JPH091845A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH091845A
JPH091845A JP15291995A JP15291995A JPH091845A JP H091845 A JPH091845 A JP H091845A JP 15291995 A JP15291995 A JP 15291995A JP 15291995 A JP15291995 A JP 15291995A JP H091845 A JPH091845 A JP H091845A
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JP
Japan
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ink
roller
laser light
ink roller
rollers
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Withdrawn
Application number
JP15291995A
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English (en)
Inventor
Kazuya Shoji
和哉 荘司
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化、コスト低減が可能であり、しかも良
好な印字を実現する記録装置を提供する。 【構成】 熱溶融性のインクをローラ状に成形してな
り、中心軸の回りに回転自在に支持されるインクローラ
1と、インクローラ1を加熱するレーザ光を発するレー
ザ光源2と、このレーザ光源2から発せられたレーザ光
をインクローラ1の表面に向けて走査する走査装置3
と、レーザ光をインクローラ1の表面に集光させるレン
ズ4と、レーザ光をインクローラ1の表面に対して垂直
に照射させるレーザ光変換器5と、インクローラ1の対
向面にヒーターラインが垂直に接するように配置され、
インクローラ1の表面に対して熱を加えるサーマルヘッ
ド6と、このサーマルヘッド6をインクローラ1に押圧
するバネ7とを備えるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、普通紙による記録紙に
対して良好な記録を行うことができるプリンタあるいは
ファクシミリあるいはコピー機に用いられ、レーザ光に
よってインクを溶融し記録紙に転写する記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の記録装置の例として、特公昭61
−52795号公報(以下、先行技術1と称する)に、
ローラの表面に熱溶融性インクのインク層を形成し、該
インク層をレーザ光等によって加熱溶融して記録紙に直
接インクドットとして転写し、これによって小型化を図
った「感熱転写記録装置」が開示されている。
【0003】他の例として、特開昭60−135277
号公報(以下、先行技術2と称する)に、印字用紙の前
面に配置されている熱転写インクローラに光を集光して
これを加熱する熱接触加熱手段を設け、これによって鮮
明な印字を可能とする「熱転写プリンタ」が開示されて
いる。
【0004】しかしながら、上記先行技術1の開示内容
では、インクを補給するユニット及びインクを運ぶドラ
ムあるいはベルトを有するため、小型化が困難である。
また、インク面とレーザビームとの間にガラス等の固定
板や記録紙を介在しなければならず、レーザ光で直接イ
ンク面を走査することができない。すなわち、記録紙の
上から走査するため、通常のPPC記録紙ではインクが
良好に溶解せず、記録紙へ文字を精細に転写することが
困難であった。
【0005】また、上記先行技術2の開示内容では、ロ
ーラにレーザ等の熱源を照射してから実際に記録紙に転
写されるまでにローラが回転するある一定の時間が経過
する。その際に、溶解されたインクは再び硬化し始めて
しまうため、文字の良好な転写、定着が困難になってい
る。また、この技術では、ラックとギヤによって1ドッ
トずつシリアルプリントしていくため、記録速度が遅い
という問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
のインクローラ記録装置では、インク補給器、インクベ
ルト、紙送りローラ等を有するため、装置の小型化が困
難であった。また、インクとレーザ光との間に記録紙が
介在するため、良好な記録が望めないという問題があっ
た。さらに、インクが溶解されてから転写まで時間がか
かり、良好な転写、定着が困難であるという問題もあっ
た。
【0007】本発明の課題は、上記の問題を解決し、部
品点数が少なく、小型化、コスト低減が可能であり、し
かも高精度な印字を実現可能な記録装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、熱溶融性のインクをローラ状に成形してなり、中
心軸の回りに回転自在に支持されるインクローラと、前
記インクローラを加熱するレーザ光を発するレーザ光源
と、このレーザ光源から発せられたレーザ光を前記イン
クローラの表面に向けて走査する走査装置と、前記レー
ザ光を前記インクローラの表面に集光させるレンズと、
前記レーザ光を前記インクローラの表面に対して垂直に
照射させるレーザ光交換器と、インクローラの対向面に
ヒーターラインが垂直に接するように配置され、前記イ
ンクローラの表面に対して熱を加えるサーマルヘッド
と、このサーマルヘッドをインクローラに押圧する弾性
部材とを具備することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、熱溶融性の互いに異なる
色のインクをそれぞれローラ状に成形してなり、中心軸
の回りに回転自在に支持される複数のインクローラと、
前記複数のインクローラを加熱するレーザ光を発するレ
ーザ光源と、このレーザ光源から発せられたレーザ光を
任意のインクローラの表面に向けて走査する走査手段
と、前記複数のインクローラ毎に設けられ、対応するイ
ンクローラの表面に照射されるレーザ光を表面上に集光
させる複数のレンズと、前記複数のインクローラ毎に設
けられ、対応するインクローラの表面に対してレーザ光
を垂直に照射させるレーザ光交換器と、前記複数のイン
クローラ毎に設けられ、対応するインクローラの対向面
にヒーターラインが垂直に接するように配置され、前記
インクローラの表面に対して熱を加える複数のサーマル
ヘッドと、前記複数のサーマルヘッドをそれぞれ対応す
るインクローラに押圧する複数の弾性部材とを具備する
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成による記録装置では、インクをローラ
に転写するのではなく、ローラ自体をインクで製造し、
そのインクローラの表面にレーザ光を直接照射して溶融
させ、ローラが回転する間に硬化するインクをサーマル
ヘッドで再溶解して記録紙に定着させるようにしてい
る。
【0011】また、互いに色の異なるインクローラを連
続して配置し、任意のインクローラの表面にレーザ光を
直接照射して溶融させ、ローラが回転する間に硬化する
インクをサーマルヘッドで再溶解して、2色あるいは3
色を重ねて記録紙に定着させてカラー記録を実現する。
【0012】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して本発明の一実
施例について詳細に説明する。
【0013】図1は本発明に係る記録装置の構成を示す
もので、1は顔料系または染料系の熱溶融性のインクを
ローラ状に成形したインクローラである。このインクロ
ーラ1は中心を貫通するシャフトAにより回転自在に支
持される。
【0014】2はインクローラ1を加熱するレーザ光を
発するレーザ光源であり、このレーザ光源2から発せら
れたレーザ光は走査装置3、レンズ4、レーザ光変換器
5を介してインクローラ1の表面上に照射される。
【0015】走査装置3はポリゴンミラー等で構成さ
れ、駆動信号が与えられると、レーザ光をインクローラ
1の表面上で一定の速度で走査する。レンズ4はレーザ
光をインクローラ1の表面上に集光するためのものであ
る。レーザ光変換器5は、一般に電子写真に用いられて
いるもので、走査装置3によって走査されたレーザ光が
インクローラ1の軸方向に走査する際、レーザ光の入射
角がインクローラ1に対して垂直に照射されるように設
けられている。
【0016】インクローラ1の対向面にはサーマルヘッ
ド6が配置される。このサーマルヘッド6は、そのヒー
ターラインがインクローラ1に垂直に接するように配さ
れており、バネ7によってインクローラ1に押圧され
る。尚、バネ7にはコイルバネあるいは板バネが用いら
れる。
【0017】インクローラ1は図中に示す矢印方向に回
転しており、記録紙8はサーマルヘッド6とインクロー
ラ1との間に挟まれて搬送される。レーザ光源2から発
するレーザ光は走査装置3によって走査され、レンズ4
によって集光され、レーザ光変換器5によってインクロ
ーラ1の表面に垂直に照射される。レーザ光によって照
射されたインクローラ1の表面は照射された微小部分の
インクが溶融する。
【0018】溶融したインクはインクローラ1の回転の
もとに徐々に硬化させていく。わずかに硬化したインク
はサーマルヘッド6のヒータライン位置に達したとき
に、サーマルヘッド6によって再加熱され、記録紙8に
ドットとして転写される。このようにして1ラインのド
ットの記録を行い、これを順次繰り返し、記録を行うこ
とで文字や画像を印字することができる。
【0019】したがって、上記構成による記録装置は、
インクをローラに転写するのではなく、インクローラ1
自体をインクで製造し、そのインクローラ1の表面にレ
ーザ光を直接照射して溶融させ、インクローラ1が回転
する間に硬化するインクをサーマルヘッド6によって再
溶解して記録紙に定着させるようにしているので、部品
点数が少なく、小型化、コスト低減が可能であり、しか
も良好な印字を実現することができる。
【0020】また、インクユニットやトナーカートリッ
ジが必要なくなり、インクローラ自体を交換すればよい
ため、交換方法が容易となり、低コスト化を実現するこ
ともできる。
【0021】図2は本発明の他の実施例の構成を示すも
のである。この実施例は先の実施例の構成を応用してカ
ラー印刷を実現するもので、インクローラ1a,1b,
1cはそれぞれインクの色がイエロー、マゼンダ、シア
ンであり、記録紙8の搬送路に沿って連続して配置さ
れ、表面の速度が常に一定速度となるように、互いに独
立して回転駆動される。
【0022】レーザ光源2から発せられたレーザ光はそ
の光路上の走査装置3a,3b,3cにより選択的にイ
ンクローラ1a,1b,1cに向けられる。ここで、走
査装置3b,3cは指定色に応じてレーザ光の光路から
外れるようになっている。
【0023】各走査装置3a,3b,3cのいずれかで
選択的に走査されるレーザ光は、その光軸上に配置され
るレンズ4a,4b,4cによって集光され、レーザ光
変換器5a,5b,5cによってインクローラ1a,1
b,1cの表面上に垂直に照射される。
【0024】インクローラ1a,1b,1cの対向面に
はそれぞれサーマルヘッド6a,6b,6cが配置され
る。これらのサーマルヘッド6a,6b,6cは、その
ヒーターラインがインクローラ1a,1b,1cに垂直
に接するように配されており、バネ7a,7b,7cに
よってインクローラ1a,1b,1cに押圧される。
【0025】すなわち、上記構成によるインクローラ記
録装置では、インクローラ1a,1b,1cを連続して
配置し、インクの色をそれぞれイエロー、マゼンダ、シ
アンの3色とし、2色あるいは3色を重ねて記録紙8に
転写することができ、これによってカラー記録を実現で
きる。図2では、走査装置3b、3cの角度を変化さ
せ、1つのレーザ光源2によって構成しているが、図1
の実施例を単純に3つ並べても同様の効果が得られる。
【0026】また、濃度の高い黒色を得たい場合には、
さらに黒のインクローラを追加すればよい。
【0027】さらに、レーザ光によって溶融されると、
徐々にインクローラは小さくなるが、使用できなくなっ
た場合はインクローラごと交換すればよく、安価かつ簡
易な交換が可能である。
【0028】尚、以上述べた実施例では、光源にレーザ
光を用いたが、インクを溶融する光源にはLEDアレイ
やタングステンランプあるいはハロゲンランプ等を用い
てもよい。
【0029】また、実施例ではサーマルヘッドをコイル
バネまたは板バネにてインクローラに押圧しているが、
インクローラをコイルバネあるいは板バネ等によりサー
マルヘッドに押圧しても同様の効果が得られる。
【0030】さらに、本発明は普通紙に小型で安価に記
録できるファクシミリ、プリンタ、複写機等の記録装置
にも適用できる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、部品点数
が少なく、小型化、コスト低減が可能であり、しかも良
好な印字を実現する記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る記録装置の構成を示す
構成図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る記録装置の構成を示
す構成図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c インクローラ 2 レーザ光源 3,3a,3b,3c 走査装置 4,4a,4b,4c レンズ 5,5a,5b,5c レーザ光変換器 6,6a,6b,6c サーマルヘッド 7,7a,7b,7c バネ 8 記録紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶融性のインクをローラ状に成形して
    なり、中心軸の回りに回転自在に支持されるインクロー
    ラと、 前記インクローラを加熱するレーザ光を発するレーザ光
    源と、 このレーザ光源から発せられたレーザ光を前記インクロ
    ーラの表面に向けて走査する走査装置と、 前記レーザ光を前記インクローラの表面に集光させるレ
    ンズと、 前記レーザ光を前記インクローラの表面に対して垂直に
    照射させるレーザ光交換器と、 インクローラの対向面にヒーターラインが垂直に接する
    ように配置され、前記インクローラの表面に対して熱を
    加えるサーマルヘッドと、 このサーマルヘッドをインクローラに押圧する弾性部材
    とを具備することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 熱溶融性の互いに異なる色のインクをそ
    れぞれローラ状に成形してなり、中心軸の回りに回転自
    在に支持される複数のインクローラと、 前記複数のインクローラを加熱するレーザ光を発するレ
    ーザ光源と、 このレーザ光源から発せられたレーザ光を任意のインク
    ローラの表面に向けて走査する走査手段と、 前記複数のインクローラ毎に設けられ、対応するインク
    ローラの表面に照射されるレーザ光を表面上に集光させ
    る複数のレンズと、 前記複数のインクローラ毎に設けられ、対応するインク
    ローラの表面に対してレーザ光を垂直に照射させるレー
    ザ光交換器と、 前記複数のインクローラ毎に設けられ、対応するインク
    ローラの対向面にヒーターラインが垂直に接するように
    配置され、前記インクローラの表面に対して熱を加える
    複数のサーマルヘッドと、 前記複数のサーマルヘッドをそれぞれ対応するインクロ
    ーラに押圧する複数の弾性部材とを具備することを特徴
    とする記録装置。
JP15291995A 1995-06-20 1995-06-20 記録装置 Withdrawn JPH091845A (ja)

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JP15291995A JPH091845A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 記録装置

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JPH091845A true JPH091845A (ja) 1997-01-07

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JP15291995A Withdrawn JPH091845A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 記録装置

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020903