JPH09193978A - スプレーガン加圧容器の蓋パッキン - Google Patents
スプレーガン加圧容器の蓋パッキンInfo
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- JPH09193978A JPH09193978A JP8025759A JP2575996A JPH09193978A JP H09193978 A JPH09193978 A JP H09193978A JP 8025759 A JP8025759 A JP 8025759A JP 2575996 A JP2575996 A JP 2575996A JP H09193978 A JPH09193978 A JP H09193978A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スプレーガンの塗料供給用加圧容器の蓋パッ
キンが、塗付材料を80℃前後に加温してホットスプレ
ーを行う場合においても、昇温した塗付材料の有機溶剤
に浸食されない、安全確実な蓋パッキンを得ることを目
的とする。 【構成】 加圧容器(1)を密閉する、断面がV型形状
の樹脂製蓋パッキン(3)が、内周面(3a)がストレ
ートまたは、鋭角なテーパーで、蓋(2)に穿設される
蓋パッキン溝部内周面(2a)に気密に勘合し、蓋パッ
キン(3)に外周傾斜面(3c)をもち、V溝(3b)
によって作られる薄肉の外周傾斜面(3c)が、加圧容
器口(1a)の内周面と周接し、前記薄肉部のたわみ弾
性でシールするようにした蓋パッキン(3)で、該蓋パ
ッキンの材質は、耐熱性、耐溶剤性があって、かつ、樹
脂材料自体はゴム弾性をもたない合成樹脂で成形される
蓋パッキンである。
キンが、塗付材料を80℃前後に加温してホットスプレ
ーを行う場合においても、昇温した塗付材料の有機溶剤
に浸食されない、安全確実な蓋パッキンを得ることを目
的とする。 【構成】 加圧容器(1)を密閉する、断面がV型形状
の樹脂製蓋パッキン(3)が、内周面(3a)がストレ
ートまたは、鋭角なテーパーで、蓋(2)に穿設される
蓋パッキン溝部内周面(2a)に気密に勘合し、蓋パッ
キン(3)に外周傾斜面(3c)をもち、V溝(3b)
によって作られる薄肉の外周傾斜面(3c)が、加圧容
器口(1a)の内周面と周接し、前記薄肉部のたわみ弾
性でシールするようにした蓋パッキン(3)で、該蓋パ
ッキンの材質は、耐熱性、耐溶剤性があって、かつ、樹
脂材料自体はゴム弾性をもたない合成樹脂で成形される
蓋パッキンである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアスプレーガンに直
接取付ける塗料供給容器に係るもので、詳しくは、圧縮
空気で塗付材料を加圧してスプレーガンに供給する加圧
容器の蓋パッキンに関するものである。
接取付ける塗料供給容器に係るもので、詳しくは、圧縮
空気で塗付材料を加圧してスプレーガンに供給する加圧
容器の蓋パッキンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハンドタイプのエアスプレーガンの塗料
ジョイントに、1リットル前後の容量の塗料容器を直接
取付けて、エアスプレーガン先端部の霧化頭で作られる
真空力を利用して、該塗料容器から塗料等を吸上げて供
給する吸上式容器と、前記塗料容器にスプレー用の圧縮
空気を流路途中で分岐して、該塗料容器に圧縮空気を供
給して塗料等の塗付材料を加圧してスプレーガンに供給
する圧送式加圧容器がある。該塗料容器は上部に人の手
が入る程度の比較的大きな注入口をもち、注入口を密閉
する蓋があリ、該蓋にスプレーガンに取付けるための接
続ジョイント部が設けられる。そして、蓋にはスプレー
時の作業動作によって容器が傾斜乃至は真横にしても塗
付材料が洩れないように必ず蓋パッキンが取付けられ
る。また蓋は、比較的頻繁に塗付材料を供給する作業上
の必要性から、ワンタッチで蓋の取外しが可能な機構と
なっている。
ジョイントに、1リットル前後の容量の塗料容器を直接
取付けて、エアスプレーガン先端部の霧化頭で作られる
真空力を利用して、該塗料容器から塗料等を吸上げて供
給する吸上式容器と、前記塗料容器にスプレー用の圧縮
空気を流路途中で分岐して、該塗料容器に圧縮空気を供
給して塗料等の塗付材料を加圧してスプレーガンに供給
する圧送式加圧容器がある。該塗料容器は上部に人の手
が入る程度の比較的大きな注入口をもち、注入口を密閉
する蓋があリ、該蓋にスプレーガンに取付けるための接
続ジョイント部が設けられる。そして、蓋にはスプレー
時の作業動作によって容器が傾斜乃至は真横にしても塗
付材料が洩れないように必ず蓋パッキンが取付けられ
る。また蓋は、比較的頻繁に塗付材料を供給する作業上
の必要性から、ワンタッチで蓋の取外しが可能な機構と
なっている。
【0003】塗料容器の蓋パッキンは、塗付材料に有機
溶剤型塗料が多く使用されることから、有機溶剤もしく
は、その蒸気に侵されない耐溶剤性をもち、かつ、ワン
タッチで取付けられる比較的弱い締付け力でも、パッキ
ンシールの役目を十分にはたすゴム弾性力の高いパッキ
ン材質でなければならない。この蓋パッキンに、従来
は、ふっ素ゴムまたは、発泡ポリエチレンの材料を、平
板のリング状パッキンとして蓋に穿設される溝部に嵌入
して、塗料容器上面の平面部と接合させてシールする方
法で使用されている。
溶剤型塗料が多く使用されることから、有機溶剤もしく
は、その蒸気に侵されない耐溶剤性をもち、かつ、ワン
タッチで取付けられる比較的弱い締付け力でも、パッキ
ンシールの役目を十分にはたすゴム弾性力の高いパッキ
ン材質でなければならない。この蓋パッキンに、従来
は、ふっ素ゴムまたは、発泡ポリエチレンの材料を、平
板のリング状パッキンとして蓋に穿設される溝部に嵌入
して、塗料容器上面の平面部と接合させてシールする方
法で使用されている。
【0004】前記ふっ素ゴムまたは、発泡ポリエチレン
の材料の蓋パッキンにおいて、ふっ素ゴムは耐溶剤性が
劣り、溶解度の高い有機溶剤には、耐久性がなく、短時
間で使用不能になる問題がある。また、ゴム弾性をもつ
ふっ素系材料も存在するが、材料費の価格が高く、量産
生産する塗料容器には適応し切れない現状にある。
の材料の蓋パッキンにおいて、ふっ素ゴムは耐溶剤性が
劣り、溶解度の高い有機溶剤には、耐久性がなく、短時
間で使用不能になる問題がある。また、ゴム弾性をもつ
ふっ素系材料も存在するが、材料費の価格が高く、量産
生産する塗料容器には適応し切れない現状にある。
【0005】一方発泡ポリエチレン材料の蓋パッキン
は、安価で、比較的耐溶剤性が高く、発泡比によって、
その弾力性や柔軟性が変えられ通常発泡比が2:1〜
4:1のものが多く使用されている。この発泡ポリエチ
レン製の蓋パッキンにおいて、塗付材料を80℃前後に
加温してホットスプレーとして使用した場合に、加温さ
れた有機溶剤、もしくは有機溶剤ガスによって、発泡ポ
リエチレン材料が変形、硬化、断裂または、溶解現象が
生じ、シール性が無くなるばかりでなく、特に加圧容器
の場合には、シール部からの昇温塗付材料の噴出の危険
が生ずる恐れのあることが判明した。
は、安価で、比較的耐溶剤性が高く、発泡比によって、
その弾力性や柔軟性が変えられ通常発泡比が2:1〜
4:1のものが多く使用されている。この発泡ポリエチ
レン製の蓋パッキンにおいて、塗付材料を80℃前後に
加温してホットスプレーとして使用した場合に、加温さ
れた有機溶剤、もしくは有機溶剤ガスによって、発泡ポ
リエチレン材料が変形、硬化、断裂または、溶解現象が
生じ、シール性が無くなるばかりでなく、特に加圧容器
の場合には、シール部からの昇温塗付材料の噴出の危険
が生ずる恐れのあることが判明した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】スプレーガンの加圧容
器の蓋パッキンにおいて、ふっ素ゴムまたは、発泡ポリ
エチレン材料を用いた蓋パッキンが、80℃前後の温度
に昇温した有機溶剤を含む塗付材料を使用する環境下
で、変形、硬化、断裂または、溶解現象が生じて、短期
間でシールが不完全となるばかりでなく、危険性のある
ことが判明したことから、蓋パッキンの材料に上記昇温
温度に耐える合成樹脂を用い、該合成樹脂がゴム弾性を
もたなくとも、構造的にシールする蓋パッキンを得るこ
とを目的とする。
器の蓋パッキンにおいて、ふっ素ゴムまたは、発泡ポリ
エチレン材料を用いた蓋パッキンが、80℃前後の温度
に昇温した有機溶剤を含む塗付材料を使用する環境下
で、変形、硬化、断裂または、溶解現象が生じて、短期
間でシールが不完全となるばかりでなく、危険性のある
ことが判明したことから、蓋パッキンの材料に上記昇温
温度に耐える合成樹脂を用い、該合成樹脂がゴム弾性を
もたなくとも、構造的にシールする蓋パッキンを得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、スプレーガン
の塗料容器の蓋パッキンを構造的にシールする構造で、
その手段は、加圧容器を密閉するための蓋パッキンに、
断面がV型形状の樹脂製リング状の蓋パッキンを、蓋に
穿設される蓋パッキン溝に嵌入し、蓋の締付力によっ
て、蓋パッキン溝に周接する加圧容器口内周面を、該蓋
に嵌入したリング状のV型形状蓋パッキンのたわみ弾性
によってシールする加圧容器の蓋パッキンであって、該
蓋パッキンは、蓋パッキン溝に嵌入するリング状の内周
面がストレートまたは、鋭角なテーパーで蓋パッキン溝
に気密に嵌合し、リング状蓋パッキン外周部が末広がり
の外周傾斜面をもち、末広がりの肉厚部上面にV溝を円
周状に穿設して蓋パッキンの断面をV型形状とし、V型
形状の上下部に肉厚部を設け、V溝の中間薄肉部外周が
容器口の内周部と周接し、蓋の締付力で、前記周接する
V溝の中間薄肉部外周のたわみ弾性でシールするように
した加圧容器の蓋パッキンである。
の塗料容器の蓋パッキンを構造的にシールする構造で、
その手段は、加圧容器を密閉するための蓋パッキンに、
断面がV型形状の樹脂製リング状の蓋パッキンを、蓋に
穿設される蓋パッキン溝に嵌入し、蓋の締付力によっ
て、蓋パッキン溝に周接する加圧容器口内周面を、該蓋
に嵌入したリング状のV型形状蓋パッキンのたわみ弾性
によってシールする加圧容器の蓋パッキンであって、該
蓋パッキンは、蓋パッキン溝に嵌入するリング状の内周
面がストレートまたは、鋭角なテーパーで蓋パッキン溝
に気密に嵌合し、リング状蓋パッキン外周部が末広がり
の外周傾斜面をもち、末広がりの肉厚部上面にV溝を円
周状に穿設して蓋パッキンの断面をV型形状とし、V型
形状の上下部に肉厚部を設け、V溝の中間薄肉部外周が
容器口の内周部と周接し、蓋の締付力で、前記周接する
V溝の中間薄肉部外周のたわみ弾性でシールするように
した加圧容器の蓋パッキンである。
【0008】そして、断面がV型形状の蓋パッキンの樹
脂材料は、加圧容器内の有機溶剤を含む塗付材料温度
が、80℃前後に昇温しても、該温度に耐える耐熱性と
耐溶剤性をもってシールを満足し、かつ、樹脂材料自体
はゴム弾性を持たない合成樹脂である加圧容器の蓋パッ
キンである。
脂材料は、加圧容器内の有機溶剤を含む塗付材料温度
が、80℃前後に昇温しても、該温度に耐える耐熱性と
耐溶剤性をもってシールを満足し、かつ、樹脂材料自体
はゴム弾性を持たない合成樹脂である加圧容器の蓋パッ
キンである。
【0009】
【作用】図2を参照してその作用を説明する。図2にお
いて、V型形状の蓋パッキン(3)は、蓋(2)に穿設
される蓋パッキン溝(2a)に嵌入される。該蓋パッキ
ン溝(2a)は、溝の内周面がストレートまたは、鋭角
なテーパーで穿設され、蓋パッキン(3)の内周面(3
a)と気密に嵌合される。そして、ストレートまたは、
鋭角なテーパーの円周面は、シール性を高めるために、
比較的長い接触面をもって嵌合されている。蓋パッキン
(3)の上面にV溝(3b)がリング状の蓋パッキンに
円周状に穿設され、断面がV型形状を形成している。そ
してV型形状の上部(3e)、下部(3d)には肉厚部
を設け、蓋(2)の押圧によって加圧容器口内周面(1
a)に締め込まれたとき、蓋パッキン(3)が容器の変
形に沿うように変形する。V型形状蓋パッキン外周部
は、外周傾斜面(3c)として、加圧容器(1)の容器
口内周面(1a)に蓋(2)で締め込まれるとき、蓋パ
ッキン(3)のV溝(3b)の中間薄肉部外周が、前記
加圧容器口内周面(1a)に押圧接触して、薄肉部がた
わむ弾性力によってシールする。このたわみ弾性をもつ
必要性は、たわみによって円周に完全接触を図ると共
に、加圧容器が比較的薄肉容器で、かつ、加圧容器口が
絞り加工のために完全な真円でないため、多少の変形が
あってもこれに追従する蓋パッキンとするためである。
蓋パッキン上部の肉厚部(3e)は、加圧容器口内周面
(1a)に締め込まれたとき、蓋パッキン上部が内周側
へへたるのを防ぐために設けられる。
いて、V型形状の蓋パッキン(3)は、蓋(2)に穿設
される蓋パッキン溝(2a)に嵌入される。該蓋パッキ
ン溝(2a)は、溝の内周面がストレートまたは、鋭角
なテーパーで穿設され、蓋パッキン(3)の内周面(3
a)と気密に嵌合される。そして、ストレートまたは、
鋭角なテーパーの円周面は、シール性を高めるために、
比較的長い接触面をもって嵌合されている。蓋パッキン
(3)の上面にV溝(3b)がリング状の蓋パッキンに
円周状に穿設され、断面がV型形状を形成している。そ
してV型形状の上部(3e)、下部(3d)には肉厚部
を設け、蓋(2)の押圧によって加圧容器口内周面(1
a)に締め込まれたとき、蓋パッキン(3)が容器の変
形に沿うように変形する。V型形状蓋パッキン外周部
は、外周傾斜面(3c)として、加圧容器(1)の容器
口内周面(1a)に蓋(2)で締め込まれるとき、蓋パ
ッキン(3)のV溝(3b)の中間薄肉部外周が、前記
加圧容器口内周面(1a)に押圧接触して、薄肉部がた
わむ弾性力によってシールする。このたわみ弾性をもつ
必要性は、たわみによって円周に完全接触を図ると共
に、加圧容器が比較的薄肉容器で、かつ、加圧容器口が
絞り加工のために完全な真円でないため、多少の変形が
あってもこれに追従する蓋パッキンとするためである。
蓋パッキン上部の肉厚部(3e)は、加圧容器口内周面
(1a)に締め込まれたとき、蓋パッキン上部が内周側
へへたるのを防ぐために設けられる。
【0010】上記V型形状蓋パッキン(3)の樹脂材料
は、それ自体ゴム弾性を持たず、80℃前後の塗料等の
有機溶剤を含む塗付材料の温度で、浸食しない合成樹
脂、例えば、比較的材料費の安価な、アセタール樹脂が
使用される。蓋パッキン(3)の材料自体ゴム弾性をも
たないが、加圧容器口内周面(1a)に周接するたわみ
弾性で加圧容器口内周面(1a)を押圧することによっ
てシールする。このことによって、塗付材料が80℃前
後の温度になっても、材料自体塑性変形することもな
く、また、有機溶剤または、有機溶剤ガスで材料自体が
浸食される危険がないものである。
は、それ自体ゴム弾性を持たず、80℃前後の塗料等の
有機溶剤を含む塗付材料の温度で、浸食しない合成樹
脂、例えば、比較的材料費の安価な、アセタール樹脂が
使用される。蓋パッキン(3)の材料自体ゴム弾性をも
たないが、加圧容器口内周面(1a)に周接するたわみ
弾性で加圧容器口内周面(1a)を押圧することによっ
てシールする。このことによって、塗付材料が80℃前
後の温度になっても、材料自体塑性変形することもな
く、また、有機溶剤または、有機溶剤ガスで材料自体が
浸食される危険がないものである。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。図1は内部混合式低圧スプレーガンに、塗料供
給用加圧容器を接続して、本発明の蓋パッキンを付設し
た要部断面図である。スプレーガン本体10に塗料ノズ
ル11が螺設されている。該塗料ノズル11には、中心
空気流路11aとパターン調節用補助空気流路11bの
二本の流路が穿設されている。そして、塗料ノズル11
の外周に角部の側面空気孔12aに連通する空気キャッ
プ12への流路が穿設されている。空気キャップ12
は、キャップカバー13によって、スプレーガン本体1
0に螺設されている。空気キャップ12の中心部に、別
体の中心キャップ14が、塗料ノズル11を囲繞するよ
うに、テーパーで接合されて、空気キャップ12に、O
リングを介して気密に嵌合されている。中心キャップ1
4に嘴状の噴霧口14aが開口している。塗料ノズル1
1の塗料流路11cにニードル弁15が塗料ノズル噴出
口11dで、スプレーガン本体後部に配設されるばね
(図示せず)で、押圧されて塗料ノズル11の先端で、
テーパー接合され、ニードル弁15を引くことによっ
て、塗料ノズル11の噴出口11dが開閉されて塗料の
噴出停止を行う。スプレーガン本体10に穿設される空
気流路10aは、図示しないもう一本の空気流路の二本
の流路が穿設され、一本の空気流路10aは、塗料ノズ
ル11の空気流路11aを介して中心キャップ14の中
心部へ、他の一本は、側面空気孔12aへと、二本の流
路に気密に分岐されている。そして、側面空気孔12a
への空気量を、スプレーガン本体11の後部に付設され
るパターン調節弁(図示せず)で調節することによっ
て、パターン形状および、偏平パターンのパターン開き
が調節される。
明する。図1は内部混合式低圧スプレーガンに、塗料供
給用加圧容器を接続して、本発明の蓋パッキンを付設し
た要部断面図である。スプレーガン本体10に塗料ノズ
ル11が螺設されている。該塗料ノズル11には、中心
空気流路11aとパターン調節用補助空気流路11bの
二本の流路が穿設されている。そして、塗料ノズル11
の外周に角部の側面空気孔12aに連通する空気キャッ
プ12への流路が穿設されている。空気キャップ12
は、キャップカバー13によって、スプレーガン本体1
0に螺設されている。空気キャップ12の中心部に、別
体の中心キャップ14が、塗料ノズル11を囲繞するよ
うに、テーパーで接合されて、空気キャップ12に、O
リングを介して気密に嵌合されている。中心キャップ1
4に嘴状の噴霧口14aが開口している。塗料ノズル1
1の塗料流路11cにニードル弁15が塗料ノズル噴出
口11dで、スプレーガン本体後部に配設されるばね
(図示せず)で、押圧されて塗料ノズル11の先端で、
テーパー接合され、ニードル弁15を引くことによっ
て、塗料ノズル11の噴出口11dが開閉されて塗料の
噴出停止を行う。スプレーガン本体10に穿設される空
気流路10aは、図示しないもう一本の空気流路の二本
の流路が穿設され、一本の空気流路10aは、塗料ノズ
ル11の空気流路11aを介して中心キャップ14の中
心部へ、他の一本は、側面空気孔12aへと、二本の流
路に気密に分岐されている。そして、側面空気孔12a
への空気量を、スプレーガン本体11の後部に付設され
るパターン調節弁(図示せず)で調節することによっ
て、パターン形状および、偏平パターンのパターン開き
が調節される。
【0012】上記構成において、塗料ノズル11の噴出
口11dから噴出した塗付材料は、中心キャップ14の
嘴状の噴霧口の内部で、塗料ノズル11の外周のスリッ
トから噴射する、圧縮空気と混合する。いわゆる内部混
合式によって、塗付材料にせん断力が加えられて、嘴状
の噴霧口から扇状に噴霧される。したがって、内部混合
式の微粒化方式では、塗料ノズル11の噴出口11dか
らは、混合室14b内の圧力に抗して塗付材料が噴出さ
れなければならないので、加圧容器1で加圧された塗付
材料が供給される。
口11dから噴出した塗付材料は、中心キャップ14の
嘴状の噴霧口の内部で、塗料ノズル11の外周のスリッ
トから噴射する、圧縮空気と混合する。いわゆる内部混
合式によって、塗付材料にせん断力が加えられて、嘴状
の噴霧口から扇状に噴霧される。したがって、内部混合
式の微粒化方式では、塗料ノズル11の噴出口11dか
らは、混合室14b内の圧力に抗して塗付材料が噴出さ
れなければならないので、加圧容器1で加圧された塗付
材料が供給される。
【0013】加圧容器1に供給する圧縮空気は、スプレ
ーガン本体10の空気流路10aからの空気が分岐され
て、塗料ジョイント17の側の本体に穿設される加圧流
路10bから、スプレーガン本体10に取付けられる塗
料ジョイント17の塗料流路17aに、平行して穿設さ
れる加圧流路17bおよび、塗料吸上管8の外周を介し
て加圧容器1に供給される。
ーガン本体10の空気流路10aからの空気が分岐され
て、塗料ジョイント17の側の本体に穿設される加圧流
路10bから、スプレーガン本体10に取付けられる塗
料ジョイント17の塗料流路17aに、平行して穿設さ
れる加圧流路17bおよび、塗料吸上管8の外周を介し
て加圧容器1に供給される。
【0014】加圧容器1は、蓋2に吸上管8と共に取付
ねじ19によって取付けられる袋ナット18で、塗料ジ
ョイント17に螺設される。そして、螺設したとき加圧
空気流路も同時に連通する構造になっている。きのこ状
に形成される蓋2の茎部分に、蓋締付用アーム5と、締
付操作用カム4が取付けられている。該カム4には手動
レバー(図示せず)の操作によって、加圧容器1に固定
して取付けられている締付用ピン6に引っ掛けられてい
る蓋締付用アーム5と、締付操作用カム4によって蓋2
が加圧容器側に押圧されるようになっている。すなわ
ち、蓋締付用アーム5は蓋2の茎部分に回転可能に取付
けられ、該蓋締付用アーム5の締付用ピン6に引っ掛け
る部分がコの字状溝が形成され、蓋締付用アーム5の回
転によってピン6に引っ掛けられる。引っ掛けられて蓋
締付用アーム5が固定状態になったとき、カム4を回す
ことによって、その傾斜面で蓋2を下に押圧する構造と
なっている。
ねじ19によって取付けられる袋ナット18で、塗料ジ
ョイント17に螺設される。そして、螺設したとき加圧
空気流路も同時に連通する構造になっている。きのこ状
に形成される蓋2の茎部分に、蓋締付用アーム5と、締
付操作用カム4が取付けられている。該カム4には手動
レバー(図示せず)の操作によって、加圧容器1に固定
して取付けられている締付用ピン6に引っ掛けられてい
る蓋締付用アーム5と、締付操作用カム4によって蓋2
が加圧容器側に押圧されるようになっている。すなわ
ち、蓋締付用アーム5は蓋2の茎部分に回転可能に取付
けられ、該蓋締付用アーム5の締付用ピン6に引っ掛け
る部分がコの字状溝が形成され、蓋締付用アーム5の回
転によってピン6に引っ掛けられる。引っ掛けられて蓋
締付用アーム5が固定状態になったとき、カム4を回す
ことによって、その傾斜面で蓋2を下に押圧する構造と
なっている。
【0015】また、蓋2の外部上面には、抜気弁セット
9が、きのこ形状の傘部分に取付けられている。蓋2の
内部側には、図2で詳述する蓋パッキン溝2aと、蓋パ
ッキン3が嵌入されている。そして、蓋2内部の凹部に
樹脂製のドリップフリー7が嵌入されている。ドリップ
フリー7は、加圧容器1をスプレー作業中傾斜した場合
や真横にした場合にも、容器内の塗付材料が空気流路や
抜気弁に浸入して流路を塞ぐことを回避するために設け
られる。
9が、きのこ形状の傘部分に取付けられている。蓋2の
内部側には、図2で詳述する蓋パッキン溝2aと、蓋パ
ッキン3が嵌入されている。そして、蓋2内部の凹部に
樹脂製のドリップフリー7が嵌入されている。ドリップ
フリー7は、加圧容器1をスプレー作業中傾斜した場合
や真横にした場合にも、容器内の塗付材料が空気流路や
抜気弁に浸入して流路を塞ぐことを回避するために設け
られる。
【0016】尚、上記説明したスプレーガン先端部構
造、加圧空気の供給方法、および蓋2の締付方法には、
他に種々の方法があり、本発明を限定するものではな
く、本発明の蓋パッキン3の理解を助けるための単なる
説明にすぎない。
造、加圧空気の供給方法、および蓋2の締付方法には、
他に種々の方法があり、本発明を限定するものではな
く、本発明の蓋パッキン3の理解を助けるための単なる
説明にすぎない。
【0017】図2は、本発明の断面がV型形状の樹脂製
リング状の蓋パッキン3を嵌入した拡大断面図である。
図2において、蓋2の内面円周に穿設される蓋パッキン
溝2aは、従来は、溝の底部に発泡ポリエチレン製等の
リング状の平板パッキンを嵌入し、加圧容器1の上面部
と圧接して、該平板パッキン自体のゴム弾性を利用して
シールしている。本発明は、作用の項で説明したよう
に、蓋パッキン溝2aの内周面をストレートまたは、鋭
角なテーパーで、面精度および、直径が精密に仕上げら
れ、蓋パッキン3の内周面3aと、圧入に近い嵌合によ
って気密に嵌入される。そして、蓋パツキン溝2aの外
周径は、加圧容器口の外径が、蓋パッキン溝2a内に余
裕をもって挿入される外周径に穿設されている。
リング状の蓋パッキン3を嵌入した拡大断面図である。
図2において、蓋2の内面円周に穿設される蓋パッキン
溝2aは、従来は、溝の底部に発泡ポリエチレン製等の
リング状の平板パッキンを嵌入し、加圧容器1の上面部
と圧接して、該平板パッキン自体のゴム弾性を利用して
シールしている。本発明は、作用の項で説明したよう
に、蓋パッキン溝2aの内周面をストレートまたは、鋭
角なテーパーで、面精度および、直径が精密に仕上げら
れ、蓋パッキン3の内周面3aと、圧入に近い嵌合によ
って気密に嵌入される。そして、蓋パツキン溝2aの外
周径は、加圧容器口の外径が、蓋パッキン溝2a内に余
裕をもって挿入される外周径に穿設されている。
【0018】蓋パッキン溝2aに嵌入される蓋パッキン
3は、上面にV溝3bを穿設して断面がV型形状を形成
している。蓋パッキン3の下部3dの肉厚部は、蓋パッ
キン溝2a内周部の気密を保持するためと、外周部を加
圧容器口内周面1aに挿入するためのガイド部となる。
上部3eの肉厚部は、蓋パッキン溝2aに嵌入するガイ
ドと、加圧容器口内周面1aに押圧挿入されるときに、
内側に歪んで変形するの防ぐために設けられる。そし
て、V溝3bに対応する蓋パッキン3の外周薄肉部3c
と、加圧容器口内周面1a部とが圧接し、薄肉部のたわ
み弾性でシールされる。前記圧接する部分は、末広がり
に広がるテーパー形状3cで形成され、蓋2の押圧によ
って蓋パッキン外周傾斜面3cで圧接され、たわみ弾性
をもつことによって、加圧容器口の内周面1aが真円で
なくとも、これに追従してシールする構造となってい
る。
3は、上面にV溝3bを穿設して断面がV型形状を形成
している。蓋パッキン3の下部3dの肉厚部は、蓋パッ
キン溝2a内周部の気密を保持するためと、外周部を加
圧容器口内周面1aに挿入するためのガイド部となる。
上部3eの肉厚部は、蓋パッキン溝2aに嵌入するガイ
ドと、加圧容器口内周面1aに押圧挿入されるときに、
内側に歪んで変形するの防ぐために設けられる。そし
て、V溝3bに対応する蓋パッキン3の外周薄肉部3c
と、加圧容器口内周面1a部とが圧接し、薄肉部のたわ
み弾性でシールされる。前記圧接する部分は、末広がり
に広がるテーパー形状3cで形成され、蓋2の押圧によ
って蓋パッキン外周傾斜面3cで圧接され、たわみ弾性
をもつことによって、加圧容器口の内周面1aが真円で
なくとも、これに追従してシールする構造となってい
る。
【0019】樹脂製蓋パッキン3の材質は、それ自体ゴ
ム弾性をもたないアセタール樹脂で作られる。但し、こ
の樹脂材質はアセタール樹脂に限定されるものではな
く、80℃前後の有機溶剤または、有機溶剤ガスに浸食
されないゴム弾性を待たない材質であれば良く、例えば
フッ素樹脂等を使用しても同様の効果が得られるもので
ある。また、加圧容器の蓋パッキンに限定して説明した
が、従来例で説明した、吸上式塗料容器に適応すること
も可能である。しかし、吸上式容器の場合には、蓋に外
気に通ずる吸気孔が明けられていて、加圧容器のような
危険性は発生しない。
ム弾性をもたないアセタール樹脂で作られる。但し、こ
の樹脂材質はアセタール樹脂に限定されるものではな
く、80℃前後の有機溶剤または、有機溶剤ガスに浸食
されないゴム弾性を待たない材質であれば良く、例えば
フッ素樹脂等を使用しても同様の効果が得られるもので
ある。また、加圧容器の蓋パッキンに限定して説明した
が、従来例で説明した、吸上式塗料容器に適応すること
も可能である。しかし、吸上式容器の場合には、蓋に外
気に通ずる吸気孔が明けられていて、加圧容器のような
危険性は発生しない。
【0020】図3は、蓋パッキン3の斜視図で断面V型
形状であることを示したものである。図において、内周
面3aはストレートまたは、鋭角な傾斜面で嵌入の容易
化または、成形時の抜き勾配を配慮して蓋パッキン溝2
aに対応して作られる。また、蓋パッキン下部肉厚部3
dの加圧容器挿入部の切欠き3fは、容器口の二本の締
付用ピン6に接触して蓋パッキン挿入時の障害となるの
を避けるために切欠かれている。
形状であることを示したものである。図において、内周
面3aはストレートまたは、鋭角な傾斜面で嵌入の容易
化または、成形時の抜き勾配を配慮して蓋パッキン溝2
aに対応して作られる。また、蓋パッキン下部肉厚部3
dの加圧容器挿入部の切欠き3fは、容器口の二本の締
付用ピン6に接触して蓋パッキン挿入時の障害となるの
を避けるために切欠かれている。
【0021】
【発明の効果】スプレーガンの加圧容器を密閉するため
の、断面がV型形状の樹脂製リング状蓋パッキンが、耐
熱性、耐溶剤性をもち、かつ、ゴム弾性をもたない材質
で、構造的にシールする蓋パッキンとしたことによっ
て、以下に記載するような効果を奏する。
の、断面がV型形状の樹脂製リング状蓋パッキンが、耐
熱性、耐溶剤性をもち、かつ、ゴム弾性をもたない材質
で、構造的にシールする蓋パッキンとしたことによっ
て、以下に記載するような効果を奏する。
【0022】前記材質としたことによって、塗付材料温
度が80℃に昇温してホットスプレーを行う場合でも、
有機溶剤および、有機溶剤ガスに浸食されることがな
く、高温度下でも危険性のない安全で確実な蓋パッキン
となる。
度が80℃に昇温してホットスプレーを行う場合でも、
有機溶剤および、有機溶剤ガスに浸食されることがな
く、高温度下でも危険性のない安全で確実な蓋パッキン
となる。
【0023】蓋パッキンシール構造にたわみ弾性を利用
したことによって、加圧容器口内周面が真円でない場合
に、比較的弱い締付力でも、加圧容器口の形状に追従し
て確実なシール性が得られる。
したことによって、加圧容器口内周面が真円でない場合
に、比較的弱い締付力でも、加圧容器口の形状に追従し
て確実なシール性が得られる。
【0024】蓋パッキンは、比較的一般的なゴム弾性を
もたない合成樹脂が使用できるので、射出成形によって
安価な蓋パッキンとなる。
もたない合成樹脂が使用できるので、射出成形によって
安価な蓋パッキンとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内部混合式低圧スプレーガンに加圧容器を接続
して、本発明の蓋パッキンを付設した要部断面図であ
る。
して、本発明の蓋パッキンを付設した要部断面図であ
る。
【図2】本発明の断面がV型形状の蓋パッキンを付設し
た拡大断面図である。
た拡大断面図である。
【図3】本発明の蓋パッキンの斜視図で、一部を断面し
た図である。
た図である。
1 加圧容器 1a 加圧容器口内周面 2 蓋 2a 蓋パッキン溝 3 蓋パッキン 3a (蓋パッキン)内周面 3b (蓋パッキン)V溝 3c (蓋パッキン)外周傾斜面 3d,3e (蓋パッキン)肉厚部 4 締付操作用カム 5 締付用アーム 6 締付用ピン 8 吸上管 10 スプレーガン本体 12 空気キャップ 14 中心キャップ 15 ニードル弁 17 塗料ジョイント
Claims (3)
- 【請求項1】 スプレーガンの塗料ジョイントに小形の
塗料容器を直接接続し、該塗料容器に圧縮空気を供給し
て、容器内の塗付材料をスプレーガンに加圧供給するス
プレーガンの加圧容器において、加圧容器(1)を密閉
するための蓋パッキンに、断面がV型形状の樹脂製リン
グ状の蓋パッキン(3)を、蓋(2)に穿設される蓋パ
ッキン溝(2a)に嵌入し、蓋(2)の締付力によっ
て、蓋パッキン溝(2a)に周接する加圧容器口内周面
(1a)を、該蓋(2)に嵌入したリング状のV型形状
蓋パッキン(3)のたわみ弾性によってシールする加圧
容器の蓋パッキン。 - 【請求項2】 加圧容器(1)の蓋パッキンが、断面V
型形状の樹脂製リング状蓋パッキン(3)であるとき、
該蓋パッキン(3)は、蓋パッキン溝(2a)に嵌入す
るリング状の内周面(3a)がストレートまたは、鋭角
なテーパーで蓋パッキン溝(2a)に気密に嵌合し、リ
ング状外周部が末広がりの外周傾斜面(3c)をもち、
末広がりの肉厚部上面にV溝(3b)を円周状に穿設し
て蓋パッキンの断面をV型形状とし、V型形状の上下部
(3d)(3e)に肉厚部を設け、V溝(3b)の中間
薄肉部外周が加圧容器口内周部(1a)と周接し、蓋
(2)の締付力で、前記周接するV溝(3b)の中間薄
肉部外周のたわみ弾性でシールするようにした請求項1
記載の加圧容器の蓋パッキン。 - 【請求項3】 断面がV型形状の蓋パッキン(3)の樹
脂材料は、加圧容器(1)内の有機溶剤を含む塗付材料
温度が、80℃前後に昇温しても、該温度に耐える耐熱
性と耐溶剤性をもってシールを満足し、かつ、樹脂材料
自体はゴム弾性を持たない合成樹脂である請求項1記載
の加圧容器の蓋パッキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8025759A JPH09193978A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | スプレーガン加圧容器の蓋パッキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8025759A JPH09193978A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | スプレーガン加圧容器の蓋パッキン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09193978A true JPH09193978A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12174769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8025759A Pending JPH09193978A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | スプレーガン加圧容器の蓋パッキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09193978A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013107061A1 (de) * | 2013-07-04 | 2015-01-08 | Thomas Gmbh | Aerosolbehälter |
DE102013108195A1 (de) * | 2013-07-31 | 2015-02-05 | Thomas Gmbh | Aerosolbehälter |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP8025759A patent/JPH09193978A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013107061A1 (de) * | 2013-07-04 | 2015-01-08 | Thomas Gmbh | Aerosolbehälter |
DE102013108195A1 (de) * | 2013-07-31 | 2015-02-05 | Thomas Gmbh | Aerosolbehälter |
US9573750B2 (en) | 2013-07-31 | 2017-02-21 | Thomas Gmbh | Aerosol container with removable outlet valve |
DE102013108195B4 (de) * | 2013-07-31 | 2019-09-19 | Thomas Gmbh | Aerosolbehälter mit Ventilteller aus Kunststoff |
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