JPH0335399Y2 - - Google Patents
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- JPH0335399Y2 JPH0335399Y2 JP1985170889U JP17088985U JPH0335399Y2 JP H0335399 Y2 JPH0335399 Y2 JP H0335399Y2 JP 1985170889 U JP1985170889 U JP 1985170889U JP 17088985 U JP17088985 U JP 17088985U JP H0335399 Y2 JPH0335399 Y2 JP H0335399Y2
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- gasket
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
- B65D83/44—Valves specially adapted therefor; Regulating devices
- B65D83/48—Lift valves, e.g. operated by push action
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
- B65D83/38—Details of the container body
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は薬剤、化粧品その他の液剤を高圧ガス
とともにボンベ内に封入し弁の開放によつてボン
ベ内の液剤を噴霧させるエアゾール用圧力容器に
関する。
とともにボンベ内に封入し弁の開放によつてボン
ベ内の液剤を噴霧させるエアゾール用圧力容器に
関する。
（従来の技術）
従来、この種のエアゾール用圧力容器は、例え
ば第４図に示す如き構造のものが一般的であつ
た。この従来のエアゾール用圧力容器は金属製の
耐圧ボンベ１の開口縁部を湾曲成形させた環状の
膨出部２を備え、その膨出部２の外周にマウンテ
イングキヤツプ３をその縁部を加圧変形させて抜
出不能に嵌着させ、そのマウンテイングキヤツプ
３の内面と耐圧ボンベ１の開口縁との間に、ガス
ケツト４を介してハウジング５を挾持させ、この
ハウジング５内に吐出筒６の内方側が挿入されて
いる。この吐出筒６の先端側はマウンテイングキ
ヤツプ３の中心を貫通して外部に突出され、スプ
リング７によつて突出方向に附勢され、外周面に
開口させた弁口８がマウンテイングキヤツプ３と
ハウジング５との間の挟持したガスケツト兼用の
円板状をした弾性弁体９によつて閉鎖されてお
り、吐出筒６を押し込むことにより弾性弁体９が
押し曲げられて弁口８が開かれ、ハウジング５の
下部開口に連通させたデイプチユーブ１０を通し
て押し上げられた液剤が吐出され、吐出筒９の先
端に嵌着したアクチユエータ１２の噴霧ノズル１
３より噴霧されるようにしている。
ば第４図に示す如き構造のものが一般的であつ
た。この従来のエアゾール用圧力容器は金属製の
耐圧ボンベ１の開口縁部を湾曲成形させた環状の
膨出部２を備え、その膨出部２の外周にマウンテ
イングキヤツプ３をその縁部を加圧変形させて抜
出不能に嵌着させ、そのマウンテイングキヤツプ
３の内面と耐圧ボンベ１の開口縁との間に、ガス
ケツト４を介してハウジング５を挾持させ、この
ハウジング５内に吐出筒６の内方側が挿入されて
いる。この吐出筒６の先端側はマウンテイングキ
ヤツプ３の中心を貫通して外部に突出され、スプ
リング７によつて突出方向に附勢され、外周面に
開口させた弁口８がマウンテイングキヤツプ３と
ハウジング５との間の挟持したガスケツト兼用の
円板状をした弾性弁体９によつて閉鎖されてお
り、吐出筒６を押し込むことにより弾性弁体９が
押し曲げられて弁口８が開かれ、ハウジング５の
下部開口に連通させたデイプチユーブ１０を通し
て押し上げられた液剤が吐出され、吐出筒９の先
端に嵌着したアクチユエータ１２の噴霧ノズル１
３より噴霧されるようにしている。
また、吐出筒に装着させるガスケツトをガイド
螺子を介して容器本体へ調整可能に螺子締めして
なるエアゾール用圧力容器があつた（実公昭29−
16945号公報、実公昭52−39654号、米国特許第
3343730号公報参照）。
螺子を介して容器本体へ調整可能に螺子締めして
なるエアゾール用圧力容器があつた（実公昭29−
16945号公報、実公昭52−39654号、米国特許第
3343730号公報参照）。
（考案が解決しようとする問題点）
上述の如き従来のエアーゾル用容器は部品を耐
圧容器本体に対して１個づつ積み重ねる方式のた
め、組立工程が複雑化し、組立に多くの労力を要
し、トラブルも発生し易く、また最終的な密閉結
合がマウンテイングカツプの加締めによりなされ
るためガスケツトが複数必要となり、ガスケツト
によるシール部分が多くなつてその分だけリーク
の確立が高くなり構造も複雑化し、コスト高とな
る等の問題があつた。
圧容器本体に対して１個づつ積み重ねる方式のた
め、組立工程が複雑化し、組立に多くの労力を要
し、トラブルも発生し易く、また最終的な密閉結
合がマウンテイングカツプの加締めによりなされ
るためガスケツトが複数必要となり、ガスケツト
によるシール部分が多くなつてその分だけリーク
の確立が高くなり構造も複雑化し、コスト高とな
る等の問題があつた。
また、斯かる問題点を解消すべく、吐出筒に装
着させるガスケツトをガイド螺子を介して容器本
体へ調整可能に螺子締めして組立を容易にしたエ
アゾール用圧力容器（実公昭29−16945号公報、
実公昭52−39654号、米国特許第3343730号公報）
が案出されたが、斯かるエアゾール用圧力容器に
あつては、吐出筒が押し上げられた状態でガスケ
ツトの内周面が弁口を閉塞し、吐出筒の操作すな
わち吐出筒をスプリングに抗して押し込むとガス
ケツトが吐出筒の環状溝によつて押し曲げられて
弁口が開くことになるが、ガイド螺子の締め具合
によつては、斯かる吐出筒の操作頻度に比例して
ガスケツトがずれてしまう結果、内容物の漏出並
びに気化逸散を惹起させて定量噴出の確実性を阻
害させる虞れがあるものであつた。
着させるガスケツトをガイド螺子を介して容器本
体へ調整可能に螺子締めして組立を容易にしたエ
アゾール用圧力容器（実公昭29−16945号公報、
実公昭52−39654号、米国特許第3343730号公報）
が案出されたが、斯かるエアゾール用圧力容器に
あつては、吐出筒が押し上げられた状態でガスケ
ツトの内周面が弁口を閉塞し、吐出筒の操作すな
わち吐出筒をスプリングに抗して押し込むとガス
ケツトが吐出筒の環状溝によつて押し曲げられて
弁口が開くことになるが、ガイド螺子の締め具合
によつては、斯かる吐出筒の操作頻度に比例して
ガスケツトがずれてしまう結果、内容物の漏出並
びに気化逸散を惹起させて定量噴出の確実性を阻
害させる虞れがあるものであつた。
また、これらエアゾール用圧力容器にあつて
は、今やポリエステル等のプラスチツク容器が常
套的に使用されているが、斯かるポリエステル容
器は未だ耐熱圧性の点で十分満足し得るものでは
なく、軟化したり、或いは熱変形を生じ易いとい
つた問題があつた。
は、今やポリエステル等のプラスチツク容器が常
套的に使用されているが、斯かるポリエステル容
器は未だ耐熱圧性の点で十分満足し得るものでは
なく、軟化したり、或いは熱変形を生じ易いとい
つた問題があつた。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、ガスケツトによるシール部分を最小
限に押え、リークの確率を少なくし、構造を簡略
化して組立を容易になし得るのみならず、ガスケ
ツトのずれに起因する内容物の漏出並びに容器本
体の軟化及び熱変形をなくし得た安全性の高い、
低コストなエアゾール用圧力容器を提供すること
も目的とする。
れたもので、ガスケツトによるシール部分を最小
限に押え、リークの確率を少なくし、構造を簡略
化して組立を容易になし得るのみならず、ガスケ
ツトのずれに起因する内容物の漏出並びに容器本
体の軟化及び熱変形をなくし得た安全性の高い、
低コストなエアゾール用圧力容器を提供すること
も目的とする。
（問題点を解決するための手段）
上述の如き従来の問題点を解決し所期の目的を
達成するため本考案の要旨とする構成は、合成樹
脂製の容器本体と、該容器本体の開口部に超音波
溶着により気密に一体化された合成樹脂製の栓体
とを有し、該栓体には前記容器本体の内外に通じ
る弁室を備え、該弁室には、周囲に弁口を有する
とともに突出側端部に該弁口に連通した注排路を
開口させた吐出筒を軸方向に摺動自在でかつスプ
リングをもつて突出方向に付勢させて収容し、か
つ前記弁室の外方側開口部に、中心に前記吐出筒
を貫通させたガイドねじを螺嵌し、該ガイドねじ
と前記弁室内面に形成した環状の段部間に弁体兼
用のガスケツトを挟持させ、該ガスケツトによつ
て前記弁口を閉鎖させるとともに前記吐出筒の押
し込みにより、該弁口が開かれるようにしてなる
エアゾール用圧力容器において、前記容器本体と
栓体とをポリアクリロニトリル樹脂で成形し、か
つ、前記ガスケツトと当接する前記栓体の段部面
に第１突起を突設すると共に、該第１突起に対応
する前記ガイドねじの底面に第２突起を突設して
なるエアゾール用圧力容器に存する。
達成するため本考案の要旨とする構成は、合成樹
脂製の容器本体と、該容器本体の開口部に超音波
溶着により気密に一体化された合成樹脂製の栓体
とを有し、該栓体には前記容器本体の内外に通じ
る弁室を備え、該弁室には、周囲に弁口を有する
とともに突出側端部に該弁口に連通した注排路を
開口させた吐出筒を軸方向に摺動自在でかつスプ
リングをもつて突出方向に付勢させて収容し、か
つ前記弁室の外方側開口部に、中心に前記吐出筒
を貫通させたガイドねじを螺嵌し、該ガイドねじ
と前記弁室内面に形成した環状の段部間に弁体兼
用のガスケツトを挟持させ、該ガスケツトによつ
て前記弁口を閉鎖させるとともに前記吐出筒の押
し込みにより、該弁口が開かれるようにしてなる
エアゾール用圧力容器において、前記容器本体と
栓体とをポリアクリロニトリル樹脂で成形し、か
つ、前記ガスケツトと当接する前記栓体の段部面
に第１突起を突設すると共に、該第１突起に対応
する前記ガイドねじの底面に第２突起を突設して
なるエアゾール用圧力容器に存する。
（作用）
このように構成されるエアーゾル用容器は、吐
出筒がスプリングによつて吐出側に押し出されて
いる状態でガスケツトにより弁口が閉じられてお
り、吐出筒を弁室内に押し込む方向に動作される
ことによつてガスケツトと弁口との位置がずれ、
これによつて弁口が開かれ、容器本体内の圧力流
体が噴出されことにるが、その際、前記容器本体
と栓体とをポリアクリロニトリル樹脂で成形した
ことにより、両部材は、軟化点が高くなる他、透
明性、バリア性、溶着性、耐候性に優れることと
なると共に、前記ガスケツトと当接する前記栓体
の段部面に第１突起を突設し、該第１突起に対応
する前記ガイドねじの底面に第２突起を突設した
ことによつて、前記ガスケツトの挟持力が前記第
１及び第２突起の食い込みにより強化されること
となる。
出筒がスプリングによつて吐出側に押し出されて
いる状態でガスケツトにより弁口が閉じられてお
り、吐出筒を弁室内に押し込む方向に動作される
ことによつてガスケツトと弁口との位置がずれ、
これによつて弁口が開かれ、容器本体内の圧力流
体が噴出されことにるが、その際、前記容器本体
と栓体とをポリアクリロニトリル樹脂で成形した
ことにより、両部材は、軟化点が高くなる他、透
明性、バリア性、溶着性、耐候性に優れることと
なると共に、前記ガスケツトと当接する前記栓体
の段部面に第１突起を突設し、該第１突起に対応
する前記ガイドねじの底面に第２突起を突設した
ことによつて、前記ガスケツトの挟持力が前記第
１及び第２突起の食い込みにより強化されること
となる。
（実施例）
次に本考案の実施の一例を第１図〜第３図につ
いて説明する。
いて説明する。
このエアゾール用圧力容器はポリアクリロニト
リル樹脂をもつて成形された有底筒状の容器本体
２１を有し、その容器本体２１の開口部にポリア
クリロニトリル樹脂製の栓体２２が嵌合されてい
る。そしてこの容器本体２１と栓体２２は超音波
溶着によつて一体化させて両者間の耐圧性及び気
密性を維持させている。
リル樹脂をもつて成形された有底筒状の容器本体
２１を有し、その容器本体２１の開口部にポリア
クリロニトリル樹脂製の栓体２２が嵌合されてい
る。そしてこの容器本体２１と栓体２２は超音波
溶着によつて一体化させて両者間の耐圧性及び気
密性を維持させている。
栓体２２は有底筒状をした弁室２３が一体成形
され、その弁室２３の底面中央に容器本体２１内
に通じる透孔２４が開口され、その透孔２４に連
通させてデイプチユーブ２５が連結されている。
され、その弁室２３の底面中央に容器本体２１内
に通じる透孔２４が開口され、その透孔２４に連
通させてデイプチユーブ２５が連結されている。
栓体２２の弁室２３内にはその開口部中央より
先端を外方に突出させた吐出筒２６が挿入されて
いる。この吐出筒２６は中心に有底の吐出孔２７
が形成され、その吐出孔２７に通じる弁口２８が
内方端側の外周面に形成された環状溝２９内に開
口されている。環状溝２９内にはガスケツト３０
が嵌合されている。このガスケツト３０は円板リ
ング状に形成され、その中心孔３０ａ内面で環状
凹溝２９内に開口した弁口２８を閉鎖している。
先端を外方に突出させた吐出筒２６が挿入されて
いる。この吐出筒２６は中心に有底の吐出孔２７
が形成され、その吐出孔２７に通じる弁口２８が
内方端側の外周面に形成された環状溝２９内に開
口されている。環状溝２９内にはガスケツト３０
が嵌合されている。このガスケツト３０は円板リ
ング状に形成され、その中心孔３０ａ内面で環状
凹溝２９内に開口した弁口２８を閉鎖している。
更にこのガスケツト３０はその外周縁部が弁室
２３の内周面に形成された段部の上面に第１突起
３１，３１を介して当接され、その上面を弁室開
口部に螺嵌したガイドねじ３２をもつて押圧し、
弁室２３の内面との気密性を維持させて固定され
ている。ガイドねじ３２は、中心に透孔３２ａが
形成されると共に、前記第１突起に対応する底面
に第２突起３２ｂ，３２ｂが突設されており、前
記透孔３２ａ内に吐出筒２６が軸方向に摺動自在
に挿通されている。
２３の内周面に形成された段部の上面に第１突起
３１，３１を介して当接され、その上面を弁室開
口部に螺嵌したガイドねじ３２をもつて押圧し、
弁室２３の内面との気密性を維持させて固定され
ている。ガイドねじ３２は、中心に透孔３２ａが
形成されると共に、前記第１突起に対応する底面
に第２突起３２ｂ，３２ｂが突設されており、前
記透孔３２ａ内に吐出筒２６が軸方向に摺動自在
に挿通されている。
また吐出筒２６はその内方端面と弁室底面との
間に介在させたスプリング３３によつて突出方向
に附勢されている。
間に介在させたスプリング３３によつて突出方向
に附勢されている。
更に吐出筒２６の突出端にはアクチユエータ３
５が取外し自在に嵌合されるようにしている。こ
のアクチユエータ３５は噴霧ノズル３６を有し、
吐出筒２６の吐出孔２７から吐出される容器本体
２１内からの液体を霧状にして噴出させるように
している。
５が取外し自在に嵌合されるようにしている。こ
のアクチユエータ３５は噴霧ノズル３６を有し、
吐出筒２６の吐出孔２７から吐出される容器本体
２１内からの液体を霧状にして噴出させるように
している。
このように構成されるエアーゾル用圧力容器は
第１図に示すように吐出筒２６がスプリング３３
によつて押し出された状態では弁体を兼用してい
るガスケツト３０の内周面で弁口２８が閉じられ
ている。この状態からアクチユエータ３５を押
し、吐出筒２６をスプリング３３に抗して押し込
むと第３図に示すようにガスケツト３０が吐出筒
２６の環状溝２９の縁によつて押し曲げられこれ
によつて弁口２８が開かれ容器本体２１内の高圧
流体が吐出され、噴霧ノズル３６で噴霧される。
第１図に示すように吐出筒２６がスプリング３３
によつて押し出された状態では弁体を兼用してい
るガスケツト３０の内周面で弁口２８が閉じられ
ている。この状態からアクチユエータ３５を押
し、吐出筒２６をスプリング３３に抗して押し込
むと第３図に示すようにガスケツト３０が吐出筒
２６の環状溝２９の縁によつて押し曲げられこれ
によつて弁口２８が開かれ容器本体２１内の高圧
流体が吐出され、噴霧ノズル３６で噴霧される。
また、前記ガスケツト３０と当接する前記栓体
２２の段部面に第１突起３１，３１を突設し、該
第１突起３１，３１に対応する前記ガイドねじ３
２の底面に第２突起３２ｂ，３２ｂを突設したこ
とによつて、前記ガスケツト３０の挟持力が、前
記第１突起３１及び第２突起３２ｂの食い込みに
より強化されることとなる。更に、前記容器本体
２１と栓体２２とをポリアクリロニトリル樹脂で
成形したことにより、両部材は、軟化点が高くな
る他、透明性、バリア性、溶着性、耐候性に優れ
ることとなる。
２２の段部面に第１突起３１，３１を突設し、該
第１突起３１，３１に対応する前記ガイドねじ３
２の底面に第２突起３２ｂ，３２ｂを突設したこ
とによつて、前記ガスケツト３０の挟持力が、前
記第１突起３１及び第２突起３２ｂの食い込みに
より強化されることとなる。更に、前記容器本体
２１と栓体２２とをポリアクリロニトリル樹脂で
成形したことにより、両部材は、軟化点が高くな
る他、透明性、バリア性、溶着性、耐候性に優れ
ることとなる。
また、ポリアクリロニトリル樹脂製の容器本体
２１の開口部にポリアクリロニトリル樹脂製の栓
体２２を超音波溶着によつて固着し、しかもその
栓体２２にガイドねじ３２をもつて弁体兼用のガ
スケツト３０及び吐出筒２６等の開閉弁機構を組
み付けるようにしたため容器本体２１に対する栓
体２２の組み付けと開閉弁機構部分との組み付け
とが別々に行なわれるため組立工程を分離簡素化
でき、更に超音波溶接によつて栓体２２を一体に
組み付けるようにしたため、ガスケツト３０は弁
体兼用のものが一個あれば良く、従つて、リーク
の確率が第４図に示す従来品に比べて少なく密閉
度の信頼性が高くなると共に、組立の簡素化と相
俟つて、コスト減が達成されるものである。
２１の開口部にポリアクリロニトリル樹脂製の栓
体２２を超音波溶着によつて固着し、しかもその
栓体２２にガイドねじ３２をもつて弁体兼用のガ
スケツト３０及び吐出筒２６等の開閉弁機構を組
み付けるようにしたため容器本体２１に対する栓
体２２の組み付けと開閉弁機構部分との組み付け
とが別々に行なわれるため組立工程を分離簡素化
でき、更に超音波溶接によつて栓体２２を一体に
組み付けるようにしたため、ガスケツト３０は弁
体兼用のものが一個あれば良く、従つて、リーク
の確率が第４図に示す従来品に比べて少なく密閉
度の信頼性が高くなると共に、組立の簡素化と相
俟つて、コスト減が達成されるものである。
（考案の効果）
上述のように構成されたエアーゾル用圧力容器
では、容器本体と栓体とをポリアクリロニトリル
樹脂で成形したことにより、両部材は耐熱圧性等
に優れると共に、ガスケツトと当接する前記栓体
の段部面に第１突起を突設すると共に、該第１突
起に対応する前記ガイドねじの底面に第２突起を
突設したことによつて、前記ガスケツトの挟持力
が前記第１、第２突起の食い込みにより一段と強
化されるため、特に吐出筒の操作に起因するガス
ケツトの安易なずれ込みを防止できることとなつ
た。
では、容器本体と栓体とをポリアクリロニトリル
樹脂で成形したことにより、両部材は耐熱圧性等
に優れると共に、ガスケツトと当接する前記栓体
の段部面に第１突起を突設すると共に、該第１突
起に対応する前記ガイドねじの底面に第２突起を
突設したことによつて、前記ガスケツトの挟持力
が前記第１、第２突起の食い込みにより一段と強
化されるため、特に吐出筒の操作に起因するガス
ケツトの安易なずれ込みを防止できることとなつ
た。
従つて、従来のエアゾール用圧力容器の問題点
である、ガイド螺子の締め具合によつては、斯か
る吐出筒の操作頻度に比例してガスケツトがずれ
てしまい、内容物の漏出並びに気化逸散を惹起さ
せて定量噴出の確実性を阻害させる虞れを解消す
ると共に、ポリエステル等のプラスチツク容器に
見られる軟化或いは熱変形を生じ易いといつた問
題を解消し得た、有用なエアゾール用圧力容器を
提供できることとなつた。
である、ガイド螺子の締め具合によつては、斯か
る吐出筒の操作頻度に比例してガスケツトがずれ
てしまい、内容物の漏出並びに気化逸散を惹起さ
せて定量噴出の確実性を阻害させる虞れを解消す
ると共に、ポリエステル等のプラスチツク容器に
見られる軟化或いは熱変形を生じ易いといつた問
題を解消し得た、有用なエアゾール用圧力容器を
提供できることとなつた。
第１図は本考案の実施の一例を示す縦断面図、
第２図は栓体部分の分解斜視図、第３図は動作状
態を示す拡大断面図、第４図は従来例を示す縦断
面図である。 ２１……容器本体、２２……栓体、２３……弁
室、２６……吐出筒、２８……弁口、３０……ガ
スケツト、３１……段部、３２……ガイドねじ。
第２図は栓体部分の分解斜視図、第３図は動作状
態を示す拡大断面図、第４図は従来例を示す縦断
面図である。 ２１……容器本体、２２……栓体、２３……弁
室、２６……吐出筒、２８……弁口、３０……ガ
スケツト、３１……段部、３２……ガイドねじ。
Claims (1)
- 合成樹脂製の容器本体と、該容器本体の開口部
に超音波溶着により気密に一体化された合成樹脂
製の栓体とを有し、該栓体には前記容器本体の内
外に通じる弁室を備え、該弁室には、周囲に弁口
を有するとともに突出側端部に該弁口に連通した
注排路を開口させた吐出筒を軸方向に摺動自在で
かつスプリングをもつて突出方向に付勢させて収
容し、かつ前記弁室の外方側開口部に、中心に前
記吐出筒を貫通させたガイドねじを螺嵌し、該ガ
イドねじと前記弁室内面に形成した環状の段部間
に弁体兼用のガスケツトを挟持させ、該ガスケツ
トによつて前記弁口を閉鎖させるとともに前記吐
出筒の押し込みにより、該弁口が開かれるように
してなるエアゾール用圧力容器において、前記容
器本体と栓体とをポリアクリロニトリル樹脂で成
形し、かつ、前記ガスケツトと当接する前記栓体
の段部面に第１突起を突設すると共に、該第１突
起に対応する前記ガイドねじの底面に第２突起を
突設したことを特徴とするエアゾール用圧力容
器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985170889U JPH0335399Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | |
| US06/924,245 US4762254A (en) | 1985-11-08 | 1986-10-27 | Pressure container for aerosol |
| DE8686115419T DE3677134D1 (de) | 1985-11-08 | 1986-11-06 | Druckbehaelter fuer aerosole. |
| EP86115419A EP0221563B1 (en) | 1985-11-08 | 1986-11-06 | Pressure container for aerosol |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985170889U JPH0335399Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6279567U JPS6279567U (ja) | 1987-05-21 |
| JPH0335399Y2 true JPH0335399Y2 (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=15913196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985170889U Expired JPH0335399Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4762254A (ja) |
| EP (1) | EP0221563B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0335399Y2 (ja) |
| DE (1) | DE3677134D1 (ja) |
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- 1985-11-08 JP JP1985170889U patent/JPH0335399Y2/ja not_active Expired
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- 1986-11-06 DE DE8686115419T patent/DE3677134D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-11-06 EP EP86115419A patent/EP0221563B1/en not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
| US4762254A (en) | 1988-08-09 |
| EP0221563A3 (en) | 1988-09-14 |
| EP0221563A2 (en) | 1987-05-13 |
| EP0221563B1 (en) | 1991-01-23 |
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