JPH09181751A - 同期型csma/cd方式 - Google Patents

同期型csma/cd方式

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JPH09181751A
JPH09181751A JP34008395A JP34008395A JPH09181751A JP H09181751 A JPH09181751 A JP H09181751A JP 34008395 A JP34008395 A JP 34008395A JP 34008395 A JP34008395 A JP 34008395A JP H09181751 A JPH09181751 A JP H09181751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
power supply
signal
station
csma
Prior art date
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Pending
Application number
JP34008395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Sato
佐藤  賢一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP34008395A priority Critical patent/JPH09181751A/ja
Publication of JPH09181751A publication Critical patent/JPH09181751A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 局数が多くなっても伝送効率を低下させな
い。 【解決手段】 CSMA/CD方式の各局に、装置電源
周波数を分周回路1,2と、電源同期信号検出回路3
と、分周信号をカウントし、電源同期信号でリセットさ
れるカウンタ4と、自局の送信イネーブル信号発生のタ
イミングを設定するレジスタ5とカウンタのカウント値
がレジスタ設定値に一致したとき送信イネーブル信号を
出力するコンパレータ6を設け、電源同期の伝送イネー
ブル信号によって伝送信号を時分割多重とする。レジス
タの設定を各局毎に異ならせておけば、各局の伝送イネ
ーブル信号が同時発生することはないので、時分割多重
の伝送信号が伝送路上で衝突することはないので、局数
が増加しても伝送効率はそれ程低下することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワークにおける通信方式の一つである同期型CSM
A/CD方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ローカルエリアネットワーク(LAN)
では図5に示すように、互いに離れた場所に各局A,
B,Cが接続されており、各局が勝手にパケット信号を
送出すると、時間的に重なり、互いに破壊し合う。この
ためLANでは通常(1)CSMA方式、(2)CSM
A/CD方式、(3)トークン・バス方式が用いられ
る。CSMAはキャリア・センス・マルチプル・アクセ
スの略、CDはコリジョン(衝突)ディテクトの略であ
る。
【0003】CSMA方式(図8)の伝送装置21は、
伝送要求を発生し、伝送路上に信号があるかどうかを調
べ、信号がないことを確認したら送信を開始する。伝送
路上に信号がある場合は信号がなくなるまで待つ。この
方式は制御が簡単なことが特徴で、送信する局が自分の
所を調べるだけでよく、全体を制御するための複雑なプ
ロトコルは不要で、キャリア・センス回路は図9(a)
のようにリトリカブル・モノステーブル・マルチバイブ
レータSSにより構成され、同図(b)に示すように入
力に対して出力する。
【0004】しかしこの方式にもパケットが衝突する欠
点がある。このCSMA方式の欠点をなくす代表的な方
式がCD方式である。この方式は、パケットの送信を開
始したら、図10のようにドライバ31、レシーバー3
2とデイレー回路33、EXOR回路34の構成で伝送
路上のパケットの衝突の有無を調べ、衝突が検出された
ときは直ちにパケットの送信を中止する。
【0005】CSMA/CD方式はCSMA方式にCD
方式を併用したもので、この方式によれば実効伝送効率
を高くできる。
【0006】トークン・バス方式は、アドレス付きのト
ークンを発行し、自局のアドレスと一致したアドレスを
もつトークンを捕捉した局が、送信権を獲得する。通常
図11に示すようにトークンTの発行を各局A→B→C
→D→Aのように輪番で行う。トークンバス方式は図1
2に示すように局数が増加しても伝送効率がそれ程悪く
ならない特徴がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のCSMA/
CD方式は図6のようなフローで制御が進行する。ここ
で偶然複数の局で同時に送信を行った場合、もしくは図
5のように局Cが送信した信号が局Aに届くまでの時間
で、局Aは伝送路が空いていると判断し送信を行ってし
まった場合に、パケットに衝突が発生し、ステップS7
のEXPタイマによって送信を待たされる。
【0008】局の増加や伝送路の長距離化により衝突回
数が増えると、伝送効率の低下につながってしまう。図
7はこの従来CSMA/CD方式における局数−伝送効
率を示すもので、局数が増えると伝送効率が指数関数的
に悪化する。
【0009】本発明は、上記従来CSMA/CD方式が
有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、局数が増えたり、長距離となった場合の
伝送効率の悪化を防ぐことができる同期型CSMA/C
D方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の同期型CSMA/CD方式は、CSMA/
CD方式の各局に、装置電源周波数を導入するPLL回
路と、装置電源周波数を分周する分周回路と、装置電源
電圧の同期信号を検出する電源同期信号検出回路と、前
記分周信号をカウントし、電源同期信号でリセットされ
るカウンタと、自局の送信イネーブル信号発生のタイミ
ングを設定するレジスタと、カウンタのカウント値がレ
ジスタの設定値に一致したとき送信イネーブル信号を出
力するコンパレータとを設け、電源同期の送信イネーブ
ル信号によって伝送信号を時分割多重するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を参
照して説明する。CSMA/CD方式で時分割多重を行
おうとすると何らかの同期信号が必要となる。図1はこ
の時分割多重を行う場合の送信可能状態検出回路を示
す。同図において、1はPLL回路,2は分周回路で、
図2に示すようにPLL回路1は位相比較器11,ロー
パスフィルタ12,電圧制御発信器13からなり、出力
周波数を分周回路2で1/N(図3)にして位相比較す
ることにより電源50Hzの周波数をN×50Hzの信
号に変換する。3は電源50Hzの同期信号をうるため
のエッジ検出回路、4はN×50Hzの信号によりカウ
ントアップを開始し、50Hzの同期信号によりクリア
されるカウンタ、5はN×50Hzの何Hz目に送信可
能とするかをセットするキャリアセンスレジスタ(SC
R)、6はカウンタ4の値がCSR5に設定された値
(この値は各局毎に異なる)と一定したとき送信可能状
態としての送信イネーブル信号を送り出すコンパレータ
である。
【0012】SCRに設定する値を各局毎に異ならせて
おくことにより各局の送信イネーブル信号が同時に発生
することがなくなる。
【0013】したがって、この電源同期の送信イネーブ
ル信号で伝送信号を時分割多重することで伝送路上での
信号の衝突が生じない同期型CSMA/CD方式が得ら
れる。この方式によれば伝送信号の衝突の発生がなくな
るので、図12に示したトークン・バス方式と同等の局
数−伝送効率特性が得られる。
【0014】従来CSMA/CD方式でも局数が少ない
場合は伝送効率はそれ程悪くなく(図7)、またトーク
ン・バス方式では局数が少なくても効率が良くないが、
局数が増えた場合に極端な効率低下は起こらない(図1
2)ので、局数が少ないときは通常のCSMA/CD方
式を用い局数が多いときに本方式の同期型CSMA/C
D方式を用いれば、図4に示すようなグラフとなり局数
が増えた場合も伝送効率の悪化を防ぐことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0016】(1)局数が少ない場合や短距離の場合は
CSMA/CD方式の伝送効率の良さを保ち、局数が増
えたり長距離となった場合に伝送効率の悪化を防ぐこと
ができる。
【0017】(2)従って局数を増加させたり、伝送路
を長距離にしたいときに特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる電源同期による送信可能状態検
出回路を示すブロック図。
【図2】PLL回路を示すブロック図。
【図3】電源同期信号を説明する線図。
【図4】実施例の局数−伝送効率特性を示す線図。
【図5】伝送路上の送信信号説明図。
【図6】従来CSMA/CD方式の制御フロー図。
【図7】CSMA/CD方式の局数−伝送効率曲線図。
【図8】CSMAの方式を示すブロック図。
【図9】(a)はキャリアセンス回路,(b)はタイム
チャート。
【図10】CD回路構成を示すブロック図。
【図11】トークン・バス方式の説明図。
【図12】トークン・バス方式の局数−伝送効率曲線
図。
【符号の説明】
1…PLL回路 2…分周回路 3…エッジ検出回路 4…カウンタ 5…キャリアセンスレジスタ(SCR) 6…コンパレータ 11…位相比較器 12…ローパスフィルタ 13…電圧制御発信器 21…伝送装置 22…キャリア・センス回路(リトリカブル・モノステ
ーブル・マルチバイブレータ) 31…ドライバ 32…レシーバ 33…デイレー回路 34…EXOR回路(排他的論理和回路)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CSMA/CD方式の各局に、 装置電源周波数を導入するPLL回路と、 装置電源周波数を分周する分周回路と、 装置電源電圧の同期信号を検出する電源同期信号検出回
    路と、 前記分周信号をカウントし、電源同期信号でリセットさ
    れるカウンタと、 自局の送信イネーブル信号発生のタイミングを設定する
    レジスタと、 カウンタのカウント値がレジスタの設定値に一致したと
    き送信イネーブル信号を出力するコンパレータと、 を設け、電源同期の送信イネーブル信号によって伝送信
    号を時分割多重することにより伝送信号の衝突を回避す
    ることを特徴とした同期型CSMA/CD方式。
JP34008395A 1995-12-27 1995-12-27 同期型csma/cd方式 Pending JPH09181751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34008395A JPH09181751A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 同期型csma/cd方式

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JP34008395A JPH09181751A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 同期型csma/cd方式

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JPH09181751A true JPH09181751A (ja) 1997-07-11

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ID=18333560

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JP34008395A Pending JPH09181751A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 同期型csma/cd方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100342374B1 (ko) * 2000-02-22 2002-07-04 박종섭 셀버스 정합 장치의 셀버스 초기 상태 안정화 장치 및 그방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100342374B1 (ko) * 2000-02-22 2002-07-04 박종섭 셀버스 정합 장치의 셀버스 초기 상태 안정화 장치 및 그방법

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