JPH09185652A - 資金繰処理装置及び資金繰処理方法 - Google Patents
資金繰処理装置及び資金繰処理方法Info
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- JPH09185652A JPH09185652A JP34411795A JP34411795A JPH09185652A JP H09185652 A JPH09185652 A JP H09185652A JP 34411795 A JP34411795 A JP 34411795A JP 34411795 A JP34411795 A JP 34411795A JP H09185652 A JPH09185652 A JP H09185652A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力した入出金データを会計処理にリンクさ
せることができるだけでなく、入力を簡易になし得る資
金繰処理装置及び資金繰処理方法を提供する。 【解決手段】 資金繰処理装置1を入力処理装置2、入
出金データ処理装置5を主体として構成する。入力処理
装置2は取引発生日付及びこれに対応する予定入出金日
付を同時に入力する処理を行う入出金データ入力手段8
を備え、入出金データ処理装置5は入力した入出金デー
タから取引発生日付を備えた実データと予定入出金日付
を備えた予定データを生成する処理を行う中央処理手段
3と、入出金データ、実データ及び予定データを記憶す
る主記憶手段4とを具備する。そして、実データを会計
処理データとし、予定データを資金繰処理データにする
処理を中央処理手段3が実行する。
せることができるだけでなく、入力を簡易になし得る資
金繰処理装置及び資金繰処理方法を提供する。 【解決手段】 資金繰処理装置1を入力処理装置2、入
出金データ処理装置5を主体として構成する。入力処理
装置2は取引発生日付及びこれに対応する予定入出金日
付を同時に入力する処理を行う入出金データ入力手段8
を備え、入出金データ処理装置5は入力した入出金デー
タから取引発生日付を備えた実データと予定入出金日付
を備えた予定データを生成する処理を行う中央処理手段
3と、入出金データ、実データ及び予定データを記憶す
る主記憶手段4とを具備する。そして、実データを会計
処理データとし、予定データを資金繰処理データにする
処理を中央処理手段3が実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会計上の専門的知
識を持たない者でも、入出金データを入力するだけで資
金繰処理だけでなく会計処理用のデータの生成を可能と
し、しかも入力作業を極めて簡易になしえる資金繰処理
装置及び資金繰処理方法に関する。
識を持たない者でも、入出金データを入力するだけで資
金繰処理だけでなく会計処理用のデータの生成を可能と
し、しかも入力作業を極めて簡易になしえる資金繰処理
装置及び資金繰処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】資金繰りは資金不足の回避や効率的な資
金運用を目的とする点で企業の経営上必要不可欠な業務
であるが、通常資金繰りに関する処理は煩雑な計算や煩
わしい手作業を伴うものであるとのことから、資金繰処
理を行う装置(特開平5−216861号公報)やパソコン用
のパッケージソフトが既に数多く知られている。
金運用を目的とする点で企業の経営上必要不可欠な業務
であるが、通常資金繰りに関する処理は煩雑な計算や煩
わしい手作業を伴うものであるとのことから、資金繰処
理を行う装置(特開平5−216861号公報)やパソコン用
のパッケージソフトが既に数多く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置やソフトウェアで行われる資金繰処理は将来の
入金及び出金予定を単に予定日毎に集計し日々の資金残
高を表示する資金繰表を作成することに始終する内容の
ものであり、入力した入出金取引のデータを会計処理へ
橋渡しすることが全く考慮されていなかった。このた
め、資金繰用の入出金データと会計用の入出金データと
が本来同一事象によって発生するデータであるにも関わ
らず、会計業務全体からみると資金繰用のデータ入力と
会計用のデータ入力との二度手間を要するという欠点が
あった。しかも一旦入力した入出金データは専ら資金繰
表の作成に利用されるものであり、会計処理用のデータ
として利用されずに無駄になりやすいという欠点もあっ
た。
うな装置やソフトウェアで行われる資金繰処理は将来の
入金及び出金予定を単に予定日毎に集計し日々の資金残
高を表示する資金繰表を作成することに始終する内容の
ものであり、入力した入出金取引のデータを会計処理へ
橋渡しすることが全く考慮されていなかった。このた
め、資金繰用の入出金データと会計用の入出金データと
が本来同一事象によって発生するデータであるにも関わ
らず、会計業務全体からみると資金繰用のデータ入力と
会計用のデータ入力との二度手間を要するという欠点が
あった。しかも一旦入力した入出金データは専ら資金繰
表の作成に利用されるものであり、会計処理用のデータ
として利用されずに無駄になりやすいという欠点もあっ
た。
【0004】また、上記の資金繰処理を行う装置は、会
計上の専門的知識を持つ者の入力作業を前提とするた
め、誰でも簡単に操作できるものではなく、その上、入
出金データの入力作業は一件ずつの明細入力により行う
関係上、多くの時間と手間を要するという欠点があっ
た。
計上の専門的知識を持つ者の入力作業を前提とするた
め、誰でも簡単に操作できるものではなく、その上、入
出金データの入力作業は一件ずつの明細入力により行う
関係上、多くの時間と手間を要するという欠点があっ
た。
【0005】そこで、本発明は上記の欠点の解消を目的
としてなしたものであり、その目的とする所は、会計上
の専門的知識を持たない者でも日々発生する入出金取引
の明細入力を行うことによって一括した資金繰処理を行
うのみならず、入力した入出金データを会計処理にリン
クさせて一連に処理することができ、そして、入出金デ
ータの入力作業を極めて簡易になし得る資金繰処理装置
及び資金繰処理方法を提供せんとするものである。
としてなしたものであり、その目的とする所は、会計上
の専門的知識を持たない者でも日々発生する入出金取引
の明細入力を行うことによって一括した資金繰処理を行
うのみならず、入力した入出金データを会計処理にリン
クさせて一連に処理することができ、そして、入出金デ
ータの入力作業を極めて簡易になし得る資金繰処理装置
及び資金繰処理方法を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、同時に取引発生日付及びこれに対応する予定
入出金日付を入力する処理を行う入出金データ入力手段
を備えた入力処理装置と、中央処理手段と主記憶手段と
を備えた入出金データ処理装置とを具備し、上記中央処
理手段は、上記入力処理装置から入力した入出金データ
から上記取引発生日付を備えた実データと予定入出金日
付を備えた予定データとを生成すると共に、この実デー
タを会計処理データとして予定データを資金繰処理デー
タとする処理を行い、上記主記憶手段は、上記入出金デ
ータ、上記実データ及び予定データを記憶するものとし
た資金繰処理装置を特徴とするものである。
本発明は、同時に取引発生日付及びこれに対応する予定
入出金日付を入力する処理を行う入出金データ入力手段
を備えた入力処理装置と、中央処理手段と主記憶手段と
を備えた入出金データ処理装置とを具備し、上記中央処
理手段は、上記入力処理装置から入力した入出金データ
から上記取引発生日付を備えた実データと予定入出金日
付を備えた予定データとを生成すると共に、この実デー
タを会計処理データとして予定データを資金繰処理デー
タとする処理を行い、上記主記憶手段は、上記入出金デ
ータ、上記実データ及び予定データを記憶するものとし
た資金繰処理装置を特徴とするものである。
【0007】この資金繰処理装置は一回の入力作業で実
データ及び予定データという二種類のデータを生成する
と共に、資金繰処理データのみならず会計処理データも
生成することができる。
データ及び予定データという二種類のデータを生成する
と共に、資金繰処理データのみならず会計処理データも
生成することができる。
【0008】また前記中央処理手段は、前記予定データ
に銀行からの入出金データを割付る割付決裁処理を行っ
て実データに変換し、前記主記憶手段に記憶させるもの
が好ましい。これにより、将来の入出金予定を表す予定
データを実データ化し、そのまま会計処理に橋渡しする
ことができるからである。
に銀行からの入出金データを割付る割付決裁処理を行っ
て実データに変換し、前記主記憶手段に記憶させるもの
が好ましい。これにより、将来の入出金予定を表す予定
データを実データ化し、そのまま会計処理に橋渡しする
ことができるからである。
【0009】さらに、前記入出金データ入力手段は、前
記取引発生日付及び予定入出金日付の入力と共に、入金
又は出金の区別に対応させてそれぞれ債権又は債務の種
別を同時に入力する処理を行うものとすることができ
る。
記取引発生日付及び予定入出金日付の入力と共に、入金
又は出金の区別に対応させてそれぞれ債権又は債務の種
別を同時に入力する処理を行うものとすることができ
る。
【0010】この資金繰処理装置であれば、債権または
債務の残高管理に実データのみならず、予定データをも
反映させることができる。
債務の残高管理に実データのみならず、予定データをも
反映させることができる。
【0011】また本発明は、同時に取引発生日付及びこ
れに対応する予定入出金日付を入力してなる入出金デー
タから上記取引発生日付を備えた実データと予定入出金
日付を備えた予定データとを生成すると共に、実データ
を会計処理データとし、予定データを資金繰処理データ
として処理する資金繰処理方法を特徴とするものであ
る。
れに対応する予定入出金日付を入力してなる入出金デー
タから上記取引発生日付を備えた実データと予定入出金
日付を備えた予定データとを生成すると共に、実データ
を会計処理データとし、予定データを資金繰処理データ
として処理する資金繰処理方法を特徴とするものであ
る。
【0012】この資金繰処理方法は、前記予定データに
銀行からの入出金データを割付る割付決裁処理を行い実
データに変換して処理するのが好ましい。
銀行からの入出金データを割付る割付決裁処理を行い実
データに変換して処理するのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の資金繰処理装置の
一実施例を図面を用いて詳細に説明する。本発明の資金
繰処理装置1は図1に示すように入出金データの入力及
び各種の命令や操作指示を入力する入力処理装置2と、
入力された入出金データの処理を行う中央処理手段3及
び種々のデータを記憶する主記憶手段4を備える入出金
データ処理装置5と、入力した入出金データの画面表示
を行う画面表示装置6と、各種帳票の印刷処理を行う印
刷装置7とからなるものである。先ず、各装置の構成を
説明してから各々の作用を説明する。
一実施例を図面を用いて詳細に説明する。本発明の資金
繰処理装置1は図1に示すように入出金データの入力及
び各種の命令や操作指示を入力する入力処理装置2と、
入力された入出金データの処理を行う中央処理手段3及
び種々のデータを記憶する主記憶手段4を備える入出金
データ処理装置5と、入力した入出金データの画面表示
を行う画面表示装置6と、各種帳票の印刷処理を行う印
刷装置7とからなるものである。先ず、各装置の構成を
説明してから各々の作用を説明する。
【0014】入力処理装置2は図2に示すように、入出
金データの入力処理を行う入出金データ入力手段8と、
所定の情報を記憶したマスター記憶部9と、所定の帳票
の作表及び印刷の指示を入力する作表指示入力手段10
を具備するものである。
金データの入力処理を行う入出金データ入力手段8と、
所定の情報を記憶したマスター記憶部9と、所定の帳票
の作表及び印刷の指示を入力する作表指示入力手段10
を具備するものである。
【0015】入出金データ入力手段8は図示の如く、定
期入出金入力部11、随時入出金入力部12、自動入出
金入力部13、実入出金入力部14とからなるもので、
各入力部を、後述の如く入出金の取引形態に応じて選択
すると共に、マスター記憶部9に記憶された所定の情報
を参照しながら各々個別に動作させることができるよう
に構成してある。作表指示入力手段10は入出金データ
入力手段8及びマスター記憶部9とは別個に動作できる
ように設けてある。
期入出金入力部11、随時入出金入力部12、自動入出
金入力部13、実入出金入力部14とからなるもので、
各入力部を、後述の如く入出金の取引形態に応じて選択
すると共に、マスター記憶部9に記憶された所定の情報
を参照しながら各々個別に動作させることができるよう
に構成してある。作表指示入力手段10は入出金データ
入力手段8及びマスター記憶部9とは別個に動作できる
ように設けてある。
【0016】中央処理手段3は入力処理装置2から入力
した入出金データから実データや予定データの生成等の
処理を行うもので、図3には各々の接続状態は図示して
いないが、その構成を示してある。
した入出金データから実データや予定データの生成等の
処理を行うもので、図3には各々の接続状態は図示して
いないが、その構成を示してある。
【0017】実・予定データ生成部15は定期入出金入
力部11と連動して動作するように接続されている。予
定データ生成部16は随時入出金入力部12又は自動入
出金入力部13と連動して動作し、実データ生成部17
は、実入出金入力部14と連動して動作するように各々
接続してある。
力部11と連動して動作するように接続されている。予
定データ生成部16は随時入出金入力部12又は自動入
出金入力部13と連動して動作し、実データ生成部17
は、実入出金入力部14と連動して動作するように各々
接続してある。
【0018】資金繰処理データ生成部18は実・予定デ
ータ生成部15及び予定データ生成部16と連動して動
作するように接続されている。会計処理データ生成部2
0は実・予定データ生成部15、実データ生成部17及
び割付決裁処理部19に連動して動作するように接続さ
れている。
ータ生成部15及び予定データ生成部16と連動して動
作するように接続されている。会計処理データ生成部2
0は実・予定データ生成部15、実データ生成部17及
び割付決裁処理部19に連動して動作するように接続さ
れている。
【0019】入力形態判断部21は作表指示入力手段1
0から入力された作表指示aに連動して動作するように
接続されている。得意先別残高一覧編集部22及び支払
先別残高一覧編集部23とは共に入力形態判断部21に
連動して動作するように接続されている。
0から入力された作表指示aに連動して動作するように
接続されている。得意先別残高一覧編集部22及び支払
先別残高一覧編集部23とは共に入力形態判断部21に
連動して動作するように接続されている。
【0020】主記憶手段4は入力処理装置2から入力し
た入出金データと中央処理手段3の処理したデータを記
憶するもので、図2に示す各記憶部からなるものであ
る。すなわち、入力処理装置2から入力した入出金デー
タを記憶する入出金データ記憶部24と、予定データ記
憶部25及び実データ記憶部26を具備する。資金繰デ
ータ記憶部27、会計処理データ記憶部28、さらに得
意先別残高一覧記憶部29、支払先別残高一覧記憶部3
0及び勘定科目コードや勘定科目名或いは取引先名等の
主要項目を登録したマスター記憶部31を具備する。
た入出金データと中央処理手段3の処理したデータを記
憶するもので、図2に示す各記憶部からなるものであ
る。すなわち、入力処理装置2から入力した入出金デー
タを記憶する入出金データ記憶部24と、予定データ記
憶部25及び実データ記憶部26を具備する。資金繰デ
ータ記憶部27、会計処理データ記憶部28、さらに得
意先別残高一覧記憶部29、支払先別残高一覧記憶部3
0及び勘定科目コードや勘定科目名或いは取引先名等の
主要項目を登録したマスター記憶部31を具備する。
【0021】上述した構成を具備する本装置1は以下の
ように機能する。入力処理装置2を用いた入出金データ
の入力処理は現金の収支に関わらず収益や費用の発生と
いう経済的事実に基づいて会計計上を行う発生主義の考
え方に基づいて行われ、取引形態に応じた4パターンの
入力が可能となっている。各パターンは上述した定期入
出金入力部11〜実入出金入力部14までの各入力部が
動作することによって行われる。
ように機能する。入力処理装置2を用いた入出金データ
の入力処理は現金の収支に関わらず収益や費用の発生と
いう経済的事実に基づいて会計計上を行う発生主義の考
え方に基づいて行われ、取引形態に応じた4パターンの
入力が可能となっている。各パターンは上述した定期入
出金入力部11〜実入出金入力部14までの各入力部が
動作することによって行われる。
【0022】先ず、定期入出金入力処理について説明す
る。この定期入出金入力処理は継続的かつ定期的な取引
が行われ、かつ売掛又は買掛の残高管理が必要とされる
取引先との入出金取引を表す入出金データを入力するも
ので、定期入出金入力部11が動作することによって行
われる。この定期入出金入力部11を動作させる場合
は、 a) 入出金区分 b) 取引先名 c) 取引発生日付 d) 予定入出金日付 e) 債権または債務の種別 f) 勘定科目コード g) 金額 の7項目を含む情報を入力する。この場合、一件の取引
明細を入力するに当たりc)、d)の二つの異なる日付
を入力する必要がある。ここでの入力作業に連動して実
・予定データ生成部15を動作させ、c)の取引発生日
付を備える実データと、予定入出金日付を備える予定デ
ータとを同時に生成するためである。
る。この定期入出金入力処理は継続的かつ定期的な取引
が行われ、かつ売掛又は買掛の残高管理が必要とされる
取引先との入出金取引を表す入出金データを入力するも
ので、定期入出金入力部11が動作することによって行
われる。この定期入出金入力部11を動作させる場合
は、 a) 入出金区分 b) 取引先名 c) 取引発生日付 d) 予定入出金日付 e) 債権または債務の種別 f) 勘定科目コード g) 金額 の7項目を含む情報を入力する。この場合、一件の取引
明細を入力するに当たりc)、d)の二つの異なる日付
を入力する必要がある。ここでの入力作業に連動して実
・予定データ生成部15を動作させ、c)の取引発生日
付を備える実データと、予定入出金日付を備える予定デ
ータとを同時に生成するためである。
【0023】c)の取引発生日付は入出金取引の発生日
(例えば、請求書の発行日または請求書の受領日等の取
引の確定日付)であり、先日付だけでなく過去日付を入
力することも可能である。またd)の予定入出金日付は
c)の取引発生日付に対応する将来の入出金予定の日付
である。
(例えば、請求書の発行日または請求書の受領日等の取
引の確定日付)であり、先日付だけでなく過去日付を入
力することも可能である。またd)の予定入出金日付は
c)の取引発生日付に対応する将来の入出金予定の日付
である。
【0024】ここで定期入出金入力処理の入力の仕方の
一例を説明すると、例えば入金の実取引として 10/21 (借)売掛金 100万円 (貸) 商品売上 100万円 という取引があり、これに対応する将来の入金予定を 11/30 (借)XX銀行普 100万円 (貸) 売掛金 100万円 として計上する場合、或いは出金の実取引として 10/21 (借)商品仕入 50万円 (貸) 買掛金 50万円 という取引があり、これに対応する将来の出金予定を 11/30 (借)買掛金 50万円 (貸) xx銀行当 50万円 として計上する場合、いずれもc)の日付を10/21 d)
の日付を11/30 として入力することになる。
一例を説明すると、例えば入金の実取引として 10/21 (借)売掛金 100万円 (貸) 商品売上 100万円 という取引があり、これに対応する将来の入金予定を 11/30 (借)XX銀行普 100万円 (貸) 売掛金 100万円 として計上する場合、或いは出金の実取引として 10/21 (借)商品仕入 50万円 (貸) 買掛金 50万円 という取引があり、これに対応する将来の出金予定を 11/30 (借)買掛金 50万円 (貸) xx銀行当 50万円 として計上する場合、いずれもc)の日付を10/21 d)
の日付を11/30 として入力することになる。
【0025】e)の債権または債務の種別の入力は入金
取引の時は債権、出金取引のときは債務の勘定科目コー
ドを入力し、入出金データを取引先に対する債権、債務
の残高管理に利用するために入力するものである。
取引の時は債権、出金取引のときは債務の勘定科目コー
ドを入力し、入出金データを取引先に対する債権、債務
の残高管理に利用するために入力するものである。
【0026】ここで入力される入出金データには実取引
のみならず、これに対応する予定取引の入出金データが
含まれるので、かかる種別が入出金データに付与される
ことによって、実取引のみならず、これに対応する予定
の入出金取引をも含んだ入出金データによる残高管理が
可能となる。残高管理の具体例として本装置1では、後
述の如く得意先別残高一覧表や支払先別残高一覧表の作
表が行われる。
のみならず、これに対応する予定取引の入出金データが
含まれるので、かかる種別が入出金データに付与される
ことによって、実取引のみならず、これに対応する予定
の入出金取引をも含んだ入出金データによる残高管理が
可能となる。残高管理の具体例として本装置1では、後
述の如く得意先別残高一覧表や支払先別残高一覧表の作
表が行われる。
【0027】続いて随時入出金入力処理について説明す
る。随時入出金入力処理は単発的に発生する入出金取引
や、継続的な売掛或いは買掛金の管理を行う必要のない
取引先との予定入出金取引を表す入出金データを入力す
るもので、随時入出金入力部12が動作することによっ
て行われる。随時入出金入力部12の作用と定期入出金
入力部11の作用で異なるのは、上述の c) 取引発生日付 e) 債権または債務の種別 の入力が不要であるという点にある。前者が不要なのは
売掛或いは買掛金の管理を行わずに入出金予定のみを計
上するためであり、後者が不要なのは売掛或いは買掛金
の残高管理を行う必要がないためである。したがって、
かかる管理が必要な場合は上述の定期入出金入力処理を
行えば良い。
る。随時入出金入力処理は単発的に発生する入出金取引
や、継続的な売掛或いは買掛金の管理を行う必要のない
取引先との予定入出金取引を表す入出金データを入力す
るもので、随時入出金入力部12が動作することによっ
て行われる。随時入出金入力部12の作用と定期入出金
入力部11の作用で異なるのは、上述の c) 取引発生日付 e) 債権または債務の種別 の入力が不要であるという点にある。前者が不要なのは
売掛或いは買掛金の管理を行わずに入出金予定のみを計
上するためであり、後者が不要なのは売掛或いは買掛金
の残高管理を行う必要がないためである。したがって、
かかる管理が必要な場合は上述の定期入出金入力処理を
行えば良い。
【0028】次に、自動入出金入力処理について説明す
る。自動入出金入力処理は家賃の支払いや、端末リース
料の支払い等、毎月一定日に一定の金額で行われる入出
金取引の入出金データを入力するもので、自動入出金入
力部13が動作することによって行われる。自動入出金
入力部13の作用が定期入出金入力部11の作用と異な
るのは、上述の c) 取引発生日付 e) 債権または債務の種別 の入力が不要でありその代わりに、 h) 定額・変額の区分 の入力が必要になることと、 d) 予定入出金日付 の入力方法が異なる点にある。このうち、c)とe)の
入力が不要なのは随時入出金入力部12の場合と同様で
ある。
る。自動入出金入力処理は家賃の支払いや、端末リース
料の支払い等、毎月一定日に一定の金額で行われる入出
金取引の入出金データを入力するもので、自動入出金入
力部13が動作することによって行われる。自動入出金
入力部13の作用が定期入出金入力部11の作用と異な
るのは、上述の c) 取引発生日付 e) 債権または債務の種別 の入力が不要でありその代わりに、 h) 定額・変額の区分 の入力が必要になることと、 d) 予定入出金日付 の入力方法が異なる点にある。このうち、c)とe)の
入力が不要なのは随時入出金入力部12の場合と同様で
ある。
【0029】ここでの予定入出金日付は、取引年月日を
一定期間分(例えば、1年分)をまとめて入力するもの
である。 h) 定額・変額の区分 は毎月の金額を一定額にするか、変額にするかを指定す
るものである。具体的な入力の一例を示すと以下のよう
になる(毎月25日に5万円を支払う場合)。 予定入出金日付:1/25,2/25,・・・・12/25 定額・変額の区分:定額 金額:5万円
一定期間分(例えば、1年分)をまとめて入力するもの
である。 h) 定額・変額の区分 は毎月の金額を一定額にするか、変額にするかを指定す
るものである。具体的な入力の一例を示すと以下のよう
になる(毎月25日に5万円を支払う場合)。 予定入出金日付:1/25,2/25,・・・・12/25 定額・変額の区分:定額 金額:5万円
【0030】次いで、実入出金入力処理について説明す
る。実入出金入力処理は現実にあった入出金取引のう
ち、予定データの生成がされていなかった入出金取引の
データを、資金繰処理と会計処理との整合性を保つこと
を目的として補充すべく入力するもので、実入出金入力
部14が動作することによって行われる。実入出金入力
部14の作用で定期入出金入力部11の作用と異なるの
は、 d) 予定入出金日付 e) 債権または債務の種別 の入力が不要であるという点にある。
る。実入出金入力処理は現実にあった入出金取引のう
ち、予定データの生成がされていなかった入出金取引の
データを、資金繰処理と会計処理との整合性を保つこと
を目的として補充すべく入力するもので、実入出金入力
部14が動作することによって行われる。実入出金入力
部14の作用で定期入出金入力部11の作用と異なるの
は、 d) 予定入出金日付 e) 債権または債務の種別 の入力が不要であるという点にある。
【0031】なお定期入出金入力部11〜実入出金入力
部14までを動作させる際にはマスター記憶部9が適宜
参照されるので、勘定科目コード等とかく入力に困難を
伴う項目の入力が、マスター記憶部9に記憶された情報
を参照しながら手軽に行われることになる。こうして本
装置1は会計上の専門的知識を持たない者の入力を可能
ならしめている。
部14までを動作させる際にはマスター記憶部9が適宜
参照されるので、勘定科目コード等とかく入力に困難を
伴う項目の入力が、マスター記憶部9に記憶された情報
を参照しながら手軽に行われることになる。こうして本
装置1は会計上の専門的知識を持たない者の入力を可能
ならしめている。
【0032】以上のようにして、各入力部を動作させる
ことによって入力された入出金データはいずれも一旦入
出金データ記憶部24に記憶され、その後中央処理手段
3によって処理される。
ことによって入力された入出金データはいずれも一旦入
出金データ記憶部24に記憶され、その後中央処理手段
3によって処理される。
【0033】中央処理手段3の処理は図4及び図5に示
すように主記憶手段4に設けられた各記憶部からのデー
タの読込み及び書込みを行いながら行われる。この場
合、中央処理手段3を構成する各部のうち、実・予定デ
ータ生成部15、予定データ生成部16及び実データ生
成部17は接続されている入力部が各々相違しており、
接続されている入力部にリンクして動作するようになっ
ている。
すように主記憶手段4に設けられた各記憶部からのデー
タの読込み及び書込みを行いながら行われる。この場
合、中央処理手段3を構成する各部のうち、実・予定デ
ータ生成部15、予定データ生成部16及び実データ生
成部17は接続されている入力部が各々相違しており、
接続されている入力部にリンクして動作するようになっ
ている。
【0034】すなわち、実・予定データ生成部15は図
4に示すように定期入出金入力部11の動作に連動する
もので、定期入出金入力部11の作用によって入力され
た入出金データを入出金データ記憶部24から読込んで
実データと、予定データとを生成し、各々実データ記憶
部26、予定データ記憶部25に書込む処理を行う。こ
の生成処理は入力の入出金データが備える取引発生日付
を実データに、予定入出金日付を予定データに各々持た
せると共に、その他の入力項目を両者に引き継がせるこ
とによって行われる。
4に示すように定期入出金入力部11の動作に連動する
もので、定期入出金入力部11の作用によって入力され
た入出金データを入出金データ記憶部24から読込んで
実データと、予定データとを生成し、各々実データ記憶
部26、予定データ記憶部25に書込む処理を行う。こ
の生成処理は入力の入出金データが備える取引発生日付
を実データに、予定入出金日付を予定データに各々持た
せると共に、その他の入力項目を両者に引き継がせるこ
とによって行われる。
【0035】予定データ生成部16は随時入出金入力部
12または自動入出金入力部13に連動し、各々の作用
によって入力された入出金データから予定データを生成
し、予定データ記憶部25に書込む処理を行う。実デー
タ生成部17は実入出金入力部14に連動し、これの作
用によって入力された入出金データから実データを生成
し、実データ記憶部26に書込む処理を行う。
12または自動入出金入力部13に連動し、各々の作用
によって入力された入出金データから予定データを生成
し、予定データ記憶部25に書込む処理を行う。実デー
タ生成部17は実入出金入力部14に連動し、これの作
用によって入力された入出金データから実データを生成
し、実データ記憶部26に書込む処理を行う。
【0036】以上の動作に連動して資金繰処理データ生
成部18が動作する。この資金繰処理データ生成部18
は実・予定データ生成部15又は予定データ生成部16
に連動して動作するように接続されているので、予定デ
ータ記憶部25への書込みが行われると動作可能とな
る。そして、資金繰処理データ生成部18が動作するこ
とによって資金繰処理データが生成され資金繰データ記
憶部27に書込まれる。書込まれた資金繰処理データ
は、所定の編集処理を行うことによって印刷装置7から
資金繰伝票や資金繰表等の帳票出力をしたり、画面表示
装置6によって画面に表示させることができる。このよ
うに、本装置1は入出金データの入力という簡単な作業
によって一括した資金繰処理が行われて資金繰表等の所
定の管理帳票が出力されるようになっている。
成部18が動作する。この資金繰処理データ生成部18
は実・予定データ生成部15又は予定データ生成部16
に連動して動作するように接続されているので、予定デ
ータ記憶部25への書込みが行われると動作可能とな
る。そして、資金繰処理データ生成部18が動作するこ
とによって資金繰処理データが生成され資金繰データ記
憶部27に書込まれる。書込まれた資金繰処理データ
は、所定の編集処理を行うことによって印刷装置7から
資金繰伝票や資金繰表等の帳票出力をしたり、画面表示
装置6によって画面に表示させることができる。このよ
うに、本装置1は入出金データの入力という簡単な作業
によって一括した資金繰処理が行われて資金繰表等の所
定の管理帳票が出力されるようになっている。
【0037】また予定データ記憶部25への書込みが行
われると割付決裁処理部19の動作が可能となる。この
割付決裁処理部19は、予定データ記憶部25に記憶さ
れた予定データに対して銀行からの入出金データを突き
合わせる照合処理を行い、その照合結果に応じた編集を
行って当該予定データを実データに変換する処理を行
い、新たに実データ記憶部26に書込むものである。
われると割付決裁処理部19の動作が可能となる。この
割付決裁処理部19は、予定データ記憶部25に記憶さ
れた予定データに対して銀行からの入出金データを突き
合わせる照合処理を行い、その照合結果に応じた編集を
行って当該予定データを実データに変換する処理を行
い、新たに実データ記憶部26に書込むものである。
【0038】この割付決裁処理部19により、予定デー
タを全て実データ化、すなわち、実取引化することがで
きる。したがって、将来の入出金予定を表す予定データ
が単に資金繰処理用のデータとして用いられるのみなら
ず、実取引を表す実データとしても用いられることとな
り、入力した入出金データを有効利用し無駄を排除する
ことができる。なお銀行からの入出金データの接続の仕
方としては、例えばファームバンキングを利用して受領
したデータの接続や、銀行から送付される照合表に記載
されたデータを入力処理装置2から取り込んで接続する
方法が考えられる。
タを全て実データ化、すなわち、実取引化することがで
きる。したがって、将来の入出金予定を表す予定データ
が単に資金繰処理用のデータとして用いられるのみなら
ず、実取引を表す実データとしても用いられることとな
り、入力した入出金データを有効利用し無駄を排除する
ことができる。なお銀行からの入出金データの接続の仕
方としては、例えばファームバンキングを利用して受領
したデータの接続や、銀行から送付される照合表に記載
されたデータを入力処理装置2から取り込んで接続する
方法が考えられる。
【0039】さらに、実データ記憶部26に実データの
書込みが行われると、会計処理データ生成部20が動作
可能となる。この会計処理データ生成部20が動作する
ことによって会計処理データが生成されて会計処理デー
タ記憶部28に書込まれる。こうして上述のように、予
定データを生成すべく入力された入出金データをそのま
ま会計処理へ橋渡しすることができるようになるので、
資金繰処理と会計処理の内容に整合性を持たせることが
でき、同一事象によって発生するとされる予定データと
会計データとを二度手間をかけずに1回の入力作業で生
成することができる。生成された会計処理データは図示
しない後続の会計処理に橋渡しされて総勘定元帳や合計
残高試算表、各種の会計帳票の作成等の会計処理に用い
られ、実取引用の入出金伝票の作成にも利用することが
できる。
書込みが行われると、会計処理データ生成部20が動作
可能となる。この会計処理データ生成部20が動作する
ことによって会計処理データが生成されて会計処理デー
タ記憶部28に書込まれる。こうして上述のように、予
定データを生成すべく入力された入出金データをそのま
ま会計処理へ橋渡しすることができるようになるので、
資金繰処理と会計処理の内容に整合性を持たせることが
でき、同一事象によって発生するとされる予定データと
会計データとを二度手間をかけずに1回の入力作業で生
成することができる。生成された会計処理データは図示
しない後続の会計処理に橋渡しされて総勘定元帳や合計
残高試算表、各種の会計帳票の作成等の会計処理に用い
られ、実取引用の入出金伝票の作成にも利用することが
できる。
【0040】図5には得意先別残高一覧表と支払先別残
高一覧表の作成処理フローを図示してある。フローに従
って処理を説明すると、上述のようにして作成された入
出金データを用い、作表指示入力手段10から入力され
た作表指示aが中央処理手段3に送り込まれて入力形態
判断部21が受け取り、これをトリガーとして得意先別
残高一覧編集部22と、支払先別残高一覧編集部23が
動作して作表処理を行うということになる。なお作表の
結果は、画面表示装置6または印刷装置7のいずれから
でも出力することができる。
高一覧表の作成処理フローを図示してある。フローに従
って処理を説明すると、上述のようにして作成された入
出金データを用い、作表指示入力手段10から入力され
た作表指示aが中央処理手段3に送り込まれて入力形態
判断部21が受け取り、これをトリガーとして得意先別
残高一覧編集部22と、支払先別残高一覧編集部23が
動作して作表処理を行うということになる。なお作表の
結果は、画面表示装置6または印刷装置7のいずれから
でも出力することができる。
【0041】ところで、入出金データはその内容が取引
の実態を把握するためのデータであるという点で非常に
重要なデータであるから、会計上の専門的知識を持たな
い者の入力を可能にしたとはいえ、誰でも入力可能にし
たのではデータのセキュリティの確保の面で不都合であ
る。このため、何らかの権限を持つものだけが入力でき
るようにするのが好ましいと言えよう。
の実態を把握するためのデータであるという点で非常に
重要なデータであるから、会計上の専門的知識を持たな
い者の入力を可能にしたとはいえ、誰でも入力可能にし
たのではデータのセキュリティの確保の面で不都合であ
る。このため、何らかの権限を持つものだけが入力でき
るようにするのが好ましいと言えよう。
【0042】また入出金伝票は一定の権限を持つ者の承
認を得てから決済されるのが通常であるから、入力され
た入出金データの内容についても同様に一定の権限を持
つ者の承認を得ることが必要になるとも考えられる。し
たがって、入力された入出金データに承認者の属性を付
与してデータ管理を行うのが好適である。
認を得てから決済されるのが通常であるから、入力され
た入出金データの内容についても同様に一定の権限を持
つ者の承認を得ることが必要になるとも考えられる。し
たがって、入力された入出金データに承認者の属性を付
与してデータ管理を行うのが好適である。
【0043】この点に関する対策としては上述した本装
置1に以下のような構成を付加するのが好ましい。すな
わち、図2に示す如く入力処理装置2に暗証番号入力手
段32を設けると共に、暗証番号記憶部33を主記憶手
段4に設ける。
置1に以下のような構成を付加するのが好ましい。すな
わち、図2に示す如く入力処理装置2に暗証番号入力手
段32を設けると共に、暗証番号記憶部33を主記憶手
段4に設ける。
【0044】暗証番号記憶部33は、入出金データの入
力権限を有する者の暗証番号と、入力が認められる処理
を特定する識別コードとの対応関係を登録するもので、
暗証番号入力手段32を操作することによって所定の暗
証番号と識別コードとを記憶させることができる。そし
て、入力処理装置2を操作して入出金データの入力を行
う場合に暗証番号記憶部33を参照し、オペレータの入
力した暗証番号が登録済の暗証番号に一致する場合に限
って処理を実行するようにする。
力権限を有する者の暗証番号と、入力が認められる処理
を特定する識別コードとの対応関係を登録するもので、
暗証番号入力手段32を操作することによって所定の暗
証番号と識別コードとを記憶させることができる。そし
て、入力処理装置2を操作して入出金データの入力を行
う場合に暗証番号記憶部33を参照し、オペレータの入
力した暗証番号が登録済の暗証番号に一致する場合に限
って処理を実行するようにする。
【0045】また入出金データ入力手段8から入力する
入出金データの項目の中に承認済みのデータを特定する
ための承認区分、例えば「*」印を加え、中央処理手段
3に承認区分の有無を判断するための判断部(図示せ
ず)を設ける。そして、入出金データ記憶部24に記憶
された入出金データの処理を行う際に判断部にて承認区
分の有無を判断し、区分が付与されたデータだけを処理
すれば良い。
入出金データの項目の中に承認済みのデータを特定する
ための承認区分、例えば「*」印を加え、中央処理手段
3に承認区分の有無を判断するための判断部(図示せ
ず)を設ける。そして、入出金データ記憶部24に記憶
された入出金データの処理を行う際に判断部にて承認区
分の有無を判断し、区分が付与されたデータだけを処理
すれば良い。
【0046】なお本発明の構成は、上述した実施例に限
定されるものではなく本発明の目的を変更しない限りは
種々の変更が可能である。例えば、自動入出金入力部1
3を省略したり、または記憶手段4に設けられている各
記憶部のうち、予定データ記憶部25と実データ記憶部
26とを別々の記憶部とせず、両者に記憶されるべきデ
ータに区分を設ける等して区別可能にすることで、一つ
の記憶部に記憶させる構成とすることができる。また図
4に示される処理フローについても、実・予定データ生
成部15から資金繰処理データ生成部18、割付決裁処
理部19、会計処理データ生成部20を一連に動作させ
るのみならず、実・予定データ生成部15と資金繰処理
データ生成部18とを一連に動作させた後に、割付決裁
処理部19、会計処理データ生成部20とを一連に動作
させるようにしても良い。
定されるものではなく本発明の目的を変更しない限りは
種々の変更が可能である。例えば、自動入出金入力部1
3を省略したり、または記憶手段4に設けられている各
記憶部のうち、予定データ記憶部25と実データ記憶部
26とを別々の記憶部とせず、両者に記憶されるべきデ
ータに区分を設ける等して区別可能にすることで、一つ
の記憶部に記憶させる構成とすることができる。また図
4に示される処理フローについても、実・予定データ生
成部15から資金繰処理データ生成部18、割付決裁処
理部19、会計処理データ生成部20を一連に動作させ
るのみならず、実・予定データ生成部15と資金繰処理
データ生成部18とを一連に動作させた後に、割付決裁
処理部19、会計処理データ生成部20とを一連に動作
させるようにしても良い。
【図1】本発明の資金繰処理装置の一例を示す全体構成
図である。
図である。
【図2】入力処理装置と入出金データ処理装置の内部構
成を示す正面図である。
成を示す正面図である。
【図3】中央処理手段の内部構成の一例を示す正面図で
ある。
ある。
【図4】中央処理手段の処理フローを示す処理チャート
図である。
図である。
【図5】図4の後続を示す正面図である。
1 資金繰処理装置 2 入力処理装置 3 中央処理手段 4 主記憶手段 5 入出金データ処理装置 6 画面表示装置 7 印刷装置 8 入出金データ入力手段
Claims (5)
- 【請求項1】 同時に取引発生日付及びこれに対応する
予定入出金日付を入力する処理を行う入出金データ入力
手段を備えた入力処理装置と、中央処理手段と主記憶手
段とを備えた入出金データ処理装置とを具備し、 上記中央処理手段は、上記入力処理装置から入力した入
出金データから上記取引発生日付を備えた実データと予
定入出金日付を備えた予定データとを生成すると共に、
この実データを会計処理データとして予定データを資金
繰処理データとする処理を行い、 上記主記憶手段は、上記入出金データ、上記実データ及
び予定データを記憶するものとした資金繰処理装置。 - 【請求項2】 前記中央処理手段が、前記予定データに
銀行からの入出金データを割付る割付決裁処理を行って
実データに変換し、前記主記憶手段に記憶させる処理を
行うことを特徴とする請求項1に記載の資金繰処理装
置。 - 【請求項3】 前記入出金データ入力手段は、前記取引
発生日付及び予定入出金日付の入力と共に、入金又は出
金の区別に対応させてそれぞれ債権又は債務の種別を同
時に入力する処理を行うことを特徴とする請求項1また
は2に記載の資金繰処理装置。 - 【請求項4】 同時に取引発生日付及びこれに対応する
予定入出金日付を入力してなる入出金データから上記取
引発生日付を備えた実データと予定入出金日付を備えた
予定データとを生成すると共に、実データを会計処理デ
ータとし、予定データを資金繰処理データとして処理す
る資金繰処理方法。 - 【請求項5】 前記予定データに銀行からの入出金デー
タを割付る割付決裁処理を行い実データに変換して処理
する請求項4に記載の資金繰処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34411795A JPH09185652A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 資金繰処理装置及び資金繰処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34411795A JPH09185652A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 資金繰処理装置及び資金繰処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09185652A true JPH09185652A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18366772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34411795A Pending JPH09185652A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 資金繰処理装置及び資金繰処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09185652A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11149509A (ja) * | 1997-11-17 | 1999-06-02 | Chuo Shoji Kk | 売上代金回収管理装置とその方法及び売上代金回収管理プログラムを記録した記録媒体 |
JP2004030275A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-29 | Casio Comput Co Ltd | 資金繰り管理装置およびプログラム |
JP2004302979A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Tamura Takemasa | 資金管理装置および資金管理方法並びにその方法をコンピュータに実行させるソフトウェアが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP34411795A patent/JPH09185652A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11149509A (ja) * | 1997-11-17 | 1999-06-02 | Chuo Shoji Kk | 売上代金回収管理装置とその方法及び売上代金回収管理プログラムを記録した記録媒体 |
JP2004030275A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-29 | Casio Comput Co Ltd | 資金繰り管理装置およびプログラム |
JP2004302979A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Tamura Takemasa | 資金管理装置および資金管理方法並びにその方法をコンピュータに実行させるソフトウェアが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050524 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |