JPH09188245A - 索道等の索条牽引懸垂輸送設備の加速減速移送車輪構造 - Google Patents

索道等の索条牽引懸垂輸送設備の加速減速移送車輪構造

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JPH09188245A
JPH09188245A JP1934996A JP1934996A JPH09188245A JP H09188245 A JPH09188245 A JP H09188245A JP 1934996 A JP1934996 A JP 1934996A JP 1934996 A JP1934996 A JP 1934996A JP H09188245 A JPH09188245 A JP H09188245A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 索道等の索条牽引懸垂輸送設備の加速減速移
送装置において移送車輪により握索機を摩擦押送する場
合に、握索機の摩擦押送板と移送車輪との間にスリップ
のない移送車輪構造の提供を課題としている。 【解決手段】 移送車輪軸31と移送車輪60との間に
トーションバー41等の捩り弾性手段40を介在させて
駆動を行うようにしている。移送車輪60を駆動するト
ルクの変動に対応して捩り弾性手段40が捩り弾性変形
しながら回転を伝達し、よって移送車輪60が進みまた
は遅れ回転して追従し移送車輪と握索機の摩擦押送板と
の間のスリップを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、索道等の索条牽引懸垂
輸送設備において搬器を加速または減速移送する加速減
速移送装置に用いる移送車輪構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】索道設備を含む索条牽引懸垂輸送設備の
うち、代表的な単線自動循環式索道1zは次のように構
成され、運行が行われる。即ち、図12の如く、両端の
停留場2z,2zにはそれぞれ滑車3z,3zが枢設さ
れ、これらの滑車3zと3zとの間には索条4zが無端
状に巻き回されて索道線路5z中に張架されている。各
々の停留場2zまたは2zにはそれぞれ搬器10zを誘
導し転走させるための軌条6zまたは6zを具えてい
る。この軌条6zに沿っては、搬器10zの到着側には
減速移送装置7zが配設され、次いで平面視ほぼU字状
をなした搬器経路に沿っては回送移送装置8zが配設さ
れており、更に搬器10zの出発側においては加速移送
装置9zが配設されている。両方の停留場2z,2zと
もに同様の構成となっている。
【0003】このような構成において、前記滑車3zま
たは3zの何れか一方は駆動装置を具えた駆動滑車とす
れば、この駆動滑車の駆動によって索条4zが循環運転
される。搬器10zは図13のように握索機11zに懸
垂機12zを介して搬器本体17zを懸垂してなるもの
で、この搬器本体17zには閉鎖型の客車式搬器または
開放型の椅子式搬器等が用いられる。前記の図12にお
いては図示の輻輳を避けるために搬器10zは1台のみ
が図示されているが、実際には複数ないし多数台の搬器
10z,10z…が用いられ、所定の間隔毎に次々に運
行される。
【0004】前記のような停留場における加速移送装置
または減速移送装置によって、搬器ないし握索機を加速
または減速移送するためには、ゴムタイア車輪を複数な
いし多数個を並設して、このゴムタイア車輪によって摩
擦力により順次に加速移送または減速移送する装置が従
来から一般的に用いられている。図13は、このような
装置の一例を示したものである。
【0005】握索機11zには軸15z,15zを介し
て走行車輪16z,16zを枢着して軌条6zを転走す
るようにし、また、握索機11zの上面には摩擦押送板
14zが固着されて具えている。一方加速移送装置20
z(9z)は複数の移送車輪60z,60z…を所定の
間隔毎に移送車輪軸30zまたは30z…にそれぞれ枢
着してなっている。移送車輪軸30z,30z…にはそ
れぞれ大径のプーリー26zと小径のプーリー27zと
が嵌着されており、相互に隣り合う移送車輪60z,6
0zの大径のプーリー26zと小径のプーリー27zと
の間毎にベルト29zを巻掛けて速比を保有させて回転
伝達可能に連結されている。このような連結構成におい
て一のベルト29z駆動するとベルト29z,29z…
を経て次々に移送車輪60z,60z…が駆動され、か
つ、その回転数は搬器10zの進行方向である矢印18
zの方向に向かって次第に移送速度が大きくなるように
駆動される。この駆動力は、索条の移動から滑車を経
て、または、駆動力取り入れ用に索条によって駆動され
る車輪から取り出すようにした構成が用いられ、また
は、別の電動機の動力によって駆動することも行われて
いる。
【0006】一方、握索機11zの摩擦押送板14zは
移送車輪60z,60z…に次々に当接して摩擦移送さ
れながら走行車輪16z,16zで軌条6zに導かれて
転走し、従って搬器10zの速度は次第に加速されなが
ら押送移送される。摩擦押送板14zの有効長さは移送
車輪60z,60zの配設間隔ないし配設ピッチと少な
くとも同等以上の長さに定められ、これは常時少なくと
も1輪以上の移送車輪60zが摩擦押送板14zに当接
していて、押送力が断続することがないようにしてい
る。
【0007】ところが、図13に示されているように加
速移送の場合において、2個の移送車輪60zと60z
とに亘って摩擦押送板14zが当接している状態を検討
すると、前記の如き関係から、一の移送車輪60zの周
縁の接線速度がVであるとき次の移送車輪60zの周縁
の接線速度は少なくとも(V+dV)となって速度差が
あり従って2個の移送車輪60z,60zに摩擦押送板
14zが当接している場合には、何れかの箇所でスリッ
プを発生していることとなる。
【0008】このようなスリップは実際に発生し、さま
ざまな弊害を生じている。まづ、スリップによって移送
車輪のゴムタイア車輪または摩擦押送板に摩耗を生じて
消耗を促進すること、また、スリップによって不快なき
しみ等のスリップ騒音を発生すること、またはこれらの
原因によって駆動動力の損失を生ずること等である。更
に、移送車輪軸に負荷される正逆の捩りトルクの急激な
変動のため、移送車輪軸の疲労を促進し、該移送車輪軸
の疲労破壊発生の原因ともなっていた。
【0009】一方、このように有害な移送車輪と摩擦押
送板とのスリップの問題を解消するための方策として、
従来から幾つかの提案がなされている。
【0010】即ち、実開平3−130767号公報「自
動循環式索道の加速及び減速移送装置」においては、移
送車輪は搬器前後方向に所定の間隔だけ移動可能とした
ガイドに拘束されて設けられており、移送車輪の速度差
に対応して移送車輪が摺動移動して補償し、移送車輪と
摩擦押送板との滑りを解消しようとしたものが提案され
ている。
【0011】また、実開平3−130765号公報「自
動循環式索道における加速、減速移送装置」において
は、移送車輪と移送車輪軸との間には一方方向のトルク
の伝達に有効で他方方向には遊転するワンウエイクラッ
チ等のクラッチ手段を介在させてなるものが提案されて
いる。かつ、この装置の場合は例えば搬器が逸走した場
合など反対方向に有効でないので、移送車輪の一定個数
ごとに逸走を防止する移送車輪を組み込むことが提案さ
れている。
【0012】また、更に、実開平4−107161号公
報「自動循環式索道の加速、減速移送装置」において
は、移送車輪軸と移送車輪との間に噛合クラッチ手段と
つるまきばねとを挿入してなるものが提案されている。
【0013】しかしこれらは、一応、所要の目的を達す
るものではあるが、装置が複雑であったり等の一長一端
があった。
【0014】また前記は、索条牽引懸垂輸送設備の代表
例として自動循環式索道の場合について記したのである
が、走行線路中においては剛体軌条に導かれて走行する
形式の剛体軌条式の索条牽引懸垂輸送設備の場合にも停
留場における加速、減速の様式は索道設備の場合と全く
均等であり、ここにも全く均等の問題がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のよう
な事情の更に改善を目的としてなされたもので、索道等
の自動循環式索道設備の摩擦押送形式の加速または減速
移送装置において、搬器の握索機における摩擦押送板が
周縁の速度が異なる2個の移送車輪に当接して移送され
るときにも摩擦面において相互の滑りが発生しないもの
であって、かつ、装置の構造が比較的簡単であり、動作
の安定したものである条牽引懸垂輸送設備の加速減速移
送車輪構造、の提供を目的としてなされたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的に対応して本発
明は、索道等の索条牽引懸垂輸送設備において、搬器を
緩速と索条速度との間に加速しまたは減速する加速また
は減速移送装置において、前記加速または減速移送装置
は複数の移送車輪を並設して該移送車輪が前記搬器の摩
擦押送板に当接して摩擦で加速または減速移送する形式
を用いてなり、前記移送車輪は該移送車輪と移送車輪軸
との間に捩り弾性手段を介在させて駆動力を伝達するよ
うになした索道等の索条牽引懸垂輸送設備の加速減速移
送車輪構造、として構成したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
(発明の実施の形態1)この、発明の実施の形態1は、
図1に示したごとき自動循環式索道1の加速移送装置9
(20)に適用した場合のものであり、本発明の構造の
基本的構成ないし原理的構成を説明したもので、図2及
び図3によって説明する。
【0018】図2は加速移送装置20(9)の全体的構
成を示したものである。該加速移送装置20(9)は図
1の停留場配設関係において搬器10の出発位置付近に
設けられている。移送車輪60,60…は所定の間隔ご
とに移送車輪軸30または30…に、後述するような構
成に従って、移送装置ビーム21に枢着されており、該
移装置ビーム21は高架の固定位置に懸架支持されたも
のである。移送車輪軸30にはそれぞれ大径のプーリー
26と小径のプーリー27が嵌着されており、これら互
いに隣り合う移送車輪60と60ごとにそれぞれ伝導手
段25のベルト29が回転伝達可能に巻き掛けられてい
る。従ってこれらのプーリーの直径比によって矢印18
方向に進行するに従って移送車輪60の周縁の接線速度
は大きくなっている。
【0019】一方、これらの移送車輪60,60…列に
沿っては軌条6が懸架架設されており、搬器10の握索
機11は握索機本体13の軸15,15に枢着された走
行車輪16,16で軌条6に沿って転走可能となってい
る。かつ、握索機本体13の上部に具えた摩擦押送板1
4が移送車輪60,60…に次々に当接し、矢印18方
向に摩擦で加速移送される。
【0020】次に、図3は移送車輪構造を模式的に示し
たものである。ここで、発明の実施の形態1に用いてい
る符号は、後記の発明の実施の形態2に用いている符号
と実質的に対応している物であるが、この発明の実施の
形態1においては一応、区分上から添符号pを付与して
記載している。
【0021】この移送車輪構造は、大別して、移送装置
ビーム21p(21)に枢着支持された移送車輪軸30
p(30)と、移送車輪軸30p(30)に枢着支持さ
れた移送車輪60p(60)と、前記の移送車輪軸30
p(30)と前記の移送車輪60p(60)との間に介
在する捩り弾性手段40pとしてのトーションバー41
pと、及び前記の移送車輪軸30p(30)を駆動する
伝導手段25p(25)と、よりなっている。
【0022】図3において、移送車輪60p(60),
60p(60)を支持するための移送装置ビーム21p
(21)には移送車輪軸30p(30)がその中間部3
2p付近を軸受22pを介して枢動自在に支承されてい
る。移送車輪軸30p(30)の一端部31p付近には
小径のプーリー27p(27)と大径のプーリー26p
(26)が嵌着されている。小径のプーリー27p(2
7)と大径のプーリー26p(26)とにはそれぞれベ
ルト29p(29)または29p(29)が巻き掛けら
れていて、小径のプーリー27p(27)のベルト29
p(29)は隣合う駆動上流側の駆動車輪軸30p(3
0)から所定の増速比を経て駆動力の伝達を受けて駆動
され、大径のプーリー26p(26)からはベルト29
p(29)を経て隣り合う駆動下流側の駆動車輪軸30
p(30)に所定の増速比をを経て駆動伝達している。
【0023】駆動車輪軸30p(30)は前記の如く中
間部32p付近において軸受22pに枢支されているが
これより図の左方に延出した他端部33p付近には中空
部35pが同軸芯上に穿孔形成されている。一方鍔付き
の中空袋状ないしキャップ状部材をである係止連結部材
50pはその内面側において軸受65pを介して前記の
移送車輪軸30p(30)の他端部33p付近に回動自
在に枢支されている。かつ、この係止連結部材50pの
フランジ64pにはタイア保持部材67pが固着され、
この外周にはゴムタイア61pが嵌着されている。
【0024】ここで、前記の移送車輪軸30p(30)
と、係止連結部材50pとの間には、本発明の特徴的な
構成である捩り弾性手段40pないしトーションバー4
1pが介在して具えられている。即ち、移送車輪軸30
p(30)の中空部35pにおいては係止連結部36p
で捩り弾性手段40pに係止連結されており、かつ、該
捩り弾性手段40pは他方で係止連結部51pにおいて
前記の係止連結部材50p内面に連結された構成となっ
ている。この構成は、即ち、伝導手段25p(25)か
らに駆動された移送車輪軸30p(30)は、捩り弾性
手段40pを介して移送車輪60p(60)を駆動する
構成となっており、移送車輪60p(60)の周縁部6
2pで握索機11の摩擦押送板14を摩擦移送する構成
となっているのである。
【0025】ここで、本図においては、捩り弾性手段4
0pとしてはトーションバー41pを用いた場合につい
て、略図で示しているが、この他に、同等の捩り弾性機
能を保有する部材であれば同様に利用することが可能で
ある。
【0026】このように構成された、発明の実施の形態
1における作用ないし動作は次の如くである。
【0027】図2の如く、加速移送装置20(9)は、
移送装置ビーム21に移送車輪60,60…がそれぞれ
移送車輪軸30または30…を介してほぼ等間隔毎に枢
設されている。かつ、移送車輪軸30,30…にはそれ
ぞれ大径のプーリー26と、小径のプーリー27とを嵌
着して具えており、互いに隣り合う大径のプーリー26
と小径のプーリー27間ごとにベルト29が巻き掛けら
れており、こうして移送車輪60,60…は搬器10の
進行方向に従って次第にの周縁部の接線速度が大きくな
るように構成されている。
【0028】搬器10はその握索機11の摩擦押送板1
4が前記の移送車輪60,60…のゴムタイア61にお
ける周縁部62,62…に当接し、摩擦で次々に押送移
送される。ここで互いに隣り合う移送車輪60の周縁部
62と、ちぎの移送車輪60の周縁部62との相互間は
搬器10の進行方向に伴って速度差dVを保有している
ので、搬器10は進行に伴って次第に加速されながら押
送移送される。また、ここで、相互に隣り合う移送車輪
60,60の配設間隔は少なくとも握索機11の摩擦押
送板14の長さよりも短い間隔で配設されており、移送
作業中に少なくとも一の移送車輪60は摩擦押送板14
と常時当接して移送作業が断続しないように定められて
いる。
【0029】このような配設関係を有している加速移送
装置20において、移送車輪軸30p(30)及び移送
車輪60p(60)は先に説明したように、図3の如き
構成となっている。即ち、移送車輪軸30p(30)に
嵌着された小径のプーリー27p(27)は隣り合う他
の移送車輪60p(60)の大径のプーリー26p(6
0)からベルト29p(60)を経て回転の伝達を受
け、該移送車輪軸30p(30)は軸受22pに枢支さ
れて回転する。この回転は捩り弾性手段40pであるト
ーションバー41pに伝えられ、係止連結部材50pを
介して移送車輪60p(60)に伝達される。
【0030】こうしてトーションバー41pは移送車輪
軸30p(30)と係止連結部材50pとの間に介在し
てトルクの伝達を行い、伝達トルクが小さいときにはト
ーションバー41pは捩り変位を生じていないので移送
車輪軸30p(30)と係止連絡部材50pないし移送
車輪60p(60)との間は同位相で回転し、移送車輪
軸30p(30)と軸受65pとの間には相対的な進み
回転または遅れ回転は無く同位相で回転している。伝達
トルクが正負何れかの方向に大きい場合には、これに応
答してトーションバー41pは正転または逆転方向に捩
り変位を生じながら移送車輪軸31p(30)から係止
連結部材50pないし移送車輪60p(60)に回転を
伝達している。この場合には移送車輪軸30p(30)
と係止連結部材50pとの間では位相の進み回転または
遅れ回転を生じ、軸受65pは移送車輪軸30p(3
0)上で転動または滑動してこれを吸収している。
【0031】係止連結部材50pには外周に鍔状にフラ
ンジ64pが外延しており、これにはタイア保持部材6
7pが同芯状に固着され、該タイア保持部材67pの周
辺には握索機11を摩擦移送すべきゴムタイア61pが
嵌着されている。
【0032】図4,図5及び図6は移送の状態を説明し
たものである。図においては加速移送装置20(9)中
の3個の移送車輪60(60A)と,60(60B)と
及び60(60C)を模式的に示したもので、矢印18
は搬器10ないし握索機11の進行方向を示している。
ここで、移送車輪60(60A)の周縁の接線速度はV
であり、移送車輪60(60B)の周縁の接線速度は
(V+dV)であり、更に移送車輪60(60C)の周
縁の接線速度は(V+dV+dV)であり、隣り合う移
送車輪相互間にはそれぞれ速度差dVがある。
【0033】図4においては、握索機11の摩擦押送板
14は1個の移送車輪60(60A)とのみ当接して摩
擦移送されて矢印18方向に進行しており、このとき握
索機11の移送速度はVである。こうして握索機11が
更に矢印18方向に進行すると、図5の如く摩擦押送板
14は移送車輪60(60A)に摩擦移送されながら移
送車輪60(60B)の領域に入ると、移送車輪60
(60A)はトルクによって回転進み方向に捩り変位
し、また移送車輪60(60B)は遅れ回転して移送車
輪60(60A)と協調移送する。かつ、次第に移送車
輪60(60B)による移送が卓越してくると、摩擦移
送板14の速度は(V+dV)となり、移送車輪60
(60A)のトーションバー41pはトルクによって回
転進み方向に捩り変位し、よって移送車輪60(60
A)は進み回転して移送車輪60(60B)に追従し協
調移送する。このようにして相互に遅れ回転、進み回転
を行いながら協調移送を行うので、移送車輪60(60
A)または60(60B)と摩擦移送板14との間の有
害なスリップは最小限に留められる。
【0034】こうして握索機11の移送速度はVから
(V+dV)に加速され、図6に示す如く、移送車輪6
0(60B)のみによって速度(V+dV)で移送さ
れ、このようにして次々にスリップなく円滑に移送され
る。更に、次の移送車輪60(60C)へも同様に円滑
に受渡し移送が行われるのである。
【0035】このようにして捩り弾性手段40pである
トーションバー41pが介在して、移送車輪60p(6
0)と摩擦押送板14との押送状況に対応して移送車輪
60pが進み回転、遅れ回転して補償するので、移送車
輪60p(60)と摩擦押送板14との間にスリップを
生じないか、または最小限に留めることができる。
【0036】(発明の実施の形態2)この、発明の実施
の形態2は、前記の基本ないし原理摘的構成を示した発
明の実施の形態1のものを、更に具体的な態様として示
したものである。この、発明の実施の形態2の場合も、
加速移送装置の場合について説明したもので、加速移送
装置20(9)の全体構成及び握索機11の移送の様式
については図1,図2に示した前記の発明の実施の形態
1の場合と均等である。
【0037】図7は、移送車輪構造の全体を示したもの
である。移送装置ビーム21には中空状の軸受保持部2
1aが固着されており、これに軸受22,22を介して
移送車輪軸30がその中間部32付近を枢動自在に支承
されている。
【0038】移送車輪軸30は図8に詳細を示した通り
段付き状の軸で、中間部32より段34aを経て比較的
小径をなした一端部31が延出しており、また、中間部
32から図の左方に向かっては段34bを経てやや大径
の部分を経てのち再び段34cからやや小径の他端部3
3が連なって延出した形状をなしている。この一端部3
1付近にはねじ部37aが螺刻され、他端部33付近に
はねじ部37bが螺刻されている。かつ、図7,図8の
如くに他端部33の端面からは円孔状の中空部35が穿
孔されており、更にこの中空部35からは図9に断面で
示した如く角孔状の係止孔36が穿孔されている。
【0039】このような形状の、移送車輪軸30は中間
部32において軸受22,22によって枢支され、軸受
22,22は止め輪23または23で係止され位置が定
められている。軸受22,22にはボール、ローラー、
ニードル等の転がり軸受または滑り軸受等が使用可能で
ある。次に、移送車輪軸30の一端部31付近には大径
のプーリー26と小径のプーリー27とが嵌着され、ね
じ部37aにナット38aを螺着締結して位置固定され
ている。大径のプーリー26と小径プーリー27とには
それぞれベルト29または29が巻き掛けられていて、
小径のプーリー27のベルト29は隣り合う駆動上流側
の駆動車輪軸30から所定の増速比を経て駆動力の伝達
を受けて駆動され、更に大径のプーリー26からはベル
ト29を経て隣り合う駆動下流側の駆動車輪軸30に所
定の増速比をを経て駆動伝達している。
【0040】次に、移送車輪軸30の他端部33付近に
は軸受65,65を介して移送車輪60側の輪芯部63
が枢着されている。輪芯部63は図7に示されているよ
うに中空円筒形状をなすボス状の部材で、外周側には後
記のタイア保持部材67を固着すべきフランジ64が外
周に鍔状に外延している。即ち、前記の移送車輪軸30
の他端部33付近には軸受65,65が外嵌され、該軸
受65,65の外周側は前記の輪芯部63の中空孔部6
3a内に内嵌すると共に、止め輪66,66を用いて位
置を定め、よって輪芯部63を枢動可能に支持してい
る。この軸受65,65にもボール、ローラー、ニード
ル等の転がり軸受または滑り軸受等が使用可能である。
また、移送車輪軸30における他端部33のねじ部37
bにはナット38bを螺着締結して、前記軸受65ない
し輪芯63の軸方向位置を定め脱落を防止する構造とし
ている。前記のフランジ64にはタイア保持部材67が
ボルト等で同芯状に固着され、更に該タイア保持部材6
7の外周には摩擦当接面となるべきゴムタイア61が外
嵌されている。
【0041】ここで、前記の移送車輪軸30と、移送車
輪60の輪芯部63との間には、係止連結部材50を経
由して、本発明の特徴的な構成部分である捩り弾性手段
40としてトーションバー41が介在して具えられてい
る。
【0042】先ず、係止連結部材50は図7,図10の
如く、本体部51から外周にフランジ部52を外延した
形状のもので、本体部51には円孔53を穿孔すると共
に、更に奥には角孔状をなした係止孔54を形成貫通さ
せた形状のものである。また、フランジ部52には放射
状等間隔に孔55,55…が穿孔されており、これは後
記のボルト56,56…のための孔である。
【0043】次に、捩り弾性手段40としてのトーシヨ
ンバー41について図11によって説明する。この、発
明の実施の形態2においては、トーションバー41は単
体のトーションバー43,43,43,43を4個用い
て組み合わせたトーションバーユニット42を用いた場
合を示している。単体のトーションバー43は図示の如
く、中間付近は円柱状の形状をなした捩りばね部44を
有し、両端の部分は正方形角柱状の角形端部45または
45が形成された形状のものである。かつ、これを鎖線
で図示したように4個組み合わせてブロック状に組積し
てトーションバーユニット42として用いている。
【0044】このようなトーションバーユニット42は
その一端の角形端部43,43,43,43の集合を前
記の移送車輪軸30の角孔状の係止孔36内に適合させ
挿入して係止する。一方、トーションバーユニット42
の他端の角形端部43,43,43,43の集合は係止
連結部材50の角孔状の係止孔54に適合挿入して係止
するのである。この係止連結部材50はそのフランジ部
52の孔55,55…にボルト56,56…をそれぞれ
挿入貫通させ、該ボルト56,56…は前記の輪芯部6
3に螺着し一体の固着関係としている。このようにして
トーションバーユニット42は移送車輪軸30と、移送
車輪60の輪芯部63との間に介在し、捩り方向の弾性
トルク発揮のために有効に連結される。こうして図7に
おいて、係止連結部材50における本体部51の左端端
面には蓋状のキャップ57をボルト等を用いて固着しト
ーションバーユニット42の位置を固定し外部への脱落
を抑止している。
【0045】以上に記したような構成とすることによっ
て、移送車輪軸30の回転に基づいて、トーションバー
ユニット42を介して移送車輪60に回転を伝達するよ
うに構成されるのである。
【0046】次には前記の如き構成の、実施の形態2に
おける動作、ないし作用について以下に説明する。
【0047】図2の如く、加速移送装置20は、移送装
置ビーム21に移送車輪60,60…はそれぞれ移送車
輪軸30または30…を介してほぼ等間隔毎に枢設され
ている。かつ、移送車輪軸30,30…にはそれぞれ大
径のプーリー26と、小径のプーリー27とを嵌着して
具えており、互いに隣り合う大径のプーリー26と小径
のプーリー27間ごとにベルト29が巻き掛けられてお
り、こうして移送車輪60,60…は搬器10の進行方
向に従って次第にの周縁部の接線速度が大きくなるよう
に並設して構成されている。
【0048】搬器10はその握索機11の摩擦押送板1
4が前記の移送車輪60,60…のゴムタイア61,6
1における周縁部62,62…に当接し、摩擦で次々に
押送移送される。ここで互いに隣り合う移送車輪60の
周縁部62と、移送車輪60の周縁部62との相互間は
搬器10の進行方向に伴って速度差dVを保有している
ので、搬器10は進行に伴って次第に加速されながら押
送移送される。
【0049】ここで、相互に隣り合う移送車輪60,6
0の配設間隔は少なくとも握索機11の摩擦押送板14
の長さよりも短い間隔で配設されており、移送作業中に
少なくとも一の移送車輪60は摩擦押送板14と常時当
接して移送作業が断続しないように定められている。
【0050】このような配設関係を有している加速移送
装置20において、移送車輪軸30及び移送車輪60は
先に説明したように、図7の如き構成となっている。即
ち、移送車輪軸30に嵌着された小径のプーリー27は
隣り合う他の移送車輪60の大径のプーリー26からベ
ルト29を経て回転の伝達を受け、該移送車輪軸は軸受
22,22に枢支されて回転する。この回転は捩り弾性
手段40であるトーションバーユニット42に伝えら
れ、係止連結部材50を介して移送車輪60の輪芯部6
3に伝達される。即ち、トーションバーユニット42は
複数の、即ちこの実施の形態の場合4個の単体のトーシ
ョンバー43、43,43,43の組み合わせよりなる
角形端部45,45,45,45は移送車輪軸30の角
孔状の係止孔36内に適合して内挿係止され、また他方
においても角形端部45,45,45,45は係止連結
部材50の角孔状の係止孔54内に適合して内挿係止さ
れている。かつ、この係止連結部材50は移送車輪60
の輪芯部63と固着関係となっている。
【0051】こうしてトーションバーユニット42は移
送車輪軸30と係止連結部材50との間に介在してトル
クの伝達を行い、伝達トルクが小さいときにはトーショ
ンバーユニット42は捩り変位を生じないので移送車輪
軸30と係止連絡部材50ないし輪芯部63との間は同
位相で回転し、移送車輪軸30と軸受65,65との間
には相対的な進み回転または遅れ回転は無く同位相で回
転している。握索機移送のための伝達トルクが正負何れ
かの方向に大きい場合には、これに応答してトーション
バーユニット42は正転または逆転方向に捩り変位を生
じながら移送車輪軸31から係止連結部材50ないし輪
芯部63に回転を伝達している。この場合には移送車輪
軸30と係止連結部材50との間では位相の進み回転ま
たは遅れ回転を生じ、軸受65,65は移送車輪軸30
上で転動または滑動してこれを吸収している。
【0052】輪芯部63には外周に鍔状にフランジ64
が外延しており、これにはタイア保持部材67が同芯状
に固着され、該タイア保持部材67の周辺には握索機1
1を摩擦移送すべきゴムタイア61が嵌着されている。
【0053】このような構成の、発明の実施の形態2の
場合の作用ないし動作は、図4、図5、図6を用いて説
明した前記の発明の実施の形態1の場合と全く均等であ
る。こうして握索機11は次々に加速されスリップなく
または最小限に留められて、円滑に移送がおこなわれる
のである。
【0054】
【発明の効果】索道設備を含む索条牽引懸垂輸送設備に
用いられる加速移送装置または減速移送装置にはゴムタ
イア車輪を複数ないし多数個を並設して、摩擦力により
加速移送または減速移送する装置が従来から汎くに用い
られている。このような摩擦移送装置において摩擦押送
板に速度差のある2輪の移送車輪が当接して移送を行う
ので、何れかの箇所でスリップを発生しこれが移送車輪
のゴムタイア車輪または摩擦押送板に摩耗を生じて消耗
を早くし、不快な騒音を発生すること、または駆動動力
の損失を生ずること等のほか、更には移送車輪軸に急激
なトルク変動を負荷させるため、移送車輪軸の疲労や破
壊発生の原因となるなどの、有害な問題を生じていた。
【0055】本発明索道等の索条牽引懸垂輸送設備の加
速減速移送車輪構造は、移送車輪軸と移送車輪との間に
捩り弾性手段、即ちトーションバー等を介在させてこの
捩り弾性手段の捩り弾性変形によって移送車輪軸に対し
て移送車輪を進み回転または遅れ回転できるように構成
したものである。移送車輪と握索機の摩擦押送板との間
のスリップを生じないようにすることができるので、摩
耗、騒音、部材の疲労等の各種の弊害を除くことができ
る。また、前記の従来の技術の項において記したような
ワンウエイクラッチを用いた場合には、移送と反対方向
には有効でないのでこれを制止する対策の必要があった
が、本発明の構造の場合には正逆何れの方向に対しても
有効に作用する利点がある。
【0056】また、前記の各実施の形態においては加速
移送装置の場合について説明したが、搬器の進行方向に
伴って移送車輪の周縁の速度が次第に減少するように構
成された減速移送装置の場合においても全く同様に適用
可能であることは勿論である。かつ、前記の各、発明の
実施の形態においては、索条牽引懸垂輸送設備代表例と
して自動循環式索道設備の場合について記したが、走行
線路中においては剛体軌条に導かれて走行する形式の剛
体軌条式の索条牽引懸垂輸送設備の場合にも停留場にお
ける加速、減速の様式は索道設備の場合と全く均等であ
り、同様に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 単線自動循環式索道の一般配設関係を示す平
面図である。
【図2】 加速移送装置の構成を示す正面図である。
【図3】 発明の実施の形態1に係わる移送車輪の基本
的構成を模式的に示した示す側面図である。
【図4】 発明の作用を説明するための加速移送装置の
側面図である。
【図5】 発明の作用を説明するための加速移送装置の
側面図である。
【図6】 発明の作用を説明するための加速移送装置の
側面図である。
【図7】 発明の実施の形態2の移送車輪の構成を示し
た側面図である。
【図8】 発明に実施の形態2の移送車輪軸の詳細を示
した側面図である。
【図9】 発明に実施の形態2の移送車輪軸の他端部付
近を断面図で示した正面図である。
【図10】 発明に実施の形態2の係止連結部材を示す
正面図である。
【図11】 発明に実施の形態2のトーションバーユニ
ットの構成を示す斜視図である。
【図12】 従来の技術を説明するための、単線自動循
環式索道の一般配設関係を示した説明図である。
【図13】 従来の技術を説明するための、加速移送装
置の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 単線自動循環式索道 2 停留場 3 滑車 4 索条 5 索道線路 6 軌条 7 減速移送装置 8 回送移送装置 9 加速移送装置 10 搬器 11 握索機 12 懸垂機 13 握索機本体 14 摩擦押送板 15 軸 16 走行車輪 17 搬器本体 18 矢印 20 加速移送装置 21 移送装置ビーム 21a 軸受保持部 22 軸受 23 止め輪 25 伝導手段 26 大径のプーリー 27 小径のプーリー 28 カラー 29 ベルト 30 移送車輪軸 31 一端部 32 中間部 33 他端部 34a,34b,34c 段 35 中空部 36 係止孔 37a,37b ねじ部 38a,38b ナット 40 捩り弾性手段 41 トーションバー 42 トーションバーユニット 43 単体のトーションバー 44 捩りばね部 45 角形端部 50 係止連結部材 51 本体部 52 フランジ部 53 円孔 54 係止孔 55 孔 56 ボルト 57 キャップ 60 移送車輪 61 ゴムタイア 62 周縁部 63 輪芯部 63a 中空孔部 64 フランジ 65 軸受 66 止め輪 67 タイア保持部材 21p 移送装置ビーム 22p 軸受 25p 伝導手段 26p 大径のプーリー 27p 小径のプーリー 29p ベルト 30p 移送車輪軸 31p 一端部 32p 中間部 33p 他端部 35p 中空部 36p 係止連結部 40p 捩り弾性手段 41p トーションバー 50p 係止連結部材 51p 係止連結部 60p 移送車輪 60A,60B,60C 移送車輪 61p ゴムタイア 62p 周縁部 64p フランジ 65p 軸受 67p タイア保持部材 1z 単線自動循環式索道 2z 停留場 3z 滑車 4z 索条 5z 索道線路 6z 軌条 7z 減速移送装置 8z 回送移送装置 9z 加速移送装置 10z 搬器 11z 握索機 12z 懸垂機 14z 摩擦押送板 15z 軸 16z 走行車輪 17z 搬器本体 18z 矢印 20z 加速移送装置 26z 大径のプーリー 27z 小径のプーリー 29z ベルト 30z 移送車輪軸 90z 移送車輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 索道等の索条牽引懸垂輸送設備におい
    て、搬器を緩速と索条速度との間に加速しまたは減速す
    る加速または減速移送装置において、前記加速または減
    速移送装置は複数の移送車輪を並設して該移送車輪が前
    記搬器の摩擦押送板に当接して摩擦で加速または減速移
    送する形式を用いてなり、前記移送車輪は該移送車輪と
    移送車輪軸との間に捩り弾性手段を介在させて駆動力を
    伝達するようになした索道等の索条牽引懸垂輸送設備の
    加速減速移送車輪構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107399330A (zh) * 2016-05-20 2017-11-28 深圳市小的科技有限公司 一种轨道小车悬挂系统

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