JPH09192816A - 成形機の型締不良の検知方法及び成形機 - Google Patents
成形機の型締不良の検知方法及び成形機Info
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- JPH09192816A JPH09192816A JP308796A JP308796A JPH09192816A JP H09192816 A JPH09192816 A JP H09192816A JP 308796 A JP308796 A JP 308796A JP 308796 A JP308796 A JP 308796A JP H09192816 A JPH09192816 A JP H09192816A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形機において金型の型締の際に金型間に隙
間が生じたことを自動的に検知する方法を提供するこ
と。注入時に金型の密着面の隙間から溶湯が飛出すこと
を完全に防止する。 【解決手段】 ダイカスト成形機において、金型１、２
の型締めの際、固定ダイ３に対する移動ダイ４の距離及
び傾き（Ｚ、α、β）を測定して、それらの値が、予め
設定した値を超えたときに型締不良と判定する。
間が生じたことを自動的に検知する方法を提供するこ
と。注入時に金型の密着面の隙間から溶湯が飛出すこと
を完全に防止する。 【解決手段】 ダイカスト成形機において、金型１、２
の型締めの際、固定ダイ３に対する移動ダイ４の距離及
び傾き（Ｚ、α、β）を測定して、それらの値が、予め
設定した値を超えたときに型締不良と判定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイカスト成形機
あるいは射出成形機など、二つの部分から構成される金
型を使用して、その間に溶融した金属あるいはプラスチ
ックなどの材料を注入して成形を行う成形機において、
互いに対向する金型の密着面の異常を判定する方法、及
び当該異常判定機能を備えた成形機に関する。
あるいは射出成形機など、二つの部分から構成される金
型を使用して、その間に溶融した金属あるいはプラスチ
ックなどの材料を注入して成形を行う成形機において、
互いに対向する金型の密着面の異常を判定する方法、及
び当該異常判定機能を備えた成形機に関する。
【０００２】
【従来の技術】ダイカスト成形機を用いて材料の成形を
行う場合、オペレータは、成形品を金型から取出した
後、金型を清掃して離型剤の塗布などを行い、次の成形
工程に入る。しかし、この清掃作業が不十分な場合、図
３に示す様に、亜鉛、アルミニウムなどの成形材料のバ
リが金型面に付着して残る。このバリの付着量が多くな
ったり、あるいは一部に脱落が生じると、互いに対向す
る金型の密着面の間に隙間が生じ、注入時に、この隙間
から高温高圧の亜鉛、アルミニウムなどの溶湯が飛出す
ことがある。これによる事故を防ぐために、金型の周囲
を衝立で囲んで、注入作業を行っている。
行う場合、オペレータは、成形品を金型から取出した
後、金型を清掃して離型剤の塗布などを行い、次の成形
工程に入る。しかし、この清掃作業が不十分な場合、図
３に示す様に、亜鉛、アルミニウムなどの成形材料のバ
リが金型面に付着して残る。このバリの付着量が多くな
ったり、あるいは一部に脱落が生じると、互いに対向す
る金型の密着面の間に隙間が生じ、注入時に、この隙間
から高温高圧の亜鉛、アルミニウムなどの溶湯が飛出す
ことがある。これによる事故を防ぐために、金型の周囲
を衝立で囲んで、注入作業を行っている。
【０００３】また、射出成形機において金型の密着面の
間に隙間が生ずると、粘度が高いためにプラスチックが
飛出すまでには至らないが、成形品にバリが付着すると
ともに、成形品の厚さ不良の原因となる。
間に隙間が生ずると、粘度が高いためにプラスチックが
飛出すまでには至らないが、成形品にバリが付着すると
ともに、成形品の厚さ不良の原因となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来、金型の密着面へ
のバリの付着あるいは堆積などの異常の判定は、オペレ
ータの目視観察で行われていた。このため、確実性に限
界があり、また、成形工程の途中でバリが脱落する様な
場合には、それを検知することが困難なので、注入時に
金型の密着面の隙間から溶湯が飛出すことを完全に防止
することは容易ではなかった。
のバリの付着あるいは堆積などの異常の判定は、オペレ
ータの目視観察で行われていた。このため、確実性に限
界があり、また、成形工程の途中でバリが脱落する様な
場合には、それを検知することが困難なので、注入時に
金型の密着面の隙間から溶湯が飛出すことを完全に防止
することは容易ではなかった。
【０００５】また、成型機には、移動ダイの位置を検出
して型締め状態を検出するシステムがあるが、この検出
システムの測定精度は粗く、特に傾きを検知できないた
め、バリ付着程度の変位を検知することはできなかっ
た。
して型締め状態を検出するシステムがあるが、この検出
システムの測定精度は粗く、特に傾きを検知できないた
め、バリ付着程度の変位を検知することはできなかっ
た。
【０００６】以上の様な問題点に鑑み、本発明の目的
は、成形機において、互いに対向する金型の密着面の異
常を判定する方法、及び当該異常判定機能を備えた成形
機を提供することにある。
は、成形機において、互いに対向する金型の密着面の異
常を判定する方法、及び当該異常判定機能を備えた成形
機を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の成形機の型締不
良の検知方法は、二つの部分から構成される金型を固定
ダイと移動ダイの間に配置して、移動ダイを押付けるこ
とによって金型の型締めを行った後、上記金型の間に溶
融した材料を注入して成形を行う成形機の型締不良の検
知方法であって、金型の型締めの際、固定ダイに対する
移動ダイの距離及び傾きを測定して、それらの値のいず
れか又は組合わせが、予め設定した値を超えたときに型
締不良と判定することを特徴とする。
良の検知方法は、二つの部分から構成される金型を固定
ダイと移動ダイの間に配置して、移動ダイを押付けるこ
とによって金型の型締めを行った後、上記金型の間に溶
融した材料を注入して成形を行う成形機の型締不良の検
知方法であって、金型の型締めの際、固定ダイに対する
移動ダイの距離及び傾きを測定して、それらの値のいず
れか又は組合わせが、予め設定した値を超えたときに型
締不良と判定することを特徴とする。
【０００８】金型の型締めの際、移動ダイに固定ダイ方
向の押付け力を加えると、固定ダイ及び移動ダイに弾性
変形が生ずるが、型締めの際の移動ダイの押付け力を一
定とすると、金型が正常に密着している場合には、固定
ダイに対する移動ダイの距離及び傾きは、常に、一定の
値を示す。金型の密着面にバリの付着あるいは堆積など
の異常があると、型締めの際、金型間に隙間あるいは片
当りなどが発生するので、前記距離及び傾きが、正常時
の一定の値から変化する。従って、型締めの際、固定ダ
イに対する移動ダイの距離及び傾きを測定すれば、それ
ら測定値に基づいて、金型の密着面の異常を検知するこ
とができる。具体的には、予め、前記距離及び傾きのい
ずれか又は組合わせについて許容限界値を設定しておい
て、前記距離及び傾きがこれらの許容限界値を超えたと
きに型締不良と判定する。また、本発明の成形機は、上
記の判定機能に加えて、金型の型締不良が検知された場
合、警報を発するとともに、成形機を自動停止させる制
御機能を備える。
向の押付け力を加えると、固定ダイ及び移動ダイに弾性
変形が生ずるが、型締めの際の移動ダイの押付け力を一
定とすると、金型が正常に密着している場合には、固定
ダイに対する移動ダイの距離及び傾きは、常に、一定の
値を示す。金型の密着面にバリの付着あるいは堆積など
の異常があると、型締めの際、金型間に隙間あるいは片
当りなどが発生するので、前記距離及び傾きが、正常時
の一定の値から変化する。従って、型締めの際、固定ダ
イに対する移動ダイの距離及び傾きを測定すれば、それ
ら測定値に基づいて、金型の密着面の異常を検知するこ
とができる。具体的には、予め、前記距離及び傾きのい
ずれか又は組合わせについて許容限界値を設定しておい
て、前記距離及び傾きがこれらの許容限界値を超えたと
きに型締不良と判定する。また、本発明の成形機は、上
記の判定機能に加えて、金型の型締不良が検知された場
合、警報を発するとともに、成形機を自動停止させる制
御機能を備える。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１及び図２に本発明の成形機の
型締不良の検知方法を組入れた、ダイカスト成形機の概
要を示す、なお、図１はダイカスト成形機の上面図、図
２はダイカスト成形機の正面図である。図中、１及び２
は金型、３は固定ダイ、４は移動ダイ、５はリンクハウ
ジング、６はタイロッド、７は型締めシリンダ、８は射
出シリンダ、９は射出スリーブ、１１はレーザ光源、１
２は反射鏡、１３はＰＳＤ（光位置検出器）を表す。ま
た、移動ダイ４の移動方向にＺ軸を設定し、上面図上に
ＸＺ座標を、正面図上にＹＺ座標を設定している。
型締不良の検知方法を組入れた、ダイカスト成形機の概
要を示す、なお、図１はダイカスト成形機の上面図、図
２はダイカスト成形機の正面図である。図中、１及び２
は金型、３は固定ダイ、４は移動ダイ、５はリンクハウ
ジング、６はタイロッド、７は型締めシリンダ、８は射
出シリンダ、９は射出スリーブ、１１はレーザ光源、１
２は反射鏡、１３はＰＳＤ（光位置検出器）を表す。ま
た、移動ダイ４の移動方向にＺ軸を設定し、上面図上に
ＸＺ座標を、正面図上にＹＺ座標を設定している。
【００１０】リンクハウジング５は４本のタイロッド６
によって固定ダイ３に連結され、タイロッド６によって
Ｚ軸方向の位置設定が行われる。リンクハウジング５と
固定ダイ３の間には移動ダイ４が配置され、移動ダイ４
は型締めシリンダ７を介してリンクハウジング５に取付
けられ、移動ダイ４の四隅をタイロッド６が貫通してい
る。金型１及び金型２は、それぞれ、固定ダイ３及び移
動ダイ４の互いに対向する面に取付けられている。型締
めシリンダ７で移動ダイ４を固定ダイ３の方向に押付け
ることによって、金型１及び金型２の間で型締めが行わ
れる。固定ダイ３の金型１の取付け面と反対側の面に
は、溶融した材料を金型に注入する射出シリンダ８が配
置され、材料は、射出シリンダ８のロッド８Ａが嵌入し
ている射出スリーブ９に設けられた注入孔９Ａから供給
され、金型１に設けられたキャビティ孔（図示せず）を
通って、金型１と金型２の間に注入される。
によって固定ダイ３に連結され、タイロッド６によって
Ｚ軸方向の位置設定が行われる。リンクハウジング５と
固定ダイ３の間には移動ダイ４が配置され、移動ダイ４
は型締めシリンダ７を介してリンクハウジング５に取付
けられ、移動ダイ４の四隅をタイロッド６が貫通してい
る。金型１及び金型２は、それぞれ、固定ダイ３及び移
動ダイ４の互いに対向する面に取付けられている。型締
めシリンダ７で移動ダイ４を固定ダイ３の方向に押付け
ることによって、金型１及び金型２の間で型締めが行わ
れる。固定ダイ３の金型１の取付け面と反対側の面に
は、溶融した材料を金型に注入する射出シリンダ８が配
置され、材料は、射出シリンダ８のロッド８Ａが嵌入し
ている射出スリーブ９に設けられた注入孔９Ａから供給
され、金型１に設けられたキャビティ孔（図示せず）を
通って、金型１と金型２の間に注入される。
【００１１】固定ダイ３の金型取付け面に対する移動ダ
イ４の金型取付け面の相対的な距離Ｚ、Ｘ軸回りの傾き
β、及びＹ軸回りの傾きαは、固定ダイ３側に取付けら
れたレーザ光源１１及びＰＳＤ１３と移動ダイ４側に取
付けられた反射鏡１２とにより構成される、光学系を使
用した非接触式の距離及び傾角の測定装置によって測定
される。レーザ光源１１から、複数の照射角度で反射鏡
１２にレーザ光を照射して、反射鏡１２からの反射光の
到達点の位置座標をＰＳＤ１３によって測定する。予
め、前記複数の照射角度に対する反射光の到達点の位置
座標と、固定ダイ３に対する移動ダイ４の距離及び傾き
（Ｚ、α、β）との関係を求めておくことによって、反
射光の到達点の位置座標の測定値から移動ダイ４の距離
及び傾き（Ｚ、α、β）を算出することができる。
イ４の金型取付け面の相対的な距離Ｚ、Ｘ軸回りの傾き
β、及びＹ軸回りの傾きαは、固定ダイ３側に取付けら
れたレーザ光源１１及びＰＳＤ１３と移動ダイ４側に取
付けられた反射鏡１２とにより構成される、光学系を使
用した非接触式の距離及び傾角の測定装置によって測定
される。レーザ光源１１から、複数の照射角度で反射鏡
１２にレーザ光を照射して、反射鏡１２からの反射光の
到達点の位置座標をＰＳＤ１３によって測定する。予
め、前記複数の照射角度に対する反射光の到達点の位置
座標と、固定ダイ３に対する移動ダイ４の距離及び傾き
（Ｚ、α、β）との関係を求めておくことによって、反
射光の到達点の位置座標の測定値から移動ダイ４の距離
及び傾き（Ｚ、α、β）を算出することができる。
【００１２】金型１、２の型締めの際、固定ダイ３及び
移動ダイ４は、型締めシリンダ７による押付け力とタイ
ロッド６による引張り力のために、図１に示す様に弾性
変形する。型締めの際の移動ダイ４の押付け力は、金型
の種類毎に一定に制御されるので、金型１、２が正常に
密着している場合には、固定ダイ３に対する移動ダイ４
の距離及び傾き（Ｚ、α、β）は、常に、一定の値を示
す。金型１、２の密着面に、図３に示す様な、バリの付
着あるいは堆積などの異常があると、型締めの際、金型
１、２間に隙間あるいは片当りなどが発生するので、前
記距離及び傾き（Ｚ、α、β）が、正常時に示す一定の
値から変化する。従って、型締めの際、前記距離及び傾
き（Ｚ、α、β）を測定すれば、それらの測定値から、
金型１、２の密着面の異常を検知することが可能であ
る。
移動ダイ４は、型締めシリンダ７による押付け力とタイ
ロッド６による引張り力のために、図１に示す様に弾性
変形する。型締めの際の移動ダイ４の押付け力は、金型
の種類毎に一定に制御されるので、金型１、２が正常に
密着している場合には、固定ダイ３に対する移動ダイ４
の距離及び傾き（Ｚ、α、β）は、常に、一定の値を示
す。金型１、２の密着面に、図３に示す様な、バリの付
着あるいは堆積などの異常があると、型締めの際、金型
１、２間に隙間あるいは片当りなどが発生するので、前
記距離及び傾き（Ｚ、α、β）が、正常時に示す一定の
値から変化する。従って、型締めの際、前記距離及び傾
き（Ｚ、α、β）を測定すれば、それらの測定値から、
金型１、２の密着面の異常を検知することが可能であ
る。
【００１３】より具体的には、各種の金型に対して、そ
れぞれ、金型が正常に密着している場合の前記距離及び
傾き（Ｚ、α、β）の値を測定しておいて、これらの測
定値に基づいて、金型間の隙間あるいは片当りが、材料
を注入した際に材料が飛散する危険があると想定される
状態になった場合の、前記距離及び傾き（Ｚ、α、β）
の組合わせの値を、予め、許容限界値として設定してお
けば、前記距離及び傾き（Ｚ、α、β）の測定値に基づ
いて、金型の型締不良を判定することができる。
れぞれ、金型が正常に密着している場合の前記距離及び
傾き（Ｚ、α、β）の値を測定しておいて、これらの測
定値に基づいて、金型間の隙間あるいは片当りが、材料
を注入した際に材料が飛散する危険があると想定される
状態になった場合の、前記距離及び傾き（Ｚ、α、β）
の組合わせの値を、予め、許容限界値として設定してお
けば、前記距離及び傾き（Ｚ、α、β）の測定値に基づ
いて、金型の型締不良を判定することができる。
【００１４】また、このダイカスト成形機の制御部（図
示せず）は、上記の方法に基づいた異常判定機能に加え
て、金型の型締不良が検知された場合に、警報を発して
オペレータに異常を知らせるとともに、金型に材料を注
入する工程に移行する前に、成形機を自動停止させる制
御機能を具備している。この制御機能によって成形機が
自動停止した後、型開動作が行われ、金型の密着面の清
掃作業が行われる。
示せず）は、上記の方法に基づいた異常判定機能に加え
て、金型の型締不良が検知された場合に、警報を発して
オペレータに異常を知らせるとともに、金型に材料を注
入する工程に移行する前に、成形機を自動停止させる制
御機能を具備している。この制御機能によって成形機が
自動停止した後、型開動作が行われ、金型の密着面の清
掃作業が行われる。
【００１５】
【発明の効果】本発明では、金型の型締めの際、固定ダ
イに対する移動ダイの距離及び傾きを測定することによ
って、型締め不良を判定するので、型締め不良を確実に
検知することが可能になる。これによって、注入の際、
金型の隙間から高温高圧の溶湯が飛出す事故を防止する
ことができる。
イに対する移動ダイの距離及び傾きを測定することによ
って、型締め不良を判定するので、型締め不良を確実に
検知することが可能になる。これによって、注入の際、
金型の隙間から高温高圧の溶湯が飛出す事故を防止する
ことができる。
【００１６】また、本発明では、型締め不良の検知を自
動制御システムに組込むことにより、警報の発信、成形
機の自動停止などが可能になり、成形作業の効率及び安
全性を向上させることができる。
動制御システムに組込むことにより、警報の発信、成形
機の自動停止などが可能になり、成形作業の効率及び安
全性を向上させることができる。
【図１】本発明の型締不良の検知方法を組入れたダイカ
スト成形機の上面図。
スト成形機の上面図。
【図２】本発明の型締不良の検知方法を組入れたダイカ
スト成形機の正面図。
スト成形機の正面図。
【図３】金型の密着面にバリが付着した状態を示す図。
１、２・・・金型、３・・・固定ダイ、４・・・動ダ
イ、５・・・リンクハウジング、６・・・タイロッド、
７・・・型締めシリンダ、８・・・射出シリンダ、８・
・・射出スリーブ、１１・・・レーザ光源、１２・・・
反射鏡、１３・・・ＰＳＤ（光位置検出器）、２１・・
・製品型、２２・・・バリ。
イ、５・・・リンクハウジング、６・・・タイロッド、
７・・・型締めシリンダ、８・・・射出シリンダ、８・
・・射出スリーブ、１１・・・レーザ光源、１２・・・
反射鏡、１３・・・ＰＳＤ（光位置検出器）、２１・・
・製品型、２２・・・バリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０１Ｂ 11/03 Ｇ０１Ｂ 11/03 Ｚ
Claims (2)
- 【請求項１】 二つの部分から構成される金型を固定ダ
イと移動ダイとの間に配置して、移動ダイを押付けるこ
とによって金型の型締めを行った後、上記金型の間に溶
融した材料を注入して成形を行う成形機の型締不良の検
知方法であって、 金型の型締めの際、固定ダイに対する移動ダイの距離及
び傾きを測定して、それらの値のいずれか又は組合わせ
が、予め設定した値を超えたときに型締不良と判定する
ことを特徴とする成形機の型締不良の検知方法。 - 【請求項２】 固定ダイ及び移動ダイを備え、二つの部
分から構成される金型を固定ダイと移動ダイとの間に配
置して、移動ダイを押付けることによって金型の型締め
を行った後、上記金型の間に溶融した材料を注入して成
形を行う成形機において、 固定ダイに対する移動ダイの距離及び傾きを測定する測
定部と、 金型の型締めの際、固定ダイに対する移動ダイの距離及
び傾きの値のいずれか又は組合わせが、予め設定した値
を超えたときに型締不良と判定して、警報を発するとと
もに、成形機を自動停止させる制御部とを備えているこ
とを特徴とする成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP308796A JPH09192816A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 成形機の型締不良の検知方法及び成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP308796A JPH09192816A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 成形機の型締不良の検知方法及び成形機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192816A true JPH09192816A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11547574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP308796A Pending JPH09192816A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 成形機の型締不良の検知方法及び成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09192816A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008249612A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kyushu Institute Of Technology | バリ発生の検知方法 |
| CN103317090A (zh) * | 2012-03-18 | 2013-09-25 | 昆山华盟电子精密模具有限公司 | 一种多功能模具用定模 |
| TWI731671B (zh) * | 2020-05-07 | 2021-06-21 | 美商矽成積體電路股份有限公司 | 異常晶片檢測方法與異常晶片檢測系統 |
| EP3889542A1 (en) * | 2020-03-31 | 2021-10-06 | Yushin Precision Equipment Co. , Ltd. | Method for estimating normal vector to die and normal vector to attachment |
-
1996
- 1996-01-11 JP JP308796A patent/JPH09192816A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008249612A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kyushu Institute Of Technology | バリ発生の検知方法 |
| CN103317090A (zh) * | 2012-03-18 | 2013-09-25 | 昆山华盟电子精密模具有限公司 | 一种多功能模具用定模 |
| EP3889542A1 (en) * | 2020-03-31 | 2021-10-06 | Yushin Precision Equipment Co. , Ltd. | Method for estimating normal vector to die and normal vector to attachment |
| TWI731671B (zh) * | 2020-05-07 | 2021-06-21 | 美商矽成積體電路股份有限公司 | 異常晶片檢測方法與異常晶片檢測系統 |
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