JPH09195475A - 手摺材 - Google Patents
手摺材Info
- Publication number
- JPH09195475A JPH09195475A JP2625696A JP2625696A JPH09195475A JP H09195475 A JPH09195475 A JP H09195475A JP 2625696 A JP2625696 A JP 2625696A JP 2625696 A JP2625696 A JP 2625696A JP H09195475 A JPH09195475 A JP H09195475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- wall surface
- connecting member
- wall
- handrail member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直状手摺部材の端部に設けられるL字状接続
部材を壁面へ接続するための手段として、L字状接続部
材の壁面側接続端をフランジのような突出物を介在させ
ることなく壁面へ確実に固定できるようにした手摺材を
提供する。 【構成】 手摺部材1の端部をL字状接続部材3により
壁面2へ接続する構成として、手摺部材1の端部および
壁面2とに、夫々接続部材3の内径に挿着される筒状体
のベースブラケット5a,5bの底板6を螺子9により
固定し、接続部材3の両端を手摺部材側のベースブラケ
ット5aと、壁面側のベースブラケット5bとに嵌合し
て、接続部材3の両端部側面と内側の夫々のベースブラ
ケット5a,5bとを螺子10により固着したことを特
徴とする。
部材を壁面へ接続するための手段として、L字状接続部
材の壁面側接続端をフランジのような突出物を介在させ
ることなく壁面へ確実に固定できるようにした手摺材を
提供する。 【構成】 手摺部材1の端部をL字状接続部材3により
壁面2へ接続する構成として、手摺部材1の端部および
壁面2とに、夫々接続部材3の内径に挿着される筒状体
のベースブラケット5a,5bの底板6を螺子9により
固定し、接続部材3の両端を手摺部材側のベースブラケ
ット5aと、壁面側のベースブラケット5bとに嵌合し
て、接続部材3の両端部側面と内側の夫々のベースブラ
ケット5a,5bとを螺子10により固着したことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段、廊下等の側
壁に取り付けられる手摺材の改良に関するものである。
壁に取り付けられる手摺材の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の手摺材としては、
手摺の主要部となる金属製パイプもしくは木製の棒材か
らなる直状の手摺部材と、これらの直状手摺部材の両端
部を壁面に接続固定するためのL字状の接続部材と、直
状手摺部材の中間部を所定の間隔をおいて壁面に固定す
るための受金具とから構成されるが、直状手摺部材の両
端部を壁面に接続固定するためのL字状の接続部材は、
壁面に対する接続手段として、例えば、実公平5−68
75号,実公平5−6876号,実公平5−12424
号等に示されるように、壁面側の接続端にフランジを設
けて、このフランジを壁面へ螺子により固定するような
構成となっている。
手摺の主要部となる金属製パイプもしくは木製の棒材か
らなる直状の手摺部材と、これらの直状手摺部材の両端
部を壁面に接続固定するためのL字状の接続部材と、直
状手摺部材の中間部を所定の間隔をおいて壁面に固定す
るための受金具とから構成されるが、直状手摺部材の両
端部を壁面に接続固定するためのL字状の接続部材は、
壁面に対する接続手段として、例えば、実公平5−68
75号,実公平5−6876号,実公平5−12424
号等に示されるように、壁面側の接続端にフランジを設
けて、このフランジを壁面へ螺子により固定するような
構成となっている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】このようにL字状接続部材を
壁面へ接続するための手段として、L字状接続部材の壁
面側接続端にフランジを設けて、このフランジを壁面に
螺子により固定する構造では、フランジの幅を大きくし
ておかないと直径が太く、長さの大きい螺子を使用して
壁面に固定できないので、壁面への固定が不安定で耐久
性に欠けるという問題がある。
壁面へ接続するための手段として、L字状接続部材の壁
面側接続端にフランジを設けて、このフランジを壁面に
螺子により固定する構造では、フランジの幅を大きくし
ておかないと直径が太く、長さの大きい螺子を使用して
壁面に固定できないので、壁面への固定が不安定で耐久
性に欠けるという問題がある。
【0004】また、前記のようにL字状接続部材の壁面
への固定を安定ならしめるためにフランジの幅を大きく
した場合には、L字状接続部材と壁面との接触部分にフ
ランジによる段部が形成されてデザインの面から好まし
くないという問題も提起されている。
への固定を安定ならしめるためにフランジの幅を大きく
した場合には、L字状接続部材と壁面との接触部分にフ
ランジによる段部が形成されてデザインの面から好まし
くないという問題も提起されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の従来形
の手摺材における問題点を解決して、L字状接続部材を
壁面へ接続するための手段として、L字状接続部材の壁
面側接続端がフランジを介することなく壁面に確実に固
定できるようにした手摺材の提供を目的としたものであ
る。
の手摺材における問題点を解決して、L字状接続部材を
壁面へ接続するための手段として、L字状接続部材の壁
面側接続端がフランジを介することなく壁面に確実に固
定できるようにした手摺材の提供を目的としたものであ
る。
【0006】本発明に係る手摺材は、上記の目的を達成
するための手段として、直状手摺部材の端部に90度方
向へ湾曲する壁面への接続部材を取り付けることで構成
される手摺材であって、前記接続部材の両端が固定され
る手摺部材の端部および壁面とに、夫々接続部材の内径
に挿着される有底筒状のベースブラケットの底板を螺子
により固定し、前記接続部材の両端を夫々手摺部材側の
前記ベースブラケットと、壁面側の前記ベースブラケッ
トとに嵌合して、前記接続部材の両端部側面と内側の前
記夫々のベースブラケットの側面とを螺子により固着し
たことを特徴とする。
するための手段として、直状手摺部材の端部に90度方
向へ湾曲する壁面への接続部材を取り付けることで構成
される手摺材であって、前記接続部材の両端が固定され
る手摺部材の端部および壁面とに、夫々接続部材の内径
に挿着される有底筒状のベースブラケットの底板を螺子
により固定し、前記接続部材の両端を夫々手摺部材側の
前記ベースブラケットと、壁面側の前記ベースブラケッ
トとに嵌合して、前記接続部材の両端部側面と内側の前
記夫々のベースブラケットの側面とを螺子により固着し
たことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る手摺材を、図面に示
す実施例に基づいて説明すると、図1に示すように、こ
の手摺材は木製の棒材等からなる直状の手摺部材1と、
これらの手摺部材1の両端を壁面2に接続固定するため
のL字状の接続部材3とからなっている。
す実施例に基づいて説明すると、図1に示すように、こ
の手摺材は木製の棒材等からなる直状の手摺部材1と、
これらの手摺部材1の両端を壁面2に接続固定するため
のL字状の接続部材3とからなっている。
【0008】前記のL字状接続部材3は、外径を前記直
状の手摺部材1の外径と同じとしたABS樹脂等の合成
樹脂成形品からなっており、片側面の両端部に夫々螺子
孔4が設けられている。前記接続部材3の両端を手摺部
材1の端面および壁面2に接続固定するための手段とし
ては、夫々接続部材3の内径に挿着される有底の筒状体
からなるベースブラケット5a及び5bが使用される。
状の手摺部材1の外径と同じとしたABS樹脂等の合成
樹脂成形品からなっており、片側面の両端部に夫々螺子
孔4が設けられている。前記接続部材3の両端を手摺部
材1の端面および壁面2に接続固定するための手段とし
ては、夫々接続部材3の内径に挿着される有底の筒状体
からなるベースブラケット5a及び5bが使用される。
【0009】前記ベースブラケット5a,5bは、いず
れも一端に底板6を有する外径が接続部材3の内径に挿
着される大きさの亜鉛ダイキャスト製の筒状体からなっ
ていて、底板6に螺子孔7および側周面に前記接続部材
3の螺子孔4と連通する螺子孔8が開設されている。
れも一端に底板6を有する外径が接続部材3の内径に挿
着される大きさの亜鉛ダイキャスト製の筒状体からなっ
ていて、底板6に螺子孔7および側周面に前記接続部材
3の螺子孔4と連通する螺子孔8が開設されている。
【0010】手摺部材1を壁面2に取り付ける際には、
前記のベースブラケット5a,5bの底板6を手摺部材
1の端面と壁面2の所定接続位置に当接して螺子孔7に
螺子9を通すことで、夫々のベースブラケット5a,5
bを手摺部材1の端面および前記壁面2にしっかりと固
定する。
前記のベースブラケット5a,5bの底板6を手摺部材
1の端面と壁面2の所定接続位置に当接して螺子孔7に
螺子9を通すことで、夫々のベースブラケット5a,5
bを手摺部材1の端面および前記壁面2にしっかりと固
定する。
【0011】しかるのち、例えば、接続部材3の一端内
部に手摺部材1の端面に取り付けられたベースブラケッ
ト5aを挿着して、螺子孔4より螺子10をベースブラ
ケット5aの螺子孔8に螺着することで、手摺部材1と
接続部材3とを固定し、次いで、接続部材3の他端内部
に前記壁面2に取り付けられた前記ベースブラケット5
bを挿着して、螺子孔4より螺子10をベースブラケッ
ト5bの螺子孔8に螺着することで、接続部材3を壁面
2に固定する。
部に手摺部材1の端面に取り付けられたベースブラケッ
ト5aを挿着して、螺子孔4より螺子10をベースブラ
ケット5aの螺子孔8に螺着することで、手摺部材1と
接続部材3とを固定し、次いで、接続部材3の他端内部
に前記壁面2に取り付けられた前記ベースブラケット5
bを挿着して、螺子孔4より螺子10をベースブラケッ
ト5bの螺子孔8に螺着することで、接続部材3を壁面
2に固定する。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る手摺材では、上記のように
直状の手摺部材1の端面と壁面2の所定接続位置に、夫
々ベースブラケット5a,5bを固定し、夫々ベースブ
ラケット5a,5bの外側に接続部材3の両端を嵌合し
て、接続部材3の両端と夫々のベースブラケット5a,
5bとを螺子10により固着するので、接続部材3の手
摺部材1の端面と壁面2への接続が簡単に行えると共
に、接続部材3の壁面2への接続部分に従来のようなフ
ランジのようなゴツゴツした突出物のないスッキリとし
た形状に仕上げることができる。
直状の手摺部材1の端面と壁面2の所定接続位置に、夫
々ベースブラケット5a,5bを固定し、夫々ベースブ
ラケット5a,5bの外側に接続部材3の両端を嵌合し
て、接続部材3の両端と夫々のベースブラケット5a,
5bとを螺子10により固着するので、接続部材3の手
摺部材1の端面と壁面2への接続が簡単に行えると共
に、接続部材3の壁面2への接続部分に従来のようなフ
ランジのようなゴツゴツした突出物のないスッキリとし
た形状に仕上げることができる。
【0013】しかも接続部材3の両端を手摺部材1の端
面と壁面2とへ接続するためのベースブラケット5a,
5bが、夫々外径が接続部材3の両端内部に挿入される
大きさの金属製の筒状体なので、この筒状体の底板6を
複数本の太くて長い螺子9により手摺部材1および壁面
2へ安定よく固着することができ、しかも接続部材3と
ベースブラケット5a,5bとを接続部材3の外側から
螺子10で固着することで、接続部材3による手摺材の
壁面への接続を確実で耐久性の構造とすることができ
る。
面と壁面2とへ接続するためのベースブラケット5a,
5bが、夫々外径が接続部材3の両端内部に挿入される
大きさの金属製の筒状体なので、この筒状体の底板6を
複数本の太くて長い螺子9により手摺部材1および壁面
2へ安定よく固着することができ、しかも接続部材3と
ベースブラケット5a,5bとを接続部材3の外側から
螺子10で固着することで、接続部材3による手摺材の
壁面への接続を確実で耐久性の構造とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】 図1は本発明に係る手摺材の構成を示す断面図。 図2は図1のA−A線部分における断面図。 図3はL字状接続部材の斜視図。 図4はベースブラケットの斜視図。
1:手摺部材 1a:手摺部材端面 2:壁面 3:接続部材 4:螺子孔 5a,5b:ベースブラケット 6:ベースブラケット底面 7,8:螺子孔 9,10:螺子
Claims (1)
- 【請求項1】 直状手摺部材の端部に90度方向へ湾曲
する壁面への接続部材を取り付けることで構成される手
摺材であって、前記接続部材の両端が固定される手摺部
材の端部および壁面とに、夫々接続部材の内径に挿着さ
れる有底筒状のベースブラケットの底板を螺子により固
定し、前記接続部材の両端を夫々手摺部材側の前記ベー
スブラケットと、壁面側の前記ベースブラケットとに嵌
合して、前記接続部材の両端部側面と内側の前記夫々の
ベースブラケットの側面とを螺子により固着したことを
特徴とする手摺材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2625696A JP2878636B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 手摺材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2625696A JP2878636B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 手摺材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09195475A true JPH09195475A (ja) | 1997-07-29 |
JP2878636B2 JP2878636B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=12188188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2625696A Expired - Fee Related JP2878636B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 手摺材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2878636B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009155916A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Toto Ltd | 手摺り |
JP2019190082A (ja) * | 2018-04-23 | 2019-10-31 | Toto株式会社 | 手摺 |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP2625696A patent/JP2878636B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009155916A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Toto Ltd | 手摺り |
JP2019190082A (ja) * | 2018-04-23 | 2019-10-31 | Toto株式会社 | 手摺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2878636B2 (ja) | 1999-04-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |