JPH0918713A - プリンタ装置及びその制御方法 - Google Patents

プリンタ装置及びその制御方法

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JPH0918713A
JPH0918713A JP7161089A JP16108995A JPH0918713A JP H0918713 A JPH0918713 A JP H0918713A JP 7161089 A JP7161089 A JP 7161089A JP 16108995 A JP16108995 A JP 16108995A JP H0918713 A JPH0918713 A JP H0918713A
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JP7161089A
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Jun Ikeda
純 池田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】階調プリンタのメモリを有効に利用する。 【構成】ホストコンピュータ201から印刷データを受
信すると、制御部202ではそれを画像に適した階調の
がぞプデータとしてメモリ203に展開する。印刷時に
は、階調変換部206は、メモリ203から画像データ
を読み出し、プリンタエンジン207の階調に変換して
からエンジン207に入力する。このため、メモリ20
3には不要な階調を持たせた画像データを展開しなくと
もエンジンに合わせた快調で出力でき、メモリの容量を
節約することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータな
どのデータ供給源から描画元データを受信し、印刷出力
するプリンタ装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なプリンタ装置は、ホストコンピ
ュータ等のデータ供給源より装置に備わるインタフェー
スを介して供給される、装置に特有な描画元データを受
信し、その受信したデータ列を解析する。その解析結果
からソフトウェア的に、もしくはハードウェアを用いて
高速にイメージデータを発生させる(この処理をレンダ
リングと呼ぶ)と共に、描画イメージデータ格納メモリ
に格納し、生成されたイメージデータをレーザービーム
プリンタ(LBP)や、インクジェットプリンタなどに
代表されるプリンタエンジンに送出し、紙などの媒体に
定着して印刷結果を得ている(図1参照)。
【0003】この際のイメージデータ格納メモリ上に展
開されるイメージデータは、モノクロ2値プリンタであ
れば、紙に転写される1ドットに対して、メモリ上で1
ビットを割り当てるといった、いわゆるビットマップの
形式での展開が行なわれる。例えばLBPの場合、メモ
リ上のビットが立っているとレーザーをオンにすること
でイメージデータの1ビットを紙の上での1ドットに転
写するという形で、メモリ上に展開されるイメージデー
タの1ビットと印刷される画像の1ドットが1対1で対
応している。
【0004】最近ではプリンタエンジン手段の高性能化
に伴い、紙に転写されるドットについて階調表現可能な
プリンタ、いわゆるグレースケールプリンタも登場して
きている。その種類としては、各種モジュレーションを
施すことにより階調表現可能なものなど様々であるが、
ここではそれらの説明については割愛する。
【0005】グレースケールプリンタを用いる場合、描
画用紙に印刷しようとするイメージデータは、そのプリ
ンタエンジンの表現可能な階調を実現しようとした場
合、表現可能な階調に応じて1ピクセルに必要なビット
数が増えて来ることになる。例えばプリンタエンジンが
4階調表現可能であれば、1ピクセル当たり2ビットの
イメージデータを必要とし、16階調表現可能であれば
1ピクセル当たり4ビット、256階調表現可能である
ならば1ピクセル当たり8ビットのイメージデータが必
要となる。
【0006】カラープリンタの場合でも同様に、プロセ
ス色(YMCK)に関して、2値で表現可能なものか
ら、各プロセス色256階調可能ないわゆるフルカラー
プリンタエンジンも登場しつつあり、上記グレースケー
ルプリンタと同様に、各プロセス色のイメージデータが
階調に応じてピクセル単位で複数ビット必要となってく
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように特にフルカ
ラープリンタエンジンの場合などは、階調表現と高解像
度化のために、無条件でフルカラーのスペックを実現す
る場合、必要とされるメモリの容量は膨大なものとな
り、高コストの装置となってしまっている。
【0008】しかしながら、例え実際にこのような高い
コストを費やしてグレースケールやフルカラーといった
プリンタを構築しても、その実装メモリに相当する階調
を必要とする描画データは、写真のような自然画(イメ
ージ)データをプリントする場合である。いわゆるビジ
ネスグラフィックで、文字や、グラフ、チャートなどを
カラー印刷する際は、上記のようなフルスペックでの階
調表現よりはむしろ解像度が出力画像の品質を大きく左
右する。そのため、階調表現のために設けられたメモリ
は、その高コストに引き合うほど利用されることがな
い。
【0009】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、画像データを格納するメモリを、出力する階調に合
わせたり、解像度に合わせたりすることで柔軟に使用
し、限られたメモリを有効に使う印刷装置及びその制御
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記のよう
なグレースケールプリンタや、フルカラープリンタ等
の、階調表現が可能なプリンタ装置に対して装備される
限られたイメージ描画メモリを、そのプリンタエンジン
の階調に合わせたり、プリンタエンジンの解像度に合わ
せたりすることで柔軟に対応し、限られたイメージ描画
メモリを出来るだけ有効に使おうと言うものである。そ
のために従来のプリンタ装置に備わる、ホストコンピュ
ータとプリンタエンジンとの間で描画イメージデータを
生成するインタフェース手段(以下コントローラと呼
ぶ)と紙などの媒体に描画イメージデータを定着可能
な、階調表現を実現出来るプリンタエンジン手段とに加
え、解像度、階調の各要素を、機に実装された描画メモ
リ容量と、描画すべきデータ、ユーザの指定との各要素
を加味し、決定できる手段と、前決定手段にて決定され
た解像度、階調にて、描画イメージデータを生成できる
手段と、生成されたイメージデータをプリンタの階調に
合わせて出力するための階調変換手段とを備える。
【0011】あるいは、印刷データを受信する受信手段
と、前記受信手段により受信した印刷データを、階調画
像データに展開する展開手段と、前記展開手段により展
開された画像データを記憶する記憶手段と、所定階調数
の階調画像データを出力する出力手段と、前記記憶手段
に記憶された階調画像データを、前記出力手段により出
力される階調数の階調画像データに変換する変換手段と
を備える。
【0012】また、本発明のプリンタ制御方法は次のよ
うな構成からなる。
【0013】印刷データを受信する受信工程と、前記受
信工程により受信した印刷データを、階調画像データに
展開する展開工程と、前記展開工程により展開された画
像データを記憶する記憶工程と、所定階調数の階調画像
データを出力する出力工程と、前記記憶工程に記憶され
た階調画像データを、前記出力工程により出力される階
調数の階調画像データに変換する変換工程とを備える。
【0014】
【作用】以上のような構成により、機に備わるメモリ容
量の許す範囲において、解像度、階調について、ユーザ
の要望する決定基準に基づき可変であり、メモリを有効
に使用する。
【0015】
【実施例】本発明を適用した印刷装置の実施例を図面を
参照して説明する。
【0016】図2は、本発明の1実施例のプリンタ装置
の構成を示すブロック図であり、I/F部201はデー
タ供給源となるホストコンピュータとのデータのやりと
りを司る。具体的には、一般に用いられているシリアル
インタフェース、パラレルインタフェース、ネットワー
クインタフェースであるが、その具体的形態については
問うものではない。制御部202は装置全体の制御を司
る。この制御部202がホストコンピュータからのデー
タを解析し、描画すべきイメージデータを生成する。メ
モリ部203は本装置に備わる主記憶装置であり、生成
されたイメージデータを格納したり、各処理でのワーキ
ングメモリとして使用される。メモリコントローラ部2
04は、制御部202からメモリ部203へのアクセス
の制御を司り、後述するDMAからのデータ要求と、制
御部202からのデータ要求との調停作業も行うもので
ある。DMA部205は、実際の印刷時に、メモリ部2
03に格納されているイメージデータを、後述のプリン
タエンジンに送出する。階調変換部206は本発明の特
徴をなしており、この部分にてメモリ部203に展開済
みのイメージデータの階調と、後述のプリンタエンジン
の必要とする階調データとを整合させる。プリンタエン
ジン207は、レーザービームプリンタなどに代表され
る、イメージデータを紙などの媒体に定着して印刷を可
能とする。本実施例では4ビット、すなわち16階調の
表現力が備わっていることを想定している。 <階調変換部の構成>図3は、図2で示した階調変換部
206の内部を示したブロック図である。
【0017】ラッチ部301は、DMA205によって
メモリ部203に格納されているイメージデータを、メ
モリコントローラ部204を介して受けとる。ここでは
32ビットのデータを受けることを想定している。セレ
クタ部302は、ラッチ部301にラッチしてあるデー
タ32ビットの中から、LSB順に4ビットを選択す
る。階調データ生成部303は、後述のコントロール部
305による制御の下で、セレクタ部302によって選
択された4ビットのデータから、4ビットの内の1ビッ
トを出力、あるいは4ビットから2ビットを出力、ある
いは4ビットからそのままの4ビットを出力するといっ
た様に、各種データを生成する。バッファ部304は、
プリンタエンジン207に階調データ生成部303で生
成されたデータを送出するための使用されるバッファで
ある。コントロール部305は、図3に示す階調変換部
206全体を制御するもので、DMA205へのデータ
要求を生成するために、カウンタ部306と、カウンタ
部306に加算していくインクリメント値を保存するカ
ウンタオフセット部307を包含している。
【0018】この構成により、階調変換部206は、受
信した階調イメージデータを、文字や図形が多かった
り、あるいは自然画像が多かったりという画像の性質に
応じた階調および解像度の画像データに変換する。
【0019】図4は、図3に示す階調データ生成部30
3の具体的構成の一例を示した回路図である。
【0020】セレクタ部401は、選択1信号により入
力4ビットから1ビットを選択して出力する。アンドゲ
ート部402は、階調の無いデータ、すなわち2値イメ
ージデータを描画する際に用いられ、1ビット選択信号
によりセレクタ401の出力が階調データ生成部303
から出力される。オアゲート部403は、描画イメージ
データを送出する。セレクタ404は、選択2信号によ
り入力4ビットから2ビットを選択して出力する。アン
ドゲート部405は、2ビットの階調イメージデータを
印刷する際に用いられ、2ビット選択信号によりセレク
タ404の出力が階調データ生成部303から出力され
る。バッファ部406は、入力された4ビットデータを
そのままスルーする4ビットバッファである。アンドゲ
ート部407は、4ビットの階調イメージデータを印刷
する際に用いられ、4ビット選択信号によりバッファ4
06の出力が階調データ生成部303から出力される。
【0021】上記構成により、階調データ生成部303
は、セレクタ部302から入力される4ビットデータか
ら、コントロール部305の制御によって、1ビットま
たは2ビットまたは4ビットを選択して出力する。 <階調イメージデータの出力処理>図5は、本実施例の
制御部202による制御の流れの一例を示したフローチ
ャートであり、以下このフローチャートと図2〜図4を
用いて、その動作を説明する。
【0022】まずデータ供給源であるホストコンピュー
タからの描画元データをインタフェース部201を介し
て受信する(ステップS501)。ここで受信されるデ
ータの具体的内容としては、プリンタ機器特有のコマン
ド体系であったり、イメージデータであったりするが、
データ体系そのものを特に限定するものではない。
【0023】次に、受信したデータの内容を解析する
(ステップS502)。インタフェース201の種類に
ついては、例えばパラレルインタフェース、シリアルイ
ンタフェース、ネットワークインタフェースなどに、特
に規定しないので、受信アルゴリズムについては特に説
明はしない。
【0024】受信したデータの解析を行なうと、書くべ
き描画イメージデータの階調を決定する(ステップS5
03)。ここで、その階調の決定の元となる要因は、印
刷されるデータが、図7に示すような、イメージ描画デ
ータ部分と文字データ描画部分との面積比で後者が多い
ような時は階調を落として解像度を優先させたり、図8
に示すようにイメージ描画データ部分が文字データ描画
部分より多い場合には解像度よりも階調を優先させる等
の決定アルゴリズムを想定している。このアルゴリズム
としては、例えば白領域を境界として画像全体を適当な
大きさの領域に分割し、各領域について最高階調と最低
階調とが占める率を調べて、この率が上がるにつれて4
ビット多値画像から2ビット多値画像、2値画像という
ように階調を落とすとともに、解像度を上げるようなも
のが考えられる。更に、ユーザが前もって描画イメージ
について、機器に備わるユーザとのインタフェース(ブ
ロック図には記していない)であるパネルオペレーショ
ンによって階調、解像度そのものを指定するか、もしく
はそれらの判断に対する重み(全データのうちのイメー
ジデータの占める率がxパーセント以上ならば階調優先
等)を指定する。従って機器に備わるメモリの総容量を
ユーザオプションのような形で拡張する形であれば、メ
モリの増設によリイメージの再現性が向上してくる訳で
あるし、又一方階調を落とし余ったメモリ部分を次にペ
ージの描画イメージデータ生成領域に割り当てること
で、機器のスルーストップを向上する等、柔軟に対応で
きる機器を構築可能である。
【0025】このように機器に備わるメモリの総容量
と、描画すべき元データ、ユーザの指定等の要因から決
定された階調にて、制御部202はメモリコントローラ
204を介してメモリ部203にイメージデータを展開
する(ステップS504)。
【0026】こうしてイメージデータ生成をその終了ま
で繰り返し(ステップS505)、描画イメージデータ
が完成されたならば、DMA205にパラメタのセット
を行う(ステップS506)。具体的にはメモリ部20
2に生成された描画イメージデータの格納アドレス、デ
ータ量(DMAのスタートアドレス、データレングス)
等をセットすることになる。
【0027】次に制御部202は、ステップS503に
て決定された階調、すなわち生成したイメージデータの
階調に従って、階調変換部206を設定する。具体的設
定については後述する。
【0028】制御部202は、各ハードウェア資産の設
定が終了した時点で、プリンタエンジン207を起動す
る(ステップS508)。
【0029】制御部202は、ステップS509以降は
DMA205と階調変換部206、エンジン207に制
御を引き渡し、これらステップではそれらにより制御さ
れる。
【0030】起動されたプリンタエンジン207は、デ
ータの転送に対する同期信号を発生し、その同期信号に
やはり同期する形でDMAによるデータ転送を行い(ス
テップS509)、転送されたデータを階調変換部20
6がアリアルタイムにてエンジン部207の受信データ
階調(本実施例では4ビット階調)に変換する(ステッ
プS510)。
【0031】プリンタエンジンが送出するデータが終了
するまでステップS509,S510の操作を繰り返
し、印字が終了することになる(ステップS511)。 <階調変換処理>以上で本実施例の相応的な動作につい
て説明したので、次に図6のフローチャートと、図2に
おける階調変換部206の内容を示した図3と、図3中
の階調データ生成部303の内容示した図4とを用い
て、エンジン部207が起動された後の、階調変換部2
06のコントロール部305による制御の詳細について
説明する。
【0032】まずハードウェア資産に対し制御部202
は各種パラメタをセットする(ステップS601)。パ
ラメタの設定は、DMAについては上記で述べたよう
に、制御部202にてメモリ203上に展開されたイメ
ージデータの格納先頭アドレス、データ長をセットし、
又、ステップS505によって決定された階調に従っ
て、図3に於けるカウンタオフセット部307、図4に
示す1ビット選択又は2ビット選択のいずれかの信号を
真にする。具体的には、ステップS505にて、1ビッ
ト階調(すなわち2値)であれば、カウンタオフセット
部307には1をセットし、図4の1ビット選択信号を
真にする。2ビット階調に決定されたのであればカウン
タオフセット部307に2をセットし、2ビット選択信
号を真にセットする。4ビット階調であればカウンタオ
フセット部307に4をセットし、4ビット選択信号を
真にセットする。
【0033】次に制御部202は、プリンタエンジン部
207を起動し、起動されたプリンタエンジンは、垂直
同期信号と水平同期信号を発生させ、その同期信号に基
づき、階調変換部206はDMA205に対してデータ
要求であるDMAリクエストを発生する(ステップS6
02)。
【0034】DMAリクエストを受けたDMA205
は、メモリコントローラ204にて制御部202との調
停を受けた後、メモリ上のイメージデータを図3におけ
るデータラッチ部301へラッチさせる(ステップS6
03)。なお、本実施例でのデータバスは32ビットを
想定して記してある。又、ここで既に制御部202によ
り生成され、ラッチ部301にラッチされているイメー
ジデータは、スキャン方向にLSBからMSBの順に格
納されたいるものとする。従って、このラッチ部301
にラッチされたデータは、ステップS503によって決
定された階調が1ビットの場合はLSB側から32ピク
セルデータ、2ビットの場合はLSB側から6ピクセル
データ、4ビットの場合はLSB側から8ピクセルデー
タとなる。
【0035】次にコントローラ部305は、データセレ
クタ部302により、データラッチ部301にラッチさ
れた32ビットデータの中から、4ビットデータを抽出
させる。このセレクトされた4ビットデータの意味する
ところは、ステップS503にて1ビット階調と決定さ
れたのであれば、4ピクセルデータ、2ビット階調であ
れば2ピクセルデータ、4ビット階調であれば1ピクセ
ルデータとなる。
【0036】次にセレクトされた4ビットデータは階調
データ生成部303に送られ、ここで4ビットで構成さ
れるピクセルデータに変換される(ステップS60
5)。具体的な変換の動作としては、図4の回路図に示
すように、1ビット階調(2値)であれば、4→1のセ
レクタ401により、4ビットのデータの1ビットがセ
レクトされ、ステップS601で1ビット選択信号が真
となっているために、アンドゲート402、オアゲート
403を通じて4ビットデータとして出力される。出力
される4ビットデータは、セレクタ401から出力され
たビットが立っていた場合、Fh(hは16進数)、立
っていない場合Ohの4ビットデータとなる。2ビット
階調が指定されていたならば、4→2のセレクタ404
によリ2ビット抽出され、2ビット選択信号が真となっ
ているので、アンドゲート405、オアゲート403を
通じて4ビットデータとして出力される。オアゲート4
03の出力データは、セレクタ404の出力データが0
0,01,10,11(2進数)であれば、各々Oh,
5h,Ah,Fhとなる。4ビット階調が指定されてい
る場合は、バッファ406から出力された4ビットデー
タが、既に4ビット選択信号が真となっているので、ア
ンドゲート407、オアゲート403を通じてそのまま
の4ビットデータとして出力されることになる。
【0037】ステップS605にて生成された4ビット
データは、バッファ部304を通じてエンジン部へと出
力される(ステップS606)。
【0038】1ピクセルデータにあたる4ビットデータ
がステップS606でエンジン部207へ送出されたな
らば、コントロール部305は、カウンタ306をカウ
ンタオフセット307にあらかじめ設定されている値に
従ってインクリメントする(ステップS607)。カウ
ンタオフセット部には、ステップS601で、1ビット
階調であれば1が、2ビット階調であれば2が、4ビッ
ト階調であれば4がセットされているため、それぞれの
値がインクリメントされることになる。
【0039】次にコントロール部305はインクリメン
トされたカウンタ306の値から、ラッチ部301にラ
ッチされたデータ32ビットの処理が終了したか否かを
判断する(ステップS608)。具体的には、カウンタ
306が32の値をとっていればラッチ部301の32
ビットデータの処理が終了したと判断することになる。
ステップS608にて終了と判断された場合はステップ
S612へ、そうでない場合はステップS609へと進
む。
【0040】次にコントロール部305は、その内部の
カウンタ306の値が、4の倍数か否かを判断する(ス
テップS609)。これが意味するところは、4の倍数
であった場合、セレクタ部302の出力する4ビットデ
ータの処理が終了したことを意味し、そうでない場合
は、セレクタ部302の出力する4ビットデータをまだ
ピクセルデータとして出力する必要があることを示す。
すなわち4の倍数とは、セレクタ部302の出力が4ビ
ットで、かつエンジン部207へ出力するデータが4ビ
ット階調データであることに由来するわけである。
【0041】ステップS609にてカウンタ306の値
が4の倍数でない場合は、コントロール部305は、階
調データ生成部に導かれる図4の選択1信号もしくは選
択2信号をインクリメントする形で、次のビット列をセ
レクタ401もしくは404に選択させる(ステップS
610)。従ってステップS503にて4ビット階調デ
ータと決定されている場合、ステップS610の処理は
行う必要がない。
【0042】ステップS610でセレクト信号を変更す
ると、セレクタ401もしくはセレクタ404は次のピ
クセルの元データを出力し(1ビット階調であれば、始
めてこのステップを通る場合、LSBから2ビット目の
データ、2ビット階調であれば、初めてこのステップを
通る場合、LSBから3ビット目から始まる2ビットデ
ータとなる)、その出力データをステップS605以下
のシーケンスと同様にして1ピクセル4ビットのデータ
として生成、出力するためにステップS605へ戻る。
【0043】ステップS609にてカウンタ306が4
の倍数であると判断された場合、セレクタ部302の出
力する4ビットデータの処理が終了したので、セレクタ
部301にて出力されている32ビットデータのLSB
から順に4ビット毎にセレクタ出力を変化させて行くこ
とになる。
【0044】ステップS611によりセレクタ302の
出力が次の4ビットに切り替わったならば、その4ビッ
トについて上記と同様にピクセルを出力するためにステ
ップS604へと戻る。これら上記の一連の作業を繰り
返し、カウンタ306の値が32になったところで、ス
テップS608からステップS612へ進み、あらかじ
めDMAにセットされているデータの処理が終了してな
ければ、ステップS602へ戻り、終了であれば一連の
作業の終了となる。又、32までインクリメントされた
カウンタ306はこのステップで0にクリアされる。
【0045】これら一連の作業は、32ビット単位で繰
り返されるわけであり、その32ビット処理を行う上
で、1ビット階調指定の場合はステップS610のシー
ケンスを通ることが24回、ステップS611を通るシ
ーケンスが8回で、トータル32ピクセルデータの生成
を行う。2ビット階調指定の場合は、ステップS610
のシーケンスを通ることが8回、ステップS611を通
るシーケンスが8回で、トータル16ピクセルデータを
生成する。4ビット階調指定の場合は、ステップS61
0のシーケンスを通ることが無く、ステップS611の
シーケンスを通ることが8回で、8ピクセルデータの生
成処理となるわけである。
【0046】従って、1ビット階調指定の場合は、32
ピクセルデータの生成に1回のDMAリクエスト、2ビ
ット階調の場合は、16ピクセルデータの生成に1回の
DMAリクエストのシーケンスとなる。
【0047】以上のようにして、画像の性質に合わせて
画像データをメモリに展開し、その画像をプリンタエン
ジンの階調に変換してからエンジンで出力するため、画
像データを展開するためのメモリを節約することができ
る。例えば、2値画像で十分な文書データであるにもか
かわらず、階調プリンタから出力しようとする場合にも
そのエンジンの階調に合わせた画像データを展開する必
要がなく、2値画像データを展開するメモリ容量で十分
である。
【0048】
【他の実施例】本実施例では、階調と解像度についてと
くに限定して記してこなかったが、例えば解像度可変の
プリンタであれば、機に実装してあるメモリ総量とか
ら、自然画データ印字面積が文字データ印字面積より大
きい場合で、自然画を優先するならば、解像度をある程
度落として、階調表現にメモリを割り当てる、逆に文字
データ印字面積が大きく解像度優先の場合は、階調を落
として、解像度にメモリを割り降る等しても良い。
【0049】決定される階調、解像度の決定アルゴリズ
ムそのものについては特に限定するものではなく、上記
に述べたように単純に描画面積の関係から割り振りを決
定しても良いし、ユーザが決定基準を機器に備わるパネ
ルの操作や、決定基準をデータ供給源より描画データと
同経路にて受け付けるインタフェースを備える等しても
よい。更にこれらの設定(決定)パラメタと、機に備わ
るメモリの総量、(描画メモリ領域に割り当てることの
できるメモリ容量や)や、処理速度の観点等から、任意
の最適化アルゴリズムを通して決定する形をとっても良
い。
【0050】図3に示す本実施例の説明では、その簡略
化から32ビットデータラッチ301から、1度32→
4のセレクタ302を介してデータ処理を行っていたが
これに限定されるものではなく、32ビットダイレクト
に階調データ生成部303に送り、階調データ生成部3
03は32→1、32→2,32→4のデータ抽出を、
コントロール部305及びそのカウンタ306とうまく
同期をとって行なっても良い。
【0051】又、本実施例では32ビットの本データを
1処理単位として説明してきたが、このバス幅について
も特に限定されるものではない。
【0052】本実施例での説明に用いてきた図3に示す
ブロック図では、イメージデータ転送方法としてDMA
を用いて説明したが、これに限定されるものではない。
【0053】前記実施例の説明で用いてきた図3に示す
ブロック図のメモリの物理的な素子は、DRAMやSR
AM等が想定されるが、特に限定されるものではない。
【0054】実際に描画されるイメージデータの転送順
位についても、ビッグエンディアン、リトルエンディア
ンを規定するものではなく、それぞれに適合した形でシ
ステムを構成することができる。
【0055】本実施例での説明に用いて来た図3に示す
データラッチ部については、その説明の簡略化から32
ビットのラッチ1本で構成し、エンジンへの描画イメー
ジデータ転送速度を無視する形で実施しているが、エン
ジンそのものの特性や、エンジンへの描画イメージデー
タ転送速度、並びに描画イメージデータ生成速度との兼
合いから、この部分にバッファリング能力を持たせても
よく、これに限定されるものではない。具体的には、図
3に示したラッチ部を深さ方向に2段階設けたり、さら
に深さ方向を増し、バッファリング能力を高めるために
FIFO等を用いてもよい。
【0056】本実施例では、描画イメージデータ生成手
段として、制御部202がソフトウェア的にデータを生
成する旨説明してきたが、これに限定されるものではな
く、任意の階調、解像度にて描画イメージデータを生成
できる手段であればハード/ソフトを問うものではな
い。
【0057】本実施例では、プリンタエンジンとして4
ビット階調表現可能なものを想定し説明してきたが、こ
れに限定されるものではなく、例えば8ビット階調表現
可能なプリンタエンジンを用いる場合は、図9に示すよ
うな形で階調データ変換部を構成し、階調データ生成部
は図10に示すような構成にすれば良い。本実施例の説
明に沿って説明すれば、図3のセレクタ部32→4セレ
クタ302を、図9では32→8セレクタ902にして
8ビットの階調データを生成できるようにしてある。
又、この場合の処理の流れについては、上記実施例のフ
ローチャート図5、図6に示すものと同様であるため
に、以下図5、図6を用いて説明する。
【0058】まずハードウェア資産に対し制御部202
は各種パラメタをセットする(ステップS601)。パ
ラメタの設定は、DMAについては上記で述べたよう
に、制御部202にてメモリ203上に展開されたイメ
ージデータの格納先頭アドレス、データ長をセット、
又、ステップS505によって決定された階調に従っ
て、図9におけるカウンタオフセット部907、図10
の回路図に示す1ビット選択信号又は2ビット選択信号
又は4ビット選択信号又は8ビット選択信号のいずれか
の信号を真にする。具体的には、ステップS505に
て、1ビット階調(すなわち2値)であれば、カウンタ
オフセット部907には1の値をセットし、図10の1
ビット選択信号を真に、2ビット階調に決定されたので
あればカウンタオフセット部907に2の値、並びに図
10の2ビット選択信号を真にセット、4ビット階調で
あればカウンタセット部907に4の値、並びに図10
の4ビット選択信号を真にセット、そして8ビット階調
であればカウンタセット部907に8の値、並びに図1
0の8ビット選択信号を真にセットする。
【0059】次に制御部202は、プリンタエンジン部
207に起動を掛け、起動の掛けられたプリンタエンジ
ンは、紙面に対する垂直、水平同期信号を発生させ、そ
の同期信号に基づきコントロール部905はDMAに対
してデータ要求であるDMAリクエストを発生する(ス
テップS602)。
【0060】DMAリクエストを受けたDMA205
は、メモリコントローラにて制御部との調停を受けた
後、メモリ上のイメージデータを図9におけるデータラ
ッチ部901へラッチさせる(ステップS603)。こ
こで本実施例でのデータバスは32ビットを想定して記
してある。又、ここで既に制御部202により生成さ
れ、ラッチ部901にラッチされているイメージデータ
は紙面に対するスキャン方向にLSBからMSBの順に
格納されているものとし、従って、このラッチ部901
にラッチされたデータの意味するところは、ステップS
503によって決定された階調が1ビットの場合はLS
B側から32ピクセルデータ、2ビットの場合はLSB
側から16ピクセルデータ、4ビットの場合はLSB側
から4ピクセルデータとなる。
【0061】次にセレクタ部902はデータラッチ部9
01にラッチされた32ビットデータの中から、8ビッ
トデータを抽出する。このセレクトされた8ビットデー
タの意味するところは、ステップS503にて1ビット
階調と決定されたのであれば、8ピクセルデータ、2ビ
ット階調であれば4ピクセルデータ、4ビット階調であ
れば2ピクセルデータ、8ビット階調であれば1ピクセ
ルデータとなる。
【0062】次にセレクトされた8ビットデータは階調
データ生成部903に送られ、ここで8ビットで構成さ
れるピクセルデータに変換される(ステップS60
5)。具体的な変換の動作としては、図10の回路図に
示すように、1ビット階調(2値)であれば、8→1の
セレクタ1001により、8ビットのデータの1ビット
がセレクトされ、既に図中1ビット選択信号が真となっ
ているために、アンドゲート1002、オアゲート10
03を通じて8ビットデータとして出力される。出力さ
れる8ビットデータは、セレクタ1001から出力され
たビットが立っていた場合にはFFh、立っていない場
合には00hの8ビットデータとなる。
【0063】2ビット階調が指定されていたなれば、8
→2セレクタ1004により2ビット抽出され、既に図
中2ビット選択信号が真となっているのでアンドゲート
1005、オアゲート1003を通じて8ビットデータ
として出力される。オアゲート1003の出力データ
は、セレクタ1004の出力データが00,01,0,
11(バイナリ)であれば、各々0h,AAh,FFh
となる。
【0064】4ビット階調が指定されていたならば、8
→4のセレクタ1006により4ビット抽出され、既に
図中4ビット選択信号が真となっているので、アンドゲ
ート1007,オアゲート1003を通じて8ビットデ
ータとして出力される。
【0065】オアゲート1003の出力データは、セレ
クタ1004の出力データが、0000,0001,0
010,0011,0100,0101,0110,0
111,1000,1001,1010,1011,1
100,1101,1111(バイナリ)であれば、各
々00h,11h,22h,33h,44h,55h,
66h,77h,88h,99h,AAh,BBh,C
Ch,DDh,EEh,FFhとなる。
【0066】8ビット階調が指定されている場合は、バ
ッファ1008から出力された8ビットデータが、既に
図中8ビット選択信号が真となっているので、アンドゲ
ート1009、オアゲート1003を通じてそのままの
8ビットデータとして出力されることになる。ステップ
S605にて生成された8ビットデータは、バッファ部
904を通じてエンジン部207へと出力される(ステ
ップS606)。
【0067】1ピクセルデータに当る8ビットデータが
ステップS606でエンジン部207へ送出されたなら
ば、コントロール部905はその内部に備わるカウンタ
906をカウンタオフセット907にあらかじめ設定さ
れていた値に従ってインクリメントする(ステップS6
07)。すなわち1ビット階調であれば1インクリメン
ト、2ビット階調であれば2インクリメント、4ビット
階調であれば8インクリメントと言うことになる。
【0068】次にコントロール部905はインクリメン
トされたカウンタ906の値から、ラッチ部901にラ
ッチされたデータ32ビットの処理が終了したか否かを
判断する(ステップS608)。具体的にはコントロー
ル部905内カウンタ906が、32の値をとっていれ
ば、ラッチ部901の32ビットデータの処理が終了し
たと判断することになる。ステップS608にて終了と
判断された場合はステップS612へ、そうでない場合
はステップS609へと進む。
【0069】次にコントロール部905は、その内部の
カウンタ906の値が、8の倍数か否かを判断する(ス
テップS609)。これが意味するところは、8の倍数
であった場合、セレクタ部902の出力する8ビットデ
ータの処理が終了したことを意味し、そうでない場合
は、セレクタ部902の出力する8ビットデータを、ま
だピクセルデータとして出力する必要があることを示
す。すなわち8の倍数とは、セレクタ部902の出力が
8ビットで、かつエンジン部207へ出力するデータが
8ビット階調であることに由来するわけである。
【0070】ステップS609にてカウンタ906の値
が8の倍数でない場合は、コントロール部905は、階
調データ生成部に導かれる図10中の選択1信号、選択
2信号、もしくは選択4信号をインクリメントする形
で、次のビット列をセレクタ1001、1004、もし
くは1006に選択させる(ステップS610)。従っ
て903にて8ビット階調データと決定されている場
合、ステップS610のパスは通らないことになるわけ
である。
【0071】ステップS610でセレクタ1001、セ
レクタ1004、もしくは1006の出力するデータ
が、次のピクセル元データを出力し(1ビット階調であ
れば、初めてこのステップを通る場合、LSBから2ビ
ット目のデータ、2ビット階調であれば、初めてこのス
テップを通る場合、LSBから3ビット目から始まる2
ビットデータ、4ビット階調であれば、LSBから5ビ
ット目から始まる4ビットデータとなる)、その出力デ
ータを前ステップS605以下のシーケンスと同様にし
て1ピクセル8ビットのデータとして生成、出力するた
めにステップS605へ戻る。
【0072】ステップS609にてカウンタ906が8
の倍数であると判断された場合、セレクタ部902の出
力する8ビットデータの処理が終了したので、セレクタ
902の出力を次の8ビットに切り替える(ステップS
611)。具体的にはラッチ部901にて出力されてい
る32ビットのデータのLSBから順に8ビット毎に出
力を変化させて行くことになる。
【0073】セレクタ902の出力が次の8ビットに切
り替わったならば、その8ビットについて上記と同様に
ピクセル出力するためにステップS604へと戻る。
【0074】これら上記の一連の作業を繰り返し、カウ
ンタ906の値が32になったところで、ステップS6
08のステップでステップS612へ進み、あらかじめ
DMA部にセットされているデータの処理が終了してな
ければ、ステップS602へ、終了であれば一連の作業
の終了おなる(ステップS612)。又、32と言う値
にインクリメントされたカウンタ906は、このステッ
プで0にクリアされる。これら一連の作業は、32ビッ
ト単位で繰り返されるわけであり、その32ビット処理
を行う上で、1ビット階調指定の場合はステップS61
0のシーケンスを通ることが28回であり、ステップS
611を通るシーケンスが4回で、トータル32ピクセ
ルデータの生成を行い、2ビット階調指定の場合は、ス
テップS610のシーケンスを通ることが12回であ
り、ステップS611を通るシーケンスが4回の、トー
タル16ピクセルデータの生成、4ビット階調指定の場
合は、ステップS610のシーケンスを通ることが4回
デあり、ステップS611を通るシーケンスが4回の、
トータル8ピクセルデータの生成、8ビット階調指定の
場合は、ステップS610のシーケンスを通ることが無
く、ステップS611のシーケンスを通ることが4回
の、4ピクセルデータの生成処理となるわけである。従
って、1ビット階調指定の場合は、32ピクセルデータ
の生成に1回のDMAリクエスト、2ビット階調指定の
場合は、16ピクセルデータの生成に1回のDMAリク
エスト、4ビット階調の場合は、8ピクセルのデータ生
成に1回のDMAのリクエスト、8ビット階調の場合
は、4ピクセルデータの整斉に1回のDMAリクエスト
のシーケンスとなる。
【0075】尚、これまでの説明で階調データ変換部内
に備わるアンドゲート群の接続構成としては、均等に分
散した値になるように構成されている。(階調の低いソ
ースデータに対してプリンタエンジンに対応した階調デ
ータを生成する際、ソース2ビットデータ、エンジン階
調8ビットであれば、00,01,10,11(バイナ
リ)に対して00h,55h,AAh,FFhの均等な
値としている)が、これに限定されるものではなく、プ
リンタエンジンの特性に合わせて、非線形な値を取るよ
うに構成し、色再現性を充実させてもよい。
【0076】又同様に、本実施例で用いてきたアンドゲ
ート群の行う処理自体が等価であれば、アンドゲート群
を用いることに限定されるものではなく、メモリ等の記
憶手段を用いてもよい。この場合メモリへの入力アドレ
スが本実施例で示すアンドゲート群の入力信号で、アン
ドゲート群の出力がメモリのデータ出力と等価になる形
等で実現できる。
【0077】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なデータ供給源であるホストコンピュー
タと、印字を司るプリンタとの接触を表した概略図であ
る。
【図2】本発明の一実施例をしめす、機器の構成概略を
示したブロック図である。
【図3】階調変換部の一実施例の内容を示したブロック
図である。
【図4】階調変換部内に備わる階調データ生成部の一実
施例を示した回路図である。
【図5】本発明の一実施例の流れを示したフローチャー
トである。
【図6】本発明の一実施例の内、階調データ生成の流れ
の様子を特に記したフローチャートである。
【図7】出力画像の一実施例で、階調よりは、解像度を
重視する場合の出力サンプルの図である。
【図8】出力画像の一実施例で、解像度よりは、階調を
重視する場合の出力サンプルの図である。
【図9】8ビット階調表現能力のあるプリンタエンジン
と接続し機器を構成した場合に於ける、階調変換部の一
実施例を示したブロック図である。
【図10】8ビット階調表現能力のあるプリンタエンジ
ンと接続し機器を構成した場合における、階調データ生
成部の構成の一実施例を示した回路図である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した印刷データを、階調画像デ
    ータに展開する展開手段と、 前記展開手段により展開された画像データを記憶する記
    憶手段と、 所定階調数の階調画像データを出力する出力手段と、 前記記憶手段に記憶された階調画像データを、前記出力
    手段により出力される階調数の階調画像データに変換す
    る変換手段とを備えることを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記展開手段は、印刷データの性質に応
    じた階調の画像データに展開することを特徴とする請求
    項1に記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記展開手段は、予め指定された階調の
    画像データに展開することを特徴とする請求項1に記載
    のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記展開手段は、前記出力手段の階調数
    以下の階調数の画像データを展開し、前記変換手段は、
    展開された画像データにおける各画素の階調を、その階
    調と画像データの階調数との比が、変換後の階調と前記
    出力手段の階調数との比に等しくなるように変換するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のプリン
    タ装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、1画素が4ビットで表
    現される階調数で出力し、前記展開手段は、1画素が1
    ビットまたは2ビットまたは4ビットで表現される画像
    のいずれかに変換することを特徴とする請求項1乃至4
    いずれかに記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 前記出力手段は、1画素が8ビットで表
    現される階調数で出力し、前記展開手段は、1画素が1
    ビットまたは2ビットまたは4ビットまたは8ビットで
    表現される画像のいずれかに変換することを特徴とする
    請求項1乃至4いずれかに記載のプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 前記出力手段は電子写真方式で画像を印
    刷出力することを特徴とする請求項1乃至6いずれかに
    記載のプリンタ装置。
  8. 【請求項8】 前記出力手段はインクジェット方式で画
    像を印刷出力することを特徴とする請求項1乃至6いず
    れかに記載のプリンタ装置。
  9. 【請求項9】 印刷データを受信する受信工程と、 前記受信工程により受信した印刷データを、階調画像デ
    ータに展開する展開工程と、 前記展開工程により展開された画像データを記憶する記
    憶工程と、 所定階調数の階調画像データを出力する出力工程と、 前記記憶工程に記憶された階調画像データを、前記出力
    工程により出力される階調数の階調画像データに変換す
    る変換工程とを備えることを特徴とするプリンタ制御方
    法。
  10. 【請求項10】 前記展開工程は、印刷データの性質に
    応じた階調の画像データに展開することを特徴とする請
    求項9に記載のプリンタ制御方法。
  11. 【請求項11】 前記展開工程は、予め指定された階調
    の画像データに展開することを特徴とする請求項9に記
    載のプリンタ制御方法。
  12. 【請求項12】 前記展開工程は、前記出力工程の階調
    数以下の階調数の画像データを展開し、前記変換工程
    は、展開された画像データにおける各画素の階調を、そ
    の階調と画像データの階調数との比が、変換後の階調と
    前記出力工程の階調数との比に等しくなるように変換す
    ることを特徴とする請求項9乃至11いずれかに記載の
    プリンタ制御方法。
  13. 【請求項13】 前記出力工程は、1画素が4ビットで
    表現される階調数で出力し、前記展開工程は、1画素が
    1ビットまたは2ビットまたは4ビットで表現される画
    像のいずれかに変換することを特徴とする請求項9乃至
    12いずれかに記載のプリンタ制御方法。
  14. 【請求項14】 前記出力工程は、1画素が8ビットで
    表現される階調数で出力し、前記展開工程は、1画素が
    1ビットまたは2ビットまたは4ビットまたは8ビット
    で表現される画像のいずれかに変換することを特徴とす
    る請求項9乃至12いずれかに記載のプリンタ制御方
    法。
JP7161089A 1995-06-27 1995-06-27 プリンタ装置及びその制御方法 Withdrawn JPH0918713A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281104A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Toppan Printing Co Ltd インクジェット塗工機のインクジェット吐出データ多階調化方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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