JPH09184892A - 沸騰水型原子炉内の燃料棒用の端栓及び沸騰水型原子炉内の燃料集合体のタイプレートに対して燃料棒を着脱させる方法 - Google Patents

沸騰水型原子炉内の燃料棒用の端栓及び沸騰水型原子炉内の燃料集合体のタイプレートに対して燃料棒を着脱させる方法

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JPH09184892A
JPH09184892A JP8267633A JP26763396A JPH09184892A JP H09184892 A JPH09184892 A JP H09184892A JP 8267633 A JP8267633 A JP 8267633A JP 26763396 A JP26763396 A JP 26763396A JP H09184892 A JPH09184892 A JP H09184892A
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diameter
opening
end plug
fuel rod
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JP8267633A
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Robert B Elkins
ロバート・ブルース・エルキンス
Harold Bleckley King
ハロルド・ブレックリー・キング
Thomas G Dunlap
トーマス・ジェラルド・ダンラップ
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
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    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/335Exchanging elements in irradiated bundles
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
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    • G21C3/02Fuel elements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじを用いることなく燃料棒を下部タイプレ
ートに連結することのできる沸騰水型原子炉内の燃料棒
用の端栓を提供する。 【解決手段】 沸騰水型原子炉内の燃料棒用の端栓であ
って、スナップ嵌めによって燃料集合体のタイプレート
に連結する端栓が構成されている。この端栓は、燃料棒
の末端に係合可能な第1の末端と、タイプレート18内
の開口16に受け入れられるような寸法を有している中
間部と、タイプレート開口16を貫通して挿入され得る
と共にタイプレート開口16の直径よりも大きな直径を
有している第2の末端とを含んでいる。軸方向のスリッ
トが、第2の末端から中間部内へ延在していると共に、
端栓をタイプレート開口16内に挿入する際に第2の末
端が弾力作用で変形することを可能にしている。この端
栓構造により、燃料棒、特に短尺燃料棒を、燃料集合体
内のタイプレート18に対して挿入すること及び取り外
すことが容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、沸騰水型原子炉内の燃
料集合体に含まれる燃料棒用の端栓に関し、更に具体的
には、燃料集合体の下部タイプレートにスナップ連結し
得る短尺燃料棒(part length fuel rod(PLR))用
の切開部(スプリット)付き端栓に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉容器内にある従来の燃料
集合体は、下部タイプレートと、上部タイプレートと、
この上部タイプレートと下部タイプレートとの間に支持
されている密封された燃料棒のマトリクスとを含んでい
る。燃料棒は、密封された容器内に、蒸気の発生に要求
される臨界反応を持続させる核燃料ペレットを収納して
いる。燃料棒のマトリクス内には、1つ又は複数の冷却
材ロッドが含まれており、この冷却材ロッドも又、上部
タイプレートと下部タイプレートとの間に支持されてい
る。チャンネルが、両タイプレートと、燃料棒と、冷却
材ロッドとを包囲している。このチャンネルは通常、そ
の断面が正方形であり、金属(好ましくは、ジルカロイ
と呼ばれる合金)で製造されている。水は、燃料集合体
の底部から燃料集合体の頂部へ通過する。水は、下部タ
イプレートを通ってチャンネルの内部へ流入し、直立し
ている燃料棒の間を通過する。水及び発生された蒸気
が、チャンネルの内部の燃料棒の間から上部タイプレー
トを通って流出する。チャンネルは、減速材及び冷却材
の所要の流れを、両タイプレートの間に限定された流路
内に局限している。
【0003】両タイプレートは又、流体が燃料集合体に
流入すること及び燃料集合体から流出することを可能に
する開口(アパーチャ)のマトリクスを画定している。
具体的には、下部タイプレートは、冷却水の流入を可能
にしている開口の第1のマトリクスを画定している。冷
却材は、反応により生成された高速中性子を減速又は低
速化して、反応を続行する低速中性子又は熱中性子を生
成する能力を有するものとして作用している。同時に、
冷却材がチャンネル内で燃料集合体を上向きに通過する
につれて、冷却材の一部は蒸気に転じる。この蒸気、及
び蒸気に転じずに液相のままに留まっている冷却材は、
上部タイプレートを通って外部に出なければならない。
従って、上部タイプレートは、燃料棒支持点から成るマ
トリクスの間に、上部タイプレート自体の開口のマトリ
クスを形成している。上部タイプレートの開口のマトリ
クスは、2相の気水混合物が燃料集合体から流出するこ
とを可能にしている。いくつかの原子炉設計では、燃料
集合体は多数の短尺燃料棒を含んでおり、これらの短尺
燃料棒は、下部タイプレート内に通常はねじ嵌めされて
いる端栓を有している。短尺燃料棒は、下部タイプレー
トと上部タイプレートとの間の一部の距離にだけ延在し
ており、これにより、燃料棒の頂部の流面積を拡大して
いる。
【0004】しかしながら、従来は、ねじにジルカロイ
酸化物が形成されることにより、ねじ式端栓は、そのね
じ連結部で固着する傾向にあり、このため、短尺燃料棒
の交換は困難になると共に時間を浪費するものになって
いる。ジルカロイ製のねじとステンレス鋼製の下部タイ
プレートとが密に近接しているので、ジルカロイの腐食
速度が速まる。
【0005】燃料集合体の供用期間中に、遠隔操作工具
を用いて燃料集合体の燃料棒を交換する又は配置替えす
る必要が間々ある。短尺燃料棒は、バンドル内でのその
配置の故に燃料棒の末端への接近(アクセス)が制限さ
れているので、タイ・ロッド(両端連結型の燃料棒)と
比較して特殊な問題を有している。しかしながら、短尺
燃料棒は、構造的支持部材として用いられているわけで
はないので、短尺燃料棒と下部タイプレートとの間に要
求される締結力は小さくてもよい。このように、短尺燃
料棒と下部タイプレートとをねじを用いることなく連結
すると共に、容易に遠隔式で取り外すことのできる端栓
コネクタを提供する必要性がある。
【0006】
【発明の開示】従って、本発明の目的は、沸騰水型原子
炉内の燃料棒用の端栓であって、ねじを用いることなく
下部タイプレートに連結する端栓を提供することにあ
る。本発明のもう1つの目的は、短尺燃料棒用の端栓で
あって、下部タイプレートに対して容易に着脱すること
のできる端栓を提供することにある。
【0007】本発明のこれらの目的及び利点、並びにそ
の他の目的及び利点は、沸騰水型原子炉内の燃料棒用の
次のような端栓を提供することにより達成される。即
ち、この端栓は、燃料棒の末端に係合可能な第1の末端
を含んでおり、この第1の末端は、第1の直径を有して
いる。端栓は又、中間部を含んでおり、この中間部は、
タイプレート内の開口に受け入れられるような寸法を有
していると共に第1の直径よりも小さな第2の直径を有
している。端栓は又、タイプレート開口を貫通して挿入
され得る第2の末端を含んでいる。この第2の末端は、
第2の直径よりも大きく且つ第1の直径よりも小さな第
3の直径を有しており、この第3の直径は、タイプレー
ト開口の直径よりも大きい。端栓は又、第2の末端から
中間部へ延在している少なくとも1つの軸方向スリット
を含んでおり、この少なくとも1つの軸方向スリット
は、端栓をタイプレート開口内に挿入する際に第2の末
端を弾力作用で変形させることができる。
【0008】第2の直径は、タイプレート開口の直径と
近似的に同じ寸法であってもよい。加えて端栓は、端栓
の相対向する側に設けられた2つの軸方向スリットを含
んでいてもよいし、又は端栓の円周の周りに設けられた
3つ以上の軸方向スリットを含んでいてもよい。第1の
末端と中間部との間に移行部を設けてもよく、この移行
部は、テーパを成している直径を有している。この場合
には、軸方向スリットは好ましくは、第2の末端から移
行部まで伸びている。第2の末端には、テーパ付きの円
周を設けてもよく、このテーパ付きの円周は、第2の末
端の先端部から中間部に向かって外向きにテーパを成し
て第3の直径を形成している。この場合には、先端部は
タイプレート開口の直径よりも小さな直径を有してい
る。更に、第2の末端には、反転テーパ付きの円周を設
けてもよく、この反転テーパ付きの円周は、第3の直径
から中間部へ向かって内向きにテーパを成している。
【0009】第2の末端及び中間部は、端栓がタイプレ
ート開口内に挿入されているときに、第2の末端がタイ
プレートと密着せずに、流動する水と接触することがで
きるように構成されていてもよい。本発明のもう1つの
側面によれば、沸騰水型原子炉内の燃料棒用の次のよう
な端栓が提供される。即ち、この端栓は、燃料棒の末端
に係合可能な第1の末端を含んでおり、この第1の末端
は、第1の円周を有している。端栓は又、中間部を含ん
でおり、この中間部は、タイプレート内の開口に受け入
れられるような寸法を有していると共に第1の円周より
も小さな第2の円周を有している。端栓は又、第2の末
端を含んでいる。この第2の末端は、タイプレート開口
を貫通して挿入され得ると共に第2の円周よりも大きく
且つ第1の円周よりも小さな第3の円周を有しており、
この第3の円周は、タイプレート開口の円周よりも大き
い。端栓は又、第2の末端から移行部まで延在している
少なくとも1つの軸方向スリットを含んでおり、この少
なくとも1つの軸方向スリットは、端栓をタイプレート
開口内に挿入する際に第2の末端を弾力作用で変形させ
ることができる。
【0010】第2の円周は、タイプレート開口の円周と
近似的に同じ寸法であってもよい。加えて端栓は、端栓
の相対向する側に設けられた2つの軸方向スリットを含
んでいてもよいし、又は端栓の円周の周りに設けられた
3つ以上の軸方向スリットを含んでいてもよい。第1の
末端と中間部との間に移行部を設けてもよいし、この移
行部は、テーパを成している円周を有している。この場
合には、軸方向スリットは好ましくは、第2の末端から
移行部まで延在している。第2の末端には、テーパ付き
の円周を設けてもよいし、このテーパ付きの円周は、第
2の末端の先端部から中間部に向かって外向きにテーパ
を成して第3の円周を形成している。この場合には、先
端部はタイプレート開口の円周よりも小さな円周を有し
ている。更に、第2の末端には、反転テーパ付きの円周
を設けてもよいし、この反転テーパ付きの円周は、第3
の円周から中間部へ向かって内向きにテーパを成してい
る。
【0011】第2の末端及び中間部は、端栓がタイプレ
ート開口に挿入されているときに、第2の末端がタイプ
レートと密着せずに、流動する水と接触することができ
るように構成されていてもよい。本発明の更にもう1つ
の側面によれば、沸騰水型原子炉内の燃料棒が提供され
る。この燃料棒において、燃料棒の末端は、中間部を含
んでおり、この中間部は、タイプレート内の開口に受け
入れられるような寸法を有していると共に第1の円周を
有している。燃料棒の末端は又、端部を含んでいる。こ
の端部は、タイプレート開口を貫通して挿入され得ると
共に第1の円周よりも大きな第2の円周を有しており、
この第2の円周は、タイプレート開口の円周よりも大き
い。燃料棒の末端は又、端部から移行部まで延在してい
る少なくとも1つの軸方向スリットを含んでおり、この
少なくとも1つの軸方向スリットは、燃料棒をタイプレ
ート開口内に挿入する際に末端部を弾力作用で変形させ
ることができる。
【0012】本発明の更にもう1つの側面によれば、沸
騰水型原子炉内の燃料集合体のタイプレートに対して燃
料棒を着脱させる方法が提供される。本発明の端栓は、
燃料棒内に挿入されている。この方法は、内部に端栓を
有している燃料棒をタイプレート開口に隣接して配置す
る工程と、燃料棒に軸方向の挿入力を加え、これにより
第2の末端がタイプレート開口内に挿入されるように第
2の末端を偏位させる工程と、第2の末端がタイプレー
ト開口を貫通すると共に無偏位状態に戻った後に、軸方
向の力を除去する工程とを備えている。更なる側面では
本方法は、第2の末端を偏位させる工程と、第2の末端
がタイプレート開口内に駆動されて開口を貫通するよう
に、燃料棒に軸方向の取り外し力を加える工程とを含ん
でいる。
【0013】本発明のこれらの側面及び利点、並びにそ
の他の側面及び利点は、以下の好適な実施例の詳しい記
述を図面と併せて参照すれば明らかになる。
【0014】
【実施例】本発明は、短尺燃料棒(PLR)と関連付け
て記載されているが、当業者は、本発明の端栓を沸騰水
型原子炉の燃料集合体内のすべての燃料棒に応用するこ
とを企図することができる。従って、本発明は、短尺燃
料棒に限定されないものとする。
【0015】図1は本発明の端栓10を示している。端
栓10の第1の末端12は、従来の方式で燃料棒の末端
に係合することができる。従って、第1の末端12の詳
細には立ち入らない。端栓10の中間部14は、タイプ
レート18の開口16内に適合するような寸法の直径を
有している。好適な実施例では、中間部14の直径は、
タイプレート開口16の直径と近似的に同じ寸法であっ
て、このようにしてタイプレート18に対して精密な公
差の滑り嵌めを維持している。所載のように、タイプレ
ート18は燃料集合体内の下部タイプレートであるが、
当業者は、本発明を燃料集合体の上部タイプレートにも
同様に応用することを企図することができる。
【0016】燃料棒内に挿入され得る末端12に相対向
している端栓10の第2の末端20は、その直径がタイ
プレート開口16の直径よりも大きくなるように拡大さ
れた頭部を有している。第2の末端20の拡大された頭
部は好ましくは、第2の末端20の先端部から中間部1
4に向かって外向きにテーパを成している。このテーパ
付き構造によって、端栓をタイプレート開口16内に挿
入することが容易になる。
【0017】第1の末端12と中間部14との間に移行
部22が設けられている。端栓10は更に、軸方向スリ
ット24を含んでおり、軸方向スリット24は、第2の
末端20から伸びており、中間部14を貫通して移行部
22で終端している。代替的な構成では、端栓は、端栓
10の相対向する側に設けられた2つのスリット24又
は端栓10の円周の周りに設けられた3つ以上のスリッ
ト24を含んでいる。
【0018】端栓10のタイプレート18内への挿入に
ついては、図2及び図3を参照しながら記述する。図2
及び図3では、端栓10は、従来の方式で燃料棒内に予
め挿入されている。燃料棒及び端栓は、タイプレート1
8のタイプレート開口16に隣接して配置される。第2
の末端20は拡大された頭部を有しているので、端栓1
0はタイプレート開口16内に嵌まらない。そこで、燃
料棒及び端栓に軸方向の力を加えて、端栓を、第2の末
端20のテーパ付き円周及び軸方向のスリット24によ
って内向きに偏位させる。連続して軸方向の力を加える
ことにより、端栓10は駆動されて、その偏位状態でタ
イプレート開口16を貫通する。拡大された頭部を有し
ている第2の末端20がタイプレート開口16を貫通す
ると、端栓は無偏位状態に戻り、図3に示すように第2
の末端20の拡大された頭部はタイプレート18の底面
に係合する。端栓10は、組立の済んだ状態では第2の
末端20の拡大された頭部がステンレス鋼製のタイプレ
ート18と好ましくは密着せず、従って、流動する水と
自由に接触することができるように構成されている。流
動する水は、問題の係合区域の酸化の速度を遅らせる。
【0019】タイプレート開口16から端栓10及び燃
料棒を取り外すためには、端栓10の第2の末端20
を、手動で又は軸方向の取り外し力(図3の上方に向か
う力)を加える手段によって内向きに偏位させて、第2
の末端20の第2のテーパ付きの表面26を、タイプレ
ート18に係合させると共に内向きに偏位させる。軸方
向の取り外し力は、第2の末端20がタイプレート開口
16内に駆動されてこの開口を貫通するまで維持され
る。第2の末端20がタイプレート開口16から取り除
かれた後に、第2の末端は、図2に示すような無偏位状
態に戻る。
【0020】現時点で最も実用的で好適な実施例である
と考えられる事項と関連させて本発明を記載してきた
が、本発明は、ここに開示した実施例に限定されるもの
ではなく、逆に、特許請求の範囲の要旨に包含される種
々の改変及び均等構成を網羅しているものと理解された
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端栓を示す図である。
【図2】燃料棒内に挿入された本発明の端栓がタイプレ
ート内に挿入される前の図である。
【図3】タイプレート内に挿入された燃料棒及び端栓を
示す図である。
【符号の説明】
10 端栓 12 第1の末端 14 中間部 16 タイプレート開口 18 タイプレート 20 第2の末端 22 移行部 24 軸方向スリット 26 第2のテーパ付きの表面
フロントページの続き (72)発明者 ハロルド・ブレックリー・キング アメリカ合衆国、ノース・カロライナ州、 ライツヴィレ・ビーチ、アイランド・ドラ イブ、10番 (72)発明者 トーマス・ジェラルド・ダンラップ アメリカ合衆国、ノース・カロライナ州、 ウィルミントン、シャンディ・レーン、 2713番

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沸騰水型原子炉内の燃料棒用の端栓であ
    って、 前記燃料棒の末端に係合可能であると共に第1の直径を
    有している第1の末端と、 タイプレート内の開口に受け入れられるような寸法を有
    していると共に、前記第1の直径よりも小さな第2の直
    径を有している中間部と、 前記タイプレートの開口を貫通して挿入され得ると共に
    前記第2の直径よりも大きく且つ前記第1の直径よりも
    小さな第3の直径を有している第2の末端であって、該
    第3の直径は、前記タイプレートの開口の直径よりも大
    きい、第2の末端と、 該第2の末端から前記中間部へ延在している少なくとも
    1つの軸方向スリットであって、前記端栓を前記タイプ
    レートの開口内に挿入する際に前記第2の末端を弾力作
    用で変形させることが可能な少なくとも1つの軸方向ス
    リットとを備えた沸騰水型原子炉内の燃料棒用の端栓。
  2. 【請求項2】 前記第2の直径は、前記タイプレートの
    開口の前記直径と近似的に同じ寸法である請求項1に記
    載の端栓。
  3. 【請求項3】 前記端栓の相対向する側に設けられた2
    つの軸方向スリットを含んでいる請求項1に記載の端
    栓。
  4. 【請求項4】 前記端栓の円周の周りに設けられた少な
    くとも3つの軸方向スリットを含んでいる請求項1に記
    載の端栓。
  5. 【請求項5】 前記第1の末端と前記中間部との間に設
    けられた移行部を更に含んでおり、該移行部は、テーパ
    を成している直径を有している請求項1に記載の端栓。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つの軸方向スリット
    は、前記第2の末端から前記移行部へ延在している請求
    項5に記載の端栓。
  7. 【請求項7】 前記第2の末端及び前記中間部は、前記
    端栓が前記タイプレートの開口内に挿入されているとき
    に、前記第2の末端が前記タイプレートと密着せずに、
    流動する水と接触することができるように構成されてい
    る請求項1に記載の端栓。
  8. 【請求項8】 前記第2の末端は、テーパ付きの円周を
    含んでおり、該テーパ付きの円周は、前記第2の末端の
    先端部から前記中間部に向かって外向きにテーパを成し
    て前記第3の直径を形成しており、前記先端部は、前記
    タイプレートの開口の前記直径よりも小さな直径を有し
    ている請求項1に記載の端栓。
  9. 【請求項9】 前記第2の末端は、反転テーパ付きの円
    周を含んでおり、該反転テーパ付きの円周は、前記第3
    の直径から前記中間部へ向かって内向きにテーパを成し
    ている請求項8に記載の端栓。
  10. 【請求項10】 沸騰水型原子炉内の燃料集合体のタイ
    プレートに対して燃料棒を着脱させる方法であって、該
    燃料棒は、内部に端栓を有しており、該端栓は、前記燃
    料棒の末端に係合可能であると共に第1の直径を有して
    いる第1の末端と、前記タイプレートの開口に受け入れ
    られるような寸法を有していると共に前記第1の直径よ
    りも小さな第2の直径を有している中間部と、前記タイ
    プレートの開口を貫通して挿入され得ると共に前記第2
    の直径よりも大きく且つ前記第1の直径よりも小さな第
    3の直径を有している第2の末端であって、前記第3の
    直径は、前記タイプレートの開口の直径よりも大きい第
    2の末端と、該第2の末端から前記中間部へ延在してい
    る少なくとも1つの軸方向スリットであって、前記端栓
    を前記タイプレートの開口内に挿入する際に前記第2の
    末端を弾力作用で変形させることの可能な1つの軸方向
    スリットとを含んでおり、前記方法は、 内部に前記端栓を有している前記燃料棒を前記タイプレ
    ートの開口に隣接して 配置する工程と、前記燃料棒に軸方向の挿入力を加え、
    これにより前記第2の末端が前記タイプレートの開口内
    に挿入されるように前記第2の末端を偏位させる工程
    と、 前記第2の末端が前記タイプレートの開口を貫通すると
    共に無偏位状態に戻った後に、前記軸方向の力を除去す
    る工程とを備えた沸騰水型原子炉内の燃料集合体のタイ
    プレートに対して燃料棒を着脱させる方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の末端を偏位させる工程と、 該第2の末端が前記タイプレートの開口内に駆動されて
    該開口を貫通するように、前記燃料棒に軸方向の取り外
    し力を加える工程とを更に含んでいる請求項10に記載
    の方法。
JP8267633A 1995-10-12 1996-10-09 沸騰水型原子炉内の燃料棒用の端栓及び沸騰水型原子炉内の燃料集合体のタイプレートに対して燃料棒を着脱させる方法 Withdrawn JPH09184892A (ja)

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