JPH09189185A - 脚立の最上段の安全棒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】やむを得ず脚立の最上段に上がって高所作業を
する場合には、身体のバランスを取るのは非常に困難で
あり、又危険である。この問題を簡単な装置で解決しよ
うとするものである。 【構成】脚立（５）の上部の任意の位置に、平板部分
（４）を押し当ててベルトと金具（６）を使用して固定
する。脚立の閉脚中は、安全棒（１）を下向きにしてレ
バー（７）を回転させて固定して置き、脚立を使用する
為に開脚した時にレバー（７）を回転させて緩めて、安
全棒（１）を上向きにしてレバー（７）を回転させて固
定して確認してすら使用する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、脚立の最上段に上が
って高所作業をする場合に安全に作業が出来る様に、手
で捕まえて作業が出来る様にした安全確保の為の折りた
たみ式の装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、脚立の最上段には上がらないのが
建前に成っているが、作業現場に依ってはどうしても最
上段に上がらなければ作業が出来ない場合には、脚立を
他の人に支えて貰うか、又は周囲に掴まれる所が有れば
其処に捕って身体のバランスを保っているのが現状であ
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】脚立の最上段に上がっ
て身体のバランスを取るのは非常に難しいし、又上を向
いて作業をする場合が多い為にバランスを崩しやすく非
常に危険である。本発明は、これらの欠点を解決する為
に考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】脚立の最上段に上がる時
や、上がってからの身体のバランスを安全に保つ為に、
折り畳める棒を取り付けて此の棒に掴まって身体のバラ
ンスを維持して、安全に作業が出来る簡単な構造の装置
である。

【０００５】

【作用】一部が湾曲した安全棒（１）と、安全棒（１）
を支える固定部（２）と安全棒（１）と固定部（２）を
自由に折り曲げれる、ジョイント部（３）がセットの構
造になっている。ジョイント部（３）の平板部分（４）
の裏側には、脚立（５）に固定する為のベルトと金具
（６）が付けてある。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。脚
立（５）の上部の任意の位置に、平板部分（４）を押し
当ててベルトと金具（６）を使用して固定する。脚立の
閉脚中は安全棒（１）を下向きにしてレバー（７）を回
転させて固定して置き、脚立を使用する為に開脚した時
にレバー（７）を回転させて緩め、安全棒（１）を上向
きにしてレバー（７）を回転させて動かない様にして使
用する。

【０００７】

【発明の効果】本発明を利用することによって、脚立か
らの転落防止になり高所作業が安全に実行する事が出来
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の使用状態を示す斜め上方よりの斜視図

【図２】本発明の使用状態を示す側面図

【図３】本発明の格納状態の側面図

【図４】本発明の使用時の状態を示す斜視図

【図５】本発明の格納状態の斜視図

【図６】本発明の分解斜視図

【符号の説明】

１一部が湾曲した安全棒 ２取り付け金具本体 ３連結ボルト ４取り付けベルトと締め金具 ６脚立本体 ７安全棒固定レバーとナット ８固定用ベルト穴 １０連結ボルト用穴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】脚立の最上段に上がった時に身体のバラン
   スをとりやすい様に、折りたたみ式の捕まり棒を取り付
   けて安全に作業が出来る様にした装置である。