JPH09181394A - 窒化物半導体レーザダイオード - Google Patents
窒化物半導体レーザダイオードInfo
- Publication number
- JPH09181394A JPH09181394A JP7337599A JP33759995A JPH09181394A JP H09181394 A JPH09181394 A JP H09181394A JP 7337599 A JP7337599 A JP 7337599A JP 33759995 A JP33759995 A JP 33759995A JP H09181394 A JPH09181394 A JP H09181394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat sink
- chip
- laser chip
- electrodes
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
ーザチップをヒートシンクに載置するにあたり、電極間
のショートを防止して信頼性に優れたLDを得ると共
に、放熱性にも優れたLDを得る。 【構成】 同一面側に正、負一対の電極が設けられて互
いに電極高さが異なる窒化物半導体レーザチップの電極
と、段差の設けられたヒートシンクの段差とが対向する
ようにワイヤレスボンディングされていることにより。
電極の接触面積が大きくなりチップの放熱効果が高ま
り、さらに半田の量が少なくて済むので電極間ショート
が無くなる。
Description
lYGa1-X-YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)よりなるレ
ーザダイオード(LD)に関する。
迄のレーザダイオードの材料として、従来より注目され
ており、最近室温において410nmのパルス発振が確
認され発表された。
ルのような絶縁性基板の上に成長されるため、正と負の
電極は半導体層側から取り出すいわゆるフリップチップ
形式とされる。例えばレーザチップは、絶縁性基板+n
型層+活性層+p型層の基本構造を有しており、電極は
p型層と活性層とがエッチングされ、エッチングにより
露出したn型層と最上層のp型層とに設けられる。この
ような構造の場合、レーザチップは露出したn型層と最
上層のp型層とに段差ができる。図2は以上のような構
造のレーザチップをフラットな面を有するヒートシンク
にダイレクトボンディングしたレーザダイオードの構造
を示す模式的な断面図である。レーザチップは基板1
と、光ガイド層、光閉じこめ層等の積層構造を有するn
型層2、同じく光ガイド層、光閉じこめ層等の積層構造
を有するp型層3とからなり、11は負電極、12は正
電極である。なおn型層2とp型層3との間には活性層
があるが特に図示していない。一方、レーザチップが接
続されるヒートシンク40’には、その表面にリード電
極31’32’が形成されており、レーザチップの電極
11、12は半田、銀ペースト、Inペースト、Au合
金、Au−Sn等の導電性材料によりリード電極31’
32’にボンディングされる。
きさが1mm角以下と非常に小さい。特にフリップチッ
プ形式の構造であると、特に電極間の距離が短くなる。
従って図2のような構造であると電極間距離が非常に短
いため、導電性材料21’と、22’とが接触してショ
ートしやすくなる欠点がある。ショートしやすいと製造
歩留まりが非常に悪い。
め、ヒートシンクに放熱させるが、図2に示すように斜
めになってチップがヒートシンクに載置されると、窒化
物半導体の電極とヒートシンクとが十分に接触できず、
放熱が不十分となる恐れがある。放熱が十分にされない
とチップの寿命が短い。さらに斜めになって載置されて
いるので、レーザ光を集光するためのレンズの設計も難
しくなる。
されたものであって、その目的とするところは、同一面
側に正電極と負電極とが設けられたレーザチップをヒー
トシンクに載置するにあたり、電極間のショートを防止
して信頼性に優れたLDを得ると共に、放熱性にも優れ
たLDを得ることにある。
側に正、負一対の電極が設けられて互いに電極高さが異
なる窒化物半導体レーザチップの電極と、段差の設けら
れたヒートシンクの段差とが対向するようにワイヤレス
ボンディングされていることを特徴とする。つまりチッ
プ側の段差と、ヒートシンクに設けられた段差とが咬み
合うようにレーザチップがヒートシンクに載置されてい
る。
ライズされたリード電極が設けられ、前記レーザチップ
の電極はそのリード電極にボンディングされていること
を特徴とする。なお本発明でヒートシンクに段差を設け
るには、このリード電極の膜厚を変えることによっても
形成可能であり、本発明の範囲内である。
ンディングされる面と、ボンディング面と反対側のヒー
トシンク面とに連続して形成されていることを特徴とす
る。
模式的な断面図である。この図に示すように、本発明で
はヒートシンク側に段差を設け、この段差とレーザチッ
プ側の段差とが咬み合うようにしてチップを載置してい
るので、チップがほぼ水平になりレーザ光を集光するた
めのレンズの設計が容易となる。さらに好都合なこと
に、レーザチップの正電極12とリード電極32とを接
着する導電性材料22は、ヒートシンクに段差があるた
め、負電極11側の導電性材料21と接触しにくくなり
レーザダイオードの信頼性が向上する。
ヒートシンクに形成されたリード電極にボンディングさ
れていることにより、ボンディングのために必要とする
接着剤としての導電性材料の量を少なくすることができ
るので、さらに正と負の電極にある導電性材料が接触し
にくくなり信頼性が良くなる。しかも従来に比べてチッ
プがヒートシンクに接する面積が大きくなり放熱性も向
上する。
けられたリード電極がレーザチップがボンディングされ
る面と、ボンディング面と反対側のヒートシンク面とに
連続して形成されている。つまりヒートシンクの裏面ま
で連続して形成されているので、熱がリード電極を伝わ
ってヒートシンクを設置するパッケージまで伝わるため
さらに熱伝導性が良くなる。但しこの図は正、負両方の
リード電極を裏面まで形成しているが、図2に示すよう
にいずれか一方でも良い。いずれか一方にすると、従来
使用されている赤色、赤外半導体レーザのような、基板
に導電性材料を有するレーザチップをマウントする装置
がそのまま使用できるという利点を有する。さらに、リ
ード電極を裏面まで形成することにより、表面からワイ
ヤボンドをする必要がないので、ヒートシンクを小さく
できるという利点もある。
開平4−10671号公報にリードフレームの高さが異
なるLEDが示されている。この技術は同一面側に電極
が設けられたLEDチップを、高さの異なるリードフレ
ームに載置することによりLEDの光軸を安定させるこ
とにある。一方、本発明は段差のあるレーザチップを段
差のあるヒートシンクに設置することにより、ヒートシ
ンクの放熱性を高めてLDを長寿命とするものであっ
て、この技術とは異なる。さらに、LEDではリードフ
レームは最初から正、負別々に分かれているが、ヒート
シンクは一体であるのでLEDに比べて、非常に電極間
ショートの問題がシビアである。本発明によるとレーザ
チップをダイボンドする導電性材料を少なくできるの
で、LEDにはない電極間ショートの問題を解決するこ
とができる。
ヒートシンク40は別名サブマウントとも称され、レー
ザチップの熱を放熱させるために熱伝導性の良い材料が
選択され、例えばダイヤモンド、BeO、CuW、Al
N、cBN、Si、SiC、GaAs、Al2O3等が使
用される。窒化物半導体の場合、同一面側に2種類の電
極があるので、ヒートシンクには絶縁性の材料を用いる
か、あるいは、ヒートシンク表面に絶縁性被膜を形成す
ることが望ましい。ヒートシンク40に段差を設けるに
は、例えばドライエッチング、ウェットエッチング等の
エッチング手段、また物理的に研削する手段等を用いる
ことができる。
るリード電極31、32は例えば、Au、Au−Sn等
の通常のリード部材を用い、メッキ、スパッタ、蒸着等
の製膜技術を用いて形成可能である。またリード電極を
高融点金属で形成して、リード電極とレーザチップの電
極11、12とがダイボンドされる位置に予め低融点金
属の薄膜を形成しておき、加熱によってレーザチップを
ダイボンドすることもできる。また先にも述べたように
この図では、リード電極31、32両方ともヒートシン
ク裏面まで形成しているが、図2に示すように裏面まで
形成するのはいずれか一方でも良い。いずれか一方にす
ると、ヒートシンク表面のリード電極よりワイヤーボン
ドで電極を取り出し、裏面のリード電極は直接パッケー
ジにダイボンドすることができるので、従来の装置がそ
のまま使用可能となる。両方にリード電極を形成すると
ヒートシンクを小さくできる。
イボンドする導電性材料21、22には例えばIn、P
bSn、AuSn、AuSi等の半田材、銀ペースト、
Inペースト等を使用することができる。また予めリー
ド電極の表面に低融点金属、あるいは電極11、12と
なじみの良い金属を形成する、あるいはリード電極自体
をチップの電極11、12となじみの良い金属にするこ
とによって、これらの半田材を省略することも可能であ
る。
電極形成のために段差が設けられたレーザチップを、段
差を設けたヒートシンクに段差が対向するようにボンデ
ィングすることによって、チップが直接ヒートシンクに
接する面積が大きくなり、放熱性が向上する。そのため
レーザチップの寿命も長くなり信頼性が向上する。さら
に、ダイボンドする導電性材料の量も少なくて済むので
電極間がショートする確率が非常に少なくなる。従って
本発明は窒化物半導体よりなるLDを実用化する上でそ
の産業上の利用価値は大きい。
式断面図。
模式断面図。
面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 同一面側に正、負一対の電極が設けられ
て互いに電極高さが異なる窒化物半導体レーザチップの
電極と、段差の設けられたヒートシンクの段差とが対向
するようにワイヤレスボンディングされていることを特
徴とする窒化物半導体レーザダイオード。 - 【請求項2】 前記ヒートシンクの表面にはメタライズ
されたリード電極が設けられ、前記レーザチップの電極
はそのリード電極にボンディングされていることを特徴
とする請求項1に記載の窒化物半導体レーザダイオー
ド。 - 【請求項3】 前記リード電極はレーザチップがボンデ
ィングされる面と、ボンディング面と反対側のヒートシ
ンク面とに連続して形成されていることを特徴とする請
求項2に記載の窒化物半導体レーザダイオード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7337599A JPH09181394A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 窒化物半導体レーザダイオード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7337599A JPH09181394A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 窒化物半導体レーザダイオード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09181394A true JPH09181394A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18310169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7337599A Pending JPH09181394A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 窒化物半導体レーザダイオード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09181394A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6998777B2 (en) | 2002-12-24 | 2006-02-14 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Light emitting diode and light emitting diode array |
KR100922847B1 (ko) * | 2007-11-07 | 2009-10-20 | 삼성전기주식회사 | 레이저 다이오드 및 그 제조방법 |
JP2011066463A (ja) * | 2005-03-11 | 2011-03-31 | Seoul Semiconductor Co Ltd | 複数の発光セルを有する発光素子 |
CN103326231A (zh) * | 2012-03-20 | 2013-09-25 | 山东浪潮华光光电子股份有限公司 | 一种半导体激光器老化方法及固定夹具 |
JP2013201456A (ja) * | 2004-12-14 | 2013-10-03 | Seoul Opto Devices Co Ltd | 複数の発光セルを有する発光素子 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP7337599A patent/JPH09181394A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6998777B2 (en) | 2002-12-24 | 2006-02-14 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Light emitting diode and light emitting diode array |
JP2013201456A (ja) * | 2004-12-14 | 2013-10-03 | Seoul Opto Devices Co Ltd | 複数の発光セルを有する発光素子 |
JP2011066463A (ja) * | 2005-03-11 | 2011-03-31 | Seoul Semiconductor Co Ltd | 複数の発光セルを有する発光素子 |
EP2280430A3 (en) * | 2005-03-11 | 2012-08-29 | Seoul Semiconductor Co., Ltd. | LED package having an array of light emitting cells coupled in series |
US8937326B2 (en) | 2005-03-11 | 2015-01-20 | Seoul Semiconductor Co., Ltd. | LED package having an array of light emitting cells coupled in series |
KR100922847B1 (ko) * | 2007-11-07 | 2009-10-20 | 삼성전기주식회사 | 레이저 다이오드 및 그 제조방법 |
CN103326231A (zh) * | 2012-03-20 | 2013-09-25 | 山东浪潮华光光电子股份有限公司 | 一种半导体激光器老化方法及固定夹具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4897133B2 (ja) | 半導体発光素子、その製造方法および配設基板 | |
US7268371B2 (en) | Light extraction from a semiconductor light emitting device via chip shaping | |
KR100568269B1 (ko) | 플립-칩 본딩용 질화갈륨계 발광 다이오드 및 그 제조방법 | |
US7491981B2 (en) | Light-emitting device and glass seal member therefor | |
EP1605525A2 (en) | High power LED package | |
JP2004537171A (ja) | サブマウントボンディングのための修正を含む発光デバイス、および、その製法 | |
TWI449201B (zh) | 氮化銦鎵發光二極體之高反射率p接觸 | |
JP3617565B2 (ja) | 窒化物半導体レーザ素子 | |
JP2002280608A (ja) | 半導体発光デバイスおよびその作製方法 | |
JP2005311364A (ja) | 発光装置とその製造方法、及びそれを利用した発光システム | |
US20100224890A1 (en) | Light emitting diode chip with electrical insulation element | |
JPH07235729A (ja) | 窒化ガリウム系化合物半導体レーザ素子 | |
KR100781917B1 (ko) | 반도체 소자의 히트씽크 제조방법 | |
US20100102354A1 (en) | Light emitting diode package | |
JPH09181394A (ja) | 窒化物半導体レーザダイオード | |
KR101831410B1 (ko) | 발광 소자 패키지 및 이를 구비한 발광 장치 | |
KR20020087046A (ko) | 반도체 레이저 장치 | |
JP3801108B2 (ja) | 半導体素子の固定方法および半導体装置 | |
KR100447413B1 (ko) | 반도체 발광장치 | |
JP3309953B2 (ja) | 窒化物半導体レーザダイオード | |
JPH06188516A (ja) | 光半導体装置およびその製造方法 | |
KR20030073054A (ko) | 반도체 엘이디 소자 및 그 제조 방법 | |
US7873086B2 (en) | Semiconductor device | |
JPH1022570A (ja) | 窒化物半導体レーザ素子 | |
JP3495853B2 (ja) | 窒化物半導体レーザ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080614 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110614 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120614 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |