JPH09187565A - 球体搬送装置 - Google Patents

球体搬送装置

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Publication number
JPH09187565A
JPH09187565A JP25996A JP25996A JPH09187565A JP H09187565 A JPH09187565 A JP H09187565A JP 25996 A JP25996 A JP 25996A JP 25996 A JP25996 A JP 25996A JP H09187565 A JPH09187565 A JP H09187565A
Authority
JP
Japan
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spiral coil
sphere
helical coil
balls
pachinko
Prior art date
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Pending
Application number
JP25996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kishinami
芳雄 岸浪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AJINA GIKEN KK
Original Assignee
AJINA GIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球体を水平移動させたり曲線を描きながら搬
送でき、水平部分や曲線部分での球体の詰まりをなく
し、搬送能力の割に占有空間の小さい球体の搬送装置を
得る。 【解決手段】 螺旋コイル1、螺旋コイル1を回転駆動
する駆動源2を有し、螺旋コイル1の一端が球体10の
入り口となっていて入り口から螺旋コイル1内に球体が
流入し、螺旋コイル1の内径は、螺旋コイル1が回転す
ることによって螺旋コイル内の球体10が移動できる大
きさであり、駆動源2は、螺旋コイル1の他端部又は長
さ方向の中途に連結されて螺旋コイル1を回転駆動し、
螺旋コイル1によって搬送された球体の出口7は螺旋コ
イル1の他端に設けられている。搬送の対象となる球体
10はパチンコ玉であってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、螺旋コイルと、こ
の螺旋コイルを回転駆動する駆動源とを有し、回転駆動
される螺旋コイルによって球体を搬送する球体搬送装置
に関するもので、例えば、パチンコ遊技場におけるパチ
ンコ玉の搬送装置として、あるいはゴルフ練習場におけ
るゴルフボールの搬送装置などとして適用可能なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技場には、複数個のパチンコ
遊技機が列設されてなるパチンコ島があり、各パチンコ
遊技機で遊技に供されたパチンコ玉はパチンコ島単位で
回収され、かつ、各パチンコ島の上部に設置された供給
タンクに揚送され、この供給タンクから各遊技機の賞球
タンクに供給されるようになっている。また、各パチン
コ島間での保有パチンコ玉数のアンバランスをなくすた
めに、各パチンコ島間でパチンコ玉を融通し合うように
なっている。従って、パチンコ遊技場には多くのパチン
コ玉搬送装置が設置されている。
【0003】また、ゴルフ練習場では、回収したゴルフ
ボールを各玉貸し機に分配し、あるいは各打席の自動ボ
ールセット装置に供給するために、ゴルフボール搬送装
置が設置されている。
【0004】上記パチンコ玉搬送装置やゴルフボール搬
送装置等に見られる従来の球体搬送装置は、例えば、バ
ケットコンベア等を用いてある程度高い位置に設置され
た供給タンクに球体を揚送し、供給タンクからは位置エ
ネルギーを利用して傾斜樋などを介して球体の自重で目
的の位置まで搬送するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の球体搬送装置に
よれば、上記のようにバケットコンベア等を用いてある
程度高い位置に設置された供給タンクに球体を揚送し、
供給タンクからは球体の自重で目的の位置まで搬送する
ものであるため、球体を水平移動させたり曲線を描きな
がら搬送するには不向きであり、あえて水平移動させた
り曲線を描きながら搬送しようとすると、搬送路の途中
で球体が停止して搬送路が詰まることがある。そのた
め、設計上の自由度がないという難点があった。また、
バケットコンベア等を用いた球体の揚送手段は、球体を
間欠的にまとめて搬送するため、所定の搬送能力を持た
せようとすると形態が嵩張って占有空間が大きくなる難
点があるとともに、搬送方向が直線的なものに限られ、
搬送方向を任意に曲げることはできなかった。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、球体を水平移動させたり曲線を
描きながら搬送することを可能にするとともに、水平部
分や曲線部分での球体の詰まりをなくすことを可能にし
て設計上の自由度を高め、かつ、搬送能力の割には占有
空間を小さくすることができる球体の搬送装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、螺旋コイルと、この螺旋
コイルを回転駆動する駆動源とを有してなる球体搬送装
置であって、螺旋コイルの一端が球体の入り口となって
いてこの入り口から螺旋コイル内に球体が流入するもの
であり、螺旋コイルの内径は、螺旋コイルが回転するこ
とによって螺旋コイル内の球体が移動できる大きさであ
り、駆動源は、螺旋コイルの他端部又は長さ方向の中途
に連結されて螺旋コイルを回転駆動するものであり、螺
旋コイルによって搬送された球体の出口は螺旋コイルの
他端に設けられていることを特徴とする。
【0008】螺旋コイルのピッチ間の間隙は、請求項2
記載の発明のように球体の外径よりも狭くなっていても
よいし、請求項3記載の発明のように球体の外径よりも
広くなっていてもよい。搬送の対象となる球体は、請求
項4記載の発明のようにパチンコ玉であってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる球体搬送装置の実施の形態について説明する。
なお、図示の実施の形態は、パチンコ遊技場に設置され
るパチンコ玉搬送装置の例となっている。
【0010】図1は本発明にかかる球体搬送装置の実施
の形態の左半部を示し、図2は図1に続く上記実施の形
態の右半部を示す。図1、図2において、水平に設置さ
れた横断面円形のパイプ6は直線状に伸びており、パイ
プ6の一端(図2において右端)は円弧を描いて立ち上
がった断面円形のガイド孔11に連通し、パイプ6の他
端(図1において左端)は円弧を描いて立ち上がった断
面円形のガイド孔9に連通している。パイプ6からガイ
ド孔9に至る内部空間には螺旋コイル1が挿入されてい
る。螺旋コイル1は各ピッチ間に適宜の間隙が形成され
るように比較的大きなピッチで、例えば各ピッチ間に1
個のパチンコ玉10が存在する程度のピッチで形成され
ている。ガイド孔9は、図3に示すように、断面半円形
の溝8aを形成してなる2枚の螺旋コイル保持プレート
8、8を腹合わせ状に貼り合わせ、上記プレート8、8
双方の溝8a,8aを対向させることにより形成されて
いる。上記ガイド孔11も同様に2枚のプレートを貼り
合わせることによって形成されているが、図2には1枚
のプレート5のみが描かれている。
【0011】円弧を描いて立ち上がる上記各ガイド孔
9、11は、パイプを折り曲げて形成してもよいが、パ
イプを折り曲げると、折り曲げ部分でパイプが変形し、
横断面形状が歪む難点がある。その点、上記実施の態様
のようにプレートの貼り合わせによってガイド孔9、1
1を形成するようにすれば、予めプレートに断面半円形
の溝を切削加工あるいは成形加工しておけばよいので、
断面形状に歪みのない良好な横断面形状のガイド孔を形
成することができる。また、上記プレートの材質を、平
滑性あるいは潤滑性のよい樹脂等にすることにより、ガ
イド孔内で螺旋コイル1を円滑に回転させることができ
る。
【0012】上記螺旋コイル1の一端(図2において右
端)はパイプ6の一端部に位置していて、この螺旋コイ
ル1の一端が球体としてのパチンコ玉10の入り口3と
なっている。パチンコ玉10の投入口4は上記ガイド孔
11の上端になっていて、この投入口4から投入された
パチンコ玉10が自重で上記ガイド孔11を落下しかつ
転げ落ちて上記螺旋コイル1の入り口3から螺旋コイル
1に流入するようになっている。なお、図10に示すよ
うに、螺旋コイル1の一端部はガイド孔11内に至らし
め、ガイド孔11内の螺旋コイル1の一端を入り口3と
してもよい。上記螺旋コイル1の他端は上記プレート
8、8で形成されたガイド孔9の外側上方に伸び出てい
て、次に説明するような動力伝達機構を介して駆動源と
してのモータ2によって回転駆動されるようになってい
る。
【0013】螺旋コイル1の外周には螺旋コイル1の他
端付近においてスリーブ24が被せられ、溶接その他適
宜の手段によって螺旋コイル1に一体に固着されてい
る。スリーブ24の外周にはプーリ23の中心孔が嵌め
られ、溶接その他適宜の手段でスリーブ24とプーリ2
3が一体に固着されている。プーリ23の下端部は、プ
レート8の上面に固着された軸受25によって回転可能
に支持されている。軸受25は任意のものを選択して使
用すればよく、例えばボールベアリング、メタル軸受等
を使用することができる。上記プレート8、8の側面と
平行にかつ実質一体に支持板12が立ち上がっており、
この支持板12の垂直面にはアングル板22が固定さ
れ、アングル板22の水平片の下面側にモータ2の本体
が上下方向に向けて固定されている。アングル板22の
水平片の上面側に突出したモータ2の出力軸にはプーリ
17が固着されており、このプーリ17と上記プーリ2
3との間にベルト18が掛けられている。従って、モー
タ2の回転力は、プーリ17、ベルト18、プーリ2
3、スリーブ24を介して螺旋コイル1に伝達される。
なお、プーリ23と螺旋コイル1とを直接結合してスリ
ーブ24を省略してもよい。
【0014】上記螺旋コイル1の内径は、螺旋コイル1
が回転することによって螺旋コイル1内のパチンコ玉1
0が列をなし螺旋コイル1の螺旋に沿って移動できる大
きさになっている。従って、螺旋コイル1の内径はパチ
ンコ玉10の外径よりも小さい場合もあり得るし、パチ
ンコ玉10の外径よりも大きい場合もあり得る。プレー
ト8、8の上方には傾斜ガイド30が適宜の支持手段に
固定され、この傾斜ガイド30を螺旋コイル1が空間的
余裕を持って貫いている。螺旋コイル1の他端部はパチ
ンコ玉10の出口7となっていて、この出口7は上記傾
斜ガイド30の上面とほぼ同じ高さ位置にある。傾斜ガ
イド30の先端部下方にはパチンコ玉収容部14が形成
されている。
【0015】上記のように、モータ2は螺旋コイル1を
回転駆動する。このときの螺旋コイル1の回転の向き
は、パチンコ玉10の入り口3から螺旋コイル1に流入
したパチンコ玉10を出口7の方に向かって移動させる
ことができる向きである。そこで螺旋コイル1を回転駆
動しているとき前記投入口4からパチンコ玉10を投入
する。パチンコ玉10はガイド孔11を通じて入り口3
から螺旋コイル1内に流入し、螺旋コイル1の回転駆動
に伴ってパイプ6内を図1、図2において右から左に向
かって搬送される。このパイプ6を含むほぼ水平方向の
搬送部で生じる搬送力によって、ガイド孔9内のパチン
コ玉10が押し上げられ、出口7においてパチンコ玉1
0が外方にこぼれ出る。こぼれ出たパチンコ玉10は傾
斜ガイド30の傾斜に沿って転がり落ち、パチンコ玉収
容部14に収容される。収容されたパチンコ玉10は適
宜目的の位置に搬送される。
【0016】以上説明した実施例によれば、螺旋コイル
1を駆動源としてのモータ2で回転駆動することによっ
て球体としてのパチンコ玉10を搬送するようにしたた
め、パチンコ玉10は回転駆動される螺旋コイル1の螺
旋に従って搬送されるから水平方向にも搬送することが
でき、また、螺旋コイル1は湾曲させて設置しかつ湾曲
させた状態で回転駆動することもできるため、パチンコ
玉10を曲線を描きながら搬送することも可能となっ
た。パチンコ玉10は回転駆動される螺旋に従って搬送
されるため、螺旋コイル1が回転駆動されている限り、
螺旋コイル1内で列をなしている個々のパチンコ玉10
に同時に搬送力が生じて順序よく搬送され、水平部分や
曲線部分でのパチンコ玉10の詰まりをなくすことがで
き、かつ、搬送能力の割には占有空間を小さくすること
ができるパチンコ玉搬送装置を得ることができる。
【0017】なお、上記実施の形態におけるパイプ6の
部分は、例えばパチンコ遊技場の床に埋め込み、パチン
コ島相互間を連絡するようにしてもよい。上記実施の形
態によれば、既に説明したように占有空間を小さくする
ことができるため、パチンコ遊技場の床に埋め込んでも
場所をとらず、設置工事も簡単であるという利点があ
る。また、上記実施の形態によれば、パチンコ玉搬送経
路を湾曲させても支障なくパチンコ玉を搬送することが
でき、設計上の自由度が高いため、上記のようにパイプ
6の部分をパチンコ遊技場の床に埋め込むことができる
ともいえる。
【0018】上記実施の形態におけるパイプ6は、螺旋
コイル1の回転による振れを抑制するためのものであ
る。従って、螺旋コイル1の回転による振れを抑制する
ものであれば、パイプ6に代わる別の手段を用いてもよ
い。例えば、板状の部材の中に形成された孔であっても
よいし、上記ガイド孔9、11と同様に2枚のプレート
の貼り合わせによって形成してもよい。また、螺旋コイ
ル1が入る孔は必ずしも横断面円形の孔である必要はな
く、例えば、四角形、多角形などであってもよい。さら
に、上記パイプ6に代えて、図4に示すように、螺旋コ
イル1の外周側に適宜数(図示の例では3個)のローラ
15を接触させてもよい。図4に示す例では、各ローラ
15の回転軸が螺旋コイル1の中心軸線と平行をなして
いて、螺旋コイル1の回転に伴い回転しながら螺旋コイ
ル1を支持しているので、螺旋コイル1回転駆動時の付
加を軽減できる利点がある。
【0019】次に、図5に示す実施の形態について説明
する。この実施の形態は、パチンコ玉10の揚送高さを
高くする必要があり、一方、回転駆動機構の高さ方向の
設置スペースに余裕がない場合に適したものである。図
5において、前記プレート8と一体かつ平行に立ち上が
った支持板12の上部側面にはプレート21が一体に固
定されている。プレート21はプレート8と同等の機能
を有するもので、2枚を一対としてこれを貼り合わせる
ことにより、螺旋コイル1の他端部が挿入されるガイド
孔が形成されている。このガイド孔には螺旋コイル1の
他端部が挿入されている。上記プレート21の上端付近
の一部が切除されて上記ガイド孔に連通するパチンコ玉
の出口7が形成されている。螺旋コイル1が回転駆動さ
れることによって搬送されてきたパチンコ玉10は、上
記出口7から排出されるようになっている。
【0020】螺旋コイル1の外周には螺旋コイル1の他
端付近の中途位置においてスリーブ24が被せられ、溶
接その他適宜の手段によって螺旋コイル1に一体に固着
されている。スリーブ24は上記プレート8とプレート
21との間に位置しており、このスリーブ24の外周に
はプーリ23の中心孔が嵌められ、溶接その他適宜の手
段でスリーブ24とプーリ23が一体に固着されてい
る。プーリ23の上下両端部は、プレート8の上面及び
プレート21の下面に固着された軸受25、25によっ
て回転可能に支持されている。軸受25、25は任意の
ものを選択して使用すればよく、例えばボールベアリン
グ、メタル軸受等を使用してもよい。上記支持板12の
垂直面にはアングル板22が固定され、アングル板22
の水平片の下面側にモータ2の本体が上下方向に向けて
固定されている。アングル板22の水平片の上面側に突
出したモータ2の出力軸にはプーリ17が固着されてお
り、このプーリ17と上記プーリ23との間にベルト1
8が掛けられている。そのほかの構成は既に説明した実
施の形態と同じである。
【0021】従って、モータ2の回転駆動力はプーリ1
7、ベルト18、プーリ23、スリーブ24を経て螺旋
コイル1の長さ方向の中途に伝達され、螺旋コイル1が
回転駆動される。螺旋コイル1の回転駆動により、前述
の実施の形態と同様に、入り口から螺旋コイル1内に流
入したパチンコ玉10が螺旋コイル1の螺旋に沿って水
平方向に搬送されかつ上方に揚送され、出口7から排出
される。
【0022】図5に示す実施の形態によれば、螺旋コイ
ル1によるパチンコ玉10の揚送行程の途中にモータ2
の回転駆動力を伝達するようにしたため、パチンコ玉1
0の揚送高さを高くする必要がある一方、回転駆動機構
の高さ方向の設置スペースに余裕がない場合に適したパ
チンコ玉搬送装置を得ることができる。
【0023】螺旋コイル1の内径は、既に説明したとお
り、螺旋コイル1が回転することによって螺旋コイル1
内のパチンコ玉が移動することができる大きさであれば
よい。図6ないし図9は螺旋コイル1のピッチ間の間隙
の各種の例を示す。図6に示す例は螺旋コイル1のピッ
チ間の間隙をパチンコ玉10の外径とほぼ同じにしたも
の、図7に示す例は螺旋コイル1のピッチ間の間隙をパ
チンコ玉10の外径よりも大きくしたものである。図8
に示す例は螺旋コイル1のピッチ間の間隙をパチンコ玉
10の外径よりも狭くして螺旋コイル1のピッチ(ピッ
チ間の間隙とは異なる)をパチンコ玉10の外径とほぼ
同じにしたもの、図9に示す例は螺旋コイル1のピッチ
間の間隙をパチンコ玉10の外径よのも狭くしたもので
ある。
【0024】本発明にかかる球体搬送装置は、前に述べ
たとおりパチンコ玉の搬送装置に限らずゴルフボールそ
の他のあらゆる球体の搬送装置に適用可能なものであ
り、パチンコ玉以外の球体の搬送装置として構成するこ
とにより、所期の効果を得ることができるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、螺旋コイルを駆動源で
回転駆動することによって球体を搬送するようにしたた
め、球体は回転駆動される螺旋コイルの螺旋に従って搬
送されるから水平方向にも搬送することができ、また、
螺旋コイルは湾曲させて設置しかつ湾曲させた状態で回
転駆動することもできるため、曲線を描いた搬送路に沿
って球体を搬送することも可能となり、設計上の自由度
の高い球体搬送装置を得ることができる。さらに、球体
は回転駆動される螺旋に従って搬送されるため、螺旋コ
イルが回転駆動されている限り、螺旋コイル内で列をな
している個々の球体に同時に搬送力が生じて順序よく搬
送されることになり、水平部分や曲線部分での球体の詰
まりをなくすことができ、かつ、搬送能力の割には占有
空間を小さくすることができる球体搬送装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる球体搬送装置の一実施の形態の
一部を示す断面図。
【図2】同上実施の形態の残りの一部を示す断面図。
【図3】同上実施の形態中の螺旋コイル保持プレートの
部分を示す平面図。
【図4】本発明に適用可能な螺旋コイル保持構造の別の
例を示す断面図。
【図5】本発明にかかる球体搬送装置の別の実施の形態
を示す断面図。
【図6】本発明に適用可能な螺旋コイルの一例を示す正
面図。
【図7】本発明に適用可能な螺旋コイルの別の例を示す
正面図。
【図8】本発明に適用可能な螺旋コイルのさらに別の例
を示す正面図。
【図9】本発明に適用可能な螺旋コイルのさらに別の例
を示す正面図。
【図10】本発明に適用可能な球体の入り口部分の変形
例を図2に準じて示す断面図。
【符号の説明】
1 螺旋コイル 2 駆動源としてのモータ 3 球体の入り口 7 球体の出口 10 球体としてのパチンコ玉

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋コイルと、この螺旋コイルを回転駆
    動する駆動源とを有し、回転駆動される螺旋コイルによ
    って球体を搬送する球体搬送装置であって、 螺旋コイルの一端が球体の入り口となっていてこの入り
    口から螺旋コイル内に球体が流入するものであり、 螺旋コイルの内径は、螺旋コイルが回転することによっ
    て螺旋コイル内の球体が移動できる大きさであり、 駆動源は、螺旋コイルの他端部又は長さ方向の中途に連
    結されて螺旋コイルを回転駆動するものであり、 螺旋コイルによって搬送された球体の出口は螺旋コイル
    の他端に設けられていることを特徴とする球体搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 螺旋コイルのピッチ間の間隙は、球体の
    外径よりも狭い請求項1記載の球体搬送装置。
  3. 【請求項3】 螺旋コイルのピッチ間の間隙は、球体の
    外径よりも広い請求項1記載の球体搬送装置。
  4. 【請求項4】 球体はパチンコ玉である請求項1記載の
    球体搬送装置。
JP25996A 1996-01-05 1996-01-05 球体搬送装置 Pending JPH09187565A (ja)

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