JPH09178684A - 光電／イオン式煙検知器 - Google Patents
光電／イオン式煙検知器Info
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- JPH09178684A JPH09178684A JP8182645A JP18264596A JPH09178684A JP H09178684 A JPH09178684 A JP H09178684A JP 8182645 A JP8182645 A JP 8182645A JP 18264596 A JP18264596 A JP 18264596A JP H09178684 A JPH09178684 A JP H09178684A
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- JP
- Japan
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- sensor
- detector
- electrode
- radiant energy
- photoelectric
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- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B17/00—Fire alarms; Alarms responsive to explosion
- G08B17/10—Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means
- G08B17/103—Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means using a light emitting and receiving device
- G08B17/107—Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means using a light emitting and receiving device for detecting light-scattering due to smoke
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B17/00—Fire alarms; Alarms responsive to explosion
- G08B17/10—Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means
- G08B17/11—Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means using an ionisation chamber for detecting smoke or gas
- G08B17/113—Constructional details
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 イオン式及び光電式煙センサーを小型単一の
ハウジングに収め、両センサーの長所を兼ね備えた煙感
知器を提供すること。 【解決手段】 本発明は第一、第二の電極とその両電極
の間に配置される無反射性表面を有する第三の電極から
成るイオン式煙感知器を基に、内容積部の反射を最小化
することにより光電式センサーへのノイズを最小化し、
該内容積部を部分的に共用化した光電式煙感知器を一体
的に併設し、両煙感知器の長所を兼ね備えた複合型煙感
知器。
ハウジングに収め、両センサーの長所を兼ね備えた煙感
知器を提供すること。 【解決手段】 本発明は第一、第二の電極とその両電極
の間に配置される無反射性表面を有する第三の電極から
成るイオン式煙感知器を基に、内容積部の反射を最小化
することにより光電式センサーへのノイズを最小化し、
該内容積部を部分的に共用化した光電式煙感知器を一体
的に併設し、両煙感知器の長所を兼ね備えた複合型煙感
知器。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は多重センサー煙検知器に
関するものである。特に、本発明は検知器の中央電極が
無反射性表面で形成されていることを特徴とするイオン
式の煙検知器に関するものである。
関するものである。特に、本発明は検知器の中央電極が
無反射性表面で形成されていることを特徴とするイオン
式の煙検知器に関するものである。
【０００２】
【技術的背景】イオン式並びに光電式の煙検知器は、共
に火災の警報を出すことに有用であることは知られてお
り、また証明されてきている。この２つのタイプの検知
器が、異なったタイプの煙を感知することはよく知られ
ている。イオン式検知器は炎火災にすばやく反応する。
光電式検知器は煙火災にすばやく反応する。これらのセ
ンサーを結合させ単一のハウジングに収めることによっ
て、両タイプの長所を単体で得ることに関心が向けられ
ている。このことについては、検知器の全体サイズを最
小化するため、光電式検知器の内部容積を可能な限り小
さくすることが望まれている。また、ノイズを最小化す
るために、光電式検知器内容積内での反射を最小化する
ことが望ましいことも知られている。このように、でき
る限り小さい容積で製造されるイオン式と光電式の結合
された煙検知器が必要とされてきている。さらにまた、
２つのタイプの検知器を含むハウジング容積内において
反射が最小化された結合型検知器の構成することが望ま
れている。
に火災の警報を出すことに有用であることは知られてお
り、また証明されてきている。この２つのタイプの検知
器が、異なったタイプの煙を感知することはよく知られ
ている。イオン式検知器は炎火災にすばやく反応する。
光電式検知器は煙火災にすばやく反応する。これらのセ
ンサーを結合させ単一のハウジングに収めることによっ
て、両タイプの長所を単体で得ることに関心が向けられ
ている。このことについては、検知器の全体サイズを最
小化するため、光電式検知器の内部容積を可能な限り小
さくすることが望まれている。また、ノイズを最小化す
るために、光電式検知器内容積内での反射を最小化する
ことが望ましいことも知られている。このように、でき
る限り小さい容積で製造されるイオン式と光電式の結合
された煙検知器が必要とされてきている。さらにまた、
２つのタイプの検知器を含むハウジング容積内において
反射が最小化された結合型検知器の構成することが望ま
れている。
【０００３】
【発明の構成】本発明はイオン式の煙検知器を提供す
る。この検知器には間隔をあけた第一、第二の電極が含
まれる。第三の電極は第一、第二の電極の間に配置され
る。第三の電極は無反射性表面を持っている。本発明の
特徴の一つは、少なくとも第一の電極は電導性がある無
反射性のプラスチックで形成できることである。本発明
のもう一つの特徴は、第三の電極は無反射性塗膜あるい
は無反射性金属層で形成できることである。本発明のさ
らなるもう一つの特徴は、複合的なセンサーを持つ煙検
知器を提供できることである。この検知器は内容積を規
定するハウジングを包含している。このハウジングに
は、煙の入口及び出口となる複数の開口部がある。第一
及び第二の異なる２種の煙センサーがハウジング内に収
められている。これら２つの異なるセンサーがハウジン
グの内部を占めている。これらのセンサーの一つは、イ
オン式煙センサーとすることができる。このセンサーは
間隔をとって配置された第一、第二の電極と、その間に
配置された第三の電極とを含んでいる。少なくとも第三
の電極は無反射性である。本発明のさらなる特徴は、こ
のハウジングは電導性プラスチックで形成してイオン式
センサー用の他の電極の一つとして作用させることがで
きることである。
る。この検知器には間隔をあけた第一、第二の電極が含
まれる。第三の電極は第一、第二の電極の間に配置され
る。第三の電極は無反射性表面を持っている。本発明の
特徴の一つは、少なくとも第一の電極は電導性がある無
反射性のプラスチックで形成できることである。本発明
のもう一つの特徴は、第三の電極は無反射性塗膜あるい
は無反射性金属層で形成できることである。本発明のさ
らなるもう一つの特徴は、複合的なセンサーを持つ煙検
知器を提供できることである。この検知器は内容積を規
定するハウジングを包含している。このハウジングに
は、煙の入口及び出口となる複数の開口部がある。第一
及び第二の異なる２種の煙センサーがハウジング内に収
められている。これら２つの異なるセンサーがハウジン
グの内部を占めている。これらのセンサーの一つは、イ
オン式煙センサーとすることができる。このセンサーは
間隔をとって配置された第一、第二の電極と、その間に
配置された第三の電極とを含んでいる。少なくとも第三
の電極は無反射性である。本発明のさらなる特徴は、こ
のハウジングは電導性プラスチックで形成してイオン式
センサー用の他の電極の一つとして作用させることがで
きることである。
【０００４】第二のセンサーは光電式のセンサーとする
ことができる。放射エネルギー源はハウジングによって
支えられており、放射エネルギーを内容積部へ放出する
ことができるようになっている。フォトダイオードある
いはフォトトランジスターのような放射エネルギーのセ
ンサーは内容積部に配置されて、散乱光を集めることが
できる。内容積部の煙及び微粒子物質の存在に対応し
て、放射エネルギーの一部は散乱し、光電式センサーに
集められることになる。イオン式センサーの第三の電極
は無反射性であり、光電式センサーのノイズのもととな
る反射を最小化することができる。本発明の上記及びそ
れ以外の特徴や特性を、以下に示す図と添付の明細書を
参考にして説明する。
ことができる。放射エネルギー源はハウジングによって
支えられており、放射エネルギーを内容積部へ放出する
ことができるようになっている。フォトダイオードある
いはフォトトランジスターのような放射エネルギーのセ
ンサーは内容積部に配置されて、散乱光を集めることが
できる。内容積部の煙及び微粒子物質の存在に対応し
て、放射エネルギーの一部は散乱し、光電式センサーに
集められることになる。イオン式センサーの第三の電極
は無反射性であり、光電式センサーのノイズのもととな
る反射を最小化することができる。本発明の上記及びそ
れ以外の特徴や特性を、以下に示す図と添付の明細書を
参考にして説明する。
【０００５】
【実施例】本発明は多くの異なる形態をとって実施する
ことができるが、ここでは本開示が本発明の原理の例を
提示するものとして考えられ、図示された特定の実施例
に本発明を限定することを意図するものではないとの理
解の下で、以下に特定の実施例について図を用い詳細に
説明する。図１は、本発明によるイオン式煙センサー１
０の概略の側断面図を示す。検知器１０は、内部容積即
ち領域１４を画定するハウジング１２を含んでいる。周
囲の空気中の煙が出入りできるように、開口部１６が設
けられている。イオン式センサー１０は３つの電極２
０、２２、２４を含んでいる。電極２０−２４は各々図
示されるように、ハウジング１２によってその内部に支
持されている。イオン式センサー１０は厳密には様々に
変化してもよく、本発明を限定するものではない。各電
極２０−２４は対応する導線２０ａ−２４ａを通して従
来型の回路１０ａと連結され、センサー１０に電圧を与
え、中央電極２２からの出力電圧の変動を感知すること
ができるようになっている。本発明による中央電極２２
は、少なくとも上部表面が無反射性の表面２２ｂで形成
されている。無反射性の表面２２ｂは、本発明の目的及
び範囲から逸脱することなく、様々な技術を用いて作る
ことができる。例えば、無反射性塗装を表面２２ｂに塗
布することもできる。また無反射性の金属層を表面に付
着させることもできる。
ことができるが、ここでは本開示が本発明の原理の例を
提示するものとして考えられ、図示された特定の実施例
に本発明を限定することを意図するものではないとの理
解の下で、以下に特定の実施例について図を用い詳細に
説明する。図１は、本発明によるイオン式煙センサー１
０の概略の側断面図を示す。検知器１０は、内部容積即
ち領域１４を画定するハウジング１２を含んでいる。周
囲の空気中の煙が出入りできるように、開口部１６が設
けられている。イオン式センサー１０は３つの電極２
０、２２、２４を含んでいる。電極２０−２４は各々図
示されるように、ハウジング１２によってその内部に支
持されている。イオン式センサー１０は厳密には様々に
変化してもよく、本発明を限定するものではない。各電
極２０−２４は対応する導線２０ａ−２４ａを通して従
来型の回路１０ａと連結され、センサー１０に電圧を与
え、中央電極２２からの出力電圧の変動を感知すること
ができるようになっている。本発明による中央電極２２
は、少なくとも上部表面が無反射性の表面２２ｂで形成
されている。無反射性の表面２２ｂは、本発明の目的及
び範囲から逸脱することなく、様々な技術を用いて作る
ことができる。例えば、無反射性塗装を表面２２ｂに塗
布することもできる。また無反射性の金属層を表面に付
着させることもできる。
【０００６】図２は、検知器１０に用いることのでき
る、複合的かつ多要素の中央電極構造２２−１をより詳
細に示す。中央電極２２−１は、ステンレス鋼でもよい
第一層即ち基材２６−１によって形成される。ニッケル
の第二層２６−２は、ステンレス基材２６−１の上に鍍
金することができる。最後に、黒色で無反射性のクロム
表面層２６−３はニッケル層２６−２上に鍍金して設け
ることができる。表面層２６−３で覆われた、黒色で無
反射性の上面２２−ｂを持つ電極構造２２−１は、そこ
からの反射を最少にすることができる。無反射性の表面
２２−ｂが、赤外線を含む各種の波長にも無反射性であ
るのが望ましいことは理解されるであろう。センサー１
０のようなイオン式センサーは、複合型の煙検知器に用
いることができる。このような装置では、イオン式セン
サー用の容積は光電式センサーの容積と一部重なり合わ
せることができる。２つの容積に共用する部分があるこ
とによって、より小型の装置を生み出すことができる。
前述の無反射性の中央電極２２を使うことにより、２つ
のタイプのセンサーが装置容積を一部共有しても、イオ
ン式センサーの構成要素に近接しているにもかかわら
ず、光電式センサーへのノイズレベルはあまり上がらな
いことになる。
る、複合的かつ多要素の中央電極構造２２−１をより詳
細に示す。中央電極２２−１は、ステンレス鋼でもよい
第一層即ち基材２６−１によって形成される。ニッケル
の第二層２６−２は、ステンレス基材２６−１の上に鍍
金することができる。最後に、黒色で無反射性のクロム
表面層２６−３はニッケル層２６−２上に鍍金して設け
ることができる。表面層２６−３で覆われた、黒色で無
反射性の上面２２−ｂを持つ電極構造２２−１は、そこ
からの反射を最少にすることができる。無反射性の表面
２２−ｂが、赤外線を含む各種の波長にも無反射性であ
るのが望ましいことは理解されるであろう。センサー１
０のようなイオン式センサーは、複合型の煙検知器に用
いることができる。このような装置では、イオン式セン
サー用の容積は光電式センサーの容積と一部重なり合わ
せることができる。２つの容積に共用する部分があるこ
とによって、より小型の装置を生み出すことができる。
前述の無反射性の中央電極２２を使うことにより、２つ
のタイプのセンサーが装置容積を一部共有しても、イオ
ン式センサーの構成要素に近接しているにもかかわら
ず、光電式センサーへのノイズレベルはあまり上がらな
いことになる。
【０００７】図３は、検知器３０の平面図を示し、図解
のため一部切断されている。検知器３０はハウジング３
２を含んでおり、該ハウジングには図示されていない開
口部が設けられ、大気中の煙が出入りできるようになっ
ている。ハウジング３２によって規定された内部容積即
ち領域４０内での反射を最小限にする目的で、多数の鋸
歯状の突起３８が、ハウジング３２の内部表面周囲に沿
って形成されている。検知器３０はイオン式センサーと
光電式センサーの両方を含んでいる。光電式センサー
は、発光ダイオード、レーザー・ダイオード等のような
放射エネルギー源４４を含んでおり、少なくとも一部は
ハウジング３２によって支持されている。エネルギー源
４４は赤外線波長内の放射エネルギーＲを領域４０に放
出する。エネルギー源４４は主として半径方向４４ａに
放射エネルギーＲを発するために、先の細くなった面４
８を持った遮蔽された中空部４６の中に配置されてい
る。放射エネルギーＲは、装置外の周辺空気から領域４
０に煙粒子が入ってくると既知の方法で散乱されること
になる。散乱した放射エネルギーＲ’の一部は、フォト
ダイオードやフォトトランジスター等のセンサー５０上
に達する。センサー５０からの出力は、領域４０内の煙
微粒子のレベルを示す信号となる。
のため一部切断されている。検知器３０はハウジング３
２を含んでおり、該ハウジングには図示されていない開
口部が設けられ、大気中の煙が出入りできるようになっ
ている。ハウジング３２によって規定された内部容積即
ち領域４０内での反射を最小限にする目的で、多数の鋸
歯状の突起３８が、ハウジング３２の内部表面周囲に沿
って形成されている。検知器３０はイオン式センサーと
光電式センサーの両方を含んでいる。光電式センサー
は、発光ダイオード、レーザー・ダイオード等のような
放射エネルギー源４４を含んでおり、少なくとも一部は
ハウジング３２によって支持されている。エネルギー源
４４は赤外線波長内の放射エネルギーＲを領域４０に放
出する。エネルギー源４４は主として半径方向４４ａに
放射エネルギーＲを発するために、先の細くなった面４
８を持った遮蔽された中空部４６の中に配置されてい
る。放射エネルギーＲは、装置外の周辺空気から領域４
０に煙粒子が入ってくると既知の方法で散乱されること
になる。散乱した放射エネルギーＲ’の一部は、フォト
ダイオードやフォトトランジスター等のセンサー５０上
に達する。センサー５０からの出力は、領域４０内の煙
微粒子のレベルを示す信号となる。
【０００８】光電式センサーについては周知のように、
領域４０のような内部散乱領域内での反射をできるだけ
少なくすることにより、ノイズに対する信号の比率を最
大にすることが望ましい。このことは、遮蔽部５２に加
えて溝状の表面３８によって部分的に成し遂げられてい
るが、この遮蔽部５２は、遮蔽部４６と同様の形状をし
ており、光学的にセンサー５０をエネルギー源４４から
隔絶し、センサー５０には散乱された放射エネルギー
Ｒ’だけが到達するようになっている。散乱領域４０を
共有するのは、第一、第二、第三の電極を持つイオン式
センサーである。本発明によると、ハウジング３２が電
導性があり無反射性プラスチックで作られている場合に
は、第一の、すなわち外部の電極２０−１をハウジング
３２の一部として形成することも可能である。あるい
は、外部電極２０−１を、カバー３６によって支えられ
る金属円盤として形成することも可能である。外部電極
２０−１の厳密な構造が、本発明に限定を加えるもので
はないことは理解されるであろう。第二の、すなわち中
央電極２２は、外部電極２０−１と間隔をおいて、エネ
ルギー散乱領域４０の中に配置される。電極２２は前述
のように無反射塗装２２ｂで形成されている。あるい
は、電極２２は、前に図２で説明した多層要素２２−１
として形成してもよい。第三の、すなわち内部電極２４
は、第二即ち中央電極２２と離れて配置される。
領域４０のような内部散乱領域内での反射をできるだけ
少なくすることにより、ノイズに対する信号の比率を最
大にすることが望ましい。このことは、遮蔽部５２に加
えて溝状の表面３８によって部分的に成し遂げられてい
るが、この遮蔽部５２は、遮蔽部４６と同様の形状をし
ており、光学的にセンサー５０をエネルギー源４４から
隔絶し、センサー５０には散乱された放射エネルギー
Ｒ’だけが到達するようになっている。散乱領域４０を
共有するのは、第一、第二、第三の電極を持つイオン式
センサーである。本発明によると、ハウジング３２が電
導性があり無反射性プラスチックで作られている場合に
は、第一の、すなわち外部の電極２０−１をハウジング
３２の一部として形成することも可能である。あるい
は、外部電極２０−１を、カバー３６によって支えられ
る金属円盤として形成することも可能である。外部電極
２０−１の厳密な構造が、本発明に限定を加えるもので
はないことは理解されるであろう。第二の、すなわち中
央電極２２は、外部電極２０−１と間隔をおいて、エネ
ルギー散乱領域４０の中に配置される。電極２２は前述
のように無反射塗装２２ｂで形成されている。あるい
は、電極２２は、前に図２で説明した多層要素２２−１
として形成してもよい。第三の、すなわち内部電極２４
は、第二即ち中央電極２２と離れて配置される。
【０００９】検知器３０は非電導性のエポキシ型のプリ
ント配線回路盤６０で支持されている。導線２０ａ−２
０ｃは、標準的な蒸着技法によって、ＰＣ盤６０の都合
のいい場所へ導くことができる。中央電極２２の上部表
面２２ｂは無反射性であり、その上に入射された放射エ
ネルギーＲを吸収することを考慮すれば、無反射性の中
央電極２２を有する連結型の検知器３０は、エネルギー
散乱領域４０を比較的小さくして製造することが可能で
ある。その上に入射する反射された放射エネルギーもま
た、吸収されることになる。内部電極２４に加えて、中
央電極２２も所望ならば電導性で無反射性のプラスチッ
クで形成できることも理解されるであろう。前述したよ
うに、本発明の目的や意図を逸脱することなく、数多く
の変更や改良を行えることが判明したであろう。ここで
図示された特定の装置に関しては、何ら限定を意図しあ
るいは意味するものでないことは理解されてしかるべき
である。もちろん、添付された請求項により、これらの
請求項の領域内に該当するあらゆる変更が包含されるこ
とを意図している。
ント配線回路盤６０で支持されている。導線２０ａ−２
０ｃは、標準的な蒸着技法によって、ＰＣ盤６０の都合
のいい場所へ導くことができる。中央電極２２の上部表
面２２ｂは無反射性であり、その上に入射された放射エ
ネルギーＲを吸収することを考慮すれば、無反射性の中
央電極２２を有する連結型の検知器３０は、エネルギー
散乱領域４０を比較的小さくして製造することが可能で
ある。その上に入射する反射された放射エネルギーもま
た、吸収されることになる。内部電極２４に加えて、中
央電極２２も所望ならば電導性で無反射性のプラスチッ
クで形成できることも理解されるであろう。前述したよ
うに、本発明の目的や意図を逸脱することなく、数多く
の変更や改良を行えることが判明したであろう。ここで
図示された特定の装置に関しては、何ら限定を意図しあ
るいは意味するものでないことは理解されてしかるべき
である。もちろん、添付された請求項により、これらの
請求項の領域内に該当するあらゆる変更が包含されるこ
とを意図している。
【図１】本発明によるイオン式検知器の側断面図であ
る。
る。
【図２】各種構成部品を示す図１の検知器の中央電極の
拡大図である。
拡大図である。
【図３】本発明による多重センサー煙検知器のカバーを
部分的に切断した上面からみた平面図である。
部分的に切断した上面からみた平面図である。
【図４】図３の４−４面からの側面図である。
１０ センサー １２ ハウジング １６ 開口部 ２０ 外部電極 ２２ 中央電極 ３０ 検知器 ４０ 散乱領域 ５０ センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０８Ｂ 17/113 Ｇ０８Ｂ 17/113
Claims (7)
- 【請求項１】 内部領域を画定するハウジングと；セン
サーが第一及び第二の間隔のおかれた２つの電極並びに
該第一及び第二の電極の間に配置された少なくともこれ
だけは無反射性の表面を有する第三の電極を含み、ハウ
ジング内に支持されたイオン式煙センサーと；該ハウジ
ング内に支持されたもう一つのセンサーとからなること
を特徴とする多重センサー検知器。 - 【請求項２】 前記の複数のセンサーが前記の内部領域
を共有することを特徴とする請求項１に記載の検知器。 - 【請求項３】 前記のもう一つのセンサーが光電式煙セ
ンサーであることを特徴とする請求項１に記載の検知
器。 - 【請求項４】 前記のハウジングの一部が前記の第一の
電極を形成することを特徴とする請求項３に記載の検知
器。 - 【請求項５】 前記のもう一つのセンサーが放射エネル
ギー源を含み、そのエネルギー源が放射エネルギーを前
記の領域の一部に発し、前記の無反射性の第三の電極が
その上に入射される前記の放射エネルギーを全て吸収す
ることとを特徴とする請求項１に記載の検知器。 - 【請求項６】 前記のもう一つのセンサーが散乱された
放射エネルギーの電子式センサーを含み、該電子式セン
サーが前記のハウジングにより前記の領域内に支持され
ており、該領域内の微粒子物質によって散乱された全て
の前記の放射エネルギーの一部を受けるように向けられ
ていることとを特徴とする請求項５に記載の検知器。 - 【請求項７】 前記の第三の電極が赤外線吸収被覆がな
されていることを特徴とする請求項１に記載の検知器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/475066 | 1995-06-07 | ||
| US08/475,066 US5633501A (en) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | Combination photoelectric and ionization smoke detector |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09178684A true JPH09178684A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=23886113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8182645A Pending JPH09178684A (ja) | 1995-06-07 | 1996-06-07 | 光電／イオン式煙検知器 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5633501A (ja) |
| EP (1) | EP0752689A1 (ja) |
| JP (1) | JPH09178684A (ja) |
| CN (1) | CN1152756A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140128303A (ko) * | 2011-12-21 | 2014-11-05 | 마이크로칩 테크놀로지 인코포레이티드 | 내부 adc 커패시터에 의한 전류 감지 |
| CN104412468A (zh) * | 2012-06-25 | 2015-03-11 | 韩国科学技术院 | 波长保持法布里-珀罗激光二极管以及包括该激光二极管的光发送器 |
| CN104614437A (zh) * | 2015-02-15 | 2015-05-13 | 太原理工大学 | 碳纳米管三电极气体传感器的极间距优化方法 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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