JPH09191336A - ボタン電話機 - Google Patents

ボタン電話機

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JPH09191336A
JPH09191336A JP194196A JP194196A JPH09191336A JP H09191336 A JPH09191336 A JP H09191336A JP 194196 A JP194196 A JP 194196A JP 194196 A JP194196 A JP 194196A JP H09191336 A JPH09191336 A JP H09191336A
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JP
Japan
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signal
audio signal
digital
voice
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JP194196A
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Inventor
Maki Yoshida
眞樹 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのような構成のボタン電話機でもBOV音
を受話に容易且つ安価に挿入すること。 【解決手段】 ピンポン伝送部8により主装置50から
受信した受話音声コードはS/P変換器12、入出力コ
ントロール部2、MPU1、P/S変換器13を介して
コーデック部4に入力される。コーデック部4は入力音
声コードをアナログ音声信号に変換した後、アンプ6に
より増幅して受話器7から出力する。MPU1は必要に
応じてROM9からBOV音の音声コードを読みだし
て、これを入出力コントロール部2からP/S変換器1
3を介してコーデック部4に入力する。これにより、受
話器7からは前記受話音声に挿入されたBOV音が出力
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボタン電話機に係
り、特にBOV音を受話に挿入したり、或いはリングバ
ックトーンを主装置に返送する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のボタン電話機のBOV音挿
入に関わる構成例を示したブロック図である。MPU
(マイクロプロセッサユニット)1から入出力(I/
O)コントロール部2を経由して出力されるBOVパル
スはフィルタ3で正弦波にされた後、コーデック部4の
アナログ出力側に挿入されている加算器5により受話音
声に加算された後、アンプ6に入力され、このアンプ6
から受話器7に出力されることにより、BOV音を受話
に挿入することを実現していた。
【0003】尚、図中、8は主装置50と(2B+D)
チャネルでピンポン伝送を行うピンポン伝送部(PP
T)、9はMPU1を制御するプログラムなどを格納し
ているROM、10はMPU1が動作する上で必要にデ
ータなどを記憶するRAMである。
【0004】図8は従来のボタン電話機のBOV音挿入
に関わる他の構成例を示したブロック図である。この従
来例では、BOVジェネレータを有するDSP(デジタ
ルシグナルプロセッサ)11をMPU1が制御すること
により、受話へのBOV音の挿入を実現していた。
【0005】ところが、図7に示した従来例を実現する
上で、コーデック部4及びフィルタ3等がMPU1側と
物理的又は制御方式的に切り離されていて、MPU1が
コーデック部4及びフィルタ3等を直接制御できないボ
タン電話機では、図7に示したような構成が採れず、M
PU1の制御のもとにBOV音を発生して受話器7に送
ることができないという不具合があった。また、上記の
ようにコーデック部4及びフィルタ3等がMPU1側と
物理的又は制御方式的に切り離されていると、同様の理
由で、ボタン電話機に呼び出しが掛かった時、主装置5
0にリングバックトーンを返送できないという不具合が
あった。
【0006】この不具合を解決するために、コーデック
部4の実装されている部分を図8に示すようなBOVジ
ェネレータ付のDPS11で作り直し、MPU1により
このDSP11を直接制御できればBOV音の受話への
挿入やリングバックトーンの主装置50への返送を実現
できるが、コーデック部4の実装されている部分がOE
M供給され、作り直すことができない場合には、BOV
音やリングバックトーンを発生することができない。そ
こで、D−A変換器を内蔵していないDSPをPPT8
とコーデック部4との間に挿入し、このDSP11をM
PU1で制御すれば、BOV音の受話への挿入やリング
バックトーンの返送を実現できるが、このような構成で
は部品点数が多くなってボタン電話機が高価になってし
まうという不具合があった。
【0007】また、図8に示した従来例を実現する上
で、MPU1がDSP11側と物理的又は制御方式的に
切り離されている場合、MPU1によってDSP11を
直接制御する構成がとれないため、DSP11からBO
V音を発生して受話に挿入したり、リングバックトーン
を返送することができないという不具合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のボ
タン電話機において、送受話音声をコーデックするコー
デック部4と正弦波のBOV音を発生するフィルタ3等
がMPU1から物理的或いは制御方式的に切り離されて
いる場合や、コーデック部4をBOVジェネレータ付の
DPS11に取り替える改造が不可能な構造では、MP
U1の制御によりBOV音の受話への挿入やリングバッ
クトーンの主装置50への返送ができないという不具合
があった。更に、このようなボタン電話機において、D
−A変換器を内蔵していないDSP11をPPT8とコ
ーデック部4との間に挿入して、BOV音の受話への挿
入やリングバックトーンの主装置50への返送を実現す
ることができるが、この構成では電話機が高価になって
しまうという不具合があった。
【0009】また、BOVジェネレータ付のDPS11
でBOV音を発生して受話器7に送る方式のものでも、
MPU1がDSP11側と物理的又は制御形式的に切り
離されている場合、BOV音を受話に挿入したり、リン
グバックトーンを主装置50に返送することができない
という不具合があった。
【0010】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、どのような構成のボタン電話
機でもBOV音を受話に挿入したり、或いは主装置にリ
ングバックトーンを返送することを容易且つ安価にでき
るボタン電話機を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、主装
置からピンポン伝送されたデジタル音声信号を受信する
ピンポン伝送部と、このピンポン伝送部で受信したデジ
タル音声信号をアナログ音声信号に変換するコーデック
部と、このコーデック部から得られるアナログ音声信号
を拡声して出力する受話部とを有するボタン電話機にお
いて、特有のデジタル音声信号を発生する音声信号発生
手段と、入力されるデジタル音声信号をそのまま通過さ
せたり或いは前記音声信号発生手段により発生された特
有のデジタル音声信号を前記入力デジタル音声信号に挿
入して出力する処理を行うデジタル信号処理手段と、前
記ピンポン伝送部で受信したデジタル音声信号を前記デ
ジタル信号処理手段に入力する入力インタフェース部
と、前記デジタル信号処理手段により処理された音声信
号を前記コーデック部に出力する出力インタフェース部
とを具備した構成を備えている。
【0012】請求項2の発明は、音声を収音してアナロ
グ音声信号に変換する送話部と、この送話部で得られた
アナログ音声信号をデジタル音声信号に変換するコーデ
ック部と、このコーデック部より得られるデジタル音声
信号を主装置にピンポン伝送するピンポン伝送部とを有
するボタン電話機において、特有のデジタル音声信号を
発生する音声信号発生手段と、入力されるデジタル音声
信号をそのまま通過させたり或いは前記音声信号発生手
段により発生された特有のデジタル音声信号を出力する
処理を行うデジタル信号処理手段と、前記コーデック部
で得られたデジタル音声信号を前記デジタル信号処理手
段に入力する入力インタフェース部と、前記デジタル信
号処理手段により処理された音声信号を前記ピンポン伝
送部に出力する出力インタフェース部とを具備した構成
を備えている。
【0013】請求項3の発明は、音声を収音してアナロ
グ音声信号に変換する送話部と、主装置に対して信号を
ピンポン伝送するピンポン伝送部と、このピンポン伝送
部で受信したデジタル音声信号をアナログ音声信号に変
換したり、前記送話部で得られたアナログ音声信号をデ
ジタル音声信号に変換するコーデック部と、このコーデ
ック部より得られるアナログ音声信号を拡声して出力す
る受話部とを有するボタン電話機において、第1又は第
2のデジタル音声信号を発生する音声信号発生手段と、
入力されるデジタル音声信号をそのまま通過させたり、
或いは前記音声信号発生手段により発生された第1のデ
ジタル音声信号を前記入力デジタル音声信号に挿入して
出力したり、或いは前記音声信号発生手段により発生さ
れた第2のデジタル音声信号を単独で出力する処理を行
うデジタル信号処理手段と、前記ピンポン伝送部で受信
したデジタル音声信号を前記デジタル信号処理手段に入
力する第1の入力インタフェース部と、前記デジタル信
号処理手段により処理された音声信号を前記コーデック
部に出力する第1の出力インタフェース部と、前記コー
デック部で得られたデジタル音声信号を前記デジタル信
号処理手段に入力する第2の入力インタフェース部と、
前記デジタル信号処理手段により処理された音声信号を
前記ピンポン伝送部に出力する第2の出力インタフェー
ス部とを具備した構成を備えている。
【0014】請求項4の発明は、前記音声信号発生手段
は前記ピンポン伝送部に対して制御データを送受するマ
イクロプロセッサユニットと、前記特有の又は第1、第
2のデジタル音声信号のデータを格納しているメモリと
から成り、前記マイクロプロセッサユニットが前記メモ
リ内のデジタル音声信号のデータを読み出すことにより
前記特有のデジタル音声信号のデータ又は前記第1、第
2のデジタル音声信号を発生し、前記データ処理手段は
同マイクロプロセッサユニットである構成を備えてい
る。
【0015】請求項5の発明は、前記特有のデジタル音
声信号はBOV音である構成を備えている。
【0016】請求項6の発明は、前記特有のデジタル音
声信号はリングバックトーンである構成を備えている。
【0017】請求項7の発明は、前記第1のデジタル音
声信号はBOV音で、前記第2のデジタル音声信号はリ
ングバックトーンである構成を備えている。
【0018】請求項8の発明は、前記コーデック部の代
わりにデジタルシグナルプロセッサを用いた構成を備え
ている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明のボタン電話機の第
1の実施の形態の構成を示したブロック図である。1は
BOV音の挿入制御を行うMPU(マイクロプロセッサ
ユニット)、2はMPU1に対する音声コードや制御デ
ータの入出力を行う入出力(I/O)コントロール部、
4はアナログの音声信号をPCM音声コード化又はPC
M音声コード化された音声信号をアナログの音声信号に
変換するコーデック部、6は受話音声信号を増幅するア
ンプ、7はアンプ6から入力される音声信号を音声とし
て出力する受話器、8は主装置50との間で音声コード
や制御データをピンポン伝送するピンポン伝送部(PP
T)、9はMPU1を制御するプログラムや図3に示し
たようなBOV音のPCMコードを収容したテーブルを
格納するROM、10はMPU1が動作する上で必要な
データなどを記憶するRAM、12はピンポン伝送部8
から入力するシリアル受話音声データ(PCM音声コー
ド)をパラレル音声データに変換するシリアル/パラレ
ル(S/P)変換器、13はMPU1から入力するパラ
レル受話音声データ(PCM音声コード)をシリアル音
声データに変換するパラレル/シリアル(P/S)変換
器、14a、14bは受話PCM音声信号を伝送する伝
送線、15は送話PCM音声信号を伝送する伝送線、1
6はPPT8とMPU1を接続する下りデータ線、17
はPPT8とMPU1を接続する上りデータ線、22は
送話器23より得られるアナログ音声信号を増幅するア
ンプ、23は音声を収音して音声信号に変換する送話
器、24はコーデック部4の制御や他の通話に関わる制
御を行うMPUである。
【0020】次に本実施の形態の動作について説明す
る。主装置50からBチャネルで送られてくる音声信号
(PCM音声コード)はピンポン伝送部8により受信さ
れ、伝送線14aを通してS/P変換器12に入力さ
れ、ここで、シリアル音声信号がパラレル音声信号に変
換された後、入出力コントロール部2を介してMPU1
に入力される。通常、MPU1は入力されたパラレル音
声信号をそのまま入出力コントロール部2を介してP/
S変換器13に出力する。
【0021】P/S変換器13は入力されたパラレル音
声信号をシリアル音声信号に変換した後、伝送線14b
を通してコーデック部4に出力する。コーデック部4は
入力される音声信号(PCM音声コード)をアナログ音
声信号に変換した後、これをアンプ6により増幅して受
話機7に出力する。これにより、ピンポン伝送部8で受
信した受話音声を受話機7より出力することができる。
【0022】尚、MPU1はピンポン伝送部8がDチャ
ネルで受信した制御データを上りデータ線17、入出力
コントロール部2を介して取得すると、これに処理を加
えた後、或いは何も処理を加えずに伝送線18を通して
MPU24に送って、MPU24がコーデック部4を制
御したり、或いは他の通話に関わる制御ができるように
している。
【0023】同様の理由で、MPU1はMPU24から
伝送線19、入出力コントロール部2を介して制御デー
タを取得すると、これに処理を加えた後、或いは何も処
理を加えずに入出力コントロール部2、下りデータ線1
6を介してピンポン伝送部8に送くる処理を行う。但
し、MPU1はMPU24を介してコーデック部4側で
BOV音を発生する制御を行うことはできない。
【0024】図2は上記したMPU1がBOV音を発生
して受話音声に挿入する際の処理を示したフローチャー
トである。まず、MPU1はステップ201にて、S/
P変換器12から受話PCM音声コードを取得する。そ
の際、MPU1はステップ202にてRAM10内にB
OVフラグが立っているかどうかを判断し、立っている
場合はステップ203に進み、立っていない場合はステ
ップ209に進む。ステップ209に進んだ場合、MP
U1は取得した前記PCM音声コードをP/S変換器1
3に出力する。
【0025】即ち、ステップ201、202、209の
処理では、上記した通常の処理が行われ、MPU1はピ
ンポン伝送部8で受信した受話音声をそのまま受話機7
より出力する。尚、MPU1は主装置50からピンポン
伝送部8、上りデータ線17を介して送られてくるBO
Vを鳴らせという制御データによりBOVフラグをRA
M10に立てる。
【0026】一方、MPU1はステップ203に進んだ
場合、RAM10内に設定されているカウンタのカウン
ト値が示すROM9内にある図3に示したテーブルのア
ドレスにアクセスして、その部分に書き込まれているB
OV音に相当するPCM音声コードを読み出して、これ
をP/S変換器13に出力する。次にMPU1はステッ
プ205に進んで、前記カウンタを+1インクリメント
した後、ステップ206に進んで、前記カウンタの値が
190Hであるかどうかを判断し、190Hでなければ
処理を終了し、190Hであれば、ステップ207に進
んで、前記カウンタの値を0にクリアし、更にステップ
208にてRAM10内に立っているBOVフラグを倒
して処理を終了する。
【0027】ここで、MPU1、S/P変換器12、P
/S変換器13はピンポン伝送部8から8KHzの同期
パルスが供給されているので、MPU1は必要に応じて
上記ステップ201〜208の処理を1/8KHz(1
25μ秒)の割り込みで繰返すことにより、P/S変換
器13にBOV音に相当するPCMコードを順次出力す
ることになる。
【0028】P/S変換器13は入力されるパラレルの
PCM音声コードをシリアルのPCM音声コードに変換
して、これを伝送線14bを通してコーデック部4に出
力する。コーデック部4はBOV音のPCM音声コード
をアナログのBOV音信号に変換し、これをアンプ6に
より増幅して受話器7に出力する。これにより、受話器
7からは受話音に挿入されたBOV音が聞こえることに
なる。尚、MPU1はROM9に格納されている図3に
示したテーブルの長さ分、BOV音のPCM音声コード
をコーデック部4に出力するため、この間、前記テーブ
ルの長さがBOV音の長さに対応することになる。
【0029】本実施の形態によれば、MPU1がコーデ
ック部4と物理的又は制御方式的にに切り離されてい
て、MPU1がMPU24を介してBOV音を発生させ
る制御を行えないような場合でも、ピンポン伝送部8と
コーデック部4を接続する受話用の伝送線14a、14
bをMPU1経由にすることにより、MPU1が発生し
たBOV音を受話に挿入することができる。しかも、こ
の効果を実現するための構成が簡単なため、ボタン電話
機を高価にすることはない。
【0030】図4は本発明のボタン電話機の第2の実施
の形態の構成を示したブロック図である。本例は図1に
示した第1の実施の形態で用いたコーデック部4がデジ
タルシグナルプロセッサ(DSP)11に置き換えられ
ているだけで、他の構成は上記した第1の実施の形態と
同様で、ピンポン伝送部8とDSP11を接続する受話
用伝送線14a、14bがS/P変換器12、入出力コ
ントロール部2、P/S変換器13を介してMPU1経
由になっている。
【0031】これにより、MPU1は第1の実施の形態
と同様に必要に応じてBOV音(BOV音のPCM音声
コード)を発生して、入出力コントロール部2、P/S
変換器13、伝送線14bを介してDSP11にBOV
音を送ることにより、受話器11から受話に挿入された
BOV音を出力することができる。他の効果は第1の実
施の形態と同様である。尚、本例のDSP11はBOV
音のPCMコードをアナログのBOV音信号に変換する
だけで、DSP11自体でBOV音を発生するものでは
ない。又、本例のMPU1はMPU24を介してDSP
11を制御して、このDSPからBOV音を発生するこ
とはできない。
【0032】図5は本発明のボタン電話機の第3の実施
の形態の構成を示したブロック図である。本例は図1に
示した第1の実施の形態の構成に加えて、ピンポン伝送
部8とコーデック部4を接続する送話用伝送線15a、
15bも、S/P変換器20、入出力コントロール部
2、P/S変換器21を介してMPU1経由した構成を
採っている。
【0033】ここで、MPU1は主装置50からの呼び
出し音を出す指令をDチャネルで受け取ると、これをM
PU24に転送する。前記指令を受け取ったMPU24
は、図示されない呼び出し音発生部により呼び出し音を
発生するが、この時、MPU1はROM9からリングバ
ックトーンのPCM音声コードを読み出して、これをP
/S変換器21に出力する。P/S変換器21は入力さ
れるパラレルのPCM音声コードをシリアルのPCM音
声コードに変換して、伝送線15aからピンポン伝送部
8に出力する。ピンポン伝送部8はリングバックトーン
のPCM音声コードをDチャネルで主装置50に伝送す
ることにより、主装置50経由で相手電話機(図示せ
ず)にリングバックトーンを返送する。
【0034】尚、他の動作は図1に示した第1の実施の
形態と同様で、MPU1によりBOV音を受話音に挿入
することもできる。また、MPU1はMPU24を介し
てコーデック部4側でBOV音やリンクバックトーンを
発生する制御を行うことはできない。
【0035】本実施の形態によれば、本ボタン電話機に
呼び出しを掛けた相手電話機にリングバックトーンを返
すことができる。他の効果は図1に示した第1の実施の
形態と同様である。
【0036】図6は本発明のボタン電話機の第4の実施
の形態を示したブロック図である。本例は図5に示した
第3の実施の形態で用いたコーデック部4がDSP11
に置き換えられているだけで、他の構成は上記第3の実
施の形態と同様で、受話用伝送線14a、14bだけで
なく、ピンポン伝送部8とDSP11を接続する送話用
伝送線15a、15bがS/P変換器20、入出力コン
トロール部2、P/S変換器21を介してMPU1経由
になっている。尚、本例のMPU1もMPU24を介し
てDSP11を制御して、このDSPからBOV音やリ
ングバックトーンを発生することはできない。
【0037】これにより、本例も、MPU1によりリン
グバックトーンを発生して、本ボタン電話機に呼び出し
を掛けた相手電話機にリングバックトーンを返すことが
できる。他の動作及び効果は図5に示した第3の実施の
形態と同様である。
【0038】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1、4、5、8
記載の発明によれば、どのような構成のボタン電話機で
も受話にBOV音を容易且つ安価に挿入することができ
る。
【0039】請求項2、4、6、8記載の発明によれ
ば、どのような構成のボタン電話機でもリングバックト
ーンを容易且つ安価に主装置に返送することができる。
【0040】請求項3、4、7、8記載の発明によれ
ば、どのような構成のボタン電話機でも受話にBOV音
を挿入したり、リングバックトーンを主装置に返送する
ことを容易且つ安価に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボタン電話機の第1の実施の形態の構
成を示したブロック図。
【図2】図1に示したMPU1のBOV音挿入処理動作
を示したフローチャート。
【図3】図1に示したROMに格納されているBOV音
のPCMコード例を収容したテーブル例を示した図。
【図4】本発明のボタン電話機の第2の実施の形態の構
成を示したブロック図。
【図5】本発明のボタン電話機の第3の実施の形態の構
成を示したブロック図。
【図6】本発明のボタン電話機の第4の実施の形態の構
成を示したブロック図。
【図7】従来のボタン電話機の構成例を示したブロック
図。
【図8】従来のボタン電話機の他の構成例を示したブロ
ック図。
【符号の説明】
1、24…MPU 2…I/Oコントロール部 4…コーデック部 6,22…アンプ 7…受話器 8…ピンポン伝送部 9…ROM 10…RAM 12,20…S/P変換器 13,21…P/S変換器 14a、14b、15、16、17、18、19…伝送
線 50…主装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主装置からピンポン伝送されたデジタル
    音声信号を受信するピンポン伝送部と、 このピンポン伝送部で受信したデジタル音声信号をアナ
    ログ音声信号に変換するコーデック部と、 このコーデック部から得られるアナログ音声信号を拡声
    して出力する受話部とを有するボタン電話機において、 特有のデジタル音声信号を発生する音声信号発生手段
    と、 入力されるデジタル音声信号をそのまま通過させたり或
    いは前記音声信号発生手段により発生された特有のデジ
    タル音声信号を前記入力デジタル音声信号に挿入して出
    力する処理を行うデジタル信号処理手段と、 前記ピンポン伝送部で受信したデジタル音声信号を前記
    デジタル信号処理手段に入力する入力インタフェース部
    と、 前記デジタル信号処理手段により処理された音声信号を
    前記コーデック部に出力する出力インタフェース部とを
    具備したことを特徴とするボタン電話機。
  2. 【請求項2】 音声を収音してアナログ音声信号に変換
    する送話部と、 この送話部で得られたアナログ音声信号をデジタル音声
    信号に変換するコーデック部と、 このコーデック部より得られるデジタル音声信号を主装
    置にピンポン伝送するピンポン伝送部とを有するボタン
    電話機において、 特有のデジタル音声信号を発生する音声信号発生手段
    と、 入力されるデジタル音声信号をそのまま通過させたり或
    いは前記音声信号発生手段により発生された特有のデジ
    タル音声信号を出力する処理を行うデジタル信号処理手
    段と、 前記コーデック部で得られたデジタル音声信号を前記デ
    ジタル信号処理手段に入力する入力インタフェース部
    と、 前記デジタル信号処理手段により処理された音声信号を
    前記ピンポン伝送部に出力する出力インタフェース部と
    を具備したことを特徴とするボタン電話機。
  3. 【請求項3】 音声を収音してアナログ音声信号に変換
    する送話部と、 主装置に対して信号をピンポン伝送するピンポン伝送部
    と、 このピンポン伝送部で受信したデジタル音声信号をアナ
    ログ音声信号に変換したり、前記送話部で得られたアナ
    ログ音声信号をデジタル音声信号に変換するコーデック
    部と、 このコーデック部より得られるアナログ音声信号を拡声
    して出力する受話部とを有するボタン電話機において、 第1又は第2のデジタル音声信号を発生する音声信号発
    生手段と、 入力されるデジタル音声信号をそのまま通過させたり、
    或いは前記音声信号発生手段により発生された第1のデ
    ジタル音声信号を前記入力デジタル音声信号に挿入して
    出力したり、或いは前記音声信号発生手段により発生さ
    れた第2のデジタル音声信号を単独で出力する処理を行
    うデジタル信号処理手段と、 前記ピンポン伝送部で受信したデジタル音声信号を前記
    デジタル信号処理手段に入力する第1の入力インタフェ
    ース部と、 前記デジタル信号処理手段により処理された音声信号を
    前記コーデック部に出力する第1の出力インタフェース
    部と、 前記コーデック部で得られたデジタル音声信号を前記デ
    ジタル信号処理手段に入力する第2の入力インタフェー
    ス部と、 前記デジタル信号処理手段により処理された音声信号を
    前記ピンポン伝送部に出力する第2の出力インタフェー
    ス部とを具備したことを特徴とするボタン電話機。
  4. 【請求項4】 前記音声信号発生手段は前記ピンポン伝
    送部に対して制御データを送受するマイクロプロセッサ
    ユニットと、 前記特有のデジタル音声信号のデータ又は前記第1、第
    2のデジタル音声信号のデータを格納しているメモリと
    から成り、 前記マイクロプロセッサユニットが前記メモリ内のデジ
    タル音声信号のデータを読み出すことにより前記特有の
    デジタル音声信号のデータ又は前記第1、第2のデジタ
    ル音声信号を発生し、前記データ処理手段は同マイクロ
    プロセッサユニットであることを特徴とする請求項1乃
    至3いずれかに記載のボタン電話機。
  5. 【請求項5】 前記特有のデジタル音声信号はBOV音
    であることを特徴とする請求項1記載のボタン電話機。
  6. 【請求項6】 前記特有のデジタル音声信号はリングバ
    ックトーンであることを特徴とする請求項2記載のボタ
    ン電話機。
  7. 【請求項7】 前記第1のデジタル音声信号はBOV音
    で、前記第2のデジタル音声信号はリングバックトーン
    であることを特徴とする請求項3記載のボタン電話機。
  8. 【請求項8】 前記コーデック部の代わりにデジタルシ
    グナルプロセッサを用いたことを特徴とする請求項1乃
    至3いずれかに記載のボタン電話機。
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