JPH09189609A - 色分類装置 - Google Patents
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- JPH09189609A JPH09189609A JP230796A JP230796A JPH09189609A JP H09189609 A JPH09189609 A JP H09189609A JP 230796 A JP230796 A JP 230796A JP 230796 A JP230796 A JP 230796A JP H09189609 A JPH09189609 A JP H09189609A
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Abstract
として照明むらの影響を抑えることにより、高精度でよ
り確実な色分類を行う色分類装置を提供する。 【解決手段】 本発明によれば、対象物の色成分を分類
する色分類装置において、結像光学系と、この結像光学
系の結像面に配置した撮像素子と、この撮像素子より光
学的な前側に配置され、異なる複数の光の透過波長帯域
を選択可能な光学的バンドパスフィルタと、この複数の
光の透過波長帯域から一つの透過波長帯域を選択する透
過波長選択手段と、この透過波長選択手段が選択した透
過波長帯域情報と、選択された透過波長帯域毎に前記撮
像素子で撮像された対象物の画像データとを対応して格
納する対象物データ記憶手段と、前記対象物の画像デー
タに対して、各画素毎に光源の照明むらを除去するよう
に補正する光源補正手段と、を有することを特徴とする
色分類装置が提供される。
Description
物を分類、判定または識別する色分類装置及び色分類方
法に関する。
塗装色、染色度の管理、または生産物の色測定、あるい
は医療、学術分野における被検体の色測定などにおいて
は、対象物の色を分類する色分類装置が利用されてい
る。
が簡単で、低コストで、且つ機械的振動等にも耐えられ
るような色分類装置が望まれている。
は、光源を限定することができるが、光源を限定せず
に、そのスペクトルが変化する場合などにも良好に色分
類することができる装置が望まれている。
平7−120324号公報に開示されているように、装
置構成が簡単で、低コストで、且つ機械的振動等にも耐
えられ、しかも光源を限定せずにそのスペクトルが変化
する場合などにも良好に色分類可能な色分類装置に係る
発明の出願をなしている。
20324号公報に開示された色分類装置は、対象物の
反射分光スペクトルを撮像する撮像手段と、上記対象物
と撮像手段との間に設置したそれぞれ異なる帯域を持つ
複数のバンドパスフィルタと、上記撮像手段によって撮
像された対象物の反射分光スペクトルから統計的手法を
用いた分類のための分類スペクトルを算出し、この分類
スペクトルを用いて上記対象物の分類を行なう分類手段
とを備えることを特徴としている。
異なる帯域を持つ複数のバンドパスフィルタを用意して
おき、これら複数のバンドパスフィルタのそれぞれを上
記対象物と撮像手段との間に配置する。
によって撮像された対象物の反射分光スペクトルから統
計的手法を用いた分類のための分類スペクトルを算出
し、この分類スペクトルを用いて上記対象物の分類を行
なう。
明する。
(A)に示すような特定の波長のみを透過させるような
バンドパスフィルタを複数組み合わせた同図の(B)や
(C)に示すようなフィルタを用いることにより、簡易
で安価な構成の色分類装置を実現するものである。
源のもとでも色分類を行なうために、対象物を撮像する
ときと同じ条件で、適当な参照板の反射分光スペクトル
を計測し、対象物の反射分光スペクトルを参照板の反射
分光スペクトルで補正することによって、光源(照明
光)の影響を除去するようにしている。
分光スペクトルをf(λ)、参照板の反射分光スペクト
ルをs(λ)、照明光の反射分光スペクトルをL
(λ)、撮影系の感度スペクトル(撮影レンズの透過ス
ペクトル、撮影素子の感度スペクトル等)をM(λ)と
すれば、対象物の撮影スペクトルgi (λ)、及び参照
板の撮影スペクトルgs (λ)はそれぞれ、 gi (λ)=f(λ)×L(λ)×M(λ) gs (λ)=s(λ)×L(λ)×M(λ) で表せられ、対象物のスペクトルgi ′(λ)は、 gi ′(λ)=gi (λ)/gs (λ)=f(λ)/s(λ) …(1) と表すことができる。
(λ)の影響を除去でき、gi ′(λ)を用いれば、異
なる光源のもとでも分類できることになる。
は、除去後の信号gi ′(λ)のパワーを正規化すれば
良い。
分類を行なう色分類装置について説明する。
の色分類装置は、絞りやレンズを含む光学系10、図1
5の(A)に示されるような複数枚のバンドパスフィル
タ12A,12B,…,12Eで構成される回転色フィ
ルタ12、対象物O及び参照板Rの画像を取り込むため
のCCD14、A/D変換器16、フレームメモリ1
8、撮影している部分を表示するモニタ20、CCD駆
動ドライバ22、回転色フィルタ12の駆動モータ2
4、CCD駆動ドライバ22及び回転色フィルタ駆動モ
ータ24等を制御すると共に分類演算回路28に命令を
送るコントロール部26、分類を行なうための分類演算
回路28から構成される。
(B)に示すように、何種類かのバンドパスフィルタ1
2A〜12Eから構成されており、各フィルタは同図の
(A)に示すような任意のバンド幅を透過するような特
性を持っている。
枚のバンドパスフィルタで回転色フィルタ12を構成し
ている。
配置は、光学系10の前に回転色フィルタ12を配置す
るような逆の配置でも良い。
うに、対象物Oの輝度成分を抽出するための輝度成分抽
出部30、分類のための演算(FS変換等)を行なう分
類演算部32、及び分類判定のための学習及び分類判定
を行なう分類判定部34から成る。
7に示すように、撮影した画像の対象物O及び参照板R
の測定領域を抽出する3個の測定領域抽出部36A,3
6B,36W、測定した輝度成分の平均を求める3個の
輝度成分平均化部38A,38B,38W、撮影したク
ラス1またはクラス未知のテータの輝度成分を書き込む
輝度成分メモリ“A”40A、撮影したクラス2のデー
タの輝度成分を書き込む輝度成分メモリ“B”40B、
撮影した参照板Rのデータの輝度成分を書き込む輝度成
分メモリ“W”40W、光源の影響を補正するための補
正回路42、補正したクラス1又はクラス未知のデータ
を書き込む輝度スペクトルメモリ“dta”44A、及び
補正したクラス2のデータを書き込む輝度スペクトルメ
モリ“dtb”44Bを有している。
Wは、回転色フィルタ12を構成するバンドパスフィル
タの枚数(この例では、5枚)分だけの輝度成分を書き
込むことができるようになっている。
すように除算器421 、または同図の(B)に示すよう
に除算器421 とパワー正規化回路422 により構成さ
れる。以下の説明では、同図の(B)に示した構成とし
て説明を行うものとする。
は、撮影するデータのサンプル数Nだけの輝度成分(各
輝度成分はフィルタ枚数個のデータからなる)を書き込
むことができるようになっている。
(C)に示すように、切り替えスイッチ“A”46、分
類スペクトルを求める分類スペクトル算出部48、分類
スペクトルd1 を書き込む分類スペクトルd1 メモリ5
0、分類スペクトルd2 を書き込む分類スペクトルd2
メモリ52、切り替えスイッチ“B”54、積算器5
6、加算器58Aとラッチ58Bで構成され累積加算を
行なう累積演算部58とによって構成されている。
ように、切り替えスイッチ“C”60、分類境界を決定
する分類境界決定部62、決定した分類境界を書き込む
分類境界メモリ“c1 ”64、分類判定を行なう分類決
定部66とから構成されている。
い、2クラスの対象物を分類する処理について説明す
る。
の学習モードを実行し、次にクラス未知のデータの色分
類を行なうための分類モードを行なう。
象物Oを分類するための分類スペクトルを求めるもので
ある。
0の方向及び焦点距離を、2クラスの対象物を同時に撮
像できるように調節する。
焦調節を行うと共に、図示しない測光器により測光し光
学系10の絞り及びCCD14の露光時間を設定する。
ドパスフィルタ(例えば、12A)で撮影が行なわれる
ように、回転色フィルタ12の位置を制御する。
マンドを送ることによって第1の画像を撮影する。
でA/D変換された画像データは、フレームメモリ18
に転送され格納される。
リ18に格納された画像データを読み込ませる。
は、まず、輝度成分抽出部30へ転送される。
像について、測定領域抽出部36A,36Bにて、取り
込んだ各画像データのなかでそれぞれクラス1,クラス
2に対応する分類対象領域を抽出し、その各画素ごとに
輝度成分を抽出する。
にて、各領域での輝度の平均値を検出し、輝度成分メモ
リ40A,40Bに書き込む。
のフィルタ(例えば、12B)で第2の画像を撮影し、
同様にして平均値を輝度成分メモリ40A,40Bに書
き込む。
ば、12E)まで行ない、輝度成分メモリ“A”40A
にデータda3 ,da4 ,da5 を、また輝度成分メモ
リ“B”40Bにデータda3 ,da4 ,da5 を書き
込む。
モリ“A”40Aにはデータdai(但し、i=1〜
5)を、輝度成分メモリ“B”40Bにはデータdbi
(i=1〜5)を書き込む。
同様に5種類のフィルタで撮影し、輝度成分メモリ
“W”40Wにデータdwi (i=1〜5)を書き込
む。
いては輝度成分メモリ“A”40Aと輝度成分メモリ
“W”40Wから、またクラス2については輝度成分メ
モリ“B”40Bと輝度成分メモリ“W”40Wから、
データを読み出して補正を行なう。
分メモリ“A”40Aのデータを輝度成分メモリ“W”
40Wのデータで除算器421 にて次式のように除算す
る。
を除去できる。
番号を示す。
記除算されたデータのパワー値が一定化されるように、
パワー値Cam 及びCbm により次式の演算が行なわれ
る。
なる場合の影響を除去することができる。
dbm i ″を、輝度スペクトルとして輝度スペクトルメ
モリ“dta”44A及び“dtb”44Bに書き込む。
行ない、輝度スペクトルメモリ“dta”44A及び“dt
b”44Bに輝度スペクトルを書き込む。
ものを交換しても良いし、同一対象物の異なる領域を利
用しても良い。
“dta”44A,“dtb”44Bには、対象物のサンプ
ル数Nだけの輝度スペクトルデータが書き込まれること
になる。
影できない場合は、1つのクラス毎に対象物、参照板に
ついて上記と同様に撮影及び補正を行い、それぞれ輝度
スペクトルメモリ“dta”44A及び“dtb”44Bに
それぞれの輝度スペクトルを書き込む。この操作をサン
プル数Nだけ行なうようにする。
スイッチ“A”46をb側に切り替える。
4A及び“dtb”44Bからそれぞれクラス1及びクラ
ス2に係る輝度スペクトルデータを読み出し、分類スペ
クトル算出部48にて、前述したFS変換を用いて分類
スペクトルd1i(但し、i=1〜5)、及びこれに直交
するd2i(i=1〜5)を求め、それぞれ分類スペクト
ルd1 メモリ50及びd2 メモリ52にそれぞれ分類ス
ペクトルd1i及びd2iを書き込む。
に、また分類判定部34の切り替えスイッチ“C”60
をb側に切り替える。
側に切り替えて、輝度スペクトルメモリ“dta”44A
から輝度スペクトルデータdam i ″を、また分類スペ
クトルd1 メモリ50から分類スペクトルデータd1iを
読み出して、積算器56及び累積演算部58により内積
演算
界決定部62へ転送する。
4Bから輝度スペクトルデータdbm i ″を、また分類
スペクトルd1 メモリ50から分類スペクトルデータd
1iを読み出して、同様に内積演算
送する。
に切り替えて、輝度スペクトルメモリ“dta”44Aか
ら輝度スペクトルデータdam i ″を、また分類スペク
トルd2 メモリ52から分類スペクトルデータd2iを読
み出して、内積演算
送する。続いて、輝度スペクトルメモリ“dtb”44B
から輝度スペクトルデータdbm i ″を、また分類スペ
クトルd2 メモリ52から分類スペクトルデータd2iを
読み出して、内積演算
送する。
分だけ処理を行ない、こうして得た内積値を分類境界決
定部62で図20のように分類境界を決定し、分類境界
メモリ“c1 ”64に書き込む。
ような分類したいクラス未知の対象物Oを、学習モード
のときと同様に撮影し、輝度成分メモリ“A”40Aに
輝度スペクトルdxi (但し、i=1〜5)を書き込
む。
を同様に撮影し、輝度成分メモリ“W”40Wに輝度ス
ペクトルdwi (但し、i=1〜5)を書き込む。
A及び“W”40Wからデータを読み込んで、補正回路
42で補正 dxi ′=dxi /dwi (但し、i=1〜5) …(9) を行ない、更にパワー正規化回路422 にて上記除算さ
れたデータのパワー値が正規化されるように
44Aにスペクトルdxi ″を書き込む。
イッチ“A”46をa側に切り替え、分類判定部34で
は、切り替えスイッチ“C”60をa側に切り替える。
チ“B”54をまずa側に切り替えて、輝度スペクトル
メモリ“dta”44Aから輝度スペクトルdxi ″を、
また分類スペクトルd1 メモリ50から分類スペクトル
データd1iを読み出して、積算器56及び累積演算部5
8により内積演算
定部66へ転送する。
に切り替えて、輝度スペクトルメモリ“dta”44Aか
ら輝度スペクトルdxi ″を、また分類スペクトルd2
メモリ52から分類スペクトルデータd2iを読み出し
て、内積演算
る。
リ“c1 ”64から分類境界を読み出して、このデータ
より、上記転送されてきた内積値tx1 ,tx2 が分類
境界のどちら側にあるかを判定し、分類結果を出力す
る。
は、光源のスペクトル特性の相違を除算器421 にて、
また輝度の相違をパワー正規化回路422 にて補正する
ため、異なる光源についても良好な分類を行うことがで
きる。
うに、パワー正規化回路422 を用いているために、光
源の輝度が変化する場合においても良好な分類を行なう
ことができる。
度のみが変化する場合には、除算回路421 は不要で、
パワー正規化回路422 だけで良い。
構成であるため、安価で機械的振動等にも頑健になる。
とから、異なる分類目的にも容易に対応することができ
る。
32を、既に学習済みの分類スペクトルd1i,d2iを記
憶する分類スペクトルd1 ,d2 メモリ50,52の対
とそれらを選択するための切り替えスイッチ“B”54
との組を複数設け、それぞれの組の分類スペクトルd1
,d2 メモリ50,52に異なる学習済みの分類スペ
クトルを記憶しておき、各組を選択するための切り替え
スイッチ“C′”68を利用するようにすれば、異なる
分類目的にも瞬時に対応することができる。
て、図15の(B)に示すように、円形のフィルタ12
A〜12Eを同一円上に配置した構成のものを用い、各
フィルタで停止させるため各フィルタ毎にその位置を制
御するようにしているが、図15の(C)に示すよう
に、フィルタ12A〜12Eを円弧状に構成し、それら
を同一円上に配列してなる回転色フィルタ12を用いれ
ば、各フィルタ毎に停止させ位置制御する必要がなくな
り、常に動かし続けることができるので、より高速に対
象物の色分類処理を行うことができる。
CCD14での露光のタイミングと回転色フィルタ12
の回転のスピードとの同期をとる必要がある。
に応じて異なる色の画像として表示しても良いし、音声
等で撮影者に知らせるようにしても良い。
7−120324号公報に記載の先願による色分類装置
では、それぞれ異なる通過帯域特性を有する複数の光学
バンドパスフィルタを備えた回転フィルタを介して対象
物を撮像することにより得られるマルチスペクトル画像
データから、対象物の色成分を分類している。
部は、異なる光源のもとで色分類を行うときに、参照板
を測定し、あるエリアの平均を求めてその値から光源を
補正するものであった。
源の補正は行えるものの、一度の測定の中で測定エリア
の位置による光源(照明むら)は補正することについて
は、その開示及び示唆がなされていない。
る光源のもとで色分類を行うときに、照明光の反射分光
スペクトルL(λ)の影響を除去し得るようにはしてい
るが、一度の測定の中で測定エリアの位置による光源の
照明むらによる影響を積極的に防止する点については、
その開示及び示唆もなされていない。
なされたもので、測定画像内の照明むらを補正可能とし
て照明むらの影響を抑えることにより、高精度でより確
実な色分類を行うことができる色分類装置を提供するこ
とを目的としている。
課題を解決するために、対象物の色成分を分類する色分
類装置において、結像光学系と、この結像光学系の結像
面に配置した撮像素子と、この撮像素子より光学的な前
側に配置され、異なる複数の光の透過波長帯域を選択可
能な光学的バンドパスフィルタと、この複数の光の透過
波長帯域から一つの透過波長帯域を選択する透過波長選
択手段と、この透過波長選択手段が選択した透過波長帯
域情報と、選択された透過波長帯域毎に前記撮像素子で
撮像された対象物の画像データとを対応して格納する対
象物データ記憶手段と、前記対象物の画像データに対し
て、各画素毎に光源の照明むらを除去するように補正す
る光源補正手段と、を有することを特徴とする色分類装
置が提供される。
手段が選択した透過波長帯域情報と、選択された透過波
長帯域毎に前記撮像素子で撮像された参照板の画像デー
タとを対応して格納する参照板データ記憶手段を更に備
え、前記光源補正手段が、前記対象物の画像データに対
して、前記参照板の画像データに基づいて各画素毎に光
源の照明むらを除去するように補正するものであること
を特徴とする色分類装置が提供される。
タ記憶手段が、複数の異なる撮像位置毎に記憶された複
数の対象物の画像データを記憶するものであり、前記光
源補正手段が、前記複数の異なる撮像位置毎の対象物の
画像データに基づいて各画素毎に光源の照明むらを除去
するように補正するものであることを特徴とする色分類
装置が提供される。
る色無分類装置の実施の形態について説明する。
態は、基本的には上記先願としての特開平7−1203
24号公報に開示された色分類装置と同様に、対象物の
反射分光スペクトルを撮像する撮像手段と、上記対象物
と撮像手段との間に設置したそれぞれ異なる帯域を持つ
複数のバンドパスフィルタと、上記撮像手段によって撮
像された対象物の反射分光スペクトルから統計的手法を
用いた分類のための分類スペクトルを算出し、この分類
スペクトルを用いて上記対象物の分類を行なう分類手段
とを備えた色分類装置に適用される。
は、上記特開平7−120324号公報に記載の先願に
よる色分類装置と同様に、複数のバンドパスフィルタを
用いた色分類装置において、画像入力部111と,画像
処理部112とからなり、画像処理部112内の画像メ
モリ114に画像入力部111内のバンドパスフィルタ
枚数分の参照板と対象物の画像データを保存するそれぞ
れのフレームメモリ116,117を用意し、測定画像
内の任意の位置での光源の影響を波長毎に補正する例で
ある。
7−120324号公報に記載の先願による色分類装置
と同様に、図14に示されているような絞りやレンズを
含む光学系10、図15の(A)に示されているような
複数枚のバンドパスフィルタ12A,12B,…,12
Eで構成される回転色フィルタ12、対象物O及び参照
板Rの画像を取り込むためのCCD14、フレームメモ
リ18、撮影している部分を表示するモニタ20、CC
D駆動ドライバ22、回転色フィルタ12の駆動モータ
24、CCD駆動ドライバ22及び回転色フィルタ駆動
モータ24等を備えており、参照板または対象物の測定
画像信号を画像処理部112に対して入力する。
換器113において参照板または対象物の測定画像信号
をディジタル画像データに変換した後、画像メモリ11
4内で切換えスイッチ115により、バンドパスフィル
タ枚数分の参照板と対象物の画像データをそれぞれのフ
レームメモリ116,117に切換えて記憶させるよう
になされている。
て、画像メモリ114は参照板用フレームメモリ116
と、対象物用フレームメモリ117からなる。
アをカバーできるある程度の大きさを持ち、一様な色の
参照板となるものを用いて画像入力部111により撮影
して測定し、その画像データを参照板用フレームメモリ
116に記憶する。
ータは、対象物用フレームメモリ117に記憶され、光
源補正処理部118で参照板用フレームメモリ116か
らの参照板画像データを参照しながら補正される。
は、光源補正処理部118で光源補正が行われた対象物
画像データに対し、上記対象物の分類を行なう分類手段
としての判定処理部119で判定処理を行い、判定結果
出力部120から判定結果を出力するようになされてい
る。
120における分類処理演算は、前述した先願のそれと
同様であるので、ここにその記載を編入するものとして
その説明を省略する。
体例を示している。
像データに対して各対象物の画像データと同じ波長のバ
ンドパスフィルタで撮影された参照板の画像データを用
いて補正を行う例である。
フィルタ選択手段123からの切換え信号により、画像
メモリ114内の切換えスイッチ121,122を介し
てバンドパスフィルタ枚数分の参照板と対象物の画像デ
ータの内、同じ波長のバンドパスフィルタで撮影された
参照板と対象物の画像データをそれぞれのフレームメモ
リ116,117から切換えて読み出すようになされて
いる。
る実際の補正処理は、割算器124により対象物の画像
データを参照板の画像データでそれぞれ各画素毎に割算
した後、掛算器125により適当な係数αを乗じる。
付近になるので、その後の処理で整数で演算処理すると
きに1付近だと計算ができなくなるのを防止するためで
ある。
掛算器125により適当な係数αを掛けて出力値を1よ
り大きくすることにより、整数演算でその後の処理が行
えるようになってる。
る実際の補正処理は、各対象物の画素毎に行われると共
に、同じ波長のバンドパスフィルタで撮影された参照板
の画像データで対象物の画像データを正規化して補正す
るということが特徴となる。これにより、この第1の実
施の形態として、例えば光源からの照明光が波長スペク
トルによって違った照明むらを生じるときでも対応する
ことができるようになる。
同じである場合にはその内のどれか1つでもよいが、通
常はスペクトルによって照明むらが異なつているので、
対象物に応じたスペクトルで対応させて補正することが
特徴となる。
像と同じ大きさを持つ画像データなので、測定するエリ
アと対応したエリアの画像の参照板データを用いること
によって、照明むらを画素毎に除去することができる。
が殆ど一定である場合には、任意の波長の一枚のバンド
パスフィルタで撮影された参照板の画像参照板データで
対象物の画像データを正規化して補正することもでき
る。
の具体例を示している。
像データに対して各対象物の画像データと同じ波長のバ
ンドパスフィルタで撮影された参照板の画像データの平
均値を用いて補正を行う例である。
イッチ122を介してバンドパスフィルタ枚数分の対象
物の画像データを対象物用フレームメモリ117から切
換えて読み出すと共に、バンドパスフィルタ枚数分の参
照板の全画像データを参照板用フレームメモリ116か
ら読み出して画像メモリ114内の平均化部126で平
均化した参照板画像データを得るようになされている。
る実際の補正処理は、割算器124により対象物の画像
データを平均化した参照板画像データでそれぞれ各画素
毎に割算した後、正規化部127で正規化して補正す
る。
の変形例として、参照板用フレームメモリ116の全画
像データを各画素毎に平均化していることにより、図2
の(a)の光源補正処理部118内の補正フィルタ選択
手段123を省略することができるのが特徴となる。
て処理を簡略化すると共に、正規化部127により図2
の(a)の光源補正処理部118内の掛算器125と同
様に適当な係数αを掛け、パワースペクトルの和を一定
とすることにより、例えば輝度が非常に暗かったり、非
常に明るかったりした場合の補正をここで行うようにす
ることができる。
14内の平均化部126で各波長の画像データを平均す
るのでなく、メジアンフィルタを用いて行うようにして
もよい。
学習時と判定時の照明強度のが異なっても正しく判定す
ることができる。
て、前述した第1の実施の形態と同様に構成されている
と共に、同様な機能を有している部分については、同一
符号又は関連符号を付して援用することにより、それら
の説明又は図示を適宜省略するものとする。
態は、図3に示すように、上述した第1の実施の形態の
変形例として、光源補正演算に用いる参照板画像データ
は、補正フィルタ選択手段123によって選択された一
枚の参照板画像データを用いるものであるが、光源補正
が行われた対象物の画像データを判定処理部128で判
定処理した後、さらにその判定結果を補正結果判断部1
29で評価して補正フィルタ選択手段123に帰還する
ことにより、必要ならばもう一度違う参照板画像データ
を選択して、対象物の画像データを補正し直すようにし
ている。
のセッティング時等に、任意の一枚の参照板画像データ
を選択するのに適用可能なもので、一度選択されればそ
の後の補正結果判断部129による処理は不要となる。
態は、上述した第1の実施の形態の変形例として、マル
チスペクトルの参照板画像データをフィルタ枚数分画像
で記憶せずに、図4の(a),(b),(c)に示すよ
うに、クロスライン、代表点、或いは近似式で記憶する
ことによって、参照板データ用メモリを減らすようにし
たものである。
理部118内の参照板データ演算部130にて各画素の
参照板画像データを算出する。
ライン方式記憶の場合には対応するx,y座標の画素の
乗算により算出する。
合には、予め画像中央の水平、垂直のラインのデータだ
け持っていて、必要なデータについては対応するxとy
の座標値から掛算して求める。
式記憶の場合には近傍の代表点の補間により算出する。
は、代表点方式として文字通り代表点だけのデータをも
っていて、必要なデータについては代表点に対応する例
えば近傍の4点から補間して求めていくことになる。
方式記憶の場合には多項式により算出する。
は、所定の近似式例えばAx+By、またはAx2 +B
y2 +Cx+Dy+Eとかの1次式または2次式とかに
ついて、その係数だけを保存しておくもので、この例の
場合にはAとBとの2つの係数だけ保存しておく。
+Eとして、A,B,C,D,Eと、5つ程度の係数だ
けを保存しておく。
て済むことになる。
照板画像データ用メモリの記憶容量を大幅に削減するこ
とができる。
態は、図6に示すように、複数のバンドパスフィルタを
用いた色分類装置において、光源補正部118にハイパ
スフィルタ131を用いることによって、参照板を測定
せずに照明むらを除去するようにしている。
ているのに対して、画像信号成分はこの照明むらより高
周波成分に偏っている。
ッチ122を介してバンドパスフィルタ枚数分の対象物
の画像データを対象物用フレームメモリ117から切換
えて読み出した後、ハイパスフィルタ(HPF)131
にかけて画像信号成分のみを抽出する。
照板の測定が不要となり、測定が高速になると共に、参
照板用メモリが不要となり装置が小型、安価になる。
を示すもので、照明光をl(x)、画像信号をf(x)
とすれば撮像信号g(x)は g(x)=l(x)* f(x) と表され、対数部132でその対数をとると log{g(x)}=log{l(x)}+log{f
(x)} となり、乗算が加算となり、上述のハイパスフィルタ
(HPF)131がより有効に働く。
掛けた後に指数演算部133で指数演算を行うことによ
り、画像信号f(x)を取り出すことができる。
形例を示すもので、光源補正処理部118内の平均化部
134で各波長の対象物データを平均化して参照板デー
タとしたものである。
示しないローパスフィルタに掛けるようにしてもよい。
は、非常に煩雑な処理で、条件が変わる度にとらなくて
はならないとなると、極めて手間がかかってしまう。
を測定しなくても済むようにしたのが、この第4の実施
の形態である。
れば、参照板を測定せずに照明むら成分だけを良好に除
去することができる。
態は、後述する図11に示すように、測定対象を複数回
ずらして撮像することにより、参照板を測定せずに照明
むらを除去するようにした例である。
影する場合、得られる画像信号は g1(x)=l(x)* f(x) g2(x)=l(x)* f(x+t) となり、この差は g1(x)−g2(x)=l(x)* {f(x)−f
(x+t)} となる。
1としたとき、f(x)の微分と等しくなる。
は周波数成分が高くなるため、第4の実施の形態のよう
にハイパスフィルタ(HPF)131に掛けることによ
り、画像信号f(x)を良好に抽出することができる。
分することにより、照明むらが補正された原信号f
(x)を得ることができる。
び図9の二つの例に示すように、照明むらが補正された
画像信号は補正データ用フレームメモリ144に記憶さ
れることになる。
対象物を撮影した後,一旦画素をずらすようにして、も
う一度撮影することによって得られた二つの対象物画像
データは、それぞれバンドパスフィルタ枚数分の対象物
用フレームメモリ117A,117Bに記憶されている
ものとする。
4内の切換えスイッチ122A,122Bを介してバン
ドパスフィルタ枚数分の対象物の画像データを対象物用
フレームメモリ117A,117Bから切換えて読み出
した後、互いに1画素ずらされている二つの信号に対
し、一方に掛算器137により−1を掛けた後、加算器
138によりそれらを加算することにより、それらの差
分値で得られる。
と一致しているので、被写体の成分だけが微分化された
ことになる。
共に、ハイパスフィルタ(HPF)131に掛けた後、
指数演算部140で指数演算を行うことにより、画像信
号f(x)を取り出し積分部142で、それを積分する
ことによって被写体の成分が得られる。
像信号は補正データ用フレームメモリ144に記憶され
る。
照板を測定せずに照明むらを良好に除去することができ
る。
あり、図8に示す例と異なって被写体の成分が低周波に
偏り、照明光の成分がより高周波に偏っている場合を想
定している。
表面のむら自体は少ないにもかかわらず照明むらが非常
に大きいといった場合である。
(x+t)} となり、被写体が低周波数成分に偏っていたとしても、
l(x)−l(x+t)は高周波成分に偏っているため
に、ローパスフィルタ(LPF)146に掛けることに
より、画像信号成分だけを良好に抽出することができ
る。
対象物用フレームメモリ117A,117Bからの読み
出しのアドレスを変更して位置を移動している。
をずらすような機能を有しているもので、メモリ上で被
写体の方の成分が同じになるようにずらすと、照明光の
方がずれることになる。
換えスイッチ122A,122B及び位置移動部145
を介してバンドパスフィルタ枚数分の対象物の画像デー
タを対象物用フレームメモリ117A,117Bから位
置を移動して読み出した後、互いに1画素ずらされてい
る二つの信号に対し、一方に掛算器137により−1を
掛けた後、加算器138によりそれらを加算することに
より、それらの差分値で得られる。
と一致しているので、被写体の成分だけが微分化された
ことになる。
(LPF)146に掛けると被写体の成分だけが出てく
ることになる。
39でその対数をとると共に、ハイパスフィルタ(HP
F)131に掛けた後、指数演算部140で指数演算を
行うことにより、画像信号f(x)を取り出し積分部1
42で、それを積分することによって被写体の成分が得
られるようにしてもよい。
パスフィルタ(LPF)146に掛けると被写体の成分
だけが、ダイレクトに出てくるので、このようにして、
照明むらが補正された画像信号は補正データ用フレーム
メモリ144に記憶することにより、参照板の測定をな
くしている。
照板を測定せずに照明むらを良好に除去することができ
ると共に、対象物が低周波成分に偏っている場合でも照
明むらを良好に除去することができる。
うに、画像メモリ114内に対象物用フレームメモリ1
17A,117B及び補正データ用フレームメモリ14
4を備える場合の全体構成図を示しており、判定処理部
119は補正データ用フレームメモリ144から照明む
らが補正された画像信号を読出して上述したような判定
処理を行うことになる。
置における参照板には標準白色板が用いられる。
を測定すると照明の強い部分は中心による。
る場合は、真上方向(撮像素子方向)には反射が少なく
なり、図12に示すような照明の強度分布が得られる。
明むら補正の参照板に用いることはできない。
定エリアの面積内で一様な色を持つ物を参照板とするこ
とによって、対象物測定時の照明むらを正確に補正する
ことができる。
したような、例えば、第1の実施の形態において、白色
板を参照板として撮影したような場合に、実際の対象物
がその参照板と違った材質の場合に好適する。
から照明を当てた場合には、通常は中央部が明るくなる
ので、このような状態で参照板を撮影すると中央部が輝
度的には強くなる。
参照板の場合には、その両脇に反射することになり、そ
れが正反射ではないにしても非常に明るい部分が出てき
てしまう。
明むらが実際に生じてしまうことになり、それは参照板
とその対象物の材質が違うということが原因となってい
るので、この第6の実施の形態では対象物と同じ材質の
参照板を使用することにより、そのような不具合を未然
に防止しようとするものである。
じくすると、対象物の色むらが生じないようにすること
ができ、検査したいものの標準品を参照板にすることが
できるようになる。
態は、上述したような、例えば、第1の実施の形態にお
いて、立体的な対象物(例えば球)を測定する場合に、
照明光の正反射が写ってしまうと共に、正反射が生じる
と前述のような照明むらの除去を行っても良好な測定を
行うことはできないことに対処しようとするものであ
る。
3に示すように、照明光と画像入力部の直前に偏光板を
配置する。
より直線偏光に変えて測定対象へ投射すると共に、正反
射した光と正反射しない光では偏光方向が異なるため、
画像入力部直前に配置された偏光板3により正反射光の
みを完全にカットして画像入力を行うことができるよう
にしている。
の処理は、上述したような、例えば、第6の実施の形態
と同じように正常なものを参照板代わりにして、実際の
測定対象と入れ替えて使用するようにしてやればよい。
明してきたが、本明細書には以下の発明が含まれる。
置において、結像光学系と、この結像光学系の結像面に
配置した撮像素子と、この撮像素子より光学的な前側に
配置され、異なる複数の光の透過波長帯域を選択可能な
光学的バンドパスフィルタと、この複数の光の透過波長
帯域から一つの透過波長帯域を選択する透過波長選択手
段と、この透過波長選択手段が選択した透過波長帯域情
報と、選択された透過波長帯域毎に前記撮像素子で撮像
された対象物の画像データとを対応して格納する対象物
データ記憶手段と、前記対象物の画像データに対して、
各画素毎に光源の照明むらを除去するように補正(照明
光強度、輝度等)する光源補正手段と、を有することを
特徴とする色分類装置。
実施の形態(第1乃至第7)が対応する。
に光源の照明むらを除去する光源補正手段を設けたの
で、対象物の画像内の照明むらを補正することができ
る。
った場合や照明光が時間的に変化する場合においても良
好に色分類を行うことができる。
過波長帯域情報と、選択された透過波長帯域毎に前記撮
像素子で撮像された参照板の画像データとを対応して格
納する参照板データ記憶手段を更に備え、前記光源補正
手段が、前記対象物の画像データに対して、前記参照板
の画像データに基づいて各画素毎に光源の照明むらを除
去するように補正(照明光強度、輝度等)するものであ
ることを特徴とする(1)記載の色分類装置。
至第3の実施の形態が対応する。
を向上することができる。
画像データに対して低周波成分を除去するハイパスフィ
ルタからなることを特徴とする(1)記載の色分類装
置。
実施の形態が対応する。
測定を必要としないので、簡便に分類性能を向上するこ
とができる。
ータ記憶手段に記憶された複数の透過波長帯域毎の対象
物の画像データを平均化する平均化手段と、この平均化
された対象物データで、前記複数の対象物の画像データ
をそれぞれ除算した後、正規化する演算部とを備えたこ
とを特徴とする(1)記載の色分類装置。
実施の形態の変形例が対応する。
過波長帯域毎の対象物の画像データを正規化することに
より、光源の光量が変化した場合にも良好な色分類する
ことができる。
の異なる撮像位置毎に記憶された複数の対象物の画像デ
ータを記憶するものであり、前記光源補正手段が、前記
複数の異なる撮像位置毎の対象物の画像データに基づい
て各画素毎に光源の照明むらを除去するように補正(照
明光強度、輝度等)するものであることを特徴とする
(1)記載の色分類装置。
実施の形態(第1乃至第7)が対応する。
定を必要としないので、簡便に分類性能を向上すること
ができる。
の異なる撮像位置毎に記憶された複数の対象物の画像デ
ータをそれぞれ記憶する複数のフレームメモリからな
り、前記光源補正手段が、前記複数のフレームメモリの
出力の差分を求める差分算出手段と、この差分算出手段
からの出力に対して高周波成分を抽出するハイパスフィ
ルタ(HPF)と、このハイパスフィルタからの出力を
積分する積分手段とを有することを特徴とする(3)記
載の色分類装置。
実施の形態が対応する。
測定せずに照明むらを良好に除去することができる。
の異なる撮像位置毎に記憶された複数の対象物の画像デ
ータをそれぞれ記憶する複数のフレームメモリからな
り、前記光源補正手段が、前記複数のフレームメモリの
内、一方のフレームメモリの読み出しアドレスを変更し
た後、他方のフレームメモリの出力との差分を求める差
分算出手段と、この差分算出手段からの出力に対して低
周波成分を抽出するローパスフィルタ(LPF)とを有
することを特徴とする(3)記載の色分類装置。
実施の形態の変形例が対応する。
測定せずに照明むらを良好に除去することができる。
板の画像データを前記参照板データ記憶手段から選択す
る選択手段を備えたものであることを特徴とする(2)
記載の色分類装置。
至第3の実施の形態が対応する。
照明むらに対応して適当な参照板データが選択されるの
で、良好な光源補正することができる。
記憶手段から前記対象物の画像データが対応する透過波
長帯域情報と同一の透過波長帯域情報に対応する参照板
の画像データを選択するものであることを特徴とする
(8)記載の色分類装置。
至第3の実施の形態が対応する。
照明むらに対応して適当な参照板データが選択されるの
で、良好な光源補正することができる。
対象物の画像データを判定する判定手段と、この判定結
果から光源補正が正しく行なわれたかどうかを判断する
補正結果判断手段をさらに有し、前記選択手段が、前記
補正結果判断手段からの出力に応じて異なる参照板の画
像データを選択するものであることを特徴とする(8)
記載の色分類装置。
実施の形態が対応する。
性能を向上することができる。
対象物と同じ材質からなる参照板から得られた参照板の
画像データを記憶したものであることを特徴とする
(2)記載の色分類装置。
実施の形態が対応する。
性能を向上することができる。
参照板から得られた参照板の画像データの内、一部のデ
ータを記憶したものであることを特徴とする(2)記載
の色分類装置。
実施の形態が対応する。
ータ記憶手段の記憶容量を小さくすることができる。
参照板から得られた参照板の画像データを所定の近似式
として記憶したものであることを特徴とする(2)記載
の色分類装置。
実施の形態が対応する。
ータ記憶手段の記憶容量を小さくすることができる。
れば、測定画像内の照明むらを補正可能として照明むら
の影響を抑えることにより、高精度でより確実な色分類
を行うことができる色分類装置を提供することが可能と
なる。
図。
成を示す概略構成図。
構成図。
作原理説明図。
成を示す概略構成図。
成を示す概略構成図。
示す概略構成図。
構成図。
部概略構成図。
図。
作説明図。
作説明図。
略構成図。
図。
回転色フィルタに使用される複数のバンドパスフィルタ
の特性を示す図、(B)及び(C)はそれぞれ回転色フ
ィルタの構成を示す図。
回路の構成を示す図、(C)は図14中の分類演算部及
び分類判定部の構成を示す図。
る分類境界を示す図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 対象物の色成分を分類する色分類装置に
おいて、 結像光学系と、 この結像光学系の結像面に配置した撮像素子と、 この撮像素子より光学的な前側に配置され、異なる複数
の光の透過波長帯域を選択可能な光学的バンドパスフィ
ルタと、 この複数の光の透過波長帯域から一つの透過波長帯域を
選択する透過波長選択手段と、 この透過波長選択手段が選択した透過波長帯域情報と、
選択された透過波長帯域毎に前記撮像素子で撮像された
対象物の画像データとを対応して格納する対象物データ
記憶手段と、 前記対象物の画像データに対して、各画素毎に光源の照
明むらを除去するように補正する光源補正手段と、 を有することを特徴とする色分類装置。 - 【請求項2】 前記透過波長選択手段が選択した透過波
長帯域情報と、選択された透過波長帯域毎に前記撮像素
子で撮像された参照板の画像データとを対応して格納す
る参照板データ記憶手段を更に備え、 前記光源補正手段が、 前記対象物の画像データに対して、前記参照板の画像デ
ータに基づいて各画素毎に光源の照明むらを除去するよ
うに補正するものであることを特徴とする請求項1記載
の色分類装置。 - 【請求項3】 前記対象物データ記憶手段が、複数の異
なる撮像位置毎に記憶された複数の対象物の画像データ
を記憶するものであり、 前記光源補正手段が、前記複数の異なる撮像位置毎の対
象物の画像データに基づいて各画素毎に光源の照明むら
を除去するように補正するものであることを特徴とする
請求項1記載の色分類装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00230796A JP3854654B2 (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 色分類装置及び色分類方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00230796A JP3854654B2 (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 色分類装置及び色分類方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09189609A true JPH09189609A (ja) | 1997-07-22 |
JP3854654B2 JP3854654B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=11525707
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3854654B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014010093A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Seiko Epson Corp | 分光画像撮像装置 |
-
1996
- 1996-01-10 JP JP00230796A patent/JP3854654B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014010093A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Seiko Epson Corp | 分光画像撮像装置 |
CN103528964A (zh) * | 2012-07-02 | 2014-01-22 | 精工爱普生株式会社 | 分光成像仪 |
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