JPH09183774A - ゲニステイン新規誘導体 - Google Patents
ゲニステイン新規誘導体Info
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- JPH09183774A JPH09183774A JP8255372A JP25537296A JPH09183774A JP H09183774 A JPH09183774 A JP H09183774A JP 8255372 A JP8255372 A JP 8255372A JP 25537296 A JP25537296 A JP 25537296A JP H09183774 A JPH09183774 A JP H09183774A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- genistein
- formula
- compound
- alkyl
- hydrogen
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D311/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
- C07D311/02—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D311/04—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring
- C07D311/22—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4
- C07D311/26—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4 with aromatic rings attached in position 2 or 3
- C07D311/34—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4 with aromatic rings attached in position 2 or 3 with aromatic rings attached in position 3 only
- C07D311/36—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4 with aromatic rings attached in position 2 or 3 with aromatic rings attached in position 3 only not hydrogenated in the hetero ring, e.g. isoflavones
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
- A61P37/02—Immunomodulators
- A61P37/06—Immunosuppressants, e.g. drugs for graft rejection
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 顕著な免疫抑制活性および抗腫瘍活性を示す
ゲニステイン誘導体を提供する。 【解決手段】 天然植物ホルモンーフィトエステロゲン
であるゲニステイン(4’,5,7−トリヒドロキシイ
ソフラボン)とアミンとが化合したゲニステイン誘導体
であることを特徴とする。
ゲニステイン誘導体を提供する。 【解決手段】 天然植物ホルモンーフィトエステロゲン
であるゲニステイン(4’,5,7−トリヒドロキシイ
ソフラボン)とアミンとが化合したゲニステイン誘導体
であることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化合物、すなわち顕
著な免疫抑制活性および抗腫瘍活性を示すゲニステイン
誘導体に関する。ゲニステイン(4’,5,7−トリヒ
ドロキシイソフラボン)は天然植物ホルモン−フィトエ
ステロゲンである。
著な免疫抑制活性および抗腫瘍活性を示すゲニステイン
誘導体に関する。ゲニステイン(4’,5,7−トリヒ
ドロキシイソフラボン)は天然植物ホルモン−フィトエ
ステロゲンである。
【0002】
【従来技術】ゲニステインはプロテインキナーゼおよび
トポイソメラーゼIIDNAの両方を特異的に阻害するこ
とが周知である。
トポイソメラーゼIIDNAの両方を特異的に阻害するこ
とが周知である。
【0003】フランス特許第FR2 693 724号
はゲニステインのO−アルキル化誘導体を記載してい
る。
はゲニステインのO−アルキル化誘導体を記載してい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は一般式1を有す
る。
る。
【化5】 式中R1 ,R2 およびR3 は同一あるいは異っており、
R1 は水素またはアルキルを示し、R2 およびR3 は同
一あるいは異っており、水素、アルキルまたはアリール
を示すか、あるいは、R2 およびR3 はそれらが結合し
ている窒素原子と一緒になって複素環を形成する。
R1 は水素またはアルキルを示し、R2 およびR3 は同
一あるいは異っており、水素、アルキルまたはアリール
を示すか、あるいは、R2 およびR3 はそれらが結合し
ている窒素原子と一緒になって複素環を形成する。
【0005】一般化学構造式1の有利な化合物は式2で
表される。
表される。
【化6】 ここでR1 ,R2 およびR3 は同一であってエチルを示
す。
す。
【0006】もしR1 が水素でR2 およびR3 が結合し
てCH2 CH2 OCH2 CH2 を示すなら、有利な化合
物は構造式3によって示される。
てCH2 CH2 OCH2 CH2 を示すなら、有利な化合
物は構造式3によって示される。
【化7】
【0007】もしR1 が水素でR2 およびR3 が結合し
てCH2 CH2 NHCH2 CH2 を示すなら、有利な化
合物は構造式4によって示される。
てCH2 CH2 NHCH2 CH2 を示すなら、有利な化
合物は構造式4によって示される。
【化8】
【0008】
【発明の実施の形態】有利な化合物は下記のとおりであ
る: 2−4H−1−ベンゾピラン−4−オン,5,7−ジヒ
ドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)とトリエチ
ルアミンとの1:1の化合物−C21H25NO5 3−4H−1−ベンゾピラン−4−オン,5,7−ジヒ
ドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)とモルフォ
リンとの1:1の化合物−C19H19NO6 4−4H−1−ベンゾピラン−4−オン,5,7−ジヒ
ドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)とピペラジ
ンとの1:1の化合物−C19H20N2 O5
る: 2−4H−1−ベンゾピラン−4−オン,5,7−ジヒ
ドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)とトリエチ
ルアミンとの1:1の化合物−C21H25NO5 3−4H−1−ベンゾピラン−4−オン,5,7−ジヒ
ドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)とモルフォ
リンとの1:1の化合物−C19H19NO6 4−4H−1−ベンゾピラン−4−オン,5,7−ジヒ
ドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)とピペラジ
ンとの1:1の化合物−C19H20N2 O5
【0009】一般構造式1の化合物は、本発明にしたが
って、ゲニステインのアルコール中アミンでの錯体化反
応およびこのようにして形成されたアミン塩の結晶化に
よって製造される。
って、ゲニステインのアルコール中アミンでの錯体化反
応およびこのようにして形成されたアミン塩の結晶化に
よって製造される。
【0010】構造式2,3,4を有する化合物は、これ
らのフェノール性基のうちのどれがイオン化されている
かおよびゲニステインおよびアミンの化学量論的比に依
って異なる形をとることができる。有利にはこの比は
1:1であり、7位にあるOH基がイオン化されてい
る。
らのフェノール性基のうちのどれがイオン化されている
かおよびゲニステインおよびアミンの化学量論的比に依
って異なる形をとることができる。有利にはこの比は
1:1であり、7位にあるOH基がイオン化されてい
る。
【0011】本発明によると、一般式1の化合物、有利
には構造式2,3,4を有するものがインビトロで免疫
抑制活性および抗腫瘍活性を示す。
には構造式2,3,4を有するものがインビトロで免疫
抑制活性および抗腫瘍活性を示す。
【0012】生物学的検定 本発明によると、一般式1の化合物、有利には構造式
2,3,4を有するものは、コンカナバリンAにさらさ
れた正常なヒトリンパ球の、活性化リンクおよび分化マ
ーカーの発現を阻害する。
2,3,4を有するものは、コンカナバリンAにさらさ
れた正常なヒトリンパ球の、活性化リンクおよび分化マ
ーカーの発現を阻害する。
【0013】リンパ球表面上の分化および活性化マーカ
ーはCon−Aおよび80μmoleの免疫抑制剤の存
在下に72時間細胞培養すると形成する。CD3,CD
4,CD8,CD16+56,CD25,CD38,C
D69,CD71およびHLADR陽性リンパ球をFA
CScan技術によって測定した。結果を、同一時間培
養中の対照のリンパ球培養物およびCon−Aと培養し
ただけの対照培養物と比較した。
ーはCon−Aおよび80μmoleの免疫抑制剤の存
在下に72時間細胞培養すると形成する。CD3,CD
4,CD8,CD16+56,CD25,CD38,C
D69,CD71およびHLADR陽性リンパ球をFA
CScan技術によって測定した。結果を、同一時間培
養中の対照のリンパ球培養物およびCon−Aと培養し
ただけの対照培養物と比較した。
【0014】免疫抑制剤を存在させた細胞培養実験にお
いては、免疫抑制剤なしの対照培養実験に比較して活性
化リンパ球量の統計的に有意な崩壊が見いだされた(p
<0.001)。免疫抑制剤なしのCon−A賦活され
た対照リンパ球に比べて、CD3,CD4,CD25,
CD71陽性リンパ球の崩壊(0.7−1.7倍)およ
び少量のCD2CD25,CD3CD71,CD4CD
69,CD8CD38陽性リンパ球の崩壊(0.6−
2.5倍、各々、p<0.0007)が観察された。免
疫抑制剤の存在下のリンパ球と対照リンパ球の生存時間
は同一で、95%を越えた。
いては、免疫抑制剤なしの対照培養実験に比較して活性
化リンパ球量の統計的に有意な崩壊が見いだされた(p
<0.001)。免疫抑制剤なしのCon−A賦活され
た対照リンパ球に比べて、CD3,CD4,CD25,
CD71陽性リンパ球の崩壊(0.7−1.7倍)およ
び少量のCD2CD25,CD3CD71,CD4CD
69,CD8CD38陽性リンパ球の崩壊(0.6−
2.5倍、各々、p<0.0007)が観察された。免
疫抑制剤の存在下のリンパ球と対照リンパ球の生存時間
は同一で、95%を越えた。
【0015】一般構造式1の化合物、有利には構造式
2,3,4を有する化合物の有効な用途は以下のようで
ある: I.ヒトおよび獣医用医薬 −同種移植(同一種内) −異種移植(異種内) −ヒト免疫系疾患の治療 −腫瘍 II.化粧品工業
2,3,4を有する化合物の有効な用途は以下のようで
ある: I.ヒトおよび獣医用医薬 −同種移植(同一種内) −異種移植(異種内) −ヒト免疫系疾患の治療 −腫瘍 II.化粧品工業
【0016】
【実施例】構造式2,3,4を有する有利な化合物の製
造および分光学的特性データを含む実施例は次のようで
ある。
造および分光学的特性データを含む実施例は次のようで
ある。
【0017】実施例1 メタノール(10ml)中ゲニステイン(500mg,
1.85mmol)の懸濁液に、トリエチルアミン(3
ml)を反応混合物を水で冷却しつつ加えた。15分
後、過剰のトリエチルアミンと溶媒を真空除去した。得
られた生成物2を高度の真空下で乾燥した。収量680
mg。 IR(KBr):ν(cm-1)=2454−3078
(br OH,NH),1653(C=O). 1H N
MR(DMSO−d6 ):δ(ppm)=0.97
(t,9H,J=7.1Hz),2.57(q,6H,
J=7.1Hz),6.16(d,1H,J=2.0H
z),6.32(d,1H,J=2.0Hz),6.7
8および6.82(m,2H,1/2AA’XX’),
7.33および7.38(m,2H,1/2AA’X
X’),8.26(s,1H),12.9(br s,
1H).13C NMR(CDCl3 + DMSO−d
6 )δ(ppm)=9.67,44.69,92.9
7,98.52,103.25,114.17,12
0.35,121.71,128.78,151.2
4,156.39,156.81,161.14,16
4.76,179.09.
1.85mmol)の懸濁液に、トリエチルアミン(3
ml)を反応混合物を水で冷却しつつ加えた。15分
後、過剰のトリエチルアミンと溶媒を真空除去した。得
られた生成物2を高度の真空下で乾燥した。収量680
mg。 IR(KBr):ν(cm-1)=2454−3078
(br OH,NH),1653(C=O). 1H N
MR(DMSO−d6 ):δ(ppm)=0.97
(t,9H,J=7.1Hz),2.57(q,6H,
J=7.1Hz),6.16(d,1H,J=2.0H
z),6.32(d,1H,J=2.0Hz),6.7
8および6.82(m,2H,1/2AA’XX’),
7.33および7.38(m,2H,1/2AA’X
X’),8.26(s,1H),12.9(br s,
1H).13C NMR(CDCl3 + DMSO−d
6 )δ(ppm)=9.67,44.69,92.9
7,98.52,103.25,114.17,12
0.35,121.71,128.78,151.2
4,156.39,156.81,161.14,16
4.76,179.09.
【0018】実施例2 メタノール(4.5ml)中ゲニステイン(305m
g,1.13mmol)の懸濁液に、モルフォリン(1
ml)を反応混合物を水で冷却しつつ滴下して加えた。
メタノールと過剰のモルフォリンを真空除去した。得ら
れた生成物をメタノール(約5%)を含むクロロフォル
ムに溶解し、生成物3をヘキサンで沈殿させた。溶媒除
去後、生成物3を高度の真空下で乾燥した。収量285
mg。 IR(KBr):ν(cm-1)=2479−3398
(OH,NH),1656(C=O). 1H NMR
(CDCl3 + DMSO−d6 )δ(ppm)=
2.72(m,4H),3.52(m,4H),6.1
4(d,1H,J=2.1Hz),6.25(d,1
H,J=2.1Hz),6.75および6.79(m,
2H,1/2AA’XX’),7.24および7.29
(m,2H,1/2AA’XX’),7.93(s,1
H).13C NMR(CDCl3 + DMSO−
d6 )δ(ppm)=45.28,66.81,93.
20,98.67,104.15,114.66,12
0.73,122.38,129.18,151.6
4,156.75,157.18,161.62,16
3.98,179.75.
g,1.13mmol)の懸濁液に、モルフォリン(1
ml)を反応混合物を水で冷却しつつ滴下して加えた。
メタノールと過剰のモルフォリンを真空除去した。得ら
れた生成物をメタノール(約5%)を含むクロロフォル
ムに溶解し、生成物3をヘキサンで沈殿させた。溶媒除
去後、生成物3を高度の真空下で乾燥した。収量285
mg。 IR(KBr):ν(cm-1)=2479−3398
(OH,NH),1656(C=O). 1H NMR
(CDCl3 + DMSO−d6 )δ(ppm)=
2.72(m,4H),3.52(m,4H),6.1
4(d,1H,J=2.1Hz),6.25(d,1
H,J=2.1Hz),6.75および6.79(m,
2H,1/2AA’XX’),7.24および7.29
(m,2H,1/2AA’XX’),7.93(s,1
H).13C NMR(CDCl3 + DMSO−
d6 )δ(ppm)=45.28,66.81,93.
20,98.67,104.15,114.66,12
0.73,122.38,129.18,151.6
4,156.75,157.18,161.62,16
3.98,179.75.
【0019】実施例3 メタノール(12ml)中ゲニステイン(243mg,
0.9mmol)の懸濁液に、ピペラジン(77mg、
0.9mmol)を加え、ゲニステインが溶解するまで
混合物を加熱した。反応混合物を真空下に蒸発させ、残
渣をクロロフォルムとエタノールの5:1の混合物から
結晶化した。生成物4の収量180mgであった。 IR(KBr):ν(cm-1)=3440(br O
H),3247−2581(br NH),1657
(C=O). 1H NMR(CDCl3 + DMSO
−d6 )δ(ppm)=2.71(s,8H),6.1
4(d,1H,J=2.1Hz),6.24(d,1
H,J=2.1Hz),6.75および6.79(m,
2H,1/2AA’XX’),7.22および7.27
(m,2H,1/2AA’XX’),7.84(s,1
H).13C NMR(CDCl3 + DMSO−
d6 )δ(ppm)=43.77,92.76,98.
55,101.53,113.49,119.89,1
20.64,128.28,150.67,155.8
8,156.42,160.42,167.07,17
8.00.
0.9mmol)の懸濁液に、ピペラジン(77mg、
0.9mmol)を加え、ゲニステインが溶解するまで
混合物を加熱した。反応混合物を真空下に蒸発させ、残
渣をクロロフォルムとエタノールの5:1の混合物から
結晶化した。生成物4の収量180mgであった。 IR(KBr):ν(cm-1)=3440(br O
H),3247−2581(br NH),1657
(C=O). 1H NMR(CDCl3 + DMSO
−d6 )δ(ppm)=2.71(s,8H),6.1
4(d,1H,J=2.1Hz),6.24(d,1
H,J=2.1Hz),6.75および6.79(m,
2H,1/2AA’XX’),7.22および7.27
(m,2H,1/2AA’XX’),7.84(s,1
H).13C NMR(CDCl3 + DMSO−
d6 )δ(ppm)=43.77,92.76,98.
55,101.53,113.49,119.89,1
20.64,128.28,150.67,155.8
8,156.42,160.42,167.07,17
8.00.
【0020】1H NMRスペクトル(200MHz)
をDMSOシグナルに対して較正し(2.49pp
m)、13C NMRスペクトル対CDCl3 シグナルに
対して較正した(77.0ppm)。シグナルインテグ
レーションは、ゲニステイン−アミンの化学量論比が
1:1から変化することに帰因して異なる可能性があ
る。
をDMSOシグナルに対して較正し(2.49pp
m)、13C NMRスペクトル対CDCl3 シグナルに
対して較正した(77.0ppm)。シグナルインテグ
レーションは、ゲニステイン−アミンの化学量論比が
1:1から変化することに帰因して異なる可能性があ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レック コゼルスキ ポーランド国 ワルシャワ 02−744、ソ ナティー ストリート 6/309番
Claims (4)
- 【請求項1】 一般式1 【化1】 (式中R1 ,R2 およびR3 は同一あるいは異ってお
り、R1 は水素またはアルキルを示し、R2 およびR3
は同一あるいは異っており、水素、アルキルまたはアリ
ールを示すか、あるいは、R2 およびR3 はそれらが結
合している窒素原子と一緒になって複素環を形成す
る。)を有する化合物。 - 【請求項2】 式2 【化2】 (ここでR1 ,R2 およびR3 は同一であってエチルを
示す。)を有する請求項1の化合物。 - 【請求項3】 式3 【化3】 (R1 が水素でR2 およびR3 が結合してCH2 CH2
OCH2 CH2 を示す。)を有する請求項1の化合物。 - 【請求項4】 式4 【化4】 (式中R1 が水素でR2 およびR3 が結合してCH2 C
H2 NHCH2 CH2 を示す。)を有する請求項1の化
合物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PL95310486A PL179170B1 (pl) | 1995-09-15 | 1995-09-15 | Nowe zwiazki,pochodne genisteiny PL PL PL PL |
PL310486 | 1995-09-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09183774A true JPH09183774A (ja) | 1997-07-15 |
JP2979469B2 JP2979469B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=20065904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8255372A Expired - Lifetime JP2979469B2 (ja) | 1995-09-15 | 1996-09-06 | ゲニステイン新規誘導体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5637703A (ja) |
JP (1) | JP2979469B2 (ja) |
PL (1) | PL179170B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012512164A (ja) * | 2008-12-11 | 2012-05-31 | アクセンチュア ファーマシューティカルズ アーベー | ゲニステインの結晶形 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6028099A (en) * | 1998-03-13 | 2000-02-22 | John Hopkins University, School Of Medicine | Use of an inhibitor of the protein tyrosine kinase pathway in the treatment of choroidal neovascularization |
US5980929A (en) * | 1998-03-13 | 1999-11-09 | Johns Hopkins University, School Of Medicine | Use of a protein tyrosine kinase pathway inhibitor in the treatment of retinal ischmemia or ocular inflammation |
US5919813C1 (en) * | 1998-03-13 | 2002-01-29 | Univ Johns Hopkins Med | Use of a protein tyrosine kinase pathway inhibitor in the treatment of diabetic retinopathy |
US6399655B1 (en) | 1998-12-22 | 2002-06-04 | Johns Hopkins University, School Of Medicine | Method for the prophylactic treatment of cataracts |
WO2003092693A1 (en) * | 2002-05-06 | 2003-11-13 | Washington University | Methods of treatment of glaucoma and other conditions mediated by nos-2 expression via inhibition of the egfr pathway |
CA2590048C (en) * | 2007-05-23 | 2013-07-16 | Institut National De La Recherche Scientifique | Cytosine nucleoside analogs and isoflavones and uses thereof |
US7863325B2 (en) * | 2008-12-11 | 2011-01-04 | Axcentua Pharmaceuticals Ab | Crystalline genistein sodium salt dihydrate |
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