JPH09188920A - コーマ機の円形コーム取付用ハーフコーム - Google Patents

コーマ機の円形コーム取付用ハーフコーム

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Publication number
JPH09188920A
JPH09188920A JP35039196A JP35039196A JPH09188920A JP H09188920 A JPH09188920 A JP H09188920A JP 35039196 A JP35039196 A JP 35039196A JP 35039196 A JP35039196 A JP 35039196A JP H09188920 A JPH09188920 A JP H09188920A
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JP
Japan
Prior art keywords
combing
base body
comb
cloth
half comb
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP35039196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kurt Ritz
リッツ クルト
Jean-Claude Allemann
アルマン ジャン−クロード
Harald Schwippl
シュウィップル ハラルト
Stefan Geisser
ガイザー ステファン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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Publication date
Application filed by Maschinenfabrik Rieter AG filed Critical Maschinenfabrik Rieter AG
Publication of JPH09188920A publication Critical patent/JPH09188920A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G19/00Combing machines
    • D01G19/06Details
    • D01G19/10Construction, mounting, or operating features of combing elements
    • D01G19/105Combing cylinders

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はコーマ機の円形コーム取付用ハーフ
コームに関し、ハーフコムの寿命の延長を図ることを目
的とする。 【解決手段】 ハーフコームはベース本体1とその上の
コーミング布3とを備える。コーミング布3のポイント
はベース本体1の前端Vに向けて傾斜され、自由端はシ
リンダ面Zを形成している。最前端においてコーミング
布ポイントの高さhの少なくとも一部を被覆する手段が
設けられる。ベース本体1の前端、即ち、導入レール7
はシリンダ面Zよりコーミング布3のポイントの半径方
向の高さhより小さい距離aで配置される。導入レール
7により、ハーフコームによりコーミングを受ける繊維
縁は最前端のコーミング布ポイント3により部分的にの
み係合を受ける。かくして、前部コーミングポイント3
は強烈な摩耗を受けることはなく、ハーフコームの寿命
を延長することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコーマ機の円形コ
ーム取付用ハーフコームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ベース本体と、該ベース本体に取り付け
られ、コーミング布とを備え、該コーミング布に備えら
れるポイントの自由端はシリンダ表面上に配置され、ベ
ース本体の前端の方向に傾斜しているコーマ機の円形コ
ーム取付用ハーフコームは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このタイプのハーフコ
ームはコーマ機の連続回転円形コーム上に固定され、ニ
ッパ機構によってハーフコームに供給された繊維縁のコ
ーミングが行われる。この構成においては、ベース本体
の前端に近接して配置されたポイントがコーミングを受
ける各繊維縁が進入する最初の位置であり、そのため、
過剰の摩耗を受けやすい。摩耗によってコーミングプロ
セスが変化され、終には、ハーフコームの交換が必要と
なる。
【0004】この発明は、ベース本体と、該ベース本体
に取り付けられ、コーミング布とを備え、該コーミング
布に備えられるポイントの自由端はシリンダ表面上に配
置され、ベース本体の前端の方向に傾斜しているコーマ
機の円形コーム取付用ハーフコームにおいて、ハーフコ
ームの寿命の延長を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のこの発明のハーフコームの特徴点はコーミング布のポ
イントの高さ(h) の少なくとも一部を被覆する手段が直
ぐ前面に配置され、前面のポイントは繊維の縁部に貫入
しているが、完全には係合していない配置になっている
ことにある。
【0006】前部コーミング布ポイントが繊維に完全に
は係合していないためそれが受ける摩耗は緩和される。
好ましくは、ハーフコームのベース本体の前端におい
て、導入レールは、近接するコーミング布のポイントの
高さより小さいか等しいシリンダ表面からの距離に配置
されている。導入レールのかかる配置により、ベース本
体の前端に近接するコーミング布のポイントは僅かな部
分において繊維縁に係合され、その結果摩耗を軽減しう
る。
【0007】導入レールも摩耗を受ける。しかしなが
ら、この摩耗はコーミングプロセスを強く変化させるも
のではない。更に、導入レールはベース本体に交換可能
に取り付けることで比較的簡単なエレメントに簡単に交
換が可能である。導入レールはベース本体に調節可能に
取り付けることができ、シリンダ表面からの導入レール
の距離、換言すれば繊維縁に作用するベース本体前端に
近接するコーミングポイントの効きをコーミングを受け
るべきラップシートの単位重量等に応じて調節すること
が可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら説明する。図1において、ハーフコ
ームはベース本体1を備え、ベース本体1は取付ねじ
(図示しない)によってコーマ機の円形コーム2に固定
されている。コーマ機の作動時に円形コーム2はその中
心軸線の回りを図1の時計方向に連続的に回転する。外
側円周面上において、ベース本体1のシリンダセグメン
トを形成する4個のコーミング布3, 4, 5, 6が連続して
取り付けられている。コーミング布のポイントは半径方
向においてベース本体1の前端Vに向かって傾斜してお
り、かつポイントの自由端は円形シリンダ面Zを形成し
ている。
【0009】ベース本体1の前端Vにおいて、導入レー
ル7がシリンダ面Zの直近に延設される。導入レール7
とシリンダ面Zとの間の距離aは、最前端にあるコーミ
ング布3のコーミングポイントの半径方向高さより小さ
くされている。この距離aは高さhの5から25%の範
囲にあり、0.3 から0.5 mmの範囲の大きさであるのが適
当である。従って、導入レール7はコーミング布ポイン
トの移動方向から見たとき最前端におけるコーミング布
ポイントの高さhの主要な部分にわたっている。これに
より、ニッパ機構8によって回転ハーフコームに供給さ
れた被コーミング繊維縁Fは最前端のコーミング布ポイ
ントにより部分的にのみ係合を受け、前部コーミングポ
イントが受ける摩耗は軽減される。
【0010】導入レール7はねじ9によってベース本体
1に交換可能に固定されている。ねじ9は導入レール7
内のスロット状細長孔10を介して延設され、ねじ9を
緩めた後は導入レール7は双方向矢印Pの方向に調節可
能であり、シリンダ表面Zからの距離aの調節が可能と
なる。導入レール7の摩耗を最小に確保するため、導入
レール7は硬化を受けているか、耐抵抗性の被覆を形成
していることが好ましい。又は、レールは硬質金属にて
形成することが可能である。
【0011】図3に示す変形実施例では、ベース本体の
前端において、導入レール11がねじ12によって交換
可能に取り付けられている。導入レール11はベース本
体1に対して調節可能とはなっていない。導入レール1
1とシリンダ表面Zとの間の距離aに関しては図1及び
図2について記述したことが当てはまる。更に、導入レ
ール11は硬化され、コーティングされ、又は硬質金属
にて作られていることが好ましい。
【0012】図4の実施例ではベース本体の前端に、硬
化若しくはコーティング又は硬化金属にて形成されるシ
リンダ状の導入レール13はシリンダ状が設けられ、接
着剤にて固定されている。図5に示す別実施例では、導
入レール14はベース本体1.1 の前端にベース本体1.1
の一体の膨れ部として形成される。この膨れ部はコーテ
ィングを受けることにより耐摩耗抵抗性が増大されてい
る。この実施例においても、導入レール14とシリンダ面
Zとの距離aは上述と同様にコーミング布3のポイント
の半径方向高さhより小さいなっている。
【0013】図6及び図7に示される別実施例では、前
部コーミングポイントの前方に導入レールは何ら配置さ
れていない。前部コーミング布ポイントの高さは、コー
ミング布ポイント間の空間A(図7)が材料Mによって
部分的に充填されるように、部分的に埋められている。
この配置によって、コーミング布ポイントの貫入を受け
た繊維縁は最前端に配置されたコーミング布ポイントに
よって部分的にのみ係合される。また、繊維縁のための
衝撃面が拡大される。前部コーミング布ポイントの横方
向の切除は充填材Mにより防止される。充填材料Mの高
さは背面に向けて適当に減少され、ベース本体1の周面
に向かって傾斜している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はコーマ機の円形コームに固定されるハー
フコームの概略的垂直断面図である。
【図2】図2は図1のハーフコームの前端部の拡大図で
ある。
【図3】図3は図2と同様であるが、別実施例を示す。
【図4】図4は図2と同様であるが、別実施例を示す。
【図5】図5は図2と同様であるが、別実施例を示す。
【図6】図6は図2と同様であるが、別実施例を示す。
【図7】図7は図6の右側より見た側面図である。
【符号の説明】
1…ベース本体 2…円形コーム 3, 4, 5, 6…コーミング布 7, 11, 13, 14 …導入レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン−クロード アルマン アメリカ合衆国,ジョージア 30549,ジ ェファーソン,ピー.オー.ボックス 506(番地なし),ビューラー クオリテ ィ ヤーン (72)発明者 ハラルト シュウィップル スイス国,ツェーハー−5703 セオン,ウ ンテルドルフシュトラーセ 32 (72)発明者 ステファン ガイザー スイス国,ツェーハー−8640 ラッペルス ビル,ブスキルヒェシュトラーセ 101

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース本体(1;1.1) と、該ベース本体に
    取り付けられ、コーミング布(3, 4, 5, 6)とを備え、該
    コーミング布に備えられるポイントの自由端はシリンダ
    表面(Z) 上に配置され、ベース本体(1;1.1) の前端(V)
    の方向に傾斜しているコーマ機の円形コーム取付用ハー
    フコームにおいて、コーミング布のポイントの高さ(h)
    の少なくとも一部を被覆する手段(7; 11; 13; 14; M)が
    直ぐ前面に配置され、前面のポイントは繊維の縁部に貫
    入しているが、完全には係合していない配置になってい
    ることを特徴とするハーフコーム。
  2. 【請求項2】 ベース本体(1;1.1) の前端(V) におい
    て、導入レール(7; 11; 13; 14) はシリンダ表面(Z) か
    ら前端(V) に近接するコーミング布のポイントの高さ
    (h) より小さいか等しい距離(a) に配置されていること
    を特徴とする請求項1に記載のハーフコーム。
  3. 【請求項3】 前記距離(a) はコーミング布のポイント
    高さ(h) の5から25%に等しいことを特徴とする請求
    項2に記載のハーフコーム。
  4. 【請求項4】 前記距離(a) は0.3 から0.5 mmに等しい
    ことを特徴とする請求項2若しくは3に記載のハーフコ
    ーム。
  5. 【請求項5】 導入レール(7; 11) はベース本体(1) に
    交換可能に取り付けられていることを特徴とする請求項
    2から4のいずれかに記載のハーフコーム。
  6. 【請求項6】 導入レール(7) はベース本体(1) に調節
    可能に取り付けられていることを特徴とする請求項5に
    記載のハーフコーム。
  7. 【請求項7】 導入レール(13)はシリンダ状本体である
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のハ
    ーフコーム。
  8. 【請求項8】 導入レール(7;11)は硬化されているか、
    被覆されていることを特徴とする請求項5から7のいず
    れかに記載のハーフコーム。
  9. 【請求項9】 導入レール(7;11)は硬化金属から形成さ
    れることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載
    のハーフコーム。
  10. 【請求項10】 導入レール(14)はベース本体(1.1) の
    一体部分を形成することを特徴とする請求項2から4の
    いずれかに記載のハーフコーム。
JP35039196A 1995-12-28 1996-12-27 コーマ機の円形コーム取付用ハーフコーム Withdrawn JPH09188920A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH03687/95 1995-12-28
CH368795A CH690775A5 (de) 1995-12-28 1995-12-28 Rundkammsegment zur Befestigung auf einer Rundkammwalze einer Kämmaschine.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09188920A true JPH09188920A (ja) 1997-07-22

Family

ID=4261363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35039196A Withdrawn JPH09188920A (ja) 1995-12-28 1996-12-27 コーマ機の円形コーム取付用ハーフコーム

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JP (1) JPH09188920A (ja)
CN (1) CN1071385C (ja)
CH (1) CH690775A5 (ja)
IT (1) IT1289507B1 (ja)

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Also Published As

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CN1071385C (zh) 2001-09-19
CN1158367A (zh) 1997-09-03
ITMI962720A1 (it) 1998-06-23
CH690775A5 (de) 2001-01-15
IT1289507B1 (it) 1998-10-15

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