JPH09186946A - 複数テレビジョン信号受像機 - Google Patents

複数テレビジョン信号受像機

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JPH09186946A
JPH09186946A JP13096A JP13096A JPH09186946A JP H09186946 A JPH09186946 A JP H09186946A JP 13096 A JP13096 A JP 13096A JP 13096 A JP13096 A JP 13096A JP H09186946 A JPH09186946 A JP H09186946A
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JP
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signal
television
telop
circuit
output
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Application number
JP13096A
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English (en)
Inventor
Iwao Furuyama
伊和夫 古山
Yuichi Tawara
雄一 田原
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 副映像、分割表示映像、或いは、テロップ文
字を高画質化して、より視認しやすい画像を映出する複
数テレビジョン信号受像機を提供すること。 【解決手段】 チューナ21Aで受信選択された放送信
号は映像信号Pとして信号選択回路81に加えられる。
チューナ21Bで受信選択された副映像信号は信号vと
して制御回路111に加えられ、信号vを標本化し、標
本化の2倍の速さで読出す。得られる各フィールドごと
のg,r,s及びPを信号選択回路81で選択切換えを
行ない、主映像と副映像とが組合される。制御回路11
1と信号選択回路81の出力端子の間に設けた。ウォブリ
ング発振器251の出力は受像管24の偏向回路24d
に加えられ、副映像に対してのみウォブリング走査をか
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機に関し、より詳細には、複数のテレビジョン信号を同
一画面上に同時に映出しようとするもので、特にピクチ
ャー イン ピクチャー テレビの子画面表示時及び文
字多重放送時のテロップ表示等の副画面映像を見やすい
ものにするための手段を備えたテレビジョン受像機に関
する。
【0002】
【従来の技術】副画面映像、或いは、複数のテレビジョ
ン信号の映像を映出するテレビジョン受像機について、
次の従来技術を例示し得る。ピクチャー イン ピクチ
ャー機能に関するものとしては、特開昭49−2419
号公報をはじめとして多数の出願が存在しているが、い
ずれもメモリを使っているためそのメモリ容量の関係か
ら充分に高画質化のための信号を記憶しておくことはで
きない。したがって、子画面部分の映像はどうしても走
査線の粗いものになってしまう。多画面テレビジョンに
関しては、特開昭48−96230号公報をはじめとし
て多数の出願が存在しているが、いずれもメモリを使っ
ているため、上記と同時に、そのメモリ容量の関係から
充分に高画質化のための信号を記憶しておくことはでき
ない。したがって、多画面部分の映像はどうしても走査
線の粗いものになってしまう。文字放送受信機に関して
は、特願平6−188306号をはじめとして多数の出
願が存在しているが、テロップ信号についてウォブリン
グ走査をするものはなかったし、同時にテロップ信号を
高輝度化、または輪郭強調したものはなかった。文字放
送受信機のテロップ信号の高輝度化についての先行技術
は、見当らないが、関連するものを例示すると、特公昭
62−6395号公報がある。これは、テロップ信号の
輝度調整を主画面用の映像信号の輝度調整とは別個に行
うことが記載されているが、これは、単に調整できるこ
とに言及しているだけで、本発明のように、テロップ文
字を高輝度化しようとする回路構成、或いは、システム
構成は示されていない。また、特公昭63−53753
号公報には、テレビパソコン装置においてテレビ放送画
面にパソコン画面を合成する際に、背景画面となるテレ
ビ放送画面の輝度変化がパソコン画面への輝度に影響を
与えないようにしたものであり、本発明のように、テロ
ップ文字を高輝度化しようとする回路構成、或いは、シ
ステム構成は示されていない。文字放送受信機のテロッ
プ信号の輪郭強調についての先行技術は、見当らない
が、関連するものを例示すると、実開昭49−5242
3号公報がある。これは選局チャンネル番号を画面の一
部に合成して表示するもので、その特徴は表示するチャ
ンネル番号に文字陰影信号を付すものである。さらに、
文字全体を縁取りする技術も公知であるが、これら技術
をウォブリング走査するものに適用することは、示唆さ
れていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、上述のよ
うに、単にメモリを用いて子画面にしたり、テロップ信
号の輝度調整を独立してできるようにし、さらにはチャ
ンネル番号の表示に陰影信号を付加することを行うもの
しかなく、1.子画面の映像は、メモリの容量及び標準
テレビジョン走査方式の関係で、画質の劣る映像しか得
られない。2.主走査上で合成、或いは、挿入されるテ
ロップ文字は、主画面用の映像をあまり損ねることなく
表示する必要があることから、表示面積を小さく、か
つ、画面の片隅、上部、或いは、下部にしか表示するこ
とができず、非常に視認しにくい。といった問題点が存
在する。
【0004】本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、見かけ上は高画質化されるように
して、副映像、分割表示映像、或いは、小さなテロップ
文字であってもより視認しやすい画像を映出する複数テ
レビジョン信号受像機を提供することをその課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、テレ
ビジョン放送の受信及びVTR等の再生によって複数の
異なるテレビジョン信号を同時に発生させるテレビジョ
ン信号発生手段と、該テレビジョン信号発生手段で発生
する複数のテレビジョン信号の少くともひとつの信号を
記憶するメモリと、前記メモリから書き込み速度よりも
高速で記憶されたテレビジョン信号を読み出すことを可
能とするメモリ制御手段と、該テレビジョン信号発生手
段で発生するテレビジョン信号の主映像の一部に、前記
メモリ制御手段によって高速で読み出されたテレビジョ
ン信号を副映像として挿入または重畳するテレビジョン
信号受像機において、前記副映像のテレビジョン信号を
ウォブリング走査させるようにし、副映像について見か
け上の解像度を上げることにより見易くすることを可能
とするものである。
【0006】請求項2の発明は、テレビジョン放送の受
信及びVTR等の再生によって複数の異なるテレビジョ
ン信号を同時に発生させるテレビジョン信号発生手段
と、該テレビジョン信号発生手段で発生する複数のテレ
ビジョン信号を記憶するメモリと、前記メモリから書き
込み速度よりも高速で記憶されたテレビジョン信号を読
み出して時間軸を圧縮することを可能とするメモリ制御
手段と、該メモリ制御手段によって高速で読み出された
複数のテレビジョン信号を一画面上に同時に水平及び垂
直の両方向について、分割表示するテレビジョン信号受
像機において、前記複数のテレビジョン信号を一画面上
に同時に映出させる際にウォブリング走査させるように
し、分割表示された各映像について見かけ上の解像度を
上げることにより見易くすることを可能とするものであ
る。
【0007】請求項3の発明は、テレビジョン映像信号
の垂直帰線消去期間に文字、図形等からなるデータを重
畳して送信される文字多重放送信号を受信し、主テレビ
ジョン映像信号とテロップ信号に復調し映出する文字多
重放送受信可能なテレビジョン信号受像機において、文
字多重放送の前記テロップ信号をウォブリング走査させ
るようにし、テロップ信号による映像の見かけ上の解像
度を上げることにより見易くすることを可能とするもの
である。
【0008】請求項4の発明は、テレビジョン映像信号
の垂直帰線消去期間に文字、図形等からなるデータを重
畳して送信される文字多重放送信号を受信し、主テレビ
ジョン映像信号とテロップ信号に復調し映出する文字多
重放送受信可能なテレビジョン信号受像機において、前
記テロップ信号を検出するための検出手段と、該検出手
段の出力に応動して前記テロップ信号の縁取りを行なう
テロップ信号縁取り生成手段を設けて、文字多重放送の
テロップ信号の文字を縁取りして、テロップ文字をより
強調するようにし、テロップ信号による文字の映像を見
易くすることを可能とするものである。
【0009】請求項5の発明は、テレビジョン映像信号
の垂直帰線消去期間に文字、図形等からなるデータを重
畳して送信される文字多重放送信号を受信し、主テレビ
ジョン映像信号とテロップ信号に復調し映出する文字多
重放送受信可能なテレビジョン受像機において、前記テ
ロップ信号を検出するための検出手段と、該検出手段の
出力に応動して前記テロップ信号の輝度をあげる輝度増
幅手段を設けて、文字多重放送のテロップ信号の輝度を
通常画像の輝度よりも高輝度にするようにし、テロップ
信号による文字の映像を見易くすることを可能とするも
のである。
【0010】請求項6の発明は、請求項3の発明におい
て、前記テロップ信号を検出するための検出手段と、該
検出手段の出力に応動して前記テロップ信号の縁取りを
行うテロップ信号縁取り生成手段と、前記検出手段の出
力に応動して前記テロップ信号の輝度をあげる輝度増幅
手段とを設け、前記検出手段からの検出出力を前記輝度
増幅手段と前記縁取り生成手段へ同時に供給するように
し、テロップ信号による文字の映像をより一層見易くす
ることを可能とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
(請求項1の実施形態)まず、この発明で採用されるウ
ォブリング走査そのものの原理を以下に説明する。陰極
線管の電子ビームを水平走査しながら、この走査方向に
垂直な方向にビームを高周波で微小振動させることを、
所謂ウォブリング走査という。図2(A),(B)はウ
ォブリング走査方法の一例を説明するための概念図を示
すもので、同図(A)に示すような通常の走査線
(1),(2),(3)をウォブリングして、同図
(B)の(a),(b),(c)に示すような走査線を
抽く場合を示している。なお、各走査線(1),
(2),(3),及び(a),(b),(c)は、同一
フィールドにおける走査線を示すものである。図2にお
いて、走査線(3)と対応する走査線(a)について述
べると、この走査線(b)のウォブリングは、走査線
(2)と対応する位置を中心として振動し、その最大振
幅は、走査線(1)及び(3)と対応する位置に達す
る。この場合、走査線(b)が走査線(3)と対応する
位置にあるときは、この走査線(b)は、走査線(2)
の情報を有し、走査線(b)が走査線(1)又は(3)
と対応する位置にあるときは、この走査線(b)は、そ
れぞれ走査線(1)又は(3)の情報を有している。ま
た、走査線(b)が走査線(2)と(1)の間又は走査
線(2)と(3)の間にあるときは、それぞれ(2)+
(1)又は(2)+(3)の二つの情報を有しており、
この二つの情報の割合が振動の位置に応じて変化する。
走査線(a)(c)についても上述と同様にしてその情
報内容が変化する。
【0012】このようなウォブリング走査によれば、画
面の走査線を見えなくすることができると共に、解像度
を見かけ上高くすることができるので、高品質の画像を
得ることができる。ウォブリング走査を実施する方法と
して、従来より、例えば、走査線(1),(2),
(3)の各信号を順次サンプリングし、サンプリングさ
れた信号を、図2(B)の走査線(b)の情報内容に応
じて、(2),(1),(3),(3),(2)…のよ
うに配列し、これを低域フィルタに通すようにした方法
が提案されている。この方法では、図2(B)の場合
は、ウォブリングの一周期に対して少くとも4回のサン
プリングを必要とする。一般にウォブリング走査の効果
を充分に発揮するためには、ウォブリング周波数は少く
とも10MHz以上必要とされている。従って、ウォブ
リングの一周期に対して4回のサンプリングを行うため
には、40MHz以上のサンプリング周波数が必要とな
る。
【0013】本発明は、上記したウォブリング走査の原
理を利用して見かけ上の高画質化を図るもので、以下、
図1に基づいてその実施の形態を詳細に説明する。図1
は、この発明の実施形態の構成をブロック図で示すもの
で、11はアンテナ、21A,21Bは、それぞれ互いに
異なるチャンネルA,Bの放送を受信するチューナ、3
1A,31Bは、映像中間周波増幅回路、41A,41
は、映像検波回路、51A,51Bは、映像増幅回路、6
1Bは、チャンネルBの垂直同期信号VBおよび水平同期
信号HBを発生する回路、61Aは、チャンネルAの垂直
同期信号VAおよび水平同期信号HBを発生する回路であ
る。71は、水平同期信号HBが発生するごとに状態を反
転させ、出力信号dを発生するフリップフロップ、81
は、加えられる信号N1,N2,N3,Cに応じて入力
P,g,r,sのいずれかを選択して出力端子R,G,
B出力を発生する信号選択回路である。
【0014】71A,71Bは、それぞれリセット端子と
セット端子有するRSフリップフロップで、出力a,b
を発生する。91A,91Bは、計数器、101Aはゲー
テッド発振器で水平同期信号HAが発生している間に発
振を停止し、水平同期信号HAに対するその出力パルス
の位相関係をどの水平走査においても等しくすることが
できる。101Bは、ゲーテッド発振器で、出力fを発
生し、水平同期信号HBに対しては同様の関係にある。
111は、画面情報の書込み、読出しを行なうメモリを
含む制御回路で、121A,121Bは、それぞれアンド
ゲートである。
【0015】なお、上記したゲーテッド発振器101
の発振周波数は、1水平走査間の絵素数を450とする
とき、水平走査周波数fHとすれば450fH〔HZ〕で
あって、ゲーテッド発振器101Bの発振周波数はその
1/2の225fH〔HZ〕である。計数器91Aは、1
フィールドの水平走査数525/2に対し、525/2
×2=132〔ビット〕の計数器であって、132個の
水平同期信号HAが数えられたときフリップフロップ71
Aをセットし、出力aは高電位状態となる。計数器91
Aおよびフリップフロップ71Aは、垂直同期信号VA
よってリセットされる。計数器91Bは、1水平走査間
の絵素450に対し、450/2=225〔ビット〕の
計数器であって、ゲーテッド発振器101Aの出力パル
スを225個計数したとき、フリップフロップ71Bを
セットし、その出力bは高電位状態となる。計数器91
Bおよびフリップフロップ71Bは、水平同期信号HA
よってリセットされる。このように構成することにより
図2に示したBの部分を掃引するとき出力a,bが高電
位状態となり、アンドゲート121Bの出力eに発振器
101Aの出力が現われる。
【0016】次に以上のように構成したこの実施形態の
動作について説明する。チューナ21Aで受信選択され
たチャンネルAの放送信号は、回路31A,41A,51
Aを介して映像信号Pとして信号選択回路81に加えら
れる。また、チューナ21Bで受信選択されたチャンネ
ルBの放送信号は、回路31B,41B,51Bを介して
図3(A)に示す信号vとしてメモリを含む制御回路1
1に加えられる。この制御回路111では、図3(B)
に示す映像信号vを標本化し、各標本化を記憶し、この
記憶した信号を標本化の2倍の速さで読み出す。する
と、図3(C)に示すように時間軸が1/2に圧縮され
た映像信号が得られる。この映像信号は、各フィールド
ごとにg,r,sとして現われる。信号選択回路81
は、信号P,g,r,sを適当に選択切換えを行ない、
図3(D)に示すようにチャンネルAの映像信号とチャ
ンネルBに示す映像信号とが組合された映像信号となっ
てその出力端子に現われる。
【0017】この実施形態では、上述した一画面中に複
数のチャンネル画像を同時に映出する回路構成に加えて
さらに、図1におけるメモリを含む制御回路111と信
号選択回路81の出力端子の間にウォブリング走査のた
めのウォブリング発振器251を設ける。ウォブリング
発振器251の出力は、受像管(CRT)24の偏向回
路24dに加えられ、ウォブリング走査を行う。ここで
は、この制御回路111で生成された主画面信号と副画
面信号のうち、副画面の映像信号に対してのみウォブリ
ング走査をかけるようにする。ウォブリング走査につい
ては、前述の原理に従って動作する手段を利用するもの
で、この制御回路111にウォブリング走査のための制
御手段を組み込むようにする。
【0018】(請求項2の実施形態)本発明の請求項2
の複数分割画面にウォブリング走査を適用した複数テレ
ビジョン信号受像機の実施形態について説明する。図3
は、その実施形態による構成の概要を示すものである。
図4において、12はアンテナ、22Aは、主チャンネル
受信用のチューナ、32Aは、同中間周波増幅回路、42
Aは、同映像検波回路、52Aは、同映像増幅回路、1
2は、同音声検波回路、142は、同音声増幅回路、1
5は、スピーカである。22Bは、副チャンネル受信用
のチューナ、32Bは、同中間周波増幅回路、42Bは、
同映像検波回路、52Bは、同映像増幅回路、162
は、同期分離回路、172は、垂直偏向回路、182は、
水平偏向回路、192A,192Bは、信号切換回路、2
2は、映像出力回路、242は、受像管、162Bは、
副チャンネル用同期分離回路、292A,292Bは、記
憶装置、112A,112Bは、制御信号発生回路であ
る。また、212は主チャンネル用選択スイッチSW1
SW2……SW9及び副チャンネル用選択スイッチSW′
1,SW′2……SW′9を有する選択操作部、222は、
スイッチングトランジスタTR1,TR2……TR9主チ
ャンネル設定用可変抵抗VR1,VR2……VR9及びダ
イオードD1,D2……D9を有する主チャンネル選局回
路、232は、スイッチングトランジスタTR′1,T
R′2……TR′9、副チャンネル設定用可変抵抗VR′
1,VR′2……VR′9、及びダイオードD′1,D′2
……D′9を有する副チャンネル選局回路である。
【0019】ここでいま選局操作部212の主チャンネ
ル選局スイッチSW1〜SW9の何れか1つをオン状態に
した場合には、そのスイッチに対応した選局回路222
のスイッチングトランジスタTR1〜TR9の1つがオン
状態となり、可変抵抗VR1〜VR9によって予め設め設
定された同調電圧がダイオードD1〜D9を介して主チャ
ンネル受信用チューナ22Aに供給され、選局スイッチ
SW1〜SW9に対応したチャンネルが受信される。すな
わち、このとき主チャンネル受信用のチューナ22A、
中間周波増幅回路32A、映像検波回路42A及び映像増
幅回路52Aで受信処理された主チャンネルのテレビジ
ョン信号が信号切換回路192B及び映像出力回路202
を介して受像管242に供給され、該受像管242の主要
部には主チャンネルネルが映出される。また、このとき
映像増幅回路52Aより得られる主チャンネルの音声中
間周波信号が音声検波回路132により音声検波され、
検波後の音声信号が音声増幅回路142にて増幅されス
ピーカ15に供給され、該スピーカ15から主チャンネ
ルの音声が放音される。
【0020】一方、これと同時に選局操作部212の副
チャンネル用選局スイッチSW′1〜SW′9の1つをオ
ン状態にすれば、上記の場合と同様に可変抵抗VR′1
〜VR′9によって予め設定された同調電圧がダイオー
ドD′1〜D′9を介して副チャンネル受信用チューナ2
2Bに供給され、選局スイッチSW′1〜SW′9に対応
したチャンネルが受信される。そして、このとき、副チ
ャンネル受信用のチューナ22B、中間周波増幅回路32
B、映像検波回路42B、及び映像増幅回路52Bにて受
信処理された副チャンネルのテレビジョン信号が記憶装
置292Aの供給され、ここで制御信号発生回路112
による制御信号に基き減少された本数の走査線、例え
ば、3本に1本の割合で抜取られた各走査線のテレビジ
ョン信号が順次記憶装置292Aに書込まれるととも
に、こうして一旦書込まれた信号が書込み速度の3倍の
速さで間歇的に順次読み出され、この結果、記憶装置2
2Aから時間軸1/3に圧縮された副チャンネルのテ
レビジョン信号が導出される。この圧縮された副チャン
ネルテレビジョン信号が信号切換回路192Aに供給さ
れると、これが制御信号発生回路112Aの制御信号に
基いて切換えられ映像増幅回路52Aから得られる主チ
ャンネルのテレビジョン信号に代えて受像管24に供給
され、この結果、受像管24の主チャンネルの画面の一
部に1/3の大きさの副チャンネルの画像が同時に映出
されることになる。なおここで副チャンネルの画像の大
きさは記憶装置292Aにおいて副チャンネルテレビジ
ョン信号の時間軸圧縮される割合によって決定される。
また、副チャンネルの画像の位置は制御信号発生回路1
2Aの制御信号によって決定される。上記のようにし
て主チャンネルのテレビジョン画面の一部に副チャンネ
ルの画像が同時に映出される。
【0021】ところが、上記のようなテレビジョン受像
機では、1つの画面には主と副の2つの画像しか同時に
映出できず、さらに多くの画像を同時に映出しようとす
れば、その画像の数だけチューナを増設しなければなら
ない。現在、わが国の放送状態では、一地域で受信可能
な放送局はせいぜい9チャンネルであり、一画面に9つ
の画像を同時に映出すればその地域での全放送チャンネ
ルを同時に確認することができるが、この場合、通常9
個のチューナと9個のBBD或いはRAM等記憶素子が
必要とされる。本発明は、主と副の2つのチャンネルの
画像を同時に映出することができるテレビジョン受像機
において、2つのチューナを有効に利用し、所望時に、
同一画面上に4つ或いは9つのチャンネルの画像を同時
に映出することができるテレビジョン受像機を構成する
ものである。そのために、さらにクロックパルス発生器
102、フリップフロップ72、電子スイッチング回路1
2C,192D、5進リングカウンタ262A,26
2B、信号切換回路192A,192E、制御信号発生回
路112B、記憶装置292B、及びアドレスカウンタ2
2を付加するとともに選局操作部212にマルチ画面ス
イッチSW10を設けたものである。ここで、選局操作部
212の主チャンネル用選局スイッチSW1〜SW9及び
副チャンネル用選局スイッチSW′1〜SW′9がオン状
態にある場合の動作は、上述した図1の動作と全く同様
であり、このとき受像管24の画面には主と副の2つの
チャンネルの画像が映出される。
【0022】ところが、いまこのような状態で所望時に
選局操作部212のマルチ画面スイッチSW10をオンし
た場合には、主と副の両チャンネル用選局スイッチSW
1〜SW9,SW′1〜SW′9は全てオフ状態になり、こ
のときスイッチング回路192C,192Dがオンされる
とともに、信号切換回路192Aが切換動作される。ま
た、これと同時に音声増幅回路142の増幅動作が停止
される。従って、このとき、クロックパルス発生器10
2まで発生されたクロックパルスがフリップフロップ72
で1/2分周され、該フリップフロップ72のQ,反転
Qの出力端子より逆相出力がそれぞれスイッチング回路
192C,192Dを介して、5進リングカウンタ262
A,262Bに供給される。ここで、上記クロックパル
ス発生器102はでは、例えば、100msecのクロ
ックパルスが発生されるため、5進リングカウンタ26
2A,262Bでは、その出力が200msecの間隔で
→→……→→……と順次切換えられ、1秒ご
とに一巡される。但し、ここで、両リングカウンタ26
2A,262Bは、交互に切換動作される。従って、この
とき選局回路47では、スイッチングトランジスタTR
1,TR3,TR5,TR7,TR9が所定間隔(200m
sec)で順次オンされ、各可変抵抗VR1,VR3,V
5,VR7,VR9に設定された同調電圧が順次切換え
られて主チャンネル受信用チューナ2に供給される。
【0023】一方、選局回路48スイッチングトランジ
スタTR′2,TR′4,TR′6,TR′8が所定間隔で
順次オンされ、各可変抵抗VR′2,VR′4,V
R′6,VR′8に設定された同調電圧が順次切換えられ
て、副チャンネル受信用チューナ22A,22Bに供給さ
れる。このような結果、チューナ22Aは、予め可変抵
抗VR1,VR3,VR5,VR7,VR9によって設定さ
れた5つのチャンネルが1秒ごとに繰返し200mse
c間ずつ選局され受信され、もう一方のチューナ22
では、可変抵抗VR′2,VR′4,VR′8,VR′10
によって設定された4つのチャンネルが同様に選局受信
される。このとき、映像増幅回路52A,52Bからはこ
うして受信された各チャンネルの映像信号が順次導出さ
れ、信号切換回路192Eを介して記憶装置212Bに供
給される。なお、該信号切換回路192Eは、クロック
パルス発生器102からのクロックパルスに基き100
msecごとに交互に切換えられる。従って、この場
合、2つの選局回路222,232の可変抵抗VR1,V
R′2,VR3,VR′4…によって予め設定されたチャ
ンネルの映像信号が順次記憶装置212Bに供給される
ことになる。
【0024】記憶装置212Bは、9つのBBD素子の
ような記憶素子群からなり、9画面分の記憶容量を有
し、またアドレスカウンタ272によってその書込み、
読出し位置が指定される。この記憶装置212Bでは、
各チャンネルの映像信号が制御信号発生回路112Bか
らの制御信号に基き走査線3本に1本の割合で抜取ら
れ、それぞれ指定されたアドレスの記憶素子に1フレー
ム(1画面)分ずつ書込まれる。なお、ここで、アドレ
スカウンタ272は、上記クロックパルス発生器102
クロックパルスで駆動され、従って、上記リングカウン
タ262A,262Bの動作と同期されているため、各チ
ャンネルの映像信号は、個々に同一の記憶素子に書込ま
れることになる。換言すると各記憶素子にそれぞれ書込
まれた各チャンネルの映像信号は、1秒ごとに新しい信
号に間歇的に書換えられることになる。
【0025】一方、この間に記憶装置212Bでは、制
御信号発生回路112Bの制御信号に基き、書込み速度
よりも高速(ここでは書込速度の3倍)で各記憶素子か
ら各チャンネルの映像信号がアドレスカウンタ272
指定された順序で連続して順次繰返し読出される。こう
して、上記記憶装置212Bより読出された各チャンネ
ルの映像信号は、信号切換回路192B及び映像出力回
路202を介して受像管24に供給され、この結果、受
像管24の画面に9つのチャンネルA,B,C…1の画
像が同時映出される。なお、この場合、各画像は、1秒
ごとに新しい画像に切換えられ、この間、1秒間は静止
画像となるが、発明者らは実験によりこの程度の静止画
像であれば、若干ストロボ的な動きとはなるものの、各
チャンネルの放送内容を十分知り得ることを確認した。
もちろん、、クロックパルス発生器102のクロックパ
ルス周期を150msecと短くするに従って、より自
然な映像に近づくことは言うまでもないが、チューナ2
2A,22B等の安定な動作を得るためには余り極端にク
ロックパルス周期を短くすることは不可能である。
【0026】この実施形態では、2つのチューナ2
2A,22Bを一定周期で交互に駆動し、両チューナで選
局受信された複数のチャンネルの映像信号を順次記憶装
置212Bに書込むようにしているが、この場合、一方
のチューナのみを駆動し、一定周期で複数のチャンネル
を順次選局することも考えられる。しかしながら、1つ
のチューナで順次選局駆動する場合、チューナを安定動
作させる観点からその選局周期はおのずから制限される
ため、余り短くすることはできず、従って、9つのチャ
ンネルを一巡するにはかなりの時間を要する。この点、
この実施形態のように、2つのチューナ22A,22Bを
交互に駆動した場合には、一巡する時間を半減すること
が可能となり、この結果、記憶装置212Bの書換え周
期を短縮して、より自然な映像に近づけることができ
る。こうして、この実施桂態では、マルチ画面スイッチ
SW10をオンした場合に、受像管画面には9つのチャン
ネルの画像が同時に映出され、視聴者は選局スイッチS
1〜SW9を順次オンしなくとも各チャンネルの放送内
容を容易に知ることができる。この場合、音声増幅回路
142の動作は停止されているため、スピーカ15から
は音声は放声されない。
【0027】この発明の実施形態では、上述の一画面中
に複数のチャンネル画像を同時に映出する回路システム
の構成における映像出力回路202とCRT24の間に
ウォブリング発振器252を設け、その出力をCRT2
4の偏向回路24dに加えて、全部の分割画面にウォブ
リング走査がかけられる。このウォブリング走査によっ
て4画面とか9画面分割の画像も見かけ上の解像度を上
げることができる。この実施形態では、画面を映出する
複数チャンネルの各画面の映像信号は連続した信号であ
るから、各画面毎のウォブリング走査をさせる必要はな
く、通常画面の水平走査線に対してウォブリング走査を
させるのと同じ動作で良い。
【0028】(請求項3ないし6の実施形態)次に、文
字多重放送のテロップ信号にウォブリング走査をかけ
て、テロップ文字を見やすくする本発明の請求項3の実
施形態について説明をする。図5は、文字多重放送用の
回路にウォブリング走査手段を付加してなるこの実施形
態の回路構成を示す図である。まず、図5にもとづい
て、文字多重放送そのものについての動作を説明する。
通常のTV放送を受信する際には、映像信号をTV信号
処理回路と表示モード制御部60と字幕表示位置制御部
61を介して処理し、TV文字放送表示制御部70によ
って、TV放送受信モードに切換えて表示装置に送る。
すなわち、通常のTV放送をワイド画面に変更して見る
時には、リモコンより表示モード制御部60を制御して
画面をワイド画面に切り替えればよい。また、映画等の
字幕が見にくい位置になったときには、リモコンにより
字幕表示位置制御部61を操作して表示位置を調整すれ
ば良い。
【0029】文字放送を受信する際には、まず、映像信
号の特定箇所に重畳された文字放送信号の全てを文字放
送取込制御部によって取り込み、誤り訂正部による誤り
訂正の後、データ転送部によってメモリ入出力制御部
(I/O)を介して、メモリの文字放送受信データ格納
部に格納する。次いで、リモコン等に設けられたキーボ
ード等によって受信したい番号を入力し、文字放送受信
データ格納部より、特定の番号を呼び出す。この呼び出
された文字放送受信データは、文字コード・制御コード
弁別部62において、制御コードと文字コードに弁別さ
れる。制御コードは、制御コード処理部63によって処
理され、通常文字放送表示制御部65を介して文字放送
受信のための制御を行なう。これは、例えば、全画面固
定表示モードで送られてきた文字放送データを全画面固
定表示を行なうこと、或いは、スクロール表示モードで
送られてきた文字放送データをスクロール表示制御する
ことである。一方、文字コード自体は、CG・ROM読
出制御部64に送られ、ここで各文字コードに対応した
実際の文字パターンであるドットパターンデータとして
読み出される。このドットパターンデータは、通常文字
放送表示制御部65に送られ、前述の制御を受けて、全
画面固定表示、或いはスクロール表示のための映像信号
が作成されることとなる。この映像信号は、TV・文字
放送表示制御部70に送られ、リモコン制御部(図示せ
ず)より送られる切換制御信号によって通常のTV放送
の信号と切替えて、或いはスーパーインポーズで表示さ
れる。以上に述べた動作は、通常のTV放送、および文
字放送を放送局側で送信したモードで表示するという動
作である。
【0030】次に、全画面固定で送られてきた文字放送
をスクロール表示する動作について説明する。文字放送
取込制御部に入力された映像信号は、誤り訂正部により
文字放送データに対し誤り訂正処理が行なわれたのち、
データ転送部に送られ、文字放送データを番号単位でメ
モリに対して書き込み、読み出しを行う、受信コードが
文字コードであるかどうかを文字コード判別部で判別さ
れ、特殊再生モードである場合に、文字放送データはゲ
ート回路を通過する。すなわち、使用者がキーボードに
より特殊再生モードを指定すると、前記メモリ上に特殊
再生フラグが設定され、該特殊再生フラグが設定されて
いるかどうかを特殊再生判別部により判別し、その判別
信号により前記ゲート回路が駆動される。特殊再生判別
部により、特殊再生フラグが設定されていれば、座標ア
ドレス変換部において、伝送された文字データの提示座
標に基づき、提示画面変換用テーブルのアドレスが算出
される。
【0031】前記座標アドレス変換部により算出された
アドレスに基づいて、テーブル作成部により提示画面変
換用テーブルが作成され、入出力制御部(I/O)を介
してメモリ上に記憶される。1ページ(一画面)分の処
理が終了したかどうかをページ終了判定部により判定
し、テーブル読出制御部により入出力制御部(I/O)
を介してメモリ上に記憶されている提示画面変換用テー
ブルの1番小さいアドレスから順次テーブルデータを読
み出し、該読出しテーブルデータが、文字コードか制御
コードかを文字コード・制御コード弁別部68により弁
別し、文字コードであれば、CG・ROM読出制御部6
4に送られ、前述した通常の文字送受信の動作を行い、
制御コードであれば、特殊再生表示制御部69に送られ
る。
【0032】一方、前記表示モード制御部60からの制
御信号に基づいて、表示モード判別部73により表示モ
ードが判別され、また、前記字幕表示位置制御部61か
らの制御信号に基づいて、字幕位置検出部74により字
幕位置が検出される。さらに、スクロール表示させる表
示位置の最適位置が信号検出部72により検出される。
前記特殊再生表示制御部69は、信号検出部72と表示
モード判別部73と字幕位置検出部74とからの検出結
果に基づいて、スクロール表示する表示位置を決定し、
TV・文字放送表示制御部70に送られ、特殊再生表示
画面のための映像信号が作成される。また、TV・文字
放送表示制御部70は、前記通常文字放送表示制御部6
5による通常の文字放送り示に対し、子画面作成部66
により作成された子画面を表示するための映像信号を作
成する。
【0033】そして、ウォブリング発振器253の出力
を受像管(CRT)の偏向回路24dに印加すること
で、テロップ文字部分の水平走査線をウォブリング走査
させる。さらに、縁取り回路75を設け、そこからの出
力パルスを特殊再生表示制御部69に印加して文字の縁
取りまたは陰影をつける。この縁取り回路として、1個
の数字を表示し、それに陰影を付ける場合について簡単
に説明する。キャラクタジェネレータ77からチャンネ
ル数字として、図6(A)に示されるように、例えば、
“6”を発生し、そのうちのある3本の位置にある水平
走査線Ha,Hb,Hcに加えられる信号は、図6
(B)の(a),(b),(c)のような信号となる。図
6(B)の(c)のような文字信号を得たとき、この文
字信号を図6(B)の(d)のように一延微分した後、
負のパルス成分のみを検出増幅して図6(B)の(e)
のような文字陰影信号を得る。このように通常は小さく
て見にくいテロップ文字が、陰影をつけることで見やす
くできるものである。
【0034】また、輝度増幅手段76は、抵抗、コンデ
ンサおよび輝度設定用半固定ボリュームから構成され
る。このボリュームを通常輝度レベルよりも高めに設定
しておくことで、表示されるテロップ文字を高輝度化で
き、目立たせることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、副映像、分割表示映像、或い
は、テロップ文字に対して、高精細度の受像管や高価な
特殊回路を使用することなく、ウォブリング走査手段、
或いは、映像表示される文字を強調する処理手段を用い
ることによって、見かけ上の解像度を上げることができ
ることから、従来においては見ずらかった子画面や分割
画面の映像、或いは、テロップ文字を見やすくできるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の副映像にウォブリング走査を適用し
た実施形態の構成をブロック図で示すものである。
【図2】ウォブリング走査方法の一例を説明するための
概念図を示すもので、(A)は、通常の走査線、(B)
は、ウォブリング走査線を示している。
【図3】本発明のテレビジョン信号受信機におけるテレ
ビジョン信号の処理過程における信号の状態を示す図で
ある。
【図4】本発明の請求項2の複数分割画面にウォブリン
グ走査を適用した実施形態の構成をブロック図で示すも
のである。
【図5】文字多重放送用の回路にウォブリング走査手段
を付加してなるこの実施形態の回路構成をブロック図で
示すものである。
【図6】(A)は、文字陰影信号の映像を示し、(B)
は、文字信号を処理する過程における信号の状態を示す
図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、12…アンテナ、21A,21B,2
2A,22B…チューナ、31A,31B,32A,32B…
映像中間周波増幅回路、41A,41B…映像検波回路、
2A,42B…映像検波回路、51A,52A,51B,
2B…映像増幅回路、61A,61B…同期信号発生回
路、71,72…フリップフロップ、71A,71B…RS
フリップフロップ、81…信号選択回路、91A,91
…計数器、101A,101B…ゲーテッド発振器、10
2…クロックパルス発生器、111…メモリを含む制御回
路、112A,112B…制御信号発生回路、121A,
121B…アンドゲート、132…音声検波回路、142
…音声増幅回路、15…スピーカ、162A,162B…
同期分離回路、172…垂直偏向回路、182…水平偏向
回路、192A,192B…信号切換回路、192C,1
2D…電子スイッチング回路、202…映像出力回路、
212…選択操作部、222,232…チャンネル選局回
路、24,242…受像管(CRT)、24d…偏向回
路、251,252,253…ウォブリング発振器、262
A,262B…5進リングカウンタ、272…アドレスカ
ウンタ、292A,292B…記憶装置、47…選局回
路、60…表示モード制御部、61…字幕表示位置制御
部、62,68…文字コード・制御コード弁別部、63
…制御コード処理部、65…通常文字放送表示制御部、
64…CG・ROM読出制御部、66…子画面作成部、
69…特殊再生表示制御部、70…TV文字放送表示制
御部、72…信号検出部、73…表示モード判別部、7
4…字幕位置検出部、75…縁取り回路、76…輝度増
幅手段、77…キャラクタジェネレータ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送の受信及びVTR等の
    再生によって複数の異なるテレビジョン信号を同時に発
    生させるテレビジョン信号発生手段と、該テレビジョン
    信号発生手段で発生する複数のテレビジョン信号の少く
    ともひとつの信号を記憶するメモリと、前記メモリから
    書き込み速度よりも高速で記憶されたテレビジョン信号
    を読み出すことを可能とするメモリ制御手段と、該テレ
    ビジョン信号発生手段で発生するテレビジョン信号の主
    映像の一部に、前記メモリ制御手段によって高速で読み
    出されたテレビジョン信号を副映像として挿入または重
    畳するテレビジョン信号受像機において、前記副映像の
    テレビジョン信号をウォブリング走査させるようにした
    ことを特徴とする複数テレビジョン信号受像機。
  2. 【請求項2】 テレビジョン放送の受信及びVTR等の
    再生によって複数の異なるテレビジョン信号を同時に発
    生させるテレビジョン信号発生手段と、該テレビジョン
    信号発生手段で発生する複数のテレビジョン信号を記憶
    するメモリと、前記メモリから書き込み速度よりも高速
    で記憶されたテレビジョン信号を読み出して時間軸を圧
    縮することを可能とするメモリ制御手段と、該メモリ制
    御手段によって高速で読み出された複数のテレビジョン
    信号を一画面上に同時に水平及び垂直の両方向につい
    て、分割表示するテレビジョン信号受像機において、前
    記複数のテレビジョン信号を一画面上に同時に映出させ
    る際にウォブリング走査させるようにしたことを特徴と
    する複数テレビジョン信号受像機。
  3. 【請求項3】 テレビジョン映像信号の垂直帰線消去期
    間に文字、図形等からなるデータを重畳して送信される
    文字多重放送信号を受信し、主テレビジョン映像信号と
    テロップ信号に復調し映出する文字多重放送受信可能な
    テレビジョン信号受像機において、文字多重放送の前記
    テロップ信号をウォブリング走査させるようにしたこと
    を特徴とする複数テレビジョン信号受像機。
  4. 【請求項4】 テレビジョン映像信号の垂直帰線消去期
    間に文字、図形等からなるデータを重畳して送信される
    文字多重放送信号を受信し、主テレビジョン映像信号と
    テロップ信号に復調し映出する文字多重放送受信可能な
    テレビジョン信号受像機において、前記テロップ信号を
    検出するための検出手段と、該検出手段の出力に応動し
    て前記テロップ信号の縁取りを行なうテロップ信号縁取
    り生成手段を設けて、文字多重放送のテロップ信号の文
    字を縁取りして、テロップ文字をより強調するようにし
    たことを特徴とする複数テレビジョン信号受像機。
  5. 【請求項5】 テレビジョン映像信号の垂直帰線消去期
    間に文字、図形等からなるデータを重畳して送信される
    文字多重放送信号を受信し、主テレビジョン映像信号と
    テロップ信号に復調し映出する文字多重放送受信可能な
    テレビジョン信号受像機において、前記テロップ信号を
    検出するための検出手段と、該検出手段の出力に応動し
    て前記テロップ信号の輝度をあげる輝度増幅手段を設け
    て、文字多重放送のテロップ信号の輝度を通常画像の輝
    度よりも高輝度にするようにしたことを特徴とする複数
    テレビジョン信号受像機。
  6. 【請求項6】 前記テロップ信号を検出するための検出
    手段と、該検出手段の出力に応動して前記テロップ信号
    の縁取りを行うテロップ信号縁取り生成手段と、前記検
    出手段の出力に応動して前記テロップ信号の輝度をあげ
    る輝度増幅手段とを設け、前記検出手段からの検出出力
    を前記輝度増幅手段と前記縁取り生成手段へ同時に供給
    するようにしたことを特徴とする請求項3記載の複数テ
    レビジョン信号受像機。
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