JPH09191675A - 駆動装置およびこれを用いたレンズ装置 - Google Patents

駆動装置およびこれを用いたレンズ装置

Info

Publication number
JPH09191675A
JPH09191675A JP8001551A JP155196A JPH09191675A JP H09191675 A JPH09191675 A JP H09191675A JP 8001551 A JP8001551 A JP 8001551A JP 155196 A JP155196 A JP 155196A JP H09191675 A JPH09191675 A JP H09191675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
drive device
moving body
rotating member
vibration wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8001551A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Suzuki
隆司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8001551A priority Critical patent/JPH09191675A/ja
Publication of JPH09191675A publication Critical patent/JPH09191675A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力部材の回転を検出する手段が振動波駆動
手段の移動体のスラスト方向外側に配設されていると、
駆動装置全体のスラスト長が長くなる。 【解決手段】 圧電変換により振動する振動体11に移
動体16〜18を接触させ、この移動体を回転駆動する
円環状の振動波駆動手段を有した駆動装置において、移
動体の回転が伝達される回転検出用の回転部材27と、
この回転部材の回転を検出する検出手段28とを設け、
回転部材および検出手段のうち少なくとも1つを振動波
駆動手段の径方向内側又は外側に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電変換を利用し
て振動体に進行性振動波を生じさせ、この振動体に接触
する移動体を回転駆動する振動波モータを用いた駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような振動波モータは、電磁モー
タに代わって種々の装置の駆動源として用いられてお
り、このうち振動体および移動体が円環状に形成された
ものは、例えばカメラのレンズ鏡筒内に取り付けられ、
鏡筒内でレンズを光軸方向に移動させて焦点調節等を行
うレンズ装置の駆動源として用いられる。具体的には、
振動波モータの移動体の回転を出力部材を介して取り出
し、カム等の運動変換機構によりこの出力部材の回転運
動をレンズの光軸方向運動に変換する。
【0003】このようなレンズ装置では、レンズの移動
つまりは光軸方向位置を制御するため、例えば特開平3
−159579号公報に提案されているように、移動体
又は出力部材の回転量を検出することが多い。
【0004】ところで、振動波モータの移動体の回転速
度がレンズを駆動するのに高速過ぎる場合には、移動体
と出力部材との間に、遊星ローラ等による減速機構を配
し、レンズ回転速度を適度に遅くする必要がある。そし
て、この場合、減速機構においてスリップ等があっても
正確なレンズ位置制御が行えるように、運動変換機構に
直接回転を伝達する出力部材の回転量を検出することが
多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、減速機
構により移動体よりも回転速度が遅くなった出力部材の
回転量を直接精密に検出するためには、高い分解能を有
する検出器を用いる必要があるので、検出器が高価にな
り易いという問題がある。また、高分解能の検出器から
出力される電気信号は一般に信号レベルの高低差(例え
ば、S/N比)が小さいので、通常行われるパルスカウ
ントによる回転量の検出が難しくなるという問題があ
る。
【0006】しかも、上記公報提案のものでは、出力部
材の回転を検出する手段が移動体の軸方向(スラスト方
向)外側に配設されている。このため、検出手段の分だ
け駆動装置全体のスラスト長が長くなり、コンパクト化
が図れないという問題がある。このため、全長の短いレ
ンズ鏡筒等を製作する上で不利である。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、装置全体
のスラスト長をできるだけ短くすることができるように
した駆動装置およびこれを用いたレンズ装置を提供する
ことにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、高分解能の
検出器を用いなくても正確なレンズ移動制御等を行える
ようにした駆動装置およびこれを用いたレンズ装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本願第1の発明では、圧電変換により振動する振
動体に移動体を接触させ、この移動体を回転駆動する円
環状の振動波駆動手段を有した駆動装置において、移動
体の回転が伝達される回転検出用の回転部材と、この回
転部材の回転を検出する検出手段とを設け、回転部材お
よび検出手段のうち少なくとも1つを振動波駆動手段の
径方向内側又は外側に配置している。
【0010】すなわち、回転部材や検出手段を振動波駆
動手段のスラスト幅内に配設し、これら回転部材等を設
けることによって駆動装置全体のスラスト長が長くなる
ことを抑えている。
【0011】また、本願第2の発明では、圧電変換によ
り振動する振動体に移動体を接触させて、この移動体を
回転駆動する振動波駆動手段を有する駆動装置におい
て、移動体の回転を減速して所定の出力部材に伝達する
減速手段を設ける一方、回転検出用の回転部材と、出力
部材によって駆動され、この出力部材の回転速度よりも
速い回転速度で回転部材を回転させる増速手段と、回転
部材の回転を検出する検出手段とを設けている。
【0012】すなわち、出力部材の回転よりも速い回転
で回転部材を回転させてその回転を検出することによ
り、高分解能の検出手段を用いなくても出力部材の回転
量を精密に検出できるようにし、安価で信号レベルの高
低差が大きな検出手段を用いることができるようにして
いる。
【0013】なお、上記第1および第2の発明におい
て、移動体の内径が振動体の内径よりも大きくなってい
る場合に回転部材や検出手段等を移動体の径方向内側に
配設したり、移動体の外径が振動体の外径よりも小さく
なっている場合に回転部材等を移動体の径方向外側に配
設したりして、スペース効率を向上させるとともに、装
置の径方向厚さが大きくなるのを抑えるのが望ましい。
【0014】しかも、回転部材を、移動体の径方向内側
等において径方向に延びる軸を中心として回転するよう
に配設することにより、装置の径方向厚さをさらに小さ
くすることができ、レンズ鏡筒のように径方向厚さが小
さいスペース内にも配置できるようにするのが望まし
い。
【0015】なお、検出手段として、光電検出器のよう
に回転部材に非接触にてこの回転部材の回転を検出する
ものを用い、回転部材の回転つまりは振動波駆動手段の
回転に負荷を生じさせないようにするのが望ましい。
【0016】また、回転部材や検出手段等を一体的に着
脱可能なユニット構造とすることにより、装置の組立て
を簡単にし、しかもユニットを取り外すことによって、
振動波駆動手段側における周波数調整および振動体−移
動体間の加圧力調整等と、ユニット側における検出手段
の検出信号のS/N比調整や増速手段のギヤバックラッ
シュの調整および増速比の変更等とを、それぞれ別個に
行えるようにするのが望ましい。
【0017】そして、本願第3の発明では、第1および
第2の発明の駆動装置をレンズ鏡筒の周壁内に配設し
て、スラスト長の短いレンズ装置を実現できるようにし
ている。なお、この場合、検出手段による回転部材の回
転検出に基づいて撮影レンズの移動を制御するのが望ま
しい。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1〜図3を参照して本発明の第1の
実施形態について説明する。図1は、本実施形態の振動
波モータ装置をレンズ鏡筒内に組み込んだ状態の断面
図、図2はこの振動波モータ装置の断面図、図3は振動
波モータ装置内の出力部材の詳細図である。
【0019】これらの図において、1は内向きフランジ
1aを有した固定筒、2は内向きフランジ2aを有した
外筒、3は後述する筒状体7の内向きフランジ7aにビ
ス4で締結される一方、円筒部にカム溝3aを形成した
カム筒、5はカム筒3の内径部に嵌合されたレンズホル
ダー、6はカム筒3のカム溝3aに嵌入し、レンズホル
ダー5上に固定されるカムビス(カムフォロア)、Lは
レンズホルダー5に固定されたレンズである。
【0020】7は図2に示す振動波モータ装置のフレー
ムもしくは地板となっている筒状体であり、この外筒2
の内向きフランジ2aは図1に示すように筒状体7の外
向きフランジ7bにビス8により締結されている。ま
た、筒状体7の内向きフランジ7aには、固定筒1の内
向きフランジ1aがビス9により締結され、固定筒1を
固定する構造になっている。10は固定筒1の外周面に
形成された周方向溝と後述するマニュアルカラー25の
外周とに嵌合してレンズLの中心軸線Z(すなわち光
軸)を中心として回転可能となっているマニュアル操作
環である。筒状体7の外周面上には、図2に示したよう
に振動波モータ装置の全構成部品が搭載されている。
【0021】次に振動波モータ装置の構造について説明
する。振動波モータ装置は、断面形状が台形を成した環
状の振動部材(ステータとしての弾性体)11と、この
振動部材11の一端面に物理的に接合された電歪素子1
2と、この電歪素子12の表面に圧接されたフェルト等
から成る環状の振動吸収体13と、この振動吸収体13
を振動部材11の方へ押圧する環状の皿バネ14と、こ
の皿バネ14による押力を筒状体7との間で保持する環
状の保持部材15と、振動波モータのロータである環状
の周方向移動部材16と、この周方向移動部材16と一
体的に回転可能な回転筒17と、この回転筒17と周方
向移動部材16との間に密着して挟まれ周方向移動部材
16の軸方向移動(即ち、ビビリ振動)を回転筒17に
伝達させないようにするゴム環18と、筒状体7に設け
られ、振動部材11の溝11aの内に挿入され、振動部
材11自体の回転を阻止する振動部材回転止め7cとを
有して構成されている。
【0022】この振動波モータは後述のように電歪素子
12の電気−機械変換作用により振動部材11に発生し
た周方向進行波振動によって、周方向移動部材16、回
転筒17およびゴム環18を一体的に光軸Zを中心とし
て回転させるよう構成されている。
【0023】振動波モータの回転筒17の端面に隣接し
て配置されたモータ軸受兼出力部材Aは、図3に分かり
易くするように筒状体7の外周面に回転可能に嵌合され
たリング19と、リング19の周方向の少くとも3ケ所
においてリング19の軸線Z(振動波モータの軸線、即
ち光軸)に直交する放射方向に延びてリング19の外周
面から突出するように設けられたローラー支持軸19a
と、このローラー支持軸19aに回転可能に取り付けら
れたローラー20と、このローラー20がローラー支持
軸19aから抜けないように係止するワッシャ21とか
ら構成されている。リング19は振動波モータの出力部
材を兼ねている。
【0024】また、リング19の端面には、レンズホル
ダー5を回転駆動させるための断面L形のレンズホルダ
ー駆動部材22がビス23によって締結されている。
【0025】なお、レンズホルダー駆動部材22には平
面視U字形状の切欠き部22aが設けられており、この
切欠き部22aにカムビス6を嵌入させることにより、
レンズホルダー駆動部材22の作動でレンズホルダー5
を回転させることができるようにしている。また、ロー
ラー20の内側端面には回転筒17の軸線Z方向端面に
形成された突起部17aが係合し、回転筒17の回転時
のラジアル方向のガタつきを防止している。
【0026】さらに、ローラー20の外周面において、
回転筒17の端面と、マニュアル操作環10の回転トル
クを入力させるためのマニュアル操作入力リング24の
端面とが接触している。なお、このローラー20の外周
面と回転筒17の端面とマニュアル操作入力リング24
の端面との相互接触圧は、皿バネ14の加圧力によって
決定される。
【0027】25は筒状体7に固定され、摩擦力安定部
材として用いられる環状のマニュアルカラーである。こ
のマニュアルカラー25にマニュアル操作環10が回転
可能に嵌合することにより、マニュアル操作環の良い構
造にしている、一方、マニュアル操作入力リング24は
一端面(図1及び図2において右側の端面)においてロ
ーラー20の外周面に接触し、他方の端面においてマニ
ュアルカラー25の端面に接触している。また、マニュ
アル操作入力リング24の外周縁部は、マニュアル操作
環10の内周面の凹部に係合しており、マニュアル操作
力入力リング24は、マニュアル操作環10と一体に回
転するようになっている。
【0028】マニュアル操作入力リング24はマニュア
ルカラー25との間の摩擦抵抗よりも大きな駆動トルク
がマニュアル操作環10から伝達された時のみ回転する
ことができ、それ以外の時は回転しない。従って、レン
ズ鏡筒の使用者がマニュアル操作入力リング24とマニ
ュアルカラー25との間の摩擦抵抗に打ち勝った回転ト
ルクでマニュアル操作環10を回動操作しない限り、マ
ニュアル操作力入力リング24は回転しない。
【0029】26は出力部材19の回転を増速するため
に、出力部材19の軸線Z方向端面に形成されたフェイ
スギヤ部19bと噛み合っている増速ギヤである。この
増速ギヤ26には、円周方向に多数のスリットが形成さ
れたパルス板27が固着されている。
【0030】28はパルス板27の回転をこのパルス板
27のスリット部で検出し、図示せぬ制御回路に振動波
モータを制御駆動させるための信号を送る光電透過式ス
イッチ(インタラプタ)である。29は増速ギヤ26お
よび光電透過式スイッチ28を支持する信号検出ブロッ
クであり、このブロック29により図2に示すように増
速ギヤ26、パルス板27および光電透過式スイッチ2
8がユニット化され、振動波モータ部に対して分離可能
に構成されている。なお振動波モータ部にこのユニツト
を取り付ける場合は、図1に示すようにビス30により
信号検出ブロック29を筒状体7に締結する。
【0031】ここで従来の振動波モータでは、図1に示
すように振動部材11の内径よりもロータ部(周方向移
動部材16、回転筒17およびゴム環18)の内径の方
が大きいため、ロータ部の内周と筒状体7の外周との間
にデッドスペースが形成されるはずであるが、本実施形
態では、増速ギヤ26、パルス板27および光電透過式
スイッチ28からなる回転量検出手段を、上記デッドス
ペースに収容しているため、従来の振動波モータ装置に
比べ大型化することなく、かつ従来スラスト(軸)方向
に確保していた回転量検出手段分のスペースが不要とな
り、スペース効率の良い振動波モータ装置が実現でき
る。
【0032】31はリング19に固定され、軸線Z方向
に延びる接片ブラシであり、筒状体7の外周上に設けた
フレキシブルプリント板32上をリング19の回転に伴
って摺動する。この接片ブラシ31は、フォーカスでの
∞−至近間の距離の情報や∞端及び至近端の情報を図示
せぬ回路に伝達する役割を有する。
【0033】次に、以上説明した構造の動作を説明す
る。レンズ鏡筒使用者がレンズホルダー5をマニュアル
で駆動させようとする時には、マニュアル操作環10を
光軸Zを中心として指で回動操作する。するとマニュア
ル操作入力リング24がマニュアルカラー25との摩擦
抵抗に打ち勝って光軸Zを中心として回動される。この
時には振動波モータが駆動されていないので、振動波モ
ータの回転筒17は振動部材11と周方向移動部材16
との摩擦力により静止している。従って、ローラー20
はマニュアル操作入力リング24によってローラ支持軸
19aを中心に回転されつつ回転筒17の端面に沿って
転動する。
【0034】その結果、ローラー支持軸19aを介して
リング19は光軸Zを中心として回転される。このた
め、レンズホルダー5はレンズホルダー駆動部材22と
カムビス6との係合によって光軸Zを中心に回転されな
がらカム筒3のカム溝3aに沿って軸方向に移動する。
こうして、マニュアルフォーカシングが行なわれる。
【0035】一方、レンズ鏡筒使用者がレンズホルダー
5を振動波モータの力で駆動させようとする時には、不
図示のフォーカシングスイッチを操作する。すると不図
示の制御回路の動作によって電歪素子12に電圧が印加
され、その結果、円周方向に進行する振動が振動部材1
1に生じ、この振動によって周方向移動部材16、ゴム
環18及び回転筒17が光軸Zを中心として回転され
る。この回転によってローラー20は回転筒17から回
転トルクを受ける。この時にはマニュアル操作環10が
回動操作されておらずマニュアル操作入力リング24も
回転していないので、ローラー20は、ローラー支持軸
19aのまわりを回転しつつマニュアル操作入力リング
24の端面に沿って転動する。
【0036】その結果、ローラー支持軸19aを介して
リング19が光軸Zを中心として回転される。このた
め、レンズホルダー5がレンズホルダー駆動部材22と
カムビス6との係合によって回転されながらカム筒3の
カム溝3aに沿って軸方向に移動する。こうしてオート
フォーカシングが行なわれる。
【0037】そして、リング19が回転すると、このリ
ング19に設けられたフェイスギヤ部19bと噛み合っ
ている増速ギヤ26が回転し、この増速ギヤ26ととも
にパルス板27が回転する。このため、このパルス板の
回転量を光電透過式スイッチ28で検出してこの検出信
号に基づいて指示された回転角だけリング19を回転さ
せるように制御することで、オートフォーカシングにお
けるレンズ移動量制御が行なわれる。
【0038】なお、本実施形態では、リング19、即ち
振動波モータの出力回転を増速ギヤ26で増速した上で
光電透過スイッチ28により回転量検出を行なっている
ので、高分解能のエンコーダ等を用いなくても精密な回
転量制御つまりはレンズ移動量制御を行える。
【0039】(第2実施形態)図4〜図5を参照して本
発明の第2実施形態について説明する。図4は本実施形
態の振動波モータ装置をレンズ鏡筒に組み込んだ状態の
断面図、図5は振動波モータ装置内の出力部材の詳細図
である。
【0040】これらの図において、101は内向きフラ
ンジ101aを有した固定筒、102は内向きフランジ
102aを有した外筒、103は後述する筒状体107
の内向きフランジ107aにビス104で締結される一
方、円筒部にカム溝103aを形成したカム筒、105
はカム筒103の内径部に嵌合されたレンズホルダー、
106はカム筒103のカム溝103aに嵌入し、レン
ズホルダー105上に固定されるカムビス(カムフォロ
ア)、Lはレンズホルダー105に固定されたレンズで
ある。
【0041】107は振動波モータ装置のフレームもし
くは地板となっている筒状体であり、この外筒102の
内向きフランジ102aが筒状体107の外向きフラン
ジ107bにビス108により締結されている。また、
筒状体107の内向きフランジ107aには、固定筒1
01の内向きフランジ101aがビス109により締結
され、固定筒101を固定する構造になっている。11
0は固定筒101の外周面に形成された周方向溝と後述
するマニュアルカラー125の外周とに嵌合してレンズ
Lの中心軸線Z(すなわち光軸)を中心として回転可能
なマニュアル操作環である。筒状体107の外周面上に
は、振動波モータ装置の全構成部品が搭載されている。
【0042】次に振動波モータ装置の構造について説明
する。振動波モータは、断面形状が台形を成した環状の
振動部材(ステータとしての弾性体)111と、この振
動部材111の一端面に物理的に接合された電歪素子1
12と、この電歪素子112の表面に圧接されたフェル
ト等から成る環状の振動吸収体113と、この振動吸収
体113を振動部材111の方へ押圧する環状の皿バネ
114と、この皿バネ114による押力を筒状体107
とこの筒状体107にビス134によって締結されたと
固定部材133との間で保持する環状の保持部材115
と、振動波モータのロータである環状の周方向移動部材
116と、この周方向移動部材116と一体的に回転可
能な回転筒117と、この回転筒117と周方向移動部
材116との間に密着してはさまれ周方向移動部材11
6の軸方向移動(即ち、ビビリ振動)を回転筒117に
伝達させないようにするゴム環118と、固定部材13
3に設けられ、振動部材111の溝111a内に挿入さ
れ、振動部材111自体の回転を阻止する振動部材回転
止め133aとを有して構成されている。
【0043】この振動波モータは後述のように電歪素子
112の電気−機械変換作用により振動部材111に発
生する周方向進行波振動によって、周方向移動部材11
6、回転筒117およびゴム環118を一体的に光軸Z
を中心として回転させるよう構成されている。
【0044】振動波モータの回転筒117の端面に隣接
して配置されたモータ軸受兼出力部材Bは、図5に分か
り易く示すように筒状体107の外周面に回転可能に嵌
合されたリング119と、リング119の周方向の少な
くとも3ケ所においてこのリング119の軸線Z(振動
波モータの軸線、即ち光軸)に直交する放射方向に延び
て、リング119に形成された凹部内に設けられたロー
ラー支持軸119aと、このローラー支持軸119aに
回転可能に嵌合されたローラー120と、このローラー
120がローラー支持軸119aから抜けないように係
止するワッシャ121とから構成されている。リング1
19は振動波モータの出力部材を兼ねている。
【0045】また、リング119の端面には、レンズホ
ルダー105を回転駆動させるための断面L形のレンズ
ホルダー駆動部材122がビス123によって締結され
ている。
【0046】なお、レンズホルダー駆動部材122には
平面視U字形状の切欠き部122aが設けられており、
この切欠き部122aにカムビス106を嵌入させるこ
とにより、レンズホルダー駆動部材122の作動でレン
ズホルダー105を回転させることができるようにして
いる。またローラー120の内側端面には回転筒117
の軸線Z方向端面に形成された突起部117aが係合
し、回転筒117の回転時のラジアル方向のガタつきを
防止している。
【0047】さらに、ローラー120の外周面におい
て、回転筒117の端面と、マニュアル操作環110の
回転トルクを入力させるためのマニュアル操作入力リン
グ124の端面とが接触している。なお、このローラー
120の外周面と回転筒117の端面とマニュアル操作
入力リング124の端面との相互接触圧は、皿バネ11
4の加圧力によって決定される。
【0048】125は筒状体107に固定され、摩擦力
安定部材として用いられる環状のマニュアルカラーであ
る。このマニュアルカラー125にマニュアル操作環1
10が回転可能に嵌合することにより、マニュアル操作
環の良い構造にしている、一方、マニュアル操作入力リ
ング124は一端面(図4において右側の端面)におい
てローラー120の外周面に接触し、他方の端面におい
てマニュアルカラー125の端面に接触している。
【0049】また、マニュアル操作入力リング124の
外周縁部は、マニュアル操作環110の内周面の凹部に
係合しており、マニュアル操作力入力リング124は、
マニュアル操作環110と一体に回転するようになって
いる。マニュアル操作入力リング124はマニュアルカ
ラー125との間の摩擦抵抗よりも大きな駆動トルクが
マニュアル操作環110から伝達された時のみ回転する
ことができ、それ以外の時は回転しない。従って、レン
ズ鏡筒の使用者がマニュアル操作力入力リング124と
マニュアルカラー125との間の摩擦抵抗に打ち勝った
回転トルクでマニュアル操作環110を回動操作しない
限り、マニュアル操作入力リング124は回転しない。
【0050】126は出力部材119の回転を増速する
ために、出力部材119の軸線Z方向端面に形成された
フェイスギヤ部119bと噛み合っている増速ギヤであ
る。この増速ギヤ126には円周方向に多数のスリット
が形成されたパルス板127が固着されている。
【0051】128はパルス板127の回転をこのパル
ス板127のスリット部で検出し、図示せぬ制御回路に
振動波モータを制御駆動させるための信号を送る光電透
過式スイッチ(インタラプタ)である。129は増速ギ
ヤ126および光電透過式スイッチ128を支持する信
号検出ブロックであり、このブロック129には増速ギ
ヤ126、パルス板127および光電透過式スイッチ1
28がユニット化され、レンズ鏡筒に対して分離可能に
構成されている。なお、レンズ鏡筒にこのユニツトを取
り付ける場合は、図4に示すように信号検出ブロック1
29を固定筒101に接着等の周知の方法により装着す
る。
【0052】ここで従来の振動波モータでは、図4に示
すように振動部材111の外径よりロータ部(周方向移
動部材116、回転筒117およびゴム環118)の外
径が小さいため、ロータ部の外周と固定筒101の内周
との間に本来デッドスペースが形成されるはずである
が、本実施形態では、増速ギヤ126、パルス板127
および光電透過式スイッチ128からなる回転量検出手
段を、このデッドスペースに収容しているため、従来の
振動波モータ装置に比べ大型化することなく、かつ従来
スラスト(軸)方向に確保していた回転量検出手段分の
スペースが不要となり、スペース効率の良い振動波モー
タ装置が実現できる。
【0053】131はリング119に固定され、軸線Z
方向に延びる接片ブラシであり、固定筒101の内周上
に設けたフレキシブルプリント板132上をリング11
9の回転に伴って摺動する。この接片ブラシ131は、
フォーカスでの∞−至近間の距離の情報や∞端及び至近
端の情報を図示せぬ回路に伝達する役割を有する。
【0054】次に、以上説明した構造の動作を説明す
る。レンズ鏡筒使用者がレンズホルダー105をマニュ
アルで駆動させようとする時には、マニュアル操作環1
10を光軸Zを中心として指で回動操作する。するとマ
ニュアル操作入力リング124がマニュアルカラー12
5との摩擦抵抗に打ち勝って光軸Zを中心として回動さ
れる。この時には振動波モータが駆動されていないの
で、振動波モータの回転筒117は振動部材111と周
方向移動部材116との摩擦力により静止している。従
って、ローラー120はマニュアル操作入力リング12
4によってローラ支持軸119aを中心に回転されつつ
回転筒117の端面に沿って転動する。
【0055】その結果、ローラー支持軸119aを介し
てリング119は光軸Zを中心として回転される。この
ため、レンズホルダー105はレンズホルダー駆動部材
122とカムビス106との係合によって光軸Zを中心
に回転されながらカム筒103のカム溝103aに沿っ
て軸方向に移動する。こうして、マニュアルフォーカシ
ングが行なわれる。
【0056】一方、レンズ鏡筒使用者がレンズホルダー
105を振動波モータの力で駆動させようとする時に
は、不図示のフォーカシングスイッチを操作する。する
と不図示の制御回路の動作によって電歪素子112に電
圧が印加され、その結果、円周方向に進行する振動が振
動部材111に生じ、この振動によって周方向移動部材
116、ゴム環118及び回転筒117が光軸Zを中心
として回転される。この回転によってローラー120は
回転筒117から回転トルクを受ける。この時にはマニ
ュアル操作環110が回動操作されておらずマニュアル
操作入力リング124も回転していないので、ローラー
120は、ローラー支持軸119aのまわりを回転しつ
つマニュアル操作入力リング124の端面に沿って転動
する。
【0057】その結果、ローラー支持軸119aを介し
てリング119が光軸Zを中心として回転される。この
ため、レンズホルダー105がレンズホルダー駆動部材
122とカムビス106との係合によって回転されなが
らカム筒103のカム溝103aに沿って軸方向に移動
する。こうしてオートフォーカシングが行なわれる。そ
して、リング119が回転すると、このリング119に
設けられたフェイスギヤ部119bと噛み合っている増
速ギヤ126がリンク119の回転し、この増速ギヤ1
26とともにパルス板127が回転する。このため、こ
のパルス板127の回転量を光電透過式スイッチ128
で検出してこの検出信号に基づいて指示された回転角だ
けリング119を回転させるように制御することで、オ
ートフォーカシングにおけるレンズ移動量制御が行なわ
れる。なお、本実施形態では、リング119、即ち振動
波モータの出力回転を増速ギヤ126で増速した上で光
電透過式スイッチ128により回転量検出を行なってい
るので、高分解能のエンコーダ等を用いなくても精密な
回転量制御つまりはレンズ移動量制御を行える。 (第3実施形態)図6を参照して本発明の第3実施形態
について説明する。本実施形態は、図2で示す第1実施
形態のおける回転量検出手段(符号26〜29)を変更
したものである。
【0058】図6において、226はリング19の回転
を増速する増速ギヤである。この増速ギヤ226にはパ
ルス板227が固着されており、このパルス板227は
反射率が高い材料、例えば高輝度アルミニウムで形成さ
れ、表面には低反射になるように黒い印刷を施した部分
と高反射部分とを交互にパターン化している。
【0059】228はパルス板227の回転をパルス板
228のパターン部で検出し、図示せぬ制御回路に振動
波モータを制御駆動するための信号を送る光電反射式ス
イッチ(リフレクタ)である。229は増速ギヤ226
および光電反射式スイッチ228を支持する信号検出ブ
ロックであり、増速ギヤ226、パルス板227および
光電反射式スイッチ228をユニット化している。この
ユニットは、振動波モータ部に対して分離可能となるよ
う構成されている。なお、振動波モータ部にこのユニッ
トを取り付ける場合は、第1の実施形態と同様に、ビス
30(図1参照)にて信号検出ブロック229を筒状体
7(図1参照)に締結する。
【0060】このユニットの動作は第1の実施形態と同
様であり、オートフォーカシング時にリング19が回転
されるとフェイスギヤ部19bと噛み合う増速ギヤ22
6が回転し、その回転により、増速ギヤ226に固着さ
れているパルス板227が回転するので、光電反射式ス
イッチ228でパルス板227の回転量を検出して、指
示された回転量だけリング19を回転させ、レンズ移動
量制御を行う。
【0061】この実施形態でも、リング19、即ち振動
波モータの出力回転を増速ギヤ226で増速した上で光
電反射式スイッチ228により回転量検出を行っている
ので、高分解能のエンコーダ等を用いなくても精密な回
転量制御つまりはレンズ移動量制御を行える。
【0062】また、本発明は、以上の実施形態および変
形例、またはそれら技術要素を必要に応じて組み合わせ
て用いてもよい。
【0063】しかも、本発明は、一眼レフカメラ、レン
ズシヤッタカメラ,ビデオカメラ等、種々の形態のカメ
ラ、さらにはカメラ以外の光学機器に用いられるレンズ
装置に対しても適用できる。
【0064】(実施形態と請求の範囲との関係)上記実
施形態において、振動部材11,111が請求の範囲に
いう振動体に、周方向移動部材16,106、回転筒1
7,117およびゴム環18,118が請求の範囲にい
う移動体に、リング19,119およびレンズホルダー
駆動部材22,122が請求の範囲にいう出力部材に、
増速ギヤ26,126,226が請求の範囲にいう増速
手段に、パルス板27,127,227が請求の範囲に
いう回転部材に、光電透過式スイッチ28,128およ
び光電反射式スイッチ228が請求の範囲にいう検出手
段にそれぞれ相当する。
【0065】なお、以上が本発明の各構成と実施形態の
各構成の対応関係であるが、本発明はこれら実施形態の
構成に限られるものではなく、請求項に示した機構また
は実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であれば
どのようなものであってもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明で
は、振動波駆動手段の回転検出用に設けられた回転部材
や検出手段を、振動波駆動手段の径方向内側又は外側、
言い換えれば振動波駆動手段のスラスト幅内に配設して
いる。このため、本発明を用いれば、これら回転部材等
を設けることによって駆動装置全体のスラスト長が長く
なることを防止することができ、これを本願第3の発明
のレンズ装置に用いた場合には、スラスト長が短いレン
ズ鏡筒を実現することが可能となる。
【0067】また、本願第2の発明では、移動体の回転
が減速されて出力部材に伝達される場合に、この出力部
材によって駆動される回転部材を出力部材の回転速度よ
りも速い回転速度で回転させるようにした上で、この回
転部材の回転を検出するようにしている。このため、本
発明を用いれば、高分解能の検出手段を用いなくても出
力部材の回転量を精密に検出することができ、安価でか
つ安定したS/N比筒を有する検出信号が得られる検出
手段を用いることができる。
【0068】なお、上記第1および第2の発明におい
て、移動体と振動体の内外径の差によって本来デットス
ペースとなる場所に、回転部材や検出手段等を配設すれ
ば、スペース効率を向上させることができる。しかも、
回転部材を径方向に延びる軸を中心として回転するよう
に配設することにより、装置の径方向厚さを小さくする
ことができ、これを本願第3の発明のレンズ装置に用い
れば、レンズ鏡筒の径方向厚さを小さくすることができ
る。
【0069】また、検出手段として、光電検出器のよう
に回転部材に非接触にてこの回転部材の回転を検出する
ものを用いれば、回転部材や振動波駆動手段の回転に負
荷がかかるのを防止でき、振動波駆動手段の安定した回
転を得ることができる。
【0070】さらに、回転部材や検出手段等を一体的に
着脱可能なユニット構造とすることにより、装置の組立
てを簡単にすることができるとともに、ユニットを装置
から取り外すことによって、振動波駆動手段における周
波数調整および振動体−移動体間の加圧力調整等と、ユ
ニット側における検出手段の検出信号のS/N比調整や
増速手段のギヤバックラッシュの調整および増速比の変
更等とを、それぞれ別個独立に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である駆動装置およびこ
れを用いたレンズ装置の側面断面図である。
【図2】上記第1実施形態である駆動装置の側面断面図
である。
【図3】上記第1実施形態の出力部材の正面図である。
【図4】本発明の第2実施形態である駆動装置およびこ
れを用いたレンズ装置の側面断面図である。
【図5】上記第2実施形態の出力部材の正面図である。
【図6】本発明の第3実施形態である駆動装置の部分拡
大側面図である。
【符号の説明】
1,101 固定筒 7,107 筒状体 11,111 振動部材 12,112 電歪素子 16,106 周方向移動部材 17,117 回転筒 18,118 ゴム環 19,119 出力リング 20,120 ローラー 22,122 レンズホルダー駆動部材 26,126,226 増速ギヤ 27,127,227 パルス板 28,128 光電透過式スイッチ 228 光電反射式スイッチ 29,1219,229 信号検出ブロック

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電変換により振動する振動体に移動体
    を接触させ、この移動体を回転駆動する円環状の振動波
    駆動手段を有する駆動装置において、 前記移動体の回転が伝達される回転検出用の回転部材
    と、この回転部材の回転を検出する検出手段とを有し、 前記回転部材および前記検出手段のうち少なくとも1つ
    が前記振動波駆動手段の径方向内側又は外側に配置され
    ていることを特徴とする駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記移動体の内径が前記振動体の内径よ
    りも大きくなっており、 前記回転部材および前記検出手段のうち少なくとも1つ
    が前記移動体の径方向内側に配設されていることを特徴
    とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記移動体の外径が前記振動体の外径よ
    りも小さくなっており、 前記回転部材および前記検出手段のうち少なくとも1つ
    が前記移動体の径方向外側に配設されていることを特徴
    とする請求項1に記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記回転部材が、前記振動波駆動手段の
    径方向に延びる軸を中心として回転することを特徴とす
    る請求項1から3のいずれかに記載の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記回転部材に非接触
    にてこの回転部材の回転を検出することを特徴とする請
    求項1から4のいずれかに記載の駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記回転部材および前記検出手段が一体
    的に着脱可能なユニット構造となっていることを特徴と
    する請求項1から5のいずれかに記載の駆動装置。
  7. 【請求項7】 圧電変換により振動する振動体に移動体
    を接触させて、この移動体を回転駆動する振動波駆動手
    段を有する駆動装置において、 前記移動体の回転を減速して所定の出力部材に伝達する
    減速手段を有しており、 回転検出用の回転部材と、 前記出力部材によって駆動され、この出力部材の回転速
    度よりも速い回転速度で前記回転部材を回転させる増速
    手段と、 前記回転部材の回転を検出する検出手段とを有すること
    を特徴とする駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記振動波駆動手段が円環状に形成され
    ており、 前記増速手段、前記回転部材および前記検出手段のうち
    少なくとも1つが前記振動波駆動手段の径方向内側又は
    外側に配設されていることを特徴とする請求項7に記載
    の駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記移動体の内径が前記振動体の内径よ
    りも大きくなっており、 前記増速手段、前記回転部材および前記検出手段のうち
    少なくとも1つが前記移動体の径方向内側に配設されて
    いることを特徴とする請求項7又は8に記載の駆動装
    置。
  10. 【請求項10】 前記移動体の外径が前記振動体の外径
    よりも小さくなっており、 前記増速手段、前記回転部材および前記検出手段のうち
    少なくとも1つが前記移動体の径方向外側に配設されて
    いることを特徴とする請求項7又は8に記載の駆動装
    置。
  11. 【請求項11】 前記回転部材が、前記振動波駆動手段
    の径方向に延びる軸を中心として回転することを特徴と
    する請求7から10のいずれかに記載の振動波駆動装
    置。
  12. 【請求項12】 前記検出手段は、前記回転部材に非接
    触にてこの回転部材の回転を検出することを特徴とする
    請求項7から11のいずれかに記載の駆動装置。
  13. 【請求項13】 前記増速手段、前記回転部材および前
    記検出手段が一体的に着脱可能なユニット構造となって
    いることを特徴とする請求項に記載7から12のいずれ
    かに記載の駆動装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれかに記載の
    駆動装置がレンズ鏡筒内に配設されていることを特徴と
    するレンズ装置。
  15. 【請求項15】 前記検出手段による前記回転部材の回
    転検出に基づいて撮影レンズの移動を制御する制御手段
    を有することを特徴とする請求項14に記載のレンズ装
    置。
JP8001551A 1996-01-09 1996-01-09 駆動装置およびこれを用いたレンズ装置 Pending JPH09191675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8001551A JPH09191675A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 駆動装置およびこれを用いたレンズ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8001551A JPH09191675A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 駆動装置およびこれを用いたレンズ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09191675A true JPH09191675A (ja) 1997-07-22

Family

ID=11504673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8001551A Pending JPH09191675A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 駆動装置およびこれを用いたレンズ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09191675A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005010439A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Canon Inc レンズ鏡筒、撮像装置および動力伝達装置
CN100401112C (zh) * 2006-04-30 2008-07-09 华南理工大学 用于平面定位的半球型光学镜头及其平面定位方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005010439A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Canon Inc レンズ鏡筒、撮像装置および動力伝達装置
US6927921B2 (en) 2003-06-19 2005-08-09 Canon Kabushiki Kaisha Power transmission device, lens barrel, and image pickup apparatus
CN100401112C (zh) * 2006-04-30 2008-07-09 华南理工大学 用于平面定位的半球型光学镜头及其平面定位方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4793689A (en) Lens barrel with vibration wave motor
JPH0611636A (ja) レンズ鏡筒およびモーター駆動装置
US5930042A (en) Optical lens barrel with an optical lens group shiftable perpendicular to and parallel with an optical axis and method of use
JP2011128568A (ja) レンズ鏡筒
JPH09191675A (ja) 駆動装置およびこれを用いたレンズ装置
JPH06160690A (ja) レンズ鏡筒
JP3869884B2 (ja) レンズ鏡筒および光学機器
JP3790308B2 (ja) 超音波モーター駆動式レンズ鏡筒
JPH02253214A (ja) レンズ鏡筒
JP3429644B2 (ja) レンズ鏡筒
JP3300746B2 (ja) レンズ鏡筒
JP2535079B2 (ja) 振動装置
JP3604850B2 (ja) 駆動装置およびこれを用いた装置、光学機器
JPH03182709A (ja) レンズ鏡筒
JPH11211960A (ja) レンズ鏡筒およびこれを備えた光学機器
JP2000179635A (ja) 駆動力伝達装置、駆動装置および光学機器
JPH116950A (ja) モータ駆動装置およびレンズ鏡筒
JP5762097B2 (ja) レンズ鏡筒
JP2011039115A (ja) レンズ鏡筒
JPH07191255A (ja) レンズ鏡筒
JPH05268780A (ja) 駆動装置
JP3033177B2 (ja) レンズ鏡筒
JP3569374B2 (ja) エンコーダ及びカメラの露出制御装置
JP2768490B2 (ja) レンズ鏡筒
JP2002318337A (ja) カム機構及びレンズ装置