JPH091852A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH091852A
JPH091852A JP7159510A JP15951095A JPH091852A JP H091852 A JPH091852 A JP H091852A JP 7159510 A JP7159510 A JP 7159510A JP 15951095 A JP15951095 A JP 15951095A JP H091852 A JPH091852 A JP H091852A
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JP
Japan
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charged particle
toner
image forming
forming apparatus
charged
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JP7159510A
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English (en)
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Masataka Maeda
昌孝 前田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で信頼性の高いカラー画像形成装置10
0を提供することを目的としている。 【構成】 選択電圧印加回路70が4個のトナー担持ロ
ーラ14、24、34、44中の1個のトナー担持ロー
ラを選択し、選択されたトナー担持ローラには0V、そ
れ以外のトナー担持ローラには+60Vの電圧が印加さ
れる。駆動IC8が複数の制御電極線を独立して制御
し、その制御電極線に対応する4個のアパチャ17、2
7、37、47のうち0Vの電圧が印加されたトナー担
持ローラに対応するアパチャからトナーが通過して画像
記録媒体50上にカラー画素を形成する。そして、選択
電圧印加回路70がトナー担持ローラの選択を順次切り
替えて4色のカラー画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、プ
ロッタ、ファクシミリなどに利用し得るカラー画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1つとして、複数
の小さな孔(以下、アパチャと称する)を有したアパチ
ャ電極体に画像信号に基づく駆動信号を印加することに
より、トナー粒子のアパチャ通過を制御し、通過したト
ナー粒子により印字用紙等の画像記録媒体上に画像を得
る画像形成装置が、特開平6−155798号公報等に
おいて開示されている。
【0003】このような画像形成装置は、図4に示すよ
うに、アパチャ電極体101を挟んで、トナー担持ロー
ラ114と画像記録媒体120とを対向させ、さらに、
画像記録媒体120の背面に背面電極ローラ122を設
けた構成となっている。また、この画像形成装置200
では、アパチャ電極体101は、図5に示すように、厚
さ25μmのポリイミド製の絶縁シート102に直径1
00μmの複数のアパチャ106が、アパチャ電極体1
01の長手方向に一列に形成され、当該アパチャ106
の周囲に厚さ1μm、幅20μmの銅箔からなる制御電
極104が各々形成されている。
【0004】このアパチャ電極体101は、図6に示す
ように、各アパチャ106は各々の中心線130がトナ
ー担持ローラ114の周面の最上部分と、トナー担持ロ
ーラ114の中心軸132とを通過するように配置され
ており、図4に示すように、制御電極104が設けられ
ている面を画像記録媒体120に対向して配置されてい
る。この画像形成装置200では、制御電極104に制
御電圧印加回路108から画像信号に応じた制御電圧を
印加して、トナー担持ローラ114が担持するトナー1
16の飛翔を制御し、画像記録媒体120上に画像を形
成している。
【0005】また、特開平4−268591公報には、
上記画像形成装置を1ユニットの画素形成装置として、
トナー各色ごとに3ユニット備え、各ユニットを独立し
て制御し画像形成媒体上に各色の画像を重ねることによ
ってカラーの画像を形成するカラー画像形成装置が記載
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のカラー画像形成装置においては、3ユニ
ットの画素形成装置が独立して構成及び制御されている
ため、構成部品の増加によりつながりコストが上昇する
という欠点がある。特に、制御電極に電圧を印加する駆
動ICは高い電圧をスイッチングするため高価であり、
使用する駆動ICの減少が望まれている。
【0007】また、3ユニット分の制御電極の全てをい
ちいち駆動ICの出力端子に接続しなくてはならないた
め、その接続が煩雑になると共にその信頼性を高めるこ
とが難しいという欠点があった。
【0008】本発明は発明は、上述した問題点を解決す
るためになされたものであり、第一の目的は、部品点数
を減らすことにより安価なカラー画像形成装置を提供す
ることにある。
【0009】また、第2の目的は制御電極の接続を簡単
にすると共にその信頼性が高いカラー画像形成装置を提
供することをにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載のカラー画像形成装置は、画像
記録媒体の搬送方向に並んで配置され、それぞれ異なる
色の荷電粒子を供給するための2個以上の荷電粒子供給
手段と、複数の荷電粒子通過部が形成されると共にそれ
ぞれの荷電粒子通過部に対応する複数の制御電極を有
し、それら複数の荷電粒子通過部及び制御電極が前記荷
電粒子供給手段にそれぞれ対応するように2組以上設け
られた電極体と、画像記録媒体の搬送方向に並ぶ2組以
上の制御電極に共通して接続され、その2組以上の制御
電極毎に複数の制御電極を独立して制御して荷電粒子通
過部から荷電粒子を選択的に通過させるための制御電極
駆動手段と、2個以上の荷電粒子供給手段中の1個の荷
電粒子供給手段のみが荷電粒子の供給を行うように、1
個の荷電粒子供給手段を選択する選択手段とを備えてい
る。
【0011】また、請求項2記載のカラー画像形成装置
は、1枚の絶縁シートに複数の荷電粒子通過部が2組以
上形成されると共に、制御電極が各組の荷電粒子通過部
に共通して複数形成されている電極体を備えている。
【0012】そして、請求項3記載のカラー画像形成装
置は、荷電粒子を通過させるための複数の荷電粒子通過
部が形成されると共にそれぞれの荷電粒子通過部に対応
する複数の制御電極を有する電極体と、その電極体に荷
電粒子を供給するための荷電粒子供給手段とを備えた記
録ユニットを色毎に2個以上配置したカラー画像形成装
置において、各記録ユニットの複数の制御電極毎に共通
して接続されると共に、各記録ユニットにおける複数の
制御電極を独立して制御して荷電粒子通過部から荷電粒
子を選択的に通過させるための制御電極駆動手段と、各
記録ユニットの各荷電粒子供給手段中の1個の荷電粒子
供給手段のみが荷電粒子の供給を行うように、1個の荷
電粒子供給手段を選択する選択手段とを備えている。
【0013】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1記載のカ
ラー画像形成装置においては、選択手段が2個以上の荷
電粒子供給手段中の1個の荷電粒子供給手段を選択し、
選択された荷電粒子供給手段が荷電粒子を制御電極に供
給し、制御電極駆動手段が2組以上の制御電極毎に共通
して複数の制御電極を独立して制御し、制御電極が荷電
粒子供給手段から供給される荷電粒子を荷電粒子通過部
から選択的に通過させて画像記録媒体上に画素を形成す
る。そして、荷電粒子供給手段の選択を順次切り替えて
カラー画像を形成する。
【0014】また、請求項2記載のカラー画像形成装置
においては、電極体が1枚の絶縁シートに複数の荷電粒
子通過部が2組以上形成されると共に、制御電極が各組
の荷電粒子通過部に共通して複数形成されている。
【0015】そして、請求項3記載のカラー画像形成装
置においては、選択手段が2個以上の記録ユニット中の
1個の記録ユニットを選択し、選択された記録ユニット
の荷電粒子供給手段が電極体に荷電粒子を供給し、制御
電極駆動手段が各記録ユニットの複数の制御電極毎に共
通すると共に各記録ユニットにおける複数の制御電極を
独立して制御し、制御電極が選択された記録ユニットの
荷電粒子を荷電粒子通過部から選択的に通過させて画像
記録媒体上に画素を形成する。そして、荷電粒子供給手
段の選択を順次切り替えてカラー画像を形成する。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
【0017】先ず、図1を参照して画像形成装置100
について説明する。
【0018】本発明の一実施例である画像形成装置10
0は、その下部に記録ユニットとしての4個のトナー供
給装置10、20、30、40が並べて設けられ、各ト
ナー供給装置の上部には、トナー流の制御を行う電極体
としてのアパチャ電極体1が設けられている。このアパ
チャ電極体1の上方には、当該アパチャ電極体1と1m
mの間隔を保持して背面電極ローラ19、29、39、
49が配設されている。
【0019】また、アパチャ電極1と各背面電極ローラ
19、29、39、49の間隙には、トナーにより画像
が形成される画像記録媒体50が矢印C方向に挿入搬送
される。前記背面電極ローラ19、29、39、49の
矢印D方向への回動によって搬送される画像記録媒体5
0の搬送方向上には、画像を画像記録媒体50に定着さ
せる定着装置60が配設されている。
【0020】次に、上記画像形成装置100の各部の詳
細を図面を参照して説明する。
【0021】前記各トナー供給装置10、20、30、
40には図1に示すように、トナー供給装置全体のハウ
ジングを兼ねるトナーケース11、21、31、41が
設けられ、その各トナーケース11、21、31、41
内には、それぞれ荷電粒子としての黒トナー16、シア
ントナー26、マゼンタトナー36、イエロートナー4
6が蓄えられており、また、各色トナー16、26、3
6、46を担持して前記アパチャ電極体1に搬送する円
筒形の荷電粒子供給手段としてのトナー担持ローラ1
4、24、34、44が矢印B方向に回動可能にトナー
ケース11、21、31、41内にそれぞれ支持されて
いる。図1においてトナー担持ローラ14、24、3
4、44の左斜め下方部には、トナーケース11、2
1、31、41に蓄えらているトナー16、26、3
6、46を前記トナー担持ローラ14、24、34、4
4に給送する円筒形の供給ローラ12、22、32、4
2が設けられ、供給ローラ12、22、32、42とト
ナー担持ローラ14、24、34、44とは、互いに平
行に配設され、その円筒面の母線を接している。
【0022】また、トナーケース11、21、31、4
1内において前記供給ローラ12、22、32、42の
上方には、トナー担持ローラ14により担持されるトナ
ー16の量をトナー担持ローラ14、24、34、44
のローラ面上で均一になるように調整すると共に、その
トナー16、26、36、46を均一に帯電させるため
のトナー層規制ブレード18、28、38、48が設け
られ、当該トナー層規制ブレード18、28、38、4
8はトナー担持ローラ14、24、34、44にその一
端を圧接されている。
【0023】次に、アパチャ電極体1について図面を参
照して説明する。
【0024】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
に厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2から構成
され、その絶縁シート2には、幅35μmの銅パターン
の制御電極としての制御電極線4が125μm間隔で長
手方向に形成画像の横方向画素数分配設され、90μm
×60μmの複数の荷電粒子通過部としてのアパチャを
アパチャ電極体1の長手方向に一列に配列したアパチャ
が4列、黒アパチャ17、シアンアパチャ27、マゼン
タアパチャ37、イエローアパチャ47として形成され
ている。
【0025】それぞれの制御電極線4は、その両側のア
パチャの縁を沿って配設されその一端は制御電極駆動手
段としての駆動IC8に接続されている。
【0026】次に、前記アパチャ電極体1のアパチャ1
7、27、37、47とトナー担持ローラ14、24、
34、44との位置関係の詳細を説明する。図1に示す
ように、アパチャ電極体1は4つのトナー供給装置1
0、20、30、40の上部に渡し架けられており、そ
れぞれのトナー担持ローラ14、24、34、44にア
パチャ17、27、37、47が接するようトナーケー
ス11にテンションを加えて取り付けられている。この
ときアパチャ電極体1の各アパチャ17、27、37、
47が各トナー担持ローラーの周面の各背面電極ローラ
ー19、29、39、49と対向する位置に位置づけら
れている。
【0027】次に、各電極の制御装置について説明す
る。図1に示すように、前記制御電極線4には、駆動I
C8が接続されている。この駆動IC8は、図示しない
画像信号受信手段から送られてくる画像信号に基いて制
御電極線4に対して−30V、もしくは+30Vの電圧
を印加するように構成されている。尚、図示しない画像
信号受信手段は、外部のコンピュータや画像読取装置や
画像通信装置等に接続されいる。
【0028】また、各トナー担持ローラー14、24、
34、44は選択手段としての選択電圧印加回路70と
接続されており、任意の1つの担持ローラーに0V、そ
れ以外の担持ローラーに+60Vを印加し得るようにな
っている。
【0029】さらに、前記背面電極ローラ19、29、
39、49には直流電源80が接続されており、この直
流電源80は前記各背面電極ローラに対して+1kVの
電圧を印加し得るようになっている。
【0030】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を説明する。
【0031】まず始めに、トナーの供給動作について図
1を参照して説明する。
【0032】供給ローラ12、22、32、42の矢印
A方向への回動により、トナーケース11、21、3
1、41内に蓄えられているトナー16、26、36、
46はトナー担持ローラ14、24、34、44に向け
て搬送される。そして、搬送されてきたトナー16、2
6、36、46はトナー担持ローラ14、24、34、
44に擦りつけられ、マイナスに帯電してトナー担持ロ
ーラ14、24、34、44に上に担持される。トナー
担持ローラ14、24、34、44に担持されたトナー
16、26、36、46は、トナー担持ローラ14、2
4、34、44の矢印B方向への回動と共にトナー担持
ローラ14、24、34、44の円筒形のローラ面に担
持されたまま搬送される。トナー担持ローラー14上の
余分なトナーはトナー層規制ブレード18、28、3
8、48の圧接によりトナーケース11、21、31、
41に戻され、トナー担持ローラー14、24、34、
44上のトナー16、26、36、46は薄層化される
と共に帯電を均一化される。
【0033】この後、トナー層はトナー担持ローラー1
4、24、24、44の回転にともないアパチャ電極体
1のすべてのアパチャ17、27、37、47下に供給
される。
【0034】次に画像の形成動作について図1及び図2
を参照して説明する。
【0035】カラー画像の形成は色ごとに4度行われ、
画像形成媒体50上に重ね合わされる。
【0036】先ず、最初にイエロートナー46を蓄えた
トナー供給装置40のトナー担持ローラー44に選択電
圧印加回路70より0Vを印加し、それ以外のトナー供
給装置10、20、30のトナー担持ローラー14、2
4、34には+60Vを印加する。
【0037】ここで、制御電極線4に駆動IC8よりオ
ン時+30V、オフ時―30Vのパルスを出力する。こ
のときのパルス幅は図示しない画像信号受信手段から送
られて来る画像信号のイエロー成分に応じた幅である。
その結果、イエローアパチャ47部において、+30V
の電圧が印加された制御電極線4では制御電極線4から
アパチャ47を通って0Vのトナー担持ローラー44に
向かう電気力線が形成される。そのためトナー担持ロー
ラー44上に担持されてアパチャ47下に供給されたマ
イナスに帯電したトナー46は電位の高い方向に静電力
を受け、トナー担持ローラ44上からアパチャ47を通
過して制御電極線4側に引き出される。引き出されたト
ナー46は、直流電源80が背面電極49に印加してい
る+1kVの電圧によって画像記録媒体50とアパチャ
電極体1との間に形成される電界により、画像記録媒体
50に向かって飛翔し、画像記録媒体50上に堆積しす
る。
【0038】また、―30Vの電圧を印加された制御電
極線4では0Vのトナー担持ローラー44からアパチャ
47を通って―30Vの制御電極線に向かう電気力線が
形成される。そのためトナー担持ローラー44上に担持
されてアパチャ47下に供給されたマイナスに帯電した
トナー46は電位の高い方向に、すなわち、トナー担持
ローラ44上におしつけられる方向に静電力を受けるの
で、アパチャ47を通過せずそのままトナー担持ローラ
ー44に担持されてトナー供給装置40内に戻る。
【0039】このようにしてパルス幅に応じたトナーが
画像形成媒体50に堆積しイエロー画素が形成される。
【0040】制御電極線4は、イエローアパチャ47と
は別のアパチャ17、27、37にも共通であるので、
アパチャ17、27、37に隣接した制御電極線4にも
イエロー画像に対応した電圧が印加される。しかし、ト
ナー担持ローラー14、24、34に+60Vの印加さ
れたトナー担持ローラー14、24、34に対応するア
パチャ17、27、37では+30Vが印加された制御
電極線4に隣接するアパチャ17、27、37内、及
び、―30Vが印加された制御電極線4に隣接したアパ
チャ17、27、37内にはどちらもトナー担持ローラ
ー14、24、34から制御電極線4に向かう電気力線
が形成される。そのためトナー担持ローラー14、2
4、34上に担持されてアパチャ17、27、37下に
供給されたマイナスに帯電したトナー16、26、36
は電位の高い方向に、すなわち、トナー担持ローラ1
4、24、34上におしつけられる方向に静電力を受け
るので、アパチャ17、27、37を通過せずそのまま
トナー担持ローラー14、24、34に担持されてトナ
ー供給装置10、20、30内に戻る。よって画素を形
成しない。
【0041】次にマゼンタートナー36を蓄えたトナー
供給装置30のトナー担持ローラー34に選択電圧印加
回路70より0Vを印加し、それ以外のトナー供給装置
10、20、40のトナー担持ローラー14、24、4
4には+60Vを印加する。そして、上記プロセスを繰
り返す。マゼンタトナー36によるトナー像が形成され
た後、同様にシアントナー26を蓄えたトナー供給装置
20、黒トナー16を蓄えたトナー供給装置10におい
ても順に同様のプロセスを繰り返し、最終的に画像形成
媒体50上に4色のトナーが堆積する。
【0042】ここで、上記の画像記録媒体50を搬送さ
せながら、上記プロセスを繰り返すことにより画像記録
媒体50の全面にトナー像が形成される。その後、形成
されたトナー像は、図示しない搬送装置によって定着装
置60に搬送され、定着装置60によって画像記録媒体
50上に定着される。尚、定着装置60は、加熱定着方
式や圧力定着方式のいずれのタイプのものでもよい。
【0043】以上、詳述したように、本実施例のカラー
画像形成装置においては、各アパチャ17、27、3
7、47に共通して制御電極線4を配置し、その制御電
極線4を駆動IC8に接続するようにしたため、駆動I
C8の数を減らすことができ、全体のコストを減少する
ことができる。
【0044】また、従来の装置に比べて駆動ICに接続
する制御電極線の本数も少ないため、その接続作業が簡
単になると共に信頼性を高めることができる。
【0045】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0046】例えば、上記実施例では、制御電極として
制御電極線4を用い、それに隣接する両側のアパチャ1
7、27、37、47内の電界を制御したが、図3に示
すように、制御電極90が円形の開口部92を囲む形で
もよい。この場合、電界が開口部全体にわたって形成さ
れるのでトナーの制御効率がよい。
【0047】また、上記実施例ではアパチャ電極体1
が、一枚の絶縁シート2にアパチャ17、27、37、
47を形成して、それらのアパチャ17、27、37、
47に対応して制御電極線4を有しているが、アパチャ
電極体を各色のトナー供給装置毎に分かれて構成されて
いてもよく、この場合は、各アパチャ電極体の制御電極
を導線等にて接続する。
【0048】更に、本実施例においては、黒、シアン、
マゼンタ、イエローの4色のトナー16、26、36、
46を使用したが、シアン、マゼンタ、イエローの3色
のトナーのみでもよく、また、別の色例えば黒と赤のト
ナーを使用するようにしてもよい。
【0049】また、上記実施例においては、トナー流制
御手段としてアパチャ電極体を用いたが、例えば、米国
特許第5036341号の明細書に記載されるような編
目状の電極体を用いることも可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明のカラー画像形成装置によれば、カラー画像を形
成するための部品点数を減らすことができ、全体として
安価にすることができる。
【0051】また、制御電極の接続を簡単にすることが
できると共にその信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である画像形成装置の構成を
示した正面図である。
【図2】上記画像形成装置に用いられるアパチャ電極体
の構成を示す図である。
【図3】上記画像形成装置に用いられる他の実施例であ
るアパチャ電極体の一部の構成を示す図である。
【図4】従来の画像形成装置の構成を示した正面図であ
る。
【図5】従来の画像形成装置に用いられるアパチャ電極
体の構成を示す図である。
【図6】従来の画像形成装置におけるアパチャ電極体と
トナー担持ローラーの位置関係を示す図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極体 2 絶縁性シート 4 制御電極線 8 制御電圧印加回路 14、24、34、44 トナー担持ローラ 16、26、36、46 トナー 17、27、37、47 アパチャ 50 画像記録媒体 70 選択電圧印加回路 90 制御電極 92 アパチャ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録媒体の搬送方向に並んで配置さ
    れ、それぞれ異なる色の荷電粒子を供給するための2個
    以上の荷電粒子供給手段と、 複数の荷電粒子通過部が形成されると共にそれぞれの荷
    電粒子通過部に対応する複数の制御電極を有し、それら
    複数の荷電粒子通過部及び制御電極が前記荷電粒子供給
    手段にそれぞれ対応するように2組以上設けられた電極
    体と、 前記画像記録媒体の搬送方向に並ぶ2組以上の制御電極
    に共通して接続され、その2組以上の制御電極毎に複数
    の制御電極を独立して制御して前記荷電粒子通過部から
    荷電粒子を選択的に通過させるための制御電極駆動手段
    と、 前記2個以上の荷電粒子供給手段中の1個の荷電粒子供
    給手段のみが前記荷電粒子の供給を行うように、1個の
    荷電粒子供給手段を選択する選択手段とを備えたことを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記電極体は1枚の絶縁シートに複数の
    荷電粒子通過部が2組以上形成されると共に、制御電極
    が各組の荷電粒子通過部に共通して複数形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 荷電粒子を通過させるための複数の荷電
    粒子通過部が形成されると共にそれぞれの荷電粒子通過
    部に対応する複数の制御電極を有する電極体と、その電
    極体に荷電粒子を供給するための荷電粒子供給手段とを
    備えた記録ユニットを色毎に2個以上配置したカラー画
    像形成装置において、 各記録ユニットの複数の制御電極毎に共通して接続され
    ると共に、各記録ユニットにおける複数の制御電極を独
    立して制御して前記荷電粒子通過部から前記荷電粒子を
    選択的に通過させるための制御電極駆動手段と、 前記各記録ユニットの各荷電粒子供給手段中の1個の荷
    電粒子供給手段のみが前記荷電粒子の供給を行うよう
    に、1個の荷電粒子供給手段を選択する選択手段とを備
    えたことを特徴とするカラー画像形成装置。
JP7159510A 1995-06-26 1995-06-26 カラー画像形成装置 Pending JPH091852A (ja)

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