JPH09178248A - 空気調和システム - Google Patents

空気調和システム

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JPH09178248A
JPH09178248A JP7336360A JP33636095A JPH09178248A JP H09178248 A JPH09178248 A JP H09178248A JP 7336360 A JP7336360 A JP 7336360A JP 33636095 A JP33636095 A JP 33636095A JP H09178248 A JPH09178248 A JP H09178248A
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pressure
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air conditioning
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Yoshiro Takasuka
芳郎 高須賀
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/13Pump speed control

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Abstract

(57)【要約】 【課題】現場で設定、調整を行う人間に対する制約と負
担が軽減される空気調和装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】空気調整制御装置DCは設定された送水ポ
ンプ3の最大運転台数、送水ポンプ3の設計流量、設計
圧力及び末端必要圧力から、送水ポンプ3の運転台数毎
に運転台数を変更するべき圧力を計算し、送水ポンプ3
の運転台数を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍機あるいは温水ボイラー等の
熱源機器によって作られた冷水あるいは温水を室内側に
循環させるために、複数台の送水ポンプを設けて、室内
側の要求する水量によって、送水ポンプの運転台数を決
定する制御を行う場合、送水ポンプの運転台数を決定す
るための指標である水量や圧力の指標値は、空気調和設
備の方式による特性や、送水ポンプの性能、配管の抵抗
特性等に関して、専門的な知識を有する人間が設定を行
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式だと、制御
装置に関する知識のみならず、空気調和システムや流体
力学に関する知識が必要であり、経験を積んだ技術者で
ないと設定できないために、現場で設定、調整を行う人
間に制約と負担を与えるという問題点があった。本発明
は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、現場で設
定、調整を行う人間に対する制約と負担が軽減される空
気調和システムを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、熱源機器により作られた冷水又
は温水を、空調する室内側に分配するために送水ポンプ
を複数台設置し、室内側の要求する水量により変化する
送水圧力を送水ポンプの吐出側の配管に設けた圧力セン
サによって検出し、その検出圧力によって送水ポンプの
運転台数を変更する空気調和システムにおいて、送水ポ
ンプの最大運転台数、送水ポンプの設計流量、設計圧力
及び末端必要圧力を設定することによって、送水ポンプ
の運転台数毎に運転台数を変更するべき圧力を計算し、
送水ポンプの運転台数を制御する空気調和制御手段を備
えたことを特徴とする。
【0005】請求項2の発明では、熱源機器により作ら
れた冷水又は温水を、空調する室内側に分配するために
送水ポンプを複数台設置し、室内側の要求する水量を室
内側からの戻り側の配管に設けた流量計により検出し、
その検出流量によって送水ポンプの運転台数を変更する
空気調和システムにおいて、送水ポンプの最大運転台
数、送水ポンプの流量、圧力特性値及び末端必要圧力を
設定することによって、送水ポンプの運転台数毎に運転
台数を変更するべき流量を計算し、送水ポンプの運転台
数を制御する空気調和制御手段を備えたことを特徴とす
る。
【0006】請求項3の発明では、熱源機器により作ら
れた冷水又は温水を、空調する室内側に分配するために
送水特性変更装置を具備した送水ポンプを1台乃至複数
台設置し、室内側の要求する水量により変化する送水圧
力を送水ポンプの吐出側の配管に設けた圧力センサによ
って検出し、その検出圧力と目標圧力から送水ポンプの
送水特性を調節して圧力を−定に保つとともに、送水特
性の調節範囲を越えて圧力の偏差が増大したときに、送
水ポンプの運転台数を変更する空気調和システムにおい
て、送水ポンプの最大運転台数、送水ポンプの流量、圧
力特性値及び末端必要圧力を設定することによって、送
水ポンプの運転台数毎に送水特性を調節するための目標
圧力を計算し、送水ポンプの運転台数、送水ポンプの送
水特性を制御する空気調和制御手段を備えたことを特徴
とする。
【0007】請求項4の発明では、熱源機器により作ら
れた冷水又は温水を、空調する室内側に分配するために
送水特性を変化させる送水特性変更装置を具備した送水
ポンプを1台乃至複数台設置し、室内側の要求する水量
を室内側からの戻り側の配管に設けた流量計により検出
し、その流量によって送水ポンプの運転台数を変更し、
且つ室内側の要求する水量により変化する送水圧力を送
水ポンプの吐出側の配管に設けた圧力センサによって検
出し、その検出圧力と目標圧力から送水ポンプの送水特
性を調節して圧力を−定に保つ空気調和システムにおい
て、送水ポンプの最大運転台数、送水ポンプの流量、圧
力特性値及び末端必要圧力を設定することによって、送
水ポンプの運転台数毎に変更する流量と送水特性を調節
するための目標圧力を計算し、送水ポンプの運転台数、
送水ポンプの送水特性を制御する空気調和制御手段を備
えたことを特徴とする。
【0008】請求項5の発明では、請求項4の発明にお
いて、室内側に設けた空気調和機から帰ってきた冷水又
は温水を集める第1のヘッダーと、第1のヘッダーから
出た冷水又は温水を1台乃至複数の熱源機器に分配する
第2のヘッダーとを備えるとともに流量計を第1のヘッ
ダーと第2のヘッダーとの間の配管に設け、熱源機器1
3で作られた冷水又は温水は第3のヘッダーを介して送
水ポンプへ送られ、送水ポンプから出た冷水又は温水は
第4のヘッダーを介して空気調和機へ送られることを特
徴とする。
【0009】而して各請求項の発明では、空気調和制御
手段に、定められた数値を入力するだけで、制御のため
の各設定値がその空気調和システムに適応した値となる
ように計算されて自動的に設定され、適切な送水ポンプ
の制御が行える。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)本実施形態は図1に示すように、室内側
空調機器を循環して帰ってきた冷水或いは温水をヘッダ
ー5を介して冷凍機あるいは温水ボイラー等の熱源機器
群1に送り、この熱源機器群1によって冷却して作られ
た冷水あるいは加熱して作られた温水をまとめるヘッダ
ー2に複数台の送水ポンプ3…を接続し、送水ポンプ3
…により加圧された水をまとめるヘッダー4を介して室
内側の各系統の配管を介して室内側空調機器へ送水する
ようになっている。空気調和制御装置DCは送水ポンプ
3…の運転制御及び後述の計算を行う空気調和制御手段
を構成するものである。二方弁7は送水ポンプ3をバイ
パスする場合に開成されるものである。
【0011】次に送水ポンプ3の最大運転台数、送水ポ
ンプ3の設計流量、設計圧力及び末端必要圧力から、送
水ポンプ3の運転台数を変更するべき圧力の適正な数値
を計算式によって求めることができることを説明する。
図1において、送水ポンプ3…の設計流量をV0、設計
圧力をP0、送水ポンプ特性曲線上の任意の1点(設計
流量、圧力とは別の1点)の流量をV1、圧力をP1と
する。送水ポンプ3の流量と圧力の特性曲線を下記の2
次式で近似するものとする。
【0012】 P=K1×V2 +K2 …(式1) ここでPは圧力、Vは流量、K1は2次係数、K2は無
次係数である。前述の送水ポンプ3…の設計圧力、流
量、特性曲線上の圧力、流量が既知であれば、K1、K
2は以下の式によって求められる。 K1=(P0−P1)/(V02 −V12 ) …(式2) K2=(P1×V02 −P0×V12 )/(V02 −V12 ) …(式3) また室内側の負荷が最大である(要求水量が最大)時の
配管系の圧力抵抗曲線を下記の式で表す。
【0013】 P=A×V2 …(式4) ここでPは圧力(抵抗)、Vは流量Aは2次係数であ
る。送水ポンプ3…の選定が正しいとすると、この曲線
は送水ポンプ3…の最大運転台数をNとして、(P0、
N×V0)の点を通るはずであるから、Aは次式により
求められる。 A=P0/(N×V0)2 …(式5) 室内側の配管の末端で必要な圧力(以下末端必要圧力と
いう)をpとし、室内側の流量に拘わらず常にこの圧力
を末端で確保するするための、流量と圧力の関係は(式
4)の圧力抵抗曲線を基にして下記の式で表せる。
【0014】 P=A×V2 +p …(式6) 送水ポンプ3…をn台運転しているときの送水ポンプ全
体の性能曲線は(式1)より下記の式で表される。 P=K1×(V/n)2 +K2 …(式7) 本実施形態では、送水ポンプ3の運転台数の変更は送水
ポンプ3の吐出側の配管に設置した圧力センサ6によっ
て検知する送水圧力を基準として判断する。送水ポンプ
3を(n−1)台運転しているとき1台起動して(n段
目増段という)n台運転とすベき送水圧力Pnoは、(n
−1)台運転しているときの送水ポンプ3…全体の性能
曲線と末端必要圧力を確保するための曲線との交点より
求められる。すなわち以下のとおりである。
【0015】 P=A×V2 +p …(式8) P=K1×〔V/(n−1)〕2 +K2 …(式9) ∴Pno=(K2−X×p)/(1−X) …(式10) 但しX=K1/〔A×(n−1)2 〕 またn台運転時に1台停止して(n段目減段という)
(n−1)台運転とすべき送水圧力Pnsは、n段目増
段を行うときの流量Vnoにおけるn台運転時の送水圧力
と同じにするべきであるから(式6)と(式7)と(式
10)より下記の式で求められる。
【0016】 Vno 2 =(Pno−p)/A …(式11) Pns=K1×(Vno/n)2 +K2 …(式12) =K1×〔(Pno−p)/A〕/n2 +K2 =〔K1/(n2 ×A)〕×〔(K2−X・p)/(1−X)−P〕 +K2 =K1・(n−1)2 ・(K2−p)/〔n2 ・A・(n−1)2 − KI〕+K2 但しX=K1/〔A×(n−1)2 〕 而して上記の計算及び送水ポンプ3…の運転制御を空気
調和制御装置DCが行うことになる。
【0017】本実施形態における以上の関係を最大運転
台数N=4のときにグラフで表したものを図2に示す。 (実施形態2)本実施形態2は、図3に示すように実施
形態1に室内側を循環して帰ってきた冷水あるいは温水
をまとめるヘッダー8を設け、全体の循環水量を検知す
るための流量計9を通じた後、熱源機器群1にヘッダー
5により分配するようにした点で実施形態1と相違す
る。尚その他の構成は実施形態1と同じである。
【0018】而して本実施形態では、増減投の判断を室
内側からの帰り配管に設置した流量計9によって検知さ
れる室内側の要求水量によって送水ポンプ3の運転台数
を変更する。実施形態1と同様に、流量に拘わらず末端
必要圧力を確保するとして、n段目増段流量は、末端必
要圧力確保曲線と(n−1)運転時のポンプ全体の性能
曲線との交点から求められる。実施形態1と全く同様に
n投目増段圧力Pnoは以下の式で求められる。
【0019】 Pno=(K2−X×p)/(1−X) …(式13) 但し =K1/〔A×(n−1)2 〕 このPnoを(式8)に代入すればn段目増段流量Vno
求められ、次式の通りとなる。 Vno=√〔(K2−p)/(A−A×X)〕 …(式14) 但しX=K1/〔A×(n−1)2 〕 またn段目減段流量はn段目増段流量から−定流量を差
し引いて求める。(一般的にはポンプ設計流量の20%
程度)本実施形態における以上の関係を最大運転台数N
=4のときにグラフで表したものを図4に示す。
【0020】(実施形態3)本実施形態は、図5に示す
ように送水ポンプ3に送水特性を変化させるインバータ
等の送水特性変更装置10を具備した点で、実施形態1
と相違する。その他の構成は実施形態1と同じである。
而して本実施形態では、送水ポンプ3に送水特性を変化
させる送水特性変更装置10、例えばインバータを具備
し、送水ポンプ3の吐出側の配管に設置した圧力センサ
6によって検知される送水圧力を、送水ポンプ3の送水
特性を調節することによって−定に保ち、送水特性を変
化させるだけでは送水圧力を−定に保てない状態になっ
たとき、すなわち送水圧力が目標値から−定量ずれたと
きに運転台数を変更する。
【0021】例えば(n−1)台運転時の目標圧力P
n-1 は、末端必要圧力確保曲練と、ポンプを(n−1)
台建碑運転しているときのポンプ全体の性能曲線との交
点の圧力となる。実施形態1の場合と同様に(式8)と
(式9)より目標圧力Pn-1 は下記の式により求められ
る。 Pn-1 =(K2−X×p)/(1−X) …(式15) 但し =K1/〔A×(n−1)2 〕 送水ポンプ3の増減段は、送水特性を変化させる装置を
調節することによって送水圧力を上記の目標圧力に保て
なくなったときに行う。すなわち送水圧力が目標圧力か
ら−定量(概ね目標圧力の20%程度)以上高くなった
ときに減段、一定量(槻ね目標圧力の20%程度)以上
低くなったときに増投を行う。
【0022】本実施形態における以上の関係を最大運転
台数N=4のときにグラフで表したものを図6に示す。 (実施形態4)本実施形態は、図7に示すように送水ポ
ンプ3に送水特性を変化させる送水特性変更装置10を
具備した点で、実施形態2と相違する。その他の構成は
実施形態2と同じである。
【0023】次に本実施形態では、、増減段の判断を室
内側からの帰り配管に設置した流量計9によって検知さ
れる室内側の要求水量によって送水ポンプ3の運転台数
を変更すると共に、その流量に応じた目標圧力を計算
し、送水圧力から送水特性を変化させる装置を調節す
る。本実施形態は実施形態2と全く同様にしてn段目増
段流量Vnoが求められ、次式の通りとなる。
【0024】 Vno=√〔(K2−p)/(A−A×X)〕 …(式16) 但しX=K1/〔A×(n−1)2 〕 n段目減段流量はn段目増段流量から一定流量を差し引
いて求める。(一般的にはポンプ設計流量の20%程
度) 送水ポンプ3に送水特性を変化させる装置を調節するた
めの目標圧力は、流量にかかわらず末端必要圧力を確保
するとして、末端必要圧力確保曲線とその時点の室内側
の要求水量より以下の式で求められる。この値は要求水
量が常に変化するため、制御中は常に計算を実行して求
める。
【0025】 P=A×V2 +p …(式17) 本実施形態における以上の関係を最大運転台数N=4の
ときにグラフで表したものを図8に示す。 (実施形態5)本実施形態5は実施形態4に対応する具
体実施例を示し、4台の送水ポンプ3 1 …の吐出側にヘ
ッダー4に設置した圧力センサ6、室内側に設けた空気
調和機12からの帰り配管をまとめるヘッダー8と、3
台の熱源機器11 …に分配するヘッダー5との間に設置
した流量計9の信号を空気調和制御手段である空気調和
制御装置DCに取り込み、空気調和制御装置DCは予め
入力されたポンプ最大運転台数、送水ポンプ31 …の流
量、圧力特性値、末端必要圧力から上述した計算により
求めた運転台数を変更流量値によって、送水ポンプ31
…の適正運転台数を決定し、流量値から求められる目標
送水圧力と、現状送水圧力からインバータからなる送水
特性変更装置101 …を制御して送水ポンプ31 …の送
水圧力を適正に保つ制御を行うのである。
【0026】尚図中11…は二方弁、13…は戻ってき
た冷水或いは温水を熱源機器11 …へ送るためのポン
プ、14はヘッダーバイバス用弁を示す。上記実施形態
で送水特性変更装置10を具備する送水ポンプ3は複数
台であるが、1台の場合でも良い。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、熱源機器により作ら
れた冷水又は温水を、空調する室内側に分配するために
送水ポンプを複数台設置し、室内側の要求する水量によ
り変化する送水圧力を送水ポンプの吐出側の配管に設け
た圧力センサによって検出し、その検出圧力によって送
水ポンプの運転台数を変更する空気調和システムにおい
て、送水ポンプの最大運転台数、送水ポンプの設計流
量、設計圧力及び末端必要圧力を設定することによっ
て、送水ポンプの運転台数毎に運転台数を変更するべき
圧力を計算し、送水ポンプの運転台数を制御する空気調
和制御手段を備えたので、また請求項2の発明は、熱源
機器により作られた冷水又は温水を、空調する室内側に
分配するために送水ポンプを複数台設置し、室内側の要
求する水量を室内側からの戻り側の配管に設けた流量計
により検出し、その検出流量によって送水ポンプの運転
台数を変更する空気調和システムにおいて、送水ポンプ
の最大運転台数、送水ポンプの流量、圧力特性値及び末
端必要圧力を設定することによって、送水ポンプの運転
台数毎に運転台数を変更するべき流量を計算し、送水ポ
ンプの運転台数を制御する空気調和制御手段を備えたの
で、更に請求項3の発明は、熱源機器により作られた冷
水又は温水を、空調する室内側に分配するために送水特
性変更装置を具備した送水ポンプを1台乃至複数台設置
し、室内側の要求する水量により変化する送水圧力を送
水ポンプの吐出側の配管に設けた圧力センサによって検
出し、その検出圧力と目標圧力から送水ポンプの送水特
性を調節して圧力を−定に保つとともに、送水特性の調
節範囲を越えて圧力の偏差が増大したときに、送水ポン
プの運転台数を変更する空気調和システムにおいて、送
水ポンプの最大運転台数、送水ポンプの流量、圧力特性
値及び末端必要圧力を設定することによって、送水ポン
プの運転台数毎に送水特性を調節するための目標圧力を
計算し、送水ポンプの運転台数、送水ポンプの送水特性
を制御する空気調和制御手段を備えたので、また更に請
求項4の発明は、熱源機器により作られた冷水又は温水
を、空調する室内側に分配するために送水特性を変化さ
せる送水特性変更装置を具備した送水ポンプを1台乃至
複数台設置し、室内側の要求する水量を室内側からの戻
り側の配管に設けた流量計により検出し、その流量によ
って送水ポンプの運転台数を変更し、且つ室内側の要求
する水量により変化する送水圧力を送水ポンプの吐出側
の配管に設けた圧力センサによって検出し、その検出圧
力と目標圧力から送水ポンプの送水特性を調節して圧力
を−定に保つ空気調和システムにおいて、送水ポンプの
最大運転台数、送水ポンプの流量、圧力特性値及び末端
必要圧力を設定することによって、送水ポンプの運転台
数毎に変更する流量と送水特性を調節するための目標圧
力を計算し、送水ポンプの運転台数、送水ポンプの送水
特性を制御する空気調和制御手段を備えたので、更にま
た請求項5の発明は、請求項4の発明において、室内側
に設けた空気調和機から帰ってきた冷水又は温水を集め
る第1のヘッダーと、第1のヘッダーから出た冷水又は
温水を1台乃至複数の熱源機器13に分配する第2のヘ
ッダーとを備えるとともに上記流量計を第1のヘッダー
と第2のヘッダーとの間の配管に設け、熱源機器13で
作られた冷水又は温水は第3のヘッダーを介して上記送
水ポンプへ送られ、上記送水ポンプから出た冷水又は温
水は第4のヘッダーを介して上記空気調和機へ送られる
ので、空気調和制御手段に、定められた数値を入力する
だけで、制御のための各設定値がその空気調和システム
に適応した値となるように計算されて自動的に設定さ
れ、適切な制御が行え、そのため現場で設定、調整を行
う人間の負担が軽減されるとともに、間違った数値を設
定してしまい、試運転調整時に各機器や配管に悪影響を
及ぼしてしまう可能性も低くなり、また送水ポンプの台
数や流量特性値が違っていても適用できる計算式で演算
することが可能であるため、現場毎に計算のためのプロ
グラムを変更する必要が無いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の概略構成図である。
【図2】同上の諸要素の関係を説明するグラフ図であ
る。
【図3】実施形態2の概略構成図である。
【図4】同上の諸要素の関係を説明するグラフ図であ
る。
【図5】実施形態3の概略構成図である。
【図6】同上の諸要素の関係を説明するグラフ図であ
る。
【図7】実施形態4の概略構成図である。
【図8】同上の諸要素の関係を説明するグラフ図であ
る。
【図9】実施形態5の構成図である。
【符号の説明】
1 熱源機器群 2 ヘッダー 3 送水ポンプ 4 ヘッダー 5 ヘッダー 6 圧力センサ 7 二方弁 DC 空気調和制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源機器により作られた冷水又は温水を、
    空調する室内側に分配するために送水ポンプを複数台設
    置し、室内側の要求する水量により変化する送水圧力を
    送水ポンプの吐出側の配管に設けた圧力センサによって
    検出し、その検出圧力によって送水ポンプの運転台数を
    変更する空気調和システムにおいて、送水ポンプの最大
    運転台数、送水ポンプの設計流量、設計圧力及び末端必
    要圧力を設定することによって、送水ポンプの運転台数
    毎に運転台数を変更するべき圧力を計算し、送水ポンプ
    の運転台数を制御する空気調和制御手段を備えたことを
    特徴とする空気調和システム。
  2. 【請求項2】熱源機器により作られた冷水又は温水を、
    空調する室内側に分配するために送水ポンプを複数台設
    置し、室内側の要求する水量を室内側からの戻り側の配
    管に設けた流量計により検出し、その検出流量によって
    送水ポンプの運転台数を変更する空気調和システムにお
    いて、送水ポンプの最大運転台数、送水ポンプの流量、
    圧力特性値及び末端必要圧力を設定することによって、
    送水ポンプの運転台数毎に運転台数を変更するべき流量
    を計算し、送水ポンプの運転台数を制御する空気調和制
    御手段を備えたことを特徴とする空気調和システム。
  3. 【請求項3】熱源機器により作られた冷水又は温水を、
    空調する室内側に分配するために送水特性変更装置を具
    備した送水ポンプを1台乃至複数台設置し、室内側の要
    求する水量により変化する送水圧力を送水ポンプの吐出
    側の配管に設けた圧力センサによって検出し、その検出
    圧力と目標圧力から送水ポンプの送水特性を調節して圧
    力を−定に保つとともに、送水特性の調節範囲を越えて
    圧力の偏差が増大したときに、送水ポンプの運転台数を
    変更する空気調和システムにおいて、送水ポンプの最大
    運転台数、送水ポンプの流量、圧力特性値及び末端必要
    圧力を設定することによって、送水ポンプの運転台数毎
    に送水特性を調節するための目標圧力を計算し、送水ポ
    ンプの運転台数、送水ポンプの送水特性を制御する空気
    調和制御手段を備えたことを特徴とする空気調和システ
    ム。
  4. 【請求項4】熱源機器により作られた冷水又は温水を、
    空調する室内側に分配するために送水特性を変化させる
    送水特性変更装置を具備した送水ポンプを1台乃至複数
    台設置し、室内側の要求する水量を室内側からの戻り側
    の配管に設けた流量計により検出し、その流量によって
    送水ポンプの運転台数を変更し、且つ室内側の要求する
    水量により変化する送水圧力を送水ポンプの吐出側の配
    管に設けた圧力センサによって検出し、その検出圧力と
    目標圧力から送水ポンプの送水特性を調節して圧力を−
    定に保つ空気調和システムにおいて、送水ポンプの最大
    運転台数、送水ポンプの流量、圧力特性値及び末端必要
    圧力を設定することによって、送水ポンプの運転台数毎
    に変更する流量と送水特性を調節するための目標圧力を
    計算し、送水ポンプの運転台数、送水ポンプの送水特性
    を制御する空気調和制御手段を備えたことを特徴とする
    空気調和システム。
  5. 【請求項5】室内側に設けた空気調和機から帰ってきた
    冷水又は温水を集める第1のヘッダーと、第1のヘッダ
    ーから出た冷水又は温水を1台乃至複数の熱源機器に分
    配する第2のヘッダーとを備えるとともに流量計を第1
    のヘッダーと第2のヘッダーとの間の配管に設け、熱源
    機器で作られた冷水又は温水は第3のヘッダーを介して
    上記送水ポンプへ送られ、送水ポンプから出た冷水又は
    温水は第4のヘッダーを介して空気調和機へ送られるこ
    とを特徴とする請求項4記載の空気調和システム。
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