JPH09196644A - 表面検査装置 - Google Patents

表面検査装置

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JPH09196644A
JPH09196644A JP624496A JP624496A JPH09196644A JP H09196644 A JPH09196644 A JP H09196644A JP 624496 A JP624496 A JP 624496A JP 624496 A JP624496 A JP 624496A JP H09196644 A JPH09196644 A JP H09196644A
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JP
Japan
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light
sample
light source
aperture stop
pinhole
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Withdrawn
Application number
JP624496A
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English (en)
Inventor
Masanosuke Mizuno
征之助 水野
Yasuhiro Sugiura
康博 杉浦
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Mex KK
Original Assignee
Mex KK
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Publication date
Application filed by Mex KK filed Critical Mex KK
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Publication of JPH09196644A publication Critical patent/JPH09196644A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学設計上の自由度を向上させることによっ
て、光学性能を高めるとともに、廉価な製作コストが可
能となる表面検査装置を提供すること。 【解決手段】 第1光源1Aから発射された光がピンホ
ール2に集中され、集光レンズ3に向かう。そして、ハ
ーフミラー5を介して試料4の表面に照射する。試料4
の表面からの反射光は、ピンホール2の共役の位置Fに
集光する。この位置に開口絞り7が配設されている。開
口絞り7を通過した光は結像レンズ8を通って撮影面1
0に写し出される。ピンホール2の共役の位置は自由に
設計でき、その位置に開口絞り7を配置することができ
る。また、同時に第2光源1B、1Cは試料4の表面を
斜光照明する。従って、第1光源1Aの場合と比べて撮
影面10ではその明暗が逆になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、薄型基板等の鏡
面試料における表面状態を検査する検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鏡面試料の検査装置は、図4に示
されるようにテレセントリック光学系を構成している。
これによると、試料14に対して集光レンズ15の光軸
と同軸上に光を照射する第1光源11Aと、試料に対し
て斜めに照射する第2光源11B、11Cを有する光源
手段が配設され、第1光源11Aから発射される光が小
径孔(ピンホール)12、及び一部の光を遮蔽する遮蔽
体13を通過して、発散光を平行光に変える集光レンズ
15を介して試料を照射している。第1光源11A及び
第2光源11B、11Cから発射された光の反射光は集
光レンズ15で集光され、その後側焦点位置に配置され
た開口絞り17を通過して観測面18に写し出される。
そのため、コントラストの高い、鮮明な明暗パターンを
得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の検査装
置は、試料に平行光を与えるために、開口絞り17を集
光レンズ15の後側焦点に配置して、いわゆるテレセン
トリック光学系を構成しなければならない。そのため、
開口絞り17の位置がほぼ固定され、光学設計上自由度
が小さく光学性能が有利でない。また、テレセントリッ
ク系のレンズユニットが特殊のため一般的なレンズと比
べてその製作コストも大きい。
【0004】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、光学設計上の自由度を増やすことによって光学性
能を向上させ、さらに、製作コストを低減できる表面検
査装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明にかかわる表面検査装置では、複数の光
源手段を有し、少なくとも1個の光源手段の前方に小径
孔が配置され、前記小径光を通過し集光レンズを介し
て、試料表面に光を照射し、その光を、開口絞りおよび
結像レンズを介して、結像されるように構成される表面
検査装置であって、前記小径孔と共役な位置に前記開口
絞りを配設することを特徴とするものである。
【0006】また、前記開口絞りが、前記結像レンズの
前側、あるいは中間、あるいは後側のいずれかの位置に
配置可能であることを特徴とするものであれば良い。
【0007】さらに、前記光源手段が、試料に対して前
記結像レンズの光軸と同軸に照射されるように配置され
る第1光源と、試料に対して、斜めに光を照射するよう
に配置される第2光源と、を有することを特徴とするも
のであってもよい。
【0008】さらに、光源手段を有し、前記光源手段の
前方に小径孔が配置され、前記小径孔を通過し集光レン
ズを介して、試料表面に光を照射し、その光を、開口絞
りおよび結像レンズを介して、結像されるように構成さ
れる表面検査装置であって、前記小径孔と共役な位置に
前記開口絞りを配設することを特徴とするものであって
もよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0010】図1〜3は、一実施の形態による表面検査
装置Kであり、少なくとも1つの第1光源1Aから発射
される光が小径孔のピンホール2に集中して発光され、
集光レンズ3、ハーフミラー5を介して、試料4に照射
され、試料に対して斜めに照射される第2光源1B、1
Cからの光とともに、結像レンズ8を通って撮影面10
に撮影される光学系において、ピンホール2の共役の位
置に配置される開口絞り7の各位置を示しているもので
ある。
【0011】第1光源1Aや第2光源1B、1Cは、ハ
ロゲンランプ、キセノンランプ、LED等が使用され、
第1光源1Aの前方(図1中左側)にピンホール(小径
孔)2が配置されている。そして、第1光源1Aから発
射された光の一部はピンホール2を通過して、ピンホー
ル2の前方に配置される集光レンズ3に向かう。集光レ
ンズ3を通過した光は試料4の上方に配置されたハーフ
ミラー5に反射され試料4の表面に照射される。同時
に、第2光源1B、1Cが試料4の両則に配置され、第
2光源1B、1Cから発射される光は試料の表面に斜め
から照射されている。
【0012】表面検査される試料4はシリコンウェハや
ガラス基板であり、シリコンウェハの表面の凹凸の状態
や、シリコンウェハに刻設される文字を確認するため
に、その表面が検査されるものである。
【0013】試料4の表面に反射された光はハーフミラ
ー5を通過し、ピンホール2の共役の位置Fに集光され
る。そして、このピンホール2との共役の位置Fに開口
絞り7が配設される。
【0014】この表面検査装置Kの結像レンズ8の位置
は、試料4に刻設される文字P等が撮影面10に像点
P′としてはっきりと写し出されるように決められるも
のであり、また、開口絞り7の配設される位置は、使用
されるいろいろなレンズタイプの結像レンズ8によっ
て、最適な位置に設定されなければならない。そのた
め、その位置は予め設計段階で決められる。そして、開
口絞り7の位置が決められることによって、ピンホール
2の位置が決められることになる。
【0015】図1においては、共役の位置にある開口絞
り7は結像レンズ8の手前側(図1における下側)に配
置されている。
【0016】結像レンズ8は第1凸レンズ81、凹レン
ズ82、第2凸レンズ83を有して構成され、試料に照
射された反射光を透過して、結像レンズ8の上方に配置
された撮影面10に検査される試料の表面を写し出す。
【0017】また、第1光源1Aは集光レンズ3および
ハーフミラー5を介して、結像レンズ8の光軸と同軸と
なり、同軸照明系を形成し、第2光源1B、1Cは斜光
照明を形成することになる。また、一般的に斜光照明は
光量が少なくなるため、開口絞り7を大きく開く必要が
ある。
【0018】図2においては、開口絞り7は、結像レン
ズ8の中間位置に配置されている。この場合、試料4か
らの反射光は結像レンズ8の第1凸レンズ81及び凹レ
ンズ82で屈折され、ピンホール2との共役の位置F1
に集光され、その共役の位置F1に開口絞り7が配置さ
れることになる。そして、開口絞り7を結像レンズ8の
中間位置に配置させるために、集光レンズ3と第1光源
1Aとの距離は図1の場合と比べて短くする必要があ
る。
【0019】図3においては、開口絞り7は、結像レン
ズ8の後側に配置されている。試料4からの反射光は結
像レンズ8内で屈折されピンホール2との共役の位置F
2に集光され、その共役の位置F2に開口絞り7が配置
されることになる。そして、開口絞り7を結像レンズ8
の後側に配置させるため、第1光源1Aと集光レンズ3
との距離は図2に比べてさらに短くする必要がある。
【0020】上記のように構成された表面検査装置K
は、試料に刻設された文字を読み取ったり、試料の表面
の凹凸を検査することができる。
【0021】第1光源1Aから発射された光の一部は、
ピンホール2を発光点として発射される。この発光点か
ら発射された光はそれぞれの角度を有して集光レンズ3
を通過し、所定の角度でハーフミラー5を介して試料に
照射される。ピンホール2からの光は、ピンホール2の
共役の位置Fに集光される。この位置に開口絞り7が配
設されているため、試料からの反射光の内、散乱光は遮
断され、鏡面反射光によって、試料4の全体像が結像レ
ンズ8を介して撮影面10に写し出されることになり、
その表面の凹凸を検査することができる。また、試料4
に刻設された文字Pは、図1〜3の破線で示されるよう
に結像レンズ8に集光されて、撮影面10にその像点
P′が写し出され、その文字Pを検査することができ
る。
【0022】なお、ピンホール2の共役の位置が結像レ
ンズ8の後側焦点位置に近いほど、集光レンズ3を通過
した光は平行光に近くなる。
【0023】また、本発明においては、所有している全
ての結像レンズを、その構成に合わせて各光学素子を配
置させることによって、使用することができる。
【0024】さらに、第1光源1Aを試料4の上方から
発射させ、撮影面10をハーフミラー5を介して、横方
向に撮影させることも可能である。いずれの場合もピン
ホール2の共役の位置に開口絞りが配置される。
【0025】さらに、本発明においては、光源手段であ
る第2光源1B、1Cを使用すれば散乱光の一部のみ開
口絞り7を通り、鏡面反射光は全て遮断される。従っ
て、第1光源1Aの場合と比べて撮影面10では明暗が
逆になる。しかし第1光源1Aだけで試料に照射するこ
とも可能である。
【0026】
【発明の効果】このように、本発明の表面検査装置で
は、少なくとも1個の光源の前部に小径孔が配置され、
前記小径光を通過して試料表面に光を照射し、その光
を、開閉可能な開口絞りを有する結像レンズを介して、
結像されるように構成される表面検査装置であって、前
記小径孔と共役な位置に前記開口絞りを配設している。
そのため、光学設計上の自由度を向上させることがで
き、光学性能を高めることができる。また、試料に対し
て平行光を照射するものでないため、レンズユニットの
製作コストも廉価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開口絞りが結像レンズ手前に配置される本発明
の一実施の形態による表面検査装置
【図2】開口絞りが結像レンズ中間位置に配置される同
表面検査装置
【図3】開口絞りが結像レンズ後側に配置される同表面
検査装置
【図4】従来の検査装置
【符号の説明】
1A…第1光源 1B、1C…第2光源 2…ピンホール(小径孔) 3…集光レンズ 4…試料 7…開口絞り 8…結像レンズ 10…撮影面 K…表面検査装置 F…ピンホールの共役の位置 P…文字

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光源手段を有し、少なくとも1個
    の光源手段の前方に小径孔が配置され、前記小径孔を通
    過し集光レンズを介して試料表面に光を照射し、その光
    を、開口絞りおよび結像レンズを介して、撮影されるよ
    うに構成される表面検査装置であって、前記小径孔と共
    役な位置に前記開口絞りが配設されることを特徴とする
    表面検査装置。
  2. 【請求項2】 前記開口絞りが、前記結像レンズの前
    側、あるいは中間、あるいは後側のいずれかの位置に配
    置可能であることを特徴とする請求項1記載の表面検査
    装置。
  3. 【請求項3】 前記光源手段が、試料に対して前記結像
    レンズの光軸と同軸の光を照射するように配置される第
    1光源と、試料に対して、斜めに光を照射するように配
    置される第2光源と、を有することを特徴とする請求項
    1記載の表面検査装置。
  4. 【請求項4】 光源手段を有し、前記光源手段の前方に
    小径孔が配置され、前記小径孔を通過し集光レンズを介
    して試料表面に光を照射し、その光を、開口絞りおよび
    結像レンズを介して、撮影されるように構成される表面
    検査装置であって、前記小径孔と共役な位置に前記開口
    絞りが配設されることを特徴とする表面検査装置。
JP624496A 1996-01-18 1996-01-18 表面検査装置 Withdrawn JPH09196644A (ja)

Priority Applications (1)

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JP624496A JPH09196644A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 表面検査装置

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JP624496A JPH09196644A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 表面検査装置

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JPH09196644A true JPH09196644A (ja) 1997-07-31

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ID=11633097

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JP624496A Withdrawn JPH09196644A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 表面検査装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101884136B1 (ko) * 2017-11-13 2018-07-31 최철봉 비전검사용 광원장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030401