JPH091965A - 可視表示可能な磁気シールドカード - Google Patents

可視表示可能な磁気シールドカード

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Publication number
JPH091965A
JPH091965A JP7157611A JP15761195A JPH091965A JP H091965 A JPH091965 A JP H091965A JP 7157611 A JP7157611 A JP 7157611A JP 15761195 A JP15761195 A JP 15761195A JP H091965 A JPH091965 A JP H091965A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic shield
layer
information
card
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Application number
JP7157611A
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English (en)
Inventor
Harumi Matsumoto
陽美 松本
Yoshiko Matsumoto
美子 松本
Masao Kuroiwa
政夫 黒岩
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気シールド機能を有し磁気印加した部分と無
印加の部分とが異なるコントラストによる情報表示がで
き、かつ解像度、鮮明、表示安定性に優れる可逆表示可
能な可視表示可能な磁気シールドカードを提供する。 【構成】磁気記録層上に磁気シールド層として低保磁力
の軟磁性材とこれを分散してなる常温において固相状態
を示す分散媒とを内包するマイクロカプセル化粒子を分
散配置することにより、軟磁性材が磁気シールド層に沿
って配向させると、磁気記録層が磁気的に保護隠蔽さ
れ、その表面は軟磁性材の色の均一な色調となる。加熱
とともに水平又は垂直方向の磁気印加による軟磁性材の
配向から得られる反射光のコントラストにより情報が表
示され、また軟磁性材の配向を水平又は垂直方向のいず
れか一方とすることにより情報が消去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレジットカード、キ
ャッシュカード、プリペイドカード、各種会員カード、
IDカード等に代表される磁気記録部を有する磁気カー
ドに係り、とくに磁気記録部上に磁気記録の偽造・改ざ
ん防止機能と、繰り返し表示・消去が可能な可視表示機
能とを備えた磁気シールド層を備えた可視表示可能な磁
気シールドカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、クレジットカード、キャッシ
ュカード、プリペイドカード、各種会員カード、IDカ
ード等に磁気記録手段を有する磁気カードが情報記録媒
体とし用いられており、さらにICメモリ手段を有する
ICカード、光記録手段を有する光カード等が、さらに
はそれらの記録手段を複数種類備えたカードが開発・実
用化されており、広く利用されるようになってきてい
る。そして、カードとして経済性、利便性、製造容易性
など諸問題を検討すると磁気カードが最も優れており、
現在この主のカードが、上記のカード分野に広く普及し
ている。
【0003】ところで、磁気カードの磁気記録手段は情
報の記録・再生・消去が極めて容易であり、それに用い
られる読み取り・書き込み装置(磁気リーダライタ)が
一般市場から容易に入手可能であることから、その記録
手段を単独で構成する場合はセキュリティの面からの問
題があった。
【0004】そこで偽造改ざん変造防止のため、例とし
て特開平6−111302号公報に記載されているよう
に、合成樹脂中に磁性粒子を分散し、これを磁気記録層
上に塗布し、塗膜を形成した後、塗膜表面を熱平滑化加
工して磁性粒子を平行に配向させ、この層による磁気シ
ールド効果を持たせたものがある。この磁気シールド層
は磁性粒子の配向し難いため、磁気シールド性があまり
高いとは言えず、また読み取り誤差を生じることもあっ
た。
【0005】また、このようなカードの記録手段では、
専用の読み取り装置を用いることにより、カード上の記
録情報を読み取ることができるものであり、通常必要な
記録情報を上記のような読み取り装置を用いることなし
に得ることができないという不便を生じていた。そこ
で、目視可能な情報表示方法を上記のようなカードに形
成したものが用いられており、情報表示方法として、カ
ードに設けられたスケールに合わせてパンチ穴を開けて
度数又は金額などの残量表示や加熱により発色する感熱
記録層、熱による除去が可能な低融点金属薄膜層をカー
ド上に形成するなどによるものがあった。ところがこれ
らは繰り返し表示・消去を行うことが不可能であり、カ
ードのような表示領域の極めて少ない場合には、継続し
て表示機能を使用することはできない問題があった。
【0006】そこで磁性粒子を用いた可視情報表示方法
として特開昭63−291217号公報、特開平5−1
6578号公報などの情報表示カードがある。前者は磁
気記録層上に、薄片状の磁性粒子と流体よりなるマイク
ロカプセル層を有し、マイクロカプセル内の磁性粒子が
磁気記録層への書き込み磁界の作用により配向され、そ
の残留磁気力によって、配向状態が保持され、情報表示
可能にしたものである。ところで外部磁場により磁気記
録層への書き込み内容が壊されると、情報表示も不可能
になる。すなわちマイクロカプセル内が液体であるた
め、外部磁場により磁性粒子の配向が乱れる。また振動
等の物理的な力によっても、マイクロカプセル内の磁性
粒子の配向が乱れる。さらにこの情報表示カードを多数
枚積み重ねて保管すると、一つの情報表示カードの記録
部の残留磁気が、その情報表示カードの上又は下の情報
表示カードの記録部の磁性粒子の磁気的影響を与えるこ
とがある。また、後者は磁気テープ又はICメモリから
なる情報収納部と、液体とこの液体の中に浮遊し、かつ
磁場に感応する磁性粉とを含有するマイクロカプセルか
らなる記録層を有する磁気表示部を備える磁気記録媒体
である。ところで磁性粉が液体中に浮遊状態にあるため
外部磁場の影響を受けやすく、磁気表示部の内容が壊れ
るため、判読不可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気記録手段を磁気シールド層により不正な磁気情報の
読み取り・書き込みを防止する方法が利用されていた
が、目視可能な情報は磁気記録手段以外の領域に記録し
なければならなかった。とくにカードは、例えばクレジ
ットカード等にはJIS規格から、例えば縦85.6c
m×横54.0cmのサイズにあるように、この極めて
小さな面積に多量の情報を記録することは困難であり、
とくに上記の前者のように磁気記録手段を設け、他の領
域に上記の後者のように磁性粉を表示手段として利用し
た情報表示手段を設ける場合は、カード全体として情報
密度の向上が図れない欠点があった。
【0008】そして、従来の書き換え可能な可視情報表
示手段は半硬磁性材又は硬磁性材を用いており、磁気記
録手段を磁気シールド効果により保護する磁気シールド
層として用いることは考えられていなかった。またこれ
らは外部からの磁気の影響により表示される情報(画
像)の部分的又は全て判読が不可能な状態に情報(画
像)が消去されたり、或いは未印字部にかぶりを生じる
ため、安定した記録とは言えず、また高い解像度の情報
(画像)を表示することができなかった。また内包され
る磁性粒子の移動性、すなわち記録の反応性の良さと記
録画像の安定性の両方を備えるものではなかった。
【0009】以上のように従来、磁気記録手段上に磁気
シールド効果を有する書き換え可能な可視情報表示手段
を形成し、磁気記録のセキュリティと可視情報記録の両
者を具備するた磁気シールドカードは存在していなかっ
た。そこで、本発明は磁気記録層の磁気シールド層とし
て機能し、磁気印加した部分と無印加の部分とが異なる
明暗を示し、かつ解像度、鮮明さ、表示情報の安定性に
優れた画像を可逆気に可視表示可能な磁気シールドカー
ドを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、請求項1に記載の発
明は、少なくとも基材上に磁気記録可能な磁気記録層と
磁気シールド層を積層してなり、磁気シールド層は低保
磁力の軟磁性材とこれを分散してなる常温において固相
状態を示す分散媒とを内包するマイクロカプセル化粒子
をバインダー中に分散配置してなることを特徴とする可
視表示可能な磁気シールドカードである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の可視
表示可能な磁気シールドカードにおいて、軟磁性材は平
均長径5〜10μm、厚さ0.1〜2μmの間にあるフ
レーク状であり、かつ保磁力が50Oe以下であること
を特徴とするものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項1に記載の可視
表示可能な磁気シールドカードにおいて、分散媒が融点
35℃以上80℃以下の有機化合物であることを特徴と
するものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項1に記載の可視
表示可能な磁気シールドカードにおいて、マイクロカプ
セル化粒子の平均粒径が15μmから50μmの間にあ
ることを特徴とするものである。
【0014】請求項5の発明は、請求項1に記載の可視
表示可能な磁気シールドカードにおいて、バインダーが
水系樹脂であることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】本発明の可視表示可能な磁気シールドカード
は、磁気記録層上に磁気シールド層として低保磁力の軟
磁性材とこれを分散してなる常温において固相状態を示
す分散媒とを内包するマイクロカプセル化粒子を分散配
置することにより、軟磁性材が磁気シールド層に沿って
配向させると、磁気記録層が磁気的に保護隠蔽され、ま
た表面は軟磁性材の色(金属光沢)の均一な色調とな
る。磁気記録層の書き込み・読み取りは、磁気記録層の
記録情報を破壊することないバイアス磁界の印加により
磁気シールド層を飽和させてから行うもの、また磁気シ
ールド層を加熱・垂直磁場の印加により軟磁性材の垂直
方向への配向させてから行うものがある。さらに磁気記
録情報の書き込み・読み取り後はこの磁気シールド層を
加熱とともに全面に対して水平磁場を印加することによ
り軟磁性材が水平方向に配向され、全面で入射光を反射
する。そして文字・数字・マーク・模様等の記録情報に
応じて部分的に磁気シールド層を加熱とともに垂直磁場
を印加することにより、部分的に軟磁性材は垂直方向に
配向され、入射光を散乱・吸収する。これにより情報が
目視可能に記録される。
【0016】磁気シールド層は入射光の透過・基材表面
の反射による基材色の表示と、表面の軟磁性材の金属光
沢による明るい像の表示とのコントラストにより可視情
報の表示を行うことができる。このように磁気シールド
層は下層の磁気記録層に対して磁気シールド効果を与え
るとともに可視情報の表示を行うことが可能である。
【0017】さらに磁気記録層に記録された情報の一部
又は全部を磁気シールド層に書き換え可能な情報として
記録することにより、記録情報の目視による確認を容易
とする。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。図1は本発明の可視表示可能な磁気シールドカード
の一実施例を示す平面図であり、図2は図1に示す可視
表示可能な磁気シールドカードのX−X線における断面
図であり、図3は本発明の可視表示可能な磁気シールド
カードの部分拡大断面図であり、図4は本発明の他の実
施例の可視表示可能な磁気シールドカードの部分拡大断
面図であり、図5は本発明の可視表示可能な磁気シール
ドカードの磁気シールド層に対し軟磁性材を平行に配向
させてなる状態を示す説明図であり、図6は本発明の可
視表示可能な磁気シールドカードの磁気シールド層に対
し軟磁性材を垂直に配向させてなる状態を示す説明図で
あり、図7は本発明の可視表示可能な磁気シールドカー
ドの磁気シールド層に対し部分的に軟磁性材を垂直方向
に配向させてなる状態を示す説明図であり、図8は本発
明の他の実施例の可視表示可能な磁気シールドカードの
平面図である。
【0019】図1の本発明の可視表示可能な磁気シール
ドカード1の平面図及び図2の図1の可視表示可能な磁
気シールドカードのX−X線における断面図に示される
ように本発明の可視表示可能な磁気シールドカード1
は、基体2上に磁気記録層3、軟磁性材等を含むマイク
ロカプセル化粒子をバインダーに分散してなる塗布剤を
塗布形成した磁気シールド層4を積層したものであり、
磁気シールド層4には表示情報6が表示されている。
【0020】まず、基体2はポリ塩化ビニル、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポ
リスチレン,ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂
類、天然樹脂、紙、合成紙、金属、セラッミクスなどを
単独または組み合わせた複合体として用いることができ
る。また形状はカードサイズなど用途に応じて適宜設定
される。さらに用途に応じて要求される物性、例えば強
度、剛性、隠蔽性、光不透過性等を考慮し、上記材料か
ら適宜選択することができる。
【0021】また、磁気記録層3は、磁気記録が可能で
あり、データの安定性から保磁力600Oe以上の磁性
材料が好ましく、例えばγ−Fe2 3 、Co被着γ−
Fe 2 3 、Ba−フェライト Sr−フェライト、二
酸化クロム等の金属・合金及び金属化合物が挙げられ
る。これらの粉末をバインダー中に分散した磁気インキ
の基材2上への塗布によるウェットコーティング法、又
は蒸着やスパッタリング等のドライコート法、さらには
部分的に磁気記録層2を形成するのであれば、上述の磁
気インキを塗布してなる磁気テープを用いて転写形成す
る直接転写法、或いは印刷法を用いることができる。
【0022】磁気記録層3上に積層される磁気シールド
層4は軟磁性材22等を含むマイクロカプセル化粒子
(以下、マイクロカプセル)11がバインダー12に分
散されてなる塗布剤を塗布形成してなる。この磁気記録
層3と磁気シールド層4は、基材2の片面、或いは両面
に形成することが可能である。
【0023】次に図3は可視表示可能な磁気シールドカ
ード1の部分拡大断面図であり、基材2上に磁気記録層
3とマイクロカプセル11がバインダー12に分散され
てなる磁気シールド層4が積層されている。磁気シール
ド層4の厚さは20〜100μm、マイクロカプセル1
1の大きさは15〜50μmである。なお、磁気記録層
3と磁気シールド層4は基材2上に直接設けずに、支持
体(図示せず)を用いて、この上に磁気記録層3と磁気
シールド層4を形成し、これを基材2に所定の大きさに
形成した収納用の凹部に配置することも可能である。
【0024】上記のマイクロカプセル11は、軟磁性材
22が常温において固相状態を示す分散媒(例えばワッ
クスなど有機化合物)23中に分散されたサスペンジョ
ンを主成分とする芯物質21を、ポリマー等よりなる殻
物質24でカプセル化した構成である。
【0025】上記の軟磁性材22は、例えばFe、N
i、Mn−Znフェライト、Ni−Znフェライト、M
nフェライト、Znフェライト、珪素鋼、パーマロイ、
センダスト、アルパーム、パーメンジュール等の金属・
合金および金属化合物等の微粒子等を用いることができ
る。軟磁性材22の形状は磁気シールド層4に印加され
る磁力線がその面内に流れ易くするためにフレーク状
(鱗片状、小片状等)とすることが望ましく、例えばア
トマイザーやハンマーミル等でフレーク状とすることが
できる。さらに軟磁性材22の微粒子を有機溶媒等との
親和性を高めるために、高級脂肪酸エステル処理、シラ
ンカップリング処理、チタネート系カップリング処理等
を施しておくとよい。本発明における軟磁性材22の微
粒子の大きさは、磁気印加によるマイクロカプセル内で
の回転(配向)のしやすさ、コントラスト等を考慮する
と平均長径5〜20μm、厚さが0.1μmから2μm
の間であることが好ましい。軟磁性材22の微粒子は小
さすぎると磁気シールド効果が低下するとともに回転
(配向)しにくくなり、可視情報表示手段としての消去
特性が低下する。また大きすぎる場合は、水平方向に配
向した軟磁性材22の微粒子と下地(磁気記録層)との
コントラストが低下し、記録した可視情報の視認性が劣
るため、可視情報表示手段としては実用的ではない。
【0026】また厚さが0.1μmを下回る場合には軟
磁性材22が脆くなるため、記録・消去の繰り返しによ
り軟磁性材22の破損を生じ、情報が正確に表示されな
いため、コントラストが低下し、さらに厚さが2μmを
上回る場合は垂直磁場により配向した軟磁性材22が入
射光を反射するため、下地(磁気記録層)と水平方向に
配向した軟磁性材22とのコントラストが低下するな
ど、いずれも記録した可視情報の視認性が劣るという問
題がある。
【0027】また、磁気に対する軟磁性材22の応答の
しやすさを考慮すると、磁気特性の一つである保磁力
は、50Oe以下が好ましい。保磁力は50Oeを越え
ると、記録・消去の際の垂直磁場又は水平磁場に対する
軟磁性材22の応答が鈍くなるため、記録消去、すなわ
ちフレーク状磁性粉の配向又は回転(移動)に時間を要
するようになり、迅速な応答が困難になる。
【0028】次に分散媒23としては、常温(約10〜
35℃の範囲)で固体のもの(固相状態を示す)で、か
つ常温以上の温度(約40〜80℃の範囲)に加熱され
ると流動状態になるものであればよく、例えば有機化合
物で、パラフィンワックスやポリエチレンワックス等の
合成ワックス、カルナバワックスやワセリンなどの天然
ワックス、天然樹脂或いは合成樹脂、またはステアリン
酸ブチル、ステアリン酸メチル、ミリスチン酸ミリスチ
ルやミリスチン酸ステアリル等の高級脂肪酸エステル、
ドデシルアルコール、ステアリルアルコールやミリスチ
ルアルコールなどの高級アルコールなど上記条件を満た
すものを単独、或いは混合して適宜使用することができ
る。
【0029】上記した軟磁性材22、分散媒23などを
主成分とする芯物質21をポリマー等の殻物質24で覆
い、マイクロカプセル化する。この殻物質24として用
いられる樹脂には、一般に用いられている樹脂、例えば
アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリスチレン、ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹脂、
ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、天然樹脂等が挙げら
れ、これらを単独、あるいは2種以上混合して使用する
ことも可能である。
【0030】上述の殻物質を有するマイクロカプセル1
1の製造法としては、ポリマー溶液に分散させた芯物質
のまわりにポリマーの濃厚相を分離させる相分離法、ポ
リマー溶液中の芯物質のまわりにポリマーの硬化試験薬
等によりポリマーを硬化させる液中硬化被覆法、芯物質
を分散させたエマルジョンの内、あるいは外相のいずれ
か一方からモノマーや重合触媒を供給し芯物質の表面を
ポリマーで覆うインシチュー重合法、芯物質を分散させ
たエマルジョンの内相と外相の両方からモノマーを供給
する界面重合法等のマイクロカプセル化技法が好適であ
るが、これらの方法に限定されるものではない。
【0031】とくに芯物質21である軟磁性材22を分
散媒23に均一に分散させたサスペンジョンの外相から
モノマーを供給するインシチュー重合法、あるいは相分
離法を用いて製造することにより、粒径の揃った、かつ
軟磁性材22の移動が容易なマイクロカプセル11を製
造することができる。ここで用いる重合性モノマーは、
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン
およびその誘導体、イソシアネート、各種アミン、エポ
キシ基を有する化合物等が好適である。マイクロカプセ
ル11の大きさは、15〜50μmが好ましく、マイク
ロカプセル11の大きさが15μmに満たない場合、或
いは50μmを越える場合には、記録した可視情報と下
地(磁気記録層)とのコントラストが低下し視認性が劣
る問題を有する。
【0032】次に、マイクロカプセル11を分散するバ
インダー12としては、水系バインダー、溶剤系バイン
ダー、エマルション系バインダー等が適宜用いられる。
これらバインダー12は、基材2上に形成されたマイク
ロカプセル11を保持するとともに、外部からマイクロ
カプセル11内のフレーク状磁性粉22が見えるような
光透過性を有している必要があり、耐圧性、耐摩擦性等
の強度など必要な条件を満たすものであれば用いること
ができる。なお、水系バインダーは熱硬化性樹脂である
ため保護層を省略することもできる。さらにこのバイン
ダーを磁気シールド層の可視情報の記録・読み取りに影
響の無い範囲で、着色することもできる。着色には下記
に記載するような顔料又は染料を混合して用いられる。
【0033】さらに図4に示すように、磁気シールド層
4の保護のために磁気記録層、磁気シールド層の可視情
報の記録・読み取りに影響の無い範囲で、保護層5を最
外層に設けてもよい。必要に応じてカード全面に設ける
ことも可能である。またバインダー12の構成によって
は保護層を必要とする場合があり、保護層5は、例えば
エポキシ樹脂、テトラフルオロエチレン等、またはポリ
塩化ビニル、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリメ
タクリル酸メチル、ウレタン、ポリスチレン,ポリエチ
レンテレフタレート等の合成樹脂、天然樹脂等を使用す
ることが可能である。これらはオフセット印刷法、グラ
ビア印刷法、シルクスクリーン印刷法等の周知の印刷方
式やブレードコート法、ナイフコート法、カーテンコー
ト法などの塗布方式などの公知の形成方法により設ける
ことができる。
【0034】なお、保護層を下層の磁気シールド層4の
読み取りに影響しない範囲で着色してもよく、また光透
過性を有する着色層(図示しない)を設けてもよい。な
お保護層の着色には顔料又は染料を混合するか、着色層
(図示しない)を設ける場合は顔料又は染料をバインダ
ー等に分散、或いは溶解させたものを磁気シールド層4
上に塗布形成する。上記の顔料又は染料としては、顔料
単独、数種の顔料の混合物、顔料とポリマーからなる混
合物、染料単独、数種の染料の混合物などを用いること
ができる。例えば、顔料は一般に知られている二酸化チ
タン、硫化亜鉛、チタン酸鉛、酸化ジルコニウム、鉛
白、カドミウム赤、カドミウム黄等の無機顔料、フタロ
シアニン系顔料等の有機顔料の微粒子、また染料はアゾ
染料、キノリン染料、フタロシアニン系染料など公知の
各種顔料、染料が用いられる。また、顔料或いは顔料と
ポリマーからなる混合物を用いる場合には、上述の顔料
或いは顔料とポリマーを混練後、粉砕する、または、顔
料或いは顔料を分散したモノマーを、乳化重合、懸濁重
合、分散重合等の方法を用い重合する等の方法が用いら
れる。この場合、ポリマーは架橋性のものとすることが
好ましい。これらの顔料又は染料を分散、溶解させるバ
インダーは、水系バインダー、溶剤系バインダー、エマ
ルジョン系バインダーなどが用いられる。
【0035】これらの磁気シールド層4の形成方法は、
例えばオフセット印刷法、グラビア印刷法、シルクスク
リーン印刷法等の周知の印刷方式や、ブレードコート
法、ナイフコート法、カーテンコート法などの塗布方
式、上述のマイクロカプセル11をバインダーに混入し
た転写層に有する転写シートによる転写方式、また上述
のマイクロカプセル11をバインダーに混入したインキ
を吹き付けるインキジェット方式などがあり、これら形
成方法により磁気記録層3上に作成することができる。
これら形成方法は作成する可視表示可能な磁気シールド
カードの用途、数量に応じて上述の方式から適宜選択す
ることができる。
【0036】次に、本発明の磁気記録体における可視情
報の形成方法を説明する。図3、図4の本発明の可視表
示可能な磁気シールドカード1の一部を拡大した断面図
のように、作製された当初は軟磁性材22が分散媒23
である有機溶媒に分散されたサスペンジョンを内包した
マイクロカプセル11内で、軟磁性材22は適当に分散
された状態で分散媒23中に固定化されている。
【0037】図5は、磁気シールド層4に対しマイクロ
カプセル11内の軟磁性材22を平行に配向してなる状
態を示す説明図である。全面に渡って軟磁性材22を同
一配向とすることで消去状態(又は未記録状態)として
いる。すなわち、この磁気シールド層4の全面を熱・磁
気記録ヘッド30により加熱すると、マイクロカプセル
11内の分散媒23が溶融状態になり、フレーク状磁性
粉22が配向又は移動(回転)可能となる。そしてその
配向状態が磁気印加方向(Y)と同じになる。したがっ
て、図中では磁気シールド層4を熱・磁気記録ヘッド3
0の矢印方向への移動により一様に加熱・水平方向に印
加された磁界(Y)により、マイクロカプセル11中の
軟磁性材22は磁気シールド層4に水平に配向される。
これによって、磁気シールド層4では、軟磁性材22に
より入射光の大部分が反射され、軟磁性材22の有する
色による均一な明るい色調となる。
【0038】なお、図6に示すように上記方法とは反対
に加熱・垂直方向に磁界を印加するとマイクロカプセル
11中の軟磁性材22は磁気シールド層4に垂直に配向
される。これにより、磁気シールド層4では、入射光は
ほとんど反射されず、散乱・吸収され、暗い色調となる
か、或いは入射光は磁気シールド層4を透過し磁気記録
層3表面の反射による磁気記録層3の色彩が表示され
る。
【0039】図7は、可視表示可能な磁気シールドカー
ド1の磁気シールド層4に対して熱・磁気記録ヘッド3
0による部分的に加熱し、マイクロカプセル11内の分
散媒23が溶融状態とするとともに、軟磁性材22が配
向又は移動(回転)可能となり、その配向状態は磁気印
加方向(Z)と同じとなる。したがって、図中では磁気
シールド層4のマイクロカプセル11中の水平方向の配
向された軟磁性材22は磁気シールド層4に対して部分
的に加熱・垂直方向に印加された磁界(Z)により、垂
直方向に配向される。これにより入射光は、軟磁性材2
2によりほとんど反射(又は吸収)されない状態となる
ため、磁気シールド層4に水平方向に配向された軟磁性
材22の有する色と磁気シールド層4を透過し磁気記録
層3表面の反射による磁気記録層3の色との差、すなわ
ちコントラストが得られ、これにより可視表示情報を記
録することができる。磁気データの書き込み・読み取り
時は、熱と磁気印加により磁気シールド層4の軟磁性材
を垂直方向に立て、その後磁気データの書き込み・読み
取りを行う。次に磁気シールド層4に部分的な熱と磁気
印加により、軟磁性材を部分的に水平方向に配向又は移
動(回転)により、情報表示を行う事ができる。
【0040】なお、図示しないが上記方法とは反対に磁
気シールド層4のマイクロカプセル11中の磁気シール
ド層4に垂直方向の配向された軟磁性材22と表示情報
6に応じて磁気シールド層4に水平方向に配向された軟
磁性材22との反射の差、或いは磁気シールド層4を透
過し磁気記録層3表面の反射による磁気記録層3の色と
の差により、すなわちコントラストが得られ、これによ
って表示情報6を記録することができる。
【0041】この熱・磁気ヘッド30は、例えば磁気シ
ールド層4全体に一様な磁場を形成した後、記録箇所の
みに熱を印加して記録を行なう方法、磁気シールド層4
全体に一様に熱を印加した後、記録箇所のみに磁場を形
成して記録を行なう方法があり、(1)具体的にはレー
ザ光などの熱変換が可能な光ヘッドと一様な磁場の印加
が可能な磁場形成手段、(2)熱ヘッドと一様な磁場の
印加が可能な磁場形成手段、(3)磁気ヘッドと一様な
熱印加可能な熱印加手段などがあり、また熱と磁場をラ
イン状に走査する構成としてもよく、用途に応じて適宜
選択することができる。とくに熱印加する加熱手段はワ
ックス、有機化合物など上記した分散媒23を溶融させ
るだけの加熱能力を有していればよい。
【0042】この可視情報形成は、磁気と分散媒の粘度
を低下させる程度の低エネルギーの熱による単純なもの
であるため、記録が容易であり、マイクロカプセルの粒
径を制御することにより、解像度の高い像形成が可能で
ある。また熱・磁気ヘッドで形成された可視情報は、分
散媒が常温に戻ると同時に固定状態となるため、その記
録安定性がよく、しかも、溶融状態以外では磁気のみで
の可視情報形成が行えないため、磁石に触れてかぶりを
生ずることがない。本発明による可視表示可能な磁気シ
ールドカードは内包される軟磁性材からなる微粒子の記
録時の移動性(回転)、すなわち記録の反応性の良さと
記録画像の安定性の両方を備えるものである。また、磁
気記録層に対し軟磁性材の微粒子の配向状態が平行方向
又は垂直方向の何れか一方をベースとし、部分的に他方
とすることにより情報を記録することができるため、上
記とは逆に軟磁性材の微粒子の配向状態が垂直方向にあ
るのをベースとし、部分的に平行方向に配向状態を変化
させて表示情報の記録をを行なうようにしてもよい。
【0043】さらに、マイクロカプセルはバインダーに
混ぜることで塗液化することができるため、様々な支持
体に塗布することができ、また、様々な形状に加工する
ことが可能であり、製造工程も簡単であることから、用
途範囲を広げることができる。さらに軟磁性材の着色、
分散媒の着色、保護層の着色など適宜選択することによ
り、種々の色を示す可視表示可能な磁気シールドカード
を得ることができる。
【0044】上記のように基材2上に磁気記録層3と磁
気シールド層4を設けた可視表示可能な磁気シールドカ
ード1は、磁気シールド層4による磁気記録層3へ磁気
情報の書き込み・読み取りが困難となり、不正行為を防
止、抑制するとともに磁気シールド層4に可視情報を記
録することにより、可視表示可能な磁気シールドカード
1に複数の情報記録手段を形成することが可能となり、
情報記録容量が増加、また情報密度が向上した。また磁
気記録層3の情報を磁気シールド層4に可視情報として
記録することができ、これにより可視表示可能な磁気シ
ールドカード1から直に記録情報を目視確認することが
でき、情報の読み取りのための装置が不要となる。磁気
記録層3に記録された情報で、磁気シールド層4に記録
される情報は同一であっても、またその中の一部でもよ
く、特定のものであってもよい。
【0045】さらに基材2上には他の記録手段として図
8に示すように磁気ストライプ13を設けてもよく、さ
らに他には図示しないがIC記録手段、光記録手段等を
設けてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明の可視表示可能な磁気シールドカ
ードは、磁気記録層上に軟磁性材と、これを分散し常温
で固相状態を示す分散媒を内包するマイクロカプセル化
粒子を含む磁気シールド層を積層してなり、磁気記録層
に記録された磁気情報を磁気シールド層により不正な書
き込み・読み取り行為から保護し、磁気情報の安全性を
高めるとともに、磁気シールド層を加熱することにより
マイクロカプセル化粒子内の分散媒を溶融状態として、
この軟磁性材を磁気シールド層に対し平行又は垂直に配
向させることにより、反射光のコントラストから可視情
報の記録表示ができる。また、軟磁性材の微粒子の配向
状態を可視情報表示層に対し平行又は垂直の何れか一方
に配向させることにより表示情報6を消去することがで
きる。
【0047】すなわち、本発明は磁気記録層への不正防
止手段としての磁気シールド層を、加熱により軟磁性材
粒子を移動(回転、配向)可能とし、磁気を印加した部
分と無印加の部分とが明確に異なるように明暗がはっき
りとし、かつ解像度の高く、鮮明で、さらに画像の安定
性に優れた記録消去可能な可視表示可能な磁気シールド
カードである。
【0048】さらに磁気記録部の記録情報の一部又は全
部を磁気シールド層に記録表示することにより、磁気記
録部の情報を再生する必要がなく磁気シールド層から直
接情報を目視でき、磁気記録部の情報を読み取るための
装置が不要となり、随時その情報を確認することができ
る。
【0049】また本発明の可視表示可能な磁気シールド
カードは、低温度の加熱と磁気の印加により簡易に像形
成を行うことができ、また分散媒の粘度を低下させる程
度の低エネルギー消費であり、記録層にマイクロカプセ
ル化粒子を用いることにより、マイクロカプセル化粒子
の粒径を制御することで解像度を高めることができる。
しかもマイクロカプセル化粒子内で軟磁性材微粒子が常
温で固相状態を示す分散媒に分散され、かつ記録消去時
以外は固定されているため、情報記録後に外部から磁石
などの磁気が印加されても、マイクロカプセル化粒子内
の軟磁性材微粒子に移動を生じることがなく、安定した
記録が得られる。加熱・磁気印加された部分のみに軟磁
性材微粒子の移動(配向)をほぼ限定できるため、解像
度が高く、常温で固相状態を示す分散媒を用いることで
表示情報の安定性も優れる。
【0050】またマイクロカプセル化粒子を含む塗液を
塗布する工程とすることができるため、可視表示可能な
磁気シールドカードの製造工程を簡略化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可視表示可能な磁気シールドカードの
一実施例の平面図である。
【図2】図1に示す可視表示可能な磁気シールドカード
のX−X線における断面図である。
【図3】本発明の可視表示可能な磁気シールドカードの
磁気シールド層の構成を示す部分拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の可視表示可能な磁気シー
ルドカードの部分拡大断面図である。
【図5】本発明の可視表示可能な磁気シールドカードの
磁気シールド層に対し軟磁性材を平行に配向させてなる
状態を示す説明図である。
【図6】本発明の可視表示可能な磁気シールドカードの
磁気シールド層に対し軟磁性材を垂直に配向させてなる
状態を示す説明図である。
【図7】本発明の可視表示可能な磁気シールドカードの
磁気シールド層に対し部分的に軟磁性材を垂直方向に配
向させてなる状態を示す説明図である。
【図8】本発明の他の実施例の可視表示可能な磁気シー
ルドカードの平面図である。
【符号の説明】
1 可視表示可能な磁気シールドカード 2 基材 3 磁気記録層 4 磁気シールド層 5 保護層 6 表示情報 11 マイクロカプセル 12 バインダー 13 磁気ストライプ 21 芯物質 22 軟磁性材 23 分散媒 24 殻物質 30 熱・磁気ヘッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも基材上に磁気記録可能な磁気記
    録層と磁気シールド層を積層してなり、前記磁気シール
    ド層は低保磁力の軟磁性材とこれを分散してなる常温に
    おいて固相状態を示す分散媒とを内包するマイクロカプ
    セル化粒子をバインダー中に分散配置してなることを特
    徴とする可視表示可能な磁気シールドカード。
  2. 【請求項2】前記軟磁性材は平均長径5〜10μm、厚
    さ0.1〜2μmの間にあるフレーク状であり、かつ保
    磁力が50Oe以下であることを特徴とする請求項1記
    載の可視表示可能な磁気シールドカード。
  3. 【請求項3】前記分散媒が融点35℃以上80℃以下の
    有機化合物であることを特徴とする請求項1記載の可視
    表示可能な磁気シールドカード。
  4. 【請求項4】前記マイクロカプセル化粒子の平均粒径が
    15μmから50μmの間にあることを特徴とする請求
    項1記載の可視表示可能な磁気シールドカード。
  5. 【請求項5】前記バインダーが水系樹脂であることを特
    徴とする請求項1記載の可視表示可能な磁気シールドカ
    ード。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001042795A (ja) * 1999-08-04 2001-02-16 Toppan Printing Co Ltd 可逆性記録媒体及びそれを用いたカード及びその製造方法

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