JPH09184281A - マスキングテ−プの貼付け治具 - Google Patents

マスキングテ−プの貼付け治具

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Publication number
JPH09184281A
JPH09184281A JP1626896A JP1626896A JPH09184281A JP H09184281 A JPH09184281 A JP H09184281A JP 1626896 A JP1626896 A JP 1626896A JP 1626896 A JP1626896 A JP 1626896A JP H09184281 A JPH09184281 A JP H09184281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
masking tape
tape
adhesive
masking
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1626896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Suzuki
幸男 鈴木
Masanori Sano
正典 佐野
Naomitsu Tanaka
直満 田中
Takaaki Moriyama
高明 守山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP1626896A priority Critical patent/JPH09184281A/ja
Publication of JPH09184281A publication Critical patent/JPH09184281A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】通常のテ−プ巻回体形態のマスキングテ−プを
間隔が一様な並行線状に、しかもその間隔を所望巾にし
て容易に貼付けることができるマスキングテ−プの貼付
け治具を提供する。 【解決手段】二箇の粘着マスキングテ−プ巻回体Aが回
転自在に挿通されるコア7と、これら粘着マスキングテ
−プ巻回体間の間隔Lを調整するスペ−サ6と各粘着マ
スキングテ−プ巻回体から巻き解かれた粘着マスキング
テ−プTを被着面Bに押圧する押えロ−ル2とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマスキングテ−プを
2条の並行線状に貼付ける場合に使用するマスキングテ
−プの貼付け治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築施工において目地を防水処理する場
合、目地を挾んでマスキングテ−プを貼付け、次いでコ
−キング剤を目地に充填し、この充填後にマスキングテ
−プを剥離し、不要部分へのコ−キング剤の付着やはみ
出しを防止して、目地処理部の外観や寸法精度の向上を
図ることが知られている。しかしながら、2条のマスキ
ングテ−プの間隔を一様にして貼付けることは容易では
なく、満足できる外観や寸法精度で処理し得ないことが
往々にしてある。かかる不具合を解消するために、図3
の(イ)に示すように粘着マスキングテ−プ片T1’,
1’を所定の一様間隔L’で離間して粘着テ−プ片
2’で連結したマスキングテ−プT’を予め製作して
おき、このマスキングテ−プを図3の(ロ)に示すよう
に目地箇所上に貼付け、次いで、図3の(ハ)に示すよ
うに粘着テ−プ片T2’を剥離し、而るのち、図3の
(ニ)に示すように目地をコ−キング剤C’で充填処理
し、そして粘着マスキングテ−プ片T1’,T1’を剥離
することが提案されている(実開平2−110654号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
マスキングテ−プでは、広狭多種類の目地処理巾に対処
するには、粘着マスキングテ−プ片T1’,T1’間の間
隔を異にする多種類のマスキングテ−プを用意しておく
必要があり、また、製作が極めて困難であり(巻芯を有
する粘着テ−プ巻回体は、広巾のシ−ト状支持基材の片
面に粘着剤を塗工し、これを芯管に巻き取ったのち、所
定巾に輪切りすることにより製作されるが、上記マスキ
ングテ−プにはかかる製法を使用し難い)、更に、連結
粘着テ−プ片を余分に必要とし、材料費がアップする等
により、高コスト化が避けられず、また、多種類となる
ためにマスキングテ−プの保管も容易ではない。
【0004】上記マスキングテ−プの使用に代え、図4
に示すようにミシン目等の切断用線i,iを入れてお
き、目地に貼付けたのち、中央部をミシン目等に沿い引
き剥がすことが考えられるが、この場合も、中央部が余
分となり材料費がアップする、切断用線の間隔が異なる
多種類のものが必要とされる、製作がかなり厄介である
等の不具合は回避し難い。
【0005】本発明の目的は、通常のテ−プ巻回体形態
のマスキングテ−プを間隔が一様な並行線状に、しかも
その間隔を所望巾にして容易に貼付けることができるマ
スキングテ−プの貼付け治具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマスキング
テ−プの貼付け治具は、二箇の粘着マスキングテ−プ巻
回体が回転自在に挿通されるコアと、これら粘着マスキ
ングテ−プ巻回体間の間隔を調整するスペ−サと各粘着
マスキングテ−プ巻回体から巻き解かれた粘着マスキン
グテ−プを被着面に押圧する押えロ−ルとを有すること
を特徴とする構成であり、カッタ−は、コアの中心を通
る、押えロ−ルの押え面側への接線より下側の位置に設
けられる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係る治具における躯体の一例を示し、プラスチック製で
ある。図1の(イ)において、1はロ−ルカバ−、2は
ロ−ルであり、ロ−ルカバ−内の貫通軸に軸支されてい
る。11はロ−ルカバ−1の上面に一体に設けられた取
手である。3,3はロ−ルカバ−1の後部両側の端縁に
一体に設けられたかぎ状のカッタ−本体、31はロ−ル
2に臨むカッタ−本体縁に取り付けられたノコ刃であ
る。4はロ−ルカバ−1の後面に一体に設けられた胴板
部である。5は胴板部4の後端側に貫通固定された螺子
棒である。
【0008】図1の(ロ)は同上治具のマスキングテ−
プ巻回体に対するホルダ−部を示し、上記螺子棒5に一
対のスペ−サ板6,6とコア7,7とを螺挿し、コア
7,7のねじ移動によりスペ−サ板6,6の間隔を調整
可能としてある。図示の実施例では、スペ−サ板をコア
に一体化してあるが、スペ−サ板をコアから分離し、ス
プリングの挿入によりスペ−サ板をコアのねじ移動に追
従移動させてスペ−サ板の間隔を調整することもでき
る。
【0009】図2の(イ)は本発明に係る治具を使用し
てマスキングテ−プを並行に貼付ける方法を示す平面説
明図、図2の(ロ)は同じく側面説明図である。図2の
(イ)及び図2の(ロ)において、A,Aはコア7,7
に回転自在に低摩擦で挿通された粘着マスキングテ−プ
巻回体を示し、広巾のシ−ト状基材の片面に粘着剤を塗
工し、これを芯管aに巻き付けたものを輪切りした形態
である。
【0010】本発明に係る治具を使用してマスキングテ
−プを所望間隔で2条並行に貼付けるには、図2の
(イ)において、スペ−サ板6,6間の間隔Lを調整し
てマスキングテ−プ巻回体A,A間の間隔Lを上記2条
並行の所望間隔に等しく設定する。次いで、各マスキン
グテ−プ巻回体A,Aからマスキングテ−プを少量巻き
戻し、これらのマスキングテ−プの粘着面を被着面Bに
貼付け、この上面を図2の(ロ)に示すようにロ−ル2
で押え、各マスキングテ−プ巻回体A,Aを被着面Bか
ら離隔した状態で治具を矢印方向eに移行させていく。
【0011】この場合、マスキングテ−プ巻回体Aとコ
ア7との間の摩擦力を僅小とするように相互間を回転自
在としてあり、マスキングテ−プ巻回体Aに作用する回
転モ−メントがほぼ零であるから、図2の(ロ)に示す
ように、マスキングテ−プ巻回体Aから剥離される粘着
マスキングテ−プTの引張り出し方向は、回転モ−メン
ト零と力学的に釣合う方向、すなわち、コア7の中心を
通る方向であり、かかる方向で巻き解かれた粘着マスキ
ングテ−プTに対し前記したカッタ−本体3が上側に配
置されているから、巻き解かれた粘着マスキングテ−プ
Tの粘着面とカッタ−本体3との接触なく巻き解がスム
−ズに行われ、このようにして巻き解かれた粘着マスキ
ングテ−プTが直ちにロ−ル2で押えられて被着面Bに
貼付けられていく。
【0012】このようにして被着面に貼付けられたマス
キングテ−プの間隔は、マスキングテ−プ巻回体の間隔
に等しく一定であり、従って、間隔一様な並行線パタ−
ンで貼付けられ、曲がりパタ−ンの場合でも、マスキン
グテ−プ間の間隔を一様にできて並行性を確保できる。
上記のようにしてマスキングテ−プを2条並行に所望長
さ貼付けたのちは、治具を振ってマスキングテ−プをカ
ッタ−で切断し、これにてマスキングテ−プの貼付け作
業を終了する。
【0013】上記において、コアからのマスキングテ−
プ巻回体の抜脱を防止するために、マスキングテ−プ巻
回体にスペ−サ板側に向かう押し分力を作用させるよう
にコアにスクリュ−溝を設けるか、螺子棒端部にストッ
パ−を螺合することが好ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る治具によれば、スペ−サ間
の間隔を所望間隔に設定し、軸のコアに二箇の粘着マス
キングテ−プ巻回体を挿通し、各マスキングテ−プ巻回
体から巻き解いた各マスキングテ−プをロ−ルで押える
ことによりマスキングテ−プを2条所望間隔で並行に貼
付けでき、目地をコ−キング剤で一様巾で外観良好に処
理できる。また、マスキングテ−プにマスキングテ−プ
巻回体を使用できるから、マスキングテ−プの製作が容
易であり、テ−プ材料量が少なく、マスキングテ−プの
低コスト化、廃材量の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(イ)は本発明に係る治具の躯体を示す
説明図、図1の(ロ)は同じく粘着マスキングテ−プ巻
回体に対するホルダ−部を示す説明図である。
【図2】図2の(イ)は本発明に係る治具の使用状態を
上面から示す説明図、図2の(ロ)は同じく側面から示
す説明図である。
【図3】従来のマスキングテ−プを示す説明図である。
【図4】上記とは別の従来のマスキングテ−プを示す説
明図である。
【符号の説明】
A 粘着マスキングテ−プ巻回体 a 巻芯 2 押えロ−ル 5 螺子棒 6 スペ−サ板 7 コア T マスキングテ−プ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守山 高明 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二箇の粘着マスキングテ−プ巻回体が回転
    自在に挿通されるコアと、これら粘着マスキングテ−プ
    巻回体間の間隔を調整するスペ−サと各粘着マスキング
    テ−プ巻回体から巻き解かれた粘着マスキングテ−プを
    被着面に押圧する押えロ−ルとを有することを特徴とす
    るマスキングテ−プの貼付け治具。
  2. 【請求項2】コアの中心を通る、押えロ−ルの押え面側
    への接線より下側にカッタ−が位置している請求項1記
    載のマスキングテ−プの貼付け治具。
JP1626896A 1996-01-03 1996-01-03 マスキングテ−プの貼付け治具 Pending JPH09184281A (ja)

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JP1626896A JPH09184281A (ja) 1996-01-03 1996-01-03 マスキングテ−プの貼付け治具

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JP (1) JPH09184281A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7763136B2 (en) * 2003-04-10 2010-07-27 Precision Floor Marking, Inc. Tape applicator
CN109733937A (zh) * 2019-01-28 2019-05-10 山东交通职业学院 一种瓷砖美缝用美纹纸胶带贴铺工具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7763136B2 (en) * 2003-04-10 2010-07-27 Precision Floor Marking, Inc. Tape applicator
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