接するウェル
の周辺に沿って中空部分を設け、カードを成形する間の
プラスチックの流れを改善する。中空部分は、カード成
形の際のカード表面のニットラインの形成を制御し、隣
接するウェルを架橋して形成されるニットラインを除去
する。これらの特徴によって、隣接するウェル間に生じ
得るクロストークの発生をかなりの程度抑えることので
きるカードを作製し、さらに与えられた寸法のカード
に、より多数のウェルを設けることが可能となる。カー
ドは、改良を加えた気泡トラップも備えており、制限部
分を内部に有する気泡トラップ通路を有している。制限
部分は、気泡トラップの気泡が培養ウェルへ逆戻りする
のを防いでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学システムによ
る分析のため試料を保持する検査試料カード、及びこの
類似装置に関するものである。このような試料カード
は、通常、化学又は生物学の試料試験システムで使用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】検査試料カードは、一般に、さまざまな
配列で配置した小さな複数の試料培養又は反応ウェルを
有している。試料カードには、培養ウェルを液体取り入
れポートに接続する液体通路のネットワークも付いてい
る。カードを製作する際には、カードの一方の側に透明
な接着テープを貼って、ウェルの一方の側を密閉する。
次いで、個々のウェルに、バクテリアのさまざまな培養
培地、或いはさまざまな濃度の異なった抗生物質又はそ
の他の薬剤のような少量の薬品又は試薬を入れる。培養
ウェルに薬品を入れたら、カードのもう一方の側も透明
な接着テープで密閉して、ウェルのもう一方の側も密封
するようにする。
【0003】カードを使用するときには、カードのウェ
ルに試料を、例えば患者から抽出した生体試料を含む液
体を入れる。試料の装填は、ストロー状の移送チューブ
の一端を液体取り入れポートに挿入し、移送チューブの
もう一方の端部を試料が入った試験チューブに入れ、液
体取り入れポートを通して試料が交流できるようにし
て、行うことができる。次いで、試験チューブとカード
/移送チューブのアセンブリを真空チャンバに入れる。
チャンバを真空にし、次いでチャンバを大気に曝す。チ
ャンバを大気に曝す過程で、試験チューブ内の液体は取
り入れポートに入り、液体通路のネットワークを通って
培養ウェルへ入る。
【0004】一般に、カードは小さなウェルに接続した
気泡トラップを備えている。使用者は、気泡トラップが
試料ウェルの上方に位置するようにカードの向きを定
め、カードを軽く叩いてウェルの中の気泡が気泡トラッ
プへ移動するようにする。
【0005】カードを微生物試験に用いる場合には、カ
ードに試料を装填した後にカードを或る期間培養して、
光学システムで読み取りを行う。光学システムは、一般
に或る構成の透過光源を使用してカードのウェルを照光
し、配置した検出装置を使ってウェルを通過した透過光
を測定する。光の透過量は、培養ウェルに入れた試料と
培養培地又は薬剤の間の反応によって決まる。カードの
ウェルの透過測定によって、試料中の未知の薬品、或い
は異なった抗生物質又は他の薬剤に対する薬品の敏感性
の鑑定、或いは試験反応製品の検出を行うことができ
る。
【0006】従来の検査試料カードには、ウェルを30
個有するものがあり、Meyer他の米国特許第4,318,
994 号に記述されている。検査試料カードの全般的な問
題に関する他の特許としては、Aldridge他の米
国特許第3,963,355 号、Fadler他の米国特許第4,
038,151 号、Robinson他の米国特許第5,374,39
5 号、及び、Charles他の米国特許第4,188,280
号と4,116,775 号がある。Charles他の特許は、
Meyer他の特許に記述されている、30個のウェル
を有するカードに使用するカード読み取りシステムにつ
いても記述している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】微生物科学はここ数十
年進歩して、科学者はより多数の細菌学的な試薬を分離
し、これ等の試薬に使用する適当な培養培地及び抗生物
質を設計することができるようになってきている。本発
明は、より多数の培養ウェルを持つ検査試料カードの技
術上の必要からなされたものである。このような必要性
は、鑑定タイプ及び敏感性のタイプのどちらにも当ては
まる。理想的にいえば、再設計したカードは初期の世代
のカードと同じ物理的な寸法と外観を持ち、既存の光学
読み取り装置で読み取れるのが望ましい。
【0008】寸法が決められたカードに多数のウェルを
設けることは、カードに余分なウェルを追加するという
ような単純な問題ではない。むしろ、カードに余分なウ
ェルを追加すると、ウェル相互の交差混合、技術的に
“クロストーク”として知られている現象を発生しやす
くしてしまう恐れがある。隣接するウェルの間の試料又
は試薬の交差混合は、カードを読み取ったときに間違っ
た試験結果を与える可能性がある。例えば、上記したM
eyer他の特許に記述された30個のウェルを有する
カードにさらに余分なウェルを付け加えると、結果とし
て、ウェル相互の混合が生じる可能性がある。サイズを
限定したカードにウェルを増やす難しさを理解するため
に、ウェル間の交差混合の重要な論点及び交差混合が検
査試料カードの性能にどのように影響を与えるかについ
ては、さらに詳述する。
【0009】余分なウェルをカードの与えられた広さの
スペースに配置することによって、ウェルはお互いによ
り接近して配列される。全てのウェルは、カードの液体
チャンネルネットワークによってお互いに間接的に液体
を交流しているので、十分な時間が与えられれば、試
料、培養培地或いは試薬は、液体チャンネルネットワー
クを通して一つのウェルから隣接するウェルへ拡散し、
交差混合が生じる可能性がある。或るタイプのカードは
最大18時間の培養時間を必要とし、これは、ウェルが
互いに近接している場合、交差混合が生じるのに十分な
時間である。従って、カードのウェルの数の増加は、こ
の種の交差混合を避けることへの挑戦を提起しているこ
とになる。
【0010】本発明では、隣接するウェルの間に十分な
(相互接続する液体チャンネルに沿って測定した)分離
距離をとることのできる液体通路ネットワークを設計し
て、この問題を解決し、同時に、カード中のウェルの密
度増加も達成している。
【0011】発明者は、クロストークの問題はカード製
作中に溶融プラスチックがカードの鋳型の中をどのよう
に流れるかで或る程度決まることを発見している。さら
に発明者は、交差混合が、カードの表面に形成し得る非
常に小さな亀裂又はキズに沿って移動する試料媒体によ
ってもたらされ得ることを発見している。“ニットライ
ン”として知られているこれらのキズは、カードを成形
する過程で溶融プラスチック材料の2つの流路が出会っ
たときに必然的に作られる。発明者は、ニットラインの
数が減少するよう、また、ニットラインが隣接するウェ
ル相互間の架橋とならないような方向に向くよう、ニッ
トラインの形成を制御することによって、クロストーク
を最小にできることを認識している。
【0012】従って本発明は、ウェル相互の混合の可能
性をなくすことはしないが、かなりの程度低減する、設
計上の特徴を検査試料カードに施している。上記した特
殊な液体チャンネルネットワークもこれらの特徴に含ま
れている。本発明はさらに新しい中子技術を提供して、
製作中のカード材料の流れを改善し、結果として、ウェ
ル相互の混合を引き起こす原因となるニットラインの制
御又は削除を行う。従って本発明によれば、従来の技術
によるカードよりも与えられた面積当たり多数のウェル
を得ることができ、同時に、交差混合の危険性を低減す
ることができる。
【0013】本発明による独創的な検査試料カードは、
さらに付加的な利点と改善点を有している。上記したよ
うに、試料カード設計の主要な論点の一つは、培養ウェ
ルに気泡が存在する状況をカードがどのように処理する
かということである。気泡の存在は、カードに試料を充
填したときに真空度が完全でなかったか、或いは、試料
をウェルに入れて培養したときに化学反応と生物学的プ
ロセスが進行し、これによる副産物が生じたためであ
る。気泡は透過率の測定を歪める傾向がある。本発明で
は、気泡トラップと試料ウェルに改良を加え、試料ウェ
ルから気泡トラップ内への気泡の移動を容易にし、一旦
気泡トラップに入った気泡が再び培養ウェルに入るのを
防ぐようにした。本発明のこれらの特徴は、透過率測定
の信頼性を大幅に改善している。
【0014】本発明のこれら及びその他の特徴と利点
は、以下の詳細説明でさらに明らかになるであろう。本
発明の目的は、上記した従来技術の検査試料カードにお
ける問題点を解消することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】成形材料で作製した本体
を有する検査試料カードであって、本体は液体流入ポー
ト、第一及び第二の端部領域(前縁及び後縁)、第一及
び第二の側面領域から成る。複数の培養又は反応ウェル
が、第一及び第二の端部領域と第一及び第二の側面領域
の間のカード本体に位置している。カード本体はまた、
液体流入ポートを前記培養ウェルに接続する液体チャン
ネルネットワークを有している。成形工程の間の材料の
流れを改善するために、少なくとも第一及び第二の端部
領域又は第一及び第二の側面領域の一つに中空部分が配
置してある。中空部分はカード製作中の成形材料の流れ
を改善し、カード内の異なったウェル間の混合の可能性
を減らすよう、ニットラインがカードの表面に形成する
のを防止又は制御している。
【0016】実施例において示したように、中空部分は
カードの識別領域の下のカードの側面の一つに沿って配
置されており、培養ウェルの方に突出した複数のダム形
状を含んでいる。ダム形状は、ウェル相互の分離距離が
最短となっている方向に(即ち、ウェルの一列の並びか
らなる方向に)ニットラインが形成されるのを防ぐのに
役立つ。中空部分をカードの端部と両側に沿って形成し
てもよく、同様に、カードの表面にニットラインが形成
されるのを防ぐのに役立ち、隣接するウェルに橋かけを
しないように、ニットラインの形成を制御する。
【0017】本発明の別な見地において、カードは液体
取り入れポートをウェルに連結する液体チャンネルネッ
トワークを有し、カードの上面に配置した第一のセット
の液体チャンネルとカードの底面に配置した第二のセッ
トの液体チャンネルを有している。第一及び第二の液体
チャンネルはカードのウェルのそれぞれの列の複数のウ
ェルに試料液体を供給する。液体チャンネルは、液体チ
ャンネルに沿って測定したときに、隣接するウェルの間
の分離距離が増加するように配置されており、これによ
って隣接するウェル間の混合の危険を低減している。実
施例において示したように、ウェル相互の分離距離は、
サイズが約 3 1/ 2 × 2 1/4 インチの試
料カードで1インチ又はそれ以上である。本発明のさら
に別の見地において、少なくともウェルの一つは気泡ト
ラップ通路を経てウェルと連絡する気泡トラップを持
つ。気泡トラップ通路はウェル端部と気泡トラップ端部
を持ち、気泡トラップ通路のウェル端部の幅は、気泡ト
ラップ通路の気泡トラップ端部の幅よりも広い。漏斗状
の気泡トラップ通路は、気泡トラップ内の気泡の収集を
促進する。気泡トラップ通路と気泡トラップの交点にお
いて、気泡トラップ通路に制限部分を設けている。制限
部分は、気泡トラップ内の気泡が気泡トラップから培養
ウェル内へいくらかでも逆戻りしてしまうのを防ぐ。制
限部分は、鋭角のコーナーとなるように形成するのが望
ましい。
【0018】実施例において示したように、カードの側
面に沿って隆起したレール形状を設けてもよく、カード
を覆う接着テープが磨滅せず、カードを積み重ねるのが
容易になる。粘着テープの磨耗は光学的な測定を妨げ、
磨耗が激しいと接着テープを粗し、ウェル相互の混合の
可能性が増加する。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例による
検査試料カード10の底面12を示した図である。底面
12は、最初に透明な接着テープを貼着して、培養培地
又は他の薬品或いは試薬をウェル26に充填する間、こ
の面を下にして置くので、“底”と称する。図2の平面
図に示すように、検査試料カード10には、後縁13、
前縁15、及び上面14の各部がある。検査試料カード
10は、ダウ・ケミカル社のStyronTM666Dポ
リスチレン結晶又はそれと同等物質から射出成形で製作
するのが望ましい。
【0020】図1、図2、及び図4に示したように、液
体取り入れポート16は、検査試料カード10の側面に
位置し、生物学的な、又は対照用の、或いは化学的な試
料を含む液体がカード10内部に入るための開口部を提
供する。液体取り入れポート16は液体取り入れ通路1
7に接続し、液体取り入れ通路17を通じて取り入れマ
ニホールド18に到る。
【0021】全半径の、浅い(例えば深さ0.012イ
ンチ)溝からなる液体チャンネルネットワーク20が底
面12に設けられ、パターンを構成している。カード1
0に試料を充填する過程では、液体は取り入れマニホー
ルド18から液体チャンネルネットワーク20を通り、
検査試料カード10に配列した複数の培養ウェル26へ
移動する。液体チャンネルネットワーク20は、取り入
れマニホールド18の左右両側にそれぞれ水平に伸びる
一次液体チャンネル22A及び22B、液体チャンネル
22A及び22Bから上方へ伸びる一組の二次液体チャ
ンネル24、及び二次チャンネル24から培養ウェル2
6へ通じる一組の三次液体チャンネル25を有してい
る。
【0022】各培養ウェル26には、気泡トラップ通路
70によって培養ウェル26と通じている気泡トラップ
28がある。気泡トラップ28と気泡トラップ通路70
については、図7から図12までの図を用いて以降で詳
細を述べる。
【0023】図1に示すように、検査試料カード10
は、カードの前縁15に一対の対向する把手スロット4
0を有し、この把手スロット40は検査試料カード10
用のカード読み取り装置(図示せず)の機械で掴む。他
のタイプの読み取り装置用に別の形態の把手を設けるこ
ともできる。カードの前縁15に一対の位置決めノッチ
42が設けてあり、検査試料カード10をカード読み取
り装置の光学システムに適切に照準を合わせ配置するの
を助ける。トレー保持ノッチ44が液体取り入れポート
16に隣接してカード10の側面に設けてある。図1、
図3、及び図6に示すように、配列溝52がカードの底
面に設けてあり、使用者が正しくカードを読み取り装置
に挿入できるようにしている。代わりの挿入及び方向付
けの形態を設けることもできる。
【0024】検査試料カード10の上面14を図2に示
す。上面14にはマニホールド18と通じている第二の
充填チャンネル62溝のセットがある。各々の充填チャ
ンネル62溝はカード貫通供給チャンネル30で終わっ
ており、図2に示すカードの上面14から図1に示す検
査試料カード10の底面12へ貫通している。カード貫
通供給チャンネル30は、液体試料を図1及び7に示す
充填チャンネル76に誘導する。充填チャンネル76は
液体試料を培養ウェル26の中へ誘導する。
【0025】図7に、カード貫通供給チャンネル30か
ら液体試料を受け取る培養ウェル26の様子を詳しく示
す。図11に、カード貫通供給チャンネル30の垂直断
面図を示す。液体試料は、カードの上面から(図2)カ
ードの底面へ(図1)、カード貫通供給チャンネル30
を経て検査試料カード10を貫通し、充填チャンネル7
6に入る。充填チャンネル76は培養ウェル26の底部
75へ達する。
【0026】図1及び図2から、液体チャンネルが検査
試料カード10の両側に設けられている様子がわかる。
特に、図1及び図2から、寸法が約 3 1/ 2 ×
21/ 4 インチの試料カードでは、ウェル26同士を
接続する液体チャンネルに沿ってウェル26相互の距離
を考えると、検査試料カード10の両面の液体チャンネ
ルは少なくとも1インチのウェル26相互の分離距離を
とっていることがわかる。例えば、図2に示したカード
上面14の左側において、充填チャンネル62Aは、液
体試料がカード貫通供給チャンネル30Aを経て培養ウ
ェル26Aへ通る経路となっている。培養ウェル26A
は、カード貫通供給チャンネル30A、充填チャンネル
62Aと62B、及びカード貫通供給チャンネル30B
を通り、培養ウェル26Bと通じている。細長い充填チ
ャンネル62A及び62Bのおかげで、培養ウェル26
A及び26Bのウェル相互の分離距離は、図示した実施
例において約1.5インチとなる。分離距離は充分長い
ので、培養時間が長くても充填チャンネル62A及び6
2Bに沿ったウェル相互の混合の可能性は非常に小さ
い。微生物学的な応用においては、培養及び読み取りの
間、試料はウェルに相当時間おかれる場合が多く、最小
限の望ましい分離距離は液体チャンネルに沿って測定し
て少なくとも0.75インチであり、少なくとも1イン
チが望ましい。分離距離が長いほど、ウェル間の充填チ
ャンネルに沿った液体又は試薬の拡散は起こり難くな
る。
【0027】図1に示したカード底面12の右側におい
て、液体チャンネル23、22B、24A、及び25A
を経た経路によって、培養ウェル26Cと26Dの間に
交差混合を生じる可能性がある。しかし、液体チャンネ
ル23、22B、24A、及び25Aは、培養ウェル2
6Cから培養ウェル26Dまでの距離が1インチより長
くなるように設計してあり、ウェル相互の混合の可能性
をかなりの程度低減している。チャンネル23は“S”
字形をしており、チャンネル22Bからウェル26Cま
での距離を増加させている。さらに、培養ウェル26D
は、液体チャンネル25A及び24Aを経てウェル26
Eと交差混合する可能性のある通路をもっているが、こ
の距離も図示した実施例において少なくとも1インチは
あり、培養ウェル26Eと26Dの間のウェル相互の混
合の可能性をかなりの程度低減している。
【0028】図1及び図2からわかるように、カードの
培養ウェル26は、培養ウェル26からなる列が複数本
並ぶように配置されており、カードの後縁13に隣接す
るウェル26の最後の列33に関連する前記説明からも
理解できるように、それぞれのウェルの列は共通の液体
チャンネルネットワーク20で結ばれている。
【0029】図2に示したように、検査試料カード10
の上面14に識別領域50を設ける。識別領域50は、
一連の“8”の文字パターンを有していて、検査試料カ
ード10に関連する特定の患者又は試験の識別番号を記
入する領域として利用される。識別領域50に隣接して
カードコードブロック51が設けられており、これは、
ブロックに付ける印によってカードのタイプを識別する
11個の識別ブロックから成っている。外部の試験結果
(ETR)をマークするETRマーク位置55も上面1
4に設けられている。
【0030】図1に示されるように、検査試料カード1
0はさらに、前縁15に隣接してウェル26の一並びか
らなる第一の列31を有する。また、一組の長円形の中
空ポケット32が、その長円形の主軸MAが培養ウェル
26の列31の方を向くように配置されている。溶融し
たプラスチックのカード材料は、モールドゲート領域2
1にて鋳型に入る。中空ポケット32は、検査試料カー
ド10を成形する間、材料の流れを促す。特に、カード
10の鋳型には中空ポケット32を作る正のエレメント
があり、培養ウェル26の第一の列31に隣接したニッ
トライン81の形成、また培養ウェル26の主軸MA
(図2)に沿った方向のニットラインの形成を防ぐ(即
ち、カードの表面に沿って測定したウェル間の分離距離
が最も短い、列31の方向)のに役立つ。さらに、図2
に示されるように、一組の長円形の中空ポケット54
が、ウェル26の主軸に平行になるように配置され、培
養ウェル26の最後の列33に隣接してニットライン8
1が形成される可能性を低減している。中空ポケット3
2及び54の深さ(正のエレメントの高さ)は、0.0
7インチが望ましいが、これは特に絶対的なものではな
い。
【0031】図1及び図2には長円形の中空ポケットが
図示されているが、他の形状のものでもよい。但し、図
1及び2の例に示した長円形の中空ポケットのように長
円形か細長い形状のものであって、その主軸が隣接する
ウェルの列の方を向くように配置されるのが望ましい。
中空ポケットは溶融プラスチックの流れを促進し、ニッ
トライン81を制御する。仮にニットライン81が形成
されたとしても、中空ポケットの主軸とほぼ平行に形成
されるようになる。この方向に沿ったカード10表面上
のウェル26相互の分離距離は、他の方向の場合と比較
して最も大きくなっている。
【0032】一次液体チャンネル22A及び22Bに隣
接した検査試料カード10の側面にも、中空部分36及
び38が設けられている。これらの中空部分はカードを
成形する間、検査試料カード10の表面のニットライン
81の形成を制御し、特に、一次液体チャンネル22A
及び22Bに隣接して存在するウェル26近傍のニット
ライン81の形成を制御する。
【0033】図1に示されているように、別の中空部分
34が、前記の中空部分36及び38と対向する側に、
遠方の培養ウェル26の並びに隣接して設けてある。中
空部分34の深さは、カード上面14の識別マークの読
み取りを干渉しないように、0.020と0.050イ
ンチの間が望ましい。望ましい中空部分34の深さは、
0.030インチである。図1に示されているように、
中空部分34はカードの底側に位置し、図2に示す識別
領域50の真後ろにある。0.030インチの深さの中
空部分34であれば、カード読み取り装置の光学システ
ムによって識別領域50、カードコードブロック51、
及びETRマーク位置55の識別情報を読み取る際、不
利な影響はない。
【0034】中空部分34は、カード製作中のカード全
面の溶融プラスチック材料の流れを改善し、カード表面
のニットライン81の形成を制御する。検査試料カード
10を成形する間の材料の流れを改善するため、中空部
分34は、図1に示したように一組のV字形のダム部分
35を有していることが望ましい。ダム部分35(凹み
が例えば0.03インチの中空部分34の延長からな
る)は、ウェル26相互の分離距離が最も短い方向、す
なわち、培養ウェル26の主軸方向へのニットライン8
1の形成を防止する。ニットライン81が形成されたと
しても、通常は、ウェル26の短軸方向に形成され、二
つのウェル26の架橋となるようにニットライン81が
形成される可能性はない。
【0035】上記によって、プラスチックの成形の技術
者であれば、窪んだ中空部分32、34、36、38、
54、及びダム形態35を形成するよう、検査試料カー
ド10の鋳型が有している正のエレメントを理解するこ
とができるであろう。中空部分32を形成するために、
前記の正のエレメントは、ウェル26の列を形成するエ
レメントに隣接して配置した、一組の細長い長円形のエ
レメントから構成される。前記の細長いエレメントは、
ウェル26の列の方向に対して直角方向に、主軸又は長
軸MAを持つ。正のエレメントは、成形の際に鋳型の中
のカード材料の流れを導き、カード表面でのニットライ
ン81の形成を制御する。
【0036】図13では、検査試料カード10の底面1
2の部分を拡大して示し、中空部分がニットライン81
の形成をどのように制御するかを図示している。カード
材料はモールドゲート領域21から鋳型に入る。ニット
ライン81は非常に小さい亀裂であり(図13では厚み
を誇張している)、プラスチック材料がゲート領域21
から中空部分32を形成する正のエレメントの周りに流
入していく際に形成され得る。このような鋳型の中のプ
ラスチックの流れによっては、カード底面12のニット
ライン81は、通常は、ウェル26の長軸WMAに垂直
な方向に形成されやすいが、このニットライン81の形
成方向は、ウェル26相互の分離距離(カードの表面に
沿って測定した距離)が最も小さい方向である。同様の
効果が、中空部分34のダム形状35の他、前記したカ
ードの他の中空部分でも得られる。
【0037】図7及び9に示されるように、培養ウェル
26を取り囲むカード部分78は傾斜した壁部分72を
含み、壁77と協同して気泡トラップ通路70に、漏斗
状の領域を形成する。漏斗状の気泡トラップ通路70は
制限部分74を有し、気泡トラップ通路70と気泡トラ
ップ28の交点に鋭角のコーナーを形成している。試料
カード10を使用する際には、試料液体がカード10に
入り培養ウェル26を満たした後、気泡トラップ28が
培養ウェル26に対して通常斜め上方又は垂直上方に位
置するよう、検査試料カード10を保持する。技術者は
手首を軽く叩いてカードを揺さぶり、培養ウェル26に
ある気泡を気泡トラップ28に揺すって送る。試料液体
の表面張力とメニスカス特性を利用して、鋭角コーナー
の制限部分74は、気泡トラップ28に存在する気泡が
培養ウェル26へ戻るのを防ぐ働きをする。
【0038】気泡トラップ通路70の幾何学図を、略図
で図12に示す。気泡トラップ通路70と気泡トラップ
28の交点において、制限部分74と壁77の間の幅W
1は0.04インチ以下であり、一実施例として0.0
33インチが好ましい。気泡トラップ通路70の入口に
おいて、コーナー79と壁77の間の幅W2はW1より
も大きく、示した実施例では0.066インチである。
相対的に広い幅を有する距離W2は、使用者がカードを
軽く叩いたときにウェル26の気泡が気泡トラップ通路
70と気泡トラップ28に投入されやすくする。狭い幅
W1における制限部分、特に、コーナーの尖った制限部
分74は、気泡が気泡トラップ28から外へ移動し、培
養ウェル26へ戻るのを防ぐ。
【0039】図8に示されるように、液体チャンネル2
5に沿って液体試料を受け取るウェル26の構造は、図
7及び9で説明したウェル26の構造と同様である。図
10に、図7及び8の線10−10に沿った気泡トラッ
プ28の断面を示した。
【0040】カードを積み重ねたときにカードをお互い
に分離するのに使用するレール60も、カード10に付
加した特徴形状の一つである。このレール60は、カー
ドが鋳型から排出され、お互いの上に積み重ねられたと
きに有用である。カードの分離はカードの表面に擦り傷
ができるのを防ぐ。図2、図5、及び図6に示されるよ
うに、カードの一方の側の対向する縁に一対の膨らんだ
レール60が設けてある。膨らんだレール60は、ほぼ
カードの全長にわたって伸びている。膨らんだレール6
0の高さは、カードを積み重ねたときにウェル26を覆
う接着テープが接触するのを防ぐ程度であれば十分であ
る。図示した実施例において、レール60の高さは0.
006インチ又はその前後であれば十分である。斜道6
1の形状は、カードを滑らして積み重ねた状態にしたと
きにレールがお互いに滑るようにして積み重ね操作を容
易にする。
【0041】本試験試料カード10に使用する試料充填
及び光学読み取り装置は、Merieux Vite
k,Inc.,595 Anglum Drive,H
azelwood,Missouri.から入手するこ
とができる。
【0042】前述より、本発明の真の精神と範囲から逸
脱しないで、前記の実施例からある程度の変更が行われ
ることは認められる。例えば、カードの中空部分の位置
は、カードから選ばれた特定材料、ウェル26の位置、
カードの寸法によってある程度変更してよい。さらに、
カードの上面14及び底面12の個々の液体チャンネル
の設計は変えてもよい。例えば、ウェル26の列を構成
する各々のウェル26が、一つおきにカードの上面14
及び底面12の液体チャンネルから液体試料を受け取る
ように、別のパターンでチャンネルを設計してもよく、
これによって適切なウェル26相互の分離距離を達成す
ることもできる。本発明の真の精神と範囲は、添付した
特許請求の範囲で明らかにされており、前述の見解で解
釈されるべきである。
【0043】
【発明の効果】本発明の第一の効果は、前記した液体チ
ャンネルネットワークの配置・構成によって、及び、前
記したようにカードの成形形状に改良を加えて、ニット
ラインの形成を制御し、またその形成を防ぐことによっ
て、隣接する培養ウェル相互のクロストークの発生をか
なりの程度抑えることができることである。
【0044】本発明の第二の効果は、前記のように気泡
トラップ通路を工夫して形成して、気泡トラップ内の気
泡の収集を容易にし、気泡が気泡トラップを離れて培養
ウェルへ再び入るのを防ぐことができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による検査試料カードの一実施例の底面
を示す平面図である。
【図2】本発明による検査試料カードの一実施例の上面
を示す平面図である。
【図3】図1及び図2に示した検査試料カードの側面図
である。
【図4】図3に示した側面と対向する側の検査試料カー
ドの側面図である。
【図5】図1及び図2に示した検査試料カードの端部の
側面図である。
【図6】図5に示した端部と対向する側の検査試料カー
ドの端部の側面図である。
【図7】図1に示した、カード貫通供給チャンネルから
液体試料を受け取る培養ウェルの詳しい平面図である。
【図8】図1に示した、検査試料カード底面の供給チャ
ンネルから試料液体を受け取る培養ウェルの詳しい平面
図である。
【図9】図7及び8の線9−9に沿った培養ウェルの断
面図である。
【図10】図7及び8の線10−10に沿った気泡トラ
ップの断面図である。
【図11】図7のカード貫通供給チャンネルの線11−
11に沿った断面図である。
【図12】 気泡トラップ通路の入口と制限部分の寸法
の関係を示す、気泡トラップ通路を拡大して示した平面
図である。
【図13】中空部分が検査試料カード表面のニットライ
ン形成をどのように制御するかを示す、拡大した検査試
料カードの一部の平面図である。
【符号の説明】
10:検査試料カード 12:底面 13:後縁 14:上面 15:前縁 16:液体取り入れ
ポート 17:液体取り入れ通路 18:取り入れマニ
ホールド 20:液体チャンネルネットワーク 21:モールドゲート領域 22:一次液体チャ
ンネル 23:液体チャンネル 24:二次チャンネ
ル 25:液体チャンネル 26:培養ウェル 28:気泡トラップ 30:カード貫通供
給チャンネル 31:第一の列 32:中空ポケット 33:最後の列 34:中空部分 35:ダム部分 36:中空部分 38:中空部分 40:把手スロット 42:位置決めノッ
チ 44:トレイ保持ノッチ 50:識別領域 51:カードコードブロック 52:配列溝 54:中空ポケット 55:ETRマーク
位置 60:レール 61:斜道 62:第二の充填チャンネル 70:気泡トラップ
通路 72:壁部分 74:制限部分 75:底部 76:充填チャンネ
ル 77:壁 78:カード部分 79:コーナー 81:ニットライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C12M 1/34 C12M 1/34 (72)発明者 ギャリー アール. テグラー アメリカ合衆国 63042 ミズーリ州 ヘ イゼルウッド タウンハウス レイン 918 (72)発明者 ジョン ステイプルズ アメリカ合衆国 63031 ミズーリ州 フ ロリッサント ブルーバード ドライブ 1295

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形材料で作られた本体を持つ検査試料
    カードであり、前記本体は液体流入ポート(16)及び
    第一と第二の端部領域(前縁15及び後縁13)、及び
    第一と第二の側面領域を有し、前記本体は、前記第一及
    び第二の端部領域と前記第一及び第二の側面領域の間に
    形成し配置された複数のウェル(26)を有し、前記本
    体はさらに、前記液体流入ポート(16)を前記ウェル
    (26)に接続する液体チャンネルネットワーク(2
    0)を有している検査試料カードにおいて、異なる前記
    ウェル(26)間の試料混合の可能性を減らすよう、前
    記カードを製作する間の前記成形材料の流れを改善し、
    前記材料にニットライン(81)が形成されるのを防
    ぐ、前記本体の前記第一及び第二の端部領域又は前記第
    一及び第二の側面領域の少なくとも1箇所に設けた、中
    空部分を有することを特徴とする検査試料カード。
  2. 【請求項2】 前記カードの前記第一及び第二の端部領
    域の少なくとも1箇所に配置した中空部分を有する、請
    求項1に記載の検査試料カード。
  3. 【請求項3】 前記ウェル(26)は、前記ウェル(2
    6)の第一の列は前記第一の端部領域に隣接し、前記ウ
    ェル(26)の最後の列は前記第二の端部領域に隣接し
    てなる複数の平行に並んだ列で構成され、前記中空部分
    は、前記第一の列におおよそ平行に隣接して、前記第一
    の端部領域を横断するように配置された中空ポケットの
    第一のセット、及び前記最後の列におおよそ平行に隣接
    して、前記第二の端部領域を横断するように配置された
    中空ポケットの第二のセットからなる、請求項2に記載
    の検査試料カード。
  4. 【請求項4】 前記第一及び第二の中空ポケットが、前
    記第一及び最後の列に垂直になるように配列した長軸を
    なす、細長い長円形の中空ポケットからなる、請求項3
    に記載の検査試料カード。
  5. 【請求項5】 前記ウェル(26)が、複数の平行な列
    に配置された45個のウェル(26)からなる、請求項
    1又は請求項4に記載の検査試料カード。
  6. 【請求項6】 前記中空部分は、前記第一及び第二の側
    面領域の少なくとも1箇所に配置された中空部分からな
    る、請求項1に記載の検査試料カード。
  7. 【請求項7】 前記中空部分は、前記カードの前記中空
    部分と中空部分でない部分の境界に配置した少なくとも
    1つのダム部分を有している、請求項6に記載の検査試
    料カード。
  8. 【請求項8】 前記カードが、上面と前記上面の識別領
    域、及び底面と前記識別領域の下に前記底面の前記中空
    部分を有する、請求項6に記載の検査試料カード。
  9. 【請求項9】 前記中空部分の深さが、0.02から
    0.05インチの間である、請求項8に記載の検査試料
    カード。
  10. 【請求項10】 前記中空部分の深さが、約0.03イ
    ンチである、請求項9に記載の検査試料カード。
  11. 【請求項11】 前記カードが、射出成形した結晶ポリ
    スチレンで作製されている、請求項1に記載のカード。
  12. 【請求項12】 液体流入ポート(16)と第一及び第
    二の端部領域、及び第一と第二の側面領域からなる検査
    試料カードであり、前記本体は、前記第一及び第二の端
    部領域と前記第一及び第二の側面領域の間に形成された
    複数のウェル(26)と、前記液体流入ポート(16)
    を前記ウェル(26)に接続する液体チャンネルネット
    ワーク(20)とを有している検査試料カードにおい
    て、前記ウェル(26)の少なくとも1つは、気泡トラ
    ップ通路を経て前記ウェル(26)と連絡する気泡トラ
    ップを有し、前記気泡トラップ通路はウェル(26)端
    部と気泡トラップ端部を有し、前記ウェル(26)端部
    の幅は前記気泡トラップ端部の幅より大きく、前記気泡
    トラップ通路の前記気泡トラップ端部と前記気泡トラッ
    プの交点は前記気泡トラップ通路に対して制限部分をな
    して形成されており、前記気泡トラップ通路は、前記ウ
    ェル(26)に存在し得る気泡の前記気泡トラップへの
    収集を容易にし、前記制限部分は、気泡が前記気泡トラ
    ップから前記ウェル(26)へ戻るのを防ぐように作製
    した検査試料カード。
  13. 【請求項13】 前記ウェル(26)が、第一の端部及
    び対向する第二の端部からなり、前記気泡トラップは、
    前記第一の端部に隣接して位置し、前記カードはさらに
    前記第二の端部で前記ウェル(26)に入る液体流入通
    路からなる請求項12に記載の検査試料カード。
  14. 【請求項14】 前記カードは複数のウェル(26)を
    有し、各々の前記ウェル(26)は第一の端部と対向す
    る第二の端部からなり、前記気泡トラップは前記第一の
    端部に隣接して位置し、前記カードはさらに前記第二の
    端部で前記ウェル(26)に入る液体流入通路からなる
    請求項12に記載のカード。
  15. 【請求項15】 前記制限部分が、前記気泡トラップ通
    路と前記気泡トラップの交点の鋭角のコーナーからな
    り、前記鋭角のコーナーは、気泡が前記気泡トラップか
    ら前記気泡トラップ通路及び前記ウェル(26)へ移動
    するのを防ぐ、請求項12に記載の検査試料カード。
  16. 【請求項16】 前記液体チャンネルネットワーク(2
    0)が、前記カードの上面及び底面に配置した液体チャ
    ンネルで前記液体流入ポート(16)を前記ウェル(2
    6)と接続することにより、隣接するウェル(26)の
    間の分離距離を増加する、請求項14に記載の検査試料
    カード。
  17. 【請求項17】 液体流入ポート(16)、第一及び第
    二の端部領域、第一及び第二の側面領域からなる検査試
    料カードであり、本体が、前記第一及び第二の端部領域
    と前記第一及び第二の側面領域の間に配置した複数の培
    養ウェル(26)を形成し、前記本体がさらに、上面と
    底面、及び前記液体流入ポート(16)を前記培養ウェ
    ル(26)に接続する液体チャンネルネットワーク(2
    0)とを有する検査試料カードにおいて、前記カードの
    前記上面に配置した第一の液体チャンネルのセット及び
    前記カードの前記底面に配置した第二の液体チャンネル
    のセットからなり、前記第一及び第二の液体チャンネル
    は前記液体チャンネルに沿って測定した際に、隣接する
    ウェル(26)の間に適当な分離距離を設けるように前
    記カードに配列されることにより隣接するウェル(2
    6)の間で混合する危険を少なくしている、前記液体チ
    ャンネルネットワーク(20)からなる検査試料カー
    ド。
  18. 【請求項18】 前記分離距離が0.75インチよりも
    大きい請求項17に記載の検査試料カード。
  19. 【請求項19】 前記分離距離が1インチよりも大きい
    請求項17に記載の検査試料カード。
  20. 【請求項20】 前記ウェル(26)は、前記カードに
    1列当たり5個のウェル(26)が一連の列で配列さ
    れ、前記ポートと前記列の前記5個のウェル(26)の
    間に、前記液体チャンネルが前記カードの前記上面及び
    底面に配列され、2本の液体チャンネルが、ウェル(2
    6)の列の2つの前記ウェル(26)に通じて前記カー
    ドの前記表面の1つに配列され、3本の液体チャンネル
    が、前記表面のもう一方の表面に配列され、前記ウェル
    (26)の列の残りの3つの前記ウェル(26)に通じ
    ている、請求項17に記載の検査試料カード。
  21. 【請求項21】 前記液体チャンネルが、(図1及び2
    に図示するように)前記カードの前記上面及び底面に配
    置している請求項20に記載の検査試料カード。
  22. 【請求項22】 上面及び底面を持つ検査試料カードで
    あり、 複数のウェル(26)を有する本体;前記本体の液体流
    入ポート(16);前記カードの前記上面及び底面に配
    置し、前記液体流入ポート(16)を前記ウェル(2
    6)と接続する液体チャンネルネットワーク(20);
    前記ウェル(26)に隣接する少なくとも1つの中空
    部;さらに気泡トラップと、前記ウェル(26)を前記
    気泡トラップに接続し、ウェル(26)端部と気泡トラ
    ップ端部を持ち、前記ウェル(26)端部の幅が前記気
    泡トラップ端部の幅より大きく、前記気泡トラップ通路
    の前記バブル端部と前記気泡トラップの交点は前記気泡
    トラップ通路に制限部分を形成している気泡トラップか
    らなる各前記ウェル(26)と;前記気泡トラップの前
    記ウェル(26)に存在する可能性がある気泡の収集を
    容易にし、前記制限部分が気泡の前記気泡トラップから
    前記ウェル(26)への移動を防ぐ前記気泡トラップ通
    路からなる検査試料カード。
  23. 【請求項23】 前記カードが一連の列に配列したウェ
    ル(26)の配列からなり、各前記列は前記カードの前
    記上面の液体チャンネルによって前記試料ポートから液
    体を受け取る少なくとも1つのウェル(26)と前記カ
    ードの前記底面の液体チャンネルによって前記試料ポー
    トから液体を受け取る少なくとも1つのウェル(26)
    を持つ請求項22に記載の検査試料カード。
  24. 【請求項24】 前記気泡トラップ通路が、さらに傾斜
    した通路壁からなり、前記気泡トラップがさらに前記気
    泡トラップを形成する円筒状の壁からなり、前記制限部
    分が前記円筒状壁と前記傾斜した通路壁の交点での鋭角
    のコーナーからなる請求項22に記載の検査試料カー
    ド。
  25. 【請求項25】 上面及び底面と前記上面と底面に貼っ
    た接着テープ、液体流入ポート(16)、第一及び第二
    の端部領域と第一及び第二の側面領域を持つ検査試料カ
    ードであり、前記本体が前記第一及び第二の端部領域と
    前記第一及び第二の側面領域の間に配置した複数のウェ
    ル(26)を形成し、前記本体がさらに上面及び底面と
    前記液体流入ポート(16)を前記ウェル(26)に接
    続する液体チャンネルネットワーク(20)からなり、 本発明が、 前記上面又は底面の一つから上向きに伸びる一対のレー
    ルで、前記レールが前記カードを前記カードの積み重ね
    の隣接するカードに貼った接着テープに接触しないで積
    み重ねるのを可能にするレールからなる検査試料カー
    ド。
  26. 【請求項26】 前記レールが前記カードの前記端部の
    間の前記第一及び側面領域に沿って方向づけられている
    請求項25に記載の検査試料カード。
  27. 【請求項27】 試料ウェル(26)から気泡を集める
    気泡トラップ;前記気泡トラップを前記試料ウェル(2
    6)に相互接続する気泡トラップ通路;漏斗状のチャン
    ネルからなり、チャンネル内に制限部分を形成してお
    り、前記制限部分は前記気泡トラップに集めた気泡が前
    記試料ウェル(26)に戻るのを防ぐ前記気泡トラップ
    通路からなる装置。
  28. 【請求項28】 制限部分が前記気泡トラップ通路と前
    記気泡トラップの交点に位置している請求項27に記載
    の装置。
  29. 【請求項29】 前記制限部分が鋭角のコーナーを構成
    している請求項28に記載の装置。
  30. 【請求項30】 前記気泡トラップ通路の前記制限部分
    の幅W1が0.04インチ以下である請求項27、2
    8、又は29のいずれかに記載の装置。
  31. 【請求項31】 カード材料から複数の試料ウェル(2
    6)を持つ検査試料カードを作る鋳型であり、前記検査
    試料カードは前記鋳型から前記カードを外した後に外面
    を持ち、前記鋳型は前記ウェル(26)に隣接して前記
    カードに少なくとも一つの中空部分を作り少なくとも一
    つの正のエレメントを持ち、前記正のエレメントは前記
    鋳型の前記カード材料の流れを整理し、前記カードの表
    面のニットラインの形成を制御して予め決めた方向に前
    記ニットラインが形成するのを本質的に防ぐ鋳型。
  32. 【請求項32】 前記ウェル(26)が列の方向を限定
    して複数の列に配列されており、正のエレメントは前記
    列に隣接して配置した細長いエレメントを構成して長い
    軸を持ち、前記長い軸は前記列の方向に対して垂直に方
    向づけられている請求項31に記載の鋳型。
  33. 【請求項33】 前記正のエレメントが前記ウェル(2
    6)に隣接して設けたダム部分から成る請求項31に記
    載の鋳型。
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