JPH09196497A - 空調システム - Google Patents

空調システム

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JPH09196497A
JPH09196497A JP2213796A JP2213796A JPH09196497A JP H09196497 A JPH09196497 A JP H09196497A JP 2213796 A JP2213796 A JP 2213796A JP 2213796 A JP2213796 A JP 2213796A JP H09196497 A JPH09196497 A JP H09196497A
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heat
air
desiccant
evaporator
compressor
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Kensaku Maeda
健作 前田
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Ebara Corp
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    • F24F3/1423Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with a moving bed of solid desiccants, e.g. a rotary wheel supporting solid desiccants
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    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1084Rotary wheel comprising two flow rotor segments

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の空調システムのエネルギー効率を上回
りしかも冷却塔が不要であるような空調システムを提供
する。 【解決手段】 第1の蒸発器2、第1の圧縮機3及び凝
縮器4とで第1のサイクルを形成するとともに、第2の
蒸発器8、第2の圧縮機6及び凝縮器4とで第2のサイ
クルを形成するヒートポンプ1と、凝縮器4からヒート
ポンプ1の加熱能力を取り出して循環する温熱媒体経路
と、第1の蒸発器2からヒートポンプ1の冷凍能力を取
り出して循環する冷熱媒体経路とを有し、温熱媒体経路
にはデシカント空調機70A〜Eを接続し、冷熱媒体経
路には空調区画の空気と熱交換関係にある空調機を接続
するとともに、温熱媒体経路の熱媒体でデシカント空調
機70A〜Eのデシカントの再生を行う空調システムで
あって、第2の蒸発器8でデシカント空調機70A〜E
の排気の熱を回収し、第2のサイクルによって温熱媒体
を加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調システムに係
り、特に空調機にデシカント空調機と顕熱処理用の空調
機を併用した空調システムで、該デシカント空調機の加
熱および冷却用の熱源としてヒートポンプを使用し、冷
房を主目的とした空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のヒートポンプを使用した
ビル空調システムの例である。この種の従来の空調シス
テムは、室内空気の温度湿度を快適に保つため、空気を
冷却除湿した後にレヒート(再加熱)を行って相対湿度
を下げる方法が採られており、そのためにダブルバンド
ル形のヒートポンプが熱源機として用いられていた。図
7において、1はヒートポンプ、2は蒸発器、3は圧縮
機、4は温水コンデンサ(凝縮器)、5は冷却水コンデ
ンサ(凝縮器)、7は絞り機構、10は冷水ポンプ、1
1は温水ポンプ、13は冷却水ポンプ、14は冷却塔
(クーリングタワー)であり、これらのヒートポンプ設
備で冷水、温水を製造し、ビル60内に敷設された冷水
経路(冷熱媒体経路)20,21および温水経路(温熱
媒体経路)30,31に冷温水を供給していた。
【0003】ビルの中では、ペリメータ(周縁部)の熱
負荷処理のため冷水経路20,21に複数のファンコイ
ル等の室内空気との熱交換器(以下、ファンコイルと称
する)51A〜51Eが経路44A〜44Eおよび45
A〜45Eを介して接続されている。また、コアの部分
では、空気調和のため冷水経路20,21および温水経
路30,31に複数のエアハンドリングユニット50A
〜50Eが経路40A〜40E,41A〜41E,42
A〜42E,43A〜43Eを介して接続されている。
該エアハンドリングユニット50A〜50Eは外気O
A、還気RAを取り入れ、処理した空気をダクトから空
調空間61A〜61Eへ給気SAの供給を行うとともに
排気EXを室外に放出して空気調和(冷房)を行ってい
た。
【0004】この種の従来システムでは、空調空間61
A〜61Eの空気は、エアハンドリングユニット50A
〜50E内において冷水によって冷却され、空気中の水
分を結露させて除去された後、温水によって再加熱(レ
ヒート)されて適度な温度、湿度に調整されていた。ま
た、空調空間61A〜61Eの空気はファンコイル51
A〜51Eによっても冷却され、主に日射による顕熱を
除去されていた。このようにして、ビル60内部の空気
調和によって生じる熱負荷は、空気の受けた作用の結果
として、冷水を暖めるとともに、温水を冷却する。熱源
機では、暖まった冷水は蒸発器2で冷却され、ヒートポ
ンプの作用で温水コンデンサ(凝縮器)4および冷却水
コンデンサ(凝縮器)5に熱を汲み上げ、このうち一部
は温水の加熱に利用され、余った熱は冷却塔14に捨て
られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の空調システム
の熱の流れを図8に示す。冷水からの入熱と圧縮機動力
が入熱となってヒートポンプに流入し、出熱は一部が温
水を加熱し、残りが冷却塔14に捨てられていた。い
ま、圧縮機動力を1の熱量とすると、一般的なヒートポ
ンプの動作係数は大略で4であるので、冷水からの入熱
量は4となる。一方、出熱は合計1+4で5となり、こ
の内の一部の熱量が温水を加熱し前述のレヒートに使用
される。しかし、レヒートは空調全体から見るとビルへ
の入熱であるので冷水負荷となって内部負荷として循環
しており、純粋に冷房効果として利用できる熱量は冷水
からの入熱量4より少なくなる。従って、この種の従来
のシステムの動作係数は、 動作係数=冷房効果/圧縮機入力 < 4/1=4 となって、4以下となる。このように、従来のシステム
では、レヒートが内部負荷となって圧縮機動力を増加さ
せるとともに、冷水から回収した熱は利用されることな
く冷却塔から外部に捨てられており、そのため動作係数
が低い欠点があった。
【0006】本発明は、前述した点に鑑みてなされたも
ので、空調機にデシカント空調機を主体的に採用し、レ
ヒートを不要にして空調負荷を軽減するとともに、これ
まで外部に捨てられていたヒートポンプからの出熱をす
べて回収してデシカント空調装置の駆動源として利用す
るとともに、梅雨時期のように顕熱負荷がほとんどな
く、潜熱負荷のみ存在して所謂除湿運転が必要な場合に
はデシカント空調機からの排気からも選択的に熱回収し
てデシカント空調装置の駆動源として利用することによ
って、従来からの冷凍機を用いて空気を冷却除湿する空
調システムのエネルギー効率を上回りしかも冷却塔が不
要な空調システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の空調システムは、第1の蒸発器と第2の蒸
発器と凝縮器と第1の圧縮機と第2の圧縮機を主な構成
機器とし、第1の蒸発器と第1の圧縮機と凝縮器で第1
のサイクルを形成するとともに、第2の蒸発器と第2の
圧縮機と凝縮器で第2のサイクルを形成するヒートポン
プと、凝縮器からヒートポンプの加熱能力を取り出して
循環する温熱媒体経路と、第1の蒸発器からヒートポン
プの冷凍能力を取り出して循環する冷熱媒体経路とを有
し、前記温熱媒体経路にはデシカント空調機を接続し、
前記冷熱媒体経路には空調区画の空気と熱交換関係にあ
る空調機を接続するとともに、該冷熱媒体でデシカント
と接触後の処理空気を冷却するとともに、該温熱媒体経
路の熱媒体で前記デシカント空調機のデシカントの再生
を行う空調システムで、前記第2の蒸発器でデシカント
空調機の排気の熱を回収し、前記第2の蒸発器と圧縮機
と凝縮器で形成する第2のサイクルによって前記温熱媒
体を加熱することを特徴とするものである。
【0008】前述のように構成した本発明のデシカント
空調システムによって、第1および第2の圧縮機に加え
られる動力相当の熱量にファンコイル等の空調機および
デシカント空調機から冷水に回収した熱量を加えた熱量
およびデシカント空調機の排気から熱回収した熱を温水
に加えて、全てデシカント再生用の加熱源として利用す
ることができるため冷却塔が不要になるとともに、デシ
カント空調の駆動源が再利用された熱であり所謂熱の多
重効用がなされるためさらに冷房効果が増し、従って動
作係数が高いデシカント空調システムを提供することが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る空調システムの一実施例
を図1乃至図6を参照して説明する。図1は本発明に係
る空調システムの基本構成を示す図である。図1におい
て、点線で囲った1はヒートポンプである。該ヒートポ
ンプ1の中の2は第1の蒸発器、3は第1の圧縮機、4
は凝縮器(温水コンデンサ)、7は絞り機構であり、こ
れらの機器を経路25,33,35,23で連絡して第
1のサイクルを形成する。また、該ヒートポンプ1の中
の8は第2の蒸発器、6は第2の圧縮機、9は絞り機構
であり、これらの機器を経路26,36,37,27で
連絡して第2のサイクルを形成する。
【0010】このように構成することによって、第1の
サイクルではヒートポンプの作用によって冷水の熱を伝
熱管24を介して回収し、昇温して凝縮器4の伝熱管3
4内を流動する温水を加熱する作用を得ることができ
る。このような第1のサイクルの作用は従来の公知の技
術と差異はない。冷水、温水経路中の10は冷水ポン
プ、11は温水ポンプであり、ヒートポンプ1中の前記
第1のサイクルによって冷水を、また前記第1及び第2
のサイクルで温水を製造し、ビル60内に敷設された冷
水経路(冷熱媒体経路)20,21および温水経路(温
熱媒体経路)30,31に冷温水を供給するように構成
している。
【0011】12は熱媒体ポンプであり、経路91,9
2,93によって第2の蒸発器8と外部の排気熱交換器
80との間に水等の熱媒体を循環させて第2の蒸発器8
と外部の排気熱交換器80との間に熱交換関係を形成
し、排気熱交換器80で回収した排気の熱を第2の蒸発
器8に移送するよう構成する。
【0012】ビルの中では、ペリメータの顕熱負荷処理
のため、冷水経路20,21に複数のファンコイル等の
室内空気との熱交換器(以下、ファンコイルと称する)
51A〜51Eを経路44A〜44Eおよび45A〜4
5Eを介して接続している。また、コアの部分では、空
気調和のため冷水経路20,21および温水経路30,
31に複数のデシカント空調機70A〜70Eを経路4
0A〜40E,41A〜41E,42A〜42E,43
A〜43Eを介して接続している。該デシカント空調機
70A〜70Eは、以下に図2を用いて説明するよう
に、外気OA、還気RAを取り入れ、処理した空気をダ
クトから空調空間61A〜61Eへ給気SAの供給を行
うとともに、排気EXを集合ダクト82に放出し、空気
調和(冷房)を行うよう構成している。
【0013】集合ダクト82には、排気ファン81を出
た経路中に、排気と前記第2の蒸発器8を循環する熱媒
体とを熱交換する排気熱交換器80を接続している。該
排気熱交換器80では、熱交換関係を形成する第2の蒸
発器8を介して第2のサイクルの圧縮機6の運転停止に
よって選択的に排気の熱を回収するよう構成している。
このように構成することによって、第2の蒸発器8の伝
熱管28を介して熱媒体から第2のサイクルに回収され
た排気の熱が、ヒートポンプ作用によって凝縮器4の伝
熱管34内を流動する温水を加熱するという効果を得る
ことができる。
【0014】このように構成した空調システムでは、冷
房負荷のうち所謂除湿効果を得るための潜熱負荷処理は
前記デシカント空調機70A〜70Eで行い、ペリメー
タ部分の日射等による顕熱負荷処理はファンコイル51
A〜51Eで行うことになる。従来の冷房では潜熱負荷
処理も冷水で行っていたため、空気の露点温度以下に冷
却する必要があり、そのため冷水温度は5〜7℃で供給
することが一般的であった。しかし、本システムにおい
ては冷水では顕熱処理のみ行えばよいので、冷水温度は
気温より10℃程度低い温度で十分で、従って15℃程
度の冷水を循環させる。また、デシカント空調機では、
デシカント再生には60〜80℃の再生空気が必要であ
り、そのために70〜90℃の温水を循環させる。
【0015】図2はデシカント空調機の基本構成を示す
図である。図2のデシカント空調機は以下に示すように
構成されている。空調空間61A〜61Eは処理空気の
送風機102の吸い込み口と経路107を介して接続
し、送風機102の吐出口はデシカントロータ103と
経路108を介して接続し、デシカントロータ103の
処理空気の出口は再生空気と熱交換関係にある顕熱熱交
換器104と経路109を介して接続し、顕熱熱交換器
104の処理空気の出口は冷水熱交換器(冷却器)11
5と経路110を介して接続し、冷却器115の処理空
気の出口は加湿器105と経路111を介して接続し、
加湿器105の処理空気の出口は空調空間61A〜61
Eと経路112を介して接続して処理空気のサイクルを
形成する。
【0016】一方、再生用の空気経路は、外気を再生空
気用の送風機140の吸い込み口と経路124を介して
接続し、送風機140の吐出口は処理空気と熱交換関係
にある顕熱熱交換器104と接続し、顕熱熱交換器10
4の再生空気の出口は別の顕熱熱交換器121の低温側
入口と経路126を介して接続し、顕熱熱交換器121
の低温側出口は温水熱交換器(加熱器)120と経路1
27を介して接続し、加熱器120の再生空気の出口は
デシカントロータ103の再生空気入口と経路128を
介して接続し、デシカントロータ103の再生空気の出
口は顕熱熱交換器121の高温側入口と経路129を介
して接続し、顕熱熱交換器121の高温側出口は外部空
間と経路130を介して接続し、これにより、再生空気
を外部から取り入れて外部に排気するサイクルを形成す
る。
【0017】前記加熱器120の熱媒体(温水)入口は
経路42A〜42Eを介してヒートポンプの温水経路3
0に接続し、加熱器120の温水出口は経路43A〜4
3Eを介してヒートポンプの温水経路31に接続する。
また、前記冷却器115の冷水入口は経路40A〜40
Eを介してヒートポンプの冷水経路20に接続し、冷却
器115の冷水出口は経路41A〜41Eを介してヒー
トポンプの冷水経路21を接続する。なお、図中、丸で
囲ったアルファベットK〜Vは、図3と対応する空気の
状態を示す記号であり、SAは給気を、RAは還気を、
OAは外気を、EXは排気を表わす。
【0018】次に前述のように構成されたヒートポンプ
を熱源機とする空調システムの動作を説明する。まず、
図1中の第2の圧縮機6の運転を停止して第2のサイク
ルの作動を停止させ、排気熱交換器80が作動しない状
態での運転について説明する。この運転は第1のサイク
ルのみが作動するもので、この種の運転形態は通常の冷
房運転で潜熱負荷と顕熱負荷が混在する場合の対応とし
て行うものである。図3は図2の実施例の空気調和の部
分の作動状態を示すモリエル線図である。
【0019】本実施例のデシカント空調機部分の作用に
ついて説明すると、図2において、空調される室内61
A〜61Eの空気(処理空気)は経路107を経て送風
機102に吸引され、昇圧されて経路108を経てデシ
カントロータ103に送られ、デシカントロータの吸湿
剤で空気中の水分を吸着されて絶対湿度が低下する。ま
た吸着の際、吸着熱によって空気は温度上昇する。湿度
が下がり温度上昇した空気は経路109を経て顕熱熱交
換器104に送られ空気(再生空気)と熱交換して冷却
される。冷却された空気は経路110を経て冷却器11
5に送られさらに冷却される。冷却された処理空気は加
湿器105に送られ水噴射または気化式加湿によって等
エンタルピ過程で温度低下し経路112を経て空調空間
61A〜61Eに戻される。
【0020】デシカントロータはこの過程で水分を吸着
したため、再生が必要で、この実施例では外気を再生用
空気として用いて次のように行われる。外気(OA)は
経路124を経て送風機140に吸引され昇圧されて顕
熱熱交換器104に送られ、処理空気を冷却して自らは
温度上昇し、経路126を経て次の顕熱熱交換器121
に流入し、再生後の高温の空気と熱交換して温度上昇す
る。さらに顕熱熱交換器121を出た再生空気は経路1
27を経て加熱器120に流入し、温水によって加熱さ
れて60〜80℃まで温度上昇し、相対湿度が低下す
る。
【0021】この過程は再生空気の顕熱変化であり、空
気の比率は温水に比べて著しく低く温度変化が大きいた
め、温水の流量を減少させて温度変化を大きくしても熱
交換は効率良く行われる。温水の利用温度差を大きくと
ることによって流量が少なくなるため、搬送動力が低減
される。加熱器120を出て相対湿度が低下した再生空
気はデシカントロータ103を通過してデシカントロー
タの水分を除去し再生作用をする。デシカントロータ1
03を通過した再生空気は経路129を経て顕熱熱交換
器121に流入し、再生前の再生空気の余熱を行ったの
ち経路130を経て排気として外部に捨てられる。
【0022】これまでの過程をモリエル線図を用いて説
明すると、図3において、空調される室内61A〜61
Eの空気(処理空気:状態K)は経路107を経て送風
機102に吸引され、昇圧されて経路108を経てデシ
カントロータ103に送られ、デシカントロータの吸湿
剤で空気中の水分を吸着されて絶対湿度が低下するとと
もに吸着熱によって空気は温度上昇する(状態L)。湿
度が下がり温度が上昇した空気は経路109を経て顕熱
熱交換器104に送られ、外気(再生空気)と熱交換し
て冷却される(状態M)。冷却された空気は経路110
を経て冷却器115に送られ、さらに冷却される(状態
N)。冷却された空気は経路111を経て加湿器105
に送られ、水噴射または気化式加湿によって等エンタル
ピ過程で温度低下し(状態P)、経路112を経て空調
空間61A〜61Eに戻される。このようにして室内の
還気(状態K)と給気(状態P)との間にはエンタルピ
差ΔQが生じ、これによって空調空間61A〜61Eの
冷房が行われる。
【0023】デシカントの再生は次のように行われる。
再生用の外気(OA:状態Q)は経路124を経て送風
機140に吸引され、昇圧されて顕熱熱交換器104に
送られ、処理空気を冷却して自らは温度上昇し(状態:
R)、経路126を経て次の顕熱熱交換器121に流入
し、再生後の高温の空気と熱交換して温度上昇する(状
態S)。さらに、顕熱熱交換器121を出た再生空気は
経路127を経て加熱器120に流入し、温水によって
加熱されて60〜80℃まで温度上昇し、相対湿度が低
下する(状態T)。相対湿度が低下した再生空気はデシ
カントロータ103を通過してデシカントロータの水分
を除去する(状態U)。デシカントロータ103を通過
した再生空気は、経路129を経て顕熱熱交換器121
に流入し、顕熱熱交換器104を出た再生前の再生空気
の余熱を行って自らは温度低下した(状態V)のち、経
路130を経て排気ダクト71A〜71Eに放出され
る。このようにして、デシカントの再生と処理空気の除
湿、冷却を繰り返し行うことによって、通常の冷房運転
で潜熱負荷と顕熱負荷が混在する場合の空調を行うこと
ができる。
【0024】なお、再生用空気として室内換気にともな
う排気を用いる方法も従来からデシカント空調では広く
行われているが、本発明においても室内からの排気を再
生用空気として使用しても差し支えなく、本実施例と同
様の効果が得られる。図4に第2の圧縮機6の運転を停
止して第2のサイクルの作動を停止させ、排気熱交換器
が作動しない場合のヒートポンプ部分の熱の流れを示
す。図4において入熱は冷水からの入熱と圧縮機動力で
あり、出熱は全て温水に加えられる。いま、圧縮機動力
を1の熱量とすると、この種のヒートポンプの温度リフ
トは最低でも冷水15℃から熱を汲み上げて70℃まで
昇温させるために55℃の温度リフトとなり、通常のヒ
ートポンプの温度リフト45℃に比べて22%増加し、
圧力比が若干高くなるため動作係数は大略3程度に設計
できる。従って、冷水からの入熱量は3となり、一方、
出熱は合計1+3で4となり、この熱量が全て温水を加
熱しデシカント空調機に使用される。
【0025】デシカント空調機の単体におけるエネルギ
ー効率を示す動作係数(COP)は、図3における冷房
効果ΔQを再生加熱量で除した値で示されるが、大略最
大で0.8〜1.2であることが一般に報告されてい
る。そこで、デシカント空調機の動作係数(COP)を
大略1とすると、デシカント空調機では1の加熱量によ
って1の冷房効果が得られることになるので、ヒートポ
ンプの圧縮機入力を1とするとデシカント空調機の駆動
熱量は4となり、従って、温水によって4の冷房効果が
得られる。本空調システムではこの他に冷水による冷房
効果が3あるので合計7の冷房効果が得られ、システム
全体の動作係数は、 動作係数=冷房効果/圧縮機入力=7 となる。この値は従来システムの値「4以下」を大幅に
上回るものである。
【0026】このように、本実施例によれば、ヒートポ
ンプおよび顕熱処理のための空調機を含む空調機によっ
て回収した冷房による熱を昇温して再度加熱源とし、デ
シカント空調機のデシカントの再生を行うことによっ
て、さらに冷房効果を発揮させることができる。また、
回収した熱は全てデシカントの再生に使用するため、冷
却塔に捨てる熱が無くなり、冷却塔が不要となる。
【0027】次に、図1中の第2の圧縮機6を運転して
第2のサイクルを作動させ、熱媒体を第2の蒸発器8と
排気熱交換器80の間で循環させ、排気熱交換器80を
動作させた運転について説明する。この運転は梅雨時期
のように顕熱負荷がほとんどなく、潜熱負荷のみ存在し
て所謂除湿運転が必要な場合の対応として行うものであ
る。図5はこのような時期の空気調和を示すモリエル線
図である。図5において、空調される室内61A〜61
Eの空気(処理空気:状態K)は経路107を経て送風
機102に吸引され、昇圧されて経路108を経てデシ
カントロータ103に送られ、デシカントロータの吸湿
剤で空気中の水分を吸着されて絶対湿度が低下するとと
もに吸着熱によって空気は温度上昇する(状態L)。
【0028】湿度が下がり温度が上昇した空気は経路1
09を経て顕熱熱交換器104に送られ、外気(再生空
気)と熱交換して冷却される(状態M)。冷却された空
気は経路110を経て冷却器115に送られるが、顕熱
負荷が少ないため冷却せずそのまま通過させられる(状
態N)。冷却された空気は経路111を経て加湿器10
5に送られ水噴射または気化式加湿によって等エンタル
ピ過程で温度低下し(状態P)、経路112を経て空調
空間61A〜61Eに戻される。このようにして、室内
の還気(状態K)と給気(状態P)との間には潜熱比が
大きいエンタルピ差ΔQが生じ、これによって空調空間
61A〜61Eの除湿冷房が行われる。
【0029】デシカントの再生は次のように行われる。
再生用の外気(OA:状態Q)は経路124を経て送風
機140に吸引され、昇圧されて顕熱熱交換器104に
送られ、処理空気を冷却して自らは温度上昇し(状態:
R)、経路126を経て次の顕熱熱交換器121に流入
し、再生後の高温の空気と熱交換して温度上昇する(状
態S)。さらに、顕熱熱交換器121を出た再生空気は
経路127を経て加熱器120に流入し温水によって加
熱され60〜80℃まで温度上昇し、相対湿度が低下す
る(状態T)。相対湿度が低下した再生空気はデシカン
トロータ103を通過してデシカントロータの水分を除
去する(状態U)。
【0030】デシカントロータ103を通過した再生空
気は経路129を経て顕熱熱交換器121に流入し、顕
熱熱交換器104を出た再生前の再生空気の余熱を行っ
て自らは温度低下した(状態V)のち、経路130を経
て排気ダクト71A〜71Eに放出される。排気ダクト
71A〜71Eに放出された排気は排気ファン81の作
用により集合排気ダクト82を経て排気熱交換器80に
流入し、熱媒体と熱交換して顕熱を奪われて温度が低下
する(状態W)。熱媒体が奪った熱は、前述の如く第2
のサイクルのヒートポンプ作用によって凝縮器伝熱管3
4内を流動する温水の加熱に使用される。
【0031】デシカント空調機部分の作用について説明
すると、図2において、空調される室内61A〜61E
の空気(処理空気)は経路107を経て送風機102に
吸引されて昇圧され、経路108を経てデシカントロー
タ103に送られ、デシカントロータの吸湿剤で空気中
の水分を吸着されて絶対湿度が低下する。また、吸着の
際、吸着熱によって空気は温度上昇する。湿度が下がり
温度が上昇した空気は経路109を経て顕熱熱交換器1
04に送られ、外気(再生空気)と熱交換して冷却され
る。冷却された空気は経路110を経て冷却器115に
送られるが、ここでは顕熱負荷が小さいため、冷水経路
に設けた制御弁(図示せず)によって冷水との熱交換を
防止してそのまま通過させられる。冷却された処理空気
は加湿器105に送られ、水噴射または気化式加湿によ
って等エンタルピ過程で温度低下し、経路112を経て
空調空間61A〜61Eに戻される。
【0032】デシカントロータ103の再生は次のよう
に行われる。外気(OA)は経路124を経て送風機1
40に吸引され、昇圧されて顕熱熱交換器104に送ら
れ、処理空気を冷却して自らは温度上昇し、経路126
を経て次の顕熱熱交換器121に流入し、再生後の高温
の空気と熱交換して温度上昇する。さらに、顕熱熱交換
器121を出た再生空気は経路127を経て加熱器12
0に流入し、温水によって加熱されて60〜80℃まで
温度上昇し、相対湿度が低下する。
【0033】加熱器120を出て相対湿度が低下した再
生空気はデシカントロータ103を通過してデシカント
ロータの水分を除去し、再生作用をする。デシカントロ
ータ103を通過した再生空気は、経路129を経て顕
熱熱交換器121に流入し、再生前の再生空気の余熱を
行ったのち、経路130を経て排気ダクト71A〜71
Eに放出され、さらに図1中のダクト82を経て排気フ
ァン81に吸引されて排気熱交換器80に至り、熱媒体
と熱交換して冷却された後、排気ダクト83を経て外気
に放出される。このようにして、除湿運転で潜熱負荷が
大きく、顕熱負荷が小さい場合には、冷水による冷却器
115を使わない方法でデシカント空調機による空調を
行うことができる。
【0034】図6にこの場合のヒートポンプ部分の熱の
流れを示す。図6において入熱は排気熱交換器80から
の入熱と冷水からの入熱と第1及び第2の圧縮機動力で
出熱は全て温水に加えられる。顕熱負荷が小さく潜熱負
荷が大きい場合には、空調機で冷水に加えられる熱量が
少なくなる。ヒートポンプの運転を継続するには入熱と
なる熱が必要であり、このような場合には本発明では、
図6で示すように、排気熱交換器80からの入熱で必要
な熱を賄うことができる。
【0035】このようにして、本発明の空調システムに
よれば、潜熱負荷と顕熱負荷が混在する通常の冷房運転
と、梅雨時期のように顕熱負荷がほとんどなく潜熱負荷
のみが存在する所謂除湿運転のいずれにも対応すること
ができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヒ
ートポンプおよび顕熱処理のための空調機を含む空調機
によって回収した冷房による熱を昇温して再度加熱源と
してデシカント空調機のデシカントの再生を行うので、
さらに冷房効果を発揮させることができ、大きな省エネ
ルギー効果があるとともに、冷却塔に捨てる熱が無くな
り、冷房システムの運転に必要な動力が削減されるとと
もに、冷却塔が不要となり、設備費が削減され、また水
道料金も削減されて、きわめて経済的な空調システムを
提供することができる。さらに、本発明によれば梅雨時
期のように顕熱負荷がほとんどなく、潜熱負荷のみ存在
して所謂除湿運転が必要な場合にはデシカント空調機か
らの排気からも選択的に熱回収してデシカント空調装置
の駆動源として利用することによって、作動範囲が広く
快適な空調システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデシカント空調システムの一実施
例の基本構成を示す説明図である。
【図2】図1の実施例に係るデシカント空調機の基本構
成を示す説明図である。
【図3】図1の実施例に係る通常の冷房運転時の空気の
デシカント空調サイクルをモリエル線図で示す説明図で
ある。
【図4】本発明の空調システムに係る通常の冷房運転時
のヒートポンプの熱の移動を示す説明図である。
【図5】図1の実施例に係る除湿運転時の空気のデシカ
ント空調サイクルをモリエル線図で示す説明図である。
【図6】本発明の空調システムに係る除湿運転時のヒー
トポンプの熱の移動を示す説明図である。
【図7】従来の空調システムの基本構成を示す説明図で
ある。
【図8】従来の空調システムに係るヒートポンプの熱の
移動を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ヒートポンプ 2,8 蒸発器 3 圧縮機 4 凝縮器(温水コンデンサ) 5 冷却水コンデンサ 6 圧縮機 7,9 絞り機構 10 冷水ポンプ 11 温水ポンプ 13 冷却水ポンプ 14 冷却塔 20,21 冷水(熱媒体)経路 23 冷媒経路 24,28 伝熱管 25〜27 冷媒経路 30,31 冷却水(熱媒体)経路 33 冷媒経路 34 伝熱管 35〜37 冷媒経路 40A〜E 冷水(熱媒体)経路 41A〜E 冷水(熱媒体)経路 42A〜E 冷却水(熱媒体)経路 43A〜E 冷却水(熱媒体)経路 44A〜E 冷水(熱媒体)経路 45A〜E 冷水(熱媒体)経路 50A〜E エアハンドリングユニット 51A〜E ファンコイルユニット 61A〜E 空調空間 70A〜E デシカント空調機 71A〜E 排気ダクト 80 排気熱交換器 81 排気ファン 82,83 排気ダクト 90 制御弁 91 弁 92,93 冷水経路 102 送風機 103 デシカントロータ 104 顕熱熱交換器 105 加湿器 106 給水管 107〜112 空気経路 115 冷却器(冷水熱交換器) 120 加熱器(温水熱交換器) 121 顕熱熱交換器 124〜130 空気経路 140 送風機 151,152 温水経路 161,162 冷水経路 K デシカント空調の空気の状態点 L デシカント空調の空気の状態点 M デシカント空調の空気の状態点 N デシカント空調の空気の状態点 P デシカント空調の空気の状態点 Q デシカント空調の空気の状態点 R デシカント空調の空気の状態点 S デシカント空調の空気の状態点 T デシカント空調の空気の状態点 U デシカント空調の空気の状態点 V デシカント空調の空気の状態点 W デシカント空調の空気の状態点 SA 給気 RA 還気 EX 排気 OA 外気 ΔQ 冷房効果 Δq 冷水による冷却量 ΔH 温水による加熱量

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の蒸発器、第2の蒸発器、凝縮器、
    第1の圧縮機及び第2の圧縮機を主な構成機器とし、前
    記第1の蒸発器、前記第1の圧縮機及び前記凝縮器とで
    第1のサイクルを形成するとともに、前記第2の蒸発
    器、前記第2の圧縮機及び前記凝縮器とで第2のサイク
    ルを形成するヒートポンプと、 前記凝縮器から前記ヒートポンプの加熱能力を取り出し
    て循環する温熱媒体経路と、前記第1の蒸発器から前記
    ヒートポンプの冷凍能力を取り出して循環する冷熱媒体
    経路とを有し、 前記温熱媒体経路にはデシカント空調機を接続し、前記
    冷熱媒体経路には空調区画の空気と熱交換関係にある空
    調機を接続するとともに、該温熱媒体経路の熱媒体で前
    記デシカント空調機のデシカントの再生を行う空調シス
    テムであって、 前記第2の蒸発器で前記デシカント空調機の排気の熱を
    回収し、前記第2のサイクルによって前記温熱媒体を加
    熱することを特徴とする空調システム。
  2. 【請求項2】 第1の蒸発器、第2の蒸発器、凝縮器、
    第1の圧縮機及び第2の圧縮機を主な構成機器とし、前
    記第1の蒸発器、前記第1の圧縮機及び前記凝縮器とで
    第1のサイクルを形成するとともに、前記第2の蒸発
    器、前記第2の圧縮機及び前記凝縮器とで第2のサイク
    ルを形成するヒートポンプと、 前記凝縮器から前記ヒートポンプの加熱能力を取り出し
    て循環する温熱媒体経路と、前記第1の蒸発器から前記
    ヒートポンプの冷凍能力を取り出して循環する冷熱媒体
    経路とを有し、 前記温熱媒体経路にはデシカント空調機を接続し、前記
    冷熱媒体経路には空調区画の空気と熱交換関係にある空
    調機を接続するとともに、 該冷熱媒体でデシカントと接触後の処理空気を冷却し、
    該温熱媒体経路の熱媒体で前記デシカント空調機のデシ
    カントの再生を行う空調システムであって、 前記第2の蒸発器で前記デシカント空調機の排気の熱を
    回収し、前記第2のサイクルによって前記温熱媒体を加
    熱することを特徴とする空調システム。
  3. 【請求項3】 第1のサイクルを形成する第1の蒸発
    器、第2の蒸発器及び凝縮器と、前記凝縮器とともに第
    2のサイクルを形成する第1の圧縮機及び第2の圧縮機
    を備えたヒートポンプと、 前記凝縮器から前記ヒートポンプの加熱能力を取り出し
    て循環する温熱媒体経路と、前記第1の蒸発器から前記
    ヒートポンプの冷凍能力を取り出して循環する冷熱媒体
    経路とを有し、 前記温熱媒体経路には複数個のデシカント空調機を接続
    し、前記冷熱媒体経路には空調区画の空気と熱交換関係
    にある複数個の空調機を接続するとともに、該温熱媒体
    経路の熱媒体で前記デシカント空調機のデシカントの再
    生を行う空調システムであって、 前記デシカント空調機の排気系統に排気と熱交換関係に
    ある熱交換器を設けて該熱交換器と第2の蒸発器との間
    に熱交換関係を形成し、排気の熱を回収して前記第2の
    蒸発器と圧縮機と凝縮器で形成する第2のサイクルで昇
    温して前記温熱媒体を加熱することを特徴とする空調シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 第1のサイクルを形成する第1の蒸発
    器、第2の蒸発器及び凝縮器と、前記凝縮器とともに第
    2のサイクルを形成する第1の圧縮機及び第2の圧縮機
    を備えたヒートポンプと、 前記凝縮器から前記ヒートポンプの加熱能力を取り出し
    て循環する温熱媒体経路と、前記第1の蒸発器から前記
    ヒートポンプの冷凍能力を取り出して循環する冷熱媒体
    経路とを有し、 前記温熱媒体経路には複数個のデシカント空調機を接続
    し、前記冷熱媒体経路には空調区画の空気と熱交換関係
    にある複数個の空調機を接続するとともに、該温熱媒体
    でデシカントと接触後の処理空気を冷却し、該温熱媒体
    経路の熱媒体で前記デシカント空調機のデシカントの再
    生を行う空調システムであって、 前記デシカント空調機の排気系統に排気と熱交換関係に
    ある熱交換器を設けて該熱交換器と第2の蒸発器との間
    に熱交換関係を形成し、排気の熱を回収して前記第2の
    蒸発器と圧縮機と凝縮器で形成する第2のサイクルで昇
    温して前記温熱媒体を加熱することを特徴とする空調シ
    ステム。
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JP2213796A JPH09196497A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 空調システム
US08/781,050 US5718122A (en) 1996-01-12 1997-01-09 Air conditioning system
CNB971003904A CN1153931C (zh) 1996-01-12 1997-01-13 空调系统

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005069553A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Kimura Kohki Co Ltd 水熱源熱回収空調システム
JP2013543106A (ja) * 2010-11-22 2013-11-28 マンターズ コーポレイション 冷却能力を高めたデシカント除湿システム

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