JPH09181863A - ファクシミリシステム - Google Patents

ファクシミリシステム

Info

Publication number
JPH09181863A
JPH09181863A JP7351547A JP35154795A JPH09181863A JP H09181863 A JPH09181863 A JP H09181863A JP 7351547 A JP7351547 A JP 7351547A JP 35154795 A JP35154795 A JP 35154795A JP H09181863 A JPH09181863 A JP H09181863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image data
printer
facsimile
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7351547A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Mazaki
健 真崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7351547A priority Critical patent/JPH09181863A/ja
Publication of JPH09181863A publication Critical patent/JPH09181863A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は高速にかつ高品質の画像を外部プリン
タ装置を利用して記録できるファクシミリシステムを提
供する。 【解決手段】ファクシミリシステム1は、ファクシミリ
本体10とインク噴射式のプリンタ装置30がインター
フェイス20、35を介してプリンタコード2により接
続されており、ファクシミリ本体10は画像の記録時、
プリンタ制御コードと所定のキャラクタデータをプリン
タ装置30に出力するとともに、画像データ変換部19
で画像データをプリンタ30で処理可能なイメージデー
タに変換して、プリンタ装置30に出力する。プリンタ
装置30は、転送されてきたキャラクタデータをフォン
トデータに変換して、インプットバッファメモリ32の
ラインバッファに格納するが、このとき、ファクシミリ
本体10から転送されてきたイメージデータに差し替え
てラインバッファに書き込み、このラインバッファのイ
メージデータを印字ヘッド部33に転送して、記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリシス
テムに関し、詳細には、外部接続されたプリンタ装置を
利用して画像を記録出力するファクシミリシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、ファクシミリ装置は、その普及に
伴って、高機能化、多機能化しており、記録手段とし
て、市販されているプリンタ装置を組み込んで、読取画
像や受信画像を記録するものが出現している。
【0003】このようなプリンタ装置を記録手段として
使用するファクシミリ装置は、一般に、セントロニクス
I/Fを介して、画像データの転送や印字制御を行っ
ている。
【0004】ところが、セントロニクス I/Fで接続
したプリンタ装置を記録手段として利用する場合、画像
データをグラフィックイメージデータとしてプリンタ装
置側に転送すると、データ量が多くなり、転送に長時間
を要する。
【0005】そこで、従来、セントロニクス I/Fに
は、キャラクタコードを転送し、転送時間を短くして、
画像を形成する印字ヘッド部の直前でプリンタ装置から
のキャラクタコードによる画像ビットデータと本来印字
すべきファクシミリ側の画像ビットデータとのゲートを
とって、記録動作を行うことにより、画像形成するファ
クシミリ装置が提案されている(特開平5−33628
4号公報参照)。
【0006】すなわち、このファクシミリ装置は、プリ
ンタ側へのキャラクタコードとして全黒のキャラクタコ
ードを転送し、全てのドットに対して印字駆動させ、フ
ァクシミリ側において本来印字すべき画像データをプリ
ンタ装置に合わせた画像データ構造に変換し、プリンタ
装置側の印字タイミングに合わせて、変換された画像デ
ータとアンドをとることで、ファクシミリ装置の画像デ
ータをセントロニクスI/Fで接続したプリンタにより
記録出力している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5ー336284号公報に提案されているファクシミリ
装置にあっては、なお、印字速度が遅く、また、記録品
質が悪化するおそれがあった。
【0008】すなわち、ファクシミリ装置に I/Fを
介してファクシミリ装置の記録手段として組み込まれる
プリンタ装置は、一般に、安価なインク噴射方式のプリ
ンタ等が利用される。
【0009】このインク噴射方式のプリンタは、インク
のドット単位の噴射口を副走査方向に並べた印字ヘッド
を主走査方向に移動させて、ライン単位で印字を行って
画像形成するが、高速印字を行うために、印字ヘッドを
上記主走査方向に移動する往路と復路の両方向で印字を
行い、また、印字ヘッドの噴射口を時系列に駆動するこ
とで、消費電流を抑えている。
【0010】ところが、往路と復路の両方向印字を行う
場合、噴射口の駆動順序により画像がずれるのを最小限
に抑制するために、往路と復路で、噴射口の駆動順序を
変えて印字を行う。
【0011】このようなプリンタ装置に対して、上記公
報記載のファクシミリ装置のように、印字タイミングに
合わせて本来印字すべきファクシミリ装置の画像データ
をゲートすることで画像形成を行う場合、プリンタ装置
が往路で印字を行うのか、復路で印字を行うのかを見極
めてファクシミリ装置の画像データを印字方向によって
画像データの構成を変換しなければならず、印字速度が
遅くなるおそれがあった。
【0012】また、インク噴射方式のプリンタにおいて
は、印字した黒字率によって印字ヘッドの温度上昇を予
測して印字パルス幅を制御するものがある。
【0013】ところが、上記公報記載のファクシミリ装
置は、全黒データをキャラクタコードとして印字制御し
ているため、上記印字した黒字率によって印字ヘッドの
温度上昇を予測して印字パルス幅を制御すると、実際の
記録動作とプリンタが認識している記録動作とが大きく
異なり、適切な黒字率を判別することができず、画質を
悪化させるおそれがあった。
【0014】さらに、インク噴射方式のプリンタにおい
ては、インクの有無を検出するために、インクマークを
記録紙の所定位置に噴射記録させて、インクマークの有
無を検出することにより、インクの有無を判別して、適
切な記録が行われているかをチェックする機能を有して
おり、従来、このインクマークの画像データを、インク
マークの記録タイミングに、印字データを一旦格納する
ラインバッファに転送して、当該ラインバッファからイ
ンクマークの画像データを読み出して記録させていた。
【0015】ところが、インクマークデータを一旦ライ
ンバッファに転送した後、ラインバッファからインクマ
ークの画像データを読み出して、記録させると、インク
マークの記録に時間がかかり、全体の記録時間が長くな
るという問題があった。
【0016】そこで、請求項1記載の発明は、プリンタ
装置の記録部に転送するための記録データを格納するデ
ータ記憶手段にフォントデータを書き込む際に、ファク
シミリ本体から転送したイメージデータと差し替えて書
き込むことにより、プリンタ装置が往路で印字を行うの
か、復路で印字を行うのかを考慮することなく、画像デ
ータの転送を行って、高速に、かつ、高品質の記録を行
うことのできるファクシミリシステムを提供することを
目的としている。
【0017】請求項2記載の発明は、プリンタ装置の記
録部に転送するための記録データを格納するデータ記憶
手段からデータを読み出す際に、ファクシミリ本体から
転送したイメージデータを記憶しているイメージデータ
記憶手段のイメージデータと差し替えて読み出させるこ
とにより、プリンタ装置が往路で印字を行うのか、復路
で印字を行うのかを考慮することなく、画像データの転
送を行って、高速に、かつ、高品質の記録を行うことの
できるファクシミリシステムを提供することを目的とし
ている。
【0018】請求項3記載の発明は、インクマークの書
込タイミングにマークデータ記憶手段から直接読み出し
たインクマークデータによりインクマークを記録して、
処理速度を向上させることのできるファクシミリシステ
ムを提供することを目的としている。
【0019】請求項4記載の発明は、ファクシミリ本体
から画像データの黒密度に対応したキャラクタコードを
プリンタ装置に転送して、インク噴射方式における噴射
口のパルス幅を適切に制御することにより、画質を向上
させることのできるファクシミリシステムを提供するこ
とを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリシステムは、ファクシミリ本体と当該ファク
シミリ本体にパラレルインターフェイスを介して接続さ
れたプリンタ装置とを有し、ファクシミリ本体から画像
データを前記プリンタに転送して当該プリンタ装置によ
り画像データを記録出力するファクシミリシステムであ
って、前記ファクシミリ本体は、画像データを前記プリ
ンタ装置の処理可能なイメージデータに変換するデータ
変換手段と、前記プリンタ装置を制御するための制御コ
ードと前記記録する画像データ分のキャラクタデータを
前記パラレルインターフェイスを介して前記プリンタ装
置に出力するとともに、前記データ変換手段の変換した
前記イメージデータを前記パラレルインターフェイスを
介して前記プリンタ装置に出力するプリンタ制御手段
と、を備え、前記プリンタ装置は、前記ファクシミリ本
体から送られてきた前記キャラクタデータに基づいて変
換したフォントデータを記憶するデータ記憶手段と、前
記データ記憶手段に前記フォントデータを記憶する際
に、前記ファクシミリ本体から送信されてきた前記イメ
ージデータと差し替えて記憶させるデータ差し替え手段
と、を備え、前記データ差し替え手段により差し替えら
れた前記データ記憶手段の前記キャラクタデータに基づ
いて、記録紙に画像を記録出力することにより、上記目
的を達成している。
【0021】ここで、プリンタ装置は、種々の方式のプ
リンタを利用することができ、市販の通常の独立したプ
リンタ装置である。
【0022】ファクシミリ本体とプリンタ装置とは、デ
ータの高速転送を行うことのできるパラレルインターフ
ェイスを介して接続されており、このパラレルインター
フェイスを介してファクシミリ本体とプリンタ装置との
間で制御コードやデータのやり取りを行う。
【0023】データ変換手段は、ファクシミリ形式の画
像データをプリンタ装置が処理可能な形式のイメージデ
ータに変換する。
【0024】プリンタ制御手段は、接続されたプリンタ
装置を制御することのできる制御コードと画像データを
所定のキャラクタコードに変換して出力するとともに、
データ変換手段の変換したイメージデータをプリンタ装
置に出力する。
【0025】プリンタ装置は、外部から入力されたキャ
ラクタデータをフォントデータに変換して、データ記憶
手段に書き込み、このデータ記憶手段に書き込んだフォ
ントデータに基づいて記録紙に記録出力する。
【0026】そこで、本発明のファクシミリシステムで
は、データ記憶手段にフォントデータを書き込む際に、
データ差し替え手段により、ファクシミリ本体から転送
されてきたイメージデータに差し替えて、差し替えたイ
メージデータにより記録出力させる。
【0027】上記構成によれば、プリンタ装置の記録部
に転送するための記録データを格納するデータ記憶手段
にフォントデータを書き込む際に、ファクシミリ本体か
ら転送したイメージデータと差し替えて書き込むことが
でき、従来のように、プリンタ装置が往路で印字を行う
のか、復路で印字を行うのかを考慮することなく、画像
データを転送して、記録させることができる。その結
果、高速に記録することができるとともに、プリンタ装
置がインク噴射方式であり、黒字率に基づいてインク噴
射のパルス幅を制御する場合にも、イメージデータに基
づいて適切に黒字率を判別することができ、画像品質を
向上させることができる。
【0028】請求項2記載の発明のファクシミリシステ
ムは、ファクシミリ本体と当該ファクシミリ本体にパラ
レルインターフェイスを介して接続されたプリンタ装置
とを有し、ファクシミリ本体から画像データを前記プリ
ンタに転送して当該プリンタ装置により画像データを記
録出力するファクシミリシステムであって、前記ファク
シミリ本体は、画像データを前記プリンタ装置の処理可
能なイメージデータに変換するデータ変換手段と、前記
プリンタ装置を制御するための制御コードと前記記録す
る画像データ分のキャラクタデータを前記パラレルイン
ターフェイスを介して前記プリンタ装置に出力するとと
もに、前記データ変換手段の変換した前記イメージデー
タを前記パラレルインターフェイスを介して前記プリン
タ装置に出力するプリンタ制御手段と、を備え、前記プ
リンタ装置は、前記ファクシミリ本体から送られてきた
前記キャラクタデータに基づいて変換されたフォントデ
ータを記憶するデータ記憶手段と、前記ファクシミリ本
体から送信されてきた前記イメージデータを記憶するイ
メージデータ記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶さ
れた前記フォントデータの読取タイミングに、前記デー
タ記憶手段から前記イメージデータ記憶手段に切り換え
て前記イメージデータ記憶手段の前記イメージデータの
読み取りを行わせるデータ差し替え手段と、を備え、前
記イメージデータ記憶手段から読み出された前記イメー
ジデータに基づいて、記録紙に画像を記録出力すること
により、上記目的を達成している。
【0029】ここで、データ差し替え手段は、データ記
憶手段には、キャラクタデータに基づいて変換されたフ
ォントデータを記憶し、ファクシミリ本体から送信され
てきたイメージデータを記憶するイメージデータ記憶手
段からイメージデータを記憶させて、記録に際してこの
データ記憶手段からデータを読み取る際に、このイメー
ジデータに基づいて記録出力させる。
【0030】上記構成によれば、プリンタ装置の記録部
に転送するための記録データを格納するデータ記憶手段
からデータを読み出す際に、ファクシミリ本体から転送
したイメージデータを記憶しているイメージデータ記憶
手段のイメージデータと差し替えて読み出させることが
でき、従来のように、プリンタ装置が往路で印字を行う
のか、復路で印字を行うのかを考慮することなく、画像
データを転送して、記録させることができる。その結
果、高速に記録することができるとともに、プリンタ装
置がインク噴射方式であり、黒字率に基づいてインク噴
射のパルス幅を制御する場合にも、イメージデータに基
づいて適切に黒字率を判別することができ、画像品質を
向上させることができる。
【0031】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記プリンタ装置は、前記記録紙に、
インク噴射口からインクを噴射して画像を記録するイン
ク噴射方式であって、かつ、前記インクの有無を検出す
るために、所定の書込タイミングで、前記データ記憶手
段にインクマークデータを書き込んだ後、当該データ記
憶手段のデータを読み出して、前記記録紙の所定位置に
インクマークとして記録出力させて、インクの有無を判
別するプリンタ装置であって、前記インクマークを記録
するための所定のインクマークデータを記憶するマーク
データ記憶手段を、さらに備え、前記データ差し替え手
段は、前記書込タイミングにおいて、前記データ記憶手
段から前記マークデータ記憶手段に切り換えて前記イン
クマークデータの読み取らせて、前記インクマークを記
録させるものであってもよい。
【0032】上記構成によれば、従来のように、一旦デ
ータ記憶手段にインクマークデータを書き込んだ後、読
み出して、インクマークを記録することなく、インクマ
ークの書込タイミングで、直接インクマークデータをマ
ークデータ記憶手段から読み出して、インクマークを記
録することができ、処理速度を向上させることができ
る。
【0033】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記プリンタ装置は、前記記録紙に、記録するデー
タに基づいてパルス幅制御されたインク噴射口からイン
クを噴射して画像を記録するインク噴射方式であって、
前記ファクシミリ本体の前記プリンタ制御手段は、前記
キャラクタコードして前記記録対象の画像データの前記
プリンタ装置における1キャラクタ単位の黒密度に対応
した黒密度を有するキャラクタコードを選択して前記プ
リンタ装置に出力し、前記プリンタ装置は、前記ファク
シミリ本体から送られてくる前記キャラクタコードに基
づいて前記パルス幅制御するものであってもよい。
【0034】上記構成によれば、ファクシミリ本体から
送られてくる画像データの黒密度に対応した黒密度を有
するキャラクタコードに基づいて、インク噴射方式にお
ける噴射口のパルス幅を適切に制御することができ、画
質を向上させることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0036】尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の
好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の
限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明に
おいて特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これ
らの態様に限られるものではない。
【0037】図1〜図4は、本発明のファクシミリシス
テムの一実施の形態を適用したファクシミリシステムを
示す図である。図1は、本発明のファクシミリシステム
の一実施の形態を適用したファクシミリシステム1のフ
ァクシミリ本体1及びこのファクシミリ本体1の記録部
として接続されたプリンタ装置30のブロック図であ
る。
【0038】図1において、ファクシミリシステム1
は、ファクシミリ本体10とプリンタ装置30を備え、
ファクシミリ本体10とプリンタ装置30とは、プリン
タコード2により接続されている。
【0039】ファクシミリ本体10は、システム制御部
11、システムメモリ12、パラメータメモリ13、ス
キャナ14、操作表示部15、網制御部16、モデム1
7、符号化・復号化部18、画像データ変換部19及び
プリンタ I/F(PRII/F)部20等を備え、上
記各部は、バス21により接続されている。
【0040】システムメモリ12は、ROM(Read Onl
y Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成
され、ファクシミリシステム1のシステムプログラムが
格納されているとともに、後述するプリンタ制御処理プ
ログラム及びこのプリンタ制御処理プログラムを実行す
るために必要な各種データ及びシステムデータ等が格納
されている。特に、システムメモリ12は、プリンタ装
置30を制御するのに必要なプリンタ制御コード等を格
納している。
【0041】システム制御部(プリンタ制御手段)11
は、システムメモリ12内のプログラムに基づいてファ
クシミリ本体10の各部を制御して、ファクシミリ装置
としての基本処理を実行するとともに、プリンタ I/
F部20を介してプリンタ装置30を制御して、後述す
るプリンタ制御処理を実行する。
【0042】パラメータメモリ13は、ファクシミリ本
体10及びプリンタ装置30を制御するのに必要な各種
パラメータを格納しており、システム制御部11は、パ
ラメータメモリ13内のパラメータメモリを使用して、
ファクシミリ本体10及びプリンタ装置30の各部を制
御する。
【0043】スキャナ14は、例えば、CCD(Charge
Coupled Device)を利用したイメージスキャナ等が利
用されており、一般に、ADF(自動原稿送り装置)を
備えている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、
ADFは、セットされた原稿を1枚ずつスキャナ14の
原稿読取位置に送給する。スキャナ14は、ADFから
搬送されてきた原稿を走査し、原稿の画情報を所定の解
像度で読み取って、符号化・復号化部18あるいは画像
データ変換部19等に出力する。
【0044】操作表示部15は、テンキー、スタートキ
ー、ストップキー及びファンクションキー等の各種操作
キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶デ
ィスプレイ)を備えており、各操作キーにより送信操作
等の各種命令が入力され、ディスプレイには、操作キー
から入力された命令内容やファクシミリ本体10からオ
ペレータに通知する各種情報が表示される。
【0045】網制御部16には、回線、例えば、電話回
線が接続され、網制御部16は、回線からの発呼に対し
て自動着呼し、また、回線への自動発呼処理を行う。
【0046】モデム17は、送信時、送信信号を回線の
伝達に適した形態に変調し、また、受信時、回線から送
られてきた変調信号を復調する。また、モデム17は、
通信制御部を内蔵し、相手ファクシミリ装置との間でフ
ァクシミリ制御信号を交換して、ファクシミリ通信手順
を実行する。
【0047】符号化・復号化部18は、画情報の電送時
間の短縮化と効率化及び図示しない画情報メモリへの蓄
積の効率化を図るものであり、画情報を所定の符号化方
式に従って符号化し、また、符号化された画情報を復号
化する。
【0048】画像データ変換部(データ変換手段)19
は、ファクシミリ形式であるドット形式の画像データを
プリンタ装置30の処理可能な画素構成のイメージデー
タに変換する。例えば、画像データ変換部19は、スキ
ャナ14で読み取った読取画像データ、あるいは、受信
した受信画像データが、200dpiあるいは400d
piであり、プリンタ装置30の記録密度が360dp
iである場合に、これらの読取画像データや受信画像デ
ータを360dpiのイメージデータに変換する。
【0049】プリンタ I/F部20には、プリンタコ
ード2が接続され、プリンタコード2を介してプリンタ
装置30との間で信号の授受を行う。
【0050】プリンタ装置30は、市販のプリンタであ
り、本実施の形態では、ドット単位に通電パルスを制御
することにより、インクを噴射して画像形成を行うイン
ク噴射方式のプリンタ装置が利用されている。
【0051】プリンタ装置30は、PRIシステム制御
部31、インプットバッファメモリ32、印字ヘッド部
33、キャラクタテーブルメモリ34及びパラレル I
/F部35等を備えており、上記各部は、バス36を介
して接続されている。
【0052】PRIシステム制御部31は、CPU(Ce
ntral Processing Unit )、ROM及びRAM等を備
え、ROM内には、プリンタ装置30を制御するための
各種プログラムやデータが格納されている。PRIシス
テム制御部31は、そのCPUがROM内のプログラム
に基づいてラムをワークメモリとして使用しつつ、プリ
ンタ装置30の各部を制御し、パラレル I/F部35
を介して入力されるプリンタ制御コード及びプリントデ
ータ(画像データ)に基づいて、印字ヘッド部33を駆
動して、プリントデータを記録紙に記録出力する。
【0053】インプットバッファメモリ(データ記憶手
段、イメージデータ記憶手段、マークデータ記憶手段)
32は、図2に示すように、印字用の各種データを格納
するためのメモリ空間40を有するとともに、データ切
換器41及びアドレスデコーダ42を備えており、PR
Iシステム制御部31から入力されるアドレスデータを
デコードして、メモリ空間40のアドレス指定を行うと
ともに、デコード結果から当該アドレスデータが後述す
る所定のアドレス空間を指定しているときには、セレク
ト信号を生成して、データ切換器41に出力する。
【0054】また、インプットバッファメモリ32は、
図3に示すように、そのメモリ空間40がインプットバ
ッファ領域40a、ラインバッファ領域(データ記憶手
段)40b、画像データバッファ領域(イメージデータ
記憶手段)40c及びインマークデータ領域(マークデ
ータ記憶手段)40dに領域区分されており、上記アド
レスデコーダ42のデコードしたアドレス指定により、
各領域40a〜40dがアクセスされる。インプットバ
ッファ領域40aは、外部から、本実施の形態では、フ
ァクシミリ本体10から転送されてきた画像データを一
時記憶し、通常、プリンタ装置30としては、外部から
転送されてくるプリントデータであるキャラクタデータ
を記憶する。
【0055】ラインバッファ領域40bは、通常、イン
プットバッファ領域40aに記憶したキャラクタデータ
に基づいて後述するキャラクタテーブルメモリ34のキ
ャラクタテーブルを参照して展開されるフォントデータ
を記憶する領域であり、本実施の形態では、後述するよ
うに、このフォントデータを記憶する時点で、データ切
換器41を利用してファクシミリ本体10から転送した
イメージデータと差し替えて、ラインバッファ領域40
bに記憶させる。
【0056】画像データバッファ領域40cは、ファク
シミリ本体10から転送されてきたイメージデータを記
憶し、インマークデータ領域40dは、インクの噴射状
況をテストするためにインクを噴射させるためのインク
マークデータを記憶する。
【0057】再び、図2において、データ切換器41
は、上記アドレスデコーダ42からのセレクト信号によ
り端子aと端子bとに切り換えてラインバッファ領域4
0bを接続する切換動作を行い、バス36を介して転送
されてくるキャラクタテーブルメモリ34からのフォン
トデータと前記ファクシミリ本体10から転送されてき
たイメージデータを、択一的に選択して、ラインバッフ
ァ領域40bに出力するとともに、ラインバッファ領域
40bを端子b側に接続して、ラインバッファ領域40
bのデータをバス36を介して印字ヘッド部33に出力
する。
【0058】したがって、上記データ切換器41及びア
ドレスデコーダ42は、全体としてデータ差し替え手段
として機能する。
【0059】キャラクタテーブルメモリ34は、キャラ
クタデータとイメージデータとのデータテーブルを記憶
している。PRIシステム制御部31は、外部からプリ
ントデータとして入力されるキャラクタデータを、一旦
インプットバッファメモリ32のインプットバッファ領
域40aに格納した後、このキャラクタデータを順次読
み出して、キャラクタテーブルメモリ34に基づいてフ
ォントデータに変換し、上記インプットバッファメモリ
32のラインバッファ領域40bに転送して、記憶させ
るように動作するが、このとき、上述のように、データ
切換器41が切り換わって、キャラクタテーブルメモリ
34を参照して変換されたフォントデータの代わりにフ
ァクシミリ本体10から転送されてきたイメージデータ
をラインバッファ領域40bに記憶させる。
【0060】印字ヘッド部33は、副走査方向(記録紙
の搬送方向)に64ドット並んだインク噴射口を備え、
主走査方向(記録紙の搬送方向と直角の方向)に移動し
て、画像形成を行う。プリンタ装置30は、この印字ヘ
ッド部33の主走査方向への移動を行う往路及び復路の
双方で画像形成を行うことで1ページ分の画像形成を行
う。
【0061】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態のファクシミリシステム1は、外部接続され
たプリンタ装置30を利用して、高速に、かつ、高画質
で受信画像や読取画像を記録させるところにその特徴が
ある。
【0062】以下、ファクシミリ本体10のプリンタ制
御処理に基づく、フタタ装置30を利用した画像の記録
処理について説明する。
【0063】ファクシミリ本体10は、操作表示部15
から読取画像あるいは受信画像の記録出力を行う場合、
プリンタ装置30に対応したプリンタ制御信号と所定の
キャラクタデータ(例えば、全黒のキャラクタデータ)
をプリンタ I/F部20を介してプリンタ装置30に
出力するとともに、記録出力させる画像をプリンタ装置
30で利用可能なイメージデータに変換して、プリンタ
装置30に出力する。
【0064】すなわち、画像をプリンタ装置30により
記録させる場合、システム制御部11は、システムメモ
リ12内のプリンタ制御コードを読み出して、所定のキ
ャラクタデータとともに、プリンタ I/F部20を介
してプリンタ装置30に出力し、このプリンタ制御コー
ドとキャラクタデータを転送している間に、記録出力さ
せる画像を符号化・復号化部18で復号化した後、画像
データ変換部19に転送して、プリンタ装置30で処理
可能なイメージデータに変換させ、このイメージデータ
をプリンタ装置30のインプットバッファメモリ32の
画像データバッファ領域40cに格納させて、記録動作
させる。
【0065】一方、プリンタ装置30は、ファクシミリ
本体10からプリンタ制御コードとキャラクタデータが
転送されてくると、PRIシステム制御部31がプリン
タ制御コードを解析して、プリント動作を行う。
【0066】すなわち、PRIシステム制御部31は、
ファクシミリ本体10から転送されてきたキャラクタデ
ータを一旦インプットバッファメモリ32のインプット
バッファ領域40aに格納し、インプットバッファ領域
40aのキャラクタデータを読み出して、制御コードを
除いたキャラクタデータのみについて、キャラクタテー
ブルメモリ34のキャラクタテーブルを参照して、印字
ドットデータ(フォントデータ)に変換し、インプット
バッファメモリ32のラインバッファ領域40bに転送
する。
【0067】このとき、アドレスデコーダ42は、PR
Iシステム制御部31から送られてくるアドレスデータ
をデコードして、ラインバッファ領域40bがアクセス
されると、セレクト信号をデータ切換器41に出力し
て、データ切換器41を端子bから端子aに切り換えて
接続させ、インプットバッファメモリ32の画像データ
バッファ領域40cに格納されているファクシミリ本体
10から転送されてきたイメージデータをラインバッフ
ァ領域40bに記憶させる。
【0068】すなわち、データ切換器41は、通常、ラ
インバッファ領域40bをフォントデータの転送されて
くるバス36に接続されている端子b側に接続してお
り、キャラクタテーブルメモリ34からバス36を介し
てインプットバッファメモリ32に転送されてくるフォ
ンとデータは、データ切換器41の端子bに入力され
る。そして、データ切換器41は、セレクト信号が入力
されると、ラインバッファ領域40bを端子b側から端
子a側に切り換え、端子aに入力される画像データバッ
ファ領域40cからのファクシミリ本体10から転送さ
れてきたイメージデータをラインバッファ領域40bに
記憶させる。
【0069】次に、ラインバッファ領域40bにイメー
ジデータがある程度蓄積されて、印字ヘッド部33のウ
ォーミングアップや記録紙の給紙及びその他の印字準備
が完了すると、1ライン分のデータがイメージデータが
ラインバッファ領域40bに蓄積された時点で、データ
切換器41を端子a側から端子b側に切り換えて、ライ
ンバッファ領域40bからイメージデータを読み出し、
バス36を介して印字ヘッド部33に転送する。
【0070】印字ヘッド部33は、転送されてきたイメ
ージデータに基づいてインクの噴射を行うドットの噴射
口に通電パルスを与えて、画像を形成する。
【0071】このように、ファクシミリ本体10から転
送されてくるキャラクタデータを一旦インプットバッフ
ァメモリ32のインプットバッファ領域40aに蓄積
し、このキャラクタデータをフォントデータに変換し
て、ラインバッファ領域40bに書き込む際に、ファク
シミリ本体10から転送されてきた書込対象の画像であ
るイメージデータと差し替えてラインバッファ領域40
bに書き込む。そして、この差し替えてラインバッファ
領域40bに書き込んだイメージデータを読み出して、
印字ヘッド部33に転送し、印字ヘッド部33により画
像を記録紙に記録出力する。
【0072】そして、いま、印字ヘッド部33は、上述
のように、64ドット分が副走査方向に並んで配設さ
れ、主走査方向への移動の往路と復路の双方で記録を行
うため、例えば、プリンタ装置30が360dpiで記
録を行う場合、1キャラクタの構成ドットは、図4に示
すように、2304(=64×36)ドットとなる。こ
の場合、上記イメージデータのラインバッファ領域40
bへの書き込みは、図4の1−、1−、・・・、2
88−の順で格納されて、往路のときには、書込順と
同じ順序で読み出して、印字ヘッド部33に転送され、
復路のときには、書込順と逆の順序、すなわち、288
−、288−、・・・、1−の順で読み出して、
印字ヘッド部33に転送される。
【0073】したがって、従来のように、プリンタ装置
30が往路で印字を行うのか、復路で印字を行うのかを
見極めてファクシミリ本体10で画像データを印字方向
によって画像データの構成を変換することなく、画像デ
ータの転送を行うことができ、印字速度を速くすること
ができる。
【0074】また、ラインバッファ領域40bに格納す
る段階で記録対象である画像データのイメージデータに
差し替えて、印字ヘッド部33に画像データのイメージ
データを転送しているので、インク噴射方式のプリンタ
装置30で、印字した黒字率によって印字ヘッド部33
の温度上昇を予測して印字パルス幅を制御する場合に
も、当該イメージデータの黒字率に基づいて印字ヘッド
部33の温度上昇を予測して印字パルス幅を制御するこ
とができ、適切に印字パルス幅を制御することができ
る。その結果、適切な黒字率を判別することができ、画
質を向上させることができる。
【0075】なお、上記実施の形態においては、キャラ
クタデータをフォントデータに変換して、このフォント
データをラインバッファ領域40bに書き込む際に、実
際の画像データのイメージデータに差し替えることによ
り、記録出力を行っているが、適切な記録を行う方法と
しては、上記方法に限るものではない。
【0076】例えば、ラインバッファ領域40bには、
キャラクタデータに基づいて変換したフォントデータを
そのまま記憶させ、このフォントデータを読み出すため
に同じアドレスがアクセスされたとき、すなわち、ライ
ンバッファ領域40bがアクセスされたとき、インプッ
トバッファメモリ40のバンク切り換え、すなわち、ア
クセス領域をラインバッファ領域40bから画像データ
バッファ領域40cに切り換え、画像データバッファ領
域40cに記憶されているイメージデータ、すなわち、
ファクシミリ本体10から転送されてきた記録すべき画
像のイメージデータを読み出させ、印字ヘッド部33に
転送させてもよい。この場合、上記アドレスデコーダ4
2が上記インプットバッファメモリ32の読出タイミン
グで、ラインバッファ領域40bがアドレス指定された
とき、画像データバッファ領域40cにアドレスをイン
クリメントすることにより、容易に、対応することがで
きる。
【0077】この場合にも、上記同様に、ファクシミリ
本体10側で往路と復路のデータ切り換えを行うことな
く、高速に画像を記録させることができるとともに、黒
字率に基づいて適切に印字パルス幅を制御することがで
きる。
【0078】また、上記実施の形態においては、ファク
シミリ本体10から転送したイメージデータに基づいて
黒字率を判別しているが、黒字率の判別は、上記方法に
限るものではなく、例えば、ファクシミリ本体10のシ
ステム制御部11が、画像データ変換部19を制御し
て、画像データ変換部19に記録出力させる画像データ
の黒字率(黒密度)に対応する黒字率のキャラクタデー
タを生成させ、この黒字率のキャラクタデータをプリン
タ装置30に転送して、このキャラクタデータに基づい
て黒字率を判別させるようにしてもよい。
【0079】したがって、キャラクタコードに基づい
て、インク噴射方式における噴射口のパルス幅を適切に
制御することができ、画質を向上させることができる。
【0080】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0081】例えば、上記実施の形態においては、プリ
ンタ装置30としてインク噴射方式のプリンタを用いた
場合に適用したが、プリンタとしては、インク噴射方式
のものに限るものでなく、他の方式のプリンタにも同様
に適用することができる。
【0082】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリシス
テムによれば、プリンタ装置の記録部に転送するための
記録データを格納するデータ記憶手段にフォントデータ
を書き込む際に、ファクシミリ本体から転送したイメー
ジデータと差し替えて書き込むことができ、従来のよう
に、プリンタ装置が往路で印字を行うのか、復路で印字
を行うのかを考慮することなく、画像データを転送し
て、記録させることができる。その結果、高速に記録す
ることができるとともに、プリンタ装置がインク噴射方
式であり、黒字率に基づいてインク噴射のパルス幅を制
御する場合にも、イメージデータに基づいて適切に黒字
率を判別することができ、画像品質を向上させることが
できる。
【0083】請求項2記載の発明のファクシミリシステ
ムによれば、プリンタ装置の記録部に転送するための記
録データを格納するデータ記憶手段からデータを読み出
す際に、ファクシミリ本体から転送したイメージデータ
を記憶しているイメージデータ記憶手段のイメージデー
タと差し替えて読み出させることができ、従来のよう
に、プリンタ装置が往路で印字を行うのか、復路で印字
を行うのかを考慮することなく、画像データを転送し
て、記録させることができる。その結果、高速に記録す
ることができるとともに、プリンタ装置がインク噴射方
式であり、黒字率に基づいてインク噴射のパルス幅を制
御する場合にも、イメージデータに基づいて適切に黒字
率を判別することができ、画像品質を向上させることが
できる。
【0084】請求項3記載の発明のファクシミリシステ
ムによれば、従来のように、一旦データ記憶手段にイン
クマークデータを書き込んだ後、読み出して、インクマ
ークを記録することなく、インクマークの書込タイミン
グで、直接インクマークデータをマークデータ記憶手段
から読み出して、インクマークを記録することができ、
処理速度を向上させることができる。
【0085】請求項4記載の発明のファクシミリシステ
ムによれば、ファクシミリ本体から送られてくる画像デ
ータの黒密度に対応した黒密度を有するキャラクタコー
ドに基づいて、インク噴射方式における噴射口のパルス
幅を適切に制御することができ、画質を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリシステムの一実施の形態
を適用したファクシミリ本体及びプリンタ装置のブロッ
ク図。
【図2】図1のインプットバッファメモリの内部の要部
ブロック図。
【図3】図1のインプットバッファメモリのメモリ空間
を示す図。
【図4】図1のプリンタの印字ドット構成の説明図。
【符号の説明】
1 ファクシミリシステム 2 プリンタコード 10 ファクシミリ本体 11 システム制御部 12 システムメモリ 13 パラメータメモリ 14 スキャナ 15 操作表示部 16 網制御部 17 モデム 18 符号化・復号化部 19 画像データ変換部 20 プリンタ I/F 21、36 バス 30 プリンタ装置 31 PRIシステム制御部 32 インプットバッファメモリ 33 印字ヘッド部 34 キャラクタテーブルメモリ 35 パラレル I/F部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ本体と当該ファクシミリ本体
    にパラレルインターフェイスを介して接続されたプリン
    タ装置とを有し、ファクシミリ本体から画像データを前
    記プリンタに転送して当該プリンタ装置により画像デー
    タを記録出力するファクシミリシステムであって、 前記ファクシミリ本体は、画像データを前記プリンタ装
    置の処理可能なイメージデータに変換するデータ変換手
    段と、前記プリンタ装置を制御するための制御コードと
    前記記録する画像データ分のキャラクタデータを前記パ
    ラレルインターフェイスを介して前記プリンタ装置に出
    力するとともに、前記データ変換手段の変換した前記イ
    メージデータを前記パラレルインターフェイスを介して
    前記プリンタ装置に出力するプリンタ制御手段と、を備
    え、 前記プリンタ装置は、前記ファクシミリ本体から送られ
    てきた前記キャラクタデータに基づいて変換したフォン
    トデータを記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶
    手段に前記フォントデータを記憶する際に、前記ファク
    シミリ本体から送信されてきた前記イメージデータと差
    し替えて記憶させるデータ差し替え手段と、を備え、前
    記データ差し替え手段により差し替えられた前記データ
    記憶手段の前記キャラクタデータに基づいて、記録紙に
    画像を記録出力することを特徴とするファクシミリシス
    テム。
  2. 【請求項2】ファクシミリ本体と当該ファクシミリ本体
    にパラレルインターフェイスを介して接続されたプリン
    タ装置とを有し、ファクシミリ本体から画像データを前
    記プリンタに転送して当該プリンタ装置により画像デー
    タを記録出力するファクシミリシステムであって、 前記ファクシミリ本体は、画像データを前記プリンタ装
    置の処理可能なイメージデータに変換するデータ変換手
    段と、前記プリンタ装置を制御するための制御コードと
    前記記録する画像データ分のキャラクタデータを前記パ
    ラレルインターフェイスを介して前記プリンタ装置に出
    力するとともに、前記データ変換手段の変換した前記イ
    メージデータを前記パラレルインターフェイスを介して
    前記プリンタ装置に出力するプリンタ制御手段と、を備
    え、 前記プリンタ装置は、前記ファクシミリ本体から送られ
    てきた前記キャラクタデータに基づいて変換されたフォ
    ントデータを記憶するデータ記憶手段と、前記ファクシ
    ミリ本体から送信されてきた前記イメージデータを記憶
    するイメージデータ記憶手段と、前記データ記憶手段に
    記憶された前記フォントデータの読取タイミングに、前
    記データ記憶手段から前記イメージデータ記憶手段に切
    り換えて前記イメージデータ記憶手段の前記イメージデ
    ータの読み取りを行わせるデータ差し替え手段と、を備
    え、前記イメージデータ記憶手段から読み出された前記
    イメージデータに基づいて、記録紙に画像を記録出力す
    ることを特徴とするファクシミリシステム。
  3. 【請求項3】前記プリンタ装置は、前記記録紙に、イン
    ク噴射口からインクを噴射して画像を記録するインク噴
    射方式であって、かつ、前記インクの有無を検出するた
    めに、所定の書込タイミングで、前記データ記憶手段に
    インクマークデータを書き込んだ後、当該データ記憶手
    段のデータを読み出して、前記記録紙の所定位置にイン
    クマークとして記録出力させて、インクの有無を判別す
    るプリンタ装置であって、 前記インクマークを記録するための所定のインクマーク
    データを記憶するマークデータ記憶手段を、さらに備
    え、 前記データ差し替え手段は、前記書込タイミングにおい
    て、前記データ記憶手段から前記マークデータ記憶手段
    に切り換えて前記インクマークデータの読み取らせて、
    前記インクマークを記録させることを特徴とする請求項
    2記載のファクシミリシステム。
  4. 【請求項4】前記プリンタ装置は、前記記録紙に、記録
    するデータに基づいてパルス幅制御されたインク噴射口
    からインクを噴射して画像を記録するインク噴射方式で
    あって、 前記ファクシミリ本体の前記プリンタ制御手段は、前記
    キャラクタコードして前記記録対象の画像データの前記
    プリンタ装置における1キャラクタ単位の黒密度に対応
    した黒密度を有するキャラクタコードを選択して前記プ
    リンタ装置に出力し、 前記プリンタ装置は、前記ファクシミリ本体から送られ
    てくる前記キャラクタコードに基づいて前記パルス幅制
    御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載のファクシミリシステム。
JP7351547A 1995-12-26 1995-12-26 ファクシミリシステム Pending JPH09181863A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7351547A JPH09181863A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 ファクシミリシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7351547A JPH09181863A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 ファクシミリシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09181863A true JPH09181863A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18418025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7351547A Pending JPH09181863A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 ファクシミリシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09181863A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0656721B1 (en) Facsimile apparatus
JP3689569B2 (ja) 画像処理装置及びその方法、及び画像処理システム
JPH07154589A (ja) データ処理装置及び記録装置
USRE40677E1 (en) Facsimile machine having printer unit and interface
JPH06233090A (ja) 画像形成装置
JPH09181863A (ja) ファクシミリシステム
JPH08238761A (ja) 記録装置及びその記録装置を用いたファクシミリ装置
JP3213093B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2759005B2 (ja) ファクシミリ装置
KR100277738B1 (ko) 팩시밀리의 데이터 전송방법
JP3213124B2 (ja) ファクシミリ装置
KR0159677B1 (ko) 팩시밀리의 화질열화방지방법
JPH0983783A (ja) データ変換装置及び画像記録装置
KR19990008793A (ko) 원고스캔방법
JPH06262818A (ja) 画像処理システム
JP2827629B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3313462B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH06189095A (ja) ファクシミリ装置
JPH01294071A (ja) ファクシミリ機能付きプリンタ
KR19980034180A (ko) 팩시밀리의 스캔방법
KR20000032745A (ko) 외부 전화기를 통한 잉크젯복합기의 빠른 수직 정렬조정 방법
KR20000015724A (ko) 외부 전화기를 통한 인쇄 수직 정렬 조정 방법
JPH0867047A (ja) 印字装置
JPH05108893A (ja) 印刷装置
KR20030045985A (ko) 메모리카드 인터페이스를 갖는 팩시밀리 및 그 인터페이스방법