JPH09192609A - 宛名認識装置、郵便物区分装置及び郵便物処理システム - Google Patents

宛名認識装置、郵便物区分装置及び郵便物処理システム

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JPH09192609A
JPH09192609A JP8031357A JP3135796A JPH09192609A JP H09192609 A JPH09192609 A JP H09192609A JP 8031357 A JP8031357 A JP 8031357A JP 3135796 A JP3135796 A JP 3135796A JP H09192609 A JPH09192609 A JP H09192609A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一住所内に複数件の配達先名称を持つ郵便
物に対しても処理の効率化が図れる郵便物処理システム
を提供する。 【解決手段】 同一住所内に複数のアパート名や、受取
人氏名等の配達先名称があった場合には、この情報を宛
名認識110が認識し、さらに配達順番に変換したコー
ドとしてコード印刷部6が印字するので、従来より細か
い道順組み立てを行うことができ、人手入力作業の負荷
を低減できる。また、郵便物区分装置1側で宛名情報の
認識ができなかった場合にも、ビデオコーディング装置
100でアパート名や受取人氏名を入力することで、同
様の処理が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便物の宛名情報
を認識する宛名認識装置、郵便物の区分を行う郵便物区
分装置及び郵便物処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の郵便物処理システムでは、郵便物
の宛名情報を認識し、その区分を行う郵便物区分装置等
を有している。
【0003】また、郵便物区分装置は、郵便物の供給、
取出しを行う供給取出部、郵便物の宛名情報を読み取
り、認識する認識部、郵便物を装置各部へ搬送する搬送
部、認識部で認識した結果をコード化し郵便物の上に印
字するコード印字部、このコード印字部により印字され
たコード情報を読み取るコード読取部及びコード情報を
基に郵便物を区分集積する区分集積部等から構成されて
いる。
【0004】また、郵便物処理システムでは、前記郵便
物区分装置で宛名情報を認識できなかった郵便物に対
し、不足している宛名情報をオペレーターによる入力す
るビデオコーディング装置を有する場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の郵便物処理システムでは、読み取られた宛名情報、
又はビデオコーディング装置で入力した情報をコード化
して印字しているが、読み取り対象は郵便物上に記載さ
れた住所表示番号等までであり、コード化の範囲もそれ
に準じたものとなっていた。そのため、同一住所内に複
数件の住宅等の配達先名称があった場合には、すべて同
一の配達順番となってしまっていた。すなわち、道順組
立までを機械化しても、その配達順番はあくまで住所表
示番号等に準じたものであり、同一住所内に複数件の配
達先名称がある場合には配達順番が決められていないた
め配達順に並んでいなかった。このため、再度人手によ
る並び替えが必要となり、郵便物の処理に手間が掛か
り、効率が悪いという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、同一住所内に複数件の配達先名称を持
つ郵便物に対しても処理の効率化が図れる宛名認識装
置、郵便物区分装置及び郵便物処理システムを提供する
事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、郵便物の区分に必要とされる区分データを
住所と配達先名称を含む宛名情報から認識して前記区分
に供する宛名認識装置において、前記郵便物の宛名情報
を読み取る読取手段と、この読取手段で読み取られた宛
名情報から住所と配達先名称とを識別する識別手段と、
少なくとも管轄局内の郵便物の住所及び配達先名称の情
報を記憶した住所記憶手段と、郵便物の配達先名称に基
づく配達順番情報を格納した配達順番情報記憶手段と、
前記識別手段で識別された郵便物の同一住所内に複数の
配達先名称が存在するか否かを前記住所記憶手段に記憶
された情報に基づいて判断する判断手段と、この判断手
段により複数の配達先名称が存在すると判断された場合
に、前記配達順番情報記憶手段に格納された配達順番情
報を付与して前記区分データを出力して前記区分に供す
る区分データ出力手段とを有することを特徴とする。
【0008】このような構成により、前記宛名認識装置
は、同一住所内に複数の配達先名称が存在するか否かを
住所及び配達先名称の情報を記憶した住所記憶手段に記
憶された情報に基づいて判断し、複数の配達先名称が存
在すると判断した場合には、郵便物の配達先名称に基づ
く配達順番情報を付与して区分データを出力する。
【0009】また、上記課題を解決するために本発明
は、郵便物の区分を行う郵便物区分装置において、前記
郵便物の宛名情報のうち住所までを認識する住所認識手
段と、同一住所内に複数の配達先名称が存在する場合に
前記郵便物の配達先名称を認識する配達先名称認識手段
とを備え、複数の配達先名称が存在する場合には、配達
順番情報を付与して区分に必要とされる区分データを出
力し、複数の配達先名称が存在しない場合には前記住所
認識手段により認識された宛名情報のみを区分データと
して出力する宛名認識手段と、この宛名認識手段から出
力された区分データをコード化し前記郵便物に印刷する
区分コード印刷手段と、この区分コード印刷手段により
印刷された区分コードを読み取る区分コード読取手段
と、この区分コード読取手段により読み取られた区分コ
ードを基に、前記郵便物を所定の集積領域に区分して集
積する区分集積手段とを有することを特徴とし、さらに
前記宛名認識手段は、区分データではなく宛名情報のみ
を出力してもよいように構成可能であることを特徴とす
る。
【0010】このような構成により、前記郵便物区分装
置は、複数の配達先名称が存在する場合には配達順番情
報を付与して区分データを出力し、この出力した区分デ
ータにより入力された区分データをコード化し郵便物に
印刷し、さらにこの印刷された区分コードを基に郵便物
を所定の集積領域に区分して集積する。
【0011】また、上記課題を解決するために本発明
は、郵便物の宛名情報を認識すとともにその区分を行う
郵便物区分装置と、この郵便物区分装置において宛名情
報を認識できなかった郵便物に対して区分データを付与
し、前記郵便物区分装置による区分処理に供するビデオ
コーディング装置とを有する郵便物処理システムにおい
て、前記ビデオコーディング装置は、前記郵便物区分装
置において認識できなかった宛名情報を持つ郵便物の画
像情報を蓄積する画像情報蓄積手段と、この画像情報蓄
積手段により蓄積された画像情報を基に同一住所内に複
数の配達先名称がある場合には配達順番情報を含む区分
データを入力する情報入力手段とを有し、前記郵便物区
分装置は、前記郵便物の宛名情報のうち住所までを認識
する住所認識手段と、同一住所内に複数の配達先名称が
存在する場合に前記郵便物の配達先名称を認識する配達
先名称認識手段とを備え、複数の配達先名称が存在する
場合には、前記住所認識手段及び配達先名称認識手段で
認識された宛名情報を出力し、複数の配達先名称が存在
しない場合には前記住所認識手段により認識された宛名
情報のみを認識結果として出力する宛名認識手段と、郵
便物の宛名情報に基づく配達順番情報を格納した配達順
番情報記憶手段と、前記宛名認識手段から出力された認
識結果が前記住所認識手段により認識された宛名情報の
みの場合にはこれを基に区分データを作成し、前記出力
された認識結果に配達先名称が含まれていた場合には、
前記配達順番情報記憶手段に格納された配達順番情報を
付与して区分データを作成し出力する区分データ出力手
段と、この区分データ出力手段から出力された区分デー
タ又は前記ビデオコーディング装置により入力された区
分データをコード化し前記郵便物に印刷する区分コード
印刷手段と、この区分コード印刷手段により印刷された
区分コードを読み取る区分コード読取手段と、この区分
コード読取手段により読み取られた区分コードを基に、
前記郵便物を所定の集積領域に区分して集積する区分集
積手段とを有することを特徴とする。
【0012】このような構成により、前記ビデオコーデ
ィング装置は、前記郵便物区分装置で宛名情報を認識で
きなかった郵便物に対し、複数の配達先名称が存在する
場合には配達順番情報を含めて不足している情報を入力
する。また、前記郵便物区分装置は、複数の配達先名称
が存在する場合には配達順番情報を付与して区分データ
を出力し、この出力した区分データ又は前記ビデオコー
ディング装置により入力された区分データをコード化し
前記郵便物に印刷し、この印刷された区分コードを基
に、郵便物を所定の集積領域に区分して集積する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施の一形態に係る郵便物
処理システムのシステム構成を示すブロック図である。
【0015】この郵便物処理システムは、区分装置1
と、ビデオコーディング装置100とによって構成され
ている。
【0016】前記郵便物区分装置1は、図2の正面図に
も示すように、本体1aを有し、この本体1aに、郵便
物2の供給、取り出しを行う供給取出部3と、供給取出
部3からの搬送パス20の下流に設置されるプレコード
読取部4と、同様に搬送パス20の下流に設置される走
査部5と宛名情報を認識する住所認識部9とを備えた宛
名認識部110と、郵便物2上に区分コードを印刷する
区分コード印刷部6と、この区分コード印刷部6の隣に
位置し、宛名情報が認識できなかった郵便物2上に管理
IDコードを印刷するIDコード印刷部7と、IDコー
ド印刷部7及び区分コード印刷部6で印刷されたコード
情報を読み取るコード読取部8と、コード変換情報や宛
名情報を蓄積する記憶部を有する制御部11と、制御部
11の制御の基に郵便物2を所定の集積領域に集積する
区分集積部10とを有して構成されている。また、郵便
物区分装置1は、郵便物2の搬送を遅延させる搬送遅延
パス21を有している。
【0017】前記郵便物2は、配達先名称を含む宛名情
報が記載されたものである。また、前記郵便物2は、例
えば図5に示したように、区分コード印刷部6により配
達順番コード52、住所表示番号コード53、郵便番号
コード54からなる区分コードがバーコードにより印刷
される。また、宛名情報が認識されなかった場合にはI
Dコード印刷部7により、前記郵便物2毎の管理番号と
しての管理IDコード51がバーコードにより印刷され
るようになっている。
【0018】前記供給取出部3は、例えば、手書きや印
刷活字の郵便物2が混在になった状態でセットされ、こ
のセットされた郵便物2を1通ずつ供給するものであ
る。
【0019】プレコード読取部4は、既に印刷されてい
るコード情報を宛名認識部110による宛名認識を行う
前に読み取るものである。
【0020】前記区分集積部10は、コード読み取り部
8を通過した郵便物2に対し、コード読取部8での読取
結果、又はビデオコーディング装置100からの郵便番
号,宛名の入力結果に対応した配達順番コード52、住
所表示番号コード53、郵便番号コード54に基いて区
分、集積を行うものである。
【0021】前記制御部11は、郵便物区分装置1の各
部の制御を行うものである。
【0022】前記搬送遅延パス21は、走査部5を通過
した郵便物2の搬送を遅延させるものである。この遅延
パス21は、オンライン処理、すなわち管理IDコード
51を使用しない方式の際、住所認識部9で認識できな
かった郵便物2に対するビデオコーディング装置100
からのコーディングデータが得られるまでの時間を確保
できるように十分長くなっている(例えば、8〜12秒
間、遅延搬送する。)。
【0023】前記ビデオコーディング装置100は、郵
便物区分装置1において宛名情報を認識できなかった郵
便物2に対して区分データを付与し、郵便物区分装置1
による区分処理に供するためのものであり、画像蓄積分
配装置13と、コーディングデスク14とを有してい
る。
【0024】前記画像蓄積分配装置13は、郵便物区分
装置1において認識できなかった宛名情報を持つ郵便物
2の画像情報を走査部5から得て蓄積する画像情報蓄積
手段としての機能を有している。また、前記画像蓄積分
配装置13は、走査部5から得た画像情報を所定のコー
ディングデスク14に分配するようになっている。
【0025】前記コーディングデスク14は、画像蓄積
分配装置13において蓄積された画像情報を基に区分デ
ータを入力する情報入力手段としての機能を有してい
る。
【0026】次に、図3のブロック図を参照して宛名認
識部110の構成を説明する。
【0027】宛名認識部110は、走査部5と、住所認
識部9とを有して構成される。
【0028】走査部5は、郵便物2の宛名情報を光学的
に走査して光電変換することによりパターン信号を得て
このパターン信号を出力するものである。
【0029】前記住所認識部9は、宛名領域検出部3
1、画像蓄積部32、2値化回路33、選択回路34、
文字検出切出回路35、正規化回路36、住所認識部4
0及び配達先名称認識部41を有して構成されている。
【0030】ここで、前記宛名領域検出部31は、走査
部5に接続され郵便物2に記載される各情報のうち、射
影法等の手法を用いることで宛名記載領域を、すなわ
ち、住所と配達先名称とを座標によって指定し、検出す
るものである。また、宛名領域検出部31は、宛名記載
領域を検出すると、このうち住所領域を示す信号を選択
回路34に出力するようになっている。この住所領域の
抽出は、例えば射影をとった時の最も下の行、または最
も左の行を省いた領域を住所領域としている。
【0031】前記画像蓄積部32は、走査部5で走査さ
れた、後述する2値化回路33によって処理された郵便
物2の画像データを蓄積するものである。
【0032】前記2値化回路33は、走査部5から出力
されたパターン信号を所定の閾値によって2値化するも
のである。また、2値化回路33は、2値化した信号を
選択回路34に出力するようになっている。
【0033】前記選択回路34は、宛名領域検出部31
及び2値化回路33からの信号を取り入れ、2値化回路
33からの2値化信号のうち、住所領域の2値化信号の
みを文字検出切出回路35へと選択的に出力するもので
ある。
【0034】前記文字検出切出回路35は、選択回路3
4から出力された宛名記載領域の2値化信号から、例え
ば推定ピッチにより文字を一文字ずつ検出し、切出しを
行って、一文字毎の信号を出力するものである。
【0035】前記正規化回路36は、文字検出切出回路
35から出力された一文字毎の信号から、各文字の大き
さを一定の大きさへと正規化するものである。
【0036】住所認識部40は、宛名情報のうち住所ま
でを認識するものであり、町名文字認識部37a、番地
等認識部38a、大口名認識部39a、住所編集部40
a及び住所データベース40bを有して構成されてい
る。
【0037】前記町名文字認識部37aは、町名文字辞
書37bに接続され、この町名文字辞書37b内の文字
データを基に町名文字を認識するものである。尚、前記
町名文字辞書37bには、各郵便局の管轄内に存在する
町名の文字種がJISコードとともに登録されている。
【0038】番地等認識部38aは、番地等文字辞書3
8bに接続され、この番地等文字辞書38b内の文字デ
ータを基に番地等の住所表示番号を認識するものであ
る。尚、前記番地等文字辞書38bには、各郵便局の管
轄内に存在する番地の文字種がJISコードとともに登
録されている。
【0039】前記大口名認識部39aは、大口名文字辞
書39bに接続され、この大口名文字辞書39b内の文
字データを基に大口名を認識するものである。尚、前記
大口名文字辞書39bには、各郵便局の管轄内に存在す
る大口名の文字種がJISコードとともに登録されてい
る。
【0040】前記住所編集部40aは、住所データベー
ス40bに接続されており、住所データベース40bを
参照して大口名認識部39a、町名文字認識部37a等
からの文字情報から、正しい宛名情報を編集し、その結
果を出力するものである。また、住所編集部40aは、
同一住所内に複数の配達先名称が存在するか否かを住所
データベース40bに記憶された情報に基づいて判断す
る判断手段としての機能を有している。この住所データ
ベース40bは、図4に示したように、住所、氏名又は
大口名、配達のデータで形成され、同一住所内に複数の
氏名等の配達先名称があるものに対して配達順番情報を
関連付けたデータが格納されるようになっている。
【0041】前記配達先名称認識部41は、住所認識部
40により住所までを認識された郵便物2の配達先名称
を認識するものであり、氏名認識部41aと氏名文字辞
書41bとからなっている。
【0042】前記氏名認識部41aは、氏名文字辞書4
1b内の文字データを基に氏名等の配達先名称を認識す
るものである。尚、前記氏名文字辞書41bには、各郵
便局の管轄内に存在する氏名等の文字種がJISコード
とともに登録されている。
【0043】尚、住所認識部9では、複数の配達先名称
が存在すると判断した場合には、前記住所認識部40及
び配達先名称認識部41で認識された宛名情報と配達順
番のデータを出力し、複数の配達先名称が存在しない場
合には前記住所認識40により認識された宛名情報と配
達順番のデータを認識結果として出力するようになって
いる。
【0044】次に、郵便物処理システムにおける動作を
図6及び図7に示すフローチャートに従い説明する。
【0045】図6は、郵便物処理システムにおける郵便
物2の供給から区分集積までのシステム全体の動作を示
すフローチャートである。
【0046】まず、供給取出部3により郵便物2の供給
を行う(S1)。供給が行われた郵便物2は、搬送パス
20によりプレコード読取部4に搬送されてコードの読
み取りが行われる。この読み取りによって、配達順番コ
ード52、住所表示番号コード53、郵便番号コード5
4の3つのコードが全てあるか否かを判断する(S
2))。
【0047】前記ステップS2において、全てのコード
がなかった場合には(S2;NO)、制御部11での制
御によってこの郵便物2がビデオコーティングデスク1
4による処理済か否かが判断される(S3)。
【0048】ここでビデオコーディングデスク14によ
る処理がなされていない場合には(S3;NO)、宛名
認識部110による宛名情報の認識処理を行う(S
4)。
【0049】宛名認識部110による宛名情報の認識処
理が成功した場合には(S5;YES)、住所データベ
ース40bを参照して住所編集部40aで認識した宛名
情報の同一住所内に複数券の配達先名称があるか否かの
判断を行う(S6)。
【0050】同一住所内に複数券の配達際名称がある場
合には(S6;YES)、配達先名称認識部41での認
識により住所編集部40aで配達順番決定を行う(S
7)。このステップS7によって決定された配達順番と
認識された宛名情報によって、区分コード印刷部6で配
達順番コード52、住所表示番号コード53、郵便番号
コード54の全て若しくはこのうち1つか2つが印字さ
れる(S8)。尚、この印刷はステップS2の判断結果
を用いて必要なコードのみを印刷できるようになってい
る。
【0051】印字された配達順番コード52、住所表示
番号コード53、郵便番号コード54をコード読取部8
で読み取り、これらに基づいて区分集積部10が所定の
区分集積処理を行う(S9)。また、配達順番コード5
2、住所表示番号コード53、郵便番号コード54の3
つのコードが全てある(S2;YES)場合にもコード
読取部8での読み取り結果に基づいてS9での処理に供
される。
【0052】郵便物2がビデオコーディングデスク14
による処理がなされている(S3;YES)場合には、
S8での処理に供される。
【0053】宛名認識部110による宛名情報の認識処
理が失敗した場合(S5;NO)、制御部11は、プレ
コード読取部4の読み取り結果から、管理IDコード5
1が郵便物2に印字済か否かを判断する(S10)。印
字済でない(S10;NO)場合、IDコード印刷部7
によって郵便物に管理IDコード51を印字し(S1
1)、対象となる郵便物2へのビデオコーディング処理
がなされる(S12)。管理IDコード51が印字済で
ある(S10;YES)場合、S12のビデオコーディ
ング処理がなされる。尚、このビデオコーディング処理
は、画像蓄積分配装置13からコーディングデスク14
に郵便物2の宛名情報等の画像が供給され、これを基に
オペレータがデータを入力することにより行われる。
【0054】また、ステップS6で同一住所に複数件の
配達先名称がない(S6;NO)場合、S8のコード印
字処理に供される。上記コーディング処理の際には、前
記ステップS6と同様に、同一住所内に複数の配達先名
称があるか否かを判断し、複数の配達名称がある場合に
は、配達順番のデータを入力する。この場合、住所デー
タベース40bを基に配達順番の決定を行っても良い
し、ビデオコーディング装置100内で配達順番データ
を蓄積する手段を単独に設けても良い。これにより、郵
便区分装置1だけでなく、ビデオコーディング装置10
0側においても配達順番を含む区分データの作成が可能
となる。
【0055】次に、郵便物区分装置1の宛名認識部11
0による宛名情報の認識処理について説明する。
【0056】図7は、宛名認識部110による認識処理
を示すフローチャートであり、図6の前記ステップS
4、S5、S6、S7に対応する。
【0057】宛名認識部110によれば、まず、走査部
5により、郵便物2の画像走査がなされる(S21)。
この走査部5により走査された画像は、宛名領域検出部
31に送られるとともに、画像蓄積部32において画像
データとして蓄積される。また、宛名領域検出部31で
は、得られた画像情報から宛名情報を検出するために、
宛名記載領域のうち、住所領域を座標によって検出する
(S22)。
【0058】宛名領域検出部31の検出結果は、選択回
路34に出力される。選択回路34は、宛名領域検出部
31及び2値化回路33からの信号を取り入れ、2値化
回路33からの2値化信号のうち、住所領域の2値化信
号のみを文字検出切出回路35へと選択的に出力する。
文字検出切出回路35では、選択回路34から出力され
た宛名記載領域の2値化信号から、例えば推定ピッチに
より文字を一文字ずつ検出し、切出しを行って、一文字
毎の信号を出力する(S23)。
【0059】文字検出切出回路35で文字の切り出しが
行われると、正規化回路36が、切り出された各文字の
大きさを一定の大きさへと正規化する(S24)。
【0060】この正規化された文字情報は、住所認識部
40に出力され、ここで住所の認識が行われる。住所認
識部40では、まず、宛名情報のうちの町名、住所表示
番号等を町名文字認識部37a、番地等認識部38aで
認識する(S25)。尚、この際、宛名情報に大口名が
含まれている場合には、大口名認識部39aにより大口
名の認識も行われる(S26)。
【0061】次に、大口名認識部39aによる大口名の
認識結果と、町名文字認識部37a及び番地等認識部3
8aの認識結果とを住所編集部40aにて住所データベ
ース40bに記憶された情報に基づいて正しい住所に編
集し、照合可能か判断する(S27)。この場合、大口
名認識部39aによる認識結果を最優先させ、町名文字
認識部37a及び番地等認識部38aの認識結果との照
合を行う。すなわち、大口名認識部39aより住所編集
部40aに認識結果が出力されると、住所データベース
40bにより逆に町名及び住所表示番号等を読み出して
住所編集結果とする。これにより、誤認識率の低下を図
ることができる。
【0062】ステップS27が可能である場合、住所編
集部40aは、住所データベース40bのデータベース
を基に住所編集処理により得られた同一住所内に複数の
世帯等の配達先名称があるか否かを判断する(S2
8)。
【0063】複数の配達先名称がない場合には、ここま
でで認識した宛名情報と対応する配達順番のデータを認
識結果として送出する(S29)。
【0064】同一住所内に複数の配達先名称がある場合
には、次に、配達先名称認識部41による配達先名称の
認識を行う。この際、まず画像蓄積部32に蓄積されて
いる画像データを読み出す(S30)。そして、この画
像データは、上記住所の認識の場合と同様に、宛名領域
検出部31での住所領域の情報及び宛名記載領域の情報
を活用して、選択回路34、文字検出切出回路35、正
規化回路36を経て、配達先名称の情報のみが配達先名
称認識部41に送られ、ここで名前等の配達先名称の認
識が行われる(S31)。すなわち、宛名記載領域から
住所領域を除去した情報は、配達先名称の領域のみにな
るので、この情報を基に配達先名称の情報のみが、選択
回路34で抽出される。最後に、ここまでで認識した配
達先名称を含む宛名情報及び対応する配達順番のデータ
を住所編集部40aで住所データベース40bを参照し
て、宛名情報と対応する配達順番のデータを認識結果と
して送出する(S32)。
【0065】またS27で照合できなかった場合は、ビ
デオコーディング処理がなされる。
【0066】このような認識処理により、図4に示すよ
うに、住所としては“川崎市幸区70”で同じでも、氏
名(配達先名称)に応じて配達順番のデータを決定でき
る。また、複数の配達先名称がある場合にだけ配達先名
称の認識を行うので、不要な認識処理の必要がなく、従
来の認識処理に比べて処理能力の低下をまねくこともな
い。
【0067】以上説明したように、本実施の形態による
郵便物処理システムによれば、同一住所内に複数のアパ
ート名や、受取人氏名等の配達先名称があった場合に
は、この情報を認識し、さらに配達順番に変換したコー
ドとして印字するので、従来より細かい道順組み立てを
行うことができ、人手入力作業の負荷を低減できる。
【0068】また、郵便物区分装置1側で宛名情報の認
識ができなかった場合にも、ビデオコーディング装置1
00側でアパート名や受取人氏名を入力することで、同
様の処理が可能となる。ここで、住所表示番号等を入力
したときに、より詳細な情報(アパート名、受取人氏名
等)が必要かどうかを判断し、不要な情報入力は行わな
いように制御するようにしてもよい。
【0069】また、この配達順番情報の読み取り及び入
力作業を自地域分だけ行うことにより、読み取り率、入
力効率の向上を図ることもできる。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、宛
名認識装置において、同一住所内に複数の配達先名称が
存在するか否かを判断し、複数の配達先名称が存在する
と判断した場合には、郵便物の配達先名称に基づく配達
順番情報を付与して区分データを出力する。これによ
り、複数の配達先名称が存在すると判断された場合に
は、郵便物の配達先名称に基づく配達順番情報が付与さ
れるので、従来より細かい道順組み立てを行うことがで
きる。
【0071】また、郵便物区分装置において、複数の配
達先名称が存在すると判断された場合には、郵便物の配
達先名称に基づく配達順番情報が付与され、これに基づ
き郵便物が所定の集積領域に区分集積されるので、従来
より細かい道順組み立てを行って区分集積を行うことが
できる。
【0072】さらに、郵便物区分装置とビデオコーディ
ング装置とを有した郵便物処理システムにおいて、郵便
物区分装置で同一住所内で複数の配達先名称が存在する
場合には配達順番情報を付与して区分データを出力し、
さらにこの区分データをコード化して郵便物に印刷し、
郵便物の区分、集積を行う。これにより、同一住所内に
複数のアパート名や受取人氏名等の配達先名称があった
場合にも、従来より細かい道順組み立てを行うことがで
き、郵便物処理の向上が図れる。
【0073】また、このような配達順番情報の付与を郵
便物区分装置側だけでなく、ビデオコーディング装置側
でも行うことを可能としたので、さらに効率的に郵便物
の処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の郵便物処理システムの概略を示すシス
テム構成図
【図2】本発明の郵便物区分装置の概略正面図
【図3】本発明の郵便物区分装置の認識部の構成ブロッ
ク図
【図4】住所データベースのデータ内容
【図5】本発明の郵便物区分装置で区分する郵便物を示
す平面図
【図6】本発明の郵便物処理システムによる郵便物の供
給から区分集積までの動作を示すフローチャート
【図7】本発明による宛名認識処理を示すフローチャー
【符号の説明】
1 郵便物区分装置 2 郵便物 4 プレコード読取部 5 走査部 6 区分コード印刷部 7 IDコード印刷部 8 コード読取部 9 認識部 10 区分集積部 11 制御部 14 コーディングデスク 40 住所認識部 40b 住所データベース 41 配達先名称認識部 100 ビデオコーディング装置 110 宛名認識部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便物の区分に必要とされる区分データ
    を住所と配達先名称を含む宛名情報から認識して前記区
    分に供する宛名認識装置において、 前記郵便物の宛名情報を読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取られた宛名情報から住所と配達先
    名称とを識別する識別手段と、 少なくとも管轄局内の郵便物の住所及び配達先名称の情
    報を記憶した住所記憶手段と、 郵便物の配達先名称に基づく配達順番情報を格納した配
    達順番情報記憶手段と、 前記識別手段で識別された郵便物の同一住所内に複数の
    配達先名称が存在するか否かを前記住所記憶手段に記憶
    された情報に基づいて判断する判断手段と、 この判断手段により複数の配達先名称が存在すると判断
    された場合に、前記配達順番情報記憶手段に格納された
    配達順番情報を付与して前記区分データを出力して前記
    区分に供する区分データ出力手段と、 を有することを特徴とする宛名認識装置。
  2. 【請求項2】 郵便物の区分に必要とされる区分データ
    を住所と配達先名称を含む宛名情報から認識して前記区
    分に供する宛名認識装置において、 前記郵便物の宛名情報を読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取られた宛名情報のうち住所までを
    認識する住所認識手段と、 少なくとも管轄局内の郵便物の住所及び配達先名称の情
    報を記憶した住所記憶手段と、 郵便物の配達先名称に基づく配達順番情報を格納した配
    達順番情報記憶手段と、 前記住所認識手段で認識された同一住所内に複数の配達
    先名称が存在するか否かを前記住所記憶手段に記憶され
    た情報に基づいて判断する判断手段と、 この判断手段により複数の配達先名称が存在すると判断
    された場合に、前記住所認識手段により住所までを認識
    された郵便物の配達先名称を認識する配達先名称認識手
    段と、 前記判断手段により複数の配達先名称が存在すると判断
    された場合に、前記住所認識手段及び配達先名称認識手
    段で認識された宛名情報に基づいて前記配達順番情報記
    憶手段に格納された配達順番情報を付与して前記区分デ
    ータを出力して前記区分に供する区分データ出力手段
    と、 を有することを特徴とする宛名認識装置。
  3. 【請求項3】 配達先名称を含む郵便物の宛名情報から
    配達順番を決定し、その郵便物の区分を行う郵便物区分
    装置に、前記郵便物の宛名情報の認識結果を出力する宛
    名認識装置において、 前記郵便物の宛名情報を読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取られた宛名情報のうち住所までを
    認識する住所認識手段と、 少なくとも管轄局内の郵便物の住所及び配達先名称の情
    報を記憶した住所記憶手段と、 前記住所認識手段で認識された同一住所内に複数の配達
    先名称が存在するか否かを前記住所記憶手段に記憶され
    た情報に基づいて判断する判断手段と、 この判断手段により複数の配達先名称が存在すると判断
    された場合に、前記住所認識手段により前記住所までを
    認識された郵便物の配達先名称を認識する配達先名称認
    識手段と、 前記判断手段により複数の配達先名称が存在すると判断
    された場合には、前記住所認識手段及び配達先名称認識
    手段で認識された宛名情報を出力し、複数の配達先名称
    が存在しない場合には前記住所認識手段により認識され
    た宛名情報のみを前記認識結果として前記郵便物区分装
    置に出力するデータ出力手段と、 を有することを特徴とする宛名認識装置。
  4. 【請求項4】 郵便物の宛名情報のうち住所までを認識
    する住所認識手段と、同一住所内に複数の配達先名称が
    存在する場合に前記郵便物の配達先名称を認識する配達
    先名称認識手段とを備え、複数の配達先名称が存在する
    場合には、配達順番を付与して区分に必要とされる区分
    データを出力し、複数の配達先名称が存在しない場合に
    は前記住所認識手段により認識された宛名情報のみを区
    分データとして出力する宛名認識手段と、 この宛名認識手段から出力された区分データをコード化
    し前記郵便物に印刷する区分コード印刷手段と、 この区分コード印刷手段により印刷された区分コードを
    読み取る区分コード読取手段と、 この区分コード読取手段により読み取られた区分コード
    を基に、前記郵便物を所定の集積領域に区分して集積す
    る区分集積手段と、 を有することを特徴とする郵便物区分装置。
  5. 【請求項5】 郵便物の宛名情報のうち住所までを認識
    する住所認識手段と、同一住所内に複数の配達先名称が
    存在する場合に前記郵便物の配達先名称を認識する配達
    先名称認識手段とを備え、複数の配達先名称が存在する
    場合には、前記住所認識手段及び配達先名称認識手段で
    認識された宛名情報を出力し、複数の配達先名称が存在
    しない場合には前記住所認識手段により認識された宛名
    情報のみを認識結果として出力する宛名認識手段と、 郵便物の宛名情報に基づく配達順番情報を格納した配達
    順番情報記憶手段と、 前記宛名認識手段から出力された認識結果が前記住所認
    識手段により認識された宛名情報のみの場合にはこれを
    基に区分データを作成し、前記出力された認識結果に配
    達先名称が含まれていた場合には、前記配達順番情報記
    憶手段に格納された配達順番情報を付与して区分データ
    を作成し出力する区分データ出力手段と、 この区分データ出力手段から出力された区分データをコ
    ード化し前記郵便物に印刷する区分データ印刷手段と、 この区分コード印刷手段により印刷された区分コードを
    読み取る区分コード読取手段と、 この区分コード読取手段により読み取られた区分コード
    を基に、前記郵便物を所定の集積領域に区分して集積す
    る区分集積手段と、 を有することを特徴とする郵便物区分装置。
  6. 【請求項6】 前記宛名認識手段による宛名情報の認識
    ができなかった場合に前記郵便物の管理を行うための管
    理IDコードを印刷するIDコード印刷手段と、このI
    Dコード印刷手段により印刷された管理IDコードを読
    み取るIDコード読取手段とを備え、前記宛名認識手段
    による宛名情報の認識ができなかった場合には、前記I
    Dコード読取手段により読み取られたIDコードを基に
    前記区分集積手段により前記郵便物を所定の集積領域に
    区分して集積することを特徴とする請求項4又は5記載
    の郵便物区分装置。
  7. 【請求項7】 既に印刷されているコード情報を前記宛
    名認識手段による宛名認識を行う前に読み取るプレコー
    ド読取手段を備え、このプレコード読取手段によるコー
    ド情報の読み取り結果に応じて前記宛名認識手段による
    宛名認識を行い、前記区分集積手段により前記郵便物の
    区分集積を行うことを特徴とする前記請求項4、5又は
    6記載の郵便物区分装置。
  8. 【請求項8】 郵便物の宛名情報を認識するとともに、
    その区分を行う郵便物区分装置と、この郵便物区分装置
    において宛名情報を認識できなかった郵便物に対して区
    分データを付与し、前記郵便物区分装置による区分処理
    に供するビデオコーディング装置とを有する郵便物処理
    システムにおいて、 前記ビデオコーディング装置は、前記郵便物区分装置に
    おいて認識できなかった宛名情報を持つ郵便物の画像情
    報を蓄積する画像情報蓄積手段と、この画像情報蓄積手
    段により蓄積された画像情報を基に同一住所内に複数の
    配達先名称がある場合には配達順番情報を含む区分デー
    タを入力する情報入力手段とを有し、 前記郵便物区分装置は、前記郵便物の宛名情報のうち住
    所までを認識する住所認識手段と、同一住所内に複数の
    配達先名称が存在する場合に前記郵便物の配達先名称を
    認識する配達先名称認識手段とを備え、複数の配達先名
    称が存在する場合には、配達順番情報を付与して区分に
    必要とされる区分データを出力し、複数の配達先名称が
    存在しない場合には前記住所認識手段により認識された
    宛名情報のみを区分データとして出力する宛名認識手段
    と、この宛名認識手段から出力された区分データ又は前
    記ビデオコーディング装置により入力された区分データ
    をコード化し前記郵便物に印刷する区分コード印刷手段
    と、この区分コード印刷手段により印刷された区分コー
    ドを読み取る区分コード読取手段と、この区分コード読
    取手段により読み取られた区分コードを基に、前記郵便
    物を所定の集積領域に区分して集積する区分集積手段と
    を有することを特徴とする郵便物処理システム。
  9. 【請求項9】 郵便物の宛名情報を認識するとともにそ
    の区分を行う郵便物区分装置と、この郵便物区分装置に
    おいて宛名情報を認識できなかった郵便物に対して区分
    データを付与し、前記郵便物区分装置による区分処理に
    供するビデオコーディング装置とを有する郵便物処理シ
    ステムにおいて、 前記ビデオコーディング装置は、前記郵便物区分装置に
    おいて認識できなかった宛名情報を持つ郵便物の画像情
    報を蓄積する画像情報蓄積手段と、この画像情報蓄積手
    段により蓄積された画像情報を基に前記配達順番情報を
    含む区分データを入力する情報入力手段とを有し、 前記郵便物区分装置は、前記郵便物の宛名情報のうち住
    所までを認識する住所認識手段と、同一住所内に複数の
    配達先名称が存在する場合に前記郵便物の配達先名称を
    認識する配達先名称認識手段とを備え、複数の配達先名
    称が存在する場合には、前記住所認識手段及び配達先名
    称認識手段で認識された宛名情報を出力し、複数の配達
    先名称が存在しない場合には前記住所認識手段により認
    識された宛名情報のみを認識結果として出力する宛名認
    識手段と、郵便物の宛名情報に基づく配達順番情報を格
    納した配達順番情報記憶手段と、前記宛名認識手段から
    出力された認識結果が前記住所認識手段により認識され
    た宛名情報のみの場合にはこれを基に区分データを作成
    し、前記出力された認識結果に配達先名称が含まれてい
    た場合には、前記配達順番情報記憶手段に格納された配
    達順番情報を付与して区分データを作成し出力する区分
    データ出力手段と、この区分データ出力手段から出力さ
    れた区分データ又は前記ビデオコーディング装置により
    入力された区分データをコード化し前記郵便物に印刷す
    る区分コード印刷手段と、この区分コード印刷手段によ
    り印刷された区分コードを読み取る区分コード読取手段
    と、この区分コード読取手段により読み取られた区分コ
    ードを基に、前記郵便物を所定の集積領域に区分して集
    積する区分集積手段とを有することを特徴とする郵便物
    処理システム。
  10. 【請求項10】 前記郵便物区分装置は、前記宛名認識
    手段による宛名情報の認識ができなかった場合に前記郵
    便物の管理を行うための管理IDコードを印刷するID
    コード印刷手段と、このIDコード印刷手段により印刷
    された管理IDコードを読み取るIDコード読取手段と
    を備え、前記宛名認識手段による宛名情報の認識ができ
    なかった場合には、前記IDコード読取手段により読み
    取られたIDコードを基に前記区分集積手段により前記
    郵便物を所定の集積領域に区分して集積し、前記ビデオ
    コーディング装置による区分データの入力に供すること
    を特徴とする請求項8又9記載の郵便物処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2005288321A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Toshiba Corp 区分装置、情報入力装置、及び区分システム
JP2005316733A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Sap Ag 順路割当装置及び方法ならびにコンピュータプログラム
KR100597592B1 (ko) * 2004-12-08 2006-07-06 한국전자통신연구원 기능 카드를 이용한 순로 구분 장치 및 그 방법

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