JPH09184149A - マンホ―ル用足掛具の取付構造 - Google Patents

マンホ―ル用足掛具の取付構造

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JPH09184149A
JPH09184149A JP8017028A JP1702896A JPH09184149A JP H09184149 A JPH09184149 A JP H09184149A JP 8017028 A JP8017028 A JP 8017028A JP 1702896 A JP1702896 A JP 1702896A JP H09184149 A JPH09184149 A JP H09184149A
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Japan
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manhole
box
sludge
unit
footrest
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Eizo Takahashi
英三 高橋
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Miyama Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の足踏部材をユニット化し、ボルトと接
着剤によりマンホ―ル壁に固定することにより、またス
ラッジを再利用することにより、取付け作業が容易で、
強固で、錆や腐食に強いマンホ―ル用足掛具の取付構造
を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製の有底ボックス7と両端に固
定部10が形成された足踏部材6とからなり、マンホ―
ル1内に上下方向に平行に配置される前記ボックス間に
複数の足踏部材が差渡されてボックス内で足踏部材が固
定11され且つ該ボックス内に焼成した粒状のスラッジ
が収納されて接着剤によりボックスとスラッジが一体化
されて足掛具のユニットが構成され、該ユニットのボッ
クスに形成された脚部12がボルト14によりマンホ―
ル壁に固定されると共に該脚部と前記スラッジとが接着
剤によってもマンホ―ル壁に固定されるようになされた
マンホ―ル用足掛具の取付構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マンホ―ル内に
設置される足掛具の取付構造に関するものであって、特
に、既存のマンホ―ル内に設置されている足掛具を取り
替えるのに最適な足掛具の取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来,足踏部とその両側に位置する側部
とを有し、これら足踏部と側部とを芯金とそれを覆う合
成樹脂で形成し、該芯金をさらに延長して脚部を形成
し、該脚部をマンホ―ル壁に埋設するようにしたマンホ
―ル用足掛具は例えば実公平4ー4040号公報に示す
ように周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、各足掛具の有する2本の脚部をマンホ―ル壁に埋
設するため、その作業が面倒である。特に、既存のマン
ホ―ルにおいて足掛具を取り替える場合に新しい足掛具
をマンホ―ルに取付けるのに狭い場所での取付作業が極
めて容易でないという問題がある。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、複数の足踏部材をユニット化し、ボルトと接着
剤によりマンホ―ル壁に固定することにより、またスラ
ッジを再利用することにより、取付け作業が容易で、強
固で、錆や腐食に強いマンホ―ル用足掛具の取付構造を
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるマンホ―ル用足掛具の取付構造は、
合成樹脂製の有底ボックスと両端に固定部を形成した足
踏部材とからなり、マンホ―ル内に上下方向に平行に配
置される前記ボックス間に複数の足踏部材を差渡しボッ
クス内で足踏部材を固定し且つ該ボックス内に焼成した
粒状のスラッジを収納して接着剤によりボックスとスラ
ッジを一体化して足掛具のユニットを構成し、該ユニッ
トのボックスに形成した脚部をボルトによりマンホ―ル
壁に固定すると共に該脚部と前記スラッジとを接着剤に
よってもマンホ―ル壁に固定するようにしたものであ
る。
【0006】また、前記ユニットをマンホ―ル内に上下
に複数個それぞれ独立して連設したことを特徴とするも
のである。
【0007】さらに、前記足踏部材の両端部でボックス
の外側近傍に反射体を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1ないし図5は本発明の実施例
に関するものであり、図1は本発明に係る足掛具をマン
ホ―ルに取付けた側面概略図、図2はその正面図、図3
は図2のA―A断面図、図4は図3のB―B断面図、図
5は施工時に適用されるフックの正面図である。
【0009】図において、1はマンホ―ルの全体を示す
ものであり、該マンホ―ル1には、足掛具のユニット
2,3,4,5がマンホ―ル1内に上下方向にそれぞれ
独立して連設されるようになっている。各ユニット2,
3,4,5はそれぞれ2本または3本の足踏部材6を備
えているが発明の実質的な構成に格別の差がないので、
ユニット4を代表して以下,説明する。
【0010】有底ボックス7は合成樹脂製であり、2個
のボックス7,7がマンホ―ル内に上下方向に平行に配
置されるようになっている。足踏部材6は直線状の芯材
に合成樹脂の被覆がなされており、上面に滑止め8の凹
凸が形成され、側面に波形の握り部9が形成され、両端
に固定部10となるねじが形成されている。
【0011】そして、ボックス7,7間には前記足踏部
材6が約30センチの間隔で平行に2本配置され、各足
踏部材6の両端の固定部10はボックス7内でナット1
1によって固定されている。また、ボックス7は図3に
示すように足踏部材6を固定する面の自由端側に脚部1
2を備えており、該脚部12はマンホ―ル1の壁に当接
されるように構成されている。また図4に示すようにボ
ックス7は上下面によって箱を構成している。13は各
ボックス7内に収納された、焼成された約1ないし2ミ
リ径の粒状のスラッジ13(砂及び汚泥)である。
【0012】以上のような構成からなるマンホ―ル用足
掛具のユニット2,3,4,5で、各ボックス7内に、
焼成されたスラッジ13にエポキシ系またはポリエステ
ル系のような強力接着剤を塗布したものを充填すること
により、ボックス7とスラッジ13が一体化されてそれ
ぞれユニットとなっている。この各ユニット2,3,
4,5はマンホ―ル1の壁と当接する脚部12とスラッ
ジ13の面に前記接着剤を更に塗布し且つマンホ―ル1
の壁に埋込まれたアンカ―ボルト14を脚部12のボル
ト孔に通してナット15を締付けることによりマンホ―
ルに取付けられるのである。この際、ボックス7内には
スラッジ13が封入されているので、該スラッジ13に
よりに足踏部材6の固定部10はマンホ―ル内の湿気等
に触れることなく保護される。なお、ユニットの取付け
順序は上方のユニット2からユニット3,ユニット4,
ユニット5と順次下方に向けて行い、その際、上段のユ
ニットがマンホ―ル1に確実に取付けられると、下段ユ
ニットのボックス7の上部に設けたフック16を前記上
段のユニットのボックス7の下部に設けた係止部17の
係止することにより、下段ユニットのマンホ―ル1への
取付け作業がより容易となる。
【0013】このようにして、複数の足踏部が1つのユ
ニット内に形成されるので、足掛具のマンホ―ル壁への
取付けが従来例に比して格別に簡略され、しかもその取
付けがボックスの脚部のボルト止めと脚部とスラッジの
接着剤による固定で行われるので、作業性がよく、ボッ
クス内には焼成された粒状のスラッジが収納されるの
で、スラッジの再利用ができ且つスラッジによる足掛具
の補強が可能となり、さらには足踏部の固定部の錆や腐
食がスラッジによって防止され得るものである。
【0014】そして、図1,図2に示すように、各ユニ
ット2,3,4,5はそれぞれ独立しており、これをマ
ンホ―ル1の規模に応じて適宜上下に複数個連設するこ
とができるのである。
【0015】また、図3,図4に示すように、足踏部材
6の両端部でボックス7の外側近傍に反射体18,18
を設けると、足踏部の輪郭が明確に判断できるのであ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るマンホ―ル用足掛具の取付
構造によれば、複数の足踏部が1つのユニット内に形成
されるので、足掛具のマンホ―ル壁への取付けが従来例
に比して格別に簡略され、しかもその取付けがボックス
の脚部のボルト止めと脚部とスラッジの接着剤による固
定で行われるので、ボルトは小径のもので済み且つ作業
性がよく、ボックス内には焼成された粒状のスラッジが
収納されるので、スラッジの再利用ができ且つスラッジ
による足掛具の補強が可能となり、さらには足踏部の固
定部の錆や腐食がスラッジによって防止され得るもので
あり、取付け作業が容易で、強固で、錆や腐食に強く、
特に既存のマンホ―ル内に設置されている足掛具を取り
替えるのに最適なマンホ―ル用足掛具の取付構造とな
る。
【0017】また、ユニットをマンホ―ル内に上下に複
数個それぞれ独立して連設した場合には、マンホ―ルの
規模に容易に順応できるマンホ―ル用足掛具の取付構造
となる。
【0018】さらに、足踏部材の両端部でボックスの外
側近傍に反射体を設けた場合には、各足踏部の輪郭が明
確に判断できて、マンホ―ル内の昇降がより容易となる
マンホ―ル用足掛具の取付構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例に係る足掛具をマンホ―
ルに取付けた側面概略図である。
【図2】図2はその正面図である。
【図3】図3は図2のA―A断面図である。
【図4】図4は図3のB―B断面図である。
【図5】図5は施工時に適用されるフックの正面図であ
る。
【符号の説明】
1 マンホ―ル 2,3,4,5 足掛具のユニット 6 足踏部材 7 ボックス 10 固定部 12 脚部 13 スラッジ 14 ボルト 18 反射体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の有底ボックスと両端に固定
    部を形成した足踏部材とからなり、マンホ―ル内に上下
    方向に平行に配置される前記ボックス間に複数の足踏部
    材を差渡しボックス内で足踏部材を固定し且つ該ボック
    ス内に焼成した粒状のスラッジを収納して接着剤により
    ボックスとスラッジを一体化して足掛具のユニットを構
    成し、該ユニットのボックスに形成した脚部をボルトに
    よりマンホ―ル壁に固定すると共に該脚部と前記スラッ
    ジとを接着剤によってもマンホ―ル壁に固定するように
    したマンホ―ル用足掛具の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ユニットをマンホ―ル内に上下に複
    数個それぞれ独立して連設したことを特徴とする請求項
    1記載のマンホ―ル用足掛具の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記足踏部材の両端部でボックスの外側
    近傍に反射体を設けたことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載のマンホ―ル用足掛具の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5530158A (en) * 1984-06-04 1996-06-25 Bayer Aktiengesellschaft 2,4,5-trihalogeno- and 2,3,4,5-tetrahalogenobenzene derivatives

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5530158A (en) * 1984-06-04 1996-06-25 Bayer Aktiengesellschaft 2,4,5-trihalogeno- and 2,3,4,5-tetrahalogenobenzene derivatives
US5565614A (en) * 1984-06-04 1996-10-15 Bayer Aktiengesellschaft 2,4,5-trihalogeno-and 2,3,4,5-tetrahalogenobenzene derivatives

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