JPH09193704A - 格納式アームレストのドリンクホルダー構造 - Google Patents
格納式アームレストのドリンクホルダー構造Info
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- JPH09193704A JPH09193704A JP2062796A JP2062796A JPH09193704A JP H09193704 A JPH09193704 A JP H09193704A JP 2062796 A JP2062796 A JP 2062796A JP 2062796 A JP2062796 A JP 2062796A JP H09193704 A JPH09193704 A JP H09193704A
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- Japan
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- armrest
- drink holder
- beverage container
- lock
- sensing lever
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 飲料用容器の直接的な感知によって使用位置
からのアームレストの跳ね上げを規制可能とする。 【構成】 感知レバー26が、ドリンクホルダー12の内部
に操作片26a を延出させて配置されている。そして、使
用位置から跳ね上げ方向へのアームレスト14の回動を規
制するロック機構32が、ドリンクホルダー12への飲料用
容器の挿入に伴う感知レバー26の回動のもとでロック動
作可能に、可撓性の連動手段46を介して感知レバーに連
動可能に連結されている。
からのアームレストの跳ね上げを規制可能とする。 【構成】 感知レバー26が、ドリンクホルダー12の内部
に操作片26a を延出させて配置されている。そして、使
用位置から跳ね上げ方向へのアームレスト14の回動を規
制するロック機構32が、ドリンクホルダー12への飲料用
容器の挿入に伴う感知レバー26の回動のもとでロック動
作可能に、可撓性の連動手段46を介して感知レバーに連
動可能に連結されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、缶、ビン、コッ
プ等の飲料用容器を載置、保持可能に、シートの格納式
アームレストに設けられたドリンクホルダーに関する。
プ等の飲料用容器を載置、保持可能に、シートの格納式
アームレストに設けられたドリンクホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ヒンジを中心とした跳ね上げ
のもとでシートバックの格納凹部に格納可能な、いわゆ
る格納式アームレストをシートバックのほぼ中央に備え
た構成が、自動車等のリヤシートとして装着されるベン
チシート等において、広く提供されている。
のもとでシートバックの格納凹部に格納可能な、いわゆ
る格納式アームレストをシートバックのほぼ中央に備え
た構成が、自動車等のリヤシートとして装着されるベン
チシート等において、広く提供されている。
【0003】そして、このようなシートに装着される格
納式アームレストとして、たとえば、缶、ビン、コップ
等の飲料用容器を載置、保持可能とするドリンクホルダ
ーを備えた構成が知られている。
納式アームレストとして、たとえば、缶、ビン、コップ
等の飲料用容器を載置、保持可能とするドリンクホルダ
ーを備えた構成が知られている。
【0004】この種のドリンクホルダーとしては、たと
えば、アームレストの支持面、つまりは使用位置での上
面に凹状に設けられたものや、アームレスト先端の引き
出し式のテーブルに凹状に設けられたもの等が、一般的
に知られている。
えば、アームレストの支持面、つまりは使用位置での上
面に凹状に設けられたものや、アームレスト先端の引き
出し式のテーブルに凹状に設けられたもの等が、一般的
に知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、格納式のア
ームレストは、通常、ロック機構等を特に持つことなく
形成され、その使用位置においては、シートバックの前
方に、跳ね上げのフリーな状態で延出、支持されている
にすぎない。そのため、ドリンクホルダーに飲料用容器
を載置した状態で、アームレストを誤って格納方向に回
動させると、アームレストの起立に伴った容器の転倒に
より、容器内に残された内容物(飲料水等)がこぼれ出
る虞れがある。
ームレストは、通常、ロック機構等を特に持つことなく
形成され、その使用位置においては、シートバックの前
方に、跳ね上げのフリーな状態で延出、支持されている
にすぎない。そのため、ドリンクホルダーに飲料用容器
を載置した状態で、アームレストを誤って格納方向に回
動させると、アームレストの起立に伴った容器の転倒に
より、容器内に残された内容物(飲料水等)がこぼれ出
る虞れがある。
【0006】従って、格納式アームレストに設けられた
公知のドリンクホルダーにおいては、アームレストの不
用意な跳ね上げによる飲料用容器の保持の確実性の低下
が避けられない。
公知のドリンクホルダーにおいては、アームレストの不
用意な跳ね上げによる飲料用容器の保持の確実性の低下
が避けられない。
【0007】また、不用意な跳ね上げばかりでなく、自
動車の走行時等における過大な振動のもとでも、アーム
レストの跳ね上げが生じることもあり、このような場合
においても、ドリンクホルダーによる飲料用容器の安全
性が十分に確保できない。
動車の走行時等における過大な振動のもとでも、アーム
レストの跳ね上げが生じることもあり、このような場合
においても、ドリンクホルダーによる飲料用容器の安全
性が十分に確保できない。
【0008】ここで、たとえば、テーブルの引き出し時
におけるアームレストの回動を規制可能とする構成が、
特開平06−336136号公報等において開示されている。し
かし、この構成においては、テーブルの引き出しの有無
によってアームレストの使用時、非使用時を判断するも
のであるため、引き出し式のテーブルを持たない、アー
ムレストの凹状のドリンクホルダーにおいては、この構
成が適用できない。
におけるアームレストの回動を規制可能とする構成が、
特開平06−336136号公報等において開示されている。し
かし、この構成においては、テーブルの引き出しの有無
によってアームレストの使用時、非使用時を判断するも
のであるため、引き出し式のテーブルを持たない、アー
ムレストの凹状のドリンクホルダーにおいては、この構
成が適用できない。
【0009】そして、上記特開平06−336136号公報に開
示する構成においては、テーブルの格納およびロックの
解除を、テーブルの2段階のスライドのもとで個別に得
ているため、いずれかの段階でのスライドに不具合が生
じると、テーブルの位置に応じたロック動作、ロック解
除動作が適切に得られなくなる虞れがあり、安全上、お
よび、使用性の点において好ましくない。
示する構成においては、テーブルの格納およびロックの
解除を、テーブルの2段階のスライドのもとで個別に得
ているため、いずれかの段階でのスライドに不具合が生
じると、テーブルの位置に応じたロック動作、ロック解
除動作が適切に得られなくなる虞れがあり、安全上、お
よび、使用性の点において好ましくない。
【0010】この発明は、凹状のドリンクホルダーに適
用可能であり、飲料用容器の直接的な感知によって使用
位置からのアームレストの跳ね上げを規制可能とする格
納式アームレストのドリンクホルダー構造の提供を目的
としている。
用可能であり、飲料用容器の直接的な感知によって使用
位置からのアームレストの跳ね上げを規制可能とする格
納式アームレストのドリンクホルダー構造の提供を目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、飲料用容器の重みによる作動の
もとでドリンクホルダー内での飲料用容器の有無を感知
する感知レバーが、飲料用容器の底部に係合可能に、ド
リンクホルダー内に操作片を延出させて配置されてい
る。そして、使用位置から跳ね上げ方向へのアームレス
トの回動を規制するロック機構が、飲料用容器の重みに
よる感知レバーの作動のもとでロック動作可能に、可撓
性の連動手段を介して感知レバーに連動可能に連結され
ている。
に、この発明によれば、飲料用容器の重みによる作動の
もとでドリンクホルダー内での飲料用容器の有無を感知
する感知レバーが、飲料用容器の底部に係合可能に、ド
リンクホルダー内に操作片を延出させて配置されてい
る。そして、使用位置から跳ね上げ方向へのアームレス
トの回動を規制するロック機構が、飲料用容器の重みに
よる感知レバーの作動のもとでロック動作可能に、可撓
性の連動手段を介して感知レバーに連動可能に連結され
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0013】図1、図2に示すように、この発明に係る
格納式アームレストのドリンクホルダー構造10において
は、缶、ビン、コップ等の飲料用容器11を載置、保持可
能なドリンクホルダー12が、アームレスト14の支持面14
a の先端部に、凹状に設けられている。そして、図1に
加えて図3を見るとわかるように、ドリンクホルダー12
は、たとえば、カップ型に成形され、上端開口をアーム
レストの支持面14a に整列させて、ベース部材16に固着
されている。
格納式アームレストのドリンクホルダー構造10において
は、缶、ビン、コップ等の飲料用容器11を載置、保持可
能なドリンクホルダー12が、アームレスト14の支持面14
a の先端部に、凹状に設けられている。そして、図1に
加えて図3を見るとわかるように、ドリンクホルダー12
は、たとえば、カップ型に成形され、上端開口をアーム
レストの支持面14a に整列させて、ベース部材16に固着
されている。
【0014】図1、図2に示すように、アームレスト14
は、たとえば、シートバック18の格納凹部20に対し、ヒ
ンジ22を介して回動可能に連結され、シートバックの前
方に延出した使用位置からの跳ね上げによって格納凹部
に格納される、いわゆる格納式に構成されている。
は、たとえば、シートバック18の格納凹部20に対し、ヒ
ンジ22を介して回動可能に連結され、シートバックの前
方に延出した使用位置からの跳ね上げによって格納凹部
に格納される、いわゆる格納式に構成されている。
【0015】図1ないし図3を見るとわかるように、ヒ
ンジ22として、たとえば、ベース部材16の側方に延出さ
れた左右一対のヒンジピンが利用でき、シートバック18
の左右のブラケット24、25 間での架設、枢着により、ア
ームレスト14は、シートバックに対して回動可能に連結
されている。
ンジ22として、たとえば、ベース部材16の側方に延出さ
れた左右一対のヒンジピンが利用でき、シートバック18
の左右のブラケット24、25 間での架設、枢着により、ア
ームレスト14は、シートバックに対して回動可能に連結
されている。
【0016】なお、この種の格納式のアームレスト14の
基本構成は、特開平06−336136号公報で開示するように
公知であり、その構造自体はこの発明の趣旨でないた
め、ここでは詳細に説明しない。
基本構成は、特開平06−336136号公報で開示するように
公知であり、その構造自体はこの発明の趣旨でないた
め、ここでは詳細に説明しない。
【0017】ここで、この発明においては、ドリンクホ
ルダー12への飲料用容器11の挿入、載置、つまりはドリ
ンクホルダー内での飲料用容器の有無を感知する感知レ
バー26が、ドリンクホルダー内に操作片26a を延出させ
て配置されている。図1、図3に示すように、感知レバ
ー26は、たとえば、略L 型のベルクランク形状に成形さ
れ、操作片26a の後端に位置する基端26b が、枢支ピン
28によって、ベース部材16の一対のブラケット30間に架
設、枢着されている。
ルダー12への飲料用容器11の挿入、載置、つまりはドリ
ンクホルダー内での飲料用容器の有無を感知する感知レ
バー26が、ドリンクホルダー内に操作片26a を延出させ
て配置されている。図1、図3に示すように、感知レバ
ー26は、たとえば、略L 型のベルクランク形状に成形さ
れ、操作片26a の後端に位置する基端26b が、枢支ピン
28によって、ベース部材16の一対のブラケット30間に架
設、枢着されている。
【0018】このような感知レバー26は、枢支ピン28を
支点とした回動のもとで操作片26aを上下方向に移動さ
せるように構成されている。
支点とした回動のもとで操作片26aを上下方向に移動さ
せるように構成されている。
【0019】そして、この発明においては、ヒンジ(ヒ
ンジピン)22を中心とした回動による、使用位置からの
アームレスト14の跳ね上げを規制するロック機構32が、
感知レバー26と連動可能に連結されている。
ンジピン)22を中心とした回動による、使用位置からの
アームレスト14の跳ね上げを規制するロック機構32が、
感知レバー26と連動可能に連結されている。
【0020】ここで、この実施の形態においては、ブラ
ケット24に設けられた円弧状のガイド孔34との組み合わ
せにより使用位置、格納位置間でのアームレスト14の回
動範囲を規定可能とするガイドピンをロックピン36とし
て利用して、ロック機構32が構成されている。図1、図
3を見るとわかるように、ロックピン(ガイドピン)36
は、たとえば、軸線方向に延びた切欠き状の係合溝38を
少なくとも部分的に有して形成されている。
ケット24に設けられた円弧状のガイド孔34との組み合わ
せにより使用位置、格納位置間でのアームレスト14の回
動範囲を規定可能とするガイドピンをロックピン36とし
て利用して、ロック機構32が構成されている。図1、図
3を見るとわかるように、ロックピン(ガイドピン)36
は、たとえば、軸線方向に延びた切欠き状の係合溝38を
少なくとも部分的に有して形成されている。
【0021】また、ロックピンの係合溝38に係合可能な
ロック爪40a を自由端に有するロックアーム40が、枢支
ピン42により、ブラケット24に枢着されている。このロ
ックアーム40は、偏倚手段44の偏倚力のもとで、ロック
ピンの係合溝38からのロック爪40a の離反方向に偏倚さ
れている。
ロック爪40a を自由端に有するロックアーム40が、枢支
ピン42により、ブラケット24に枢着されている。このロ
ックアーム40は、偏倚手段44の偏倚力のもとで、ロック
ピンの係合溝38からのロック爪40a の離反方向に偏倚さ
れている。
【0022】偏倚手段44として、たとえば、ロックアー
ム40とブラケット24の所定箇所間に張設された引張コイ
ルばねが利用できる。
ム40とブラケット24の所定箇所間に張設された引張コイ
ルばねが利用できる。
【0023】そして、図1、図3に示すように、ロック
機構のロックアーム40は、連動手段46を介して、感知レ
バー26に連動可能に連結されている。連動手段46とし
て、たとえば、側壁の挿通孔47を介してベース部材16の
内部、外部に延出された可撓性の被覆ワイヤが利用で
き、被覆ワイヤのワイヤ本体46a の各端末が感知レバー
の基端26b 、ロックアーム40にそれぞれ係止されるとと
もに、ワイヤ本体を覆うカバー46b の各端末がベース部
材16、ブラケット24の一対の係止片48、50 にそれぞれ係
止されている。
機構のロックアーム40は、連動手段46を介して、感知レ
バー26に連動可能に連結されている。連動手段46とし
て、たとえば、側壁の挿通孔47を介してベース部材16の
内部、外部に延出された可撓性の被覆ワイヤが利用で
き、被覆ワイヤのワイヤ本体46a の各端末が感知レバー
の基端26b 、ロックアーム40にそれぞれ係止されるとと
もに、ワイヤ本体を覆うカバー46b の各端末がベース部
材16、ブラケット24の一対の係止片48、50 にそれぞれ係
止されている。
【0024】なお、感知レバーの基端26b においては、
支点となる枢支ピン28に対する上方位置に、被覆ワイヤ
(連動手段)のワイヤ本体46a が連結され、偏倚手段44
によるロックアーム40の牽引のもとで、時計方向への回
動力が感知レバー26に付与されている。
支点となる枢支ピン28に対する上方位置に、被覆ワイヤ
(連動手段)のワイヤ本体46a が連結され、偏倚手段44
によるロックアーム40の牽引のもとで、時計方向への回
動力が感知レバー26に付与されている。
【0025】また、被覆ワイヤ46は、使用位置から格納
位置までの間でのアームレスト14の回動を保障可能な程
度の長さに設定され、図3に示すように、アームレスト
の使用位置においては、余分な長さだけベース部材16の
内部でたわむように形成されている。
位置までの間でのアームレスト14の回動を保障可能な程
度の長さに設定され、図3に示すように、アームレスト
の使用位置においては、余分な長さだけベース部材16の
内部でたわむように形成されている。
【0026】図1に示すように、ロック機構32の初期状
態においては、ロックアーム40が、偏倚手段44の偏倚力
のもとで、ロックピンの係合溝38からのロック爪40a の
離反位置に偏倚、保持されている。また、偏倚手段44の
偏倚力は、ロックアーム40、被覆ワイヤ46を介して感知
レバー26に伝達されるため、感知レバーは、偏倚手段の
偏倚力のもとで図中時計方向に偏倚され、操作片26a を
ドリンクホルダー12の底面12a より上方に位置させて保
持されている。
態においては、ロックアーム40が、偏倚手段44の偏倚力
のもとで、ロックピンの係合溝38からのロック爪40a の
離反位置に偏倚、保持されている。また、偏倚手段44の
偏倚力は、ロックアーム40、被覆ワイヤ46を介して感知
レバー26に伝達されるため、感知レバーは、偏倚手段の
偏倚力のもとで図中時計方向に偏倚され、操作片26a を
ドリンクホルダー12の底面12a より上方に位置させて保
持されている。
【0027】そして、このような状態から、ドリンクホ
ルダー12に飲料用容器11を挿入、載置すると、感知レバ
ーの操作片26a は、飲料用容器11の底部との係合のもと
で重みによって押圧され、反時計方向への感知レバー26
の回動に伴う、偏倚手段44の偏倚力に抗したロックアー
ム40の回動により、ロックアームのロック爪40a がロッ
クピンの係合溝38に係合される(図4参照)。
ルダー12に飲料用容器11を挿入、載置すると、感知レバ
ーの操作片26a は、飲料用容器11の底部との係合のもと
で重みによって押圧され、反時計方向への感知レバー26
の回動に伴う、偏倚手段44の偏倚力に抗したロックアー
ム40の回動により、ロックアームのロック爪40a がロッ
クピンの係合溝38に係合される(図4参照)。
【0028】このように、ロックアームのロック爪40a
がロックピンの係合溝38に係合すると、ヒンジピン22を
中心としたロックピン36の移動が不能となるため、ロッ
クピンの移動規制によって、使用位置から跳ね上げ方向
へのアームレスト14の回動が阻止される。
がロックピンの係合溝38に係合すると、ヒンジピン22を
中心としたロックピン36の移動が不能となるため、ロッ
クピンの移動規制によって、使用位置から跳ね上げ方向
へのアームレスト14の回動が阻止される。
【0029】また、飲料用容器11をドリンクホルダー12
から除去すれば、感知レバーの操作片26a への押圧力が
解除されるため、感知レバー、ロックアーム40は、偏倚
手段44の偏倚力のもとで、初期位置にそれぞれ戻される
(図1参照)。
から除去すれば、感知レバーの操作片26a への押圧力が
解除されるため、感知レバー、ロックアーム40は、偏倚
手段44の偏倚力のもとで、初期位置にそれぞれ戻される
(図1参照)。
【0030】上記のように、この発明の格納式アームレ
ストのドリンクホルダー構造10においては、飲料用容器
11の重みのもとでの対応方向への感知レバー26の回動に
よって、ドリンクホルダー12への飲料用容器の挿入、載
置を感知し、この感知レバーの回動に伴うロック機構32
のロック動作により、使用位置から跳ね上げ方向へのア
ームレスト14の回動が規制される。そのため、ドリンク
ホルダー12への飲料用容器11の載置時におけるアームレ
スト14の跳ね上げが確実に阻止され、飲料用容器を載置
した状態での不用意な格納、および、自動車の走行時等
での振動に起因するアームレストの跳ね上がり等が確実
に防止される。
ストのドリンクホルダー構造10においては、飲料用容器
11の重みのもとでの対応方向への感知レバー26の回動に
よって、ドリンクホルダー12への飲料用容器の挿入、載
置を感知し、この感知レバーの回動に伴うロック機構32
のロック動作により、使用位置から跳ね上げ方向へのア
ームレスト14の回動が規制される。そのため、ドリンク
ホルダー12への飲料用容器11の載置時におけるアームレ
スト14の跳ね上げが確実に阻止され、飲料用容器を載置
した状態での不用意な格納、および、自動車の走行時等
での振動に起因するアームレストの跳ね上がり等が確実
に防止される。
【0031】従って、凹状のドリンクホルダー12に適用
可能な跳ね上げ防止機能を有するドリンクホルダー構造
10が、この発明においては容易に確保でき、ドリンクホ
ルダーによる飲料用容器11の保持の確実性、および、飲
料用容器の安全性が十分に向上される。
可能な跳ね上げ防止機能を有するドリンクホルダー構造
10が、この発明においては容易に確保でき、ドリンクホ
ルダーによる飲料用容器11の保持の確実性、および、飲
料用容器の安全性が十分に向上される。
【0032】そして、この発明においては、ドリンクホ
ルダー12での飲料用容器11の有無が感知レバー26によっ
て感知され、その感知によってロック機構32を直接的に
動作させるため、誤動作、動作不良等を生じることがな
い。従って、使用位置におけるアームレスト14の回動規
制が適切に行える。
ルダー12での飲料用容器11の有無が感知レバー26によっ
て感知され、その感知によってロック機構32を直接的に
動作させるため、誤動作、動作不良等を生じることがな
い。従って、使用位置におけるアームレスト14の回動規
制が適切に行える。
【0033】更に、ドリンクホルダー12の内部に感知レ
バーの操作片26a を延出させ、この感知レバーの基端26
b をロック機構のロックアーム40に、連動手段46を介し
て連動可能に連結すれば足りるため、跳ね上げ防止機能
を有するドリンクホルダー構造10が、構成の複雑化を伴
うことがなく容易に確保できる。
バーの操作片26a を延出させ、この感知レバーの基端26
b をロック機構のロックアーム40に、連動手段46を介し
て連動可能に連結すれば足りるため、跳ね上げ防止機能
を有するドリンクホルダー構造10が、構成の複雑化を伴
うことがなく容易に確保できる。
【0034】ここで、図1、図3を見るとわかるよう
に、この発明の実施の形態においては、ドリンクホルダ
ー12の底面12a に、感知レバーの操作片26a の格納可能
な凹部52が設けられている。このような構成では、図4
に示すように、飲料用容器11の挿入、載置の際における
感知レバー26の回動のもとで、感知レバーの操作片26a
がドリンクホルダーの底面凹部52に格納されるととも
に、飲料用容器が凹部の回りの平坦な底面12a に載置さ
れるため、飲料用容器の安定した載置が十分に可能とな
る。
に、この発明の実施の形態においては、ドリンクホルダ
ー12の底面12a に、感知レバーの操作片26a の格納可能
な凹部52が設けられている。このような構成では、図4
に示すように、飲料用容器11の挿入、載置の際における
感知レバー26の回動のもとで、感知レバーの操作片26a
がドリンクホルダーの底面凹部52に格納されるととも
に、飲料用容器が凹部の回りの平坦な底面12a に載置さ
れるため、飲料用容器の安定した載置が十分に可能とな
る。
【0035】つまり、感知レバー26を飲料用容器11の底
部に係合可能に配置しても、感知レバーの操作片26a は
その回動のもとでドリンクホルダーの底面凹部52に格納
されるため、載置、保持時における飲料用容器が不安定
になることもなく、この点からも、飲料用容器の安全性
が確実に向上される。
部に係合可能に配置しても、感知レバーの操作片26a は
その回動のもとでドリンクホルダーの底面凹部52に格納
されるため、載置、保持時における飲料用容器が不安定
になることもなく、この点からも、飲料用容器の安全性
が確実に向上される。
【0036】また、この発明の実施の形態においては、
ロックピン36として、アームレスト14の回動範囲を規定
するためのガイドピンを使用しているが、ヒンジピン22
を中心としたアームレストの回動の際に、アームレスト
と一体に移動可能であれば足りるため、これに限定され
ず、別体のピンをアームレストに突設して、それをロッ
クピンとしてもよい。
ロックピン36として、アームレスト14の回動範囲を規定
するためのガイドピンを使用しているが、ヒンジピン22
を中心としたアームレストの回動の際に、アームレスト
と一体に移動可能であれば足りるため、これに限定され
ず、別体のピンをアームレストに突設して、それをロッ
クピンとしてもよい。
【0037】しかしながら、ガイドピンをロックピン36
として利用すれば、アームレスト14における部品点数が
削減できるため、この点からも、構成が簡素化される。
として利用すれば、アームレスト14における部品点数が
削減できるため、この点からも、構成が簡素化される。
【0038】なお、この実施の形態においては、ガイド
ピンからなるロックピン36に切欠き状の係合溝38を設
け、この係合溝へのロック爪40a の係合により、ロック
ピンの移動、つまりはアームレストの跳ね上げを規制可
能としているが、ロックアーム40によってロックピンの
移動を規制可能とすれば足りるため、これに限定され
ず、たとえば、ロックアームのロック爪によってロック
ピンを全体的に抱持可能としてもよい。
ピンからなるロックピン36に切欠き状の係合溝38を設
け、この係合溝へのロック爪40a の係合により、ロック
ピンの移動、つまりはアームレストの跳ね上げを規制可
能としているが、ロックアーム40によってロックピンの
移動を規制可能とすれば足りるため、これに限定され
ず、たとえば、ロックアームのロック爪によってロック
ピンを全体的に抱持可能としてもよい。
【0039】しかしながら、ロックピンの係合溝38にロ
ックアームのロック爪40a を係合させる構成とすれば、
ロックアーム40を大型化することなく、ロックピンの的
確な移動規制が行えるため、ロック機構32の小型化が十
分に可能となる。
ックアームのロック爪40a を係合させる構成とすれば、
ロックアーム40を大型化することなく、ロックピンの的
確な移動規制が行えるため、ロック機構32の小型化が十
分に可能となる。
【0040】更に、連動手段46として、可撓性の被覆ワ
イヤを利用すれば、連動手段の配置スペースが他部材に
規制されることなく容易に確保できるとともに、アーム
レスト14の回動に伴う感知レバー26、ロックアーム40間
の距離の変動が、そのたわみのもとで容易に保障できる
ため、アームレストの回動の妨げとなることのない連結
が容易に得られる。
イヤを利用すれば、連動手段の配置スペースが他部材に
規制されることなく容易に確保できるとともに、アーム
レスト14の回動に伴う感知レバー26、ロックアーム40間
の距離の変動が、そのたわみのもとで容易に保障できる
ため、アームレストの回動の妨げとなることのない連結
が容易に得られる。
【0041】また、この発明の実施の形態においては、
感知レバー26を回動可能に配置し、その回動のもとで飲
料用容器11の有無を感知可能としているが、飲料用容器
の底部と操作片26a の係合のもとで作動可能であれば足
りるため、これに限定されず、たとえば、感知レバーを
昇降可能とし、その全体的な昇降のもとで飲料用容器の
有無を感知可能としてもよい。
感知レバー26を回動可能に配置し、その回動のもとで飲
料用容器11の有無を感知可能としているが、飲料用容器
の底部と操作片26a の係合のもとで作動可能であれば足
りるため、これに限定されず、たとえば、感知レバーを
昇降可能とし、その全体的な昇降のもとで飲料用容器の
有無を感知可能としてもよい。
【0042】しかしながら、この実施の形態のように、
感知レバー26を回動可能とすれば、感知レバーの基端26
b を枢支ピン28で枢着すれば足りるとともに、感知レバ
ーの作動を保障するスペースが十分に小さくできるた
め、全体的な構成が十分に簡素化できる。
感知レバー26を回動可能とすれば、感知レバーの基端26
b を枢支ピン28で枢着すれば足りるとともに、感知レバ
ーの作動を保障するスペースが十分に小さくできるた
め、全体的な構成が十分に簡素化できる。
【0043】なお、この発明の実施の形態においては、
アームレスト14に直接的に設けられた凹状のドリンクホ
ルダー12に適用した構成を例示しているが、飲料用容器
11の配置スペースが凹状であれば足りるため、これに限
定されず、たとえば、アームレストの先端に格納可能な
引き出し式のテーブルの凹部に、この発明のドリンクホ
ルダー構造10を応用してもよい。
アームレスト14に直接的に設けられた凹状のドリンクホ
ルダー12に適用した構成を例示しているが、飲料用容器
11の配置スペースが凹状であれば足りるため、これに限
定されず、たとえば、アームレストの先端に格納可能な
引き出し式のテーブルの凹部に、この発明のドリンクホ
ルダー構造10を応用してもよい。
【0044】また、この発明においては、自動車のベン
チシートのセンターアームレストに装着した例を具体的
に説明しているが、格納、つまりは跳ね上げ可能なアー
ムレストであればたりるため、センターアームレストに
限定されず、たとえば、セパレートシートのサイドアー
ムレスト等に、この発明を応用してもよい。
チシートのセンターアームレストに装着した例を具体的
に説明しているが、格納、つまりは跳ね上げ可能なアー
ムレストであればたりるため、センターアームレストに
限定されず、たとえば、セパレートシートのサイドアー
ムレスト等に、この発明を応用してもよい。
【0045】更に、この発明では、アームレスト14に1
個のドリンクホルダー12を設けた構成を具体化している
が、これに限定されず、たとえば、1つのアームレスト
に2個のドリンクホルダーを配置してもよい。この場
合、個別のロック機構32を左右のブラケット24、25 にそ
れぞれ配置するとよい。
個のドリンクホルダー12を設けた構成を具体化している
が、これに限定されず、たとえば、1つのアームレスト
に2個のドリンクホルダーを配置してもよい。この場
合、個別のロック機構32を左右のブラケット24、25 にそ
れぞれ配置するとよい。
【0046】また、この発明のドリンクホルダー構造
は、自動車等のシートのアームレストに適するとはい
え、これに限定されず、たとえば、バス等の他の自動車
や電車、飛行機、船舶等のシートのアームレストに、こ
の発明を応用してもよい。
は、自動車等のシートのアームレストに適するとはい
え、これに限定されず、たとえば、バス等の他の自動車
や電車、飛行機、船舶等のシートのアームレストに、こ
の発明を応用してもよい。
【0047】上述した発明の実施の形態は、この発明を
説明するためのものであり、この発明を何等限定するも
のでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの発明に包含されることはいうまでも
ない。
説明するためのものであり、この発明を何等限定するも
のでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの発明に包含されることはいうまでも
ない。
【0048】
【発明の効果】上記のように、この発明に係る格納式ア
ームレストのドリンクホルダー構造によれば、飲料用容
器の重みによってドリンクホルダーでの飲料用容器の有
無を感知し、飲料用容器の挿入、載置の感知に伴うロッ
ク機構のロック動作により、使用位置から跳ね上げ方向
へのアームレストの回動を規制するため、飲料用容器を
載置した状態でのアームレストの不用意な格納、およ
び、自動車の走行時等での振動に起因するアームレスト
の跳ね上がり等が確実に防止される。
ームレストのドリンクホルダー構造によれば、飲料用容
器の重みによってドリンクホルダーでの飲料用容器の有
無を感知し、飲料用容器の挿入、載置の感知に伴うロッ
ク機構のロック動作により、使用位置から跳ね上げ方向
へのアームレストの回動を規制するため、飲料用容器を
載置した状態でのアームレストの不用意な格納、およ
び、自動車の走行時等での振動に起因するアームレスト
の跳ね上がり等が確実に防止される。
【0049】従って、凹状のドリンクホルダーに適用可
能な跳ね上げ防止機能を有するドリンクホルダー構造
が、この発明においては容易に確保でき、ドリンクホル
ダーによる飲料用容器の保持の確実性、および、飲料用
容器の安全性が十分に向上される。
能な跳ね上げ防止機能を有するドリンクホルダー構造
が、この発明においては容易に確保でき、ドリンクホル
ダーによる飲料用容器の保持の確実性、および、飲料用
容器の安全性が十分に向上される。
【0050】そして、感知レバーでの感知によって、ロ
ック機構を直接的に動作させるため、誤動作、動作不良
等を生じることがなく、使用位置におけるアームレスト
の回動規制が適切に行える。
ック機構を直接的に動作させるため、誤動作、動作不良
等を生じることがなく、使用位置におけるアームレスト
の回動規制が適切に行える。
【0051】更に、ドリンクホルダーの内部に感知レバ
ーの操作片を延出させ、この感知レバーの基端をロック
機構のロックアームに、連動手段を介して連動可能に連
結すれば足りるため、跳ね上げ防止機能を有するドリン
クホルダー構造が、構成の複雑化を伴うことがなく容易
に確保できる。
ーの操作片を延出させ、この感知レバーの基端をロック
機構のロックアームに、連動手段を介して連動可能に連
結すれば足りるため、跳ね上げ防止機能を有するドリン
クホルダー構造が、構成の複雑化を伴うことがなく容易
に確保できる。
【0052】また、アームレストの回動範囲を規定する
ためのガイドピンをロックピンとして利用すれば、アー
ムレストにおける部品点数が削減できるため、この点か
らも、構成が簡素化される。そして、ロックピンの係合
溝にロックアームのロック爪を係合させれば、ロックア
ームを大型化することなく、ロックピンの的確な移動規
制が行えるため、ロック機構の小型化が十分に可能とな
る。
ためのガイドピンをロックピンとして利用すれば、アー
ムレストにおける部品点数が削減できるため、この点か
らも、構成が簡素化される。そして、ロックピンの係合
溝にロックアームのロック爪を係合させれば、ロックア
ームを大型化することなく、ロックピンの的確な移動規
制が行えるため、ロック機構の小型化が十分に可能とな
る。
【0053】更に、ドリンクホルダーの底面に、感知レ
バーの操作片の格納可能な凹部を設ければ、感知レバー
を飲料用容器の底部に係合可能に配置しても、感知レバ
ーの操作片はその回動のもとでドリンクホルダーの底面
凹部に格納されるため、載置、保持時における飲料用容
器が不安定になることもなく、この点からも、飲料用容
器の安全性が確実に向上される。
バーの操作片の格納可能な凹部を設ければ、感知レバー
を飲料用容器の底部に係合可能に配置しても、感知レバ
ーの操作片はその回動のもとでドリンクホルダーの底面
凹部に格納されるため、載置、保持時における飲料用容
器が不安定になることもなく、この点からも、飲料用容
器の安全性が確実に向上される。
【0054】また、連動手段として、可撓性の被覆ワイ
ヤを利用すれば、連動手段の配置スペースが他部材に規
制されることなく容易に確保できるとともに、アームレ
ストの回動に伴う感知レバー、ロックアーム間の距離の
変動が、そのたわみのもとで容易に保障できるため、ア
ームレストの回動の妨げとなることのない連結が容易に
得られる。
ヤを利用すれば、連動手段の配置スペースが他部材に規
制されることなく容易に確保できるとともに、アームレ
ストの回動に伴う感知レバー、ロックアーム間の距離の
変動が、そのたわみのもとで容易に保障できるため、ア
ームレストの回動の妨げとなることのない連結が容易に
得られる。
【図1】飲料用容器の非載置時における、この発明に係
る格納式アームレストのドリンクホルダー構造の作動図
である。
る格納式アームレストのドリンクホルダー構造の作動図
である。
【図2】アームレストの使用位置における、シートの概
略縦断面図である。
略縦断面図である。
【図3】格納式アームレストのドリンクホルダー構造
の、一部破断の概略斜視図である。
の、一部破断の概略斜視図である。
【図4】飲料用容器の載置時における、格納式アームレ
ストのドリンクホルダー構造の作動図である。
ストのドリンクホルダー構造の作動図である。
10 格納式アームレストのドリンクホルダー構造 11 飲料用容器 12 ドリンクホルダー 14 アームレスト 26 感知レバー 26a 操作片 32 ロック機構 36 ロックピン(ガイドピン) 38 係合溝 40 ロックアーム 40a ロック爪 44 偏倚手段 46 連動手段(被覆ワイヤ) 52 ドリンクホルダーの底面凹部
Claims (5)
- 【請求項1】 使用位置からの跳ね上げによってシート
バックの格納凹部に格納可能であるとともに、支持面の
先端部に、飲料用容器の載置、保持される凹状のドリン
クホルダーの設けられた格納式アームレストにおいて、 飲料用容器の重みによる作動のもとでドリンクホルダー
内での飲料用容器の有無を感知する感知レバーが、飲料
用容器の底部に係合可能に、ドリンクホルダー内に操作
片を延出させて配置されるとともに、 使用位置から跳ね上げ方向へのアームレストの回動を規
制するロック機構が、飲料用容器の重みによる感知レバ
ーの作動のもとでロック動作可能に、可撓性の連動手段
を介して感知レバーに連動可能に連結されたことを特徴
とする格納式アームレストのドリンクホルダー構造。 - 【請求項2】 使用位置からの跳ね上げによってシート
バックの格納凹部に格納可能であるとともに、支持面の
先端部に、飲料用容器の載置、保持される凹状のドリン
クホルダーの設けられた格納式アームレストにおいて、 飲料用容器の重みのもとでの支点を中心とした回動によ
りドリンクホルダー内での飲料用容器の有無を感知する
ベルクランク形状の感知レバーが、飲料用容器の底部に
係合可能に、ドリンクホルダー内に操作片を延出させて
配置、枢着されるとともに、 使用位置から跳ね上げ方向へのアームレストの回動を規
制するロック機構が、アームレストの側面に突設された
ロックピンと;アームレストの使用位置においてのみロ
ックピンに係合可能なロックアームと;ロックピンから
の離反方向にロックアームを偏倚する偏倚手段と;を備
えて形成され、 飲料用容器の重みによる感知レバーの回動のもとで偏倚
手段の偏倚力に抗したロック動作を可能に、ロック機構
のロックアームが、可撓性の連動手段を介して感知レバ
ーの基端に連動可能に連結されたことを特徴とする格納
式アームレストのドリンクホルダー構造。 - 【請求項3】 ロック機構のロックピンとして、アーム
レストの回動範囲を規定するためのガイドピンを利用
し、 軸線方向に延びた切欠き状の係合溝をガイドピンに設け
るとともに、当該係合溝に係合可能なロック爪をロック
アームの自由端に形成し、 係合溝、ロック爪間の係合のもとでの、ロックピンとし
てなるガイドピンの移動規制により、アームレストを使
用位置に保持可能とした請求項2記載の格納式アームレ
ストのドリンクホルダー構造。 - 【請求項4】 ドリンクホルダーが底面に凹部を有して
成形され、飲料用容器の重みによる作動のもとで、感知
レバーの操作片をこの底面凹部に格納可能とした請求項
1ないし3のいずれか記載の格納式アームレストのドリ
ンクホルダー構造。 - 【請求項5】 連動手段が、ワイヤ本体をカバーで覆っ
た可撓性の被覆ワイヤから形成された請求項1ないし4
のいずれか記載の格納式アームレストのドリンクホルダ
ー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2062796A JPH09193704A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 格納式アームレストのドリンクホルダー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2062796A JPH09193704A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 格納式アームレストのドリンクホルダー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09193704A true JPH09193704A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12032484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2062796A Pending JPH09193704A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 格納式アームレストのドリンクホルダー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09193704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016519628A (ja) * | 2013-04-05 | 2016-07-07 | ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッドB/E Aerospace, Inc. | 航空機室内用の側壁一体型アームレスト |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP2062796A patent/JPH09193704A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016519628A (ja) * | 2013-04-05 | 2016-07-07 | ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッドB/E Aerospace, Inc. | 航空機室内用の側壁一体型アームレスト |
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