JPH0412911Y2 - - Google Patents

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JPH0412911Y2
JPH0412911Y2 JP1986002359U JP235986U JPH0412911Y2 JP H0412911 Y2 JPH0412911 Y2 JP H0412911Y2 JP 1986002359 U JP1986002359 U JP 1986002359U JP 235986 U JP235986 U JP 235986U JP H0412911 Y2 JPH0412911 Y2 JP H0412911Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は手摺のジヨイント装置に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、コーナ部においてジヨイント装置にて連
結された手摺では、連結部分に僅かな段差や〓間
が生ずることがあり、病院等にて体が不自由な人
が手を引つ掛けて怪我をする虞れがあつた。ま
た、取付けの際に、建物の壁や手摺自体が邪魔と
なつてネジ締め等がし難く、かつ、部品点数が多
いため取付作業に時間がかかる問題があつた。
本考案は、従来のこのような問題点を解決し
て、取付け作業が容易で、かつ、コーナ部に段差
や〓間が生ずることなく、さらに、エンドキヤツ
プを共用することが出来るジヨイント装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の手摺は、全体形状が平面視L型であつ
て、90°異なる方向を向いた端面を有すると共に、
段差なく形成された外周面を有し、かつ、該端面
に凹窪状の嵌合部を形成して該端面の周縁部が小
幅にて突設したエンドキヤツプ兼用コーナ部材
と;裏面側が上記コーナ部材の上記端面の上記嵌
合部に嵌め込まれると共に表て面側が該端面から
やや突出状となるジヨイント本体と、該ジヨイン
ト本体に直角曲折状に一体化されて取付片と、か
ら成るジヨイント部材と;長手方向に直角な端面
が上記ジヨイント部材の表て面に当接状として取
付けられると共に、側壁の内面を表て面として取
付けられる手摺枠体と;上記手摺枠体と、ジヨイ
ント状態に於ける上記コーナ部材の端面から突出
した上記ジヨイント部材の外周面とを、被覆し、
上記コーナ部材の外周面と同一連続面状となる外
周面を形成するカバー材と、を備え;さらに、上
記コーナ部材の上記端面側から直角に螺入される
ネジにて上記ジヨイント部材を該コーナ部材に固
着し、かつ、上記手摺枠体の側壁の内面側から直
角に螺入されると共に該ネジに直交状に配設され
るネジにて上記手摺枠体を該ジヨイント部材に固
着するように構成したものである。
〔作用〕
ネジ締め作業の際に建物の壁や手摺自体が邪魔
とならない。コーナ部材をエンドキヤツプとして
使用するには、コーナ部材の一端面側にジヨイン
ト部材及び手摺枠体を固着し、かつ、他端面には
なにも取付けないと共に該他端面を建物の壁側に
向けて取付ける。カバーの外周面とコーナ部材の
外周面を同一連続面状とすれば、手摺全体にわた
つて、段差や〓間がなくなる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。
第1図において、入隅に使用した場合を例示
し、1は図示省略の塩化ビニル等の合成樹脂から
なるカバー材が被覆される金属製の手摺枠体であ
つて、ジヨイント装置2にてその端面3,3が
夫々連結される。また、この手摺枠体1は横断面
略C字状の長尺体からなり、壁等の被取付面側に
側壁4が形成されている。そして、端面3側の側
壁4にはネジ孔5,5が貫設されている。
しかして、上記ジヨイント装置2は、90°異な
る方向を向いた端面6,6を有すると共に、段差
なく形成された外周面を有するエンドキヤツプ兼
用コーナ部材8と、該コーナ部材8と手摺枠体1
との間に介装されるジヨイント部材9と、を備え
ている。
具体的には、コーナ部材8は第2図と第3図に
示す様に端面6,6が長円形状に形成された
ABS樹脂等の合成樹脂からなるエルボ型の筒体
であり、端面6,6に凹窪状の嵌合部10を形成
して該端面6の周縁部7が小幅にて突設してい
る。11は該コーナ部材8に内装された円筒体で
あつて、その軸心が端面6に直交状とされると共
に、該コーナ部材8の側壁から等寸法とされる。
12は該円筒体11を保持するリブであつて、該
コーナ部材8の内壁13から該円筒体11に連設
されている。また、該円筒体11の端面14、リ
ブ12の端面15及び上記嵌合部10の底面16
は同一面状とされる。
また、ジヨイント部材9は、第1図と第4図に
示すように、裏面18側が上記コーナ部材8の端
面6,6の嵌合部10に嵌め込まれると共に表て
面19側が該端面6,6からやや突出状となり、
かつ、該表て面19に上記手摺枠体1の端面3が
当接状となるABS樹脂等の合成樹脂からなるジ
ヨイント本体20と、該ジヨイント本体20に直
角曲折状に一体化されると共に上記手摺枠体1に
固着するための取付片17と、からなる。そし
て、該ジヨイント本体20は、上記コーナ部材8
の嵌合部10の内径寸法よりもやや小なる外径寸
法の外周壁10を有すると共に、裏面18側が上
記コーナ部材8の端面6,6の嵌合部10に嵌め
込まれた状態において上記コーナ部材8の上記円
筒体11と対応する位置に、該円筒体11と同一
軸心であるかつ同一内径である円筒体22を内装
している。24は表て面19に凹設され円筒体2
2の貫孔25に連通する凹部であつて、内径は該
円筒体22の外径より僅かに大きく設定されてい
る。23は該円筒体22を保持するリブである。
取付片17は、第5図に示す様に、金属製のアン
グル材からなり、一片26が上記ジヨイント本体
20に埋設され、他片27が被取付面側の表て面
19から略直角状に突設される。なお、該一片2
6の上記凹部24に対応する部位は切欠いてい
る。さらに、該取付片17は、手摺枠体1の端面
3を矢印Bの如くジヨイント本体20の表て面1
9に当接させた状態にて、他片27の裏面29が
該手摺枠体1の側壁4の内面28に当接するよう
に設定されると共に、この当接した状態にて、上
記側壁4のネジ孔5が対応する位置の他片27
に、貫孔30,30が貫設されている。
しかして、ジヨイント部材9のジヨイント本体
20の外周壁21の端部をコーナ部材8の嵌合部
10に嵌め込んで、ネジ31……をジヨイント本
体20の円筒体22の孔25を挿通し、かつ、コ
ーナ部材8の円筒体11のネジ孔32に螺入−即
ちコーナ部材8の端面6側から直角状に螺入−し
て該ジヨイント部材9をコーナ部材8に取付け
る。また、手摺枠体1の端面3をジヨイント本体
20の表て面19に当接させると共に該手摺枠体
1の側壁4の内面28を表て面として、上記ネジ
31……に直交状に配設されるネジ33……を取
付片17の貫孔30に挿通し、かつ、手摺枠体1
のネジ孔5に螺入−即ち手摺枠体1の側壁4の内
面28側から直角に螺入−して手摺枠体1をジヨ
イント部材9に固着する。さらに、(図示省略し
たが)このジヨイント状態に於いて、手摺枠体1
と、コーナ部材8の端面6から突出したジヨイン
ト部材9の外周面21とを、上記カバーにて被覆
し、該カバーの外周面とコーナ部材8の外周面と
を同一連続面状とする。また、図例では、取付片
17は僅かに上方寄りに取付けられているので、
右勝手用と左勝手用の2種類のジヨイント部材が
必要である。
しかして、上述の如く構成されたジヨイント装
置2は、コーナ部材8を第1図に示す状態から逆
転(つまり、裏返し)させ、第4図に示す状態に
させて、ジヨイント部材9をコーナ部材8及び手
摺枠体1に取付ければ、出隅用として使用するこ
とができる。
また、第6図は、ジヨイント部材9の取付片1
7をジヨイント本体20の中央位置に取付けたも
のを示し、この場合のコーナ部材8は平面的に見
て略扇形状であると共に、中央部に2個の円筒体
11,11が形成されている。また、ジヨイント
部材9の中央部の円筒体22は取付片17の突出
している他片27と反対位置に形成されている。
つまり、上記コーナ部材8の中央部の2個の円筒
体11,11はジヨイント部材9の中央部の円筒
体22に対応するようにしている。
従つて、このコーナ部材8を第6図に示す状態
から逆転(つまり、裏返し)させ、第7図に示す
状態にさせて、ジヨイント部材9をコーナ部材8
及び手摺枠体1に取付ければ、入隅用として使用
していたこのジヨイント装置を出隅用として使用
することができる。
しかして、この場合、第6図において、右勝手
として使用したジヨイント部材9を逆転させれば
左勝手として使用することができ、一種類のジヨ
イント部材9のみで右勝手用と左勝手用とするこ
とができ、生産コストの低減に寄与することがで
きる。
また、(図示省略したが)コーナ部材8の一方
端面6にジヨイント部材9及び手摺枠体1を固着
し、かつ、他方の端面6にはなにも取付けないと
共に該他方の端面6を建物の壁側へ向けることに
より、コーナ部材8をエンドキヤツプとして使用
出来る。
〔考案の効果〕
本考案の手摺は、以下に示す効果を奏する。
コーナ部材8の端面6に嵌合部10を形成し
て、該嵌合部10にジヨイント部材9を嵌め込
むため、コーナ部材8をジヨイント部材9にが
たつくことなく取付け出来る。
コーナ部材8と端面6に直角に螺入されるネ
ジ31……と、手摺枠体1の側壁4の内面28
側から螺入されるネジ33……にて、コーナ部
材8にジヨイント部材9を固着し、かつ、ジヨ
イント部材9に手摺本体1を固着するため、建
物の壁や手摺自体が邪魔となることなく、容易
かつ迅速にネジ締め作業が出来る。
取付片17をジヨイント本体20に直角曲折
状に一体化するため、ジヨイント部分の強度を
大とすることが出来る。
カバー外周面がコーナ部材8の外周面と同一
連続面となるため、手摺全体にわたつて段差や
〓間が出来ず、従つて、手が引つ掛かることな
く体が不自由な人でも安全に使用出来る。
コーナ部材8の外周面が段差なく形成される
ため、コーナ部材8をエンドキヤツプとして使
用出来、従つて、部品点数が少なくなつて生産
コストを低減出来る。
手摺枠体1の端面3をジヨイント部材9の表
て面19に当接状とするため、端面3の形状及
び寸法をジヨイント部材9の形状及び寸法に合
わせることなく生産出来、従つて、寸法不良が
生じ難くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例を示し入隅用と
して使用される場合の分解斜視図、第2図はコー
ナ部材の平面図、第3図は同側面図、第4図は出
隅用として使用される場合の分解斜視図、第5図
は第1図におけるX−X線断面図、第6図と第7
図は他の実施例を示し、第6図は入隅用として使
用される場合の分解斜視図、第7図は出隅用とし
て使用される場合の分解斜視図である。 1……手摺枠体、3……端面、8……コーナ部
材、9……ジヨイント部材、18……裏面、19
……表て面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 全体形状が平面視L型であつて、90°異なる方
    向を向いた端面6,6を有すると共に、段差なく
    形成された外周面を有し、かつ、該端面6,6に
    凹窪状の嵌合部10を形成して該端面6の周縁部
    7が小幅にて突設したエンドキヤツプ兼用コーナ
    部材8と、 裏面18側が上記コーナ部材8の上記端面6,
    6の上記嵌合部10に嵌め込まれると共に表て面
    19側が該端面6,6からやや突出状となるジヨ
    イント本体20と、該ジヨイント本体20に直角
    曲折状に一体化される取付片17と、から成るジ
    ヨイント部材9と、 長手方向に直角な端面3が上記ジヨイント部材
    9の表て面19に当接状として取付けられると共
    に、側壁4の内面28を表て面として取付けられ
    る手摺枠体1と、 上記手摺枠体1と、ジヨイント状態に於ける上
    記コーナ部材8の端面6から突出した上記ジヨイ
    ント部材9の外周面21とを、被覆し、上記コー
    ナ部材8の外周面と同一連続面状となる外周面を
    形成するカバー材と、を備え、 さらに、上記コーナ部材8の上記端面6,6側
    から直角に螺入されるネジ31……にて上記ジヨ
    イント部材9を該コーナ部材8に固着し、かつ、
    上記手摺枠体1の側壁4の内面28側から直角に
    螺入されると共に該ネジ31……に直交状に配設
    されるネジ33……にて上記手摺枠体1を該ジヨ
    イント部材9に固着するように構成したことを特
    徴とする手摺。
JP1986002359U 1986-01-10 1986-01-10 Expired JPH0412911Y2 (ja)

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JPS62115441U JPS62115441U (ja) 1987-07-22
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837251A (ja) * 1981-08-31 1983-03-04 株式会社ナカ技術研究所 ガ−ド・レ−ルに使用されるコ−ナ・ジョイント

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5996225U (ja) * 1982-12-21 1984-06-29 株式会社ナカ技術研究所 ガ−ドレ−ルの笠木と継手との連結部構造

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JPS5837251A (ja) * 1981-08-31 1983-03-04 株式会社ナカ技術研究所 ガ−ド・レ−ルに使用されるコ−ナ・ジョイント

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