JPH0918208A - ハイブリッド回路 - Google Patents

ハイブリッド回路

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JPH0918208A
JPH0918208A JP7165115A JP16511595A JPH0918208A JP H0918208 A JPH0918208 A JP H0918208A JP 7165115 A JP7165115 A JP 7165115A JP 16511595 A JP16511595 A JP 16511595A JP H0918208 A JPH0918208 A JP H0918208A
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JP
Japan
Prior art keywords
line
lumped constant
lines
coplanar
hybrid circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7165115A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Tanaka
智規 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7165115A priority Critical patent/JPH0918208A/ja
Publication of JPH0918208A publication Critical patent/JPH0918208A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0237High frequency adaptations
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/181Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components

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  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はライン長を短縮し得、占有面積を小
さくし得るハイブリッド回路を提供することを目的とす
る。 【構成】 プリント基板1の表面と裏面に対称な第1及
び第2のコプレナーライン2及び3が配置されている。
第1のコプレナーライン2は中央に設けられた第1のス
トリップライン4とその周辺に設けられたグランド5か
らなる。第2のコプレナーライン3は中央に設けられた
第2のストリップライン6とその周辺に設けられたグラ
ンド7からなる。ストリップライン4及び6の中央部の
間にはプリント基板1の両面の結合度を確保するための
集中定数容量8が配置されている。ライン両端の基板両
面のストリップライン4及び6の間に集中定数容量9及
び10が配置されている。ポートインピーダンスを整合
するための集中定数容量11〜14が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハイブリッド回路に係
り、特に高周波信号の分配・合成に使用される3dB9
0°ハイブリッド回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のハイブリッド回路の一例の
構成図を示す。同図(a)は平面図、同図(b)は同図
(a)のVI−VI線に沿う断面図を示す。この従来のハイ
ブリッド回路は、1/4波長分布結合形ハイブリッド回
路で、同図(a)、(b)に示すように、プリント基板
20の第1層面に平行ストリップライン21が形成さ
れ、第2層面に接地面22が形成された構成とされてお
り、2本の平行ストリップライン21が電界結合と磁界
結合をしている。
【0003】図7は従来のハイブリッド回路の他の例の
構成図を示す。同図(a)は平面図、同図(b)は同図
(a)のVII−VII線に沿う断面図を示す。この従来のハ
イブリッド回路は、1/4波長分布結合形ハイブリッド
回路で、同図(a)、(b)に示すように、プリント基
板25の表裏両面にそれぞれストリップライン26及び
グランド27とからなるコプレナーライン30と、スト
リップライン28及びグランド29からなるコプレナー
ライン31とが対称に形成された構成である。このコプ
レナーライン30と31は、それぞれ各ストリップライ
ン26及び28の4ケ所のライン端が入出力ポートとな
る1/4波長の構成であり、プリント基板25両面の対
向したストリップライン導体が電界結合と磁界結合をし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のハイブリッド回路は、いずれもストリップライン2
1、26、28のライン長が1/4波長の長さを必要と
しているため、入出力高周波信号周波数が低くなるほど
ライン長が長くなり、占有面積が増大するという問題が
ある。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
ライン長を短縮し得、占有面積を小さくし得るハイブリ
ッド回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、プリント基板の表裏両面にそれぞれ対称に
形成された、ストリップライン及びグランドからなる第
1及び第2のコプレナーラインと、第1のコプレナーラ
インを構成する第1のストリップラインと、第2のコプ
レナーラインを構成する第2のストリップラインの両端
及び中央部のライン間に、プリント基板の結合度を確保
するためにそれぞれ設けられた第1の集中定数容量と、
インピーダンス整合用に第1及び第2のストリップライ
ンの4ケ所のライン端の入出力ポートに設けられた第2
の集中定数容量とを具備する構成としたものである。
【0007】また、本発明は第2のストリップラインの
2ケ所のライン端の入出力ポートを、ライン端に設けら
れた第1及び第2のスルーホールを介してプリント基板
の第1層面に形成し、かつ、第1及び第2のコプレナー
ラインの中央部間を第3のスルーホールにより導通し、
第1及び第2の集中定数容量をそれぞれ第1層面に設け
た構成としたものである。
【0008】
【作用】本発明では、プリント基板の結合度を確保する
ためにそれぞれ設けられた第1の集中定数容量とインピ
ーダンス整合用の第2の集中定数容量とを具備するよう
にしているため、プリント基板の表裏両面に対称に設け
られた第1及び第2のコプレナーラインの分布定数容量
の一部を、第1及び第2の集中定数容量により置き換え
ることができる。
【0009】また、本発明では、第1乃至第3のスルー
ホールを設けることにより、第1及び第2の集中定数容
量をそれぞれ第1層面に設けることができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の一実施例のハイブリッド回路の構成図を示
す。同図(a)は第1層パターン図、同図(b)は第2
層パターン図、同図(c)は同図(a)及び(b)のI
−I線に沿う断面図を示す。同図(c)に示すように、
本実施例はプリント基板1の表面と裏面に対称な第1及
び第2のコプレナーライン2及び3を配置している。第
1のコプレナーライン2は中央に設けられた第1のスト
リップライン4とその周辺に設けられたグランド5から
なる。第2のコプレナーライン3は中央に設けられた第
2のストリップライン6とその周辺に設けられたグラン
ド7からなる。
【0011】また、図1(a)に示すように、ストリッ
プライン4及び6の中央部の間にはプリント基板1の両
面の結合度を確保するための集中定数容量8が配置され
ている。また、ライン両端の基板両面のストリップライ
ン4及び6の間に集中定数容量9及び10を配置し、全
部で4ケ所のライン端を入出力ポートa、b、c及びd
としている。更に、ポートインピーダンスを50Ωに整
合するための集中定数容量11、12、13及び14が
配置されている。
【0012】ここで、実用上、実装上、各ポートa〜d
及び集中定数容量8〜14はプリント基板1の第1層面
にある必要があるので、第2層面のポートは図1(a)
及び(b)に示すように、スルーホール15及び16に
より第1層面へ伝送されることにより、第2層面のポー
トを第1層面に形成し、集中定数容量9及び10と11
及び13をプリント基板1の第1層面に配置できるよう
にしている。また、集中定数容量8を第1層面上に配置
するため、スルーホール17により第2層面のコプレナ
ーライン3の中央部を第1層面へ導通させている。
【0013】このように、本実施例によれば、対向する
コプレナーライン2及び3の分布定数容量成分の一部
を、集中定数容量8、9及び10で置き換えることによ
り、コプレナーラインの幅を細くすることができ、3d
B90°ハイブリッド回路を実現するために必要なイン
ダクタ成分を短いライン長で得ることができる。
【0014】例えば、中心周波数200MHzで帯域を
考慮した実測データについて説明すると、図2は入力信
号をポートaに入力し、ポートb及びcをそれぞれ出力
ポートとしたときの出力特性を示し、Sbaは出力ポー
トbから出力される出力特性、Scaは出力ポートcか
ら出力される特性を示す。同図のSba及びScaから
わかるように、入力ポートaの入力信号は−3dBで等
分に出力ポートb及びcへ出力される。
【0015】また、図3は入力信号をポートaに入力
し、ポートb及びcをそれぞれ出力ポートとしたときの
両出力信号の位相差特性を示す。同図からわかるよう
に、200MHzで上記の両出力信号の位相差は90°
である。つまり、入力ポートaから入力された中心周波
数200MHzの信号は、出力ポートb及びcからそれ
ぞれ互いに90°の位相差で取り出される。
【0016】図4は対角線上にあるポートaとd間の出
力特性を示す(ポートbとc間の出力特性も同様)。同
図は、200MHz±60MHzでは入力ポートaの入
力信号はポートdへは約−20dB〜約−30dB程度
に大幅に減衰されて出力されることを示しており、ポー
トaとd間には十分なアイソレーションがあることがわ
かる。
【0017】更に、図5はポートaに入力された信号が
ポートaにどの程度戻ってくるかを示すリターンロス特
性を示し、同図から分かるように200MHz付近では
約−28dB程度と大幅に減衰されており、ポートaへ
の伝達は実質上ない。このリターンロス特性は、ポート
b、c及びdのSbb、Scc及びSddとも同様であ
る。従って、以上より図1の実施例のハイブリッド回路
は、実用上十分な特性の3dB90°ハイブリッド回路
を構成している。
【0018】さらに、本実施例では中心周波数200M
Hzの信号用の場合、ストリップライン4及び6のライ
ン長と幅、プリント基板1の誘電率、ライン−グランド
間の幅をまとめると次表のようになる。
【0019】
【表1】 上記の表1からわかるように、従来は1/4波長の長さ
である210mm必要であったライン長が、本実施例で
はその約1/2の110mmと、大幅に短縮できること
が確認された。これにより、本実施例では回路全体の占
有面積も従来に比べて大幅に小さくすることができる。
【0020】なお、上記の実施例では中心周波数200
MHzの例について説明したが、他の高周波数の場合も
同様にライン長を短縮できることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリント基板の結合度を確保するためにそれぞれ設けら
れた第1の集中定数容量とインピーダンス整合用の第2
の集中定数容量とを具備することで、プリント基板の表
裏両面に対称に設けられた第1及び第2のコプレナーラ
インの分布定数容量の一部を、第1及び第2の集中定数
容量により置き換えるようにしたため、従来に比べてラ
イン長を大幅に短縮でき、よって回路全体の占有面積も
従来に比し、大幅に小さくすることができ、大幅な小型
化を実現できる。
【0022】また、本発明によれば、第1乃至第3のス
ルーホールを設けることにより、第1及び第2の集中定
数容量をそれぞれ第1層面に設けるようにしたため、実
装上、実用上、第1及び第2の集中定数容量の配置が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の実施例の入出力特性の一例を示す図であ
る。
【図3】図1の実施例の位相差特性の一例を示す図であ
る。
【図4】図1の実施例のアイソレーション特性の一例を
示す図である。
【図5】図1の実施例のリターンロス特性の一例を示す
図である。
【図6】従来の一例の構成図である。
【図7】従来の他の例の構成図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 第1のコプレナーライン 3 第2のコプレナーライン 4 第1のストリップライン 5、7 グランド 6 第2のストリップライン 8、9、10 第1の集中定数容量 11〜14 第2の集中定数容量 15〜17 スルーホール a〜d ポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板の表裏両面にそれぞれ対称
    に形成された、ストリップライン及びグランドからなる
    第1及び第2のコプレナーラインと、 前記第1のコプレナーラインを構成する第1のストリッ
    プラインと、前記第2のコプレナーラインを構成する第
    2のストリップラインの両端及び中央部のライン間に、
    プリント基板の結合度を確保するためにそれぞれ設けら
    れた第1の集中定数容量と、 インピーダンス整合用に前記第1及び第2のストリップ
    ラインの4ケ所のライン端の入出力ポートに設けられた
    第2の集中定数容量とを具備することを特徴とするハイ
    ブリッド回路。
  2. 【請求項2】 前記第2のストリップラインの2ケ所の
    ライン端の入出力ポートを、該ライン端に設けられた第
    1及び第2のスルーホールを介して前記プリント基板の
    第1層面に形成し、かつ、前記第1及び第2のコプレナ
    ーラインの中央部間を第3のスルーホールにより導通
    し、前記第1及び第2の集中定数容量をそれぞれ前記第
    1層面に設けたことを特徴とする請求項1記載のハイブ
    リッド回路。
JP7165115A 1995-06-30 1995-06-30 ハイブリッド回路 Pending JPH0918208A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7165115A JPH0918208A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 ハイブリッド回路

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JP7165115A JPH0918208A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 ハイブリッド回路

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JPH0918208A true JPH0918208A (ja) 1997-01-17

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ID=15806202

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JP7165115A Pending JPH0918208A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 ハイブリッド回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008271478A (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 New Japan Radio Co Ltd 90度ハイブリッド

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS471078Y1 (ja) * 1969-02-12 1972-01-14
JPS4829174A (ja) * 1971-08-19 1973-04-18
JPH0314803Y2 (ja) * 1985-11-22 1991-04-02

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