JPH0918746A - ノイズ除去回路 - Google Patents

ノイズ除去回路

Info

Publication number
JPH0918746A
JPH0918746A JP7163792A JP16379295A JPH0918746A JP H0918746 A JPH0918746 A JP H0918746A JP 7163792 A JP7163792 A JP 7163792A JP 16379295 A JP16379295 A JP 16379295A JP H0918746 A JPH0918746 A JP H0918746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
image
horizontal
vertical
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7163792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3286120B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Shimano
浩之 島野
Takeo Tsutsui
健夫 筒井
Yoshiharu Hoshino
良春 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Oki Electric Industry Co Ltd
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Oki Electric Industry Co Ltd, Japan Broadcasting Corp filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority to JP16379295A priority Critical patent/JP3286120B2/ja
Publication of JPH0918746A publication Critical patent/JPH0918746A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3286120B2 publication Critical patent/JP3286120B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画質劣化を極力おさえ、有効的にノイズのみ
を除去する。 【構成】 フレームメモリ21は、入力画像信号Siの
現フレームから1フレーム前の前フレームS21を出力
する。この前フレームS21と入力画像信号Siの現フ
レームとから、動き検出回路22で静止画か、動画かの
検出が行われる。また、前フレームS21から、エッヂ
検出回路23,24によって垂直エッヂの有無や水平エ
ッヂの有無が検出される。静止画の時には、前フレーム
S21を用いたエッヂ検出結果により、選択回路30
で、垂直メディアンフィルタ27と、水平メディアンフ
ィルタ28と、遅延回路29を通したフィルタスルーと
が、適応的に切替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置等におい
て、非線形ディジタルフィルタの一種であるメディアン
フィルタ(順序フィルタ)を用いて入力画像のノイズ
(雑音)を除去して画質の改善を行うためのノイズ除去
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のメディアンフィルタに関
する技術としては、例えば、次のような文献に記載され
るものがあった。 文献:NHK技研R&D、[7](1989−11)、
小林等「画像用非線形ディジタルフィルタ−LSI」
P.27−36 前記文献に記載されているように、テレビジョン信号
(以下、TV信号という)のように、伝送路を通過して
きた画像には、例えば、降雨時のBS受信画像に見られ
るめだか状ノイズや、VTR(ビデオ)再生画像中のバ
ースト状ノイズ等のように、さまざまな原因によってイ
ンパルス性ノイズが混入する場合がある。特に、TV信
号は実時間処理を必要とするため、ディジタルフィルタ
を用いた線形演算のみによって原画像の持つ解像感を損
なうことなく、前記のノイズを除去することが難しい。
そこで、前記文献では、前記のインパルス性ノイズを除
去するための最適な方法として、非線形ディジタルフィ
ルタの一種であるメディアンフィルタ(順序フィルタ)
を用いたノイズ除去技術について提案している。一般
に、ディジタルフィルタといえば、入力を複数段遅延さ
せてこれにある係数を乗じ、その総和を出力とする(線
形演算)、線形のディジタルフィルタをいう。特に、T
V信号処理においては、自乗、対数、閾値処理等、入出
力の関係が線形関係のみで表されない処理も多くあり、
これらの非線形要素を含んだ演算装置を非線形ディジタ
ルフィルタと呼んでいる。メディアンフィルタは、非線
形処理アルゴリズムの中で、画像を膨張、収縮させるた
めの非線形フィルタと類似の機能を実現するハードウエ
アである。この概略の構成図を図2に示す。
【0003】メディアンフィルタ10は、入力される画
像信号からカーネル選択信号aに基づき近傍画素を取り
出すためのカーネル形成回路11と、近傍画素間の順序
関係を決定(即ち、複数の入力データ間の順序関係を決
定)する並列ソータ12と、決定された順序関係の中か
ら順位選択信号bに基づき特定の順位の画素を選択して
出力するセレクタ13とで、構成されている。このメデ
ィアンフィルタ10では、カーネル形成回路11によ
り、標本化された画像中の注目画素の近傍(これを「カ
ーネル」という)に存在する画素を取り出し、その取り
出した画素に対して、並列ソータ12によって信号レベ
ルに関して順序付けを行う。そして、セレクタ13によ
り、ある特定の順位(ランク)に対応する画素信号を選
択して出力する。これらの操作は非線形な操作である。
そのため、メディアンフィルタ10は非線形ディジタル
フィルタの一種となる。このようなメディアンフィルタ
10を用いて画像信号中のインパルス性ノイズを除去す
る場合、例えば、その画像信号中のフィールド内で3画
素×3ラインのフィルタリングをかけたり、あるいはフ
ィールド間で3画素×3ラインのフィルタリングをかけ
る等のノイズ除去回路が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ノイズ除去回路では、3画素×3ライン(9サンプル)
の中間点を出力するフィルタ処理のため、1ラインの線
あるいは4画素以内の点等は、ノイズと判断され、除去
されてしまうという問題があった。従って、画質劣化を
極力おさえ、有効的にノイズのみを除去できるノイズ除
去回路を得ることが困難であった。本発明は、前記従来
技術が持っていた課題を解決し、画質劣化を極力おさ
え、有効的にノイズのみを除去することが可能なノイズ
除去回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1及び第3の発明は、
前記課題を解決するために、メディアンフィルタを用い
たノイズ除去回路において、画像信号のフィルタ処理対
象となる現信号とその現信号以前の前信号とを入力し、
その現信号の画像が静止画か、動画かを検出する動き検
出手段と、前記前信号を用いて画像の垂直エッヂの有無
を検出する垂直エッヂ検出手段と、前記前信号を用いて
画像の水平エッヂの有無を検出する水平エッヂ検出手段
と、前記画像信号を入力し、隣接する垂直方向のxライ
ン(但し、xは自然数)の画素信号から、注目画素の近
傍の所定の画素信号を選択して出力する垂直メディアン
フィルタと、前記画像信号を入力し、隣接する水平方向
のy画素(但し、yは自然数)の画素信号から、注目画
素の近傍の所定の画素信号を選択して出力する水平メデ
ィアンフィルタと、前記垂直メディアンフィルタ及び前
記水平メディアンフィルタにおけるフィルタ処理遅延時
間だけ前記画像信号を遅らせる遅延手段と、選択手段と
を備えている。選択手段は、前記動き検出手段、前記垂
直エッヂ検出手段及び前記水平エッヂ検出手段の検出結
果に基づき、静止画で垂直エッヂのないときは前記垂直
メディアンフィルタの出力信号、静止画で垂直エッヂが
あって水平エッヂのないときは前記水平メディアンフィ
ルタの出力信号、あるいは静止画で垂直エッヂ及び水平
エッヂがあるときと動画のときは前記遅延手段の出力信
号のいずれか1つを選択して出力するものである。
【0006】第2及び第3の発明では、メディアンフィ
ルタを用いたノイズ除去回路において、画像信号を遅延
させてその画像信号のフィルタ処理対象となる現信号以
前の前信号を出力するメモリと、前記画像信号のフィル
タ処理対象となる現信号と前記メモリから出力される前
信号とを入力し、その現信号の画像が静止画か、動画か
を検出する動き検出手段と、前記前信号を用いて画像の
垂直エッヂの有無を検出する垂直エッヂ検出手段と、前
記前信号を用いて画像の水平エッヂの有無を検出する水
平エッヂ検出手段と、判定手段とを、備えている。判定
手段は、前記動き検出手段、前記垂直エッヂ検出手段及
び前記水平エッヂ検出手段の検出結果に基づき、静止画
で垂直エッヂのないときは第1の判定信号を出力し、静
止画で垂直エッヂがあって水平エッヂのないときは第2
の判定信号を出力し、静止画で垂直エッヂ及び水平エッ
ヂがあるときと動画のときは第3の判定信号を出力する
ものである。さらに、この第2及び第3の発明では、前
記第1、第2又は第3の判定信号をそれぞれ所定時間遅
らせてそれらに対応する第1、第2又は第3の選択信号
を出力する第1の遅延手段と、前記画像信号を入力し、
隣接する垂直方向のxライン(但し、xは自然数)の画
素信号から、注目画素の近傍の所定の画素信号を選択し
て出力する垂直メディアンフィルタと、前記画像信号を
入力し、隣接する水平方向のy画素(但し、yは自然
数)の画素信号から、注目画素の近傍の所定の画素信号
を選択して出力する水平メディアンフィルタと、前記垂
直メディアンフィルタ及び前記水平メディアンフィルタ
におけるフィルタ処理遅延時間だけ前記画像信号を遅ら
せる第2の遅延手段と、選択手段とが、設けられてい
る。選択手段は、前記第1の遅延手段から出力される第
1、第2又は第3の選択信号のうち、第1の選択信号に
基づき前記垂直メディアンフィルタの出力信号、第2の
選択信号に基づき前記水平メディアンフィルタの出力信
号、あるいは第3の選択信号に基づき前記第2の遅延手
段の出力信号のいずれか1つを選択して出力するもので
ある。
【0007】
【作用】第1及び第3の発明によれば、以上のようにノ
イズ除去回路を構成したので、画像信号における現信号
とその前信号とが動き検出手段に入力されると、その動
き検出手段によって現信号の画像が静止画か、あるいは
動画かが検出される。さらに、前信号が垂直エッヂ検出
手段及び水平エッヂ検出手段に入力されると、その垂直
エッヂ検出手段によって画像の垂直エッヂの有無が検出
され、さらにその水平エッヂ検出手段によって画像の水
平エッヂの有無が検出される。また、画像信号が垂直メ
ディアンフィルタ、水平メディアンフィルタ、及び遅延
手段に入力されると、その垂直メディアンフィルタ及び
水平メディアンフィルタによって注目画素の近傍の所定
の画素信号が選択され、さらに遅延手段によって画素信
号が所定時間遅延される。すると、選択手段では、動き
検出手段、垂直エッヂ検出手段及び水平エッヂ検出手段
の検出結果に基づき、静止画で垂直エッヂのないときは
垂直メディアンフィルタの出力信号を選択し、静止画で
垂直エッヂがあって水平エッヂのないときは水平メディ
アンフィルタの出力信号を選択し、静止画で垂直エッヂ
及び水平エッヂがあるときと、動画のときには、遅延手
段の出力信号を選択し、それらのいずれか1つの出力信
号を出力する。
【0008】第2及び第3の発明によれば、画像信号が
メモリに入力されると、そのメモリでは入力された画像
信号を遅延させて現信号以前の前信号を出力し、動き検
出手段、垂直エッヂ検出手段、及び水平エッヂ検出手段
に与える。動き検出手段は、画像信号の現信号とメモリ
の出力信号とから、その現信号の画像が静止画か、動画
かを検出し、その検出結果を判定手段へ送る。垂直エッ
ヂ検出手段は、前信号から画像の垂直エッヂの有無を検
出し、その検出結果を判定手段へ送る。さらに、水平エ
ッヂ検出手段は、前信号から画像の水平エッヂの有無を
検出し、その検出結果を判定手段へ送る。判定手段で
は、動き検出手段、垂直エッヂ検出手段及び水平エッヂ
検出手段の検出結果に基づき、静止画で垂直エッヂのな
いときは第1の判定信号を出力し、静止画で垂直エッヂ
があって水平エッヂのないときは第2の判定信号を出力
し、静止画で垂直エッヂ及び水平エッヂがあるときと動
画のときは第3の判定信号を出力する。これらの第1、
第2又は第3の判定信号は、第1の遅延手段によって所
定時間遅延され、それに対応する第1、第2又は第3の
選択信号が出力されて選択手段へ送られる。一方、画像
信号が垂直メディアンフィルタ、水平メディアンフィル
タ、及び第2の遅延手段に入力される。すると、垂直メ
ディアンフィルタ及び水平メディアンフィルタは、注目
画素の近傍の所定の画素信号を選択して選択手段へ送
る。さらに第2の遅延手段は、入力された画像信号を所
定時間遅らせて選択手段へ送る。選択手段では、第1の
遅延手段から出力された第1、第2又は第3の選択信号
のうち、第1の選択信号に基づき垂直メディアンフィル
タの出力信号を選択し、第2の選択信号に基づき水平メ
ディアンフィルタの出力信号を選択し、第3の選択信号
に基づき第2の遅延手段の出力信号を選択し、それらの
うちのいずれか1つを出力する。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すノイズ除去回
路の構成ブロック図である。このノイズ除去回路は、1
フレーム分の入力画像信号(即ち、現フレーム)Siを
格納することによって1フレーム分遅延させた前フレー
ムS21を出力する遅延手段(例えば、フレームメモ
リ)21を有し、その出力側に、動き検出回路22、垂
直エッヂ検出回路23、及び水平エッヂ検出回路24が
接続されている。1フレームは、例えば2つのフィール
ドによって構成されている。動き検出回路22は、入力
画像信号Siの現フレームと、フレームメモリ21から
出力された前フレームS21とを入力し、その現フレー
ムの画像が静止画か、あるいは動画かを検出して動/静
情報S22を出力する動き検出手段としての機能を有し
ている。この動き検出回路22の検出方法としては、例
えば、フレーム間の差分をとって、ある閾値と比較し、
その比較結果が閾値以下の時には静止画と判定する。ま
た、ノイズの影響を減少させるため、その動き検出結果
に、孤立点除去回路を入れたり、領域拡大フィルタ等を
入れたりして動き検出回路22を構成してもよい。垂直
エッヂ検出回路23は、フレームメモリ21から出力さ
れる前フレームS21を用い、画像の垂直エッヂの有無
を検出してエッヂ情報S23を出力する垂直エッヂ検出
手段としての機能を有している。水平エッヂ検出回路2
4は、フレームメモリ21から出力される前フレームS
21を用い、画像の水平エッヂの有無を検出してエッヂ
情報S24を出力する水平エッヂ検出手段としての機能
を有している。水平エッヂの検出方法としては、例え
ば、隣り合う画素間の差分値をとってその差分値と閾値
とを比較し、その比較結果が閾値以上の時には水平エッ
ヂと判定する方法等がある。
【0010】動き検出回路22、垂直エッヂ検出回路2
3、及び水平エッヂ検出回路24の出力側には、判定回
路25が接続され、さらにその判定回路25の出力側
に、遅延回路26が接続されている。判定回路25は、
動き検出回路22からの動/静情報S22と、垂直エッ
ヂ検出回路23及び水平エッヂ検出回路24からのエッ
ヂ情報S23,S24とに基づき、それらの情報内容の
判定を行い、静止画で垂直エッヂのない時は第1の判定
信号S25aを出力し、静止画で垂直エッヂがあって水
平エッヂのない時は第2の判定信号S25bを出力し、
静止画で垂直エッヂ及び水平エッヂがある時と動画の時
は第3の判定信号S25cを出力する判定手段としての
機能を有している。この判定回路25の出力側に接続さ
れた遅延回路26は、後述する回路とのタイミングをと
るために、第1、第2又は第3の判定信号S25a,S
25b,S25cをそれぞれ所定時間遅らせ、それらに
対応する第1、第2又は第3の選択信号S26a,S2
6b,S26cを出力する第1の遅延手段としての機能
を有している。また、このノイズ除去回路には、入力画
像信号Siを入力する垂直メディアンフィルタ27、水
平メディアンフィルタ28、及び遅延回路29が設けら
れ、それらの出力側に、選択回路30が接続されてい
る。垂直メディアンフィルタ27は、入力画像信号Si
に基づき、隣接する垂直方向のxライン(例えば、x=
3)の画素信号から、注目画素の近傍の所定の画素信号
を選択(サンプル点は3画素)して出力するフィルタで
ある。水平メディアンフィルタ28は、入力画素信号S
iに基づき、隣接する水平方向のy画素(例えば、y=
9)の画素信号から、注目画素の近傍の所定の画素信号
を選択して出力するフィルタである。これらのメディア
ンフィルタ27,28は、例えば、従来の図2のような
回路構成となっている。また、遅延回路29は、入力画
像信号Siに対し、メディアンフィルタ27,28の処
理の遅延分の時間合せをするために、その入力画像信号
Siを所定時間遅らせる第2の遅延手段としての機能を
有している。
【0011】これらのメディアンフィルタ27,28及
び遅延回路29の出力側に接続された選択回路30は、
遅延回路26から出力される第1、第2、第3の選択信
号S26a,S26b,S26cに基づき、メディアン
フィルタ27,28及び遅延回路29の出力信号のいず
れか1つを適応的に切替えて出力画像信号Soを出力す
る選択手段としての機能を有し、遅延回路26から与え
られる選択信号が第1の選択信号S26aの時には、垂
直メディアンフィルタ27の出力信号を選択し、第2の
選択信号S26bが与えられる時には水平メディアンフ
ィルタ28の出力信号を選択し、第3の選択信号S26
cが与えられる時には遅延回路29の出力信号を選択
し、1つの出力画像信号Soを出力する回路である。次
に、以上のように構成されるノイズ除去回路の動作を図
3及び図4を参照しつつ説明する。
【0012】図3は、図1の3ラインの垂直メディアン
フィルタ27の動作説明図であり、nライン目の黒丸の
注目画素に対してn+1ラインとn−1ラインの3画素
を使ってフィルタをかける動作が示されている。図4
は、図1の9画素の水平メディアンフィルタ28の動作
説明図であり、注目する黒丸のn画素目のデータに対し
て、n−4〜n+4画素目のデータを使ってフィルタを
かける動作が示されている。入力画像信号Siが入力さ
れると、それがフレームメモリ21、動き検出回路2
2、垂直メディアンフィルタ27、水平メディアンフィ
ルタ28、及び遅延回路29へ送られる。フレームメモ
リ21では、入力画像信号Siを1フレーム遅延させて
前フレームS21を出力し、その前フレームS21を動
き検出回路22、垂直エッヂ検出回路23、及び水平エ
ッヂ検出回路24へ送る。動き検出回路22では、入力
画像信号Siの現フレームと、フレームメモリ21から
の前フレームS21とを用いて、その現フレームの画像
が静止画か、あるいは動画かを検出し、その動/静情報
S22を判定回路25へ送る。垂直エッヂ検出回路23
は、フレームメモリ21からの前フレームS21を用い
て画像の垂直エッヂの有無を検出し、そのエッヂ情報S
23を判定回路25へ送る。さらに、水平エッヂ検出回
路24は、フレームメモリ21からの前フレームS21
を用いて画像の水平エッヂの有無を検出し、そのエッヂ
情報S24を判定回路25へ送る。
【0013】判定回路25では、動き検出回路22から
の動/静情報S22と、垂直エッヂ検出回路23及び水
平エッヂ検出回路24からのエッヂ情報S23,S24
とに基づき、静止画で垂直エッヂがないと判定した時に
は垂直メディアンフィルタ27を選択するための第1の
判定信号S25aを出力し、静止画で垂直エッヂがあっ
て水平エッヂがないと判定した時には水平メディアンフ
ィルタ28を選択するために第2の判定信号S25bを
出力し、静止画で垂直及び水平共にエッヂがあると判定
した時、及び動画と判定した時には遅延回路29を選択
するために第3の判定信号S25cを出力する。これら
の第1、第2、第3の判定信号S25a,S25b,S
25cは、遅延回路26で所定時間遅延され、それに対
応する第1、第2、第3の選択信号S26a,S26
b,S26cが選択回路30へ送られる。一方、垂直メ
ディアンフィルタ27では、図3に示すように、隣り合
う3ラインの画素信号(サンプル点は3画素)を用い、
入力画像信号Siに対してサンプリングを行い、その出
力信号を選択回路30へ送る。水平メディアンフィルタ
28では、図4に示すように、隣り合う9画素の画素信
号を用い、入力画像信号Siに対してフィルタリングを
行い、その出力信号を選択回路30へ送る。また、遅延
回路29では、入力画像信号Siに対してメディアンフ
ィルタ27,28のフィルタ処理遅延分の時間合せをし
た後、その出力信号を選択回路30へ送る。選択回路3
0では、例えば、遅延回路26から第1の選択信号S2
6aが与えられると、垂直メディアンフィルタ27の出
力信号を選択してそれを出力画像信号Soとして出力
し、第2の選択信号S26bが与えられると、水平メデ
ィアンフィルタ28の出力信号を選択してそれを出力画
像信号Soとして出力し、第3の選択信号S26cが与
えられると、遅延回路29の出力信号を選択してそれを
出力画像信号Soとして出力する。
【0014】本実施例の特徴は、垂直メディアンフィル
タ27と水平メディアンフィルタ28の2種類のフィル
タを、静止画の時に限り、前フレームS21の情報を用
いたエッヂ検出回路23,24によって適応的に切替え
るものである。インパルス性ノイズの特徴としては、
「ライン間に相関はない」、「フィールド間、フレーム
間に相関はない」、及び「画素間には多少の相関がある
(ノイズの大きさは必ず1画素以上であるため)」の3
点が考えられる。そのため、有効的にノイズを除去する
ためには、入力画像信号Siに対して垂直メディアンフ
ィルタ27(3画素サンプル)によってフィルタリング
をかければよい。しかし、垂直方向にエッヂ(例えば、
1ライン幅の線等)があった時、垂直メディアンフィル
タ27でフィルタリングをかけると、エッヂ部をノイズ
として除去してしまうおそれがある。そのため、垂直方
向にエッヂのある場合は、水平方向9画素の水平メディ
アンフィルタ28に切替える。9画素というのは、4画
素間にわたるノイズを除去する効果がある。これに対
し、水平方向にもエッヂがあると判定された場合は、画
質劣化を防ぐため、メディアンフィルタ27,28のフ
ィルタリングをかけずに、入力画像信号Siを遅延回路
29を通してスルー状態で出力する。
【0015】このようなエッヂ判定も、フィルタ27,
28をかける対象の現フレームによって行うと、インパ
ルス性ノイズ時にもエッヂと誤判定してしまい、その結
果、メディアンフィルタ27,28がうまくかからない
という問題が生じる。この問題をなくすため、前述した
ようにインパルス性ノイズの特徴の1つである「フィー
ルド間、フレーム間には相関がない」、つまり現フレー
ムのある点にインパルス性ノイズがあっても、そのノイ
ズはランダムに発生するので、前フレームの同一の場所
にはないということを利用し、前フレームS21の同位
置の画素に対してエッヂ検出回路23,24でエッヂ検
出を行い、その検出結果によって現フレームにかけるメ
ディアンフィルタ27,28を切替えるようにしてい
る。この際、動画の場合だと、現フレームと前フレーム
S21との信号が違うものになってしまうため、動き検
出回路22を用い、静止画と判断された時に限り、エッ
ヂ検出回路23,24によるエッヂ検出を行い、動画と
判定された時には、フィルタスルーとする。このよう
に、静止画と判定された画像において、前フレームS2
1の信号に対してエッヂ検出回路23,24でエッヂ検
出を行い、その検出結果によって、選択回路30で2種
類のメディアンフィルタ27,28を切替えるようにし
ている。これにより、メディアンフィルタ27,28の
誤動作による画質劣化をなくし、有効的にインパルス性
ノイズを除去することができる。
【0016】以上のように、本実施例の効果をまとめれ
ば、次のようになる。本実施例では、現フレームと1フ
レーム前の前フレームS21を用いた動き検出回路22
と、前フレームS21を用いた垂直エッヂ検出回路23
及び水平エッヂ検出回路24との、出力情報S22,S
23,S24によって、選択回路30で、垂直メディア
ンフィルタ27と水平メディアンフィルタ28と遅延回
路29とを適応的に切替えるようにしている。これによ
り、エッヂ等をノイズと誤検出することなく、さらに、
エッヂ検出回路23,24も、静止画時の前フレームS
21を用いてエッヂ検出を行うので、インパルス性ノイ
ズをエッヂと誤検出することなく、効果的にインパルス
性ノイズを除去することが可能となる。なお、本発明は
上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。そ
の変形例としては、例えば次のようなものがある。
【0017】(a) 垂直メディアンフィルタ27は3
ライン、水平メディアンフィルタ28は9画素のフィル
タを用いたが、他のライン数や他の画素数のものを用い
てもよい。 (b) 前フレームS21に対してエッヂ検出を行い、
その検出結果によって2種類のメディアンフィルタ2
7,28を切替えるようにしたが、この前フレームS2
1として、1フレーム以前の前々フレーム等の、現フレ
ーム以外のフレームを用いてもよい。あるいは、フレー
ムを構成するフィールドに着目し、現フィールドに対し
て1フィールド前の前フィールド、あるいは前々フィー
ルド等の、現フィールド以外のフィールドを用いてエッ
ヂ検出等を行っても、上記実施例とほぼ同様の効果が得
られる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第3
の発明によれば、動き検出手段、垂直エッヂ検出手段、
及び水平エッヂ検出手段の検出結果に基づき、垂直メデ
ィアンフィルタと、水平メディアンフィルタと、遅延手
段を通したフィルタスルー(フィルタのバイパス)と
を、適応的に切替えるようにしたので、エッヂ等をノイ
ズと誤検出することがない。さらに、動き検出手段で検
出された静止画時の前信号を用いて、エッヂ検出手段で
エッヂの検出を行うので、インパルス性ノイズをエッヂ
と誤検出することがなく、効果的にインパルス性ノイズ
を除去することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すノイズ除去回路の構成ブ
ロック図である。
【図2】従来のメディアンフィルタの概略の構成図であ
る。
【図3】図1の垂直メディアンフィルタの動作説明図で
ある。
【図4】図1の水平メディアンフィルタの動作説明図で
ある。
【符号の説明】
21 フレームメモリ 22 動き検出回路 23 垂直エッヂ検出回路 24 水平エッヂ検出回路 25 判定回路 26,29 遅延回路 27 垂直メディアンフィルタ 28 水平メディアンフィルタ 30 選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 良春 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本放 送協会放送センタ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号のフィルタ処理対象となる現信
    号とその現信号以前の前信号とを入力し、その現信号の
    画像が静止画か、動画かを検出する動き検出手段と、 前記前信号を用いて画像の垂直エッヂの有無を検出する
    垂直エッヂ検出手段と、 前記前信号を用いて画像の水平エッヂの有無を検出する
    水平エッヂ検出手段と、 前記画像信号を入力し、隣接する垂直方向のxライン
    (但し、xは自然数)の画素信号から、注目画素の近傍
    の所定の画素信号を選択して出力する垂直メディアンフ
    ィルタと、 前記画像信号を入力し、隣接する水平方向のy画素(但
    し、yは自然数)の画素信号から、注目画素の近傍の所
    定の画素信号を選択して出力する水平メディアンフィル
    タと、 前記垂直メディアンフィルタ及び前記水平メディアンフ
    ィルタにおけるフィルタ処理遅延時間だけ前記画像信号
    を遅らせる遅延手段と、 前記動き検出手段、前記垂直エッヂ検出手段及び前記水
    平エッヂ検出手段の検出結果に基づき、静止画で垂直エ
    ッヂのないときは前記垂直メディアンフィルタの出力信
    号、静止画で垂直エッヂがあって水平エッヂのないとき
    は前記水平メディアンフィルタの出力信号、あるいは静
    止画で垂直エッヂ及び水平エッヂがあるときと動画のと
    きは前記遅延手段の出力信号のいずれか1つを選択して
    出力する選択手段とを、 備えたことを特徴とするノイズ除去回路。
  2. 【請求項2】 画像信号を遅延させてその画像信号のフ
    ィルタ処理対象となる現信号以前の前信号を出力するメ
    モリと、 前記画像信号のフィルタ処理対象となる現信号と前記メ
    モリから出力される前信号とを入力し、その現信号の画
    像が静止画か、動画かを検出する動き検出手段と、 前記前信号を用いて画像の垂直エッヂの有無を検出する
    垂直エッヂ検出手段と、 前記前信号を用いて画像の水平エッヂの有無を検出する
    水平エッヂ検出手段と、 前記動き検出手段、前記垂直エッヂ検出手段及び前記水
    平エッヂ検出手段の検出結果に基づき、静止画で垂直エ
    ッヂのないときは第1の判定信号を出力し、静止画で垂
    直エッヂがあって水平エッヂのないときは第2の判定信
    号を出力し、静止画で垂直エッヂ及び水平エッヂがある
    ときと動画のときは第3の判定信号を出力する判定手段
    と、 前記第1、第2又は第3の判定信号をそれぞれ所定時間
    遅らせてそれらに対応する第1、第2又は第3の選択信
    号を出力する第1の遅延手段と、 前記画像信号を入力し、隣接する垂直方向のxライン
    (但し、xは自然数)の画素信号から、注目画素の近傍
    の所定の画素信号を選択して出力する垂直メディアンフ
    ィルタと、 前記画像信号を入力し、隣接する水平方向のy画素(但
    し、yは自然数)の画素信号から、注目画素の近傍の所
    定の画素信号を選択して出力する水平メディアンフィル
    タと、 前記垂直メディアンフィルタ及び前記水平メディアンフ
    ィルタにおけるフィルタ処理遅延時間だけ前記画像信号
    を遅らせる第2の遅延手段と、 前記第1の遅延手段から出力される第1、第2又は第3
    の選択信号のうち、第1の選択信号に基づき前記垂直メ
    ディアンフィルタの出力信号、第2の選択信号に基づき
    前記水平メディアンフィルタの出力信号、あるいは第3
    の選択信号に基づき前記第2の遅延手段の出力信号のい
    ずれか1つを選択して出力する選択手段とを、 備えたことを特徴とするノイズ除去回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のノイズ除去回路に
    おいて、 前記現信号は、現フィールド又は現フレームであり、 前記前信号は、現フィールドの1つ以上前の前フィール
    ド又は現フレームの1つ以上前の前フレームであるノイ
    ズ除去回路。
JP16379295A 1995-06-29 1995-06-29 ノイズ除去回路 Expired - Fee Related JP3286120B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16379295A JP3286120B2 (ja) 1995-06-29 1995-06-29 ノイズ除去回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16379295A JP3286120B2 (ja) 1995-06-29 1995-06-29 ノイズ除去回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0918746A true JPH0918746A (ja) 1997-01-17
JP3286120B2 JP3286120B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=15780795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16379295A Expired - Fee Related JP3286120B2 (ja) 1995-06-29 1995-06-29 ノイズ除去回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3286120B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010017215A (ko) * 1999-08-09 2001-03-05 김용규 수평과 수직에지 검출회로 및 그 방법
WO2003005705A1 (en) * 2001-06-29 2003-01-16 Sungjin C & C, Ltd.(Representative: Lim, Byeong-Jin) Method of adaptive noise smoothing/restoration in spatio-temporal domain and high-definition image capturing device thereof
US6693676B2 (en) * 2000-01-24 2004-02-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Motion detecting apparatus for detecting motion information of picture within signal
JP2005527163A (ja) * 2002-05-23 2005-09-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ エッジに基づいたモーションブラー低減
KR100844142B1 (ko) * 2006-09-26 2008-07-04 삼성전자주식회사 화질개선장치 및 그 방법
US7705918B2 (en) 2008-08-04 2010-04-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Noise reduction apparatus and noise reduction method
US8363932B2 (en) 2009-10-20 2013-01-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method of removing false color in image
JP2014013525A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Casio Comput Co Ltd 半導体集積回路

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4309449B2 (ja) 2007-11-30 2009-08-05 株式会社東芝 ノイズ削減回路及びノイズ削減方法並びに映像装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010017215A (ko) * 1999-08-09 2001-03-05 김용규 수평과 수직에지 검출회로 및 그 방법
US6693676B2 (en) * 2000-01-24 2004-02-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Motion detecting apparatus for detecting motion information of picture within signal
WO2003005705A1 (en) * 2001-06-29 2003-01-16 Sungjin C & C, Ltd.(Representative: Lim, Byeong-Jin) Method of adaptive noise smoothing/restoration in spatio-temporal domain and high-definition image capturing device thereof
JP2005527163A (ja) * 2002-05-23 2005-09-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ エッジに基づいたモーションブラー低減
KR100844142B1 (ko) * 2006-09-26 2008-07-04 삼성전자주식회사 화질개선장치 및 그 방법
US7705918B2 (en) 2008-08-04 2010-04-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Noise reduction apparatus and noise reduction method
US8363932B2 (en) 2009-10-20 2013-01-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method of removing false color in image
JP2014013525A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Casio Comput Co Ltd 半導体集積回路
US8914561B2 (en) 2012-07-05 2014-12-16 Casio Computer Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JP3286120B2 (ja) 2002-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930018955A (ko) 영상신호의 노이즈 제거회로
JP3286120B2 (ja) ノイズ除去回路
JPH1013718A (ja) ノイズ除去回路
JPH07203254A (ja) 適応形メディアンフィルタ濾波によりビデオ信号からノイズ信号を除去する方法および装置
KR0144820B1 (ko) 영상의 노이즈 제거 및 디테일 개선장치
US5189710A (en) Method and an apparatus for generating a video binary signal for a video image having a matrix of pixels
KR930022904A (ko) 영상신호의 천이영역 강조장치 및 방법
JPH10178560A (ja) ノイズ除去回路
JP2000175081A (ja) ノイズ低減回路
EP0801862B1 (en) Data filtering
JPH0686098A (ja) 輪郭補正装置
JPH07184085A (ja) 映像信号処理装置
JP3111850B2 (ja) ノイズ除去回路及びmuseデコーダ
CA2265258A1 (en) Filtering of digital video signals
JP2532742B2 (ja) 間引きフィルタ装置
JPH09312788A (ja) 雑音低減回路
JPH09200579A (ja) 画像雑音除去回路
JP2565178B2 (ja) 非線形フィルタ
US20060110058A1 (en) Method and apparatus for luminance/chrominance (y/c) separation
JP2956016B2 (ja) 動き適応型雑音除去装置
JP2565177B2 (ja) ノイズ除去回路
JP3463640B2 (ja) ディジタルノイズリダクション回路
KR100249653B1 (ko) 펄스성 노이즈 제거 장치
JP2600884B2 (ja) テレビジョン受像機
KR100249652B1 (ko) 펄스성 노이즈 제거 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020226

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080308

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100308

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100308

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120308

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130308

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140308

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees