JPH09196417A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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Publication number
JPH09196417A
JPH09196417A JP719596A JP719596A JPH09196417A JP H09196417 A JPH09196417 A JP H09196417A JP 719596 A JP719596 A JP 719596A JP 719596 A JP719596 A JP 719596A JP H09196417 A JPH09196417 A JP H09196417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactor
air conditioner
outdoor unit
partition plate
passage hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP719596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Matsuoka
康之 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機の動作周波数を制御するインバータ装
置のリアクタより発生する電磁振動に起因する騒音を低
減した空気調和機の室外ユニットを提供することを目的
としている。 【解決手段】 基板上に立設された仕切板4により熱交
換室と機械室に区画され、前記熱交換室に室外熱交換器
1および同室外熱交換器を冷却する送風機2が配置さ
れ、機械室に圧縮機3が配置され、前記仕切板の機械室
側に圧縮機の動作周波数を制御するインバータ装置のリ
アクタ5を、同リアクタに備えたリアクタ取付金具5a
を介して設置される空気調和機の室外ユニットにおい
て、前記仕切板のリアクタが設置される部分に略一字形
状または略十字形状凹部4cを、同凹部の端部が前記リ
アクタの取付金具から表出する大きさに形成し、前記リ
アクタ取付金具にリアクタの振動を逃がす通音孔5bを
設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の室外ユニ
ットに係わり、とくに、圧縮機の動作周波数を制御する
インバータ装置のリアクタの設置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外ユニットは、図
1に示すように、基板上に立設された仕切板4により熱
交換室と機械室に区画され、前記熱交換室に室外熱交換
器1および同室外熱交換器1を冷却する送風機2が配置
され、機械室に圧縮機3が配置され、前記仕切板4の機
械室側に、前記圧縮機3の動作周波数を制御するインバ
ータ装置のリアクタ5が、同リアクタ5に備えたリアク
タ取付金具を仕切板4に当接されるように設置されてい
る。詳しくは、図4に示すように、リアクタ取付金具5
aの下部両コーナーを仕切板に設けた受部4aにはめ込
まれ、リアクタ取付金具5aの上部両コーナ部に設けた
挿通孔より仕切板4に設けたネジ孔4bにネジ6で締結
され、前記リアクタ取付金具5aが仕切板4に当接され
るように設置されていた。
【0003】このため、交番電流に起因してリアクタよ
り発生する交番周波数の電磁振動が仕切板で共振し、同
共振音が騒音となって室外ユニットより外部へ放出され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、圧縮機の動作周波数を制御するインバー
タ装置のリアクタより発生する電磁振動に起因する騒音
を低減した空気調和機の室外ユニットを提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、基板上に立設された仕切板により熱交換室
と機械室に区画され、前記熱交換室に室外熱交換器およ
び同室外熱交換器を冷却する送風機が配置され、機械室
に圧縮機が配置され、前記仕切板の機械室側に圧縮機の
動作周波数を制御するインバータ装置のリアクタを、同
リアクタに備えたリアクタ取付金具を介して設置される
空気調和機の室外ユニットにおいて、前記仕切板のリア
クタ設置部に端部が前記リアクタの取付金具より表出す
る凹部を形成し、前記リアクタ取付金具にリアクタの振
動を逃がす通音孔を設けるようにした。そして、前記仕
切板の凹部を、略一字形状または略十字形状に形成し
た。また、前記仕切板の凹部を、前記リアクタ取付金具
の通音孔を含む大きさに形成するようにした。また、前
記リアクタ取付金具の通音孔を、同リアクタを構成する
鉄芯の略中央部に設けるようにした。また、前記リアク
タ取付金具の通音孔を、同リアクタを構成する鉄芯の取
付底面と相似形に形成するようにした。また、前記リア
クタ取付金具の通音孔を、略円形状または多角形状に形
成するようにした。また、前記リアクタ取付金具の通音
孔を、複数の円形状または多角形状の孔で形成するよう
にした。
【0006】
【作用】以上のように構成したので、本発明の空気調和
機の室外ユニットにおいては、交番電流に起因してリア
クタより発生する交番周波数の電磁振動が、リアクタの
裏面に有するリアクタ取付金具に設けた通音孔より振動
音として出力され、仕切板に設けた凹部に導かれてリア
クタ取付前面側に放出されるので、仕切板がリアクタの
電磁振動に共振せず、また、リアクタ取付前面側に放出
される電磁振動音がリアクタの裏面より放出され仕切板
の凹部によりリアクタ取付前面側に導かれた電磁振動音
と互いに打ち消し合うので、外部に放出される騒音は低
減される。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による空気調和
機の室外ユニットを詳細に説明する。図1は本発明によ
る空気調和機の室外ユニットの一実施例を示す分解斜視
図、図2はその部分拡大斜視図および平断面図である。
図に示すように、空気調和機の室外ユニットは、基板上
に仕切板4が立設され熱交換室と機械室に区画され、前
記熱交換室に室外熱交換器1および同室外熱交換器1を
冷却する送風機2が配置され、機械室に圧縮機3が配置
され、前記仕切板4の機械室側の上部に、受部4aとネ
ジ孔4bを設け、圧縮機3の動作周波数を制御するイン
バータ装置のリアクタ5に有するリアクタ取付金具5a
の下部両コーナーを前記受部4aにはめ込まれ、リアク
タ取付金具5aの上部両コーナ部に設けた挿通孔5dよ
り前記ネジ孔4bにネジ6で締結されて設置されてお
り、前記仕切板4のリアクタ5が設置される部分に凹部
4cを、前記リアクタ取付金具5aにリアクタ5の振動
を逃がす通音孔5bを設けるようにした。
【0008】そして、前記仕切板4の凹部4cを、略一
字形状または略十字形状に形成し、同凹部4cの端部が
前記リアクタ取付金具5aから表出し、好ましくは、凹
部4cを前記リアクタ取付金具5aの通音孔5bを含む
大きさに形成するようにした。
【0009】また、前記リアクタ取付金具5aの通音孔
5bを、図3−aに示すように、同リアクタ5を構成す
る鉄芯5cの略中央部に配置し、同鉄芯5cの取付底面
と相似形に形成するようにした。
【0010】また、前記リアクタ取付金具5aの通音孔
5bを、図3−bに示すように、略円形状または多角形
状に形成するか、または、図3−cに示すように、複数
の円形状または多角形状の孔で形成するようにした。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機の室外ユニットによれば、交番電流に起因してリ
アクタより発生する交番周波数の電磁振動が、リアクタ
の裏面に有するリアクタ取付金具に設けた通音孔より振
動音として出力され、仕切板に設けた凹部に導かれてリ
アクタ取付前面側に放出されるので、仕切板がリアクタ
の電磁振動に共振することなく、また、リアクタ取付前
面側に放出される電磁振動音がリアクタの裏面より放出
され仕切板の凹部によりリアクタ取付前面側に導かれた
電磁振動音が互いに打ち消し合うので、外部に放出され
る騒音は低減されるので、圧縮機の動作周波数を制御す
るインバータ装置のリアクタより発生する電磁振動に起
因する騒音を低減した空気調和機の室外ユニットを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機の室外ユニットの全体を示す分解斜
視図である。
【図2】本発明による空気調和機の室外ユニットの一実
施例を示す部分拡大図および平断面図である。
【図3】本発明によるリアクタ取付金具の通音孔の形状
を示す平面図である。
【図4】従来の空気調和機の室外ユニットのリアクタの
取付状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 室外熱交換器 2 送風機 3 圧縮機 4 仕切板 4a 受部 4b ネジ孔 4c 凹部 5 リアクタ 5a リアクタ取付金具 5b 通音孔 5c 鉄芯 5d 挿通孔 6 ネジ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に立設された仕切板により熱交換
    室と機械室に区画され、前記熱交換室に室外熱交換器お
    よび同室外熱交換器を冷却する送風機が配置され、機械
    室に圧縮機が配置され、前記仕切板の機械室側に圧縮機
    の動作周波数を制御するインバータ装置のリアクタを、
    同リアクタに備えたリアクタ取付金具を介して設置され
    る空気調和機の室外ユニットにおいて、前記仕切板のリ
    アクタ設置部に端部が前記リアクタの取付金具より表出
    する凹部を形成し、前記リアクタ取付金具にリアクタの
    振動を逃がす通音孔を設けたことを特徴とする空気調和
    機の室外ユニット。
  2. 【請求項2】 前記仕切板の凹部を、略一字形状または
    略十字形状に形成してなることを特徴とする請求項1記
    載の空気調和機の室外ユニット。
  3. 【請求項3】 前記仕切板の凹部を、前記リアクタ取付
    金具の通音孔を含む大きさに形成してなることを特徴と
    する請求項1記載の空気調和機の室外ユニット。
  4. 【請求項4】 前記リアクタ取付金具の通音孔を、同リ
    アクタを構成する鉄芯の略中央部に設けてなることを特
    徴とする請求項1記載の空気調和機の室外ユニット。
  5. 【請求項5】 前記リアクタ取付金具の通音孔を、同リ
    アクタを構成する鉄芯の取付底面と略相似形に形成して
    なることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外
    ユニット。
  6. 【請求項6】 前記リアクタ取付金具の通音孔を、略円
    形状または多角形状に形成してなることを特徴とする請
    求項1記載の空気調和機の室外ユニット。
  7. 【請求項7】 前記リアクタ取付金具の通音孔を、複数
    の円形状または多角形状の孔で形成してなることを特徴
    とする請求項1記載の空気調和機の室外ユニット。
JP719596A 1996-01-19 1996-01-19 空気調和機の室外ユニット Pending JPH09196417A (ja)

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JP719596A JPH09196417A (ja) 1996-01-19 1996-01-19 空気調和機の室外ユニット

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JP (1) JPH09196417A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003336861A (ja) * 2003-05-19 2003-11-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 室外ユニットおよび空気調和機
JPWO2018179083A1 (ja) * 2017-03-28 2019-11-07 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置

Cited By (3)

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US11168901B2 (en) 2017-03-28 2021-11-09 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle apparatus

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040413