JPH0918327A - 入力回路およびこれを含む半導体集積回路 - Google Patents

入力回路およびこれを含む半導体集積回路

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JPH0918327A
JPH0918327A JP8107954A JP10795496A JPH0918327A JP H0918327 A JPH0918327 A JP H0918327A JP 8107954 A JP8107954 A JP 8107954A JP 10795496 A JP10795496 A JP 10795496A JP H0918327 A JPH0918327 A JP H0918327A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電源電圧等の変動による誤動作を防止した、
入力電位を検知する入力回路およびこの入力回路を含む
半導体集積回路を提供する。 【解決手段】 入力回路は、入力信号が供給される信号
入力端子と、力信号の電位と所定の基準値とを比較し、
その大小を検知する第1の入力電位検知回路1と、制御
信号Cが与えられたときに、入力信号の電位と所定の基
準電位とを比較し、その大小を検知する第2の入力電位
検知回路と2、第1の入力電位検知回路の出力を所定時
間遅延させる遅延回路3と、この遅延回路の出力信号を
データ入力、前記第2の入力電位検知回路の出力信号を
クロック入力とし、これら2つの信号の電位に応じた出
力信号を発生するラッチ回路4と、出力信号を出力する
信号出力端子とを備え、制御信号が与えられたときは、
入力信号の変化がない限り以前の状態を保持するので、
ノイズ等により基準電位の変動があっても誤動作を防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力回路およびこれ
を含む半導体集積回路に関し、特に入力信号の電位を検
知する回路を含み、基準電位を発生する電源電圧の変動
等による誤動作の防止に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路は、電源電圧、温度等の
変動により、動作特性にある程度の影響を受け、誤動作
が発生することもある。したがって、回路動作の複雑
化、高速化に伴い、供給電源電圧の精度、安定度等の重
要度は増してきている。
【0003】図5は、従来型の入力電位検知回路の回路
構成図であり、半導体集積回路に組み込まれて用いられ
るものである。以下、図5に示した入力電位検知回路の
構成と動作について図3(A)、(C)、(D)を参照
して説明する。
【0004】PチャネルMOSトランジスタ101のゲ
ートには基準電位となる電源電圧VDDが入力され、ソー
ス、ドレインのうち一方には入力信号Vin(「Vin」は
電位の表示も兼ねるものとする。)が入力され、他方か
らはPチャネルMOSトランジスタ101を介して信号
が出力される。また、ソース、ドレインのうち信号を出
力する側は抵抗102を介して接地されている。Pチャ
ネルMOSトランジスタ101を介して出力された信号
は、2個のインバータ103、104を経て出力信号V
out (「Vout 」は電位の表示も兼ねるものとする。)
として出力される。
【0005】入力信号Vinの電位が、基準電位VDDにP
チャネルMOSトランジスタ101のしきい電圧の絶対
値|Vtp|を加えた値(VDD+|Vtp|)以上に高
いとき、Pチャネル(図3(A)の期間t5からt7お
よびt15からt17)MOSトランジスタ101はオ
ンとなり、インバータ103への入力は“H”レベルと
なり、その結果、出力信号Vout は“H”レベルとなる
(図3(D)の期間t6からt8およびt16からt1
8)。逆に、入力信号Vinの電位が(VDD+|Vtp
|)よりも低いとき、PチャネルMOSトランジスタ1
01はオフとなり、インバータ103への入力は“L”
レベルとなり、したがって、出力信号Vou t は“L”レ
ベルとなる。
【0006】入力信号Vinとしては、アドレス信号ある
いは制御信号としての役割を担う外部入力信号を用いる
ことが多く、この入力信号Vinの電位が通常動作では接
地電位VSS以上基準電位VDD以下の範囲内の値をとるよ
うに設定を行う。
【0007】そして前述したように、入力信号Vinの電
位の値を(VDD+|Vtp|)と比較し、(VDD+|V
tp|)以上であるかまたは(VDD+|Vtp|)未満
であるかにより、出力信号Vout の電位はそれぞれ
“H”レベルまたは“L”レベルの電位となる。
【0008】この入力信号Vinの電位変化に伴う出力信
号Vout の電位変化を利用することにより、半導体メモ
リ装置を通常動作状態から別の状態、例えば、動作テス
ト状態等へ移行させることが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来型の入力電位検知回路の構成においては、以下の
ような問題が発生する。
【0010】半導体メモリ装置が通常動作する場合、外
部入力信号すなわち図5の回路における入力信号Vin
電位は、前述した通り接地電位VSS以上基準電位VDD
下の範囲内の値をとる。この際、入力信号Vinの電位が
基準電位VDDとほぼ同じ水準の電位であるとき、基準電
位VDDがノイズ変動等に起因して低くなり、入力信号V
inと基準電位VDDとの電位差がPチャネルMOSトラン
ジスタ101のしきい電圧の絶対値|Vtp|よりも大
きくなる(Vin−VDD≧|Vtp|)(図3(C)の期
間t1からt3およびt11からt13)とPチャネル
MOSトランジスタ101は誤動作してオンとなり、出
力信号Vout として“H”レベルの電位の信号が出力さ
れる(図3(D)の期間t2からt4およびt12から
t14)。すなわち、通常動作の状態から別の状態、例
えば、動作テスト状態へ誤って移行してしまう。
【0011】この問題への対策としては、PチャネルM
OSトランジスタ101のしきい電圧の絶対値|Vtp
|を大きくする方法も考えられるが、この方法では、基
準電位VDDを通常もしくは高い水準に設定した場合に、
前述の別の状態へ移行させるための入力信号Vinの電位
を非常に高く設定する必要があり、電圧ストレスによる
トランジスタの特性劣化が問題となる。
【0012】また、抵抗を小さくして誤動作を防止する
方法も考えられるが、その場合、前述の別の状態におけ
る電流の増大による消費電力の増加につながってしま
う。したがって、本発明の目的は、基準電位VDDがノイ
ズ等により変動した場合にも誤動作しない構成の入力電
位検知回路およびこの回路を含む半導体装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる入力回路
は、外部からの入力信号が供袷される信号入力端子と、
前記入力信号の電位と所定の基準値とを比較し、その大
小を検知する第1の入力電位検知回路と、制御信号が与
えられたときに有効となり、前記入力信号の電位と所定
の基準電位とを比較し、その大小を検知する第2の入力
電位検知回路と、前記第1の入力電位検知回路の出力を
所定時間遅延させる遅延回路と、この遅延回路の出力信
号をデータ入力、前記第2の入力電位検知回路の出力信
号をクロック入力とし、これら2つの信号の電位に応じ
た出力信号を発生するラッチ回路と、前記出力信号を出
力する信号出力端子とを備えたことを特徴とする。
【0014】また、本発明にかかる入力回路は、外部か
らの入力信号が供袷される信号入力端子と、前記入力信
号の電位と所定の基準値とを比較し、その大小を検知す
る第1の入力電位検知回路と、制御信号が与えられたと
きに有効となり、前記入力信号の電位と所定の基準電位
とを比較し、その大小を検知する第2の入力電位検知回
路と、前記第1の入力電位検知回路からの信号に所定の
遅延時間を与えて第1の信号とし、前記第2の入力電位
検知回路からの信号を第2の信号とし、前記第1の信号
及び前記第2の信号を共働させて出力信号を発生する遅
延ラッチ回路と、前記出力信号を出力する信号出力端子
とを備えたことを特徴とする。
【0015】さらに、本発明にかかる入力回路は、外部
からの入力信号が供袷される信号入力端子と、前記入力
信号の電位と所定の基準値とを比較し、その大小を検知
する第1の入力電位検知回路と、それぞれ異なる制御信
号が与えられたときに有効となり、前記入力信号の電位
と所定の基準電位とを比較し、その大小を検知する複数
の第2の入力電位検知回路と、前記複数の入力電位検知
回路の出力の少なくともいずれか一つが有効であるとき
に有効出力を発生する論理回路と、前記第1の入力電位
検知回路の出力を所定時間遅延させる遅延回路と、この
遅延回路の出力信号をデータ入力、前記論理回路の有効
出力信号をクロック入力とし、これら2つの信号の電位
に応じた出力信号を発生するラッチ回路と、前記出力信
号を出力する信号出力端子とを備えたことを特徴とす
る。
【0016】これらのいずれの場合も入力信号あるいは
基準信号の変動が生じたときでもそれ以前の状態がラッ
チ回路で保持されているため、誤動作で変動した信号は
取出されない。また、本発明にかかる半導体集積回路に
よれば、これらの入力回路とこの入力回路から出力され
た信号が供給される回路が同一半導体基板上に形成され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明に係る入力回路の実施の形態につき説明する。この入
力回路は半導体集積回路の基板上の一部に構成される。
【0018】図1は、本発明に係る半導体集積回路の第
1の実施の形態の回路構成図である。図1の回路は、入
力電位検知メイン回路1と、入力電位検知サブ回路2
と、遅延回路3と、ラッチ回路4とから構成されてい
る。
【0019】入力電位検知メイン回路1は、Pチャネル
MOSトランジスタ11とインバータ13と抵抗素子1
2で構成される。入力信号Vinが入力される信号入力端
子と入力電位検知メイン回路1の出力ノードa1との間
に、ゲートに基準電位となる電源電圧VDDが印加された
PチャネルMOSトランジスタ11とインバータ13と
が接続され、インバータ13の入力ノードと接地電位間
は抵抗素子12により接続されている。
【0020】入力電位検知メイン回路1の出力ノードa
1は、直列接続された4つのインバータ31、32、3
3、34からなる遅延回路3の入力ノードに接続されて
いる。遅延回路3の出力ノードは2つのループ接続され
たNOR回路41、42からなるラッチ回路4に接続さ
れている。ラッチ回路4を構成する2個のNOR回路4
1、42は共に2入力を有し、互いに他方の出力を入力
の1つとしている。すなわち、NOR回路42の出力ノ
ードc2はNOR回路41の入力の1つであり、NOR
回路41の出力ノードはNOR回路42の入力の1つと
なっている。また、NOR回路41の他方の入力端子に
は遅延回路3の出力ノードが接続されており、NOR回
路42の他方の入力端子には入力電位検知サブ回路2の
出力ノードb1が接続されている。
【0021】入力電位検知サブ回路2は、入力信号Vin
が入力される信号入力端子と入力電位検知サブ回路2の
出力ノードb1との間に、ゲートに基準電位となる電源
電圧VDDが印加されたPチャネルMOSトランジスタ2
1と、ゲートに制御信号Cが入力されるNチャネルMO
Sトランジスタ22と、インバータ24とが接続され、
インバータ24の入力ノードと接地電位間は抵抗素子2
3により接続されている。NチャネルMOSトランジス
タ22のゲートに入力される制御信号Cには、通常、チ
ップイネーブル信号を利用するが、入力信号Vinと共働
して出力信号を変化させ、集積回路の通常動作状態・テ
スト動作状態を切り替えるという目的に適した信号であ
れば、その他、どのような信号を用いても良い。例え
ば、入力回路が形成された集積回路外から供給される制
御信号も使用できる。入力電位検知サブ回路2の出力ノ
ードb1は、前述したように、NOR回路42の入力端
子の1つに接続されている。
【0022】図1の回路の出力Vout は、ラッチ回路4
を構成するNOR回路41の出力である。
【0023】以下、図1の回路の動作について図3
(A)、(B)、(C)、(D)を参照して説明する。
図3(B)のt10でNチャネルMOSトランジスタ2
2のゲートに与えられる制御信号Cが“L”レベルに変
化したとき、NチャネルMOSトランジスタ22はオフ
となるため、入力信号の電位にかかわらず、入力電位検
知サブ回路2の出力ノードb1の電位は“H”レベルで
あり、ラッチ回路4の内部ノードc2は“L”レベルと
なる。したがって、図2の回路は入力電位検知メイン回
路1の回路動作により出力信号の電位が決定される。
【0024】すなわち、入力信号Vinの電位が(VDD
|Vtp|)(VtpとはPチャネルMOSトランジス
タ11、21のしきい電圧)より高いとき(図3(A)
の期間t15からt17)、PチャネルMOSトランジ
スタ11はオンとなり、インバータ13の入力が“H”
レベルとなるので、入力電位検知メイン回路1の出力ノ
ードa1の電位は“L”レベル、図1の回路の出力信号
out の電位は“H”レベルとなる(図3(E)の期間
t16′からt18′)。また、入力信号Vinの電位が
(VDD+|Vtp|)より低いとき、PチャネルMOS
トランジスタ11はオフ、インバータ13の入力は
“L”レベルとなるため、入力電位検知メイン回路1の
出力ノードa2の電位は“H”レベル、図1の回路の出
力信号Voutの電位は“L”レベルとなる。
【0025】また、入力電位VinがVDDとほぼ同じ電位
であるときに基準電位VDDがノイズ等により低下して入
力信号Vinと基準電位VDDとの電位差がPチャネルMO
Sトランジスタ11のしきい電圧の絶対値|Vtp|よ
りも大きくなる(Vin−VDD≧|Vtp|)(図4
(C)の期間t11からt13)とPチャネルトランジ
スタ11は誤動作してオンとなり“H”レベルの電位の
信号(図4(E)の期間t2′からt4′)が出力信号
out に現われる。
【0026】次に、制御信号Cが“H”レベルのとき
(図3(C)の時刻t10以前)、NチャネルMOSト
ランジスタ22はオンとなる。
【0027】この条件の下で、入力信号Vinの電位が
(VDD+|Vtp|)より低いとき、PチャネルMOS
トランジスタ11、21は共にオフとなるので、インバ
ータ13、24の入力は共に“L”レベル、入力電位検
知メイン回路1と入力電位検知サブ回路2のそれぞれの
出力ノードa1とb1は共に“H”レベルとなる。その
結果、ラッチ回路4の内部ノードc2は“L”レベルと
なり、図1の回路の出力信号Vout の電位は“L”レベ
ルとなる。
【0028】また、入力信号Vinの電位が(VDD+|V
tp|)より低い状態から高い状態に変化したとき(図
3(A)の時刻t5)、PチャネルMOSトランジスタ
11、21は共にオンとなり、インバータ13、24の
入力は共に“H”レベルとなり、入力電位検知メイン回
路1と入力電位検知サブ回路2の出力ノードa1とb1
は共に“L”レベルとなる。
【0029】入力電位検知メイン回路1から出力された
信号(ノードa1の電位)は遅延回路を経てラッチ回路
4へ入力されるので、入力電位検知サブ回路2から出力
された信号(ノードb1の電位)がラッチ回路4に入力
される時刻よりも後である。
【0030】したがって、入力電位検知サブ回路2から
出力された信号(電位“L”レベル)がラッチ回路4へ
入力された時点では、図1の回路の出力信号Vout は依
然“L”レベル(入力信号Vinの電位が(VDD+|Vt
p|)より低い状態のときの出力電位)のままであるの
で、ラッチ回路4の内部ノードc2は“H”レベルとな
る。その結果、入力電位検知メイン回路1の出力信号に
関係なく、図1の回路の出力信号は“L”レベルとな
る。
【0031】また、図1の第1の実施の形態の構成によ
れば、制御信号Cが“H”レベルで、入力信号Vinの電
位が(VDD+|Vtp|)より低い状態に固定されてい
る時、ノイズ変動等に起因して基準電位VDDが低くな
り、入力信号Vinと基準電位VDDとの電位差がPチャネ
ルMOSトランジスタ11,12のしきい値電圧|Vt
p|よりも大きくなり(Vin−VDD≧|Vtp|)、誤
ってPチャネルMOSトランジスタ11,12がオンと
なっても出力信号Vout の電位は“L”のままである。
【0032】このように、第1の実施の形態では入力信
号Vinおよび基準電位VDDのいずれの変動に対しても誤
動作を防止できる。
【0033】すなわち半導体メモリ装置を、出力信号V
out の電位が“L”レベルの時に通常動作状態、“H”
レベルの時に別の状態、例えば動作テスト状態に設定し
た場合、基準電位VDDがノイズ等に起因して変動して
も、半導体メモリ装置が誤って通常動作状態から別の状
態、例えば動作テスト状態に移行してしまうような誤動
作を防止することができる。
【0034】図2は、本発明に係る半導体集積回路の第
2の実施の形態の回路構成図である。図2の回路は、入
力電位検知メイン回路5と、入力電位検知サブ回路6
と、遅延ラッチ回路7とから構成されている。
【0035】入力電位検知メイン回路5は、入力信号V
inが入力される信号入力端子と入力電位検知メイン回路
5の出力ノードa2との間に、ゲートに基準電位となる
電源電圧VDDが印加されたPチャネルMOSトランジス
タ51が接続され、出力ノードa2と接地電位間は抵抗
素子52により接続されている。さらに、出力ノードa
2と接地電位間は、出力ノードa2からの放電を行うた
めに、ゲートに以下に説明する所定の信号が入力される
NチャネルMOSトランジスタ53により接続されてい
る。
【0036】入力電位検知サブ回路6は、入力信号Vin
が入力される信号入力端子と入力電位検知サブ回路6の
出力ノードb2との間に、ゲートに基準電位となる電源
電圧VDDが印加されたPチャネルMOSトランジスタ6
1と、ゲートに制御信号Cが入力されるNチャネルMO
Sトランジスタ62と、インバータ64とが接続され、
インバータ64の入力ノードと接地電位間は抵抗素子6
3により接続されている。入力電位検知サブ回路6の出
力ノードb2は、以下に説明するように、NOR回路7
6の入力の1つに接続されている。
【0037】遅延ラッチ回路7は、NAND回路71、
73、75と、NOR回路72、74、76と、インバ
ータ77、78とを組合せて構成されている。NAND
回路71、73、75、NOR回路72、74、76は
いずれも2入力式のものである。
【0038】入力電位検知メイン回路5の出力ノードa
2はNAND回路71の一方の入力に、NAND回路7
1の出力はNOR回路72の一方の入力に、NOR回路
72の出力はNAND回路73の一方の入力に、NAN
D回路73の出力はNOR回路74の一方の入力に、N
OR回路74の出力はNAND回路75の一方の入力
に、NAND回路75の出力はインバータ77の入力
に、それぞれ接続されており、これらが遅延回路部を構
成している。
【0039】入力電位検知サブ回路6の出力ノードb2
は、NOR回路76の一方の入力に接続されており、N
OR回路76の他方の入力には、インバータ77の出力
が入力されている。NOR回路76の出力はNチャネル
MOSトランジスタ53のゲートと、NOR回路72、
74の他方の入力とにそれぞれ入力されている。さら
に、NOR回路76の出力はインバータ78を介して、
NAND回路71、73、75の他方の入力にそれぞれ
入力されている。したがって、NAND回路75、イン
バータ77、NOR回路76、インバータ78は、ルー
プ状に接続され、ラッチ回路部を構成している。
【0040】図2の回路の出力Vout は、遅延ラッチ回
路7を構成するインバータ77の出力である。
【0041】図2の第2の実施の形態は、図1の第1の
実施の形態と基本的な構成において同様のものである。
ただし、入力電位検知メイン回路5には、その出力ノー
ドa2からの放電を行うためのNチャネルMOSトラン
ジスタ53を付加し、入力電位検知メイン回路5の出力
と入力電位検知サブ回路6の出力はそれぞれ遅延ラッチ
回路7へ入力され、遅延ラッチ回路7の出力が図2の回
路の出力信号Vout となる。
【0042】また、入力信号及び制御信号の電位によっ
て決まる出力信号の電位は、図1の第1の実施の形態の
場合とまったく同様である。
【0043】以下、図2の回路の動作について説明す
る。制御信号Cの電位が“L”レベルのとき(図3
(B)のt10以降)、NチャネルMOSトランジスタ
62はオフとなるので、入力電位検知サブ回路6の出力
ノードb2は入力信号Vinの電位に関係なく“H”レベ
ルとなり、ノードc2の電位は“L”レベル、ノードd
2の電位は“H”レベルとなる。したがって、図2の出
力信号Vout の電位は、入力電位検知メイン回路5の出
力ノードa2の電位によって決定される。すなわち、入
力信号Vinの電位が(VDD+|Vtp|)より低いと
き、出力ノードa2の電位は“L”レベルとなり、出力
信号Vout の電位は“L”レベルとなる。また、入力信
号Vinの電位が(VDD+|Vtp|)より高いとき(図
3(A)の期間t15からt17)、出力ノードa2の
電位は“H”レベルとなり、出力信号Vout の電位は
“H”レベルとなる(図3(E)の期間t16′からt
18′)。
【0044】基準電位VDDがVin−VDD≧|Vtp|の
関係を満たすように低下した場合(図3(C)の期間t
11からt13)、PチャネルMOSトランジスタ51
が誤動作し、出力Vout に“H”レベルの信号が現われ
る(図3(E)の期間t12′からt14′)。
【0045】制御信号Cの電位が“H”レベルのとき、
NチャネルMOSトランジスタ62はオンとなる。この
とき、入力信号Vinの電位が(VDD+|Vtp|)より
も低ければ、入力電位検知サブ回路6の出力ノードb2
の電位は“H”レベルとなるため、ノードc2の電位は
“L”レベル、ノードd2の電位は“H”レベルとな
る。入力電位検知メイン回路の出力ノードa2の電位は
“L”レベルであるから、出力信号Vout の電位は
“L”レベルとなる。
【0046】次に、入力信号Vinの電位が(VDD+|V
tp|)よりも低い電位(このとき出力信号Vout
“L”レベルの電位)から高い電位に変化した場合、入
力電位検知サブ回路6の出力ノードb2は“L”レベル
となる。入力電位検知メイン回路5の出力ノードa2の
電位は“H”レベルになり、出力信号Vout の電位を
“H”レベルに変化させようとするが、この時刻はノー
ドb2の電位が“L”レベルになる時刻より後であり、
ノードb2の電位が“L”レベルとなった時刻において
は、出力信号Vout の電位は依然“L”レベルのままで
ある。
【0047】よって、このとき、ノードc2の電位は
“H”レベルとなり、NチャネルMOSトランジスタ5
3がオンとなることにより、“H”レベルとなったノー
ドa2の電位は“L”レベルとなる。また、ノードc2
が“H”レベルとなることにより、ノードd2は“L”
レベルとなる。したがって、図2の回路の出力信号Vou
t は、入力電位検知メイン回路5の検知状態にかかわら
ず“L”レベルの電位が保持される。
【0048】ノイズ変動等に起因して基準電位VDDが低
くなり、入力信号Vinと基準電位VDDとの電位差がPチ
ャネルMOSトランジスタ51,61のしきい値電圧|
Vtp|よりも大きくなり(Vin−VDD≧|Vtp
|)、誤ってPチャネルMOSトランジスタ51,61
がオンとなっても出力信号Vout の電位は“L”のまま
である。
【0049】以上のように、制御信号Cが“L”レベル
のときには入力信号Vinあるいは基準電位VDDにノイズ
等による誤変動があったときには出力信号Vout に誤動
作信号が現われるが、制御信号Cが“H”レベルのとき
は入力信号Vinあるいは基準電位VDDの変動による誤動
作信号が出力信号Vout に現われることはなく、この出
力信号Vout を用いる後段の回路の誤動作を招かない。
【0050】図4は本発明の第3の実施の形態を示す回
路図であって、図1に示した第1の実施の形態における
入力電位検知サブ回路を2つ設けたものである。図4に
おいては図1と同じ構成要素には同じ参照番号を付して
その詳細な説明を省略する。
【0051】入力電位検知サブ回路2−1は図1の入力
電位検知サブ回路2とまったく同じであり、また入力検
知サブ回路2−2は2−1の構成要素21−24にそれ
ぞれ対応する構成要素25−28を有しており、構成的
には全く同じであるが、NチャネルMOSトランジスタ
26のゲートに印加される制御信号C′はNチャネルM
OSトランジスタ22のゲートに印加される制御信号C
とは異なるものである点が異なっている。
【0052】サブ回路2−1の出力とサブ回路2−2の
出力はNORゲート81に入力され、このNORゲート
81の出力をインバータ82での反転出力ノードC1の
信号はラッチ回路4のNORゲート42の一方の端子に
与えられている。
【0053】図1の回路では制御信号Cが“H”レベル
であったときには、入力信号VinがVDD+|Vtp|以
上となっても出力端子Vout は“L”レベルのまま変化
しない構成としていたが、図4の回路では制御信号Cと
C′のいずれかが“L”レベルであればNORゲート8
1とインバータ82により、入力信号Vinに関らずノー
ドC1は“H”レベルとなるため、出力端子Vout の値
は入力電位検知メイン回路からの出力信号によって決定
される。すなわち、入力端子VinがVDD+|Vtp|以
上となれば出力端子Vout は“L”レベルから“H”レ
ベルに変化する。
【0054】したがって制御信号C′を制御することに
より、制御信号Cとは無関係に入力信号Vinの電位に応
じてモード切換を行うことが可能となる。
【0055】以上の各実施の形態にかかる入力回路は、
その出力信号が供給される回路と共に同一基板上に形成
され、半導体集積回路装置をなすことが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体集積回路の一部として形成された本発明
に係る入力電位検出回路の第1の実施の形態の回路図。
【図2】半導体集積回路の一部として形成された本発明
に係る入力電位検出回路の第2の実施の形態の回路図。
【図3】入力信号および制御信号の電位変化による出力
信号の電位変化を表す図。
【図4】本発明に係る半導体集積回路の第3の実施の形
態の回路図。
【図5】従来の入力電位検知回路の一例を示す回路図。
【符号の説明】
1,5 入力電位検知メモリ回路 2,2−1,2−2,6 入力電位検知サブ回路 3 遅延回路 4 ラッチ回路 7 遅延ラッチ回路

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの入力信号が供袷される信号入力
    端子と、 前記入力信号の電位と所定の基準値とを比較し、その大
    小を検知する第1の入力電位検知回路と、 制御信号が与えられたときに有効となり、前記入力信号
    の電位と所定の基準電位とを比較し、その大小を検知す
    る第2の入力電位検知回路と、 前記第1の入力電位検知回路の出力を所定時間遅延させ
    る遅延回路と、 この遅延回路の出力信号をデータ入力、前記第2の入力
    電位検知回路の出力信号をクロック入力とし、これら2
    つの信号の電位に応じた出力信号を発生するラッチ回路
    と、 前記出力信号を出力する信号出力端子とを備えたことを
    特徴とする入力回路。
  2. 【請求項2】請求項1の入力回路において、 前記第1の入力電位検知回路は、前記所定の基準電位を
    ゲート入力し、ソースあるいはドレインの一方に前記入
    力信号が供給され、他方が出力端をなすとともに第1の
    抵抗素子を介して電源電位に接続された第1の一導電型
    トランジスタを含み、 前記第2の入力電位検知回路は、前記所定の基準電位を
    ゲート入力し、ソースあるいはドレインの一方に前記入
    力信号が供給された第2の一導電型トランジスタと、前
    記制御信号をゲート入力し、この第2の一導電型トラン
    ジスタのソースあるいはドレインの他方にソースあるい
    はドレインの一方が接続され、ソースあるいはドレイン
    の他方が出力端をなすとともに第2の抵抗素子を介して
    電源電位に接続された逆導電型トランジスタとを含むこ
    とを特徴とする入力回路。
  3. 【請求項3】請求項1の入力回路において、前記遅延回
    路はインバータが偶数段直列接続されたものである入力
    回路。
  4. 【請求項4】請求項1の入力回路において、 前記制御信号は、チップイネーブル信号あるいはこれか
    ら派生した信号であることを特徴とする入力回路。
  5. 【請求項5】請求項1の入力回路において、 前記制御信号は、独立して外部から入力される信号であ
    ることを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】請求項1の入力回路とこの入力回路から出
    力された信号が供給される回路が同一半導体基板上に形
    成された半導体集積回路。
  7. 【請求項7】外部からの入力信号が供袷される信号入力
    端子と、 前記入力信号の電位と所定の基準値とを比較し、その大
    小を検知する第1の入力電位検知回路と、 制御信号が与えられたときに有効となり、前記入力信号
    の電位と所定の基準電位とを比較し、その大小を検知す
    る第2の入力電位検知回路と、 前記第1の入力電位検知回路からの信号に所定の遅延時
    間を与えて第1の信号とし、前記第2の入力電位検知回
    路からの信号を第2の信号とし、前記第1の信号及び前
    記第2の信号を共働させて出力信号を発生する遅延ラッ
    チ回路と、 前記出力信号を出力する信号出力端子とを備えたことを
    特徴とする入力回路。
  8. 【請求項8】請求項7の入力回路において、 前記第1の入力電位検知回路は、前記所定の基準電位を
    ゲート入力し、ソースあるいはドレインの一方に前記入
    力信号が供給され、他方が出力端をなすとともに第1の
    抵抗素子を介して電源電位に接続された第1の一導電型
    トランジスタを含み、 前記第2の入力電位検知回路は、前記所定の基準電位を
    ゲート入力し、ソースあるいはドレインの一方に前記入
    力信号が供給された第2の一導電型トランジスタと、前
    記制御信号をゲート入力し、この第2の一導電型トラン
    ジスタのソースあるいはドレインの他方にソースあるい
    はドレインの一方が接続され、ソースあるいはドレイン
    の他方が出力端をなすとともに第2の抵抗素子を介して
    電源電位に接続された逆導電型トランジスタとを含むこ
    とを特徴とする入力回路。
  9. 【請求項9】請求項7の入力回路において、 前記遅延ラッチ回路は、前記第1の入力電位検知回路の
    出力が供給され、論理反転作用を有する複数段のゲート
    の組み合わせと、その最終段に少くとも2つの論理反転
    作用を有するゲートが循環接続された構成とを有するこ
    とを特徴とする入力回路。
  10. 【請求項10】請求項9の入力回路において、 前記論理反転作用を有するゲートは、NOR回路、NA
    ND回路、インバータ回路から選択されたものである入
    力回路。
  11. 【請求項11】請求項9の入力回路において、前記循環
    接続されたゲートの出力によりゲートが制御されるトラ
    ンジスタを前記第1の入力電位検知回路の出力ノードに
    備えたことを特徴とする入力回路。
  12. 【請求項12】請求項7の入力回路において、 前記制御信号は、チップイネーブル信号あるいはこれか
    ら派生した信号であることを特徴とする入力回路。
  13. 【請求項13】請求項7の入力回路において、 前記制御信号は、独立して外部から入力される信号であ
    ることを特徴とする入力回路。
  14. 【請求項14】請求項7の入力回路とこの入力回路から
    出力された信号が供給される回路が同一半導体基板上に
    形成された半導体集積回路。
  15. 【請求項15】外部からの入力信号が供袷される信号入
    力端子と、 前記入力信号の電位と所定の基準値とを比較し、その大
    小を検知する第1の入力電位検知回路と、 それぞれ異なる制御信号が与えられたときに有効とな
    り、前記入力信号の電位と所定の基準電位とを比較し、
    その大小を検知する複数の第2の入力電位検知回路と、 前記複数の入力電位検知回路の出力の少なくともいずれ
    か一つが有効であるときに有効出力を発生する論理回路
    と、 前記第1の入力電位検知回路の出力を所定時間遅延させ
    る遅延回路と、 この遅延回路の出力信号をデータ入力、前記論理回路の
    有効出力信号をクロック入力とし、これら2つの信号の
    電位に応じた出力信号を発生するラッチ回路と、 前記出力信号を出力する信号出力端子とを備えたことを
    特徴とする入力回路。
  16. 【請求項16】請求項15の入力回路とこの入力回路か
    ら出力された信号が供給される回路が同一半導体基板上
    に形成された半導体集積回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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