JPH09178429A - ワーク確認方法 - Google Patents

ワーク確認方法

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JPH09178429A
JPH09178429A JP7353605A JP35360595A JPH09178429A JP H09178429 A JPH09178429 A JP H09178429A JP 7353605 A JP7353605 A JP 7353605A JP 35360595 A JP35360595 A JP 35360595A JP H09178429 A JPH09178429 A JP H09178429A
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JP
Japan
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work
data
input
check
surface plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP7353605A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Nagura
満雄 名倉
Takashi Furuta
尚 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Machinery Ltd
Daido Kikai Seisakusho KK
Original Assignee
Daido Machinery Ltd
Daido Kikai Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Daido Machinery Ltd, Daido Kikai Seisakusho KK filed Critical Daido Machinery Ltd
Priority to JP7353605A priority Critical patent/JPH09178429A/ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定盤に実際に位置決めされているワークと、
制御手段に入力記憶されているワークのデータとを比較
することで、ワークに対する誤削を防止する。 【解決手段】 パソコン18に、添接板16の穿孔位置
データおよび外形形状のデータを入力する。パソコン1
8は、入力されたデータから角部Bの座標をチェック座
標位置として設定記憶する。パソコン18によりテレビ
カメラ20を制御して、添接板16に対応するチェック
座標位置に移動させる。定盤10に実際に載置されてい
る添接板16と、パソコン18に入力記憶されている添
接板18の外形形状のデータとが一致していれば、モニ
ター22における照準線24の交点と角部Bとが一致す
る。データの入力ミスや添接板16の姿勢が正しくない
場合は、モニター22における照準線24の交点と角部
Bとは一致しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワーク確認方法
に関し、更に詳細には、定盤の定められた位置に実際に
載置された複数のワークの種類や姿勢が、制御手段に予
め入力記憶された各ワークのデータと一致しているか否
かを判別するワーク確認方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、橋梁等の添接板(ワーク)に孔あ
け加工を行なう場合は、該添接板が比較的小物であるの
で、複数の添接板を定盤の定められた位置に夫々固定し
た状態で、NC加工装置により各添接板が予め設定され
た順序で加工される。すなわち、図6(a),(b)に示す
ように、定盤10には縦横に複数の位置決め孔12が穿
設されており、この位置決め孔12に差込んだ各ピン1
4に各種形状の添接板16の縁部を当接することで、該
添接板16を位置決めすると共に治具(図示せず)により
固定する。そして、定盤10に位置決め固定された各添
接板16は、その角部の内の一個所(図の左下角部)が原
点として設定されて、図7に示すように、定盤10上に
おける各原点位置に対応して付された番号,,・・・
によって各添接板16が識別される。またNC加工装置
には、パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)
が接続され、該パソコンに、各原点番号,,・・・に
対応する添接板16に穿設するべき穿孔位置(座標)のデ
ータを入力記憶させるようになっている。そしてNC加
工装置では、パソコンに入力記憶されている穿孔位置デ
ータに基づいてドリルを移動制御して、原点番号順で各
添接板16に孔あけ加工を施すよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記パソコンへの穿孔
位置データの入力は、オペレータが定盤10に載置され
ている添接板16の種類や姿勢を確認しながら行なって
いるため、オペレータの入力ミスによって、定盤10の
各原点番号,,・・・に対応する位置に実際に位置決
めされている添接板16と、入力データとが対応しなく
なる場合がある。また、前記定盤10に添接板16を位
置決め固定する際に、作業者が添接板16を正しい姿勢
で固定しなかったり、裏表を間違って置いてしまうこと
があった。この場合は、定盤10に実際に位置決め固定
されている添接板16に穿設するべき孔の位置と、パソ
コンでの穿孔位置データとが食違うこととなり、誤削が
発生して歩留りが悪くなる問題が指摘される。
【0004】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、ワークに孔あけ加工を施す前
に、定盤に実際に位置決めされているワークと制御手段
に入力記憶されているワークのデータとを比較すること
で、ワークに対する誤削を防止して歩留りを良くし得る
ワーク確認方法に関するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため本発明は、定盤の所定位置
に複数のワークを位置決めし、各ワークに穿設する穿孔
位置データを制御手段に夫々入力記憶し、この穿孔位置
データに基づいて各ワークに孔あけ加工を行なうように
した加工装置において、前記穿孔位置データに対応する
各ワークの外形形状またはケガキのデータおよびデータ
上の各ワークに設定されるチェック点のデータを前記制
御手段に夫々入力記憶し、前記制御手段に入力記憶され
ている各ワークのチェック点のデータ上の座標位置に検
出手段を移動させ、前記検出手段により検出されるチェ
ック座標位置と、前記定盤に実際に位置決めされている
各ワークのチェック点とを比較し、前記チェック点とチ
ェック座標位置とが一致しているか否かによって、定盤
に実際に載置されているワークと、制御手段に入力記憶
されている対応する穿孔位置データのワークとの種類や
姿勢が一致しているか否かを判別することを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るワーク確認方
法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明に係るワーク確認方法を好
適に実施し得る装置の概略構成図であって、定盤10に
位置決め固定されたワークとしての添接板16に孔あけ
加工を施すNC加工装置(図示せず)に制御手段としての
パソコン18が接続され、またNC加工装置に検出手段
として機能するテレビカメラ20が接続されると共に、
このカメラ20にCRT等のモニター22が接続されて
いる。テレビカメラ20は、NC加工装置により移動制
御されて、定盤10に位置決め固定されている添接板1
6の所要個所(図1の点線で囲った角部B)をモニター2
2に写し出すよう構成される。また、モニター22には
十字形の照準線24が形成されており、この照準線24
の交点が、後述するチェック座標位置に一致するよう設
定されている。
【0008】実施例に係る装置を用いて、添接板16の
確認作業を行なう場合につき説明する。例えば図7に示
すように、定盤10に形状や寸法等の種類の異なる複数
の添接板16を位置決め載置する。各添接板16には、
加工順序に従って原点番号,,・・・が付され、この
原点番号,,・・・に対応する添接板16の穿孔位置
(座標)データおよび外形形状のデータを、前記パソコン
18に入力する(図5のS101)。この場合において、
パソコン18では、入力された添接板16の外形形状の
データから、図3(a),(b)に示す如く、データ上の各
添接板16を定盤10に載置したと仮定して、その原点
位置となる左下角部Aから最も離れた位置のチェック点
としての角部Bの座標を、チェック座標位置として設定
記憶する。
【0009】前記NC加工装置による孔あけ加工に先立
ち、前記の設定記憶されたチェック座標を前記パソコン
18からNC加工装置へ入力し、NC加工装置によりテ
レビカメラ20を制御して、原点番号の添接板16に
おけるチェック座標位置に移動させ(図5のS102)、
前記モニター22における照準線24の交点を該チェッ
ク座標位置に一致させる。このとき、定盤10に実際に
載置されている添接板16と、パソコン18に入力記憶
されている添接板16の外形形状のデータとが一致して
いれば、前記モニター22における照準線24の交点
(チェック座標位置)とチェック点として設定されている
角部Bとが一致する。この場合は、原点番号の添接板
16の確認作業に移行する(図5のS104,S10
6)。すなわち、テレビカメラ20を原点番号の添接
板16におけるチェック座標位置に移動させる。そし
て、定盤10に実際に載置されている添接板16と、パ
ソコン18に入力記憶されている添接板18の外形形状
のデータとが一致していれば、前記モニター22におけ
る照準線24の交点と角部Bとが一致する(図2(a)参
照)。しかるに、データの入力ミスや添接板16の姿勢
が正しくない場合は、図2(b)に示す如く、モニター2
2における照準線24の交点と角部Bとは一致しない。
従って、この場合はパソコン18に入力されているデー
タを訂正するか、または定盤10に載置されている添接
板16の姿勢や位置を修正する(図5のS105)。
【0010】前述したと同様にして原点番号,,・・
・の添接板16の確認作業を順次行ない、全ての添接板
16の確認作業が完了すると(図5のS104)、孔あけ
加工が開始される(図5のS107)。すなわち、孔あけ
加工を行なう前に、定盤10に実際に位置決めされてい
る各添接板16と、パソコン18に入力されているデー
タとが一致しているか否かを判別するので、誤削の発生
を未然に防止することができ、歩留りを良くし得る。
【0011】なお、添接板16の孔あけ加工は、夜間の
無人運転で行なわれる場合が多いため、予め作業者がい
る間に、前述した確認作業を行なっておくことにより、
無人運転においての正確な孔あけ加工が達成される。
【0012】また、実施例では全ての添接板16の確認
作業を行なってから孔あけ加工を開始する場合につき説
明したが、本願はこれに限定されるものでなく、例えば
各添接板16の確認作業を行なう毎に当該添接板16の
孔あけ加工を行なうようにしてもよい。なお、添接板1
6の確認作業も無人運転で行なう場合は、定盤10に載
置されている添接板16とパソコン18に入力されてい
るデータとが違っているものについては、その添接板1
6の加工を行なわずに、次の原点番号の添接板16の確
認作業および孔あけ加工を行なわせることにより対応し
得る。更に、定盤10に載置されている添接板16の形
状を認識し得る手段を設ければ、テレビカメラ20での
確認作業でデータ上の添接板16と実際の添接板16と
が不一致の場合は、認識手段により実際の添接板16の
形状を認識してパソコンのデータを自動訂正(データ上
の添接板を回転させたりミラーを用いて訂正)すること
で、孔あけ加工の全自動化を達成することができる。
【0013】なお、実施例では添接板の角部をチェック
点としたが、本願はこれに限定されるものでなく、例え
ば図3に示すように、添接板16の所要位置に付した目
印としてのケガキ線26をチェック点およびチェック座
標位置として設定入力することもできる。このようにケ
ガキ線26をチェック点およびチェック座標位置として
設定した場合は、角部のない円形や楕円形等の形状の添
接板の確認作業も行ない得る。また、チェック点および
チェック座標位置を複数設定することにより、更に正確
な確認作業が達成される。更には、添接板の外形形状の
データに代えて、添接板に付されたケガキのデータを基
にチェック座標位置を設定することもできる。
【0014】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るワーク
確認方法によれば、定盤に実際に載置されているワーク
と制御手段に入力されているワークのデータとが一致し
ているか否かを確認することができるので、ワークの誤
削を未然に防止することができ、歩留りを向させ得る。
また夜間の無人運転に際して、定盤に載置されているワ
ークと制御手段に入力されているデータ上のワークとが
違っているものについては、そのワークの加工を中止し
て次のワークの加工を行なわせることが可能となるか
ら、無人運転中での誤削を確実に脱止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るワーク確認方法を
実施し得る装置の概略構成図である。
【図2】モニターの照準線の交点と添接板の角部との関
係を示す説明図である。
【図3】定盤に位置決めされた添接板の原点位置とチェ
ック点との関係を示す説明図である。
【図4】定盤に複数の添接板を位置決めした状態を示す
説明図である。
【図5】実施例に係るワーク確認方法を実行するフロー
チャート図である。
【図6】定盤にピンを介して添接板を位置決めする状態
を示す説明図である。
【図7】定盤に複数の添接板を位置決めした状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
10 定盤 16 添接板(ワーク) 18 パソコン(制御手段) 20 テレビカメラ(検出手段) 26 ケガキ線(目印) A 原点位置 B 角部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定盤(10)の所定位置に複数のワーク(16)
    を位置決めし、各ワーク(16)に穿設する穿孔位置データ
    を制御手段(18)に夫々入力記憶し、この穿孔位置データ
    に基づいて各ワーク(16)に孔あけ加工を行なうようにし
    た加工装置において、 前記穿孔位置データに対応する各ワーク(16)の外形形状
    またはケガキのデータおよびデータ上の各ワーク(16)に
    設定されるチェック点のデータを前記制御手段(18)に夫
    々入力記憶し、 前記制御手段(18)に入力記憶されている各ワーク(16)の
    チェック点のデータ上の座標位置に検出手段(20)を移動
    させ、 前記検出手段(20)により検出されるチェック座標位置
    と、前記定盤(10)に実際に位置決めされている各ワーク
    (16)のチェック点とを比較し、 前記チェック点とチェック座標位置とが一致しているか
    否かによって、定盤(10)に実際に載置されているワーク
    (16)と、制御手段(18)に入力記憶されている対応する穿
    孔位置データのワーク(16)との種類や姿勢が一致してい
    るか否かを判別することを特徴とするワーク確認方法。
  2. 【請求項2】 前記各ワーク(16)は、定盤(10)に設定さ
    れた原点位置(A)を基準として位置決めされ、該原点位
    置(A)から最も離間する角部(B)がチェック点およびチェ
    ック座標位置として設定される請求項1記載のワーク確
    認方法。
  3. 【請求項3】 前記各ワーク(16)の所要位置に目印(26)
    が付され、この目印(26)がチェック点およびチェック座
    標位置として設定される請求項1記載のワーク確認方
    法。
JP7353605A 1995-12-27 1995-12-27 ワーク確認方法 Pending JPH09178429A (ja)

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JP7353605A JPH09178429A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 ワーク確認方法

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ID=18431977

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101313043B1 (ko) * 2010-08-30 2013-10-14 장일도 철판 홀 및 면가공장치
CN114413790A (zh) * 2022-01-31 2022-04-29 北京航空航天大学 固连摄影测量相机的大视场三维扫描装置及方法

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