JPH09196323A - ガス整流翼付メタリックバーナ - Google Patents
ガス整流翼付メタリックバーナInfo
- Publication number
- JPH09196323A JPH09196323A JP529596A JP529596A JPH09196323A JP H09196323 A JPH09196323 A JP H09196323A JP 529596 A JP529596 A JP 529596A JP 529596 A JP529596 A JP 529596A JP H09196323 A JPH09196323 A JP H09196323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- gas
- gas flow
- air
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーシングの内部においてガス濃度を均一に
することができ、良好な燃焼炎が得られるメタリックバ
ーナを提供する。 【解決手段】 ケーシング２の内部に設けた複数の空気
吹出口３ａから空気流がケーシング２の軸心方向に吹き
出し、ガス流がケーシング２の内周面２ａに沿って空気
流の周囲を旋回するように流れるメタリックバーナ１に
おいて、ガス流路をなすケーシング２の内周面２ａの近
傍に、ガス流を空気流の中心に向けて案内するガス整流
翼６，７，８を設ける。
することができ、良好な燃焼炎が得られるメタリックバ
ーナを提供する。 【解決手段】 ケーシング２の内部に設けた複数の空気
吹出口３ａから空気流がケーシング２の軸心方向に吹き
出し、ガス流がケーシング２の内周面２ａに沿って空気
流の周囲を旋回するように流れるメタリックバーナ１に
おいて、ガス流路をなすケーシング２の内周面２ａの近
傍に、ガス流を空気流の中心に向けて案内するガス整流
翼６，７，８を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス整流翼付メタ
リックバーナに関する。
リックバーナに関する。
【０００２】
【従来の技術】図２に示したように、従来のメタリック
バーナ１は、ケーシング２の内部に複数の空気管３を同
軸状に設けて構成されており、空気管３の端部の空気吹
出口３ａよりケーシング２の軸心方向に空気流が吹き出
し、配管４よりケーシング２に向けて矢印Ａで示した方
向に供給されたガス流が、ケーシング２の内周面２ａに
沿って矢印Ｂで示した方向に流れつつ、ケーシング２の
軸心方向に流れるようになっている。その間に、ガス流
と空気流とが接触して混合され、ケーシング２の外部に
おいてガスが燃焼するようになっている。筒体５は複数
の空気管３をケーシング２のほぼ中央に位置させるもの
であり、空気管３の下部にのみ存在する。
バーナ１は、ケーシング２の内部に複数の空気管３を同
軸状に設けて構成されており、空気管３の端部の空気吹
出口３ａよりケーシング２の軸心方向に空気流が吹き出
し、配管４よりケーシング２に向けて矢印Ａで示した方
向に供給されたガス流が、ケーシング２の内周面２ａに
沿って矢印Ｂで示した方向に流れつつ、ケーシング２の
軸心方向に流れるようになっている。その間に、ガス流
と空気流とが接触して混合され、ケーシング２の外部に
おいてガスが燃焼するようになっている。筒体５は複数
の空気管３をケーシング２のほぼ中央に位置させるもの
であり、空気管３の下部にのみ存在する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メタリックバーナ１では、上記したようにガス流がケー
シング２の内周面に沿って流れるため、ケーシング２の
中心部と壁面近傍部とでガス濃度に差が生じ、良好な燃
焼状態とすることが困難である。
メタリックバーナ１では、上記したようにガス流がケー
シング２の内周面に沿って流れるため、ケーシング２の
中心部と壁面近傍部とでガス濃度に差が生じ、良好な燃
焼状態とすることが困難である。
【０００４】本発明は上記問題を解決するもので、ケー
シングの内部においてガス濃度を均一にすることがで
き、良好な燃焼状態が得られるメタリックバーナを提供
することを目的とするものである。
シングの内部においてガス濃度を均一にすることがで
き、良好な燃焼状態が得られるメタリックバーナを提供
することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、ケーシングの内部に設けた複数の空気吹
出口から空気流がケーシングの軸心方向に吹き出し、ガ
ス流がケーシングの内周面に沿って空気流の周囲を旋回
するように流れるメタリックバーナにおいて、ガス流路
をなす前記ケーシングの内周面の近傍に、ガス流を空気
流の中心に向けて案内するガス整流翼を設けたガス整流
翼付メタリックバーナを提供するものである。
に、本発明は、ケーシングの内部に設けた複数の空気吹
出口から空気流がケーシングの軸心方向に吹き出し、ガ
ス流がケーシングの内周面に沿って空気流の周囲を旋回
するように流れるメタリックバーナにおいて、ガス流路
をなす前記ケーシングの内周面の近傍に、ガス流を空気
流の中心に向けて案内するガス整流翼を設けたガス整流
翼付メタリックバーナを提供するものである。
【０００６】また本発明は、ガス整流翼を空気流の流れ
方向に沿った軸回りに回動自在に設けたガス整流翼付メ
タリックバーナを提供するものである。上記構成によれ
ば、ケーシングの内周面に沿って流れるガス流がガス整
流翼によって空気流の中心に向けて案内されるため、ケ
ーシングの内部における中央部から壁面近傍部にわたる
ガス濃度が均一になり、良好な燃焼炎が得られる。
方向に沿った軸回りに回動自在に設けたガス整流翼付メ
タリックバーナを提供するものである。上記構成によれ
ば、ケーシングの内周面に沿って流れるガス流がガス整
流翼によって空気流の中心に向けて案内されるため、ケ
ーシングの内部における中央部から壁面近傍部にわたる
ガス濃度が均一になり、良好な燃焼炎が得られる。
【０００７】また、ガス整流翼を回動自在に設けた構成
によれば、ケーシング内に流入するガス流量に応じてガ
ス整流翼を回動させることにより、ガス整流翼とケーシ
ングの内周面とがなす角度を調節することができ、適当
量のガス流を空気流の中心に向けて案内して、ガス濃度
を均一にすることができる。
によれば、ケーシング内に流入するガス流量に応じてガ
ス整流翼を回動させることにより、ガス整流翼とケーシ
ングの内周面とがなす角度を調節することができ、適当
量のガス流を空気流の中心に向けて案内して、ガス濃度
を均一にすることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図１において、メタリックバ
ーナ１は、図２を用いて説明した従来のものとほぼ同様
に構成されていて、ケーシング２の内部に複数の空気管
３を同軸状に設けており、空気管３の端部の空気吹出口
３ａよりケーシング２の軸心方向に空気流が吹き出し、
配管４よりケーシング２に向けて矢印Ａで示した方向に
供給されたガス流が、ケーシング２の内周面２ａに沿っ
て流れつつ、ケーシング２の軸心方向に流れるようにな
っている。空気管３の下部には、複数の空気管３をケー
シング２のほぼ中央に位置させる筒体５が設けられてい
る。
を参照しながら説明する。図１において、メタリックバ
ーナ１は、図２を用いて説明した従来のものとほぼ同様
に構成されていて、ケーシング２の内部に複数の空気管
３を同軸状に設けており、空気管３の端部の空気吹出口
３ａよりケーシング２の軸心方向に空気流が吹き出し、
配管４よりケーシング２に向けて矢印Ａで示した方向に
供給されたガス流が、ケーシング２の内周面２ａに沿っ
て流れつつ、ケーシング２の軸心方向に流れるようにな
っている。空気管３の下部には、複数の空気管３をケー
シング２のほぼ中央に位置させる筒体５が設けられてい
る。
【０００９】ケーシング２の内周面２ａの近傍には、ガ
ス流を空気流の中心に向けて案内するガス整流翼６，
７，８が設けられている。ガス整流翼６，７，８は空気
流の流れ方向に沿って配置された板体であって、その案
内面６ａ，７ａ，８ａはガス流を案内するに適当な方向
を向いており、両端部に設けられた軸部（図示せず）は
ケーシング２を貫通して、外部でねじ固定されている。
ス流を空気流の中心に向けて案内するガス整流翼６，
７，８が設けられている。ガス整流翼６，７，８は空気
流の流れ方向に沿って配置された板体であって、その案
内面６ａ，７ａ，８ａはガス流を案内するに適当な方向
を向いており、両端部に設けられた軸部（図示せず）は
ケーシング２を貫通して、外部でねじ固定されている。
【００１０】上記構成における作用を説明する。メタリ
ックバーナ１に空気およびガスを供給すると、上記した
ように、空気管３の端部の空気吹出口３ａよりケーシン
グ２の軸心方向に空気流が吹き出し、ガス流がケーシン
グ２の内周面２ａに沿って流れつつ、ケーシング２の軸
心方向に流れる。
ックバーナ１に空気およびガスを供給すると、上記した
ように、空気管３の端部の空気吹出口３ａよりケーシン
グ２の軸心方向に空気流が吹き出し、ガス流がケーシン
グ２の内周面２ａに沿って流れつつ、ケーシング２の軸
心方向に流れる。
【００１１】このとき、ケーシング２の内周面２ａに沿
って流れるガス流は、ガス整流翼６，７，８によって空
気流の中心に向けて案内され、ケーシング２内における
中央部から壁面近傍部にわたるガス濃度は均一になる。
その結果、良好な燃焼炎が得られる。
って流れるガス流は、ガス整流翼６，７，８によって空
気流の中心に向けて案内され、ケーシング２内における
中央部から壁面近傍部にわたるガス濃度は均一になる。
その結果、良好な燃焼炎が得られる。
【００１２】燃焼状態を変化させるときには、ケーシン
グ２内に流入させるガス流量と空気流量を変化させる
が、そのときのガス流量と空気流量とに応じて、ケーシ
ング２の外部から軸部を通じてガス整流翼６，７，８を
空気流の流れ方向の軸回りに回動させることにより、ガ
ス整流翼６，７，８の案内面が向く方向を調節すること
ができ、適当量のガス流を空気流の中心に向けて案内で
きる。これにより、ケーシング２の内部におけるガス濃
度を均一にして、良好な燃焼炎を得ることができる。
グ２内に流入させるガス流量と空気流量を変化させる
が、そのときのガス流量と空気流量とに応じて、ケーシ
ング２の外部から軸部を通じてガス整流翼６，７，８を
空気流の流れ方向の軸回りに回動させることにより、ガ
ス整流翼６，７，８の案内面が向く方向を調節すること
ができ、適当量のガス流を空気流の中心に向けて案内で
きる。これにより、ケーシング２の内部におけるガス濃
度を均一にして、良好な燃焼炎を得ることができる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ケーシン
グの内周面の近傍にガス整流翼を設けることにより、ケ
ーシングの内周面に沿って流れるガス流をケーシングの
中央部を流れる空気流の中心に向けて案内することがで
き、ケーシング内における中央部から壁面近傍部にわた
るガス濃度を均一にして、良好な燃焼炎を得ることがで
きる。
グの内周面の近傍にガス整流翼を設けることにより、ケ
ーシングの内周面に沿って流れるガス流をケーシングの
中央部を流れる空気流の中心に向けて案内することがで
き、ケーシング内における中央部から壁面近傍部にわた
るガス濃度を均一にして、良好な燃焼炎を得ることがで
きる。
【００１４】このガス整流翼を空気流の流れ方向に沿っ
た軸回りに回動自在に設けることにより、ガス流量の変
化に応じて、ガス整流翼の案内面が向く方向を調節する
ことができ、適当量のガス流を空気流の中心に向けて案
内することができる。
た軸回りに回動自在に設けることにより、ガス流量の変
化に応じて、ガス整流翼の案内面が向く方向を調節する
ことができ、適当量のガス流を空気流の中心に向けて案
内することができる。
【図１】本発明の一実施形態のガス整流翼付メタリック
バーナの概略構成を示した横断面図である。
バーナの概略構成を示した横断面図である。
【図２】従来のメタリックバーナの概略構成を示した横
断面図である。
断面図である。
１ メタリックバーナ ２ ケーシング ２ａ 内周面 ３ａ 空気吹出口 ６，７，８ ガス整流翼
Claims (2)
- 【請求項１】 ケーシングの内部に設けた複数の空気吹
出口から空気流がケーシングの軸心方向に吹き出し、ガ
ス流がケーシングの内周面に沿って空気流の周囲を旋回
するように流れるメタリックバーナにおいて、ガス流路
をなす前記ケーシングの内周面の近傍に、ガス流を空気
流の中心に向けて案内するガス整流翼を設けたことを特
徴とするガス整流翼付メタリックバーナ。 - 【請求項２】 ガス整流翼を空気流の流れ方向に沿った
軸回りに回動自在に設けたことを特徴とする請求項１記
載のガス整流翼付メタリックバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP529596A JPH09196323A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | ガス整流翼付メタリックバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP529596A JPH09196323A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | ガス整流翼付メタリックバーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09196323A true JPH09196323A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11607265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP529596A Pending JPH09196323A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | ガス整流翼付メタリックバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09196323A (ja) |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP529596A patent/JPH09196323A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3702021B2 (ja) | バーナ | |
| JPH09184606A (ja) | 熱発生器のためのバーナー | |
| US4761958A (en) | Fuel lance for the combustion chamber of a gas turbine | |
| EP0648322A1 (en) | Tube burner | |
| JPH0240924B2 (ja) | ||
| CN106524154A (zh) | 一种分级燃气低氮燃烧器 | |
| JP4077554B2 (ja) | 渦流式バーナー | |
| CN206247331U (zh) | 一种分级燃气低氮燃烧器 | |
| JPH09196323A (ja) | ガス整流翼付メタリックバーナ | |
| US2068567A (en) | Air and gas mixer for gas burners | |
| US2610675A (en) | Flame retaining atmospheric gas burner | |
| US4504217A (en) | Low excess air burner having a movable venturi | |
| JP3936161B2 (ja) | 炉のための３−チューブ構造バーナと、このバーナを用いて燃料及び酸化剤を射出させる方法 | |
| JPH08145320A (ja) | 微粉炭バーナ | |
| JP2000257610A (ja) | 固定回転体の表面流れを利用した自生旋回流による乱流抑制方法と自生旋回流生成装置ならびに自生旋回流生成と持続の制御方法および乱流抑制効果の検証方法 | |
| US3378206A (en) | Adjustable flow controller | |
| JPH09133345A (ja) | バーナ | |
| SU1116282A1 (ru) | Теплогенератор | |
| JP7022851B2 (ja) | 多機能流体バーナー | |
| JPS60129520A (ja) | 不活性ガスを生成するバ−ナ− | |
| JPS636594Y2 (ja) | ||
| CN214468750U (zh) | 一种分级配风装置 | |
| JP2945088B2 (ja) | 火力コントローラー | |
| CZ294981B6 (cs) | Zařízení pro regulaci rychlosti průtoku vzduchu pro spalování v boileru s uzavřenou komorou namontovaném na stěnu | |
| JPH0311537Y2 (ja) |