JPH09195305A - バケット - Google Patents

バケット

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JPH09195305A
JPH09195305A JP988896A JP988896A JPH09195305A JP H09195305 A JPH09195305 A JP H09195305A JP 988896 A JP988896 A JP 988896A JP 988896 A JP988896 A JP 988896A JP H09195305 A JPH09195305 A JP H09195305A
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
excavation
bucket
flat
bottom plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP988896A
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English (en)
Inventor
Isao Nagatsuka
功 永塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Zenoah Co
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Zenoah Co
Komatsu Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Zenoah Co, Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Zenoah Co
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Publication of JPH09195305A publication Critical patent/JPH09195305A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地盤掘削作業と平坦仕上げ作業ができるバケ
ットとする。 【解決手段】 バケット本体12の底板10に掘削図1
3を取付け、この底板10に平板17をシリンダ15に
よって前後移動自在に取付け、その平刃17を掘削刃1
3より後方の収納位置として掘削刃13で地盤掘削作業
できるし、平刃17を掘削刃13より前方に突出して平
刃17で平坦面仕上げ作業できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーショベル、
ショベルローダ、ドーザショベル等の掘削積込機械の腕
部材の先端部に取付けられるバケットに関する。
【0002】
【従来の技術】パワーショベル、ショベルローダ、ドー
ザショベル等の掘削積込機械は、走行可能な機械本体に
ブーム、アーム等の腕部材を上下揺動自在に取付け、こ
の腕部材の先端部にバケットを上下揺動自在に取付けた
ものであり、その腕部材を上下揺動すると共に、バケッ
トを上下揺動してバケットで土砂を掘削したり、掘削し
た土砂をトラック等の積込みするものである。
【0003】前述のバケットとしては、図1に示すよう
にバケット本体1の前端縁2にツースと呼ばれる尖端形
状の掘削刃3を複数取付けた第1のバケットと、図2に
示すようバケット本体1の前端縁2に沿って平板形状の
平刃4を取付けた第2のバケットが知られている。
【0004】前述の第1のバケットによれば複数の掘削
刃3によって土砂を掘削できるから、硬い地盤などでも
効率良い掘削でき、地盤掘削用として好適である。第2
のバケットによれば平刃4によって掘削面を平坦面に掘
削できるし、平坦面に沿って掘削でき、基盤上に堆積し
たチップを集積する作業や、路面の除雪作業や、法面仕
上げ作業などに好適である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の第1のバケッ
ト、第2のバケットはそれぞれ特有な用途に用いられる
専用バケットであり、掘削積込機械を異なる用途に用い
る場合には用途に応じて第1のバケットと第2のバケッ
トを交換して取付けることになり、そのバケット交換作
業が面倒であるし、2種類のバケットを準備しなければ
ならない。
【0006】例えば、河岸の堰作業時には地盤掘削作業
と法面仕上げ作業とを繰り返して行なうことになるし、
水道管やガス管等を地中に埋設する管埋設作業では地盤
掘削作業と埋め戻し整地作業を繰り返して行なうことに
なり、また造園作業では樹木植込み用穴の掘削作業と平
坦仕上げ作業を繰り返して行なうので、前述の第1のバ
ケットと第2のバケットを交換して取付けることにな
り、そのバケット交換作業が大変面倒となるし、バケッ
ト交換に長時間かかることから作業効率が低下してしま
う。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたバケットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】第1の発
明は、底板10と一対の側板11とより成るバケット本
体12と、このバケット本体12の底板10一端縁に固
定した複数の掘削刃13と、前記バケット本体12に、
掘削刃13より前方に突出した位置と掘削刃13より後
方に収納した位置とに亘って移動可能に取付けた平刃1
7より構成したことを特徴とするバケットである。
【0009】第1の発明によれば、平刃17を掘削刃1
3より後方に収納した位置とすれば掘削刃13により掘
削できるし、平刃17を掘削刃13より前方に突出した
位置とすれば平刃17により掘削できる。したがって、
地盤掘削作業と平坦面仕上げ作業とができる汎用性に優
れたバケットとなる。また、掘削刃13がバケット本体
12の底板10に固定してあるから、掘削刃13による
地盤掘削時の反力を底板10で支持するので、硬い地盤
などでも掘削刃13によって掘削できる。
【0010】第2の発明は、底板10と一対の側板11
とより成るバケット本体12と、このバケット本体12
の底板10一端縁に固定した平刃17と、前記バケット
本体12に、平刃17より前方に突出した位置と平刃1
7より後方に収納した位置とに亘って移動可能に取付け
た掘削刃13より構成したことを特徴とするバケットで
ある。
【0011】第2の発明によれば、掘削刃13を平刃1
7より後方に収納した位置とすれば掘削刃13により掘
削できるし、掘削刃13を平刃17より前方に突出した
位置とすれば掘削刃13により掘削できる。したがっ
て、地盤掘削作業と平坦面仕上げ作業とができる汎用性
に優れたバケットとなる。
【0012】第3の発明は、第2の発明における前記バ
ケット本体12に、掘削刃13が突出位置の時に掘削刃
13を後方に移動しないように支持するストッパを設け
たバケットである。
【0013】第3の発明によれば、掘削刃13が突出位
置の時に後方に移動しないように支持するストッパをバ
ケット本体12に設けてあるから、掘削刃13による地
盤掘削時の反力をストッパで支持するので、硬い地盤な
どでも掘削刃13によって掘削できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図3と図4に示すように、ほぼU
字状の底板10と一対の側板11とによりバケット本体
12としてある。この底板10の一端縁に掘削刃13が
間隔を置いて複数取付けてある。
【0015】前記底板10の下面における一端縁寄りに
はブラケット14を介してシリンダ15のピストン杆1
6が取付けてあり、このシリンダ15に平刃17が連結
され、そのピストン杆16を伸長すると平刃17が掘削
刃13よりも前方に突出し、ピストン杆16を縮小する
と平刃17が掘削刃13よりも後方となってバケット本
体12内に収納される。
【0016】前記底板10には補護底板18が固着され
て前記シリンダー15を保持していると共に、平板17
のガイドの役目を果している。
【0017】このようであるから、平刃17を掘削刃1
3より突出すれば平刃17によって掘削作業できるし、
平刃17を掘削刃13よりも後方としてバケット本体1
2内に収納すれば掘削刃13によって掘削作業できる。
【0018】前記シリンダ15は、底板10におけるア
ーム取付用ブラケット19が取付けられた他端縁寄りに
取付け、そのピストン杆16と平刃17をリンク等で連
結しても良い。
【0019】また、図5に示すように平刃17の長孔2
0を挿通したボルト21を底板10に螺合して平刃17
を底板10に取付け、ボルト21を弛めることで平刃1
7を掘削刃13より突出した位置と収納した位置に移動
して固定できるようにしても良い。
【0020】図6と図7は第3実施例を示し、平刃17
の両側に縦片22を一体的に設け、この各縦片22にほ
ぼコ字状の溝23を形成し、その各縦片22をバケット
本体12の側板11の側面に接するようにして溝23よ
りボルト24を側板11に螺合してある。
【0021】このようにすれば、溝23の先端側の縦溝
部23aをボルト24に挿通するようにすれば平刃17
が掘削刃13より後方となって収納状態となり、溝23
の後端側の縦溝部23bをボルト24に挿通するように
すれば平刃17が掘削刃13より前方となった突出状態
となるし、平刃17による掘削時の反力を溝23の後端
側の縦溝部23bとボルト24で支承できる。
【0022】図8と図9と図10は第4実施例を示し、
平刃17にコ字状の溝25を複数形成し、底板10の一
端縁寄りの透孔26よりボルト27を溝25に挿通して
ナット28を螺合して平刃17を底板10に取付けてあ
る。
【0023】このようにすれば、ナット28を弛めて平
刃17をボルト27をガイドとして溝25に沿ってコ字
状軌跡を描いて移動して前端側溝部25aにボルト27
を挿通すれば、平刃17が掘削刃13よりも後方に収納
され、同様にして後端側溝部25bにボルト27を挿通
すれば平刃17が掘削刃13より前方に突出されるし、
平刃17の掘削時の反力を後端側溝部25bとボルト2
7で支承できる。
【0024】図11と図12は第5実施例を示し、底板
10の一端縁に平刃17を固着し、その底板10の内面
における一端縁寄りに設けたブラケット30にシリンダ
31のピストン杆32を連結し、このシリンダ31に掘
削刃13を取付けてある。33はシリンダー31のカバ
ー体である。
【0025】このようにすれば、シリンダ31のピスト
ン杆32を縮小すれば掘削刃13が平刃17よりも後方
に収納されるし、ピストン杆32を伸長すれば掘削刃1
3が平刃17よりも前方に突出する。
【0026】また、底板10の底面は平坦面となるから
バケットによる掘削性が向上する。
【0027】図13と図14と図15は第6実施例を示
し、横板34と、横板34の両側に一体的に設けた一対
の縦片35とでほぼコ字状の取付部材36とし、その横
板34に複数の掘削刃13を取付けると共に、各縦片3
5にコ字状の溝37を形成する。
【0028】前記取付部材36をバケット本体12内に
設け、その各縦片35の溝37よりボルト38を側板の
ボルト穴39に螺合してある。
【0029】このようにすれば、ボルト38を弛めて取
付部材36をボルト38に沿って上下コ字状の軌跡を描
いて移動してボルト38を溝37の後端側溝部37aに
挿通して固定すれば、掘削刃13が平刃17より前方に
突出し、横板34の後端面34aを底板10に固着した
ストッパ40に当接して掘削刃13の掘削時の反力をス
トッパ40で支承できる。
【0030】また、前述と同様に取付部材36を移動し
て溝37の前端側溝部37bにボルト38を挿通して固
定すれば掘削刃13を平刃17より後方に収納できる。
【0031】図16と図17と図18は第7実施例を示
し、底板10の一端縁に固着した平刃17にコ字状の溝
41を複数形成する。複数の掘削刃13を備えたプレー
ト42の透孔43よりボルト44を平刃17の溝41を
貫通して底板10に螺合する。なお、プレート42はバ
ケット本体12の一対の側板11の内面寸法よりも若干
の寸法Sだけ短くしてある。
【0032】このようにすれば、ボルト44を弛めてプ
レート42をボルト44をガイドとして溝41に沿って
平面コ字状の軌跡を描いて移動することでボルト44を
溝41の前端側溝部41aに挿通して固定すれば、掘削
刃13が平刃17よりも後方に収納される。
【0033】また、プレート42を前述と同様に移動し
てボルト44を溝41の後端側溝部41bに挿通して固
定すれば、掘削刃13が平刃17よりも前方に突出する
し、プレート42の後端面42aが底板10に固着した
ストッパ45に当接して掘削刃13による掘削時の反力
をストッパ45で支承することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】掘削刃を備えたバケットの斜視図である。
【図2】平刃を備えたバケットの斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例を示すバケットの断面図で
ある。
【図4】図3の底面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すバケットの断面図で
ある。
【図6】本発明の第3実施例を示すバケットの正面図で
ある。
【図7】平刃の斜視図である。
【図8】本発明の第4実施例を示すバケットの正面図で
ある。
【図9】図8の平面図である。
【図10】平刃の平面図である。
【図11】本発明の第5実施例を示すバケットの断面図
である。
【図12】バケット本体の斜視図である。
【図13】本発明の第6実施例を示すバケットの断面図
である。
【図14】掘削刃の取付部材の斜視図である。
【図15】バケット本体の斜視図である。
【図16】本発明の第7実施例を示すバケットの平面図
である。
【図17】バケットの断面図である。
【図18】バケット本体の平面図である。
【符号の説明】
1…バケット本体 3…掘削刃 4…平刃 10…底板 11…側板 12…バケット本体 13…掘削刃 15…シリンダ 17…平刃 20…長孔 21…ボルト 22…縦片 23…溝 24…ボルト 25…溝 27…ボルト 31…シリンダ 36…取付部材 37…溝 38…ボルト 40…ストッパ 41…溝 42…プレート 44…ボルト 45…ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板10と一対の側板11とより成るバ
    ケット本体12と、 このバケット本体12の底板10一端縁に固定した複数
    の掘削刃13と、 前記バケット本体12に、掘削刃13より前方に突出し
    た位置と掘削刃13より後方に収納した位置とに亘って
    移動可能に取付けた平刃17より構成したことを特徴と
    するバケット。
  2. 【請求項2】 底板10と一対の側板11とより成るバ
    ケット本体12と、 このバケット本体12の底板10一端縁に固定した平刃
    17と、 前記バケット本体12に、平刃17より前方に突出した
    位置と平刃17より後方に収納した位置とに亘って移動
    可能に取付けた掘削刃13より構成したことを特徴とす
    るバケット。
  3. 【請求項3】 前記バケット本体12に、掘削刃13が
    突出位置の時に掘削刃13を後方に移動しないように支
    持するストッパを設けた請求項2記載のバケット。
JP988896A 1996-01-24 1996-01-24 バケット Pending JPH09195305A (ja)

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JP988896A JPH09195305A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 バケット

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JP988896A JPH09195305A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 バケット

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