JPH09182108A - Vitc挿入により消失した画像符号化データを復元するためのチェックデータ挿入方法および装置 - Google Patents

Vitc挿入により消失した画像符号化データを復元するためのチェックデータ挿入方法および装置

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JPH09182108A
JPH09182108A JP33967895A JP33967895A JPH09182108A JP H09182108 A JPH09182108 A JP H09182108A JP 33967895 A JP33967895 A JP 33967895A JP 33967895 A JP33967895 A JP 33967895A JP H09182108 A JPH09182108 A JP H09182108A
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line
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VTRのVITC記録可能領域にも画像符号
化データを記録して、VITCに置き換えられて消失し
たデータを再生時に復元可能にする。 【解決手段】 第1のTV方式の画像信号を符号化して
記録することが可能なディジタルVTRに記録するた
め、第2のTV方式の画像信号を符号化する画像符号化
装置4と、垂直ブランキング21ライン内の12ライン
中の10ラインに配置される、VITCに置き換えられ
るかもしれない画像符号化データの誤り訂正用チェック
データを、その10ラインの画像データを基に所定の演
算式を用いて生成するチェックデータ発生器7と、チェ
ックデータを上記12ライン内の任意の2ラインに配置
し、残りの10ラインに画像符号化データを配置して画
像データを記録するためのマルチプレクサ9等を有す
る。再生時に、12ラインの内の各1列のそれぞれのデ
ータ12個を誤り訂正のための単位として消失データを
復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VITC(Vertica
l Interval Time Code:垂直ブランキング期間に挿入さ
れたタイムコード)挿入により消失した画像符号化デー
タを復元するためのチェックデータ挿入方法および装置
に関し、特に標準方式のディジタルVTR(ビデオ・テ
ープレコーダ)に高精細TV(テレビ)の画像符号化デ
ータ(圧縮データ)を記録した場合に、VITC挿入に
より消失した画像符号化データを復元するための技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、標準方式のTV画像データを非圧
縮で記録するディジタルVTRとして次のような種類の
ものがある。まず第1に、ITU(国際電気通信連合)
の勧告ITU-R BT601 に準拠したデータを記録するD-1VT
R、D-5VTRがある。第2に、NTSC(National Televi
sion System Committe)方式またはPAL(Phase alter
nation by line)方式の画像データを記録するD-2VTR、D
-3VTRがある。
【0003】一方、以上の標準方式の数倍以上のデータ
レートを有する高精細TVデータを非圧縮で記録するデ
ィジタルVTRとして、D-6VTRおよびオープンリールの
ディジタルVTRがある。
【0004】しかし、これらのディジタルVTRはマシ
ンの価格、カセットまたはオープンリールのテープの価
格、さらには運用費、保守費などのコストが高く、廉価
なディジタルVTRが求められている。そこで、高精細
TVデータを画像符号化により圧縮して上記の標準方式
ディジタルVTRに記録することが試みられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一部の家庭用VTRを
除く一般のVTRでは、その内部において上記のVIT
Cを発生し、垂直ブランキング期間における入力の有無
にかかわらず、VITCを優先して記録することになっ
ている。VITCは、周知のように、1H期間にタイム
コード分、64ビットを8ビット単位に分けて同期ビッ
ト(“1”,“0”)を付加し、さらに8ビットのCR
Cコードを加えた90ビットで構成したもので、この様
な信号を各フィールドの垂直ブランキング期間の隣接し
ない2Hに挿入する。
【0006】VITCを記録できる領域は各TV標準方
式によって定められており、例えばNTSC方式では、
10〜21ラインの中の隣接しない任意の2ライン(奇
数フィールド)と、273〜284ライン中の隣接しな
い任意の2ライン(偶数フィルールド)である。
【0007】VITCは時、秒、フレーム番号を表すタ
イムコードであるから、1フレームの中の4個のライン
に記録されているコードは全て同一である。すなわち、
フレーム毎に同じデータのタイムコードが4回繰返し記
録される。この繰返しにより、ドロップアウトやスチー
ル時のノイズバンドの影響も少なくなる。また、上記の
10〜21ラインまたは273〜284ラインの中のい
ずれの隣接しない2ラインにVITCを記録するかは自
由であり、ユーザが設定する。
【0008】しかしながら、上記のように符号化した高
精細TVデータを標準方式のディジタルVTRに記録す
るとき、上記のように設定されたVITC記録可能領域
の各ラインに対しては、符号化データを入力してもVI
TCデータに強制的に置き換えられてしまう可能性があ
るので、符号化データを記録できない。言い換えれば、
フィールド当たり2ラインしか記録しないVITCのた
めに12ラインの記録可能領域が有効に使えないという
問題が生じていた。
【0009】本発明の目的は、上述の課題を解決するた
めに、VITCデータにより置き換えられてしまうかも
しれないフィールド当たり12ラインの領域にチェック
コードを含む画像符号化データを記録して、それにより
再生時にVITCに置き換えられて消失した2ラインの
データを残りの10ラインのデータから復元することを
可能とすることで、記録可能領域を有効に利用できるよ
うに図ったチェックデータ挿入方法および装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のVITC挿入により消失した画像符号化デ
ータを復元するためのチェックデータ挿入方法は、第1
のテレビジョン方式の画像信号を符号化して記録するこ
とが可能なディジタル・テープレコーダに、第2のテレ
ビジョン方式の画像信号を符号化して記録するに際し、
前記第2のテレビジョン方式の画像信号を符号化する画
像符号化ステップと、垂直ブランキング内の垂直同期ラ
インを除いた残りのライン内の所定のラインに配置され
る、VITCに置き換えられるかもしれない画像符号化
データの誤り訂正のためのチェックデータを、当該画像
符号化データを基に演算により生成するチェックデータ
発生ステップと、前記垂直ブランキング内の垂直同期ラ
インを除いた残りのラインの領域に前記チェックデータ
を含む前記画像符号化データを記録する画像データ記録
ステップとを有することを特徴とする。
【0011】また、本発明の方法は、前記ディジタル・
テープレコーダに記録された前記画像符号化データの再
生に際し、前記VITCが前記垂直ブランキング内の垂
直同期ラインを除いた残りのライン内の2ラインに同一
データが記録されることを利用して、該VITCに書き
換ったラインを特定するVITC挿入位置検出ステップ
と、前記VITC挿入位置検出ステップで特定したライ
ンを基に、前記VITCに置き換えられて消失した画像
符号化データを残りの所定のラインの画像符号化データ
と前記チェックデータとから演算により復元する消失デ
ータ復元ステップと、出力画像データから前記チェック
データを除去するチェックデータ除去ステップとを有す
ることを特徴とすることができる。
【0012】また、本発明の方法は、他の形態として、
前記VITC挿入位置検出ステップでは、前記VITC
に書き替えられたラインの特定を、少くとも直前のフレ
ームのラインと比較することによって行うことを特徴と
することができる。
【0013】また、本発明の方法は、更に他の形態とし
て、前記VITC挿入位置検出ステップでは、VITC
の挿入位置が同一ラインの水平方向の位置について同一
であることを利用して、前記VITCに書き換ったライ
ンを特定することを特徴とすることができる。
【0014】また、上記目的を達成するため、本発明の
VITC挿入により消失した画像符号化データを復元す
るためのチェックデータ挿入装置は、第1のテレビジョ
ン方式の画像信号を符号化して記録することが可能なデ
ィジタル・テープレコーダに、第2のテレビジョン方式
の画像信号を符号化して記録する記録側は、前記第2の
テレビジョン方式の画像信号を符号化する画像符号化手
段と、垂直ブランキング21ライン内の垂直同期9ライ
ンを除いた残りの12ライン内の10ラインに配置され
る、VITCに置き換えられるかもしれない画像符号化
データの誤り訂正のためのチェックデータを、当該10
ラインの画像符号化データを基に演算式を用いて生成す
るチェックデータ発生手段と、前記チェックデータ発生
手段により発生した前記チェックデータを前記12ライ
ン内の任意の2ラインに配置し、残りの10ラインに前
記画像符号化データを配置して記録する画像データ記録
手段とを有し、前記ディジタル・テープレコーダに記録
された前記画像符号化データを再生する再生側は、前記
VITCが前記垂直ブランキング内の前記12ライン内
の2ラインに同一データが記録されることを利用して、
該VITCに書き換ったラインを特定するVITC挿入
位置検出手段と、前記チェックデータを含む前記12ラ
インの内の各1列のそれぞれのデータ12個を誤り訂正
のための単位として、前記VITC挿入位置検出手段で
特定したラインを基に、前記VITCに置き換えられて
消失した画像符号化データを別の演算式を用いて復元す
る消失データ復元手段と、出力画像データから前記チェ
ックデータを除去するチェックデータ除去手段とを有す
ることを特徴とする。
【0015】また、本発明の装置は、他の形態として、
前記VITC挿入位置検出手段は、前記VITCに書き
替えられたラインの特定を、少くとも直前のフレームの
ラインと比較することによって行うことを特徴とするこ
とができる。
【0016】また、本発明の装置は、更に他の形態とし
て、前記VITC挿入位置検出手段は、VITCの挿入
位置が同一ラインの水平方向の位置について同一である
ことを利用して、前記VITCに書き換ったラインを特
定することを特徴とすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】 (本発明の原理)本発明の実施の形態の説明を簡潔にす
るためと、本発明の理解を容易にするために、本発明の
実施の形態を詳細に説明するに先立ち、まず本発明の原
理について説明する。
【0018】本発明は、誤り訂正の原理に基づくもので
あり、以下にリードソロモン符号の場合を例として説明
する。
【0019】各フィールドの前述の12ラインの各ライ
ンは、NTSC方式の場合には768画素のデータから
構成されている。この768画素の中の1画素のデータ
(1バイト)をライン方向から見た12バイトのデータ
を誤り訂正処理系の1つの単位とする。これを図4を用
いて説明する。VITCに置き換えられるかも知れない
連続した12ラインのそれぞれのラインをL1〜L12
とし、それぞれのライン上を左から順に連続するバイト
列B1〜Bn(NTSCの場合、n=768)が並んで
いるとき、L1のB1とL2のB1とL3のB1と、
…、L10のB1とから生成したチェックデータをL1
1のC1とL12のC1とし、L11のC1をL11の
B1の列の位置(図4では、C11と表示)に、L12
のC1をL12のB1の列の位置(図4では、C21と
表示)に配置する。これらの同一の列に並んだ12バイ
トのデータを誤り訂正処理系の1つの単位とする(図4
では、L1n、L2n、L3n、…L10n、C1n、
C2nがその1つの単位に相当する。但し、n=1〜7
68)。
【0020】上記のL11のC1とL12のC1の生成
方法は以下に示す通りである。また以下の処理をL1か
らL12の全てのライン上の画素に対して行う。12バ
イトのデータのうち、10バイトが画像符号化データで
あり、残りの2バイトがチェックデータである。
【0021】10バイト画像符号化データをβ9 、β
8 、…、β0 と表し、2バイトのチェックデータをK
1 、K0 と表すこととする。リードソロモン符号の場合
は、次に示す(1)式、(2)式によりチェックデータ
を生成する。
【0022】
【数1】 β9 +β8 +…+β0 +K1 +K0 =0 (1) α12β9 +α11β8 +…+α3 β0 +α21 +αK0 =0 (2) 上記(1)式、(2)式における加算は、排他的論理和
(EX−OR)演算である。また、αのべき乗は1バイ
ト(8ビット)で表される定数とする。α0 からα254
までの255種が存在する。αの指数が255以上のと
きはα(255+X)=αX となる。α0 からα7 までは、次
のように定められる。α0 =1、α1 =2、α2 =4、
α3 =8、α4 =16、α5 =32、α6 =64および
α7 =128である。すなわち、8ビット中のいずれか
1ビットだけが1、他の7ビットはゼロという数字であ
る。
【0023】α8 以上はα0 からα7 までの数の幾つか
の和として表される。
【0024】まず、α8 は、例えば、
【0025】
【数2】 α8 =α4 +α3 +α2 +α0 (3) のように定義される。(3)式は原始多項式と呼ばれ、
(3)式の他にも幾つかの式が実用されている。(3)
式が定義されると、α9 以降は全て計算により求めるこ
とができる。例えば、α9 は、
【0026】
【数3】 α9 =α8 ・α1 =α5 +α4 +α3 +α1 =58 (4) となる。このように計算した具体例を表1に示す。
【0027】(2)式におけるような、αのべき乗と符
号化データまたはチェックデータとの積は、そのデータ
をαのべき乗の形に変換して演算できる。例えば、β9
=29=α8 であるとすれば、α12β9 =α12・α8
α20=180となる。これら指数と実数の間の変換は、
ROM(読み出し専用メモリ)を使って例えばテーブル
ルックアップ方式で行うことができる。
【0028】なお、以上の説明では、チェックデータ生
成系の1つの単位を垂直ブランキング期間の12バイト
としたが、その範囲をライン方向に12バイト以上に拡
大しても差し支えない。
【0029】チェックデータK1 、K0 は上記(1)、
(2)式から生成される。その求め方を次に示す。
【0030】まず、α×(1)式+(2)式を演算する
と次のようになる。
【0031】
【数4】 (α+α12)β9 +(α+α11)β8 +(α+α10)β7 +(α+α9 )β6 +(α+α8 )β5 +(α+α7 )β4 +(α+α6 )β3 +(α+α5 )β2 +(α+α4 )β1 +(α+α3 )β0 +(α+α2 )K1 =0 (5) (5)式において、K0 の項は同じ数の和(排他的論理
和)であるから、ゼロになっている。
【0032】(5)式の両辺に(α+α2 )K1 を加
え、(α+α2 )で除算すると、次のようになる。
【0033】
【数5】 K1 ={(1+α11)/(1+α)}β9 +{(1+α10)/(1+α)}β8 +{(1+α9 )/(1+α)}β7 +{(1+α8 )/(1+α)}β6 +{(1+α7 )/(1+α)}β5 +{(1+α6 )/(1+α)}β4 +{(1+α5 )/(1+α)}β3 +{(1+α4 )/(1+α)}β2 +{(1+α3 )/(1+α)}β1 +{(1+α2 )/(1+α)}β0 (6) また、α2 ×(1)式+(2)式を演算すると次のよう
になる。
【0034】
【数6】 (α2 +α12)β9 +(α2 +α11)β8 +(α2 +α10)β7 +(α2 +α9 )β6 +(α2 +α8 )β5 +(α2 +α7 )β4 +(α2 +α6 )β3 +(α2 +α5 )β2 +(α2 +α4 )β1 +(α2 +α3 )β0 +(α2 +α)K0 =0 (7) (7)式において、K1 の項は同じ数の和(排他的論理
和)であるから、ゼロになっている。(7)式の両辺に
(α2 +α)K0 を加え、(α2 +α)で除算すると、
次のようになる。
【0035】
【数7】 K0 ={(1+α10)/(1+α254 )}β9 +{(1+α9 )/(1+α254 )}β8 +{(1+α8 )/(1+α254 )}β7 +{(1+α7 )/(1+α254 )}β6 +{(1+α6 )/(1+α254 )}β5 +{(1+α5 )/(1+α254 )}β4 +{(1+α4 )/(1+α254 )}β3 +{(1+α3 )/(1+α254 )}β2 +{(1+α2 )/(1+α254 )}β1 +{(1+α )/(1+α254 )}β0 (8) (6)式および(8)式に用いられる(1+α)から
(1+α254 )までの値を計算した結果を表2に示す。
チェックデータK1 、K0 は(6)式と(8)式により
求められる。
【0036】再生時において、次の3つの条件を利用し
てVITC挿入位置を検出できる。
【0037】(i) 2バイトの消失データはVITCに
置き換えられているので、同じ値になっている。
【0038】(ii) VITCの挿入位置はユーザが設定
するので、1本の番組の中でその位置が変化することは
ない。すなわち、少なくとも直前のフレームとは同じ位
置である。
【0039】(iii) 同一ラインの768画素について挿
入位置は全て同じである。
【0040】以上の3種の条件からVITCの挿入位置
を検出する。この時の誤差判定確率を計算してみると以
下のようになる。
【0041】まず、同一フィールド内のVITCに置き
換えられていない2バイトのデータが同一である確率
は、2-16 ×102 である。この様なデータが直前のフ
レームと同じ位置にある確率は(102-1である。以
上の2つの事象の同時発生確率は2-16 である。さらに
768画素すべてについての同時発生確率、すなわち誤
判定確率は(2-16768 <10-3686 であり、全く問
題にならない値である。
【0042】次に、再生時における消失データの復元方
法について説明する。上述のチェックデータ12バイト
の再生データの中のVITCに強制的に置き換えられた
消失データが12バイトに含まれている。この消失デー
タの位置は、上記の方法によりすでに特定されている。
このとき、(1)式、(2)式において消失データを未
知数として連立方程式を解けば、消失データを復元する
ことができる。
【0043】例えば、β8 とβ6 が消失データであると
きは、α9 ×(1)式+(2)式を演算すると次のよう
になる。
【0044】
【数8】 (α9 +α12)β9 +(α9 +α11)β8 +(α9 +α10)β7 +(α9 +α8 )β5 +(α9 +α7 )β4 +(α9 +α6 )β3 +(α9 +α5 )β2 +(α9 +α4 )β1 +(α9 +α3 )β0 +(α9 +α2 )K1 +(α9 +α)K0 =0 (9) (9)式において、β6 の項は同じ数の和(排他的論理
和)であるからゼロとなっている。(9)式の両辺に
(α9 +α11)β8 を加え、(α9 +α11)で除算する
と次のようになる。
【0045】
【数9】 β8 ={(1+α3 )/(1+α2 )}β9 +{(1+α)/(1+α2 )}β7 +{(1+α254 )/(1+α2 )}β +{(1+α253 )/(1+α2 )}β4 +{(1+α252 )/(1+α2 )}β3 +{(1+α251 )/(1+α2 )}β2 +{(1+α250 )/(1+α2 )}β1 +{(1+α249 )/(1+α2 )}β0 +{(1+α248 )/(1+α2 )}K1 +{(1+α247 )/(1+α2 )}K0 (10) また、α11×(1)式+(2)式を演算すると次のよう
になる。
【0046】
【数10】 (α11+α12)β9 +(α11+α10)β7 +(α11+α9 )β6 +(α11+α8 )β5 +(α11+α7 )β4 +(α11+α6 )β3 +(α11+α5 )β2 +(α11+α4 )β1 +(α11+α3 )β0 +(α11+α2 )K1 +(α11+α)K0 =0 (11) (11)式の両辺に(α11+α9 )β6 を加え、(α11
+α9 )で除算すると次のようになる。
【0047】
【数11】 β6 ={(1+α)/(1+α253 )}β9 +{(1+α254 )/(1+α253 )}β7 +{(1+α252 )/(1+α253 )}β5 +{(1+α251 )/(1+α253 )}β4 +{(1+α250 )/(1+α253 )}β3 +{(1+α249 )/(1+α253 )}β2 +{(1+α248 )/(1+α253 )}β1 +{(1+α247 )/(1+α253 )}β0 +{(1+α246 )/(1+α253 )}K1 +{(1+α245 )/(1+α253 )}K0 (12) (10)式および(12)式に用いられる(1+α)か
ら(1+α254 )までの値を計算した結果を表2に示
す。消失データβ8 とβ6 は(10)、(12)式によ
り求められる。
【0048】以上が、VITCデータにより置き換えら
れてしまうかもしれないフィールド当たり12ラインの
領域にチェックコードを含む画像符号化データを記録
し、VITCに置き換えられて消失した2ラインのデー
タを残りの10ラインのデータから再生時に復元するこ
とを可能にした本発明の原理の内容である。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】(実施の形態例)次に、図面を参照して、
上記の本発明の原理に基づく本発明の実施の形態の一例
について詳細に説明する。ここでは画像符号化データを
NTSC方式のディジタルVTRに記録する場合を例に
挙げて述べることとする。
【0052】図1は本発明の一実施形態の記録側の構成
例を示し、図2はその再生側の構成例を示す。
【0053】(A)記録側の構成と動作 記録側の装置は、図1に示すように、画像符号化装置4
と、バッファメモリ5と、ライトアドレス・リードアド
レス発生器6と、チェックデータ発生器7と、遅延回路
8と、マルチプレクサ9等とからなる。
【0054】画像符号化装置4の入力端子1に、第2の
テレビジョン方式(例えば、ハイビジョン等の高精細T
V方式)に合致した輝度信号(Y)データを供給する。
画像符号化装置4の入力端子2にその色差信号(Cb)
を、またその入力端子3にその色差信号(Cr)を供給
する。画像符号化装置4は、その中に、走査変換器、2
次元DCT(離散コサイン変換)変換器、量子化器、可
変長符号化器、符号量制御器、マルチプレクサなどを含
むものとする。また、画像符号化装置4の出力は8ビッ
トを単位として切り出された固定長符号および可変長符
号とする。また、そのデータレートの平均値は後述の第
1のテレビジョン方式(NTSC方式)のデータを記録
できるディジタルVTRの記録データレートに等しくな
るように、符号量制御を画像符号化装置4は行うものと
する。
【0055】画像符号化装置4の出力をバッファメモリ
5に入力する。このバッファメモリ5のライトタイミン
グおよびリードタイミングは、ライトアドレス・リード
アドレス発生器6により発生したライトアドレスとリー
ドアドレスにより決められる。バッファメモリ5の出力
データの存在領域はNTSCのフォーマットに合致させ
る。ラインを単位とする有効データの存在領域が例えば
図3に示す形となるように、バッファメモリ5のリード
アドレスを設定する。
【0056】NTSC方式のD−2VTRまたはD−3
VTRではフィールド当たり記録できるライン数が25
5ラインであり、図3に示すように、9ラインから26
3ラインまで、および271ラインから0ラインまでが
記録できる有効領域となっている。また、図3に示すよ
うに、20ラインと21ライン、および283ラインと
284ラインの領域はバッファメモリ5の出力を出さな
いようにする。これら20ライン等の領域には、チェッ
クデータK1 、K0 が前述したように、(6)式、
(8)式に従って演算されて挿入される。
【0057】バッファメモリ5の出力は遅延回路8とチ
ェックデータ発生器7に送られる。遅延回路8はチェッ
クデータ発生器7においてチェックデータの発生に要し
た時間だけチェックデータ以外のデータを遅延させて、
図3に示す位置(20ラインと21ライン、および28
3ラインと284ライン)にチェックデータを挿入でき
るようにするための回路である。チェックデータ発生器
7は入力データを基に(6)式、(8)式に従ってチェ
ックデータK1 、K0 を演算する。
【0058】チェックデータ発生器7と遅延回路8の出
力をマルチプレクサ9に加えて多重し、出力端子10に
出力を得る。端子10に得られたデータをNTSC方式
のディジタルVTR(図示しない)に入力し、記録す
る。ディジタルVTRの内部においてVITCが挿入さ
れ、入力の代わりに優先的に記録される。
【0059】(B)再生側の構成と動作 次に、再生側の装置例を説明する。再生側の装置は、図
2に示すように、デマルチプレクサ12と、VITC挿
入位置検出器13と、消失データ復元回路14と、チェ
ックデータ除去回路15と、遅延回路16と、マルチプ
レクサ17と、バッファメモリ18と、ライトアドレス
・リードアドレス発生器19と、画像復号化装置20等
とからなる。
【0060】デマルチプレクサ12の入力端子にディジ
タルVTR(図示しない)の再生出力を加える。デマル
チプレクサ12において、10〜21ラインおよび27
3〜284ラインのVITC記録可能領域のデータと、
それ以外の領域のデータとに分離する。VITC記録可
能領域のデータは、VITC挿入位置検出器13と消失
データ復元回路14とに送られ、VITC挿入位置検出
器13においてVITCの挿入位置の検出を行う。この
検出手法は本発明の原理で前述した通りである。
【0061】上記VITC記録可能領域のデータとVI
TC挿入位置検出器13において検出したVITC挿入
位置のデータとから、消失データ復元回路14において
消失データ(VITCに置き換えられて消失した2ライ
ンのデータ)を演算により復元する。この演算式は、前
述の(10)式と(12)式である。消失データ復元回
路14において消失データが復元された後はチェックデ
ータK1 、K0 は不要となる。そこで、消失データが復
元されたVITC記録可能領域のデータをチェックデー
タ除去回路15に送り、この回路15においてチェック
データを除去する。
【0062】VITC記録可能領域以外の領域のデータ
は遅延回路16を通した後、チェックデータ除去回路1
5の出力と共にマルチプレクサ17に入力して多重す
る。遅延回路16における遅延時間は、VITC挿入位
置検出器13、消失データ復元回路14、チェックデー
タ除去回路15における遅延時間と同じ量に設定する。
【0063】マルチプレクサ17の出力における有効デ
ータの存在領域は図3に示す形と同じになる。マルチプ
レクサ17の出力をバッファメモリ18に加える。この
バッファメモリ18の出力は記録側のバッファメモリ5
の入力と同じく、第2のテレビジョン方式の同期信号に
合致したタイミングのデータとなっている。バッファメ
モリ18のライトアドレスとリードアドレスは、ライト
アドレス・リードアドレス発生器19から供給される。
バッファメモリ18の出力は画像復号化装置20に送ら
れる。
【0064】画像復号化装置20は記録側の画像符号化
装置4と逆の動作を行う。画像復号化装置20の中には
可変長復号器、デマルチプレクサ、逆量子化器、2次元
逆DCT変換器、逆走査変換器などを含むものとする。
画像復号化装置20は出力端子21、22および23を
有し、端子21に輝度信号のYデータ、端子22に色差
信号のCbデータ、端子23に色差信号のCrデータを
得る。これらの画像データはモニターやプリンタ等の出
力装置(図示しない)に出力される。
【0065】(C)変形例 上記の実施形態のように画像符号化データをNTSC方
式のディジタルVTRに記録する代わりに、他のテレビ
ジョン方式のもの、例えばPAL方式のディジタルVT
Rに記録する場合であっても同様に本発明は適用でき
る。
【0066】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、VITCデータにより置き換えられてしまうかもし
れないフィールド当たり12ラインの領域にチェックコ
ードを含む画像符号化データを記録し、再生時にVIT
Cに置き換えられて消失した2ラインのデータを残りの
10ラインのデータから復元するようにしているので、
VTRのVITC記録可能領域にも画像符号化データを
記録でき、ひいては復号画質を向上させることができる
という効果が得られる。
【0067】例えば、前述のNTSC方式のVTRの場
合に、本発明を実施しないときに画像符号化データを記
録できるライン数はフィールド当たり243ラインであ
るのに対し、本発明を実施した時には253ラインに増
加する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における記録側装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態における再生側装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】チェックデータを多重する前のバッファメモリ
出力の有効データが存在する領域を示す波形図である。
【図4】垂直ブランキングのデータの構成と誤り訂正の
ための処理単位を示すデータ構成図である。
【符号の説明】
4 画像符号化装置 5、18 バッファメモリ 6、19 ライトアドレス・リードアドレス発生器 7 チェックデータ発生器 8、16 遅延回路 9、17 マルチプレクサ 12 デマルチプレクサ 13 VITC挿入位置検出器 14 消失データ復元回路 15 チェックデータ除去回路 20 画像復号化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 11/04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のテレビジョン方式の画像信号を符
    号化して記録することが可能なディジタル・テープレコ
    ーダに、第2のテレビジョン方式の画像信号を符号化し
    て記録するに際し、 前記第2のテレビジョン方式の画像信号を符号化する画
    像符号化ステップと、 垂直ブランキング内の垂直同期ラインを除いた残りのラ
    イン内の所定のラインに配置される、VITC(垂直ブ
    ランキング期間に挿入されたタイムコード)に置き換え
    られるかもしれない画像符号化データの誤り訂正のため
    のチェックデータを、当該画像符号化データを基に演算
    により生成するチェックデータ発生ステップと、 前記垂直ブランキング内の垂直同期ラインを除いた残り
    のラインの領域に前記チェックデータを含む前記画像符
    号化データを記録する画像データ記録ステップとを有す
    ることを特徴とするVITC挿入により消失した画像符
    号化データを復元するためのチェックデータ挿入方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ディジタル・テ
    ープレコーダに記録された前記画像符号化データの再生
    に際し、 前記VITCが前記垂直ブランキング内の垂直同期ライ
    ンを除いた残りのライン内の2ラインに同一データが記
    録されることを利用して、該VITCに書き換ったライ
    ンを特定するVITC挿入位置検出ステップと、 前記VITC挿入位置検出ステップで特定したラインを
    基に、前記VITCに置き換えられて消失した画像符号
    化データを残りの所定のラインの画像符号化データと前
    記チェックデータとから演算により復元する消失データ
    復元ステップと、 出力画像データから前記チェックデータを除去するチェ
    ックデータ除去ステップとを有することを特徴とするチ
    ェックデータ挿入方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記VITC挿入位
    置検出ステップでは、前記VITCに書き替えられたラ
    インの特定を、少くとも直前のフレームのラインと比較
    することによって行うことを特徴とするチェックデータ
    挿入方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3のいずれかにおいて、
    前記VITC挿入位置検出ステップでは、VITCの挿
    入位置が同一ラインの水平方向の位置について同一であ
    ることを利用して、前記VITCに書き換ったラインを
    特定することを特徴とするチェックデータ挿入方法。
  5. 【請求項5】 第1のテレビジョン方式の画像信号を符
    号化して記録することが可能なディジタル・テープレコ
    ーダに、第2のテレビジョン方式の画像信号を符号化し
    て記録する記録側は、 前記第2のテレビジョン方式の画像信号を符号化する画
    像符号化手段と、 垂直ブランキング21ライン内の垂直同期9ラインを除
    いた残りの12ライン内の10ラインに配置される、V
    ITCに置き換えられるかもしれない画像符号化データ
    の誤り訂正のためのチェックデータを、当該10ライン
    の画像符号化データを基に演算式を用いて生成するチェ
    ックデータ発生手段と、 前記チェックデータ発生手段により発生した前記チェッ
    クデータを前記12ライン内の任意の2ラインに配置
    し、残りの10ラインに前記画像符号化データを配置し
    て記録する画像データ記録手段とを有し、 前記ディジタル・テープレコーダに記録された前記画像
    符号化データを再生する再生側は、 前記VITCが前記垂直ブランキング内の前記12ライ
    ン内の2ラインに同一データが記録されることを利用し
    て、該VITCに書き換ったラインを特定するVITC
    挿入位置検出手段と、 前記チェックデータを含む前記12ラインの内の各1列
    のそれぞれのデータ12個を誤り訂正のための単位とし
    て、前記VITC挿入位置検出手段で特定したラインを
    基に、前記VITCに置き換えられて消失した画像符号
    化データを別の演算式を用いて復元する消失データ復元
    手段と、 出力画像データから前記チェックデータを除去するチェ
    ックデータ除去手段とを有することを特徴とするVIT
    C挿入により消失した画像符号化データを復元するため
    のチェックデータ挿入装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記VITC挿入位
    置検出手段は、前記VITCに書き替えられたラインの
    特定を、少くとも直前のフレームのラインと比較するこ
    とによって行うことを特徴とするチェックデータ挿入装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6のいずれかにおいて、
    前記VITC挿入位置検出手段は、VITCの挿入位置
    が同一ラインの水平方向の位置について同一であること
    を利用して、前記VITCに書き換ったラインを特定す
    ることを特徴とするチェックデータ挿入装置。
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