JPH0417706Y2 - - Google Patents

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JPH0417706Y2
JPH0417706Y2 JP7275887U JP7275887U JPH0417706Y2 JP H0417706 Y2 JPH0417706 Y2 JP H0417706Y2 JP 7275887 U JP7275887 U JP 7275887U JP 7275887 U JP7275887 U JP 7275887U JP H0417706 Y2 JPH0417706 Y2 JP H0417706Y2
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JP
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pipe
bracket
screw
handrail
bush
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえば浴室や洗面所及び身体障害
者用の便所等の壁面に設ける手摺に関する。
〔従来の技術〕
浴室等に設けられる手摺は、主としてステンレ
ス鋼等の複数のパイプを連結し、これらのパイプ
を組み合わせたものをブラケツトによつて壁面に
固定する構造が最も一般的である。
また、パイプの接続構造は、たとえばパイプ端
部を外挿するソケツトを用い、このソケツトに半
径方向に挿通するビスをねじ込み、ビスをパイプ
の周面に押し当てて固定するもの等がある。この
他に、パイプの端部にネジを切り、内周に雌ネジ
を設けたソケツトによる接合や、ニツプル等を利
用した連結も可能である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、使用する人によつてその身長が異な
るため、手摺の配置高さを適正にすることが施工
に際して必要である。また、子供や大人が共用す
るような場合では、上下に2段の手摺を設けるこ
とも一般に行われている。このような2段の手摺
の据付けの他に、長円状のループを形成するよう
にパイプに組み合わせ、その直線部分を手摺とし
て利用するものもある。
ところが、ループ状にパイプを組み合わせると
き、閉ループの配管の接続と同様に一点をユニオ
ン方式の接続構造とする必要がある。このため、
従来ではユニオン接続が外観的に不適切であるこ
とから、ターンバツクル方式による接合が一般に
採用されていた。
しかし、このターンバツクル方式はネジ接合と
同様なので、ブラケツト等の施工精度が悪いと、
パイプの接合面にネジ部分が露出することが避け
られない。このため、カバー等を付属したりする
等の必要があり、新たな設計要件が増えてコスト
高になつてしまう。
そこで、本考案は、閉ループの手摺を簡単に組
み合わせることができ且つ施工体の外観も良好と
なる手摺を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、以上の目的を達成するために、複数
の管を接合して構成される手摺において、軸線方
向に中空状としたブツシユを管の端部に設け、前
記管に接合する第2の管に前記ブツシユ内に挿入
される接合軸を設け、該接合軸を該ブツシユ内に
拘束保持する固定ビスを前記管の外部から螺入し
てなることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を
具体的に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す手摺の一部切
欠平面図、第2図は正面図である。
手摺は、平行に走る上下の2本の直管1,2及
びこれらを連結する一対の曲管3,4によつて正
面から見て長円状に形成される。そして、これら
の直管1,2及び曲管3,4の接合点には、壁面
Aに固定されるブラケツト5,6が配置され、こ
のブラケツト5,6により接合される。
直管1は、内部にステンレス管を利用した内管
7及びその外周面に一体化した合成樹脂のスリー
ブ8とによつて構成される。一方、曲管3,4は
端部に雌ネジ3a,4aを形成した中実体又は中
空体であり、ポリアミド等の硬質の合成樹脂製で
ある。
第3図aは内管7の両端部を拡大して示す縦断
面図、同第3図b及びcはaの−線及び−
線矢視位置での断面図である。
内管7の両端には、第1、第2ブツシユ9,1
0がそれぞれ嵌着されている。そして、直管1,
2及び曲管3,4を接合するときに、これら第
1、第2ブツシユ9,10が共回りしないよう
に、内管7の内周に凸部7aを形成する。
第1、第2ブツシユ9,10のそれぞれの内部
には、雌ネジ9a,10aを軸線方向に形成して
いる。そして、第2ブツシユ10は、この雌ネジ
10a内に連通するネジ孔10bを半径方向に貫
設している。
ブラケツト5,6は合成樹脂製であり、第1図
に示すように、その基部を壁面固定したフランジ
11にビス12によつて連結される。なお、フラ
ンジ11を隠すためのカバー13をブラケツト
5,6の回りに設ける。
これらのブラケツト5,6には、第4図に示す
ように、その先端部にコネクタ部を一体化する。
ブラケツト5(第4図b)のコネクタ部は、左右
に伸延するボルト軸14として構成される。この
ボルト軸14の中央部にはローレツト加工を施し
てブラケツト5に一体化し、左右に雄ネジ14a
が突き出る配置である。
一方、ブラケツト6(第4図a)のコネクタ部
は、一端側に雄ネジ15を形成し他端側にロツド
16を突き出した接合軸17として構成される。
ロツド16の周面には溝16aを形成し、この溝
16aの側壁は外周側が開くテーパ面16b,1
6cとしている。
ここで、ブラケツト5は、第1図に示すように
そのボルト軸14の雄ネジ14aを第1ブツシユ
9の雌ネジ9aおよび曲管3の雌ネジ3aに螺合
させて直管1,2の一側を曲管3に連結する。ま
た、ブラケツト6のコネクタ部は、接合軸17の
雄ネジ15を曲管4の雌ネジ4aに螺合し、ロツ
ド16を第2ブツシユ10の雌ネジ10a内に挿
入して接続する。このとき、ネジ孔10bには外
部から固定ビス18をねじ込み、その先端をロツ
ド16の溝16a内に嵌め込んで接合軸17を第
2ブツシユ10に連結する。なお、固定ビス18
のねじ込みのために、内管7及びスリーブ8には
孔を開けておくことは無論である。
以上の要素を持つ構造において、手摺を施工す
る要領は以下のとおりである。
まず、第2図において上側に位置するブラケツ
ト5のボルト軸14に直管1の第1ブツシユ9の
雌ネジ14aを螺合させ、これと同時に右側の曲
管3をその雌ネジ3aによつてボルト軸14に連
結する。その後、下側のブラケツト5を曲管3の
他側の雌ネジ3aに螺合して連結し、更に下の直
管2の第1ブツシユ9によつてブラケツト5に一
体化する。以上により、2本の直管1,2及び曲
管3がU字状に連結される。
一方、左側の曲管4の両端には、ブラケツト6
を雌ネジ4a及び雄ネジ15の螺合によつて予め
連結しておく。そしてこのブラケツト6を一体化
した曲管4は、ブラケツト6の接合軸17のロツ
ド16を第2ブツシユ10の雌ネジ10bに挿入
し且つ固定ビス18によつて拘束することによ
り、直管1,2に連結される。
ここで、固定ビス18をネジ孔10bに螺合す
るとき、その先端はロツド16の溝16a内に嵌
まり込む状態となる。そして、嵌め込みの際に、
固定ビス18の先端が溝16aのテーパ面16b
に干渉するような寸法関係としておけば、第1図
において固定ビス18の螺合量が大きくなるにつ
れ、ロツド16は右向きに移動する。つまり、テ
ーパ面16bの傾斜によつて、固定ビス18によ
り下向きの作用力に加えて軸線方向への作用力が
発生する。そして、この軸線方向の作用力は、直
管1,2に対してブラケツト6を引きつける方向
となり、直管1,2の端部をブラケツト6に密着
させる。その結果、直管1,2及びブラケツト6
の接合面に隙間等を生じることのない施工体が得
られる。
このようにして組み立てられた手摺は、フラン
ジ11を利用して壁面Aに固定され、使用できる
状態となる。
なお、以上の実施例では、閉ループ状の手摺に
ついて述べたが、直線状やL字状等の様々なレイ
アウトにも本考案が適用できる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の手摺において
は、閉ループ状に管を連結する際に、一方の管に
一体化した接合軸を他方側の管に挿入し、更にこ
の接合軸に係合する固定ビスにより該接合軸を拘
束して管を連結するようにしている。また、固定
ビスによる接合軸の拘束において、半径方向だけ
ではなく、テーパ面を利用することによつて軸線
方向への作用力を負荷可能としている。したがつ
て、接合軸を挿入するという簡単な構造で閉ルー
プの手摺が得られ、施工性の向上が可能となる。
また、接合軸の軸線方向への作用力により、接合
面の密着性が図られ、隙間等を生じない外観の良
好な施工体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す手摺の一部切
欠平面図、第2図は同正面図、第3図は内管及び
ブツシユを示し、第4図はブラケツトを示すもの
である。 1,2……直管、3,4……曲管、5,6……
ブラケツト、7……内管、8……スリーブ、9…
…第1ブツシユ、10……第2ブツシユ、11…
…フランジ、12……ビス、13……カバー、1
4……ボルト軸、15……雄ネジ、16……ロツ
ド、17……接合軸、18……固定ビス、A……
壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の管を接合して構成される手摺において、
    軸線方向に中空状としたブツシユを管の端部に設
    け、前記管に接合する第2の管に前記ブツシユ内
    に挿入される接合軸を設け、該接合軸を該ブツシ
    ユ内に拘束保持する固定ビスを前記管の外部から
    螺入してなることを特徴とする手摺。
JP7275887U 1987-05-14 1987-05-14 Expired JPH0417706Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7275887U JPH0417706Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7275887U JPH0417706Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63184824U JPS63184824U (ja) 1988-11-28
JPH0417706Y2 true JPH0417706Y2 (ja) 1992-04-21

Family

ID=30916498

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JP7275887U Expired JPH0417706Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

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JP (1) JPH0417706Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045356A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Toyo Exterior Co Ltd 2段ビーム手摺
JP2008240309A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Toyo Exterior Co Ltd 2段ビーム手摺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045356A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Toyo Exterior Co Ltd 2段ビーム手摺
JP2008240309A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Toyo Exterior Co Ltd 2段ビーム手摺

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63184824U (ja) 1988-11-28

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