JPH09187634A - 粉末作泥材溶解ミキシング装置 - Google Patents
粉末作泥材溶解ミキシング装置Info
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- JPH09187634A JPH09187634A JP178996A JP178996A JPH09187634A JP H09187634 A JPH09187634 A JP H09187634A JP 178996 A JP178996 A JP 178996A JP 178996 A JP178996 A JP 178996A JP H09187634 A JPH09187634 A JP H09187634A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建設工事用の泥水を、従来のような攪拌によ
って作るのではなく、攪拌のための容器を不要とし、労
力をまったく必要とせずに、効率よく、大量かつ短時間
で泥水を得るようにした粉末作泥材溶解ミキシング装置
を提供する。 【解決手段】 絞り部３の出口側と入口側に膨張管径を
有して成るジェットフロー管２の後端に給水口５を連結
し、該給水口５に連通したジェットノズル６の吐出口６
ａを絞り部３の入口付近に設けることにより、ジェット
ノズル６の吐出口６ａの後方付近に減圧室４ｂを形成す
ると共に、該減圧室４ｂの側面に作泥材吸込口７を連結
し、さらにジェットフロー管２の先端に絞り部３の出口
側の膨張管径よりもやや大径の静止型ミキシング管１０
を連結して、該ミキシング管１０の内壁面に複数の突出
棒１１を設けた。
って作るのではなく、攪拌のための容器を不要とし、労
力をまったく必要とせずに、効率よく、大量かつ短時間
で泥水を得るようにした粉末作泥材溶解ミキシング装置
を提供する。 【解決手段】 絞り部３の出口側と入口側に膨張管径を
有して成るジェットフロー管２の後端に給水口５を連結
し、該給水口５に連通したジェットノズル６の吐出口６
ａを絞り部３の入口付近に設けることにより、ジェット
ノズル６の吐出口６ａの後方付近に減圧室４ｂを形成す
ると共に、該減圧室４ｂの側面に作泥材吸込口７を連結
し、さらにジェットフロー管２の先端に絞り部３の出口
側の膨張管径よりもやや大径の静止型ミキシング管１０
を連結して、該ミキシング管１０の内壁面に複数の突出
棒１１を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤の掘削工事の
際に、作業中の掘削穴に泥水を供給して掘削穴の壁面土
壌の崩壊を防止するための建設工事用の泥水を作る粉末
作泥材溶解ミキシング装置に関する。
際に、作業中の掘削穴に泥水を供給して掘削穴の壁面土
壌の崩壊を防止するための建設工事用の泥水を作る粉末
作泥材溶解ミキシング装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】地盤の掘削工事の際に、掘削穴が深くな
ればなるほど、土圧によって掘削穴の壁面土壌が崩壊す
るという現象が発生する。その解決のために、従来か
ら、深度の大きい掘削穴を掘る際には、この掘削穴の中
に泥水を入れ、水よりも質量が大きい泥水が、掘削穴の
壁面土壌に泥膜を作り、この泥膜が掘削穴の壁面土壌を
保護すると共に、掘削穴内の泥水が壁面を押圧する圧力
によって土壌の崩壊を防止するようにした泥水加圧シー
ルド工法等が知られている。
ればなるほど、土圧によって掘削穴の壁面土壌が崩壊す
るという現象が発生する。その解決のために、従来か
ら、深度の大きい掘削穴を掘る際には、この掘削穴の中
に泥水を入れ、水よりも質量が大きい泥水が、掘削穴の
壁面土壌に泥膜を作り、この泥膜が掘削穴の壁面土壌を
保護すると共に、掘削穴内の泥水が壁面を押圧する圧力
によって土壌の崩壊を防止するようにした泥水加圧シー
ルド工法等が知られている。
【０００３】このような工法に用いる建設工事用泥水
は、従来、容器に混入した水と粉末作泥材とを攪拌溶解
し、こうして得た泥水を別のタンクに貯留して掘削穴に
供給するようにしたのである。
は、従来、容器に混入した水と粉末作泥材とを攪拌溶解
し、こうして得た泥水を別のタンクに貯留して掘削穴に
供給するようにしたのである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
泥水を作る作業には、水と粉末の作泥材とを攪拌溶解す
るための装置と容器の設置に場所をとり、また泥水を作
る作業中に粉末の作泥材が粉塵を発生するという問題が
あった。
泥水を作る作業には、水と粉末の作泥材とを攪拌溶解す
るための装置と容器の設置に場所をとり、また泥水を作
る作業中に粉末の作泥材が粉塵を発生するという問題が
あった。
【０００５】また、従来の攪拌によって泥水を作る作業
によると、粉末の作泥材の集合物が外表面に粘土質を作
って水との溶解性を悪くするため、水に溶けにくくなる
という問題点があり、泥水の作成効率が思うように上が
らないのが現状であった。
によると、粉末の作泥材の集合物が外表面に粘土質を作
って水との溶解性を悪くするため、水に溶けにくくなる
という問題点があり、泥水の作成効率が思うように上が
らないのが現状であった。
【０００６】本発明は、このような従来の問題点を解消
するために成されたもので、建設工事用の泥水を、従来
のような攪拌によって作るのではなく、攪拌のための容
器を不要とし、労力をまったく必要とせずに、効率よ
く、大量かつ短時間で泥水を得るようにした粉末作泥材
溶解ミキシング装置を提供することを目的とする。
するために成されたもので、建設工事用の泥水を、従来
のような攪拌によって作るのではなく、攪拌のための容
器を不要とし、労力をまったく必要とせずに、効率よ
く、大量かつ短時間で泥水を得るようにした粉末作泥材
溶解ミキシング装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の粉末作泥材溶解ミキシング装置は、絞り
部の出口側と入口側に膨張管径を有して成るジェットフ
ロー管の後端に給水口を連結し、該給水口に連通したジ
ェットノズルの吐出口を絞り部の入口付近に設けること
により、ジェットノズルの吐出口の後方付近に減圧室を
形成すると共に、該減圧室の側面に作泥材吸込口を連結
する。これにより、ジェットフロー管の絞り部の入口周
辺に負圧を生じさせ、この負圧により粉末作泥材吸込口
から粉末作泥材を吸い込んで出口側のミキシング管に給
送する。
めに、本発明の粉末作泥材溶解ミキシング装置は、絞り
部の出口側と入口側に膨張管径を有して成るジェットフ
ロー管の後端に給水口を連結し、該給水口に連通したジ
ェットノズルの吐出口を絞り部の入口付近に設けること
により、ジェットノズルの吐出口の後方付近に減圧室を
形成すると共に、該減圧室の側面に作泥材吸込口を連結
する。これにより、ジェットフロー管の絞り部の入口周
辺に負圧を生じさせ、この負圧により粉末作泥材吸込口
から粉末作泥材を吸い込んで出口側のミキシング管に給
送する。
【０００８】そして、この粉末作泥材とジェットノズル
から吐出される水とをミキシング管に流入させ、このミ
キシング管の内壁面に突設された複数の突出棒によって
カルマン渦を生じさせ、このカルマン渦によって粉末作
泥材と水とを攪拌し、吐出口から排出するようにしてあ
る。
から吐出される水とをミキシング管に流入させ、このミ
キシング管の内壁面に突設された複数の突出棒によって
カルマン渦を生じさせ、このカルマン渦によって粉末作
泥材と水とを攪拌し、吐出口から排出するようにしてあ
る。
【０００９】また、ミキシング管の内壁面に突設された
複数の突出棒のそれぞれが該ミキシング管の吐出口の方
向に傾斜して設けられたことにより、ミキシング管の流
水効率を確保しつつカルマン渦を発生させるようにして
ある。
複数の突出棒のそれぞれが該ミキシング管の吐出口の方
向に傾斜して設けられたことにより、ミキシング管の流
水効率を確保しつつカルマン渦を発生させるようにして
ある。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の粉末作泥材溶解ミキシン
グ装置は、絞り部の出口側に膨張部を有して成るジェッ
トフロー管の前記絞り部の入口付近に、前記ジェットフ
ロー管の後端に連結した給水口に連通するジェットノズ
ルの吐出口を設けることにより、前記ジェットノズルの
後方付近に減圧室を形成し、該減圧室の側面に作泥材吸
込口を連結し、さらに前記ジェットフロー管の先端に該
ジェットフロー管の膨出部よりもやや大径の静止型ミキ
シング管を連結して、該ミキシング管の内壁面に複数の
突出棒を設けたことを特徴とする。
グ装置は、絞り部の出口側に膨張部を有して成るジェッ
トフロー管の前記絞り部の入口付近に、前記ジェットフ
ロー管の後端に連結した給水口に連通するジェットノズ
ルの吐出口を設けることにより、前記ジェットノズルの
後方付近に減圧室を形成し、該減圧室の側面に作泥材吸
込口を連結し、さらに前記ジェットフロー管の先端に該
ジェットフロー管の膨出部よりもやや大径の静止型ミキ
シング管を連結して、該ミキシング管の内壁面に複数の
突出棒を設けたことを特徴とする。
【００１１】また、前記ミキシング管の内壁面に突設さ
れた複数の突出棒のそれぞれが該ミキシング管の吐出口
の方向に傾斜して設けられた構成とするのが好ましい。
れた複数の突出棒のそれぞれが該ミキシング管の吐出口
の方向に傾斜して設けられた構成とするのが好ましい。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【００１３】図１は本発明による粉末作泥材溶解ミキシ
ング装置の全体平面図である。図２は図１の粉末作泥材
溶解ミキシング装置を給水口側の端部方向から見た図で
ある。図３は図１の粉末作泥材溶解ミキシング装置のミ
キシング管内での粉末作泥材の攪拌作用を示す説明図で
ある。図４は図１の粉末作泥材溶解ミキシング装置を泥
水貯留タンクに取りつけて泥水を作成及び貯留している
状況を示す図である。図１において、ジェットフロー管
２は絞り部３の出口側と入口側に膨張管径を成して形成
されている。この出口側の膨張管径を膨張部４ａと称す
る。
ング装置の全体平面図である。図２は図１の粉末作泥材
溶解ミキシング装置を給水口側の端部方向から見た図で
ある。図３は図１の粉末作泥材溶解ミキシング装置のミ
キシング管内での粉末作泥材の攪拌作用を示す説明図で
ある。図４は図１の粉末作泥材溶解ミキシング装置を泥
水貯留タンクに取りつけて泥水を作成及び貯留している
状況を示す図である。図１において、ジェットフロー管
２は絞り部３の出口側と入口側に膨張管径を成して形成
されている。この出口側の膨張管径を膨張部４ａと称す
る。
【００１４】そして、ジェットフロー管２の後端に給水
口５を連結し、この給水口５のジェットフロー管２内に
ジェットノズル６を連結し、該ジェットノズル６の吐出
口６ａを絞り部３の入口付近に設けることにより、ジェ
ットノズル６の吐出口６ａの後方付近に減圧室４ｂを形
成してある。
口５を連結し、この給水口５のジェットフロー管２内に
ジェットノズル６を連結し、該ジェットノズル６の吐出
口６ａを絞り部３の入口付近に設けることにより、ジェ
ットノズル６の吐出口６ａの後方付近に減圧室４ｂを形
成してある。
【００１５】このような減圧室４ｂにより、ジェットフ
ロー管２の絞り部３の入口付近の周囲に負圧を生じさせ
るジェットエジェクタ効果を得るようにしてある。
ロー管２の絞り部３の入口付近の周囲に負圧を生じさせ
るジェットエジェクタ効果を得るようにしてある。
【００１６】また、ジェットフロー管２の減圧室４ｂの
側面には作泥材吸込口７を連結してある。この作泥材吸
込口７にはホース１４を接続することができ、このホー
ス１４の先端は、外部に設置された作泥材容器８（図４
参照）内に連通して、上記のジェットフロー管２内に生
じた負圧によって作泥材容器８内の粉末作泥材１７を吸
引することができる。
側面には作泥材吸込口７を連結してある。この作泥材吸
込口７にはホース１４を接続することができ、このホー
ス１４の先端は、外部に設置された作泥材容器８（図４
参照）内に連通して、上記のジェットフロー管２内に生
じた負圧によって作泥材容器８内の粉末作泥材１７を吸
引することができる。
【００１７】さらに、ジェットフロー管２の先端には、
該ジェットフロー管２の出口側の膨出部４ａよりもやや
大径に膨出した静止型ミキシング管１０を連結してあ
る。なお、静止型とは、動力型の攪拌装置を備えず、す
べて固定された部材によって構成したことを意味する。
該ジェットフロー管２の出口側の膨出部４ａよりもやや
大径に膨出した静止型ミキシング管１０を連結してあ
る。なお、静止型とは、動力型の攪拌装置を備えず、す
べて固定された部材によって構成したことを意味する。
【００１８】このようなミキシング管１０の膨出形状に
よって、ミキシング管１０内の流速を緩やかにすると共
に、後述する複数の突出棒１１を設けたことによって失
われるミキシング管１０の内容積を確保するようにして
ある。
よって、ミキシング管１０内の流速を緩やかにすると共
に、後述する複数の突出棒１１を設けたことによって失
われるミキシング管１０の内容積を確保するようにして
ある。
【００１９】また、ミキシング管１０の内壁面には複数
の突出棒１１が、間隔をあけて、ミキシング管１０の吐
出口の方向に傾斜した状態で突設されている。これによ
って、ミキシング管１０の流水効率を確保しつつ、それ
ぞれの突出棒１１の下流側にカルマン渦１２（図３参
照）を発生させるようにしてある。
の突出棒１１が、間隔をあけて、ミキシング管１０の吐
出口の方向に傾斜した状態で突設されている。これによ
って、ミキシング管１０の流水効率を確保しつつ、それ
ぞれの突出棒１１の下流側にカルマン渦１２（図３参
照）を発生させるようにしてある。
【００２０】このミキシング管１０内の構造により、図
３に示すように、ミキシング管１０内に流入した粉末作
泥材９と水１６とをカルマン渦によって攪拌し、ミキシ
ング管１０から吐出させる。
３に示すように、ミキシング管１０内に流入した粉末作
泥材９と水１６とをカルマン渦によって攪拌し、ミキシ
ング管１０から吐出させる。
【００２１】また、給水口５とジェットフロー管２の連
結部には、図２に示す連結板１３がネジ固定されてい
る。この連結板１３にはネジ孔１３ａが設けられ、図４
に示すように、上記の装置を泥水貯留タンク１４の上方
にネジ固定し、ミキシング管１０の吐出口を泥水貯留タ
ンク１４内に向けた状態にすることができる。
結部には、図２に示す連結板１３がネジ固定されてい
る。この連結板１３にはネジ孔１３ａが設けられ、図４
に示すように、上記の装置を泥水貯留タンク１４の上方
にネジ固定し、ミキシング管１０の吐出口を泥水貯留タ
ンク１４内に向けた状態にすることができる。
【００２２】上記の構成の粉末作泥材溶解ミキシング装
置１を用いて所定濃度の泥水を作るには、図４に示すよ
うに、泥水貯留タンク１４の上端に設けた固定金具１８
に、粉末作泥材溶解ミキシング装置１を連結板１３によ
って固定し、泥水貯留タンク１４の下方から給水ポンプ
９によって給水口５に泥水貯留タンク１４内の水１６
（ただし、この水は粉末作泥材溶解ミキシング装置１を
通過するごとに所定の濃度に近付いた泥水１６’とな
る）を送給する。一方、泥水材吸込口７にホース１５を
接続してこのホース１５の先端を泥水材容器８内の粉末
作泥材１７に連通しておく。
置１を用いて所定濃度の泥水を作るには、図４に示すよ
うに、泥水貯留タンク１４の上端に設けた固定金具１８
に、粉末作泥材溶解ミキシング装置１を連結板１３によ
って固定し、泥水貯留タンク１４の下方から給水ポンプ
９によって給水口５に泥水貯留タンク１４内の水１６
（ただし、この水は粉末作泥材溶解ミキシング装置１を
通過するごとに所定の濃度に近付いた泥水１６’とな
る）を送給する。一方、泥水材吸込口７にホース１５を
接続してこのホース１５の先端を泥水材容器８内の粉末
作泥材１７に連通しておく。
【００２３】給水ポンプ９を作動することにより、泥水
貯留タンク１４内の水１６（泥水１６’）は、給水口５
からジェットノズル６を通過し、装置内の負圧により吸
引した粉末作泥材１７をこの水１６と混入しつつ、ミキ
シング管１０の複数の突出棒１１によるカルマン渦１２
によって十分に攪拌し、ミキシング管１０の吐出口から
泥水貯留タンク１４内に流下させる。そして、再び泥水
貯留タンク１４内の泥水１６’を給水ポンプ９で給水口
５に給送し、かくして粉末作泥材溶解ミキシング装置１
内を循環するごとに、泥水貯留タンク１４内の泥水１
６’を所定の濃度に近付けることが可能となる。
貯留タンク１４内の水１６（泥水１６’）は、給水口５
からジェットノズル６を通過し、装置内の負圧により吸
引した粉末作泥材１７をこの水１６と混入しつつ、ミキ
シング管１０の複数の突出棒１１によるカルマン渦１２
によって十分に攪拌し、ミキシング管１０の吐出口から
泥水貯留タンク１４内に流下させる。そして、再び泥水
貯留タンク１４内の泥水１６’を給水ポンプ９で給水口
５に給送し、かくして粉末作泥材溶解ミキシング装置１
内を循環するごとに、泥水貯留タンク１４内の泥水１
６’を所定の濃度に近付けることが可能となる。
【００２４】そして、所定濃度に達した泥水貯留タンク
１４内の泥水１６’は、泥水貯留タンク１４の吐出口１
４ａから吐出して使用することができる。こうして泥水
貯留タンク１４の泥水１６’は減少するが、さらに泥水
貯留タンク１４内に給水しつつ、粉末作泥材溶解ミキシ
ング装置１を上記のように循環させて、所定濃度の泥水
１６’を連続的に得ることができる。
１４内の泥水１６’は、泥水貯留タンク１４の吐出口１
４ａから吐出して使用することができる。こうして泥水
貯留タンク１４の泥水１６’は減少するが、さらに泥水
貯留タンク１４内に給水しつつ、粉末作泥材溶解ミキシ
ング装置１を上記のように循環させて、所定濃度の泥水
１６’を連続的に得ることができる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粉末作泥
材溶解ミキシング装置によれば、ジェットフロー管の絞
り部の入口付近に生じた負圧によって粉末作泥材を吸込
み、且つこの粉末作泥材をジェットノズルから吐出され
た水と共にミキシング管に送給して、該ミキシング管の
内壁面の突出棒によるカルマン渦によって十分に攪拌溶
解した泥水を作ることができる。
材溶解ミキシング装置によれば、ジェットフロー管の絞
り部の入口付近に生じた負圧によって粉末作泥材を吸込
み、且つこの粉末作泥材をジェットノズルから吐出され
た水と共にミキシング管に送給して、該ミキシング管の
内壁面の突出棒によるカルマン渦によって十分に攪拌溶
解した泥水を作ることができる。
【００２６】従って、粉末の作泥材はこの装置内に吸引
した後、すべて装置内で水と混入されるため、空気中に
飛散することがなく、また攪拌のための容器を不要とす
るものである。
した後、すべて装置内で水と混入されるため、空気中に
飛散することがなく、また攪拌のための容器を不要とす
るものである。
【００２７】そして、この泥水を泥水貯留タンクに貯留
し、さらに給水ポンプによって本装置の給水口に循環的
に給送することにより、所定濃度の泥水を連続的に得る
ことが可能となる。
し、さらに給水ポンプによって本装置の給水口に循環的
に給送することにより、所定濃度の泥水を連続的に得る
ことが可能となる。
【図１】図１は本発明による粉末作泥材溶解ミキシング
装置の全体平面図である。
装置の全体平面図である。
【図２】図２は図１の粉末作泥材溶解ミキシング装置を
給水口側の端部方向から見た図である。
給水口側の端部方向から見た図である。
【図３】図３は図１の粉末作泥材溶解ミキシング装置の
ミキシング管内での粉末作泥材の攪拌作用を示す説明図
である。
ミキシング管内での粉末作泥材の攪拌作用を示す説明図
である。
【図４】図４は図１の粉末作泥材溶解ミキシング装置を
泥水貯留タンクに取りつけて泥水を作成及び貯留してい
る状況を示す図である。
泥水貯留タンクに取りつけて泥水を作成及び貯留してい
る状況を示す図である。
１…粉末作泥材溶解ミキシング装置 ２…ジェットフロー管 ３…絞り部 ４ａ…膨張部 ４ｂ…減圧室 ５…給水口 ６…ジェットノズル ６ａ…吐出口 ７…作泥材吸込口 ８…作泥材容器 ９…給水ポンプ １０…ミキシング管 １１…突出棒 １２…カルマン渦 １３…連結板 １４…泥水貯留タンク １５…ホース １６、１６’…水または泥水 １７…粉末作泥材
Claims (2)
- 【請求項１】 絞り部の出口側と入口側に膨張管径を有
して成るジェットフロー管の後端に給水口を連結し、該
給水口に連通したジェットノズルの吐出口を前記絞り部
の入口付近に設けることにより、前記ジェットノズルの
吐出口の後方付近に減圧室を形成すると共に、該減圧室
の側面に作泥材吸込口を連結し、さらに前記ジェットフ
ロー管の先端に前記絞り部の出口側の膨張管径よりもや
や大径の静止型ミキシング管を連結して、該ミキシング
管の内壁面に複数の突出棒を設けたことを特徴とする粉
末作泥材溶解ミキシング装置。 - 【請求項２】 前記ミキシング管の内壁面に突設された
複数の突出棒のそれぞれが該ミキシング管の吐出口の方
向に傾斜して設けられたことを特徴とする請求項１記載
の粉末作泥材溶解ミキシング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP178996A JPH09187634A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 粉末作泥材溶解ミキシング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP178996A JPH09187634A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 粉末作泥材溶解ミキシング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09187634A true JPH09187634A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11511350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP178996A Pending JPH09187634A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 粉末作泥材溶解ミキシング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09187634A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008018330A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Norifumi Yoshida | 気泡発生装置 |
| WO2012081682A1 (ja) * | 2010-12-15 | 2012-06-21 | Matsumoto Takaaki | 混合装置、混合流体製造装置、混合流体の製造方法とこれによって製造された混合流体、および酸素を含む水、氷 |
| CN102614791A (zh) * | 2012-03-30 | 2012-08-01 | 神华集团有限责任公司 | 溶解装置 |
| JP2014014358A (ja) * | 2012-06-14 | 2014-01-30 | Takaaki Matsumoto | 酸素含有培地溶解液、細胞培養培地、細胞培養方法および酸素含有培地溶解液の製造システム |
| WO2014058428A1 (en) * | 2012-10-11 | 2014-04-17 | Halliburton Energy Services, Inc. | Method and apparatus for mixing fluid flow in a wellbore using a static mixer |
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| KR20180116545A (ko) * | 2017-04-17 | 2018-10-25 | 창원대학교 산학협력단 | 오폐수 슬러지 저감처리용 산기관 |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP178996A patent/JPH09187634A/ja active Pending
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