JPH07111547A - コンピュータシステムにおける規格電話機を介する音声記録及び再生 - Google Patents

コンピュータシステムにおける規格電話機を介する音声記録及び再生

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JPH07111547A
JPH07111547A JP6242435A JP24243594A JPH07111547A JP H07111547 A JPH07111547 A JP H07111547A JP 6242435 A JP6242435 A JP 6242435A JP 24243594 A JP24243594 A JP 24243594A JP H07111547 A JPH07111547 A JP H07111547A
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    • H04M1/715Substation extension arrangements using two or more extensions per line

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータシステムの中で電話機を介して
音声入出力を実行する方法を提供する。 【構成】 電話ドライバ及び音声ドライバと、コンピュ
ータシステムのデジタル信号処理サブシステムで実行さ
れる音声タスクとは音声サンプルデータの標準データ形
式への変換を実行すると共に、デジタル電話機への適合
のためにサンプル速度変換とステレオからモノラルへの
変換を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
システムの分野に関する。さらに特定すれば、本発明
は、電話機を介する音声ファイルの無制限の入出力を可
能にするパーソナルコンピュータの多機能入出力サブシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】狭いオフィスや、本社環境においては、
パーソナルコンピュータ用のモデム通信及びファックス
通信を行うための専用電話回線を使用しない場合が多
い。そのパーソナルコンピュータは、典型的には、モデ
ム呼及びファックス呼並びに音声呼を共用する非専用電
話回線を用いる。そのような電話回線の共用によって、
狭い事務所又は本社にモデム用電話回線とファックス用
電話回線を別個に設けるという犠牲を払う必要をなくし
つつ、モデム及びファックスの通信が可能になる。
【0003】そのような狭い事務所又は本社の環境で
は、パーソナルコンピュータの電話サブシステムは、典
型的には、モデム、ファックス及び音声の各通信に要求
される電話回線インタフェース機能を実行する。電話回
線インタフェース機能は回線奪取及び着呼音検出、並び
に音声信号処理機能及びデジタル信号処理機能を含む。
通常、パーソナルコンピュータで実行されるアプリケー
ションプログラムはよりより高いレベルのモデム通信機
能、ファックス通信機能及び音声通信機能と、ユーザイ
ンタフェース機能とを含む。
【0004】典型的な狭い事務所又は本社における電話
回線の形態では、電話サブシステムを引き込んだ電話回
線又は構内交換(PBX)回線に結合する。電話サブシ
ステムは、通常、1台又は複数の直列電話機を構内回線
を介して駆動する。そのようなシステムでは、典型的に
は、電話サブシステムは電話回線の音声着呼を構内回線
を介して直列電話機へ転送することにより、ユーザが音
声着呼を受信できるようにする。電話サブシステムは、
通常、継電器などのスイッチング装置を使用して電話回
線を構内回線と、直列電話機とに結合する。
【0005】残念ながら、そのような従来のシステムに
おいては、音声着呼を直列電話機へ転送するために、電
話サブシステムは電話回線と構内回線とを継電器を介し
て物理的に接続させなければならない。そのような物理
的接続を行った場合、着呼中に直列電話機がオフフック
状態にあると、入力音声の発信側は電話回線を介して使
用中信号を聞き取る。そのため、音声着呼を受信するた
めには、直列電話機をオンフック状態のままにしておか
なければならないので、直列電話機を別の入出力機能に
使用することが妨げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、コンピュータシステムの音声入出力機能に標準型電
話機を使用することである。本発明の別の目的は、電話
回線を介する着呼の受信を可能にする一方で、コンピュ
ータシステムにおける構内回線を介する音声入出力機能
のために電話機を使用することである。本発明の別の目
的は、電話回線を介する着呼の処理を電話機との間の電
話信号の処理から分離する多機能入出力サブシステムの
ソフトウェアアーキテクチャを提供することである。
【0007】本発明の別の目的は、多機能入出力サブシ
ステムのドライバプログラム相互間で転送されるデータ
ストリームに対して標準データ形式を提供し、その標準
データ形式が電話ドライバプログラム及び音声ドライバ
プログラムによる音声タスク用音声データストリームの
生成と消費を可能にすることにより、標準アナログ電話
機又は標準デジタル電話機を介する音声入出力機能を可
能にすることである。本発明の別の目的は、標準データ
形式について作用するステレオ/モノラル変換機能及び
サンプル速度変換機能を利用することにより、コンピュ
ータシステムにおける音声入出力機能に対してデジタル
電話機を使用することである。本発明の別の目的は、標
準型電話機を介するコンピュータシステムに関わる音声
ファイルの記録を可能にすること、及び標準型電話機を
介する音声ファイルの再生を可能にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的及び
その他の目的は、コンピュータシステムで電話機を介し
て音声記録機能及び音声再生機能を実行する方法により
達成される。ユーザは、コンピュータシステムのホスト
プロセッサで実行されるホスト音声アプリケーションプ
ログラムのユーザインタフェースを介して、コンピュー
タシステムの正規音声モード又は電話音声モードを選択
する。音声データストリームの標準データ形式は、コン
ピュータシステムのデジタル信号処理サブシステムで実
行される電話ドライバ及び音声ドライバによる音声サン
プルの生成、消費を可能にする。電話ドライバは電話機
に結合する構内回線で音声信号をサンプリングし且つ送
信する。電話ドライバは音声サンプルと、標準データ形
式を有するデータストリームとの間で変換を実行する。
【0009】音声記録中、電話音声モードを選択した場
合、電話ドライバプログラムは、電話機に結合する構内
回線を介して音声信号をサンプリングすることにより1
組の音声サンプルを生成し、それらの音声サンプルを標
準データ形式を有する音声データストリームに変換す
る。
【0010】正規音声モードを選択した場合には、音声
ドライバは音声回線を介して音声信号をサンプリングす
ることにより音声サンプルを生成し、それらの音声サン
プルを標準データ形式を有する音声データストリームに
変換する。
【0011】次に、コンピュータシステム中のデジタル
信号処理サブシステムで実行される音声タスクへ音声デ
ータストリームを転送する。音声タスクは音声データス
トリームをコンピュータシステム中のホストプロセッサ
で実行されるホスト音声アプリケーションプログラムが
要求する形式に変換し、次に、その音声データストリー
ムをホスト音声アプリケーションプログラムへ転送す
る。
【0012】音声再生中、音声タスクはホスト音声アプ
リケーションプログラムから音声データストリームを受
信し、その音声データストリームはホスト音声アプリケ
ーションプログラムが要求するデータ形式から標準デー
タ形式に変換する。正規音声モードを選択した場合、音
声タスクは次に標準データ形式を有する音声データスト
リームを音声ドライバへ転送する。音声ドライバは音声
データストリームを1組の音声データ値に変換し、音声
信号回線を介する音声生成のために、それらの音声デー
タ値をステレオオーディオコーデック回路へ転送する。
【0013】電話音声モードを選択した場合には、音声
タスクは音声データストリームを電話ドライバへ転送す
る。電話ドライバは音声データストリームを1組の電話
データ値に変換し、それらの電話データ値を電話回路へ
転送し、そこで、電話回路は電話データ値に対応する電
話音声信号を発生し且つそれらの電話音声信号を構内回
線を介して電話機へ転送する。本発明のその他の目的、
特徴及び利点は添付の図面と、以下に続く詳細な説明と
から明白になるであろう。添付の図面に、限定的な意味
をもたない1例として本発明を示す。図中、同じ図中符
号は類似する素子を指示する。
【0014】
【実施例】図1は、一実施例に関わるコンピュータシス
テム10を示す。コンピュータシステム10は、電話回
線22を介して着呼を受信し且つ発呼を送信するパーソ
ナルコンピュータ12を含む。電話回線22は標準電話
回線、あるいは、構内交換(PBX)回線又はISDN
接続から構成されている。一対の電話機16及び17が
電話応答機械18と共にパーソナルコンピュータ12と
並列に電話回線22に結合している。直列電話機15は
構内回線20を介してパーソナルコンピュータ12に結
合している。
【0015】図2はパーソナルコンピュータ12を示
す。パーソナルコンピュータ12はホストプロセッサ3
2と、メモリサブシステム31と、大容量記憶サブシス
テム33と、多機能入出力サブシステム14とを含む。
ホストプロセッサ32と、メモリサブシステム31と、
多機能入出力サブシステム14とはホストバス44を介
して通信する。
【0016】多機能入出力サブシステム14は音声収集
/再生機能と、ファックス機能及びデータモデム機能
と、電話制御機能とを実行する。多機能入出力サブシス
テム14は、マイクロホン及びスピーカ、並びに電話機
と電話回線の接続を支援するためのハードウェアも接続
させる。大容量記憶サブシステム33は、磁気ディスク
ドライブやCD ROMドライブを含めて、大規模デー
タ・プログラム記憶のための多様な大容量記憶装置を代
表している。
【0017】図3は、多機能入出力サブシステム14を
示す線図である。多機能入出力サブシステム14はアナ
ログ電話回線インタフェース回路60及び関連コーデッ
ク回路(μ法則コーデック70及び線形コーデック7
2)と、デジタル信号処理装置(DSP)61と、ステ
レオオーディオコーデック回路54と、一連のインタフ
ェース回路63〜69とを含む。メモリブロック62は
DSPスタティックランダムアクセスメモリ(SRA
M)と、DSPダイナミックランダムアクセスメモリ
(DRAM)とから成る。DRAMとSRAMは共にプ
ログラム用又はデータ用として使用可能である。バスイ
ンタフェース回路67とDMAアービタ回路65は、D
SP61がホストバス44を介して通信することを可能
にする。
【0018】アナログ電話回線インタフェース回路60
と、μ法則コーデック回路70及び線形コーデック回路
72とは、μ法則コーデック回路70と電話機15との
全二重接続及び線形コーデック回路72と電話回線22
との全二重接続を含めて、構内回線20及び電話回線2
2を介する入電と出電の転送を可能にする。μ法則電話
回線コーデック回路70及び線形電話回線コーデック回
路72はDSP61との間で電話機インタフェース回路
66を介してデジタルデータを転送する。
【0019】ステレオオーディオコーデック回路54は
音声信号(モノラル及びステレオ)を一連の音声信号回
線56を介して外部スピーカ18と、ヘッドホン機器1
9とへ転送する。ステレオオーディオコーデック回路5
4は音声源及び外部マイクロホン14からも一連の音声
信号回線58を介して音声信号(モノラル及びステレ
オ)を受信する。ステレオオーディオコーデック回路5
4は受信した音声信号についてアナログ/デジタル変換
を実行し、そのデジタル化音声データをオーディオイン
タフェース(I/F)回路68へ転送する。ステレオオ
ーディオコーデック回路54は、オーディオインタフェ
ース(I/F)回路68を介して受信した音声データに
ついてデジタル/アナログ変換を実行する。一実施例に
ついていえば、多機能入出力サブシステム14は、音声
及び電話通信の用途を支援するためのハードウェアを構
成する工業規格アーキテクチャアドインカードから構成
されている。
【0020】図4は、ホストプロセッサ32及び多機能
入出力サブシステム14に関わるソフトウェア素子を示
す。ホストプロセッサ32で実行される1組のアプリケ
ーションプログラム100〜102は、適切なプログラ
ムインタフェース(API)104〜106を介して多
機能入出力サブシステム14のハードウェア機能をアク
セスする。
【0021】アプリケーションプログラムインタフェー
スはダイナミックリンクライブラリ(DLL)層と、対
応するホスト装置ドライバとから構成されている。ダイ
ナミックリンクライブラリ層は、対応するアプリケーシ
ョンプログラムインタフェースを使用するホストアプリ
ケーションプログラムと対話する。ダイナミックリンク
ライブラリ層はエラー検査を実行し、アプリケーション
プログラムの呼を適切な装置ドライバへ渡されるメッセ
ージに変換する。
【0022】たとえば、アプリケーションプログラムイ
ンタフェース104は、多機能入出力サブシステム14
の中のハードウェア装置と通信するホスト装置ドライバ
と実行時にリンクするダイナミックリンクライブラリ1
09を提供する。ダイナミックリンクライブラリ109
はアプリケーションプログラムインタフェース104の
呼を、所要の機能を実行する装置ドライバへ渡されるメ
ッセージに変換する。
【0023】アプリケーションプログラムインタフェー
ス104〜106のダイナミックリンクライブラリ層1
07〜109は共通装置ドライバインタフェース115
〜117を介して1つ又は複数のホスト装置ドライバ1
10〜114と対話する。ホスト装置ドライバ110〜
114はダイナミックリンクライブラリとして実現され
ている。装置ドライバにより、対応する装置クラスに対
して1組の特定装置型向けカスタムメッセージが定義さ
れる。アプリケーションプログラムインタフェース10
4〜106に関わるコードは、ダイナミックリンクライ
ブラリ107〜109から構成されている。アプリケー
ションプログラムインタフェース104〜106により
提供されるサービスを要求するアプリケーションプログ
ラム100〜102は、対応するダイナミックリンクラ
イブラリ107〜109に対応するライブラリに対して
リンクする。
【0024】ダイナミックリンクライブラリ107〜1
09はアプリケーションプログラムインタフェースの呼
をホスト装置ドライバ呼、すなわち、メッセージに変換
する。ホスト装置ドライバ呼、すなわち、メッセージ
と、関連するデータ構造とは、対応する装置クラスに関
わる装置ドライバインタフェース(DDI)を定義す
る。アプリケーションプログラムインタフェースに関わ
るホスト装置ドライバは、対応するDDIを実現するこ
とによって得られる。
【0025】多機能入出力サブシステム14は、DSP
61で実行されるデジタル信号処理オペレーティングシ
ステム(DSP−OS)を実現する。DSP−OSは多
機能入出力サブシステム14における音声タスク及び電
話タスク(DSP−OSタスク132及びDSP−OS
タスク134など)の多重並行実行を可能にする。DS
P−OSは、アプリケーションプログラムインタフェー
ス及びシステムプログラミングインタフェース(SP
I)という2つのプログラミングインタフェースを提供
する実時間多重タスク処理オペレーティングシステムで
ある。DSP−OSアプリケーションプログラムインタ
フェースは、DSP61による計算のための1組の高レ
ベルプロセッサ独立機能を提供すると共に、多機能入出
力サブシステム14に対してストリーム入出力を提供す
る。
【0026】多機能入出力サブシステム14に関わるソ
フトウェアは1組のDSP装置ドライバ130及び13
5〜137を含む。DSP−OSタスクはDSP装置ド
ライバ135〜137を介して装置に対し計算と入力出
力を実行する。典型的なDSP−OSタスクはハードウ
ェア装置から入力データを読取り、その入力データを処
理し、次に、出力データを別のハードウェア装置に書込
む。通常は、複数のDSP−OSタスクがそのようなプ
ロセスを並行して実行する。DSP装置ドライバはDS
P−OSタスクにハードウェア装置をアクセスさせるこ
とができる。各ハードウェア装置は、そのハードウェア
装置を管理し且つDSP−OSタスクに入出力サービス
を提供するDSP装置ドライバに対応する。
【0027】DSP−OSシステムプログラミングイン
タフェースは、DSP−OSタスクを管理し且つDSP
メモリ62を管理するための1組の機能を提供する。D
SP−OSシステムプログラミングインタフェースはD
SP−OSタスクを同期させる機能と、装置独立入出力
を実行する機能とを提供する。ホスト装置ドライバ11
0〜114は、多機能入出力サブシステム14で実行さ
れるDSPプログラムとDSPインタフェース120を
介して通信する。たとえば、ホスト音声装置ドライバ
は、ステレオオーディオコーデック回路54との間での
データ転送を管理するDSP−OSタスクを制御するた
めに、DSPインタフェース120を使用する。ホスト
音声装置はいくつかのDSP−OSタスクと通信するこ
とができる。ホスト装置ドライバにより生成されるDS
P−OSタスクは、適切なハードウェア機能を提供する
ための他のDSP−OSタスクを生成することもある。
【0028】DSPインタフェース120はメッセージ
をベースにしている。DSPインタフェース120はメ
ッセージに対する共通構造と、ホスト装置ドライバと対
応するDSP−OSタスクとの間の通信のためのプログ
ラミングモデルとを定義する。各々のホスト装置ドライ
バは、対応するDSP−OSタスクと通信するための適
切な1組のメッセージ形式(指令コード、パラメータ、
状態コード及び応答コードなど)を定義する。
【0029】ホストDSPドライバ122はDSPイン
タフェース120を実現する。ホストDSPドライバ1
22は、多機能入出力サブシステム14との通信を可能
にするダイナミックリンクライブラリ(DLL)を含
む。ホストDSPドライバ122はDSP−OSをロー
ドし、DSP61を始動して多機能入出力サブシステム
14を初期設定すると共に、DSP−OSを実行する。
多機能入出力サブシステム14を初期設定し、DSP−
OSが実行中となった後、ホストDSPドライバ122
はホストプロセッサ32と、多機能入出力サブシステム
14との間でデータとメッセージのバッファを移動させ
る。
【0030】ホストDSPドライバ122は、DSP−
OSの下で実行されるDSPホストドライバ130と通
信する。ホストDSPドライバ122とDSPホストド
ライバ130は、ハードウェアインタフェース125を
介して渡されてゆくデータとメッセージの内容を検査し
ない。ホストDSPドライバ122とDSPホストドラ
イバ130は複数のデータストリームとメッセージスト
リームを同期させ、且つ各々のストリームを適切なホス
ト装置ドライバと、DSP−OSタスクとへ経路指定す
る。
【0031】ホストプロセッサ32で実行されるDSP
−OSサーバ124は、DSP−OSタスク132〜1
34及び146に対するサーバとして機能する。DSP
−OSサーバ124は多機能入出力サブシステム14か
らの要求を処理する。DSP−OSサーバ124はホス
トプロセッサ32における「デーモン」である。DSP
−OSサーバ124はホストDSPドライバ122の一
部である。DSP−OSサーバ124はDSP−OSタ
スク132〜134及び146からホストプロセッサ3
2へのファイル入出力要求及びコンソール入出力要求を
サービスする。DSP−OSサーバ124は動的DSP
−OSタスクローディングを補助し、多機能入出力サブ
システム14の状態と性能の監視のためのユーザインタ
フェースを提供する。
【0032】DSP−OSは、多機能入出力サブシステ
ム14で実行されるソフトウェアに対して核・入出力
(I/O)環境を提供する実時間多重タスク処理オペレ
ーティングシステムである。DSP−OSは、多機能入
出力サブシステム14のハードウェア装置をアクセスす
るために、DSP−OSタスク132〜134及び14
6により使用するための1組の装置独立入出力インタフ
ェース140〜143を定義する。DSP−OSは、標
準形式の入出力ストリームに対する共通(すなわち、再
使用可能)変換を実行させるコードのブロックであるス
タック可能装置ドライバをさらに定義する。
【0033】DSP61で実行されるDSPプログラム
は、ホストプロセッサ32における対応するクライアン
トホスト装置ドライバに対してサーバとして機能する。
DSPプログラムは、適切なメッセージを介してクライ
アントホスト装置ドライバにより要求される指令を実行
する。DSPプログラムは、データについて特定の処理
と変換を実行しつつ、ソース装置から受け手装置へデー
タを移動する1つ又は複数のDSP−OSタスクから構
成されている。たとえば、音声DSP−OSタスクは装
置独立入出力インタフェースを使用してステレオオーデ
ィオコーデック回路54から音声サンプルを読取り、デ
ータ圧縮を実行するためにサンプルを処理し、次に、ホ
ストプロセッサ32で実行されるホスト音声装置ドライ
バへ圧縮データを転送する。
【0034】始動後、DSP−OSはDSP−OSディ
スパッチャタスク146を生成する。DSP−OSディ
スパッチャタスク146はホスト装置ドライバ110〜
114からの要求を処理して、DSP−OSタスクを生
成、削除する。DSP−OSディスパッチャタスク14
6は適切なDSP−OSにタスク名を突き合わせ、次
に、新たなDSP−OSをロードし且つ始動する。DS
P−OSディスパッチャタスクは、要求側ホスト装置ド
ライバ又は他のDSP−OSタスクと新たなDSP−O
Sタスクとの通信のためのメールボックスをも生成す
る。DSP−OSタスクの機能は、対応するメールボッ
クスにメッセージを挿入することによって制御される。
メッセージの解釈は特定装置クラス向けプロトコルに従
う。各々のDSP−OSタスクは小さな1組の基本メッ
セージを認識する。
【0035】図5は、ホストプロセッサ32で実行され
るホスト装置ドライバ180と、対応するDSP−OS
タスク182との対話を示す。ホスト装置ドライバ18
0は制御チャネルと、1つ又は複数のデータチャネルと
を介してDSP−OSタスク182を制御し且つそれと
通信する。
【0036】DSPインタフェース120は、ホスト装
置ドライバ180にメッセージをDSP−OSタスク1
82へ送信させ且つDSP−OSタスク182からメッ
セージを受信させることができる制御チャネルを提供す
る。制御チャネルはメールボックスファシリティに従っ
て実現される。ホスト装置ドライバ180は、DSP−
OSタスク182を生成し且つ一対のメールボックス1
84〜185を生成するために、dspOpenTas
kルーチンを呼出す。ホスト装置ドライバ180及びD
SP−OSタスク182はメールボックス184〜18
5を使用して、メッセージを交換する。
【0037】ホスト装置ドライバ180と、DSP−O
Sタスク182との間の大量のデータの転送は、ホスト
装置ドライバ180について指定されているバッファサ
イズに従って、複数のブロックに細分される。制御チャ
ネルメッセージはデータブロックとインタリーブしてい
る。ホスト装置ドライバ180とDSP−OSタスク1
82は1つ又は複数のデータストリームを介してデータ
を交換する。データストリームは、ホスト装置ドライバ
とDSP−OSタスクとの間に一方向のデータ流れを形
成するチャネルである。両方向に、すなわち、ホスト装
置ドライバ180からDSP−OSタスク182に至る
方向と、DSP−OSタスク182からホスト装置ドラ
イバ180に至る方向にデータを交換するために、2つ
のデータチャネルを採用する。
【0038】DSPインタフェース120は、多機能入
出力サブシステム14との通信のために、一様な1組の
サービスを供給する。一実施例では、DSPインタフェ
ース120はMicrosoft(登録商標)Wind
ows環境において多機能入出力サブシステム14に対
する通信サービスを供給する。それらのサービスはアプ
リケーションプログラム100〜102と、ホスト装置
ドライバ110〜114とにより使用される。
【0039】各々のホスト装置ドライバ110〜114
は少なくとも1つのDSP−OSタスクを始動、停止
し、DSP−OSタスクとの間でデータストリームを転
送する。DSP−OSタスクへ効率良くデータストリー
ムを与えるために、DSPインタフェース120が最適
化されている。DSPインタフェース120はホスト装
置ドライバ110〜114と、DSP−OSタスクとの
間の指令メッセージの転送を可能にする。
【0040】DSPインタフェース120は、多機能入
出力サブシステム14に関わる基本制御機能をさらに提
供する。それらの制御機能はDSP−OSサーバ124
によって使用される。DSPインタフェース120が提
供する制御機能は、DSP−OSプログラム画像をロー
ドするための制御機能と、DSP61を始動、停止させ
るための制御機能と、多機能入出力サブシステム14か
ら診断情報と状態情報を獲得するための制御機能とを含
む。
【0041】DSP61で実行されるアプリケーション
は、典型的には計算を実行する1つ又は複数のDSP−
OSタスクから構成されている。DSP−OSタスクに
は、サーバとして機能する関連ホスト装置ドライバがあ
る。ホスト装置ドライバは(dspOpenTaskへ
の呼出しを経て)DSP−OSタスクを発射し、その
後、新たに発射されたDSP−OSタスクへ指令を送信
する。DSP−OSタスクは対応するホスト装置ドライ
バからの要求をサービスする。ホスト装置ドライバと対
応するDSP−OSタスクはクライアントとサーバの関
係である。
【0042】DSP−OSタスクはDSP−OSディス
パッチャタスク146を介して生成される。DSP−O
Sディスパッチャタスク146は、システムの始動時に
生成される特殊DSP−OSタスクである。DSP−O
Sディスパッチャタスク146はホストDSPドライバ
122と通信する。DSP−OSディスパッチャタスク
146は多機能入出力サブシステム14においてDSP
−OS環境をセットアップし、次に、中央制御DSP−
OSタスクの役割を果たす。DSP−OSディスパッチ
ャタスク146は、DSP−OSタスクを生成、削除す
るための要求を含めて、ホスト装置ドライバからの1組
の指令メッセージに応答する。
【0043】DSP−OSタスクはホスト装置ドライバ
へデータを送信すると共に、ホスト装置ドライバからデ
ータを受信する。データストリーミングインタフェース
はデータブロック(バッファ)の効率良い伝送を可能に
する。データストリーミングインタフェースはDSP−
OSタスクを介してアクセスされる。ホストアプリケー
ションプログラムはDSP−OSタスクと、対応するホ
スト装置ドライバとの間でホスト装置ドライバを介して
データチャネルをアクセスする。DSP−OSタスクは
大容量記憶サブシステム33にあるファイルを対応する
ホスト装置ドライバを介してアクセスする。
【0044】DSP−OSは、多機能入出力サブシステ
ム14の異なるハードウェア装置を一様にアクセスする
ために使用される共通の1組の機能を提供することによ
り、装置独自入出力を支援する。DSP装置ドライバ1
30及び135〜137は、多機能入出力サブシステム
14のハードウェア装置のアクセスを可能にするため
に、DSP−OS装置独立入出力インタフェース140
〜143を実現する。DSP−OSタスク132〜13
4及び146は装置独立入出力インタフェース140〜
143を使用して、発信元又は受け手としての多機能入
出力サブシステム14のいずれかのハードウェア装置と
の間でデータを転送する。
【0045】DSP−OSタスク132〜134及び1
46は発信元装置から入力データを読取り、その入力デ
ータを処理し、次に、処理したデータを受け手装置に書
込む。そのような処理に際しては、SS_get及びS
S_putの動作を使用する。構内回線20と、電話回
線22と、ステレオオーディオコーデック回路54と、
ホストプロセッサ32のハードウェア装置とを発信元及
び受け手として利用できる。大容量記憶サブシステム3
3は多重受け手及び多重発信元として同時に機能するの
で、複数の論理データチャネルが並行して活動状態とな
る。
【0046】多機能入出力サブシステム14は、複数の
アプリケーションプログラムインタフェースを支援する
ハードウェア装置を提供する。たとえば、ステレオオー
ディオコーデック回路54は音声アプリケーションプロ
グラムインタフェースを介する音声ファイルの入出力
と、電話アプリケーションプログラムインタフェースを
介する電話での会話を目的として使用される。電話回線
22は電話アプリケーションプログラムインタフェース
を介する電話での会話と、ファックスアプリケーション
プログラムインタフェースを介するファックスの送受信
と、データモデムを目的として使用される。そのような
全てのケースにおいて、DSP−OS装置独立入出力イ
ンタフェースを介して特定のハードウェア装置をアクセ
スする。
【0047】サンプル値音声データストリームを生成し
且つ消費する多機能入出力サブシステム14のハードウ
ェア装置は、複数の異なるデータ形式によるサンプル値
音声データを表わす。ハードウェア装置、すなわち、D
SP装置ドライバは振幅正規化形式で音声データを表わ
しても良く、その場合、音声サンプルは、32ビット符
号付き整数への変換のために−2**31から2**31−
1の範囲にわたるようにスケーリングされた32ビット
浮動小数点左寄せデータ値から構成されている。
【0048】ハードウェア装置、すなわち、DSP装置
ドライバは音声データを32ビット浮動小数点右寄せデ
ータ値として表わしても良く、その場合、8ビット音声
サンプルは−256から255の範囲にあり、16ビッ
ト音声サンプルは−32768から32767の範囲に
ある。ハードウェア装置、すなわち、装置ドライバは音
声データを32ビット語ごとに1サンプルとして、16
ビット符号付き整数右寄せデータ値として表わても良
く、その場合、音声サンプルは−32768から327
67の範囲にある。
【0049】ハードウェア装置、すなわち、DSP装置
ドライバは音声データをパック16ビット整数データ値
として表わしても良く、その場合、1つの32ビット語
は左右のサンプル(ステレオ)又は2つの連続するサン
プル(モノラル)のいずれかを表わす。加えて、8ビッ
トμ法則サンプルを4つパックして、32ビット語とす
る。
【0050】DSP−OSタスクは標準データ形式を使
用して、多機能入出力サブシステム14に対するサンプ
ル値音声データストリームを表わす。標準データ形式は
32ビット浮動小数点左寄せである。音声データストリ
ームサンプルは−2**31から2**31−1の範囲とな
るようにスケーリングされている。そのようなスケーリ
ングは浮動小数点データ形式と、整数データ形式との間
の変換を可能にする。標準データ形式は±2127 の範囲
を支援するのであるが、231を越える大きさを有する音
声サンプル値は、多機能入出力サブシステム14のハー
ドウェア装置へ送信された場合に、誤った結果を生成す
る。また、215未満の大きさを有する音声サンプル値は
0と等価である。
【0051】たとえば、ステレオオーディオコーデック
54に関わるDSP装置ドライバは対応するDSP−O
Sタスクから標準データ形式のサンプルを受信し、それ
らの標準データ形式サンプルを32ビット整数に変換
し、次に、上位16ビットを抽出するために32ビット
整数を16ビット右シフトし、続いて、上位16ビット
をステレオオーディオコーデック54に書込む。別の例
を挙げると、電話用のDSP装置ドライバは、標準デー
タ形式音声サンプルを32ビット整数に変換し、次に、
上位14ビットを抽出し、その上位14ビットを8ビッ
トμ法則に変換することにより、標準データ形式音声サ
ンプルを8ビットμ法則サンプルに変換する。
【0052】サンプル値音声データストリームについて
標準データ形式を使用すると、DSP−OSタスクは様
々に異なるデータ形式を要求する複数のハードウェア装
置から音声サンプルを開き且つ読取ることができる。同
様に、サンプル値音声データストリームの標準データ形
式は、DSP−OSタスクが様々に異なるデータフォー
マットを要求する複数のハードウェア装置に音声サンプ
ルを書込むことを可能にする。
【0053】サンプル値音声データストリームの標準デ
ータ形式は、同じデータ形式を異なるスケーリングをも
って生成する装置とDSP−OSタスクとの通信をも可
能にする。たとえば、ステレオオーディオコーデック5
4は−32768から32767までの範囲の真の16
ビット整数サンプルを生成するが、電話回線22に関わ
るDSP装置ドライバは8ビットμ法則サンプルを14
ビットの範囲(−4096から4095)を有する線形
整数形式に変換する。電話回線22に関わる音声サンプ
ルが左寄せであり且つ余りの最下位ビットは零に設定さ
れている場合、サンプル値音声データストリームの標準
データ形式は互換性を可能にする。
【0054】図6は、一実施例に関わるホストプロセッ
サ32のソフトウェアアーキテクチャを示す。ホストプ
ロセッサ32のソフトアプリケーションプログラムはホ
スト電話アプリケーションプログラム200と、ホスト
音声アプリケーションプログラム202とから構成され
ている。ホスト電話アプリケーションプログラム200
は、音声呼、データモデム呼及びファックス呼の電話回
線22を介する発信と受信を可能にする。ホスト電話ア
プリケーションプログラム200は高レベルユーザイン
タフェース機能と、電話回線22を介する音声、データ
モデム及びファックスの転送を処理するための電話ハン
ドシェーク機能とを実行する。
【0055】ホスト電話アプリケーションプログラム2
00は、電話アプリケーションプログラムインタフェー
ス170を介して、ホスト電話機制御ドライバ160及
びホストファックスモデムドライバ166と通信する。
ホスト電話機制御ドライバ160とホストファックスモ
デムドライバ166は、ホストDSPドライバ122の
DSPインタフェース120を介して、多機能入出力サ
ブシステム14の対応するDSP−OSタスクと通信す
る。
【0056】電話アプリケーションプログラムインタフ
ェース170は、電話アプリケーションプログラム20
0に電話制御サービスを提供する。電話アプリケーショ
ンプログラムインタフェース170は着呼を処理するサ
ービスと、発呼を開始するサービスと、アナログ電話回
線インタフェース回路70により提供される機能をアク
セスするサービスと、遠隔機器と通信するサービスとを
提供する。
【0057】ファックスアプリケーションプログラムイ
ンタフェース172は、1組のファックス制御動作を電
話アプリケーションプログラム200に提供する。ファ
ックスアプリケーションプログラムインタフェース17
2は、入力ファックスと出力ファックスを管理する動作
を実行する。ホスト音声アプリケーションプログラム2
02は音声ファイルの記録と再生を可能にする。音声ア
プリケーションプログラム202は大容量記憶サブシス
テム33にある音声ファイルと、音声信号回線56に結
合する音声再生装置(図示せず)との間の情報の転送を
可能にする。音声アプリケーションプログラム202は
大容量記憶サブシステム33にある音声ファイルと、構
内回線20に結合する直列電話機15との間の情報の転
送をも可能にする。
【0058】ホスト音声アプリケーションプログラム2
02は音声アプリケーションプログラムインタフェース
171を介してホスト音声ドライバ164と通信する。
ホスト音声ドライバ164は、多機能入出力サブシステ
ム14にある対応するDSP−OSタスクとホストDS
Pドライバ122のDSPインタフェース120を介し
て通信する。音声アプリケーションプログラムインタフ
ェース171が提供する機能は、音声装置に問合せるこ
と、音声装置を開閉すること、音声データを記録、再生
すること及び再生と記録を制御することを含む。
【0059】直列電話機15を音声ファイル入出力装置
して使用する場合には、ホスト音声アプリケーションプ
ログラム202は電話アプリケーションプログラムイン
タフェース107を介してホスト電話機制御ドライバ1
60とも通信する。ホスト音声アプリケーションプログ
ラム202は、パーソナルコンピュータ12のユーザが
直列電話機15を音声ファイル入出力装置として選択す
ることを可能にするユーザインタフェース機能を実現す
る。
【0060】一実施例の場合、音声アプリケーションイ
ンタフェース171は、Microsoft(登録商
標)Corporationが提供しているWavef
orm音声ファイル処理用のWaveformアプリケ
ーションプログラムインタフェースから構成されてい
る。Waveformアプリケーションプログラムイン
タフェースはMicrosoft(登録商標)Wind
owsの一部である。Waveformアプリケーショ
ンプログラムインタフェースは、Microsoft
(登録商標)Windowsホストアプリケーションに
対して録音と再生の機能を提供する。
【0061】図7は、一実施例について多機能入出力サ
ブシステム14のソフトウェアアーキテクチャを示す。
DSP−OSディスパッチャタスク146はホスト電話
機制御ドライバ160と、ホスト音声ドライバ164
と、ホストファックスモデムドライバ166とからの要
求を処理して、DSP−OSタスクを作成、削除する。
【0062】DSP−OSディスパッチャタスク146
は要求されたタスク名を適切なDSP−OSタスクに整
合し、次に、新たなDSP−OSタスクをロードし且つ
始動する。また、DSP−OSディスパッチャタスク1
46はホスト電話機制御ドライバ160及びホストファ
ックスモデムドライバ166と、対応するDSP−OS
タスクとの通信のためのメールボックスも生成する。D
SP−OSディスパッチャタスク146はホスト音声ド
ライバ164と、対応するDSP−OSタスクとの通信
のためのメールボックスをさらに生成する。DSP−O
Sディスパッチャタスク146は新たなDSP−OSタ
スクと、他のDSP−OSタスクとの通信のためのメー
ルボックスをさらに生成する。
【0063】DSPファイル入出力(FIO)ドライバ
270は、DSP−OSタスクによるホストプロセッサ
32のファイルシステムのアクセスを可能にする。DS
P−OSタスクはDSP FIOドライバ270を使用
して、開き、読取り、書込み及び閉じの各動作を実行す
ると共に、大容量記憶サブシステム33のファイルを含
めて、ホストプロセッサ32のファイルとの間でデータ
を転送する。ホスト電話機制御ドライバ160及びホス
トファックスモデムドライバ166は、DSP−OSデ
ィスパッチャタスク146に、電話回線22を介しての
着呼を正規に処理するために1組の電話DSP−OSタ
スク260〜263を生成させる。直列電話機15がデ
ジタル電話機である場合、デジタルセットエミュレーシ
ョンDSP−OSタスク262を生成する。電話回線2
2がデジタルPBXネットワークに結合している場合に
は、デジタルPBXエミュレーションDSP−OSタス
ク263を作成する。
【0064】電話DSP−OSタスク260〜263は
アナログ電話機能及びデジタル電話機能をDSP電話ド
ライバ282を実行する。DSP電話ドライバ282は
電話機インタフェース回路66を介してアナログ電話回
線インタフェース回路60並びにコーデック回路70及
び72と通信する。ホスト音声ドライバ164はDSP
−OSディスパッチャタスク146に音声DSP−OS
タスク252を生成させる。音声DSP−OSタスク2
52は、正規モードで、音声ファイル記録機能及び音声
ファイル再生機能をDSPステレオオーディオコーデッ
クドライバ280を介して実行する。DSPステレオオ
ーディオコーデックドライバ280は音声インタフェー
ス回路68を介してステレオオーディオコーデック回路
54と通信する。
【0065】音声DSP−OSタスク252は、電話音
声入出力モードでも、音声ファイル記録機能及び音声フ
ァイル再生機能をDSP電話ドライバ282を介して実
行する。ホスト音声アプリケーションプログラム202
のユーザインタフェース機能は、音声DSP−OSタス
クが正規モードで動作しているか又は電話音声入出力モ
ードで動作しているかを判定する。音声DSP−OSタ
スク252はホスト音声ドライバ164に対してサーバ
として機能する。音声DSP−OSタスク252は、対
応するメールボックスを介して経路指定されるメッセー
ジに従って、ホスト音声ドライバ164が要求する指令
を実行する。
【0066】正規モードの音声記録動作の間、DSPス
テレオオーディオコーデックドライバ280はステレオ
オーディオコーデック回路54から音声サンプルを受信
する。ステレオオーディオコーデック回路54から音声
サンプルは、16ビット整数データ値から構成されてい
る。DSPステレオオーディオコーデックドライバ28
0は音声サンプルを標準データ形式を有する音声データ
ストリームに変換し、その音声データストリームを音声
DSP−OSタスク252へ転送する。
【0067】音声DSP−OSタスク252は、ホスト
アプリケーションプログラム202の要求条件に従っ
て、8:1圧縮ドライバ210、2:1圧縮ドライバ2
12、又はパルスコード変調(PCM)音声ドライバ2
14のいずれかを介して音声データストリームを事前処
理する。事前処理後の音声データストリームを、その
後、DSPホストドライバ130の装置独立入出力イン
タフェースを介し、さらには、ホスト音声ドライバ16
4を介して、ホスト音声アプリケーションプログラム2
02へ転送する。
【0068】8:1圧縮ドライバ210は音声データス
トリームを標準データ形式から8:1圧縮データ形式に
変換する。2:1圧縮ドライバ212は音声データスト
リームを標準データ形式から2:1圧縮データ形式に変
換する。PCM音声ドライバ214は音声データストリ
ームを標準データ形式をWaveformファイルのP
CM形式に変換する。正規モードの音声再生中には、ホ
スト音声アプリケーションプログラム202は音声デー
タストリームを音声アプリケーションプログラムインタ
フェース171を介してホスト音声ドライバ164へ転
送する。ホスト音声ドライバ164は音声データストリ
ームをDSPインタフェース120を介してホストDS
Pドライバ122へ転送する。音声DSP−OSタスク
252は、ホストアプリケーションプログラム202の
要求条件に従って、8:1圧縮ドライバ210、2:1
圧縮ドライバ212、又はPCM音声ドライバ214の
いずれかを介してDSPドライバ122から音声データ
ストリームを受信する。
【0069】8:1圧縮ドライバ210は、音声データ
ストリームを音声再生中に8:1圧縮データ形式から標
準データ形式に変換する。2:1圧縮ドライバ212は
音声データストリームを音声再生中に2:1圧縮データ
形式から標準データ形式に変換する。PCM音声ドライ
バ214は音声データストリームを再生中にWavef
ormファイルのPCM形式から標準データ形式に変換
する。次に、音声DSP−OSタスク252は標準形式
の音声データストリームを装置独立入出力インタフェー
スを介してDSPステレオオーディオコーデックドライ
バ280へ転送する。DSPステレオオーディオコーデ
ックドライバ280は音声データストリームをステレオ
オーディオコーデック回路54が要求する16ビット整
数データ値に変換し、次に、圧縮解除した16ビット音
声データ値をステレオオーディオコーデック回路54へ
転送して、音声再生を生成する。
【0070】電話音声入出力モードの記録動作の間に
は、DSP電話ドライバ282はアナログ電話回路イン
タフェース回路60と、コーデック70及び72とから
構内回線20を介して、直列電話機15の音声サンプル
を受信する。DSP電話ドライバ282は音声サンプル
を標準データ形式を有する音声データストリームに変換
する。そこで、DSP電話ドライバ282は音声データ
ストリームを音声DSP−OSタスク252へ転送す
る。
【0071】ホストアプリケーションプログラム202
の要求条件に従って音声データストリームを標準データ
形式からアプリケーション従属形式に変換するために、
音声DSP−OSタスク252は音声データストリーム
を8:1圧縮ドライバ210、2:1圧縮ドライバ21
2、又はPCM音声ドライバ214のいずれかを介して
事前処理する。事前処理した音声データストリームを、
その後、DSPホストドライバ130の装置独立入出力
インタフェースを介し、さらにはホスト音声ドライバ1
64を介してホスト音声アプリケーションプログラム2
02へ転送する。
【0072】電話音声入出力モードの再生動作中、ホス
ト音声アプリケーションプログラム202は音声データ
ストリームを音声アプリケーションプログラムインタフ
ェース171を介してホスト音声ドライバ164へ転送
する。ホスト音声ドライバ164は音声データストリー
ムをDSPインタフェース120を介してホストDSP
ドライバ122へ転送する。音声DSP−OSタスク2
52は、音声データストリームを標準データ形式に変換
するために、音声データストリームをホストDSPドラ
イバ122から8:1圧縮ドライバ210、2:1圧縮
ドライバ212、又はPCM音声ドライバ214のいず
れかを介して受信する。
【0073】そこで、音声DSP−OSタスク252は
音声データストリームを装置独立入出力インタフェース
を介してDSP電話ドライバ282へ転送する。DSP
電話ドライバ282は標準データ形式の音声データスト
リームを、アナログ電話回線インタフェース回路60
と、コーデック70及び72とが要求する音声データ値
に変換する。次に、DSP電話ドライバ282は圧縮解
除した音声データ値をアナログ電話回線インタフェース
回路60と、コーデック70及び72とへ転送して、直
列電話機15において構内回線20を介して音声再生を
生成する。
【0074】一実施例においては、音声再生動作中、ホ
スト音声アプリケーションプログラム202は、Wav
eformファイルから音声DSP−OSタスク252
へ音声データ値を転送する。Waveform音声サン
プルはMicrosoft(登録商標)Corpora
tionより処理用として提供されているWavefo
rmアプリケーションプログラムインタフェースに準拠
している。Waveform音声サンプルは8Khzモ
ノラル又はステレオ、11.025Khzモノラル又は
ステレオ、16Khzモノラル又はステレオ、22.0
5Khzモノラル又はステレオ、32Khzモノラル又
はステレオ、44.1Khzモノラル又はステレオ、並
びに48Khzモノラル又はステレオのサンプル速度を
支援する。各サンプルは8ビット又は16ビットのいず
れかから構成されている。
【0075】直列電話機15がデジタル電話機である場
合には、サンプル速度の変換とステレオからモノラルへ
の変換はデジタル電話機に適合するように実行される。
音声DSP−OSタスク252はWaveform音声
サンプルについてサンプル速度変換を実行すると共に、
必要に応じて、音声サンプルを直列電話機15が要求す
るサンプル速度に準拠させるために、音声サンプルにつ
いてステレオ/モノラル変換を実行する。要求されるサ
ンプル速度変換とステレオ/モノラル変換を実行するた
めに、汎用変換ドライバ220により標準形式音声デー
タストリームを処理する。汎用変換ドライバ220は、
標準DSPアップサンプリング、標準DSPダウンサン
プリング及びフィルタリングの各技法を使用して、標準
形式データのストリームを1つのサンプル速度から別の
サンプル速度に変換する。
【0076】汎用変換ドライバ220は、標準データ形
式の音声データストリームからインタリーブしたサンプ
ルを抽出し且つインタリーブサンプルを加算して、非イ
ンタリーブデータストリームを生成することによって、
ステレオからモノラルに変換する。汎用変換ドライバ2
20は、標準データ形式の音声データストリームからの
サンプルを複製し且つそれらのサンプルをインタリーブ
することによって、モノラルからステレオに変換する。
以上の明細書の中では、本発明をその特定の実施例に関
連して説明したが、特許請求の範囲に挙げられているよ
り広い範囲の本発明の趣旨から逸脱せずに様々な変形や
変更を実施しうることは明白であろう。従って、この明
細書及び図面は限定的な意味をもつのではなく、単なる
例示としてみなされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 入力呼出しを受信し且つ出力呼出しを電話回
線を介して送信する一実施例の電話システムを示す図。
【図2】 ホストプロセッサと、メモリサブシステム
と、大容量記憶サブシステムと、多機能入出力サブシス
テムとを具備するパーソナルコンピュータを示す図。
【図3】 アナログ電話回線インタフェース回路及び関
連コーデック回路と、デジタル信号処理装置と、ステレ
オオーディオコーデック回路と、1組のインタフェース
回路とを具備する多機能入出力サブシステムを示す線
図。
【図4】 ホストプロセッサ及び多機能入出力サブシス
テムに関わるソフトウェアアーキテクチャを示す図。
【図5】 ホストプロセッサで実行されるホスト装置ド
ライバと、多機能入出力サブシステムで実行される対応
するDSP−OSタスクとの対話を示す図。
【図6】 一実施例のホストプロセッサのソフトウェア
アーキテクチャを示す図。
【図7】 一実施例の多機能入出力サブシステムのソフ
トウェアアーキテクチャを示す図。
【符号の説明】
10…コンピュータシステム、12…パーソナルコンピ
ュータ、14…多機能入出力サブシステム、15…直列
電話機、16,17…電話機、18…電話応答機械、2
0…構内回線、22…電話回線、31…メモリサブシス
テム、32…ホストプロセッサ、33…大容量記憶サブ
システム、44…ホストバス、56,58…音声信号回
線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムにおける音声記録
    のための方法において,コンピュータシステムについて
    正規音声モード又は電話音声モードを選択する過程と,
    電話音声モードを選択した場合、電話機に結合する構内
    回線を介して音声信号をサンプリングすることにより1
    組の音声サンプルを生成し、且つそれらの音声サンプル
    を標準データ形式を有する音声データストリームに変換
    する過程と,正規音声モードを選択した場合、音声回線
    を介して音声信号をサンプリングすることにより音声サ
    ンプルを生成し、且つそれらの音声サンプルを標準デー
    タ形式を有する音声データストリームに変換する過程
    と,音声データストリームをコンピュータシステム中の
    デジタル信号処理サブシステムで実行中である音声タス
    クへ転送し、その音声タスクは音声データストリームを
    コンピュータシステム中のホストプロセッサで実行され
    るホストオーディオアプリケーションプログラムが要求
    する形式に変換し、次に、音声データストリームをホス
    トオーディオアプリケーションプログラムへ転送する過
    程とから成る方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータシステムにおける音声再生
    のための方法において,コンピュータシステムについて
    正規音声モード又は電話音声モードを選択する過程と,
    コンピュータシステム中のホストプロセッサで実行中で
    あるホストオーディオアプリケーションプログラムから
    音声データストリームを受信する過程と,音声データス
    トリームをホストオーディオアプリケーションプログラ
    ムが要求するデータ形式から標準データ形式に変換する
    過程と,正規音声モードを選択した場合、標準データ形
    式を有する音声データストリームをコンピュータシステ
    ム中のデジタル信号処理サブシステムで実行するオーデ
    ィオドライバへ転送し、そのオーディオドライバは音声
    データストリームを1組の音声データ値に変換し且つそ
    れらの音声データ値を音声信号回線を介する音声生成の
    ためにステレオオーディオコーデック回路へ転送する過
    程と,電話音声モードを選択した場合、音声データスト
    リームをデジタル信号処理サブシステムで実行する電話
    ドライバへ転送し、その電話ドライバは音声データスト
    リームを1組の電話データ値に変換し且つ電話データ値
    を電話回路へ転送し、そこで、電話回路は電話データ値
    に対応する電話音声信号に生成し且つそれらの電話音声
    信号を構内回線を介して電話機へ転送する過程とから成
    る方法。
  3. 【請求項3】 コンピュータシステムにおける音声記録
    のための装置において,コンピュータシステムについて
    正規音声モード又は電話音声モードを選択する手段と,
    電話音声モードを選択した場合、電話機に結合する構内
    回線を介して音声信号をサンプリングすることにより1
    組の音声サンプルを生成し、且つそれらの音声サンプル
    を標準データ形式を有する音声データストリームに変換
    する手段と,正規音声モードを選択した場合、音声回線
    を介して音声信号をサンプリングすることにより音声サ
    ンプルを生成し、且つそれらの音声サンプルを標準デー
    タ形式を有する音声データストリームに変換する手段
    と,音声データストリームをコンピュータシステム中の
    デジタル信号処理サブシステムで実行中である音声タス
    クへ転送し、その音声タスクが、音声データストリーム
    をコンピュータシステム中のホストプロセッサで実行さ
    れるホストオーディオアプリケーションプログラムが要
    求する形式に変換し、次に、音声データストリームをホ
    ストオーディオアプリケーションプログラムへ転送する
    手段とを具備する装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータシステムにおける音声再生
    のための装置において,コンピュータシステムについて
    正規音声モード又は電話音声モードを選択する手段と,
    コンピュータシステム中のホストプロセッサで実行され
    ているホストオーディオアプリケーションプログラムか
    ら音声データストリームを受信する手段と,音声データ
    ストリームをホストオーディオアプリケーションプログ
    ラムが要求するデータ形式から標準データ形式に変換す
    る手段と,正規音声モードを選択した場合、標準データ
    形式を有する音声データストリームをコンピュータシス
    テム中のデジタル信号処理サブシステムで実行するオー
    ディオドライバへ転送し、そのオーディオドライバが、
    音声データストリームを1組の音声データ値に変換し且
    つ音声信号回線を介する音声生成のために音声データ値
    をステレオオーディオコーデック回路へ転送する手段
    と,電話音声モードを選択した場合、音声データストリ
    ームをデジタル信号処理サブシステムで実行している電
    話ドライバへ転送し、その電話ドライバは音声データス
    トリームを1組の電話データ値に変換し且つそれらの電
    話データ値を電話回路へ転送し、そこで、電話回路は電
    話データ値に対応する電話音声信号に生成し且つそれら
    の電話音声信号を構内回線を介して電話機へ転送する手
    段とを具備する装置。
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