JPH09189891A - 角型ガラス基板用カセットのクランプ機構 - Google Patents

角型ガラス基板用カセットのクランプ機構

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JPH09189891A
JPH09189891A JP1812696A JP1812696A JPH09189891A JP H09189891 A JPH09189891 A JP H09189891A JP 1812696 A JP1812696 A JP 1812696A JP 1812696 A JP1812696 A JP 1812696A JP H09189891 A JPH09189891 A JP H09189891A
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JP
Japan
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cassette
points
pressing
link
glass substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP1812696A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Hirokawa
英夫 廣川
Tomoyuki Yamazaki
友之 山崎
Tsutomu Hongo
勉 本郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority to JP1812696A priority Critical patent/JPH09189891A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセット台に載置されたカセットを位置決め
して、寸法のバラツキにかかわらず確実にクランプす
る。 【解決手段】 カセット2の底部の、押圧される4隅の
各2辺の8点のうちの適当な3点、例えばp,q,rを
位置決め基準点とし、各基準点に対する各押圧ローラー
311 の回動角度を一定として、各基準点を押圧してカセ
ット2を位置決めし、基準点以外の5点に対する各押圧
ローラー311 に対して、リンク機構3’のリンクバー33
1 に設けた弾性結合器34により、各押圧ローラーをこの
5点に弾性的に押圧し、カセット2の寸法のバラツキを
吸収して確実にクランプする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、検査装置の検査
台にローディングされる被検査の角型ガラス基板を収容
したカセット、または検査済みの角型ガラス基板を収納
するカセットを、カセット台にクランプするクランプ機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルの素材の角型ガラス基板は、
傷や付着異物などの欠陥があると品質が低下するので、
検査装置により欠陥の有無が検査されている。被検査の
角型ガラス基板(以下単に角型基板または基板という)
はカセットに収容され、これから取出されて検査装置の
検査台にローディングされ、検査が終了すると再びカセ
ットに収納される。角型基板には種々のサイズがあっ
て、最大のものは300mm×400mmあり、これら
は適合するサイズのカセットに収容される。各種のサイ
ズのカセットに収容された基板を検査台にローディング
し、検査の終了した基板をカセットに収納するローディ
ング装置が開発されており、これを図3と図4により説
明する。図3は、ローディング装置10の概略構成の平
面図を示す。Bはベース板で、これがカセット台とされ
て、被検査の基板1を収容したカセット2(A) と検査済
み基板1’を収納するカセット2(B) とが所定の位置に
載置され、それぞれはクランプ機構3(A),3(B) の8組
の押圧機構31a 〜31h の押圧ローラー311 により、底部
の4隅の8点が押圧されてクランプされる。カセット2
(A) に収容されている基板1は、搬送機構4のロボット
ハンド42が伸縮して取出し、X方向に回動してガイドレ
ール41に沿って位置合せ機構5まで搬送して停止し、押
圧片51a,51b により2辺が押圧されてY方向が位置合せ
され、さらに検査装置の検査台6に搬送されて位置決め
具61a,61b の位置にローディングされる。検査が終了す
ると基板1はロボットハンド42によりアンローディング
され、上記と逆順に搬送されてカセット2(B) に収納さ
れる。
【0003】図4により、クランプ機構3の構成と機能
を説明する。(a) において、クランプ機構3(A),3(B)
は、カセット2(A),2(B) に対応して設けられ、前記し
た8組の押圧機構31a 〜31h と、エアシリンダ32、およ
びこれらを結合する多関節のリンクバー331 を有するリ
ンク機構33よりなり、エアシリンダ32の動作により各押
圧機構31の押圧ローラー311 は、それぞれ一定の回動角
度を回動してカセット2(A),2(B) は一挙動でクランプ
される。(b) において、押圧機構31は先端に押圧ローラ
ー311 を有する回動アーム312 と、その後端に固定さ
れ、共通軸315 に回転自由に軸支され、例えば4個の切
欠き溝m1 〜m4 を有するガイド板313 、および、いず
れかの切欠き溝m挿入した結合ピンPによりガイド板31
3 に結合し、共通軸315 に固定された結合円板314 とよ
りなり、共通軸315 はベース板Bに軸支され、これにリ
ンク機構33のリンクバー331 が結合されている。上記の
ガイド板313 の機能を説明すると、例えば、図示のよう
に結合ピンPを切欠き溝m2 に挿入すると、押圧ローラ
ー311 は実線の角度でカセット2を押圧するが、m1
挿入すると点線の角度となる。このように切欠き溝mの
個数をカセットのサイズの種類数設け、結合ピンPの挿
入位置を替えて押圧ローラー311の押圧角度を替えるこ
とにより、各種のサイズのカセット2をクランプするこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、種々のサイズの
角型基板に適合するカセットは、これを製作するメーカ
などにより、寸法にバラツキがあり、甚だしいときはこ
れが±3mm以上に達する。このパラツキが+側で大き
いときは、各押圧ローラー311 はカセット2の8点を十
分押圧せず、確実にクランプしない。クランプが不確実
であると、ロボットハンド42による被検査基板1の取出
しと、検査済み基板1’の収納が不安定となる。またバ
ラツキが−側で大きいときは、クランプ機構3の各部分
に無理な力がかかる。これらはいずれも不都合であり、
これを解決することがこの発明の課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決した角型ガラス基板用カセットのクランプ機構で
あって、カセット台に載置されたカセットの底部の、押
圧される4隅の各2辺の8点のうちの適当な3点を位置
決め基準点とし、各基準点に対する各押圧ローラーの回
動角度を一定とし、この一定の回動角度により各基準点
を押圧してカセットを位置決めする。基準点以外の5点
に対する各押圧ローラーに対して、リンク機構のリンク
バーに弾性結合器を設け、各押圧ローラーをこの5点に
弾性的に押圧し、カセットの寸法のバラツキを吸収して
確実にクランプするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】上記したこの発明のクランプ機構
においては、カセット台に載置されたカセットの底部の
押圧する4隅の各2辺の8点のうちの、適当な3点が位
置決め基準点とされ、各基準点は対応する各押圧ローラ
ーが一定の回動角度を回動して押圧され、カセットが位
置決めされる。また基準点以外の5点は、これらに対応
する各押圧ローラーが、リンク機構のリンクバーにそれ
ぞれ設けた弾性結合器により、弾性的に押圧されて、カ
セットは寸法のバラツキが吸収されてカセット台に確実
にクランプされる。
【0007】
【実施例】図1および図2はこの発明のクランプ機構
3’の一実施例を示し、図1はクランプ機構3’の構成
図、図2は弾性結合器34の構造を示す断面図である。図
1において、クランプ機構3’は、8組の押圧機構31a
〜31h とエアシリンダ32およびリンク機構33' よりな
り、各押圧機構31とエアシリンダ32は前記した図4(b)
と同一であるが、リンク機構33' は図4(a) のリンク機
構33と異なるものとする。いま、カセット2の押圧ロー
ラー311 により押圧される8点のうちの、例えば図示の
点p,q,rの3点を位置決め基準点とする。リンク機
構33' は、多関節のリンクバー331 の、各基準点p,
q,rに対応する押圧ローラー31e,31f,31bに対する部
分は、従来のまま直結として、結合ピンPをカセット2
のサイズに対応する切欠き溝m(図4(b) 参照)に挿入
して、各押圧ローラー31e,31f,31b を一定の回動角度に
設定する。リンクバー331 のその他の5点に対応する押
圧ローラー31a,31c,31d,,31g,31hに対する部分に、弾性
結合器34をそれぞれ設け、やはり結合ピンPをカセット
2のサイズに対応する切欠き溝mに挿入して、各押圧ロ
ーラーをカセット2の寸法の規格値に対応する回動角度
に設定する。
【0008】図2において、弾性結合器34は中空の結合
ケース341 の両端より、リンクバー331 を挿入して、ス
プリング342 により互いに弾性結合して構成される。
【0009】以上により構成されたリンク機構3’は、
被検査用カセット2(A) と検査済み用カセット2(B) に
対して、それぞれ設けられ、エアシリンダ32の動作によ
り、押圧ローラー31e,31f,31b が一定の回動角度を回動
し、カセット2(A) および2(B) の各基準点p,q,r
を押圧してカセット2を位置決めし、これとともに、押
圧ローラー31a,31c,31d,,31g,31hが回動して5点を弾性
的に押圧し、両カセット2が確実にクランプされる。こ
れによりロボットハンド42による基板1の取出し、また
は基板1’の収納が安定になされる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明のクラン
プ機構によれば、カセット台に載置されたサイズの異な
る各種のカセットは、底部に設けた位置決め基準点によ
り位置決めされて、寸法のバツキにかかわらず確実にク
ランプされ、カセットに対する角型ガラス基板のアクセ
スが安定になされる効果には、大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、この発明のクランプ機構の一実施例
における構成図である。
【図2】 図2は、弾性結合器の一実施例の構造を示す
断面図である。
【図3】 図3は、ローディング装置の概略構成の平面
図である。
【図4】 図4は、従来のクランプ機構の構成と機能の
説明図で、(a) はリンク機構の構成図、(b) は押圧機構
の構成図である。
【符号の説明】
1…角型ガラス基板、2…カセット、2(A) …被検査用
カセット、2(B) …検査済み用カセット、3…従来のク
ランプ機構、3’…この発明のクランプ機構、31…押圧
機構、311 …押圧ローラー、312 …回動アーム、313 …
溝付き円板、314 …結合円板、315 …共通軸、32…エア
シリンダ、33…従来のリンク機構、331 …多関節リンク
バー、33' …この発明のリンク機構、34…弾性結合器、
341 …結合ケース、342 …スプリング、4…搬送機構、
41…ガイドレール、42…ロボットハンド、5…位置合せ
機構、51a,51b …押圧片、6…検査台、61a,61b …位置
決め具、B…ベース板またはカセット台、P…結合ピ
ン、p,q,r…カセットの位置決め基準点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット台に載置された角型ガラス基板用
    のカセットを対象とし、該カセットの底部の4隅の各2
    辺の8点に対して、エアシリンダにより動作するリンク
    バーを有するリンク機構と、該リンクバーに結合されて
    回動し、該8点をそれぞれ押圧する押圧ローラーを有す
    る8組の押圧機構よりなるクランプ機構において、前記
    押圧される8点のうちの適当な3点を位置決め基準点と
    し、該各基準点に対する前記各押圧ローラーの回動角度
    を一定とし、該一定の回動角度により該各基準点を押圧
    して前記カセットを位置決めし、該基準点以外の5点に
    対する前記各押圧ローラーに対して、前記リンク機構の
    リンクバーに弾性結合器をそれぞれ設けて、該各押圧ロ
    ーラーを該5点に弾性的に押圧し、該カセットの寸法の
    バラツキを吸収して確実にクランプすることを特徴とす
    る、角型ガラス基板用カセットのクランプ機構。
JP1812696A 1996-01-08 1996-01-08 角型ガラス基板用カセットのクランプ機構 Pending JPH09189891A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002373925A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Micronics Japan Co Ltd 表示用基板の受け渡し装置
US7621355B2 (en) * 2006-12-28 2009-11-24 Industrial Technology Research Institute Omniwheel and vehicle using the same
CN104889953A (zh) * 2015-05-13 2015-09-09 繁昌县江林广告设计制作有限公司 一种新型led显示屏检测用支架
CN106630580A (zh) * 2016-12-30 2017-05-10 无锡凯涵科技有限公司 用于玻璃屏幕取放的装置
CN111065903A (zh) * 2017-09-14 2020-04-24 日本电产三协株式会社 检查装置

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