JPH09190064A - 現像装置及びこれに適用されるトナーカートリッジ - Google Patents

現像装置及びこれに適用されるトナーカートリッジ

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JPH09190064A
JPH09190064A JP8292278A JP29227896A JPH09190064A JP H09190064 A JPH09190064 A JP H09190064A JP 8292278 A JP8292278 A JP 8292278A JP 29227896 A JP29227896 A JP 29227896A JP H09190064 A JPH09190064 A JP H09190064A
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toner cartridge
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一雄 丈六
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 略円筒形状のトナーカートリッジ(32)を
略その直径方向に移動せしめて、現像装置(10)のト
ナーカートリッジ装着部(30)に所要通りに装着する
ことができるように構成する。 【解決手段】 トナーカートリッジ装着部は、トナー受
入開口(60)が形成されている底壁(54)とこの底
壁の両側縁に配設された一対の支持側壁(56、58)
とを有し、支持側壁の一方の内面には係止手段(78)
が配設されている。トナーカートリッジは、周壁(8
8)には開封自在に密封されたトナー排出開口(90)
が形成されている容器(86)と、この容器内に収容さ
れたトナーを含む。容器の片側壁の外面には係止手段
(78)と係合する被係止手段(104)が形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電複写機、印刷
機及びファクシミリの如き画像形成機に装備されて静電
潜像をトナー像に現像する現像装置、及びかかる現像装
置に適用されるトナーカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、画像形成機においては、静
電感光体上に静電潜像を形成し、かかる静電潜像をトナ
ー像に現像し、そして感光体上のトナー像を普通紙でよ
いシート部材上に転写している。静電潜像をトナー像に
現像するための現像装置は、トナーとキャリア粒子とか
ら成る所謂二成分現像剤或いはトナーのみから成る所謂
一成分現像剤を静電感光体上に適用して、静電潜像をト
ナー像に現像する。かような現像装置においては、現像
の遂行に応じてトナーが消費され、従って適宜にトナー
を供給することが必要である。そこで、通常、現像装置
にはトナーカートリッジ装着部が配設されており、かか
るトナーカートリッジ装着部にトナーカートリッジが着
脱自在に装着される。トナーカートリッジは容器とこの
容器に収容されているトナーとを含んでおり、トナーカ
ートリッジ装着部に装着されているトナーカートリッジ
の容器内のトナーが実質上存在しなくなり、現像装置に
トナーを供給することが必要になると、トナーカートリ
ッジ装着部に装着されているトナーカートリッジが新し
いトナーカートリッジに交換される。
【0003】トナーカートリッジとしては、全体として
円筒形状の容器を含む形態ものが広く実用に供されてい
る。かようなトナーカートリッジの典型例は、全体とし
て円筒形状の容器に加えて、同様に全体として円筒形状
であるカバー部材をも含んでいる。容器はカバー部材内
に同心状に且つ回転自在に組み込まれる。容器の周壁に
はトナー排出開口が形成され、カバー部材にはトナー通
過開口が形成されている。トナーカートリッジを現像装
置のトナーカートリッジ装着部に装着する前において
は、容器のトナー排出開口とカバー部材のトナー通過開
口とは周方向に変位して位置せしめられ、トナー排出開
口は密封されている。
【0004】上述したとおりのトナーカートリッジが適
用される現像装置におけるトナーカートリッジ装着部の
典型例は、所定間隔をおいて配設された一対の直立壁を
有し、かかる一対の直立壁の一方には挿入開口が形成さ
れている。トナーカートリッジは上記挿入開口を通して
長手方向に移動せしめることによって一対の直立壁間に
挿入される。しかる後に、トナーカートリッジの容器を
回転せしめて、容器の周壁に形成されているトナー排出
開口をカバー部材に形成されているトナー通過開口に整
合せしめる。かくして、トナー排出開口を開封せしめる
と、容器内に収容されているトナーがトナー排出開口及
びトナー通過開口を通して容器内から流出せしめられ
る。トナーカートリッジ装着部からトナーカートリッジ
を離脱する際には、先ず容器を回転せしめ、そのトナー
排出開口をカバー部材のトナー通過開口に対して周方向
に変位せしめてトナー排出開口を再密封する。しかる後
に、上記挿入開口を通してトナーカートリッジを引き出
す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、上述した形態
の現像装置には次のとおりの問題が存在する。トナーカ
ートリッジ装着部には、挿入開口を通して長手方向に移
動せめられるトナーカートリッジを適切に案内するため
の案内手段を配設する必要があり、かかる案内手段は細
長いトナーカートリッジの略全長に渡って延在せしめら
れていることが必要である。従って、トナーカートリッ
ジ装着部が比較的複雑且つ高価になる。また、挿入開口
を通してトナーカートリッジをその長手方向に移動せし
める装着及び離脱操作は、比較的煩雑である。
【0006】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、トナーカートリッジを
その長手方向に移動せしめることなくして、略その直径
方向に移動せしめることによってトナーカートリッジ装
着部に所要通りに装着することができる、新規且つ改良
された現像装置を提供することである。
【0007】本発明の他の技術的課題は、トナーカート
リッジ装着部の構成が比較的簡潔且つ安価である、新規
且つ改良された現像装置を提供することである。
【0008】本発明の更に他の技術的課題は、トナーカ
ートリッジ装着部に対するトナーカートリッジの装着及
び離脱操作が充分に簡単である、新規且つ改良された現
像装置を提供することである。
【0009】本発明の更に他の技術的課題は、静電感光
体上からシート部材上にトナー像を転写した後に静電感
光体上から除去されたトナーを回収するためのトナー回
収容器をトナーカートリッジに装着して、トナーカート
リッジの装着及び離脱に付随せしめてトナー回収容器も
装着及び離脱されるようにせしめ、かくしてトナーカー
トリッジの交換とトナー回収容器の交換とを同時に遂行
することができるようにせしめた、新規且つ改良された
現像装置を提供することである。
【0010】上述した新規且つ改良された現像装置に適
用される、新規且つ改良されたトナーカートリッジ自体
を提供することも、本発明の技術的課題である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面によれ
ば、トナーカートリッジ装着部と該トナーカートリッジ
装着部に着脱自在に装着されるトナーカートリッジとを
含む現像装置にして、該トナーカートリッジ装着部は、
トナー受入開口が形成されている底壁と該底壁の両側縁
に配設された一対の支持側壁とを有し、該支持側壁の一
方の内面には係止手段が配設されており、該トナーカー
トリッジは、全体として円筒形状であり且つ周壁には開
封自在に密封されたトナー排出開口が形成されている容
器と、該容器内に収容されたトナーとを含み、該容器の
片側壁の外面には該係止手段と係合する被係止手段が配
設されており、該容器の該片側壁を該支持側壁の該一方
の内面に対向せしめて該係止手段と該被係止手段とを係
合せしめると共に、該容器の他側壁を該一対の支持側壁
の他方の内面に対向せしめることによって、該トナーカ
ートリッジ装着部に該トナーカートリッジが装着され、
該一対の支持側壁によって該トナーカートリッジの長手
方向への移動が拘束され、該係止手段と該被係止手段と
の係合によって該トナーカートリッジの直径方向への移
動が拘束される、ことを特徴とする現像装置が提供され
る。
【0012】本発明の他の局面によれば、トナー受入開
口が形成されている底壁と該底壁の両側縁に配設された
一対の支持側壁とを有し、該支持側壁の一方の内面には
係止手段が配設されているトナーカートリッジ装着部を
含む現像装置に適用されるトナーカートリッジにして、
全体として円筒形状であり且つ周壁には開封自在に密封
されたトナー排出開口が形成されている容器と、該容器
内に収容されたトナーとを含み、該容器の片側壁の外面
には該係止手段と係合する被係止手段が形成されてお
り、該容器の該片側壁を該支持側壁の該一方の内面に対
向せしめて該係止手段と該被係止手段とを係合せしめる
と共に、該容器の他側壁を該一対の支持側壁の他方の内
面に対向せしめることによって、該トナーカートリッジ
装着部にトナーカートリッジが装着され、該一対の支持
側壁によってトナーカートリッジの長手方向への移動が
拘束され、該係止手段と該被係止手段との係合によって
トナーカートリッジの直径方向への移動が拘束される、
ことを特徴とするトナーカートリッジが提供される。
【0013】該トナーカートリッジは、全体として円筒
形状であり且つ周壁にトナー通過開口が形成されている
カバー部材を含み、該容器は該カバー部材内に同心状に
且つ回転自在に組み込まれており、該容器の該トナー排
出開口と該カバー部材の該トナー通過開口とが周方向に
変位して位置せしめられて該トナー排出開口が密封され
ており、該トナーカートリッジ装着部の該トナー受入開
口に該カバー部材の該トナー通過開口を整合せしめて、
該トナーカートリッジが該トナーカートリッジ装着部に
装着され、該容器を回転せしめて該容器の該トナー排出
開口を該カバー部材の該トナー通過開口に整合せしめる
ことによって該トナー排出開口が開封され、該トナー排
出開口、該トナー通過開口及び該トナー受入開口を通し
てトナーが流動せしめられるのが好都合である。
【0014】好ましくは、該トナーカートリッジ装着部
の該支持側壁の該一方の内面には、該トナーカートリッ
ジ装着部の長手方向に延びる回転中心軸線を中心として
第一の角度位置と第二の角度位置との間を回転自在に回
転部材が配設されており、該回転部材の内面に該係止手
段が形成されており、該トナーカートリッジの該カバー
部材の開口された片側面を通して、該トナーカートリッ
ジの該容器の該片側壁に形成されている該被係止手段を
該被係止手段に係合せしめると、該回転部材と該容器と
の相対的回転が阻止され、該回転部材を該第一の角度位
置から該第二の角度位置に回転せしめると、これに応じ
て該容器が回転せしめられて該トナー排出開口が該トナ
ー通過開口に整合せしめられ、該回転部材を該第二の角
度位置から該第一の角度位置に戻すと、該トナー排出開
口が該トナー通過開口に対して周方向に変位して位置せ
しめられる。該回転部材には把持アームが形成されてい
る。更に、該回転部材の周面には可視印が付設され、該
容器の該被係止手段にも可視印が付設されており、該回
転部材の該可視印の角度位置と該被係止手段の該可視印
の角度位置とを整合せしめると該係止手段に該被係止手
段を係合せしめることが可能になる。該トナーカートリ
ッジ装着部の該支持側壁の他方には、軸支孔と該軸支孔
から外縁まで延びる案内溝が形成されており、該トナー
カートリッジの該容器の該他側壁の外面には長手方向外
方に突出する被軸支部が形成されており、該トナーカー
トリッジ装着部の該支持側壁の該他方の内面に該トナー
カートリッジの該容器の該他側壁を対向せしめる際に
は、該被軸支部が該案内溝を通して該軸支孔に導入され
る、のが好適である。該トナー排出開口を該トナー通過
開口に整合せしめるために、該回転部材を該第一の角度
位置から該第二の角度位置に回転せしめて該容器を回転
せしめると、該軸支部も回転せしめられることによって
該軸支部が該軸支孔内に拘束されて該軸支孔から該案内
溝に移動することが阻止される。該案内溝は該軸支孔の
直径より小さい幅を有し、該軸支部は該案内溝の幅と実
質上同一乃至これより小さい厚さと該案内溝の幅より大
きく該軸支孔の直径と実質上同一乃至これより小さい幅
を有するのが好都合である。好適実施形態においては、
該トナーカートリッジの該カバー部材は該容器の該他側
壁と該トナーカートリッジ装着部の該支持側壁の該他方
との間に位置する側壁を有し、該側壁にはトナー回収容
器装着部が配設されており、該トナーカートリッジは、
該トナー回収容器装着部に着脱自在に装着されるトナー
回収容器を含む。該トナー回収容器装着部に装着された
該トナー回収容器の主部は、該トナーカートリッジ装着
部に該トナーカートリッジが装着されると、該トナーカ
ートリッジ装着部の該支持側壁の該他方の外面に隣接し
て位置せしめられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従って構成された現像装置の好適実施形態につい
て、更に詳細に説明する。
【0016】図1には、本発明に従って構成された現像
装置が装備された作像ユニットが図示されている。かか
る作像ユニットは、全体を番号2で示すフレーム手段を
具備している。このフレーム手段2は適宜の合成樹脂か
ら形成することができる。フレーム手段2には、像担持
手段4、帯電手段6及びクリーニング手段8と共に、本
発明に従って構成された現像装置10が装着されてい
る。像担持手段4は、周表面に静電感光体が配設された
回転ドラム12から構成されており、この回転ドラム1
2は矢印14で示す方向に回転駆動せしめられる。帯電
手段6は回転ドラム12の周表面を特定極性に帯電せし
めるためのコロナ放電器から構成されている。クリーニ
ング手段8はクリーニングハウジング16を具備し、こ
のクリーニングハウジング16内にはクリーニングブレ
ード18が配設されている。クリーニングブレード18
は合成ゴムの如き柔軟な材料から形成されており、その
先端部が回転ドラム12の周表面に押圧せしめられてい
る。
【0017】現像手段10は現像ハウジング20を具備
し、この現像ハウジング20には現像ローラ22、現像
剤規制部材24、現像剤補給ローラ26及び現像剤搬送
部材28が装着されている。更に、現像ハウジング20
の上端部にはトナーカートリッジ装着部30が配設され
ており、かかるトナーカートリッジ装着部30にはトナ
ーカートリッジ32が着脱自在に装着されている(トナ
ーカートリッジ装着部30及びトナーカートリッジ32
については、後に更に詳細に説明する)。現像手段10
において使用される現像剤はトナーカートリッジ32か
ら送出されるトナーのみから成る所謂一成分現像剤でよ
い。かかる現像剤は、矢印34で示す方向に回転駆動せ
しめられる現像剤搬送部材28の作用によって現像剤補
給ローラ26に搬送され、矢印36で示す方向に回転駆
動される現像剤補給ローラ26は現像ローラ22上に現
像剤を送給する。矢印38で示す方向に回転駆動せしめ
られる現像ローラ22上に保持された現像剤は、現像剤
規制部材24によってその層厚さが所要値に規制され
る。現像ローラ22は金属製軸部材40とこの軸部材4
0の周表面に配設された合成ゴム製ローラ部材42とか
ら構成され、現像ローラ22は回転ドラム12に弾性的
に押圧せしめられている。
【0018】上述したとおりの作像ユニットは、例えば
静電複写機である画像形成機の機体ハウジング(図示し
ていない)の所要位置に着脱自在に装着される。そし
て、回転ドラム12が矢印14で示す方向に回転駆動せ
しめられ、帯電域44においては帯電手段6によって回
転ドラム12の周表面が特定極性に一様に帯電せしめら
れ、次いで露光域46において適宜の光学系(図示して
いない)により作成すべき像に対応して回転ドラム12
の周表面が光照射され、かくして回転ドラム12の周表
面に静電潜像が形成される。次いで、現像域48におい
て現像手段10の現像ローラ22の作用によって回転ド
ラム12の周表面上の静電潜像がトナー像に現像され
る。転写域50においては、普通紙でよい転写部材(図
示していない)が回転ドラム12の周表面に密接せしめ
られ、回転ドラム12の周表面上に形成されているトナ
ー像が転写部材上に転写される。トナー像が転写された
転写部材は回転ドラム12の周表面から剥離されて定着
手段(図示していない)に搬送され、定着手段の作用に
よってトナー像が定着された後に機体ハウジング外に排
出される。クリーニング域52においては、転写後に回
転ドラム12の周表面に残留する残留トナーがクリーニ
ングブレード18の作用によって回転ドラム12の周表
面から除去される。
【0019】而して、図示の作像ユニットにおける上述
したとおりの構成及び作用(現像装置10におけるトナ
ーカートリッジ装着部30及びそこに装着されるトナー
カートリッジ32の構成及び作用を除く)は、本発明に
従って改良された新規な特徴を構成するものではなく、
それら自体の構成は当業者には周知のものでよい故に、
これらについての詳細な説明は本明細書においては省略
する。
【0020】図1と共に図2を参照して説明すると、上
記作像ユニットにおける現像装置10のトナーカートリ
ッジ装着部30は、上記回転ドラム12の中心軸線方向
(図1において紙面に垂直な方向)に実質上水平に細長
く延在する底壁54と、かかる底壁54の両側縁に配設
された一対の支持側壁56及び58を含んでいる。底壁
54の横断面形状は略半円形である。かかる底壁54に
は適宜に配置された複数個のトナー受入開口60が形成
されている。更に、底壁54上には、トナー受入開口6
0の周囲を延びるシール部材62が貼着されている。こ
のシール部材62は発泡合成樹脂製でよい。底壁54に
は、更に、シール部材62の外側を長手方向に実質上水
平に延びる一対の肩面53及び55が形成されている。
一対の支持側壁56及び58は、底壁54の両側縁から
上方に実質上鉛直に延びている。
【0021】図2を参照して説明を続けると、トナーカ
ートリッジ装着部30における支持側壁56の内面には
回転部材64が装着されている。この回転部材64は、
円板状の主部66と、かかる主部66から突出する略三
角形状の把持アーム68を有する。主部66の中央部に
は円形孔が形成されており、この円形孔を通って延びる
装着部材70の先端部が支持側壁56に螺着され、かく
して回転部材64が実線で示す第一の角度位置と二点鎖
線で示す第二の角度位置との間を回転自在に装着され
る。装着部材70はトナーカートリッジ装着部30の長
手方向(図1において紙面に垂直な方向)に実質上水平
に延び、従って、回転部材64はトナーカートリッジ装
着部30の長手方向に実質上水平に延びる回転中心軸線
(装着部材70の中心軸線)を中心として回転自在に装
着されている。回転部材64が第一の角度位置にせしめ
られると、支持側壁56に形成されている当接部72に
把持アーム68の片側面が当接し、これによって回転部
材64が第一の角度位置を越えて回転することが阻止さ
れる。同様に、回転部材64が第二の角度位置にせしめ
られると、支持側壁56に形成されている当接部74に
把持アーム68の他側面が当接し、これによって回転部
材64が第二の角度位置を越えて回転することが阻止さ
れる。回転部材64の主部66には略チャンネル状の溝
によって区画された弾性舌片76が形成されており、こ
の弾性舌片76の外面には半球状突起(図示していな
い)が形成されている。一方、支持側壁56の内面には
所定角度間隔をおいて2個の半球状凹部(図示していな
い)が形成されている。回転部材64が上記第一の角度
位置に位置せしめられると、弾性舌片76に形成されて
いる突起が支持側壁56に形成されている2個の凹部の
一方に弾性的に係合し、かくして回転部材64が上記第
一の角度位置に弾性的に保持される。回転部材64が上
記第二の角度位置に位置せしめられると、弾性舌片76
に形成されている突起が支持側壁56に形成されている
2個の凹部の他方に弾性的に係合し、かくして回転部材
64が上記第二の角度位置に弾性的に保持される。更
に、回転部材64の主部66の内面中央部には、係止手
段78を構成する突起が形成されている。この突起は円
の一部を切り欠いた形状でよい。回転部材64の主部6
6の外周面には、三角形状の突出部から構成された可視
印80が形成されている。
【0022】図2を参照して説明を続けると、他方の支
持側壁58には、軸支孔82とこの軸支孔82から外縁
まで延びる案内溝84が形成されている。軸支孔82は
略円形であり、案内溝84は水平に対して20乃至60
度程度であるのが好都合である傾斜角αをなして直線状
に延びている。案内溝84の幅w1は軸支孔82の直径
dよりも小さく、例えば軸支孔82の直径dの略1/3
程度であるのが好都合である。
【0023】次に、図3を参照してトナーカートリッジ
32について説明すると、図示の実施形態におけるトナ
ーカートリッジ32は、全体として円筒形状である容器
86を含んでいる。適宜の合成樹脂から成形することが
できる容器86は周壁88を有し、この周壁88の特定
角度領域にはトナー排出開口90が形成されている。こ
のトナー排出開口90は長手方向に延在する略矩形状で
よい。容器86の補強のためにトナー排出開口90を横
切って延びる複数個のリブ92が形成されている。周壁
88の外面には、トナー排出開口90の周囲を延びるシ
ール部材94が貼着されている。容器86の片端部には
端壁96が形成されている。この端壁96には円形の開
口98が形成されている。また、端壁96の外面には、
開口98の周縁から半径方向外方に延びる複数個のリブ
99が形成されている。開口98には、後に更に言及す
る如く、開口98を通して容器86内にトナーを充填し
た後に、蓋部材100が接着又は加熱融着の如き適宜の
様式によって固着され、これによって開口98が閉じら
れる。周壁88は端壁96を越えて長手方向外方に延出
せしめられている。容器86の片端には、更に、略円板
形状の付加部材102が装着される。図3と共に図6を
参照して説明すると、適宜の合成樹脂から成形すること
ができる付加部材102の中央部には、被係止手段10
4を構成する貫通開口が形成されている。貫通開口の横
断面形状は、上述した係止手段78を構成する突起の横
断面形状に対応せしめられており、後に更に言及する如
く、トナーカートリッジ装着部30にトナーカートリッ
ジ32を装着する際には被係止手段104内に係止手段
78が受入れられて両者が係合せしめられる。付加部材
102の外周面には、細長い三角形状の突出部でよい可
視印106が形成されている。付加部材102には、更
に、その周縁から内方に突出する複数個の複数個の弧状
突出片107及び連結爪片108も形成されている。か
ような付加部材102は、後に更に言及する如く、容器
86の端壁96に蓋部材100を固着した後に、弧状突
出片107を容器86の端壁96に形成されているリブ
99間に位置せしめると共に、連結爪片108を周壁8
8の延出端部内面に弾性的に係合せしめることによっ
て、周壁88の他端面に連結される。付加部材102の
弧状突出片107がリブ99間に位置せしめられること
によって、容器86に対する付加部材102の相対的回
転が確実に阻止される。容器86の他端は、周壁88と
一体に形成された端壁110によって閉じられている。
この端壁110の外面には、その中央部から長手方向外
方に突出する被軸支部112が一体に形成されている。
図3と共に図7を参照して説明すると、被軸支部112
の先端部の横断面形状は、円の一部に対応した形状、更
に詳しくは円のうちの直径とこの直径に平行に延びる弦
との間に部分のみを残留せしめた形状である。被軸支部
112の幅(上記円の直径)w2は、上記軸支孔82の
直径dと実質上同一乃至これより若干小さくて上記案内
溝84の幅w1よりも大きく、被軸支部112の厚さt
は、上記案内溝84の幅w1と実質上同一乃至これより
若干小さい。
【0024】図3を参照して説明を続けると、トナーカ
ートリッジ32は全体として略円筒形状であるカバー部
材114も含んでいる。適宜の合成樹脂から成形するこ
とができるカバー部材114は周壁116を有し、この
周壁116の特定角度領域にはトナー通過開口118が
形成されている。トナー通過開口118は長手方向に延
在する略矩形状でよい。カバー部材114の補強のため
にトナー通過開口118を横切って延びる複数個の補強
リブ120が形成されている。周壁116の外周面に
は、略180度の角度間隔をおいて2個の当接片122
及び124が形成されている。当接片122及び124
の各々は、周壁116から実質上水平に突出し且つ周壁
116の略全長に渡って長手方向に延びている。カバー
部材114の片端は全面的に開口されている。図4を参
照して説明を続けると、カバー部材114の他端には、
周壁116と一体に成形されている端壁126が配設さ
れている。この端壁126の中央部には円形でよい開口
128が形成されている。端壁126の外面には、トナ
ー回収容器装着部130が形成されている。このトナー
回収容器装着部130は、下側規制レール132とこの
下側規制レール132から上方に間隔をおいて配置され
た上側規制レール134とから構成されている。下側規
制レール132の外側縁部には2個の直立規制片136
及び138が形成されている。端壁126に外面には、
更に、相互に平行に延びる一対の被案内片140が形成
されている。被案内片140の各々の先端縁は、端面1
26の中央部から周縁部に向かって長手方向外方に傾斜
して延びる傾斜部142と、かかる傾斜部142に次い
で端面126と平行に延びる非傾斜部144とを有す
る。
【0025】図3を参照して説明を続けると、図示の実
施形態においては、トナーカートリッジ装着部30に装
着されるトナーカートリッジ32には、トナー回収容器
146が組み合わされる。適宜の合成樹脂から成形する
ことができるトナー回収容器146の片側面の上端部に
は連結部148が一体に形成されている。この連結部1
48は被規制レール150を有する。被規制レール15
0の形状は、上記カバー部材150に配設されているト
ナー回収容器装着部130における下側規制レール13
2と上側規制レール134との間に区画されている空間
の形状に対応せしめられている。
【0026】図3と共に図5を参照して説明すると、ト
ナーカートリッジ32は次のとおりにして組み立てられ
る。最初に、カバー部材114の開口された片端を通し
て、容器86をカバー部材114内に挿入する。この際
には、容器86はそのトナー排出開口90が上方に向け
て開口する角度位置に位置せしめられ、一方カバー部材
114はそのトナー通過開口118が下方に向けて開口
する角度位置に位置せしめられる。従って、トナー排出
開口90とトナー通過開口118とは相互に周方向に変
位して位置せしめられ、容器86のトナー排出開口11
8はカバー部材114の周壁116によって閉じられ
る。容器86の周壁88に貼着されているシール部材9
4がカバー部材114の周壁116の内面に密接せしめ
られ、これによってトナー排出開口90が充分に密封さ
れる。図4を参照することによって明確に理解される如
く、容器86の端壁110に形成されている被軸支部1
12は、カバー部材114の端壁126に形成されてい
る開口128を貫通して突出する。次いで、カバー部材
114の開口された片端面及び容器86の端壁96に形
成されている開口98を通して、容器86内に所要量の
トナーが充填される。しかる後に、容器86の端壁96
に蓋部材100が固着されて開口98が閉塞され、かく
してトナーが容器86内に密封される。次いで、容器8
6の片端に付加部材102が連結される。更に、カバー
部材114の端壁126に形成されているトナー回収容
器装着部130にトナー回収容器146が着脱自在に装
着される。トナー回収容器146の装着は、トナー回収
容器146の連結部148における被規制レール150
を、カバー部材114のトナー回収容器装着部130に
おける下側規制レール132と上側規制レール134と
の間の空間に、下側規制レール132、上側規制レール
134及び被規制レール150の少なくともいずれか1
個を弾性的に幾分変形せしめて挿入することによって遂
行される。
【0027】次に、図1乃至図7、特に図2及び図5を
参照して、トナーカートリッジ装着部30に対するトナ
ーカートリッジ32の装着及び離脱について説明する。
トナーカートリッジ装着部30にトナーカートリッジ3
2を装着する際には、トナーカートリッジ32を、その
長手方向ではなくて長手方向に対して垂直な方向に下降
せしめてトナーカートリッジ装着部30に接近せしめ
る。そして、トナーカートリッジ32を、付加部材10
2が配設されている片端から被軸支部112が配設され
ている他端に向けて幾分上方に傾斜して延びる状態にせ
しめて、付加部材102に配設されている被係止手段1
04(即ち貫通開口)を、トナーカートリッジ装着部3
0の回転部材64に配設されている係止手段78(即ち
突起)に係合せしめる。この際には、回転部材64に形
成されている可視印80と付加部材102に形成されて
いる可視印106とを整合せしめると、回転部材64に
対するトナーカートリジ32の角度位置が適切に設定さ
れて、係止手段78に対して被係止手段106が適切に
位置せしめられる。次いで、トナーカートリッジ32の
他端を移動せしめて、容器86に形成されている被軸支
部112を案内溝84を通して軸支孔82内に導入す
る。この際には、被軸支部112はその幅方向を案内溝
84の延在方向に合致せしめた状態である。被軸支部1
12が案内溝84内を移動せしめられる際には、カバー
部材114の端壁126に形成されている被案内片14
0の先端縁が支持側壁58の内側面に接触せしめられ、
従ってその被案内片140の先端縁の傾斜部142の存
在に起因してトナーカートリッジ32は支持側壁56に
向かう方向に案内移動せしめられ、これによってトナー
カートリッジ装着部30に対するトナーカートリッジ3
2の長手方向位置が規制される。トナーカートリッジ装
着部30にトナーカートリッジ32が装着されると、ト
ナーカートリッジ32のカバー部材114に形成されて
いる一対の当接片122及び124がトナーカートリッ
ジ装着部30に配設されている一対の肩面53及び55
に当接せしめられる。また、トナーカートリッジ装着部
30に配設されているシール部材62がトナー通過開口
118の周縁部においてカバー部材114の周壁116
の外面に密接せしめられる。しかる後に、把持アーム6
8を指で把持して回転部材64を図2に実線で示す第一
の角度位置から図2に二点鎖線で示す第二の角度位置に
回転せしめる。回転部材64に配設されている係止手段
78と容器86に連結されている付加部材102に配設
されている被係止手段104とが係合されている故に、
回転部材64の上記回転に付随して容器86も、図1に
おいて時計方向に所要角度回転せしめられる。トナーカ
ートリッジ32のカバー部材114はその一対の当接片
122及び124がトナーカートリッジ装着部30の一
対の肩面53及び55に当接せしめられている故に容器
86に付随して回転することが防止される。カバー部材
114に対して容器86が所要角度回転せしめられる
と、容器86に形成されているトナー排出開口90がカ
バー部材114のトナー通過開口118に整合せしめら
れ、かくしてトナー排出開口90が開封されて、容器8
6内のトナーがトナー排出開口90、トナー通過開口1
18及びトナー受入開口60を通って流動せしめられ、
現像ハウジング20内に供給される。更に、容器86が
図1において時計方向に所要角度回転せしめられると、
図7と図1とを比較参照することによって明確に理解さ
れる如く、軸支孔82内において被軸支部112が所要
角度回転せしめられ、被軸支部112の幅方向が案内溝
84に対して略直角になる。従って、軸支孔82から軸
支部112を離脱せしめることが不可能になり、軸支孔
82内に被軸支孔112が拘束される。
【0028】上述したとおりにしてトナーカートリッジ
装着部30にトナーカートリッジ32を装着すると、カ
バー部材114の端壁126は支持側壁58の内側(更
に詳しくは、容器86の端壁110と支持側壁58との
間)に位置するが、端壁126に配設されているトナー
回収容器装着部130に装着されているトナー回収容器
146(図1及び図7においては二点鎖線で図示してい
る)は支持側壁58の外側に位置せしめられる。トナー
回収容器146にはトナー導入開口(図示していない)
が形成されており、かかる導入開口にはトナー搬送パイ
プ(図示していない)の排出開口が連通せしめられる。
クリーニング手段8におけるクリーニングブレード18
の作用によって回転ドラム12の周表面から除去された
トナーは、適宜の搬送手段によって上記トナー搬送パイ
プに搬送され、このトナー搬送パイプからトナー回収容
器146に導入される。トナー搬送パイプとトナー回収
容器146との関連については、本出願人の出願に係る
平成8年特許願第192615号の明細書及び図面に開
示されているので、かかる明細書及び図面に委ね、本明
細書においては説明を省略する。
【0029】容器86内のトナーが消費されたトナーカ
ートリッジ32をトナーカートリッジ装着部30から離
脱する際には、最初に、把持アーム68を指で把持して
回転部材64を図2に二点鎖線で示す第二の角度位置か
ら図2に実線で示す第一の角度位置に回転せしめる。か
くすると、容器86が図1において反時計方向に所要角
度回転せしめられてその初期角度位置(トナーカートリ
ッジ装着部30にトナーカートリジ32を装着する前に
おける角度位置)に戻され、これによって容器86のト
ナー排出開口90がカバー部材114のトナー通過開口
118から周方向に変位せしめられ、トナー排出開口9
0が再び密封される。また、容器86が図1において反
時計方向に所要角度回転せしめられることによって、被
軸支部112の幅方向が案内溝84の延在方向に合致せ
しめられる。従って、被軸支部112を案内溝84を通
して軸支孔82から離脱せしめるとが可能になる。しか
る後に、被軸支部112を軸支孔82から離脱せしめ、
次いで被係止手段104を係止手段78から離脱せし
め、トナーカートリッジ装着部30からトナーカートリ
ッジ32の全体を離脱せしめる。
【0030】
【発明の効果】本発明の現像装置においては、トナーカ
ートリッジをその長手方向に移動せしめることなくし
て、略その直径方向に移動せしめることによってトナー
カートリッジ装着部に所要通りに装着することができ
る。トナーカートリッジ装着部の構成を比較的簡潔且つ
安価にせしめることができる。トナーカートリッジ装着
部に対するトナーカートリッジの装着及び離脱操作は充
分に簡単である。静電感光体上からシート部材上にトナ
ー像を転写した後に静電感光体上から除去されたトナー
を回収するためのトナー回収容器をトナーカートリッジ
に装着して、トナーカートリッジの装着及び離脱に付随
せしめてトナー回収容器も装着及び離脱されるようにせ
しめ、かくしてトナーカートリッジの交換とトナー回収
容器の交換とを同時に遂行することができるようにせし
めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された現像装置の好適実施
形態を備えた作像ユニットを示す簡略正面図。
【図2】図1の現像装置におけるトナーカートリッジ装
着部を示す斜面図。
【図3】図1の現像装置におけるトナーカートリッジを
示す分解斜面図。
【図4】図1の現像装置におけるトナーカートリッジの
カバー部材の一部を示す斜面図。
【図5】図1の現像装置におけるトナーカートリッジを
示す斜面図。
【図6】図1の現像装置におけるトナーカートリッジの
片側面図。
【図7】図1の現像装置におけるトナーカートリッジの
他側面図。
【符号の説明】
10:現像装置 30:トナーカートリッジ装着部 32:トナーカートリッジ 54:底壁 56:支持側壁 58:支持側壁 60:トナー受入開口 64:回転部材 66:回転部材の主部 68:回転部材の把持アーム 78:係止手段 82:軸支孔 84:案内溝 86:容器 88:容器の周壁 90:トナー排出開口 100:蓋部材 102:付加部材 104:被係止手段 112:被軸支部 114:カバー部材 116:カバー部材の周壁 118:トナー通過開口 130:トナー回収容器装着部 146:トナー回収容器

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーカートリッジ装着部と該トナーカ
    ートリッジ装着部に着脱自在に装着されるトナーカート
    リッジとを含む現像装置にして、 該トナーカートリッジ装着部は、トナー受入開口が形成
    されている底壁と該底壁の両側縁に配設された一対の支
    持側壁とを有し、該支持側壁の一方の内面には係止手段
    が配設されており、 該トナーカートリッジは、全体として円筒形状であり且
    つ周壁には開封自在に密封されたトナー排出開口が形成
    されている容器と、該容器内に収容されたトナーとを含
    み、該容器の片側壁の外面には該係止手段と係合する被
    係止手段が配設されており、 該容器の該片側壁を該支持側壁の該一方の内面に対向せ
    しめて該係止手段と該被係止手段とを係合せしめると共
    に、該容器の他側壁を該一対の支持側壁の他方の内面に
    対向せしめることによって、該トナーカートリッジ装着
    部に該トナーカートリッジが装着され、該一対の支持側
    壁によって該トナーカートリッジの長手方向への移動が
    拘束され、該係止手段と該被係止手段との係合によって
    該トナーカートリッジの直径方向への移動が拘束され
    る、 ことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 該トナーカートリッジは、全体として円
    筒形状であり且つ周壁にトナー通過開口が形成されてい
    るカバー部材を含み、該容器は該カバー部材内に同心状
    に且つ回転自在に組み込まれており、該容器の該トナー
    排出開口と該カバー部材の該トナー通過開口とが周方向
    に変位して位置せしめられて該トナー排出開口が密封さ
    れており、 該トナーカートリッジ装着部の該トナー受入開口に該カ
    バー部材の該トナー通過開口を整合せしめて、該トナー
    カートリッジが該トナーカートリッジ装着部に装着さ
    れ、該容器を回転せしめて該容器の該トナー排出開口を
    該カバー部材の該トナー通過開口に整合せしめることに
    よって該トナー排出開口が開封され、該トナー排出開
    口、該トナー通過開口及び該トナー受入開口を通してト
    ナーが流動せしめられる、 請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 該トナーカートリッジ装着部の該支持側
    壁の該一方の内面には、該トナーカートリッジ装着部の
    長手方向に延びる回転中心軸線を中心として第一の角度
    位置と第二の角度位置との間を回転自在に回転部材が配
    設されており、該回転部材の内面に該係止手段が形成さ
    れており、 該トナーカートリッジの該カバー部材の開口された片側
    面を通して、該トナーカートリッジの該容器の該片側壁
    に形成されている該被係止手段を該被係止手段に係合せ
    しめると、該回転部材と該容器との相対的回転が阻止さ
    れ、該回転部材を該第一の角度位置から該第二の角度位
    置に回転せしめると、これに応じて該容器が回転せしめ
    られて該トナー排出開口が該トナー通過開口に整合せし
    められ、該回転部材を該第二の角度位置から該第一の角
    度位置に戻すと、該トナー排出開口が該トナー通過開口
    に対して周方向に変位して位置せしめられる、 請求項2記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 該回転部材には把持アームが形成されて
    いる、 請求項3記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 該回転部材の周面には可視印が付設さ
    れ、該容器の該被係止手段にも可視印が付設されてお
    り、該回転部材の該可視印の角度位置と該被係止手段の
    該可視印の角度位置とを整合せしめると該係止手段に該
    被係止手段を係合せしめることが可能になる、 請求項3又は4記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 該トナーカートリッジ装着部の該支持側
    壁の他方には、軸支孔と該軸支孔から外縁まで延びる案
    内溝が形成されており、 該トナーカートリッジの該容器の該他側壁の外面には長
    手方向外方に突出する被軸支部が形成されており、 該トナーカートリッジ装着部の該支持側壁の該他方の内
    面に該トナーカートリッジの該容器の該他側壁を対向せ
    しめる際には、該被軸支部が該案内溝を通して該軸支孔
    に導入される、 請求項3から6までのいずれかに記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 該トナー排出開口を該トナー通過開口に
    整合せしめるために、該回転部材を該第一の角度位置か
    ら該第二の角度位置に回転せしめて該容器を回転せしめ
    ると、該軸支部も回転せしめられることによって該軸支
    部が該軸支孔内に拘束されて該軸支孔から該案内溝に移
    動することが阻止される、 請求項6記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 該案内溝は該軸支孔の直径より小さい幅
    を有し、該軸支部は該案内溝の幅と実質上同一乃至これ
    より小さい厚さと該案内溝の幅より大きく該軸支孔の直
    径と実質上同一乃至これより小さい幅を有する、 請求項7記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 該トナーカートリッジの該カバー部材は
    該容器の該他側壁と該トナーカートリッジ装着部の該支
    持側壁の該他方との間に位置する側壁を有し、該側壁に
    はトナー回収容器装着部が配設されており、 該トナーカートリッジは、該トナー回収容器装着部に着
    脱自在に装着されるトナー回収容器を含む、 請求項2から8までのいずれかに記載の現像容器。
  10. 【請求項10】 該トナー回収容器装着部に装着された
    該トナー回収容器の主部は、該トナーカートリッジ装着
    部に該トナーカートリッジが装着されると、該トナーカ
    ートリッジ装着部の該支持側壁の該他方の外面に隣接し
    て位置せしめられる、 請求項9記載の現像装置。
  11. 【請求項11】 トナー受入開口が形成されている底壁
    と該底壁の両側縁に配設された一対の支持側壁とを有
    し、該支持側壁の一方の内面には係止手段が配設されて
    いるトナーカートリッジ装着部を含む現像装置に適用さ
    れるトナーカートリッジにして、 全体として円筒形状であり且つ周壁には開封自在に密封
    されたトナー排出開口が形成されている容器と、該容器
    内に収容されたトナーとを含み、該容器の片側壁の外面
    には該係止手段と係合する被係止手段が形成されてお
    り、 該容器の該片側壁を該支持側壁の該一方の内面に対向せ
    しめて該係止手段と該被係止手段とを係合せしめると共
    に、該容器の他側壁を該一対の支持側壁の他方の内面に
    対向せしめることによって、該トナーカートリッジ装着
    部にトナーカートリッジが装着され、該一対の支持側壁
    によってトナーカートリッジの長手方向への移動が拘束
    され、該係止手段と該被係止手段との係合によってトナ
    ーカートリッジの直径方向への移動が拘束される、 ことを特徴とするトナーカートリッジ。
  12. 【請求項12】 全体として円筒形状であり且つ周壁に
    トナー通過開口が形成されているカバー部材を含み、該
    容器は該カバー部材内に同心状に且つ回転自在に組み込
    まれており、該容器の該トナー排出開口と該カバー部材
    の該トナー通過開口とが周方向に変位して位置せしめら
    れて該トナー排出開口が密封されており、 該トナーカートリッジ装着部の該トナー受入開口に該カ
    バー部材の該トナー通過開口を整合せしめて、トナーカ
    ートリッジが該トナーカートリッジ装着部に装着され、
    該容器を回転せしめて該容器の該トナー排出開口を該カ
    バー部材の該トナー通過開口に整合せしめることによっ
    て該トナー排出開口が開封され、該トナー排出開口、該
    トナー通過開口及び該トナー受入開口を通してトナーが
    流動せしめられる、 請求項11記載のトナーカートリッジ。
  13. 【請求項13】 該トナーカートリッジ装着部の該支持
    側壁の該一方の内面には、該トナーカートリッジ装着部
    の長手方向に延びる回転中心軸線を中心として第一の角
    度位置と第二の角度位置との間を回転自在に回転部材が
    配設されており、該回転部材の内面に該係止手段が形成
    されており、 該カバー部材の開口された片側面を通して、該容器の該
    片側壁に形成されている該被係止手段を該被係止手段に
    係合せしめると、該回転部材と該容器との相対的回転が
    阻止され、該回転部材を該第一の角度位置から該第二の
    角度位置に回転せしめると、これに応じて該容器が回転
    せしめられて該トナー排出開口が該トナー通過開口に整
    合せしめられ、該回転部材を該第二の角度位置から該第
    一の角度位置に戻すと、該トナー排出開口が該トナー通
    過開口に対して周方向に変位して位置せしめられる、 請求項12記載のトナーカートリッジ。
  14. 【請求項14】 該回転部材には把持アームが形成され
    ている、 請求項13記載のトナーカートリッジ。
  15. 【請求項15】 該回転部材の周面には可視印が付設さ
    れ、該容器の該被係止手段にも可視印が付設されてお
    り、該回転部材の該可視印の角度位置と該被係止手段の
    該可視印の角度位置とを整合せしめると該係止手段に該
    被係止手段を係合せしめることが可能になる、 請求項13又は14記載のトナーカートリッジ。
  16. 【請求項16】 該トナーカートリッジ装着部の該支持
    側壁の他方には、軸支孔と該軸支孔から外縁まで延びる
    案内溝が形成されており、 該容器の該他側壁の外面には長手方向外方に突出する被
    軸支部が形成されており、 該トナーカートリッジ装着部の該支持側壁の該他方の内
    面に該容器の該他側壁を対向せしめる際には、該被軸支
    部が該案内溝を通して該軸支孔に導入される、 請求項13から15までのいずれかに記載のトナーカー
    トリッジ。
  17. 【請求項17】 該トナー排出開口を該トナー通過開口
    に整合せしめるために、該回転部材を該第一の角度位置
    から該第二の角度位置に回転せしめて該容器を回転せし
    めると、該軸支部も回転せしめられることによって該軸
    支部が該軸支孔内に拘束されて該軸支孔から該案内溝に
    移動することが阻止される、 請求項16記載のトナーカートリッジ。
  18. 【請求項18】 該案内溝は該軸支孔の直径より小さい
    幅を有し、該軸支部は該案内溝の幅と実質上同一乃至こ
    れより小さい厚さと該案内溝の幅より大きく該軸支孔の
    直径と実質上同一乃至これより小さい幅を有する、 請求項17記載のトナーカートリッジ。
  19. 【請求項19】 該カバー部材は該容器の該他側壁と該
    トナーカートリッジ装着部の該支持側壁の該他方との間
    に位置する側壁を有し、該側壁にはトナー回収容器装着
    部が配設されており、 該トナー回収容器装着部に着脱自在に装着されるトナー
    回収容器を含む、 請求項12から18までのいずれかに記載のトナーカー
    トリッジ。
  20. 【請求項20】 該トナー回収容器装着部に装着された
    該トナー回収容器の主部は、該トナーカートリッジ装着
    部にトナーカートリッジが装着されると、トナーカート
    リッジ装着部の該支持側壁の該他方の外面に隣接して位
    置せしめられる、 請求項19記載のトナーカートリッジ。
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