JPH09188314A - ダイレクトサーマル式印字包装機 - Google Patents

ダイレクトサーマル式印字包装機

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JPH09188314A
JPH09188314A JP1819196A JP1819196A JPH09188314A JP H09188314 A JPH09188314 A JP H09188314A JP 1819196 A JP1819196 A JP 1819196A JP 1819196 A JP1819196 A JP 1819196A JP H09188314 A JPH09188314 A JP H09188314A
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JP
Japan
Prior art keywords
wrapping paper
direct thermal
layer
packaging paper
packaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP1819196A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Uchida
田 悟 内
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GOU SHOJI KK
Original Assignee
GOU SHOJI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リボン不用なダイレクトサーマル式印字包装
機を提供する。 【構成】 片面にダイレクトサーマルで発色する発色材
料1aが塗布されているセロファン製の第1層1bと、
前記ダイレクトサーマルで発色する材料の発色温度より
も低い温度で溶融する低融点のポリエチレン製の第2層
1cとで形成される分包紙1を使用して、サーマルプリ
ントヘッド6で包装紙1の片面に塗布されている発色材
料1aを発色させて包装紙1の片面に印字する。ついで
包装紙1を進行させてシールヒーター7で包装紙1のポ
リエチレン製の第2層1cを溶融してシールし、一包づ
つの包装袋8に区画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイレクトサーマル式
印字包装機に関し、特に例えば薬剤、食品等を配合調整
し、一包ずつの分包に包装するダイレクトサーマル式印
字包装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、病院等で患者に供する分包の医薬
品は、自動の薬剤分包機において、薬剤を配合調整し、
一包ずつに区画した一連の分包機に薬剤を投入した後、
一包ずつ包装し切断していた。この過程において、分包
紙の表面には製造年月日、服用方法、薬品名等がプリン
トにより印字されていた。上記の従来の分包装置を図6
に基づいて説明する。図中10は包装紙である分包紙
で、この分包紙10はセロファン製又はグラシン製の第
1層10aと、約120度〜150度で溶融するポリエ
チレン製の第2層10bとから形成されている。この2
層からなる分包紙10を二つ折りにし、この二つ折りに
した一連の分包紙10を巻装して分包紙ロール11を形
成し、この分包紙ロール11は回転支軸12に回転自在
に装着されている。この分包紙ロール11から引き出さ
れた分包紙10はテンションローラ13、送り出しロー
ラ14を経てプリントヘッド16に至り、プラテンロー
ラ15とプリントヘッド16との間に挿入される。この
プリントヘッド16はサーマル式で約100度で加熱し
て印字されて、前記分包紙10に製造年月日、服用方
法、患者名等の印字が付される。なお印字方式は、前記
サーマル式の他にインパクトドット方式があるが、この
インパクトドット方式の記載は省略する。このプリント
ヘッド16と分包紙10との間には、インクリボン17
が挿通される。このインクリボン17は巻回リール17
aに巻回され、巻回リール17aから引き出されたイン
クリボン17は分包紙10とプリントヘッド16との間
に挿通され、分包紙10に印字を終了したインクリボン
17は巻取リール17bにより巻取られる。このように
印字された分包紙10は、シールヒーター18により、
一包ずつの分包袋19に区画される。このシールヒータ
ー18,18は分包紙10を挟んで両側に対向してT型
で一対設けられ、それぞれの対向面には熱照射部が形成
されている。この熱照射方法は送られてくる分包紙10
を一時停止し、一対のシールヒータ18,18の熱照射
部から、約120度〜150度の熱を分包紙10に加熱
させて一側のシールを行い、次いで分包紙10を再度一
定距離進行させた後停止し、他側のシールを行って両側
及び開放端のシールを行い一包ずつの分包紙10の区画
が完成する。なお分包紙18に投入される薬剤は、プリ
ントヘッド16とシールヒーター18,18との間に設
けられ分包紙2の開放端から薬剤を投入するが、この投
入機構は本発明の要旨に関係ないので省略する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の分包
機では、印字をするため印字機構にインクリボンを送る
機構が必要となり、そのため装置の小型化が難しく、高
価になるという課題があった。またインクリボンを必要
とするため、定期的にインクリボンを交換するため、そ
の交換作業がわずらわしいという課題もあった。本発明
はこのような課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のようなダイレクトサーマル式印字包装
機を提供する。すなわち本発明は、 1.ロールから送り出される包装紙の片面にダイレクト
サーマルで発色して印字するためのサーマルプリントヘ
ッドと、前記印字された包装紙を一包ずつの分包袋に区
画するために熱溶着するためのシールヒーターとを備
え、前記印字された分包紙を熱溶着するときは、前記包
装紙が発色しない前記サーマルプリントヘッドの温度よ
りも低い温度で熱溶着することを特徴とする、ダイレク
トサーマル式印字包装機。 2.前記包装紙は、片面にダイレクトサーマルで発色す
る材料が塗布されている第1層と、前記ダイレクトサー
マルで発色する材料の発色温度よりも低い温度で溶融す
る低融点のポリエチレン製の第2層とから形成されてい
ることを特徴とする、ダイレクトサーマル式印字包装機
である。
【0005】
【作用】熱発色の発色温度特性を利用し、発色温度より
も低い温度にて包装紙をシーリングして、一包ずつの分
包袋を作製する。使用温度については、高温度域を印字
発色に、低温度域はシーリングに使用する。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例について、以下図面にした
がって本発明の構成が実際上どのように具体化されるか
を、その作用とともに説明する。図2は、本発明の包装
紙である分包紙1の斜視図で、この分包紙1は引き裂き
易いセロファン製又はグラシン製の第1層1bとポリエ
チレン製の第2層1cとから形成されている。さらに第
1層1bの略全表面には約100度から120度の熱を
加熱すると発色する発色材料1aが塗布されている。前
記ポリエチレン製の第2層1cそのものは約80度で溶
融する低融点材である。即ちこの第2層1cは、前記第
1層1bに塗布されている発色材料1aが発色する温度
より低い温度で溶融されるものである。この2層からな
る分包紙1を図3に示すような二つ折りにする。この二
つ折りにした一連の分包紙1を第1図に示すように巻装
して分包紙ロール2を形成し、この分包紙ロール2は回
転支軸3に回転自在に装着されている。
【0007】この分包紙ロール2から引き出された分包
紙1は送りローラ4を経てサーマルプリントヘッド6に
至り、プラテンローラ5とサーマルプリントヘッド6と
の間に挿通される。このサーマルプリントヘッド6は、
100度から120度の温度をもって分包紙1を加熱押
圧すると、分包紙1の表面に塗布されている発色材料1
aが発色し、分包紙1の表面に、製造年月日、服用方
法、患者名等が印字される。このように印字された分包
紙1は、シールヒーター7により、一包ずつの分包袋8
に区画される。このシールヒーター7は、分包紙1を挟
んで両側に対向して一対7,7設けられ、それぞれ対向
面には熱照射部が形成されている。この熱照射方法は送
られてくる分包紙1を一時停止し、一対のシールヒータ
ー7,7の熱照射当接部を当接させ約80度で加熱する
ことにより、前記分包紙2のポリエチレン層2bを溶融
させて一側のシールを行い、次いで分包紙1を再度一定
距離進行させた後停止し、他側のシールを行って両側及
び上面のシールを行うことにより一包ずつの分包の区画
の包装袋である分包袋8が完成する。なお分包紙1に投
入される薬剤は、サーマルプリントヘッド6とシールヒ
ーター7,7との間に設けられている薬剤投入装置によ
り、分包紙2の開放端から薬剤が投入されるが、この投
入機構は本発明の要旨に関係ないので省略する。このよ
うに本発明の分包紙1のポリエチレン製の第1層1c
は、前記分包紙1のセロファン製の第1層1bの表面に
塗布されている発色材料1aが発色する温度よりも低い
温度で溶融するので、シールヒーター7,7でポリエチ
レン製の第2層1cを加熱しても前記発色材料1aは発
色せずにポリエチレン製の第2層1cを溶融してシール
をすることができる。若しこのポリエチレン製の第2層
1cを、前記従来例の約120度〜150度で溶融する
高溶融点製のポリエチレンを使用すると、シール用ヒー
ターで約120度〜150度に加熱しなければならな
い。その結果シール部に於いて前記約100度で発色す
る発色材料が発色してシール部分が黒くなり、商品価値
を下落させ、なかには分包袋8として使用できなくなる
ものもある。
【0008】このように低融点で溶融するポリエチレン
層1cを使用したので、インクリボンを使用しないダイ
レクトサーマル方式で印字ができる。なお本実施例で
は、分包袋8に投入する材料は薬剤としているが、投入
材料は単に薬剤に限定するものではなく、食品その他投
入材料は分包袋8に投入できることが可能であればどの
ようなものでも差支えない。図4は本発明の他の実施例
であって、分包紙1は、そのポリエチレン製の第2層1
cが上面に、その片面に発色材料1aが塗布されている
セロファン又はグラシン製の第1層1bを下面にして巻
装することにより分包紙ロール2を形成し、この分包紙
ロール2は回転支軸3に回転自在に装着されている。こ
の分包紙ロール2から引き出された分包紙1は、プラテ
ンローラ4とサーマルプリントヘッド6との間に挿通さ
れ、サーマルプリントヘッド6により前記一実施例で説
明したのと同じ方法で印字される。印字された分包紙1
は、送りローラ5を経て一対の回転式シールヒーター
7,7へ向けて送られる。この一対の回転式シールヒー
ター7,7は前記プリントヘッド6に対して略垂直に設
けられているので、前記サーマルプリントヘッド6から
送られる分包紙1は、回転式シールヒーター7,7との
間で曲げられて二つ折りにされる。この二つ折りにされ
た分包紙1は回転式シールヒーター7,7により両側及
び上方がシールされることにより一包ずつの分包の区画
の分包袋8が完成する。図5は本発明のさらに他の実施
例であって、互いに相反する方向から二枚の分包紙を合
体させて分包袋を形成する方法である。この方法を説明
すると、分包紙1は、そのポリエチレン製の第2層1c
が上面に、その片面には発色材料1aが塗布されている
セロファン又はグラシン製の第1層1bを下面して巻装
することにより分包紙ロール2を形成し、この分包紙ロ
ール2は回転支軸3に回転自在に装着されている。この
分包紙ロール2の相対する方向に分包紙ロール2′が設
けられている。この分包紙ロール2′は分包紙1′が巻
装されて形成されている。この分包紙1′は、そのポリ
エチレン製の第2層1c′が上面に、セロファン製又は
グラシン製の第1層1b′が下面にして巻装され、分包
紙ロール2′は回転支軸3′に回転自在に装着されてい
る。前記分包紙ロール2からは分包紙1が、この分包紙
ロール2と相反する方向に位置している分包紙ロール
2′からは分包紙1′がそれぞれ相対する方向へ引き出
される。前記分包紙2から引き出された分包紙1は、プ
ラテンローラ5とサーマルプリントヘッド6との間に挿
通され、サーマルプリントヘッド6により前記一実施例
で説明したのと同じ方法で印字される。この印字された
分包紙1は送りローラ4へ向けて搬送される。一方前記
分包紙ロール2′からは分包紙1′が送りローラ4′へ
向かって送り出され、この分包紙1′は前記分包紙1と
の多少の間隙を残して相対する。この多少の間隙は薬剤
を投入するために必要である。この多少の間隙を残して
相対した分包紙1と1′は送りローラ4,4′により垂
直方向下方へ搬送され、H型のシールヒーター7,7に
より両側及び上下方向がシールされて一包ずつの分包の
区画の分包袋8が完成する。
【0009】
【発明の効果】以上本発明によれば、表面にダイレクト
サーマル式で発色する発色材料が塗布されているセロフ
ァン製の第1層と、前記ダイレクトサーマル式で発色す
る材料の温度よりも低い温度で溶融する低融点のポリエ
チレン製の第2層から形成されている包装紙を使用し
て、ダイレクトサーマルで加熱印字して分包袋を形成す
るようにしたので、従来の方式に比して、リボンの使用
が不用となり、その結果リボン機構の削減が図れ、省ス
ペース化及び機構の簡素化が可能となる。またリボンが
不用となるので経費の節減が可能になるとともに、リボ
ンの交換作業の手間を大幅に削減することができる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明図である。
【図2】包装紙の説明図である。
【図3】包装紙の説明図である。
【図4】本発明の一実施例の説明図である。
【図5】本発明の一実施例の説明図である。
【図6】従来の装置の説明図である。
【符号の説明】
1 包装紙 1a 発色材料 1b 第1層 1c ポリエチレン製の第2層 6 サーマルプリントヘッド 7 シールヒーター 8 包装袋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロールから送り出される包装紙の片面にダ
    イレクトサーマルで発色して印字するためのサーマルプ
    リントヘッドと、前記印字された包装紙を一包ずつの包
    装袋に区画するために熱溶着するためのシールヒーター
    とを備え、前記シールヒーターは、前記印字された包装
    紙を熱溶着するときは、前記包装紙が熱により発色しな
    い前記サーマルプリントヘッドの温度よりも低い温度で
    熱溶着することを特徴とする、ダイレクトサーマル式印
    字包装機。
  2. 【請求項2】前記包装紙は、片面にダイレクトサーマル
    で発色する材料が塗布されている第1層と、前記ダイレ
    クトサーマルで発色する材料の発色温度よりも低い温度
    で溶融する低融点のポリエチレン製の第2層とから形成
    されていることを特徴とする、請求項1記載のダイレク
    トサーマル式印字包装機。
JP1819196A 1996-01-10 1996-01-10 ダイレクトサーマル式印字包装機 Pending JPH09188314A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20190022989A1 (en) * 2016-01-14 2019-01-24 Osaka Sealing Printing Co., Ltd. Packaging sheet, and packaging container and packaging method using the packaging sheet
WO2024202980A1 (ja) * 2023-03-29 2024-10-03 株式会社タカゾノ 包装装置

Cited By (3)

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