JPH09188171A - ロングスライドレール - Google Patents

ロングスライドレール

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JPH09188171A
JPH09188171A JP35347095A JP35347095A JPH09188171A JP H09188171 A JPH09188171 A JP H09188171A JP 35347095 A JP35347095 A JP 35347095A JP 35347095 A JP35347095 A JP 35347095A JP H09188171 A JPH09188171 A JP H09188171A
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JP
Japan
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seat
rail
lower rail
long
control lever
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Pending
Application number
JP35347095A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Shirai
保 白井
Kenji Tsuchiya
建治 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】跳上げシートに使用するロングスライドレール
のコンパクト化を図ることである。 【構成】ロングロアレール(2)内の所定位置に係止部
(4)を固定し、この係止部(4)に突き当たる規制レ
バー(3)をアッパーレール(1)側に設けたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバン、ワンボックス
カーと称される自動車に装着されるセカンドシート、サ
ードシートの前後位置調節用スライドレールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例えばセカンドシートに使用する
スライドレールには、フロントシートの後端近傍とサー
ドシートの前端近傍との間の車床に長尺状のロアレール
(ロングロアレール)を固設して、セカンドシートをフ
ロントシート、サードシートの近傍まで移動した後、シ
ートクッションを起立状のシートバック方向に跳上げる
ことにより、セカンドシートとフロントシート間、或い
はセカンドシートとサードシート間の前後の間隔を広く
して、その空間部を荷台等に有効に利用できるようにし
たものがある。
【0003】ところで、前記セカンドシートにおけるシ
ートクッションの跳上げは、シートがロングロアレール
における所定位置以上に前方又は後方に移動した場合の
みに行うことができるように規制されている。この規制
手段はロングロアレールに沿って別のサブレールを設
け、このサブレールと、このサブレールに対応するアッ
パーレール、シートクッション側に跳上げを規制する装
置を設けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来品はロン
グロアレールに沿って設けたサブレールと、このサブレ
ールに対応するアッパーレール、シートクッションと
に、シートクッションの跳上げを防止するロック装置を
設けているため、構造が複雑でスライドレール自体が大
きくなり且つ重量増を招く不具合があった。また、サブ
レールは例えば特開平7ー304368号公報に示すよ
うにロアレールと同様に上面の開口部が車床より露出す
るため、開口部にカバーを固定してレール内へのゴミの
侵入を防止している。従って、サブレールにもカバーを
設けなければならないし、カバーが損傷する虞れがあっ
た。
【0005】そこで、本発明は跳上げシートにおいて、
シートクッションの跳上げを規制するロック装置付のス
ライドレールをコンパクト化することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明に係るロングスライドレールは、長尺状ロン
グロアレールの所定位置に跳上げ可能に取付けてなるシ
ートに使用し前記車床側のロングロアレールにシート側
のアッパーレールを摺動自在に嵌合する車両用シートの
スライドレールにおいて、前記ロングロアレール内の前
記所定位置に係止部を設け、該係止部に係止すると共に
ロアレール内に挿入する規制レバーをアッパーレール側
に、上下方向に可動可能に設けたことを特徴とするもの
である。
【0007】シートを前方又は後方の所定位置に移動す
ると、アッパーレールに設けた規制レバーがロングロア
レールの底面に設けた係止部に突き当たり一旦停止す
る。そして、この停止状態でシートを跳上げ、規制レバ
ーをシート側に設けた可動操作部材の操作により上方に
可動させることにより係止部を通過して跳上げ位置にシ
ートを移動することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。本発明に係るロングスライドレ
ールは図4に示すように自動車用シートのセカンドシー
ト又はサードシートに使用し、フロントシート(FB)
(FS)近傍からサードシート(不図示)又は後部ドア
の近傍に渉って前後方向に向けて配設した長尺状のロン
グロアレール(2)と、このロングロアレール(2)に
前後方向に摺動自在に嵌合するアッパーレール(1)と
から構成されている。
【0009】アッパーレール(1)にはサイドブラケッ
ト(5)が締結され、このサイドブラケット(5)にシ
ートクッション(SC)が図示するが如く跳上げ可能
に、また、シートバック(SB)がリクライニング装置
によって傾動可能に取付けられている。
【0010】シートクッション(SC)はロングロアレ
ール(2)の所定位置(N)に対して前方の跳上げ位置
(A)によって跳上げられて格納される。このシートク
ッション(SC)の跳上げにより、その後方に広いスペ
ースが得られ、このスペースを荷台として有効に利用で
きる。
【0011】以上のシートクッション(SC)は後方か
ら所定位置(N)に移動させた際に一旦停止してシート
クッション(SC)が跳上げられるように構成され、所
定位置(N)に対しての後方である着座位置(B)内に
おいて、シートクッション(SC)、シートバック(S
B)がシートとして使用でき、その使用状態において着
座位置(B)内で前後に位置を調節できるようになって
いる。そして、アッパーレール(1)は前記跳上げ位置
(A)及び着座位置(B)において、従来周知のロック
装置によってロングロアレール(2)にロックされてい
る。
【0012】前記着座位置(B)から跳上げ位置(A)
に移動する際、所定位置(N)でシートの前進が一時的
に規制され、誤って跳上げ位置(A)で着座することが
ないようにしている。
【0013】斯様な所定位置(N)でシートの前進を一
時的に規制、即ち、シートの一旦停止を行う手段が、本
発明に係るスライドレールに設けてある。その第1実施
例を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0014】図中(1)は前記サイドブラケット(5)
に一体に締結されるアッパーレール、(2)は車床に埋
設するロングロアレールで、上面中央長手方向にアッパ
ーレール(1)が挿入される開口部を有し断面矩形状に
形成され、底部にはアッパーレール(1)をロックする
多数のロック孔(24)…が開孔されている。図中(2
0)はロングロアレール(2)の開口部を塞ぐ合成樹脂
製のカバーを示す。
【0015】以上のロングロアレール(2)の底面に
は、係止部たる規制プレート(4)が溶接等により固定
されている。この規制プレート(4)はロングロアレー
ル(2)における前記所定位置(N)に後端部(41)
が一致するように、また、各ロック孔(24)を塞ぐこ
とのないように配設されている。
【0016】従って、規制プレート(4)はコ字状に折
曲され、その開放部を後向きに、また、ロック孔(2
4)の左右に位置するように固定されている。図中(4
2)(42)は規制プレート(4)の突出部で、この突
出部(42)(42)は一部のロック孔(24)を左右
方向に大径に形成して、そのロック孔(24)より下方
に突き抜けることにより、規制プレート(4)を固定す
るものである。
【0017】アッパーレール(1)は前後に、水平状の
サイドブラケット(5)に対する取付部(11)を有
し、略中央に前記ロック孔(24)に係合するロック爪
付ロックプレート(14)を上下方向に摺動自在に設
け、ロングロアレール(2)内に嵌合する垂直部(1
0)における後部側に、規制レバー(3)がピン(1
2)によって上下方向に回動自在に軸着されている。図
中(11A)はサイドブラケット(5)を締結するため
のボルトを示す。
【0018】図示する規制レバー(3)はアッパーレー
ル(1)の垂直部(10)を切欠した凹部(16)内に
配設した圧縮コイルバネからなるばね(32)の弾力に
よって上方に付勢され、ばね(32)の弾力に抗して下
方にサイドブラケット(5)側に設けた操作部材(不図
示)によって押圧することにより、ロングロアレール
(2)の底面に接合又は近接し、操作部材による押圧状
態を解除することにより上方に回動して、前記規制プレ
ート(4)を乗り越える高さになるように構成されてい
る。
【0019】そして、規制レバー(3)はアッパーレー
ル(1)の垂直部(10)を挟むようにコ字状に折曲さ
れ、下端縁に環状に形成した当接部(31)(31)を
設け、この当接部(31)(31)の前側が前記規制プ
レート(4)の後端部(41)に突き当たるように形成
されている。
【0020】図中(30)はサイドブラケット(5)側
に設けた操作部材が接合する押圧部、(33)(33)
(13)はピン(12)挿通用の通孔、(15)はロー
ラを示す。
【0021】以上のスライドレールの動作を説明する
と、図4に示す着座位置(B)にあるシートをフロント
シート(FS)(FB)側である跳上げ位置(A)に前
進させると、規制レバー(3)は操作部材によって下方
に押圧され当接部(31)(31)がロングロアレール
(2)の底面に摺接又は近接しているため、ロングロア
レール(2)の所定位置(N)において、規制プレート
(4)の後端部(41)に突き当たる。これにより、シ
ートの前進は停止する。
【0022】次に、操作部材を操作することにより、規
制レバー(3)の押圧状態を解除すると共にシートクッ
ション(SC)を跳上げると、規制レバー(3)はバネ
(32)の弾力により上方に回動し、規制プレート
(4)を乗り越える位置になる。然る後、シートを跳上
げ位置(A)に前進させることにより、シートがフロン
トシート(FS)(FB)側にシートクッション(S
C)が跳上げ状態で格納され、後方に広いスペースが確
保される。
【0023】図5乃至図8は本発明の第2実施例を示
し、図中、図1乃至図3と同一符号は同一部材を示し、
その説明を省略する。斯かる実施例はロングロアレール
(2)に設ける係止部を規制孔(4′)とし、この規制
孔(4′)は規制レバー(3′)の下端部が挿入できる
大きさに開孔されている。また、規制レバー(3′)は
ばね(32′)によって下方に付勢されており、ばね
(32′)の弾力に抗してサイドブラケット(5)側に
設けた回動部材によって上方に回動するように構成され
ている。
【0024】規制レバー(3′)はラッチで、アッパー
レール(1)の垂直部(10)と、この垂直部(10)
に固定した支持プレート(10A)との間にピン(1
2′)によって上下方向に回動自在に軸着され、上部に
はサイドブラケット(5)側に設けてシートクッション
(SC)の跳上げにより係合して規制プレート(3′)
を上方に回動する切欠部(30′)が切欠され、下端部
には前記規制孔(4′)に挿入するストッパピン(3
1′)が左右方向に向けて固着されている。
【0025】ストッパピン(31′)はロック孔(2
4)に挿入しないように、ロック孔(24)に対して全
長が長く形成されている。ストッパピン(31′)が規
制孔(4′)に一定の深さで挿入できるように規制プレ
ート(3′)の下部には係止突起(34)が突設され、
この係止突起(34)はストッパピン(31′)が規制
孔(4′)内に挿入した際に、規制孔(4′)の口縁
に、図7に示すように突き当たる。
【0026】図中(33′)(13′)はピン(1
2′)挿通後、(16′)は規制プレート(3′)が上
方に回動した際に、ストッパピン(31′)が挿入する
挿入部を示す。
【0027】従って、着座位置(B)においては、図
5、図6に示すように、規制レバー(3′)のストッパ
ピン(31′)がロングロアレール(2)の底面にばね
(32′)の弾力により摺接又は近接している。
【0028】そして、シートを着座位置(B)から跳上
げ位置(A)に向けて前進させると、ロングロアレール
(2)の所定位置(N)において、規制レバー(3′)
の下端部、ストッパピン(31′)が規制孔(4′)に
挿入(落ち込む)する。そのため、シートの前進はロン
グロアレール(2)の所定位置(N)で停止する。
【0029】そこで、シートクッション(SC)を跳上
げると、サイドブラケット(5)側に設けた回動部材が
規制レバー(3′)の切欠部(30′)に入り込み、ば
ね(32′)の弾力に抗して規制レバー(3′)を上方
に回動する。これにより、規制レバー(3′)の下端
部、ストッパピン(31′)が規制孔(4′)から脱出
しシートの前進が可能となり、シートを前進させて前記
第1実施例と同様にシートをフロントシート(FS)
(FB)側に格納させることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば従来の如く、ロングロア
レールに沿ってロングロアレールと別体のサブレールを
設ける必要がないため、構造が簡単で部品点数が削減で
きると共に全体がコンパクトになり、左右方向の幅が狭
くなり、外観品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す部分切欠分解斜視図
である。
【図2】同要部の側面図である。
【図3】図2のIIIーIII線に沿う断面図である。
【図4】本発明に係るスライドレールの使用状態を示す
説明図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す要部の側面図であ
る。
【図6】図5のVIーVI線に沿う断面図である。
【図7】図5の状態よりシートを所定位置に移動した状
態の要部の断面図である。
【図8】本発明の第2実施例の部分切欠分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 アッパーレール 2 ロアレール 3 規制レバー 3′ 規制レバー 4 係止部 4′ 係止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状ロングロアレールの所定位置に跳
    上げ可能に取付けてなるシートに使用し前記車床側のロ
    ングロアレールにシート側のアッパーレールを摺動自在
    に嵌合する車両用シートのスライドレールにおいて、 前記ロングロアレール内の前記所定位置に係止部を設
    け、該係止部に係止すると共にロアレール内に挿入する
    規制レバーをアッパーレール側に、上下方向に可動可能
    に設けたことを特徴とするロングスライドレール。
  2. 【請求項2】 前記係止部はロングロアレールの底面に
    突設してなる規制プレートである請求項1記載のロング
    スライドレール。
  3. 【請求項3】 前記係止部はロアレールの底面に前記規
    制レバーの下端部が挿入する大きさの規制孔である請求
    項1記載のロングスライドレール。
  4. 【請求項4】 ばねの弾力により前記規制レバーの下端
    部をロアレールの底面方向又は逆方向に付勢してなる請
    求項1記載のロングスライドレール。
JP35347095A 1995-12-30 1995-12-30 ロングスライドレール Pending JPH09188171A (ja)

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