JPH09184287A - ひび割れ誘発構造 - Google Patents

ひび割れ誘発構造

Info

Publication number
JPH09184287A
JPH09184287A JP34400395A JP34400395A JPH09184287A JP H09184287 A JPH09184287 A JP H09184287A JP 34400395 A JP34400395 A JP 34400395A JP 34400395 A JP34400395 A JP 34400395A JP H09184287 A JPH09184287 A JP H09184287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crack
inducing
concrete
wall body
linear expansion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34400395A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Aihara
功 相原
Nobunori Takeda
宣典 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP34400395A priority Critical patent/JPH09184287A/ja
Publication of JPH09184287A publication Critical patent/JPH09184287A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多大な断面の欠損部分を必要とすることな
く、コンクリート製の壁体の特定の位置に精度良く、ひ
び割れを生じさせるひび割れ誘発構造の提供。 【解決手段】 鉄筋コンクリート製の擁壁の側壁部12
に対して所定位置にひび割れを誘発させるためのひび割
れ誘発構造14であって、ひび割れ誘発箇所16を挟ん
でその両側に、負の線膨張係数を有するアラミド繊維か
らなる連続繊維棒15を、側壁部12の壁面方向に沿っ
て、かつひび割れ誘発箇所16において不連続となるよ
うにして、構造用鉄筋17のかぶり部分に配設すること
によって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ひび割れ誘発構
造に関し、特に、コンクリート製あるいは鉄筋コンクリ
ート製の壁体の所定位置にひび割れを誘発させるための
ひび割れ誘発構造に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリートや、その他のコンクリ
ート部材からなるコンクリート製の壁体構造物として、
例えば、擁壁やボックスカルバート、底版壁や上版壁と
しての床版やスラブ、トンネルの内壁面を覆う覆工体等
があるが、これらのコンクリート製の壁体は、面的な広
がりをもって構築される構造物であり、コンクリート打
設後の発熱に伴う温度応力や、乾燥収縮等を原因とする
ひび割れを生じやすい。
【0003】このようなひび割れは、壁体の構造物とし
ての耐久性や防水性、美観性等を損なうおそれがあり、
また、特に鉄筋コンクリートによる壁体の場合には、ひ
び割れから侵入する水分等により鉄筋が腐蝕し、強度を
低下させるなどの弊害を生じ易くするものであるため、
かかるひび割れの発生を抑制することが望ましく、配合
設計や養生方法を改良して対処する方法が考えられてい
る。
【0004】一方、このようなひび割れの発生を抑制す
る方法は、特殊な混和材や装置等を使用することになっ
てコスト上の不利益を生じるため、これに代わる方法と
して、構造上の問題の少ない箇所にひび割れを計画的か
つ集中的に発生させ、他の重要な部分にはひび割れを生
じさせないようにする方法が採用されている。
【0005】そして、このような方法としては、ひび割
れを発生させるべき断面に沿って、壁体の表面にV形や
U形の切り溝を設けることにより、いわゆる誘発目地を
形成し、ここにひび割れを計画的に誘発させる方法や、
さらに断面の欠損率を増大するべく、当該断面内に、モ
ルタルパイプ等を用いて中空部分を確保する方法などが
採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の誘発目地を形成してこれにひび割れを生じさせる方
法によれば、単に壁体の表面に切り溝を設ける構成で
は、特に壁体の厚さが大きい場合には、鉄筋のかぶりと
の関係で当該切り溝による十分な断面欠損を得ることが
できず、誘発目地を設けた箇所以外の部分にひび割れを
生じさせて、その補修作業に手間がかかることになると
いう課題があった。
【0007】また、かかる切り溝に加えて、当該断面内
に中空部分を別途設ける方法では、欠損部分の増大によ
り構造上の問題を生じ易くなることに加えて、この中空
部分を中心として放射状にひび割れが発生した場合に、
壁体の表面に表れるひび割れの位置が定まらず誤差を生
じ易くなるという課題があった。
【0008】そこで、この発明は、かかる従来の課題に
着目してなされたもので、多大な断面の欠損部分を必要
とすることなく、コンクート製の壁体の特定の位置に精
度良くひび割れを生じさせることのできるひび割れ誘発
構造を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するためになされたもので、その要旨は、コンクリ
ート製の壁体の所定位置にひび割れを誘発させるための
ひび割れ誘発構造であって、当該ひび割れ誘発箇所を挟
んでその両側に、負の線膨張係数を有する補強材を、コ
ンクリート壁体の壁面方向に沿って、かつ前記ひび割れ
誘発箇所において不連続となるように配設してなること
を特徴とするひび割れ誘発構造にある。
【0010】ここで、上記記載において、コンクリート
製の壁体とは、いわゆる無筋コンクリート製のものの
他、鉄筋コンクリートやその他の引張補強部材を埋設設
置したコンクリートからなる壁体をも含むものである。
【0011】また、負の線膨張係数を有する補強材とし
ては、容易に破断しない程度の引っ張り強度を有すると
ともに、温度の増加に伴ってその長さを縮小させる性質
を有する部材を用いることができ、好ましくは、引張強
度及び耐蝕性に優れた材料であるアラミド繊維等からな
る線形あるいは棒状の部材を使用することができる。
【0012】一方、この発明の他の要旨は、鉄筋コンク
リート製の壁体の所定位置にひび割れを誘発させるため
のひび割れ誘発構造であって、当該ひび割れ誘発箇所を
挟んでその両側に、負の線膨張係数を有する補強材を、
コンクリート壁体の壁面方向に沿って、かつ前記ひび割
れ誘発箇所において不連続となるようにして、配筋され
た鉄筋のかぶり部分に配設してなることを特徴とするひ
び割れ誘発構造にある。
【0013】そして、この発明のひび割れ誘発構造によ
れば、負の線膨張係数を有する補強材を配置して組み立
てた型枠内にコンクリートを打設すると、このコンクリ
ートは、硬化してゆくのに伴って発熱し、この発熱によ
る温度上昇によりコンクリート自体は膨張する一方で、
補強材は、その負の線膨張係数により収縮し、これによ
ってコンクリートにはプレストレスが付与されることに
なる。このため、補強材を配置した部分は、ひび割れに
対する抵抗性を増すことになるとともに、その一方で、
この補強材が配置されていない不連続部分には、引っ張
り応力が生じることになり、これらによって、当該不連
続部分にひび割れが誘発されやすい状態となる。
【0014】また、特に、コンクリート製の壁体が鉄筋
コンクリートにより構成されている場合には、負の線膨
張係数を有する補強材を、配筋された正の線膨張係数を
有する鉄筋のかぶり部分に配設するようにすれば、鉄筋
と補強材との線膨張係数の相違により、補強材の不連続
部分にさらに容易にひび割れを集中させて、これ以外の
部分の表面にひび割れが生じるのをより効果的に回避す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態、すなわち一実施例について、添付図面を参照しつ
つ詳細に説明する。図1は、この実施例にかかるひび割
れ誘発構造を備えたコンクリート製の壁体の一例とし
て、ベース部11と、このベース部11から一体として
立ち上がる側壁部12とからなる鉄筋コンクリート製の
擁壁10を示すものである。
【0016】すなわち、この側壁部12は、例えば幅8
0cm程度、高さ8m程度の断面形状を有するととも
に、横方向に相当の延長を有するため、コンクリートの
打設後の硬化発熱による温度応力や乾燥収縮によって表
面に縦方向のひび割れが生じ易い。したがって、この側
壁部12には、例えば5m程度のピッチで、縦方向に延
長するV形断面の切り溝が、誘発目地13として、側壁
部12の両面に背向するようにしてして設けられてい
る。
【0017】また、この側壁部12は、ベース部11に
コンクリートを打ち継ぐようにして形成されるものであ
るため、既に打設されて硬化しているベース部11との
間の温度差等との関係で、特にこれの下半部分にひび割
れが生じ易くなるため、この側壁部12の略下半部分の
コンクリート中に、この実施例のひび割れ誘発構造14
が設けられている。
【0018】そして、この実施例のひび割れ誘発構造1
4は、図2において縦断面図及び横断面図として各々示
すように、誘発目地13を含む横断面をひび割れ誘発箇
所16として、これを挟んでその両側に配設される、負
の線膨張係数を有するアラミド繊維からなる補強材とし
ての連続繊維棒15によって構成されている。
【0019】すなわち、アラミド繊維は、負の線膨張係
数を有するとともに引張強度及び耐蝕性に優れた材料で
あり、したがって、これによって形成される連続繊維棒
15は、コンクリートの硬化発熱等に伴ってその長さを
縮小して、プレストレス部材を構成することになる。ま
た、この連続繊維棒15は、側壁部12の略下半部分の
コンクリート中に、ひび割れ誘発箇所16において不連
続になるようにして、かつコンクリート中に配筋された
構造用鉄筋17のかぶり部分に位置するようにして、縦
横に格子状に埋設配置されている。さらに、この連続繊
維棒15には、必要に応じて、端部又は中間部分に、突
起やスペーサ兼用のプレート等を設けることができ、こ
れによって、コンクリートとの付着性を高めて、後述す
る、誘発目地にひび割れを集中させる効果をさらに高め
ることができるようになっている。
【0020】なお、この実施例において、構造用鉄筋1
7は、鉄筋径の数倍の厚さのかぶりをもって側壁部12
の各表面近傍に二列に配設され、縦方向に延長する主鉄
筋18と、横方向に延長する配力鉄筋19とを所定のピ
ッチで縦横に配列して構成されるものである。ここで、
主鉄筋18は、ひび割れ誘発箇所16を避けて配設され
ることになり、一方配力鉄筋19は、ひび割れ誘発箇所
16において不連続とすることもできるが、連続配筋し
てもよい。
【0021】そして、このようなひび割れ誘発構造14
を備えた壁体としての側壁部12によれば、コンクリー
トの打設後の硬化発熱による温度上昇に伴って、コンク
リート及び鉄筋17は膨張してゆくが、連続繊維棒15
は縮小することになるため、これによって、特にコンク
リートの表面部分にはプレストレスが付与されることに
なる。したがって、連続繊維棒15を配置した部分はひ
び割れに対する抵抗性を増すことになる一方で、この連
続繊維棒15が配置されていない不連続部分としてのひ
び割れ誘発箇所16はひび割れが誘発されやすい状態と
なり、これによって、当該ひび割れ誘発箇所16に精度
良くかつ集中的にひび割れが生じることになる。
【0022】なお、この発明は、上記実施例の実施の態
様のものに限定されるものではなく、各請求項に記載さ
れた構成の範囲内において種々変更して採用することが
できる。例えば、この発明は、図3に示すように、上記
連続繊維棒15を、2列に配設された補強用鉄筋17の
中央部分に配置することができ、また、鉄筋コンクリー
ト以外の、無筋コンクリート等からなるコンクリート製
の壁体に対しても用いることができ、さらに、ベース部
11と側壁部12とからなる擁壁10に限定されること
なく、ボックスカルバート、底版壁や上版壁としての床
版やスラブ、トンネルの内壁面を覆う覆工体等、その他
の種々のコンクリート製の壁体構造物に対しても採用す
ることができる。
【0023】また、鉄筋コンクリート製の壁体におい
て、鉄筋のかぶり部分に配置した補強材の不連続部分
に、Ω(オーム)形またはV形の遮塩を目的とする板を
設置することにより、壁体の耐久性の向上を図ることが
でき、鉄筋に挟まれた中央部分に配置した補強材の不連
続部分に、止水板を設置することにより、水密性の向上
を図ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
ひび割れ誘発構造は、ひび割れ誘発箇所を挟んでその両
側に当該ひび割れ誘発箇所において不連続となるように
配設された、負の線膨張係数を有する補強材によって構
成され、この補強材によるプレストレスによって、これ
を配置した部分のひび割れに対する抵抗性を増すととも
に、これを配置していないひび割れ誘発箇所には、引っ
張り応力を生じさせることになり、これらによって、多
大な断面の欠損部分を必要とすることなく、コンクート
製の壁体の特定のひび割れ誘発箇所に精度良くひび割れ
を生じさせることができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるひび割れ誘発構造
を備えたコンクリート製の壁体としての擁壁の構成を示
す斜視図である。
【図2】(a)は、図1のA−Aに沿った縦断面図、
(b)は、図1のB−Bに沿った横断面図である。
【図3】鉄筋に挟まれた中央部分に補強材を配置する場
合の一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 擁壁(コンクリート製の壁体) 11 ベース部 12 側壁部 13 誘発目地 14 ひび割れ誘発構造 15 連続繊維棒(負の線膨張係数を有する補強材) 16 ひび割れ誘発箇所(所定箇所) 17 構造用鉄筋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート製の壁体の所定箇所にひび
    割れを誘発させるためのひび割れ誘発構造であって、当
    該ひび割れ誘発箇所を挟んでその両側に、負の線膨張係
    数を有する補強材を、コンクリート壁体の壁面方向に沿
    って、かつ前記ひび割れ誘発箇所において不連続となる
    ように配設してなることを特徴とするひび割れ誘発構
    造。
  2. 【請求項2】 鉄筋コンクリート製の壁体の所定箇所に
    ひび割れを誘発させるためのひび割れ誘発構造であっ
    て、当該ひび割れ誘発箇所を挟んでその両側に、負の線
    膨張係数を有する補強材を、コンクリート壁体の壁面方
    向に沿って、かつ前記ひび割れ誘発箇所において不連続
    となるようにして、配筋された鉄筋のかぶり部分に配設
    してなることを特徴とするひび割れ誘発構造。
JP34400395A 1995-12-28 1995-12-28 ひび割れ誘発構造 Pending JPH09184287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34400395A JPH09184287A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 ひび割れ誘発構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34400395A JPH09184287A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 ひび割れ誘発構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09184287A true JPH09184287A (ja) 1997-07-15

Family

ID=18365915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34400395A Pending JPH09184287A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 ひび割れ誘発構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09184287A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291494A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Nippon Concrete Gijutsu Kk 壁状構造物
JP2009127212A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Maeda Seikan Kk 鉄筋コンクリート製側溝
KR102120286B1 (ko) * 2019-12-10 2020-06-08 (주)메카모아 섬유보강재를 이용한 내진성 옹벽 패널 및 그 시공방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291494A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Nippon Concrete Gijutsu Kk 壁状構造物
JP2009127212A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Maeda Seikan Kk 鉄筋コンクリート製側溝
KR102120286B1 (ko) * 2019-12-10 2020-06-08 (주)메카모아 섬유보강재를 이용한 내진성 옹벽 패널 및 그 시공방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2652410A1 (en) Structural element and methods of use thereof
KR200383490Y1 (ko) 영구 구조체로 이용되는 frp 구조체를 사용한 복합 철근콘크리트 보 구축 시스템
KR101703798B1 (ko) 곡선형 구현이 가능한 연결구조를 갖는 피에스씨 빔 및 그 시공방법
KR102000534B1 (ko) 거푸집 겸용 고내구성 텍스타일 보강 패널을 이용한 철근콘크리트 구조물 시공방법
JPH09184287A (ja) ひび割れ誘発構造
KR100938876B1 (ko) 반단면 피씨 패널
JP4073746B2 (ja) 波形鋼板ウェブ橋の架設方法
KR20170108215A (ko) 아이 형강 하프피씨 바닥판 및 이의 제작 방법 그리고 그 시공방법
JP3832651B2 (ja) 波形鋼板ウェブ橋の架設方法
KR100202270B1 (ko) 철근 콘크리트 슬래브의 데크 패널
JP3701078B2 (ja) 道路床版工法
KR101350797B1 (ko) 강연선 위치 고정수단을 가진 pc슬래브 및 이를 이용한 1방향 장선 슬래브의 연속화 시공방법
JP2004270313A (ja) 橋梁、橋梁構造体及び橋梁の施工方法
KR100579586B1 (ko) 영구 구조체로 이용되는 frp 구조체를 사용한 복합 철근콘크리트 보 구축 시스템
JPH10110498A (ja) ハーフプレキャスト床版およびこれを用いた中空フラットスラブの構築方法
JP3938826B2 (ja) 格子形中空スラブ
KR101650856B1 (ko) 상단에 슬래브 블록이 일체로 구성되는 i형 거더 및 이를 이용한 교량의 시공방법
KR200365463Y1 (ko) 교량용 상판
KR101402620B1 (ko) 슬래브교용 하프피씨슬래브를 이용한 합성 슬래브형 라멘교의 시공방법
KR0180077B1 (ko) 철근 콘크리트 슬래브의 데크거어더
KR102289282B1 (ko) 단부 압착형 프리캐스트 콘크리트 보 및 이를 이용한 바닥슬래브의 시공방법
KR200241339Y1 (ko) 철근콘크리트 구조물의 시공줄눈 구조
KR200375130Y1 (ko) 프리캐스트 프리스트레스트 철근콘크리트 바닥판과 이를구비한 교량
JP4054857B2 (ja) 橋梁の地覆施工方法及びこれに用いる地覆型枠
KR20100057991A (ko) 슬래브 거푸집 조립체 및 슬래브 시공 방법